竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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地下鉄副都心線開業、その後(西武線編)
 地下鉄副都心線開業、その後シリーズ…。地下鉄編、東武東上線編…と来れば、やはり最後には西武線編でしょう(笑)。西武線というのは、普段そんなに利用しない路線でもあるので、細かな変化を見付けるというのは難しい事でもあるのですが、それでも頑張ってレポートしてみたいと思います。マニアックな記事続きで申し訳ないですが、もう少しお付き合い下さいませ。

 車両の変化というと、やはり地下鉄乗り入れ用でもある6000系に注目です。前にも副都心線乗り入れ改造が行われた当車両を紹介しましたが〔地下鉄副都心線開業に向けて(西武池袋線編)参照〕、まだまだ未改造の編成も多く、これらは当然の事ながら副都心線内には入れない為に、お馴染みの“Y”マークを付けて運行されています(更に言えば、最近の西武線の車両は行先表示器の幕が交換されているのですが、未対応編成はいずれ行先表示器も含め改造される事からか昔のままとなっています…現在の急行はオレンジ色で表示されますが、こちらの編成は赤色のままです…左下写真参照)。

   早速“Y”マークが貼られていた、副都心線未対応の6000系   副都心線対応の6000系は、専ら渋谷方面への列車に使われていた印象です(有楽町線内では殆ど見かけません)

 面白いのは、この副都心線未対応の6000系は、よく有楽町線内だけの運用に付いているという事です。これは副都心線開業前から存在してましたが、要するに、有楽町線の新木場~和光市間を往復しているという事で、西武池袋線に入る事の無い運用が多いのです(もちろん、西武線の車庫に入る運用は存在しています)。和光市駅で、東武東上線の車両と顔を合わせる光景もなかなか面白いのですが、これも「だからどうした…」とか言わないで下さいね(笑)。鉄道趣味的には興味深いと思われる出来事ですので…。
 ダイヤ的には、副都心線への直通列車が増えた分、そのまま西武池袋線内の本数が増えた改正になったわけですが、西武鉄道に関しては、池袋線だけに留まらず、新宿線系統のダイヤも修正が行われた事が特筆されるのではないでしょうか。特に目玉と言えるのは、西武新宿駅と拝島駅を速達で結ぶ、その名も“拝島快速”の設定です(日中のみの設定で、従来の急行列車を置き換えました…左下写真参照)。
 西武拝島線は、西武新宿線の小平駅から分かれ拝島駅まで延びる、いわば新宿線の支線的な位置付けの路線(すみません)で、西武新宿まで直通する急行列車は運転されているものの、拝島線内では各駅に停車という設定ではありました。それが今回設定の拝島快速では、小平駅~玉川上水駅間をノンストップ(ちなみに、西武新宿線内で急行が停車する花小金井駅も通過)という快挙を成し遂げてくれました。確かに、西武拝島線で小平から玉川上水方面に向かうと、この間がやたら長く感じるという心理もあり、拝島線内ではたった3駅の通過なのですが、インパクトは大きいと思います。玉川上水駅には多摩都市モノレールという鉄道が走っており、ここから新宿へ向かう時は、これに乗って立川駅まで行き、そして中央線に乗り換えるという人が多い為、この拝島快速は“VS中央線”という見方も出来ると思います。
 そんな拝島快速は、従来の急行に比べて4駅程通過する駅が多いのですが、これを補う為に、田無駅~玉川上水間で各停列車を設定しているのも西武鉄道の抜かりの無いところです。東武東上線のダイヤ改正後では、日中の準急列車が1時間に1本当たり急行に格上げされた為に、志木駅~川越駅の日中の乗車チャンスは逆に減ってしまいました〔地下鉄副都心線開業に向けて(東武東上線編)参照〕。東武も、この辺りは西武を見習いたいところですね。
 また、今まで西武新宿線の新所沢駅まで直通運転していた西武国分寺線からの列車も、今改正から本川越駅まで延長される事になったので、これも単純に新所沢駅~本川越駅間の各停列車は本数が増える事になったのです(1時間に5本⇒6本)。…前から言っているように、西武鉄道の今改正は本数増に主眼が置かれています。また、地下鉄との直通も、普通に見て強化されていると言って良いでしょう(東上線では、副都心線と乗り入れが始まったものの、乗り入れ本数全体では殆ど増えていません)。何だか、西武鉄道の自信の表れが見えるダイヤ改正…というようにも思えました。

   西武新宿線の6000系は、最初から池袋線系統とは関係を断ち切ったのか、“Y”マークすら掲示されていません   30000系置き換え対象の301系…中村橋駅にて

 その自信の象徴が、今年の4月26日から営業運転を開始した30000系電車ではないでしょうか。これはそもそも、既存の101系、301系(101系の8両固定編成車両…右上写真参照)を置き換える目的で誕生した車両で、副都心線乗り入れ用ではなく、全て自社線内で使う事を前提として造られています。
 副都心線乗り入れ用は改造車両で、それとは関係無い地上運用専用の車両に、全くの新車を持ってきたというのが西武の潔い所ですが(笑)、この車両は“スマイル・トレイン”とも呼ばれ、西武鉄道の新しいシンボルともなるように、かなり力を入れて開発されたというのが興味深い事でもあるのです。
 左下の写真を見て頂ければ分かるように、前面形状は“生まれたてのたまご”をイメージした特徴的なもので、西武鉄道ではこの車両の開発チームに女性社員を多く採用した事からも、そんな影響が出ているのでは…と思います。また、西武鉄道の通勤形電車では初めて裾絞り車体を採用していて、従来の車両よりも若干定員が多くなり、更に車内の天井は、東京メトロ10000系〔地下鉄副都心線開業に向けて(地下鉄編)参照〕と同じく高天井(30000系では“ドーム型”となっています)を採用している事から、通勤型車両としては最大の車内空間を提供しているのだとか…。
 その車内設備についても色々と考えられており、吊革は30000系オリジナルの“たまご形”、座席1つ1つを見ても特徴的ですし、袖仕切りも“たまご形”です。また、車両間の貫通扉も地下鉄10000系と同じく全面ガラス張りですが、こちらにも“たまご”のイラストを描く事で、乗客がぶつからないように配慮されています。
 この車両、内装の採用にあたっては、各鉄道会社の車両の見学を実施する等して決められた事が多いらしく、確かに天井と貫通扉、そして扉上ディスプレイは東京メトロ10000系を、床デザインは東武50000系を、そして座席は、実はJR東日本のE233系〔中央快速線の世代交代参照〕を参考にしたのだとか…。それでいて、扉横にある手摺りは、最近流行の“壁と一体型”モデルではなく、ちゃんと足元まで来ている、掴みやすい手摺りが用意されています。…いわゆる、各鉄道会社車両の“良いとこ取り”…なわけですが(笑)、本当にそうなのだと開発者自身が述べているくらいですから、お客さんが本当に求めている良い車両を造ろう…という意気込みが窺えるというものですね。

   なかなか特徴的なフェイスを持っています…練馬駅にて   椅子のデザインもそうですが、随所に拘りが窺える車内です

 …30000系電車は、現在西武池袋線系統に1編成、西武新宿線系統に2編成が配置されているのみなので、まだまだ見れる確率は少ないものの、2011年までに全部で120両が装備される予定ですので、文字通り西武の顔となる事でしょう(その代わり、本線を走る101系、301系は今後見られなくなる可能性が大です)。

 副都心線開業、その後…というタイトルで始めた今回の記事でしたが、最終的には西武線内のみを走る車両のトピックになってしまった事が、さすが西武鉄道と思わざるを得ません(笑)。今後も副都心線乗り入れと並行し、またまた自分を唸らせる活動を見てみたいものです!

 ☆西武鉄道のHP…http://www.seibu-group.co.jp/railways/

テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用

この記事に対するコメント

個人的には西武鉄道の車両が好きです(笑)。
【2008/07/14 04:21】 URL | #- [ 編集]


自分もなかなかに好きです。
…が、東武も可愛がって下さい(笑)。
【2008/07/14 09:02】 URL | 竹内 #- [ 編集]


とうとう根性で激写したのね。
おめでとう。
しかも、乗っちゃったのね。
おめでとう。
西武線の椅子は固くて、新宿に到着するまでにシリが痺れます。
西武線に乗った後、丸ノ内線に乗ると、まるで丸ノ内線の椅子はソファーのようです。
しかし車両のデザインも堅いし、椅子も固いですが、私は西武線が好きです。
なぜなら駅が浮かれてないから。
変に「エキナカ」とかできないで欲しいです。
素朴なまま頑張れ、西武線。
【2008/07/14 13:14】 URL | りこ #- [ 編集]

あの日は根性でした
しかも、場所どこだか分かります?
池袋線の練馬駅ですよ…。

もう探した探した…。
【2008/07/14 20:01】 URL | 竹内 #- [ 編集]


マジでか???すごいねーー!!
そう言われてみれば、写真は夜になってる。。。
って事は、、どんだけ見張ってたんだよ、、。
【2008/07/15 15:13】 URL | りこ #- [ 編集]

やっと分かったか…
1つのものに情熱を注ぐという美しさが…(笑)。
【2008/07/15 17:01】 URL | 竹内 #- [ 編集]


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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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