竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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エアバスA380、日本初就航!
 エアバスA380-800(以下A380)…。この旅客機を御存知の方はまだ少ないかもしれませんが、現在運航されている旅客機の中で、今までのボーイング747(ジャンボの愛称があります)〔日記 15.(イタリア、ローマ・フィレンツェ編…2007.7.21~7.27)の最初の写真参照〕を抜いて“世界最大の飛行機”になった機体です。
 この飛行機は、2007年10月15日に、最初に発注した航空会社に引き渡されたので、まだ完成して間もない感じなのですが、今年の5月20日に日本に初就航というニュースが流れたのは驚きでした。最初に発注した航空会社…というのは、世界に名高いシンガポール航空という航空会社で、もちろんシンガポールを中心に運航しているのですが、2007年10月25日にシンガポール~シドニー線に世界初就航、そして、2007年3月18日には第2の路線として、シンガポール~ロンドン線に就航、この次に東京(成田)線が割り当てられ、日本は世界で3番目のA380就航地となったのです。
 A380についての詳細は Wikipedia 等を参考になさって頂くとして(笑)、これは、欧州の旅客機メーカーであるエアバス社が、アメリカのボーイング社の超大型旅客機、ボーイング747に対向する為に構想されたのが切っ掛けとなりました。そのため、世界初の総2階建て旅客機となっており、収容力は確かにボーイング747を抜いて、世界トップの座に躍り出ています。
 しかし、その巨大さゆえに開発は難航し、初期の構想から初飛行まで、実に16年の歳月を費やしてしまっています。更に、開発の遅れからデリバリーの遅れも生じており(本来、最初の引渡しは2006年中には行われる筈でした)、現在世界の航空会社から計200機近くのオーダー(他にオプションで約50機)を受けていますが、現時点で運航されているのは、前述のシンガポール航空だけであり、日本の航空会社はまだ導入予定が無いので、それが日本の成田にやってくるというのは、日本の航空史上で見てもエポックメイキングな出来事であるとも言えるのです。
 また、今年の5月20日という日は、成田空港開港30周年の日でもあり、更に言えばシンガポール航空の日本就航40周年でもあるのです。A380の日本初就航日はこれに合わせてきたとも言え、これは東京圏に住んでいる自分にとっては、「行かねば!」…と思わせるのに十分な事例でした。当日のA380のスケジュールは、深夜1:00頃にシンガポールを発ち、朝8:30に成田到着。式典等を行い、昼の13:00にシンガポールへ向け離陸…こんな感じでした。自分はこの日はライブでしたが、離陸を見がてら昼に成田空港に行くくらいなら十分可能です。改めて自分が自由業である事の幸せを感じ(笑)、当日を待つことにしていたのです。

 …と、前置きがかなり長くなりましたが、当日の5月20日朝というのは、関東の天候は荒れに荒れていたのは皆さん御存知の事かと思います。むしろ、果たして無事に着陸するのか…という疑問が出てくるようになってしまいました。そして朝9:00過ぎに自分は起床し、成田空港の到着状況を見てみたのですが、シンガポールのその便は“到着時刻未定”と表示され、まだ着陸していない様子だったのです。そして色々と調べてみると、なんと天候不良の為に、急遽中部国際空港(セントレア)に目的地が変更(これを“ダイバード”と呼びます)になってしまった事が明らかになりました。
 ただ、成田空港が閉鎖になったわけではなく、その時間帯に成田に着陸してくる飛行機もありましたから、これはシンガポール航空独自の判断なのだと思います。日本初就航…という名を掲げての着陸だったので、慎重に慎重を重ねた上で出した結論なのでしょう。これで、成田に行く意味は無くなってしまったかのように思えてしまいました。
 しかし、その後は天候が回復次第成田に向かうとの情報が入ってきまして、自分の出足は若干遅れたものの、やはり成田に行こうと決心しました。この時点で時刻は11:00になろうとしていましたから、随分自分はパソコンと睨めっこをしていた事になりますが(情報は全てネットで調べていました)、とにかく機体を生で見たい…という思いがますます強くなっていった事は確かです。雨は既に上がっていました。

   スカイライナーも10分ぐらい遅れました…日暮里駅にて   インタビューを行っていたのは、どうやらTBSのようでした

 自宅から成田空港までは、鉄道利用で約2時間なのですが、朝の嵐の影響を受けてか、殆どの路線で遅延が生じており、成田空港には13:15頃着く見込みでした。この移動中も携帯の mixi 等で、必死にA380に関する情報を探していたのですが(こういう時に mixi はホント便利だと思いました)、ついに、セントレアは11:20頃に離陸、成田には12:35に着陸するという情報を掴む事が出来ました。この時点で成田空港の離陸は13:00にはまず無理で、せいぜい14:30くらいになるだろうと思ったのですが(実際そうでした…)、自分の成田空港でのタイムリミットは14:00が限界で、離陸風景を見る事は出来なくなってしまう事に気付きました…。しかし、もう生で見れれば良いと思っていたので、とりあえずは急ぎの気持ちのみで成田空港に向かっていたのです。

   A380に対する期待の大きさを窺わせてくれます   この模型もまた迫力があります

 この日は成田空港30周年の日でもあるので、賑わっているターミナルを想像してきましたが、意外にもそこはいつもの静かな空間が広がっていました。確かに、13:00頃というのは閑散としている時間帯でもありますが、これは些か拍子抜けです。まあ、本来朝の8:30に着く予定のA380が、当初より4時間も遅れて成田に着陸したのですから、人が少なくなるのも無理はありません…。ただ、展望デッキには人が多く、恐らく着陸を無事撮り終え、小休止している感じでしょうか。皆A380の離陸に備えて一呼吸おいている雰囲気を窺う事が出来ました。
 ターミナル内は意外と静かでしたが、建物のあちらこちらに“A380日本初就航”の文字が見え、成田空港開港30周年と併せてA380を歓迎している様子でした。そして、A380の模型なんかも置かれていたりして、その前で記念写真を撮る人も結構多かったような気がします。ここは成田空港第1ターミナルの、新しく出来た南ウィング内〔旅日記 7.(韓国編・…2006.10.18~10.21)の最初の写真参照〕に位置しますが、ここからはターミナルに駐機している飛行機がよく見え、やがて人が多く注目している飛行機に目を奪われる事になりました…。

   皆、ここぞとばかりにカメラを向けていました   作業員の人との大きさを見比べると、やはり大きいです…


 いた!!(感動♪)


 …いやー、最初は成田に行くかどうか微妙なところでしたが、苦労して来た甲斐がありましたね。これが、まだ世界で4機しか運航されていないA380の内の1機です。これ以上近付けないのは残念ですが、逆に言えば何の邪魔も無く見える位置に停まっているというのも、粋な計らいではないでしょうか…。ボーイング747より断然大きいのに、胴体が太いせいか長く見えないのが愛嬌ですね(笑)。ずんぐりむっくりな容姿ですが、これが今までの旅客機と比べると機内は静かで、巡航中の動きは大変ソフトなのだそうです。この時点で自分はライブハウスに向かわなければならなかったので、その離陸の勇姿を拝む事は出来なかったのですが、いつかはその姿を、いや、実際に乗って体験したいものだと強く思いましたね。果たして、その日はいつになる事か…(シンガポールに用事なんて、そうそう無いですしね…笑)。

 ☆シンガポール航空のHP(日本語)…http://www.singaporeair.com/saa/ja_JP/index.jsp

 ☆成田空港のHP…http://www.narita-airport.jp/jp/

テーマ:航空機 - ジャンル:写真

この記事に対するコメント

お疲れ様~♪
苦労の甲斐あって、観れて良かったですね~。

シンガポールに用事なくても、乗るために
行ってるのが想像できちゃうくらいの
パワーをこの日記には感じますよ(笑)
【2008/05/21 05:16】 URL | #- [ 編集]

確かに…
この時のパワーなら誰にも負けない自信が…(笑)。

これからは毎日見られる風景ですが、この日の事を
大切に、心の中にしまっておきたいと思います。
【2008/05/21 09:44】 URL | 竹内 #- [ 編集]


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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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