竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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観月の宴 at 松島円通院(2008.9.5~9.8)
 オカリナ・サックス奏者であり、自分の学生時代の先輩である高木さんから、今回の演奏の依頼を受けたのは今年の5月頃でした。それは、松島の瑞巌寺という、国宝のお寺の山内にある円通院というところで演奏するので手伝って欲しいというものでした。その時は何となく引き受けましたが、よく考えてみると、その瑞巌寺というものについて、自分は殆ど知識がありませんでした。
 改めて調べてみると、伊達政宗ゆかりの寺でもあり、そして円通院は、二代目藩主忠宗の次男光宗の廟所でもある事が分かりました。なかなか歴史を感じさせてくれる場所でもありますが、そこで演奏というのは興味深いところです。どうやらイベント自体は毎年行われているようで、以前は二胡のライブ等もやっていたのだとか…。そして今年はオカリナとサックスを目玉としたのだそうです。
 この主催は円通院内にある“雲外”という料亭が行っているもので、お客さんからすると、円通院内を見学した後に雲外で食事、そしてその後に音楽鑑賞…という進行にしているのだそうです。つまりは、自分達はこの企画の上でとても大事な位置を任せられていると言っても良く、その下準備も大変なものがあったのですが、2日間の演奏に向け、いざ松島へと向かう手筈になりました。今回のメンバーは、高木さん、自分、そしてベースの池田暢夫君の3人です。

   9月5日(1日目)
 今回は池田君が車を出してくれ、朝9:30頃に自宅まで迎えに来てくれました。現地は15:00入りという事になっていたので、これが果たして余裕のある時間なのかどうかは分かりませんでしたが、まずは荷物積みをしなければなりません。今回の演奏場所は、全くと言って良いほど音響機材が無く、しいて言うなら、電源だけはある…という感じでしょうか(笑)。その為、PAからスピーカーから、全て自分達で持ち込まなければならず、この車は必須のアイテムでもあったのです。
 高木さんは後から新幹線で向かうという事で、この車には乗っていませんでしたが、それでも車の空きスペースは残り僅かといった感じでした。確かに、ウッドベースやアンプも積んでますからね…。そこに自分はキーボードも載せたわけですが、この時点で車の重量はかなりのものがあったように思います。それでいて、池田君の車は軽自動車…。とにかく、頑張って向かうしかありません!

   まだまだ笑顔の池田君   栃木県の上河内SAにて、小休止…

 車は外環道を抜け、東北自動車道に入りました。軽自動車なので、時速100km/時を出すのがやっとという感じでしたが、それでも頑張って北に向かってくれています。また、関東地方では芳しくなかった天気も、福島県に入る頃には晴れていたのが、前向きに考える気持ちの後押しにもなりましたね(しかし、それは宮城県に入ると雨になってしまいます…)。
 そして、入り時間予定の15:00になってしまいましたが、まだ自分達は仙台の手前という辺りを走っているところでした。松島の場所は、仙台よりもう少し北東に進まなければいけないので、遅れてしまう事は必至です。しかし、それは新幹線で来た高木さんも同じ感じになっており、どうやら電車がやや遅れているとの事でした…。まあよく考えたら、何も15:00に入ってなくても…という感じではあったので(笑)、とりあえずは安全運転で、そのまま松島に向かったものです。

   松島らしい風景が見えてきました!   円通院に到着後、何故か自分達が待つ羽目に…(笑)

 現地の松島円通院に到着できたのは15:30頃でした。更に10分遅れて高木さんも到着しましたが、ここで休んでいる暇はありません。会場の下見と、機材の搬入が必要です。この時には雨は止んでいましたが、またいつ降るか分からないのです。迅速に行動したいところでした。

   これが、円通院内の大悲亭という建物です   この日のリハーサルは大悲亭内にて…

 この日はリハーサルだけで、本番は明日以降の6日と7日という流れです。しかし、この日のリハーサルに費やした時間はかなりのものでした。機材設置にしても、もちろん自分達でやらなければいけないわけですが、その配置決めになかなか手間取ります。企画側の希望が、必ずしも音響的に良いような状況になるとは言えないので、それらの調整が大変なのです。また、本来はリハーサルも、大悲亭という建物の前にあるスペースでやる予定だったのですが、天候が悪かったので急遽大悲亭内でやる事にもなりました。これは、天気が悪かった時の本番でも同様の処置になるそうですが、なかなか思い通りに事が運ばす、精神的にはキツい時間が続きましたね。それでいて、リハーサルも2時間半くらいはやってましたから、疲れるのも当然です…。そして、リハーサル後にはもちろん片付けもしなくてはなりません。ここは明日の朝になれば、また観光客が普通に見学に来るのですから…。
 そんなこんなで、20:00近くになってやっと、食事にあり付けることが出来ました…。ここは、こちらの方自ら招待してくれたのですが、ここの御飯が、今までの苦労が一気に吹き飛ぶほどの豪華且つ美味しい食事で、自分も含め皆のテンションの上がったこと上がったこと(笑)。食べ物の力は凄いですね。完璧な海の幸を頂いたと断言して良いと思いました。

   もう、これ以上無いくらいに海の幸がいっぱい!   牡蠣と俺!

 そしてそのままホテルに案内され、長い1日がやっと終えようとしていました。今回泊まらせて貰ったのは、松島センチュリーホテルという、なかなか大きなホテルだったのですが、今月の1日(つまり、つい最近の出来事だったわけで、本当にラッキーだと思いました)に温泉が湧き出たという事で、早速皆で入りに行きました。ここで裸の男同士の会話がなされていたのかは分かりませんが、池田君と高木さんは、共に2時間近く入っていたのが驚きでした。その間、自分はマッサージ・チェアに腰掛けながら寛いでましたが…(笑)。

   池田君、やっとビールにありつけます   自分も、まだまだ飲んでいます♪

 そして部屋に戻り、改めて皆で飲み直しました。実は、先程食事をした所からこのホテルまでも、池田君の運転で車で移動したので、池田君はこの時初めて酒にありつけたわけです。さぞかし美味しかった事でしょう。そして、彼は今朝の7:00前には家を出ている筈ですから、体力的にも今がギリギリなのではないでしょうか…。この日はゆっくりと休むべく、ひとまず早めに眠ったように思います。あまり記憶は確かではありませんが…(笑)。

   9月6日(2日目)
 この日はいよいよ本番ですが、リハーサルの時間を考慮しても、まだ時間は余り過ぎです。やはり、ここは丁寧に松島を観光する事にしましょう。幸い瑞巌寺へは、円通院の方が招待という形を取って下さり、スムーズに回る事が出来ました。また、円通院自体も回る事ができ、今日の演奏に良い影響を与えてくれそうです。
 実はここ円通院は、江戸時代に存在した厳しいキリスト教禁教下にあって、 密かに信仰を守り続けたという隠れキリシタンの地としても重要な場所なのだそうで、それを思わせる遺物や、庭園に咲くバラの花などが、それらを物語っているようでした。

   松島に来たら、ここ瑞巌寺は見ておくべきです   この参道も必見ですが、池田君の表情も必見です

 また、今回演奏する大悲亭ですが、光宗が江戸で納涼を楽しんだ建物を、そのまま海路で解体移築したものなのだそうで、調べれば調べるほど、驚かされる事ばかりでした。そこで演奏出来るというのは、本当に光栄な事なのでしょうね…。

   円通院の石庭も必見ですが、池田君のポーズも必見です   同じくバラ園も必見ですが、やはり池田君と高木さんの…(笑)

 さて、これらの観光が終わってお昼になり食事をとったものの、まだ時間は若干余っていました。では、今度は遊覧船に乗って、松島湾見物と行きましょう。すぐ目の前から1時間毎に遊覧船は運航されていて、1周約50分の気楽な船旅です。この頃にはもう青空が広がっていて、これは気持ち良い航海になりそうだと思いました。

   さあ、仁王丸出港の時です   画面左半分の建物が、今回泊まらせてくれたホテルです

 ただし、船の中はほぼ満員という感じで、のんびり…というものには程遠いものがありました…。船は2階構造になっていて、2階席は特別席でまた別料金という、何だか変なシステムがあったのですが、もちろん自分達は1階席に留まりました。やはりここは有名な観光地なのですね…。
 そして船が出港して沖に進むと、カモメだかウミネコだかが、船と同じスピードで大勢でこちらに並行して飛んできます。そして、乗客はそれらに餌をあげているではないですか…。そう、つまり彼らは餌を貰えると思って、こちらに近付いて来ていたのです。その数たるや、半端ではありませんでしたが、この光景に池田君はげんなりしていました。観光地特有の洗礼を受けた感じでしょうか…。自分も若干疲れてしまいましたね。とりあえずは松島の奇岩(奇島?)と言われる仁王島を見てから、後は座席で眠らさせて頂きました(笑)。

   いやあ、船に群がる群がる…   松島の奇岩の1つ、仁王島です…補強してるかも…

 睡眠不足も解消でき、いよいよ演奏の準備をしに円通院へと向かいました。まずは見学しているお客さんが出るのを待ち、そして機材のセッティングを開始します。空は抜けるような天気で、この時点で野外で演奏する事が決定されました。このイベントは『観月の宴』と題されているので、やはり外で、そして月夜空の下でやりたいものですが、この天気なら心配は無用でしょう。ただし、自分達はまだ外での音出しを行っていないので、そこは入念にリハーサルをやっておきました。

 そして、いよいよ本番です。時間は19:30を回ったところだったので、もう日は暮れ、円通院の庭を照らし出す照明と相まって、ステージ上は幻想的な雰囲気が作られていました。ここでまず高木さんが、この広い庭を利用し、池の向こうの小さい丘からオカリナを吹きながら登場します。曲も“Amazing Grace”で、何とも壮大な登場の仕方でしたが、お客さんも興味を惹きつけられたのではないかと思います。
 その後自分と池田君が加わり、本格的にライブが始まりました。今回は本当に色々な曲を用意していて、それはジャンルにしてもクラシック、ジャズ、民謡、カンツォーネ、アニメソング、ポップスと様々です。またリクエストも多かったのが特徴で、今回は2日間の演奏となっていましたが、それらはどちらの日も演奏するように、極力配慮したものです。

   バックのライトアップも美しいですね   演奏中、火には気を付けて…とも言われました(笑)

 女将さんのリクエストが、ドビュッシーの“月の光”、そして、副住職のリクエストが、映画『火垂るの墓』(!)から“ふたり”(エンドロールで流れる曲です…)でした。また、スタンダード・ジャズも何曲かリクエストがありましたが、やはりこの前者2曲の演奏が今回は一番大変でしたね…。
 “月の光”は3人で演奏できるように自分が譜面を作り直しましたし、“ふたり”はサウンドトラックに合わせて演奏したのですが、これもまたタイミングが掴みにくい曲でもありました。しかし苦労の甲斐あってか、概ね皆さんに好評だったと思います。そして、殆どのお客さんが熱心に耳を傾けているのが、こちらにも伝わってきたのが何より嬉しかったです。
 そんなこんなで無事終了しました。本当に多くのお客さんに見て頂けて有難かったのですが、高木さんは早速お客さんとの会話に参加していましたね。向こうからわざわざ声を掛けてきて下さったようなのですが、実はそういった事はこのイベントでは珍しい事なのだとか…。ここの女将さんも驚いていた様子を見ると、どうやら本当のようですね。確かに、高木さんのMCは聞きやすいですし(笑)、そして話しやすそうですからね…。自分も何人かのお客さんと話させて頂きましたが、色々とお褒めの言葉を頂いて嬉しかったです。また明日に生かしたいと思いました。

   これまた御馳走が並んでおります   住職、女将さん、副住職と記念撮影♪

 そして、片付けが若干遅くなってしまいましたが、そのまま無事食事の時間となりました。この日は、実際雲外でお客さんに出しているものを、そのまま自分達に用意して下さったもので、これはもう会席料理と呼んで間違い無いものでした。実は昨晩の料理を出された時に、「こんな物しかなくてすみませんね、明日はもっと良い物を出しますので」…と言われており、これ以上の物がこの世にあるのか!と思っていたのですが(笑)、この日の料理もまた素晴らしいものでした。感激です…。池田君はこの時点で、円通院の駐車場に車を置いておく事を決意し、皆で飲み会へと発展していきました(まあ、ホテルまでは歩いて行ける距離ですので…)。非常に楽しく、そして、あっという間に時間は過ぎていったような気がしました。この後ホテルに戻り、自分はとりあえず…という感覚で横になるのですが、そのまま眠りについてしまった事は内緒です(笑)。さあ、この勢いで明日も頑張りましょう!

   9月7日(3日目)
 前日は夜12:00前には眠ってしまった自分でしたが、この日は朝6:00前に起床し、朝風呂も爽やかに済ませて、そのまま7:00過ぎには一人でホテルを後にしました。そう、この日の本番までの間を利用し、ちょっと鉄道でも乗りに行ってやるかと思ったのです(笑)。

   朝7:30の松島海岸駅からスタートです   仙石線の車両は、東京地区で走っているJRの通勤型車両とほぼ同じです…ついでに、205系という車両です

 ここの最寄り駅は、JR仙石線の松島海岸という駅になります。ここからまずは仙台に抜け、仙台から仙山線という路線に乗り換え山形まで抜け、更に奥羽本線(山形線とも言いますが…)に乗り換えて…、そして米沢という駅に着いたのが10:30ぐらいだったでしょうか。結構乗り継いできましたが、実はここから出ている米坂線(つまり、また乗り換えるんですけど…笑)という路線が、今回の目的の列車でもありました。

   標準軌の線路を走る、奥羽本線701系…山形駅にて   味がある車両です…米沢駅にて

 米坂線というのは、山形県の米沢から西に本州を横断するように線路が延びており、新潟県の坂町という駅までを結んでいる路線です。いわゆる典型的なローカル線で、人口の少ない県境の山を越える区間などは1日の本数は上下それぞれ6本ずつという、ローカル線の中でもまた、極めてローカル度も強い路線とみて間違いないでしょう。
 ここを走っている車両は、旧国鉄時台からの車両ばかりで、形式的に言えばキハ52、キハ28、キハ58、そしてキハ47という感じなのですが、分からないと思うのでその説明は省略します(笑)。ただ、前者3形式の車両においては、現在のJRではかなりの希少度の高い車両と言って良く、経年も40年を超えるものばかりです。更にキハ52という車両については、現在現役で走っているのはここ米坂線(米坂線は他の路線と直通運転を行っているので、羽越本線等の路線も含まれますが、やはりその数は僅かです…)と、JR西日本区間の大糸線のみとなっているのです。
 そして重要なのは、この秋でこれら米坂線系統の車両は、全部新型車に置き換わるという事です…。これは今まで国鉄風情が残されていた路線がまた1つ消える事を意味し、だからこそ今回乗っておきたかったという気持ちがあったのです。もちろん?米坂線は初めて乗る路線ではありませんが、あの頃はまだまだこれらの車両は全国に沢山走っていました(…とは言っても10年くらい前の話しですが…)。そして、今では希少価値の高い車両…いや、希少価値の高い路線と言って良いでしょう。今回松島にツアーに来れたというのは、ある意味米坂線に乗れるチャンスが来たと言っても良かったわけです(笑)。

   国鉄塗装車に乗れたのは、運が良かったとしか言えません   時代を感じさせるキハ52型の車内

 ただ、米坂線を走る車両は、これまでに紹介した車両が入り交じって運用されている為、自分は最も希少価値の高いキハ52に乗りたかったのですが、今回の乗車にあたってその車両に当たるかどうかは、運を天に任せるしかありませんでした。しかし、米坂線の発車ホームに停車している車両を見て安心しました。これから乗る列車は、キハ47+キハ52+キハ47という3両編成で、目的のキハ52はちゃんと連結されていたのです。しかも驚いた事に、旧国鉄塗装車ではありませんか!…現在JR線を走っている旧国鉄車両というのは、昔のイメージを覆したかったのか、それぞれ地域にあった塗装が施されている事が多く、ここ米坂線も、“新潟色”と言われる白に青と赤いラインが入っている車両が主流です。しかし、最近になって旧国鉄時代への回帰というか、昔を懐かしむという考えをする人も増えてきていて、沢山あるうちの1車両だけ、旧国鉄塗装に塗り替えるというパターンも多くなってきたのです。ここもその一環の1つで、この地域でこの塗装になっているのは今目の前にある車両のみなので、本当に運が良かったと言えます。これが先頭車両になっていないのが惜しいところですが、この際わがままは言ってられません。早速車両に乗り込みました。もちろんキハ52にです。
 車内も、今となっては懐かしい感じでした。冷房は付いていなく、窓を開けて走りますが、最近では窓を下から上に開けられるという車両も少なくなってきました。ディーゼル車なので、窓を開けると若干外の排気エンジンが車内に入ってくるのですが、これもまた旧車両の醍醐味でもあります…。最近の車両にはない騒音の大きさや、そこまで良いとは思えない乗り心地もまた懐かしい感じでもあります。これがあと少しの光景かと思うと惜しい気もしてしまいますが、まあ、こうやって思うのはここに“観光”としてやってくる人達だけであって、毎日利用している人にとっては苦痛でしかないのかもしれません。


   3両とも塗装が異なるのが分かります…先頭はキハ47   喉かとしか言いようがない、米坂線の犬川駅にて…

途中、犬川駅という、これまた“超”が付く程のローカルな無人駅で降り(笑)、そして別の列車で折り返して米沢駅に戻ってきた際に、こちらの編成に連結されていたキハ52とキハ47の乗り心地を比べてみたのですが、特に今では新しいとも思えないキハ47の方が断然静かでしたし、こちらは冷房化もされていたので、やはり快適度に差があったのは否めません。むしろ、キハ52はよく現代まで生き残れたものだとも思ってしまいました。キハ52は(当時の他の気動車に比べたら)力持ちで、単行(1両編成)でも走れる事が長寿の秘訣だったとも言われていますが(要するに代わりになる車両が無かったのです)、どうやら現役もここまでのようです。この秋からは、ますます貴重になってしまうキハ52ですが、今回乗車体験が出来て、本当に良かったと思いました。

   この車両も、近い将来廃車されます   新幹線の連結風景は、子供達にも人気です!…福島駅にて

 そして、戻ってきた米沢駅からは、山形新幹線で福島まで行き、そして東北新幹線に乗り換えて仙台まで戻りました。行きのように山形経由でも帰れたのですが、実は福島経由のほうが時間的に短く行けるのです。新幹線の速さを痛感したルートでもありましたが、米坂線に乗ってきた直後だっただけに、路線に何十年もの時代の差を感じてしまいましたね。時間にしては短かったですが、記憶に留めておきたい列車の旅になったと思います。

 さて、そんなこんなで仙台駅に自分が着いたのは13:00過ぎ頃でしたが、ここで松島観光を終えた?高木さんや池田君と落ち合い、昼食をとりに3人で街へと繰り出しました。仙台と言えば、、、もちろん牛タンです!…ここで、円通寺の方から教えて貰った牛タン屋さんがあったのですが、生憎この日は休みだったという事で、ベタながら“利休”というお店に行かせて頂きました(笑)。しかし、味はもちろん完璧としか言いようが無い代物で、池田君はこれが初めての仙台の牛タンだったようですが、えらく感動していたのを憶えています。また仙台に来たくなってしまいますよね…(笑)。

   バックは関係ありません(笑)   仙台、来て良かったの図…

 そして昼食後、池田君達は車で来ていたので、さすがに自分もその車に乗り込み、3人で再度松島へと車を走らせたのですが、その途中でついに雨が降ってきてしまいました。この日は天候が怪しく、いつ崩れてもおかしくなかった…というか、自分が山形経由で米沢へ向かっていた際には、既に途中で降っている地域もあったくらいでしたが、ここ松島での本降りの雨がやってきてしまいました…。そして、それは大雨へと発展してしまい、さすがにこの雨は野外では演奏できないと思ったものです。
 しかし、これが逆に新鮮だったというか、結局この日の演奏は大悲亭内で行われたのですが、また違った雰囲気を醸し出していて、新たな側面を作り出すことが出来ました。建物内に照明を入れ、そしてお客さんと近い距離で演奏するその場は、自分達との更なる一体感を強めてくれたように思いました。
 もちろん、この日も高木さんは冴え渡るMCをしていましたが(笑)、お客さんの反応の良さと言ったら、こんなにやりやすい状況は無いように思ったほどです。雨降って地固まると言いますが、正にこの日は、雨が降ったからこその演奏会が実現できたように思いました。この日も楽しい時間を過ごす事が出来たように思います。

   これもこれで、格別の雰囲気があります   大悲亭で演奏中、外から中を望む…

 そして、前日も演奏した曲ではありましたが、ここで特筆しておきたい曲があります。高木さんのオリジナル曲である、その名も“大悲亭”という曲です。これは、この日の為に高木さんがメロディーを考えてきて、そして自分と池田君とでハーモニーを付けていったバラード曲なのですが、これがまた好評だったのが嬉しかったです。大悲亭をイメージして作曲した…とは言え、実物を見たのは今回が初めてだったわけですから、何回もお越し頂いているお客さん、そして何よりもここのスタッフさん達にどう聴こえたのかが気になるところでした。
 しかし先ほど言ったように反応は上々で、特に女将さんには大好評でした!…これなら本当に、この円通院大悲亭のテーマ曲になっとしても大丈夫でしょう(笑)。そんな日が来る事を夢見て、今回全ての演奏を終わらせて頂きました。この日は本当にお客さんの反応と一緒に演奏を盛り上げる事が出来たので、遣り甲斐も尚更だった気がします。本当に皆さんありがとうございました♪

 実は、この後が大変でした。…とは言っても、まずは高木さんだけだったのですが、どうやら明日の仕事が朝早いという事で、この日の最終新幹線で帰らなければならなかったのです。その為には、ここを20:50台に出る列車に乗る事が必須だったわけですが、演奏が終わったのが20:00少し前で、片付けやその他諸々の作業等をしていると、かなりタイトなスケジュールがそこにはあったように思います。結果的には間に合ったようですが、こっちはもうハラハラものでした…。まあ、その時は自分達と一緒に深夜の車帰宅コースだったわけですが…(笑)。

   9月8日(4日目)
 …という事で、自分と池田君も円通院の方とお別れをし、長い長い深夜のドライブを乗り越え、自宅に着いたのは次の日の朝5:00前という感じでした。池田君が自分の家まで送ってくれて、更に彼はここからまだ道のりがありますから、本当に何時に着いた事やら…。

   福島県、安達太良SAにて休憩中です…深夜0:30くらいです   出発の時と同じ構図に注目(笑)!

 色々とありましたが、全てに対し精一杯やってきて良かったと思います。そして、円通院の歴史に何かを残せたというのが良かったのではないでしょうか。それこそが、このツアーの何よりの醍醐味だと思いましたね。

 ☆高木陽光さんのHP…http://www7b.biglobe.ne.jp/~leoworldmusic/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆瑞厳寺のHP…http://www.zuiganji.or.jp/

 ☆円通院のHP…http://www.entuuin.or.jp/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

この記事に対するコメント
ブログ、読みました。
その節は、お世話になり、ありがとうございました。
お陰様で、本当に良い会になりました。
竹内君の松島のブログを読んでいると、再度あの時の思い出がよみがえってくるね。
私のブログからも、松島のナイス・リポートとして、ここを推薦&紹介したいです。
続きも楽しみにしてます!!
【2008/09/19 01:43】 URL | 木陽光 #rgDPSow. [ 編集]

いえいえ…
本当に色々な事がありましたからね…(笑)。
しかし、本当に良い思い出、そして貴重な体験をする事が出来ました。
改めて感謝を述べると共に、今後ともどうぞよろしくお願いします!
【2008/09/19 03:13】 URL | 竹内 #- [ 編集]


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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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