竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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小鹿野(秩父)バイクの森にて演奏
 話しは前回〔ランチ付きの Mirano ライブ参照〕の続きで、Mirano さんのライブが終わってすぐの時間から書き始めようと思います。この日は夜にもライブが入っていまして。それは埼玉県秩父市の小鹿野という所で、アルトサックスの郷原君と一緒に行く事になっていました。小鹿野というのがまた遠い所なのですが、本番は18:30に設定されていて、Mirano さんのライブが終わったのが14:45頃だったので、この時点で既にタイトなスケジュールだという事は理解していました。
 昼にライブを行った Maion Creative Company という所は、最寄り駅の1つが西武池袋線の椎名町駅になるのですが、これから行く秩父という所が西武線沿線だったのは幸いだったのかもしれません。しかし、秩父は普通電車で行くと2時間弱ぐらい掛かるような場所なので、今回は特急電車を選択させて頂きましたが、それは池袋駅発が15:30というもので、もう自分が急いで向かったのは言うまでもありません。事前にチケットは取っておいたので、発車10分前に着くという一種ギリギリな感じでも、少しは心に余裕があったのは良かったのですが、本当にタイトに組んでしまったと思いましたね…。

   池袋駅の特急ホームは専用の場所にあります   武甲山が見えると、秩父に来た感じがしますね

 西武線の特急は“(ニュー)レッドアロー”と呼ばれていて、安い値段の割には座席は広く、なかなか乗り心地の良い列車でもありますが、これで西武秩父駅まで、1時間20分の旅です。最初は関東平野部を淡々と走る感じですが、途中の飯能駅を過ぎてから急に山間の中に入っていって、旅の後半部分は山岳路線並みの車窓になるのが特徴です(ただ、路線の建設は新しいので、急カーブや急勾配等という感じではありません)。そして、その山間部分を抜けると秩父市に入ります。窓の向こうには、その容姿が特徴的な武甲山を見て、時間通り16:50に西武秩父駅に到着しました。

   旅気分?が盛り上がる西武秩父駅   バイクの森は、洋風造りの建物でした

 しかし小鹿野という場所は、ここから車で、更に20分~30分程先の場所にあります。一応バスも出てはいるのですが、今回はお店のスタッフの方による送迎がありまして、スムーズに移動させて頂きました。しかも、このお店の社長は大の車好きなのだそうで、その送迎車は“センチュリー”という、かなりハイソな車種にお世話になってしまいました(写真左上参照)。後部座席にレースのカーテンが付いている車に乗ったのは、恐らく今回が生まれて初めてでしょう(笑)。
 そんな中、山を1つ超える感じで到着したバイクの森…。ここは、要するにモーターバイクの博物館施設のような場所で、温泉施設やレストラン施設も備えたお店なのですが、今回はそのレストランでの演奏を頼まれていました。なかなか広い空間に、座席とテーブルが幾つか置かれてあり、その中にグランドピアノも置いてありました。成程、どちらかというと、お客さんに囲まれて演奏するパターンのようです。
 また、お店の一辺は一面のガラス張りになっていて、その向こうには木々を挟んで外の景色が眺められるようになっていたのですが、この感じ…何かと似ているような…。これは、後程お店の方にも言われてアッと思うのですが、実はこのレストランは、元々大浴場だった所を改造して、今の形にしたのだそうです。…確かに、よく見るとガラス張り側の床は一段低い感じになっていますし、この扇型のような空間は、大浴場の雰囲気そのものです。
 そして、それは音の反響具合でもそうでした。音がどうも響き過ぎるのです…。マイクを入れなくても大きい音で聞こえるのは良いのですが、音の跳ね返りが強くて、音1つ1つの輪郭がどうも掴み難い感じでしょうか…。今回はサックスとピアノのデュオなので何とかなりましたが、恐らくドラムを入れたら大変な事になるかもしれません。お客さんが入れば少しは音が吸収されて、幾分改善はされるのでしょうが、今後、何とかさせたい部分ではありましたね…。

   確かに大浴場だった時の名残が…(笑)   バイクの森からの夕陽です

 …さて、音回りについて理解したところで、このまま本番に臨みます。お店には17:20頃に着いて、リハーサルをやって、そして本番は18:30からだったので、もう早め早めにやるしかないのです(笑)。
 そんな時、自分はあるお客さんから声を掛けられました。聞くと、前に自分の演奏を小鹿野で聴いた事があるというのです。あッ!…と思いましたが、確かに自分は昨年の5月末に、小鹿野の夢鹿蔵という所で演奏した事がありました〔再び訪れた夢鹿蔵演奏参照〕。この時に来て頂いていたお客さんが、この日もたまたま(バイクの森ライブでは、自分の名前を事前に知らせていなかった為)いらしてくれていたわけですが、もう1年以上前の事なのに覚えていて下さっていて、本当に有難い事だと思いました…。また、夢鹿蔵のオーナーの方も見えていて、秩父というのはどこか不思議なパワーでもあるのでしょうか…。何だか楽しいライブになりそうです♪
 そして実際、室内は暑かったんですけど(笑)、なかなか楽しいものが出来上がりました。音が響き過ぎて、特にMC等は聞き辛かったとは思うのですが(MCもマイクは使ってませんので…)、一生懸命聞いて下さる方が多く、遣り甲斐のあるライブになったと思いました。また、前回の夢鹿蔵でのライブの時でもそうでしたが、お客さんが全体的に暖かく、意見を投げ掛ければ、ちゃんと返ってくる…というのが本当に有難くて、これこそ秩父だからこそのライブだと思いましたね。
 また、この日は初めて、自分の曲(“Morning In Trastevere”と“On The Way Home”の2曲です)を郷原君と一緒に演奏したのですが、よく考えたら、自分の曲のメロディーを丸々1人に任す…という状況(たまに自分も弾いていますが…)は初めてだったかもしれませんね。今後また挑戦してみようと思いました!…その効果か分かりませんが、今回10枚程持って行った自分のオリジナルCD『Pictures』も全部売れまして、改めて感謝したいところでもありました。…ライブ後にはお店の賄いも戴き、もう満足度はピークに達していた感じでしょうか(笑)。良い時間を過ごす事が出来たと思います♪

   白熱させた(実際部屋が暑かった…笑)演奏でした   料理は格別の美味しさでした♪

 さて、ライブも終わり、そろそろ帰る時間…と、いつもならそうなるのでしょうが、なんと今回は宿が用意されているという事で、また車でそこまで送って貰いました。場所は小鹿野町の中心部にある須崎旅館という所で、ロビーには囲炉裏があり、秩父の情緒が至る所に感じられる旅館でした。ここはもう、大事にその雰囲気を噛み締めておきたいところですが、この日は朝が早かったのと、ライブを2本頑張ったのと、賄いとビールを頂き過ぎて疲れが溜まっていたのか、わりと早く自分は眠りについてしまいました…。それもまた贅沢というものでしょう♪

   爽やかな朝です   なかなか風格のある旅館でした

 そして次の日ですが、この日も旅館でゆっくりしている…というわけにはいきませんでした。どうやら、運転手の方が本社(東京の神田にあるそうで)に昼前に戻らなければならず、せっかくだから東京まで送っていくというので、自分達もそれに便乗せざるを得ない状況だったのです。なんせ、ここから鉄道の最寄駅までは車で20分強の距離にあるのですから…。
 そんなこんなで、朝7:30頃には起き、自分は昨夜行きそびれた大浴場(そんなに大きくはなかったですが…笑)に行き、朝8:30には小鹿野を後にした形になりました。何だか名残惜しいですが、仕方がありません…。このまま東京まで送ってくれると言うのですから、ここはそれに甘える事にしてしまいましょう…。


 ……。


 ……。


 いや、やはり勿体無い!!


 …という事で、自分だけ西武秩父駅でとりあえず降ろして貰い(もちろん郷原君は降りずにそのままです)、後は寄り道して帰る事にしました(笑)。行きは西武線経由で来たので、帰りは、秩父鉄道、東武東上線経由にしましたが、結構個人的に久しぶりのルートだったので、なかなか楽しい気分を味わえました。
 秩父鉄道という鉄道は、今や関東では見られなくなった元国鉄101系という車両(秩父鉄道では1000系と呼ばれています…)が走っていて、それが今や色々なカラー{国鉄時代の塗装から、昔の秩父鉄道で使われていた塗装(写真右下参照)など}になっているので注目の的にもなっていたりします。更に、元都営三田線の6000系(ここでは5000系)や、元東急の8500系(同7000系)なども走り、更には西武線からの直通列車や、観光の目玉としてSLも運転されているので、もう走る鉄道博物館状態です(笑)。

   西武鉄道からの直通列車です…秩父鉄道御花畑駅付近からの撮影で、背後は西武秩父駅です   元国鉄101系である、秩父鉄道1000系…この塗装は、かつての車両のリバイバル塗装だとか

   1000系の車内は、国鉄時代そのものです!   ちょうど秩父鉄道のSL、パレオエクスプレスを見る事が出来ました!…寄居駅にて…右は東武東上線

 自分らしい旅?の締め括りになって良かったです。色々と充実した2日間でした!

 ☆小鹿野(秩父)バイクの森のHP…http://www.bikenomori.jp/

 ☆郷原繁利のHP…http://sgohara.com/wp/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

この記事に対するコメント

田舎は、落ち着きますよねー! 寄居町は、元カレが住んでる町で寄居駅や小川駅によく迎えにきてもらった思い出があります。あの田舎の駅のホームがなんともいえないですよねー!
【2009/07/15 19:05】 URL | ばち #- [ 編集]

落ち着きますね
しかし、今では小川町にも、かなり大き目のマンションが
建ち始めていて、リアルに時代を感じましたね…。
【2009/07/16 01:24】 URL | 竹内 #- [ 編集]

あっ
あのあと、散策するって言ってたから、街かと思ったら、
そういうことか~~~!

ともあれ、長旅、おつかれさまでした~
【2009/07/18 01:22】 URL | ごーはら #aD8rHxOM [ 編集]

そうです
まあ、この一連の流れも、自分にとっては“散策”なんだけどね(笑)。
色々あったけど、改めてお疲れ様でしたー!
【2009/07/18 01:24】 URL | 竹内 #- [ 編集]


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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

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