竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旅日記 19.(マレーシア、クアラ・ルンプール編…2008.1.28~2.1)
 毎年この時期になると、決まって東南アジア方面への旅行を計画する自分ですが、今年も例外ではなく、今回はマレーシアへと行ってきました。本当は当初ベトナムに行きたかったのですが、希望の飛行機が取れずこちらは断念し、マレーシアになったのです。赤道にかなり近い場所で、日中は30℃を越える日が殆ど…。まさに寒い日本を飛び出して向かうには打ってつけの国だとは思いました。
 しかし、何故マレーシア?…と言われると困ってしまいますが、まずはこの辺りの近隣の国には殆ど行ってしまったというのが挙げられると思います。韓国、中国、台湾、香港、マカオ、タイ、シンガポール、インドネシア…と、確かに、これらとベトナムを除くと、近隣の主要な国で行ってないのは、フィリピン、カンボジア、マレーシアぐらいしか残らないのです(モンゴルとかブルネイとかはやはり行きにくいので…)。フィリピンは個人的にまだ行く気にはなれず(笑)、カンボジアも普通はタイとかベトナムとセットで行く場所なので、もしかしたらマレーシアには行くべくして行く状況になっていたのかもしれません。
 ただ、何もそんな消極的な理由だけでマレーシアに決めたわけではないです。前から興味を持っていた国ではありました。自分は以前シンガポールに行った事があるのですが、ここはマレーシアから独立した国ですから、雰囲気的には近いものがあるのかもしれません(実際には全然違いましたが…)。ここでの印象というと、“大都市”というものと、“本当に色々な民族が住んでいる”というもので、殆どが華人と言われる中国系なものの、マレー系はいますし、インド系も多いですし、歴史的背景からイギリス人も多いですし、場所柄オーストラリア人もよく見ました(欧米人は観光客が殆どかも)。そして驚いたのが、宗教的にもそれぞれがしっかりとしたものを持っていて、それらが上手く共存しているという事でした。華人が多いので、割合的には仏教徒が多いのですが、イスラム教やヒンドゥー教も結構いますし、もちろんキリスト教の人も多いです。しかし、これらに対する争いは聞いた事がありません。何よりも街中で、モスクの隣に仏教の寺院があっても成り立っていましたから、これこそが“共存”だと強く思ったものです。
 こういった文化は日本では見られないので、当時凄く新鮮に映った事を憶えています。そして、多民族ではなく“複合民族〔マレーシアでまず驚いた事参照〕”という事にとても興味を惹かれました…。マレーシアではもちろんマレー系の人達が半分以上を占めるので、国教はイスラム教となっているのですが、よく考えたらイスラムの国というのも自分はまだ未経験でした(インドネシアはイスラムの国ですが、自分が行ったのはバリ島で、ここだけはヒンドゥー教の文化なのです)。そして、色々な宗教がこの国では共存しているわけで、、、と考えると、やはりこの目で見てみたいという気持ちが生まれてくるのも当然です。心をゼロにして、マレーシア文化を体験してみる事にしましょう!


 ●成田空港『ナリタ5番街』

 …とは言っても、最初の話題はというと成田空港からです(笑)。今回成田空港では第2ターミナルを使わせて頂きましたが、そしたら昨年の4月にオープンした『ナリタ5番街』は紹介せざるを得ないでしょう。以前このブログで新しくなった第1ターミナルを紹介しましたが〔旅日記 7.(韓国編・…2006.10.18~10.21)参照〕、今度は第2の方のターミナルがリニューアル・オープン…という事です。

   洗練された空間が特徴です

 本館の出国審査場を出たエリアにそれはあり、世界的に有名なブランド・ブティックや総合免税店が新たに16店舗も増え、それは一大ショッピングゾーンと言っても差し支えない程の充実さです。その名の通りニューヨーク5番街を連想させる華やかな雰囲気が特徴で、第1ターミナルの免税エリアの雰囲気が『和』ならば、こちらは『洋』といった感じでしょう。曲線を生かした配置は特に新鮮で、あの奥には何があるのだろう…と、訪れる人の興味を惹きたてる事にも貢献しているかのようです。そしてその曲線に沿って、グッチ、バーバリー、ティファニー、エルメス、カルティエ…。キリがありません(ついでに、グッチ、バーバリーは国内の空港では初出店だとか)。
 もちろんタバコや香水等を扱う免税店も充実してますし(個人的には、日本の空港の免税店というのは世界でもトップレベルの安さだと思っています)、カフェやバー、マッサージの店などもあります。また、中にはネットカフェもあり、無料でパソコンをチェック出来るというのは良い進化かもしれません。よく、国際線の空港では出発時刻の2時間前に到着するように…等といわれますが、これらを全て見回るには2時間では絶対足りません。日本人はどうやら、空港にはギリギリで着くパターンが多いようですが、海外では空港で長時間を過ごすというのが当たり前だったりします。これは、そんなに急がない性格だから…というのもありますが、何よりも空港の施設が充実しているからです。海外の主要空港では、空港自体を儲かるビジネスと捉えていて、集客の為の施設拡充への投資を積極的に行っています。空港を“ただ過ぎる所”…ではなく、“飽きさせない場所”…と考えており、世界中のトラベラーからも評価の対象となっていたりするのです。
 その点では、日本の空港はかなり出遅れていた感があったのですが、ここにきて第1、第2ターミナルの双方のショップが完成した事で、少しずつ世界の標準に近付いてきたのではないでしょうか。しかし、これも利用する人がいなくては意味がありません。もし今度成田空港を使われる事があるならば、少し早めに出掛けてみては如何でしょうか?


 ●マレーシア航空でマレーシアへ…

 今回利用した航空会社は、現地マレーシアのフラッグキャリアでもあるマレーシア航空でした。飛行機もわりと新型のものを使い、設備も高品質、サービスも世界的に評価が高いのですが、どうも地味なイメージが離れないというのが一般的な印象らしいです(笑)。元々同じ航空会社だったシンガポール航空が、世界的にトップの人気を保っているというのは、やはり宣伝効果の違いなのでしょうか。マレーシア航空は今回初めてで、シンガポール航空は自分はまだ乗った事がないのですが、マレーシア航空のサービスは結構良かったと思いました(…また、日本ではその航空券の安さと路線数の充実さから、格安航空券の友としても親しまれています)。

   尾翼のデザインは、マレーシア凧がモチーフ   到着前の、軽食サービス中

 機内に入った瞬間に、何となくエスニック的な匂いを感じたのですが、これもマレーシア航空ならではなのかもしれません(笑)。成田線に投入されている機材は全てパーソナル・モニターが設置されていて、映画や音楽等、全てオンデマンド方式(早送りや巻き戻しが可能)が楽しめるのも嬉しい事です。音楽ではCDのアルバム自体がプログラムに入っており、自分で好みの曲順で聴けるというのも素晴らしいです(ジャズのカテゴリー全14作品の中で、チック・コリアのアルバムが唯一2作品もあったのが気になりました…笑)。
 そして機内食も見逃せません。イスラム教のお国柄、豚は一切使ってないようですが、この日はエコノミーでも3種類から選べ、2種類選択が基本の機内食からすると、他社よりも1歩リードしているのではないでしょうか…。飲み物も、運ばれてきたトレイから自分で選ぶというスタイルがあり(食事時は普通にワゴンで来ます)、こちらはイギリス的な感じとでも言いましょうか…。乗ってて気持ち良いサービスだったように思います。

   自分は飲み物に白ワインを選択しました♪

 ところで、自分は今マレーシアのクアラ・ルンプールに向かってはいますが、この便は直行便ではありませんでした。マレーシアという国は、大きく分けるとクアラ・ルンプールのあるマレー半島と、ブルネイとインドネシアも国土を所有するボルネオ島という、2つの地域から成り立っているのですが、この飛行機はまずボルネオ島にあるマレーシア第2の都市、コタ・キナバルに寄航し、その後クアラ・ルンプールに向かうというスケジュールになっていました。成田からのマレーシア航空便は1日2便が設定されており、後に出発する1便のうち週に2日だけがこのコタ・キナバルを経由するのですが、自分は丁度それに当たってしまったわけです。もちろん直行便よりも時間は掛かってしまいますが(3時間ぐらい余計に掛かります)、今回は特に急いだ旅行でもなかった為、むしろ色々な場所(空港だけですが)に行けて面白そうだと思ってしまいました(笑)。
 そんなこんなで成田から約6時間でコタ・キナバルに着きましたが、降りた瞬間に(乗り継ぎ客も、空港内なら飛行機から降りても良いのです)熱気と湿気が自分を襲いました。こちらの気温は、日が沈んだにも関わらず30℃を超えようとしていて、自分の身体も驚いてしまった感じでしょうか。空港ターミナル自体は小さな感じで、出発までの1時間強を持て余してしまいそうでしたが、こういった気だるい雰囲気も悪くなく(そんなにクーラーも効いていない感じでしたし…)、気分転換がてら、まったりと過ごさせて頂きました。

   アジアの雰囲気が満点だったコタ・キナバル国際空港

 そして、やがてクアラ・ルンプールへ向けての準備も整い、コタ・キナバルを後にしましたが、ここから乗ってきた乗客もいたものの、降りた乗客の方が多く(その殆どが、ゴルフバックを抱えた日本人観光客でした)、機内はかなり空いた状態になってしまいました。この飛行機は、横に2・5・2人の座席配置をしていますが、自分は5人掛けの部分に座っていたものの(つまり窓側ではなかった…)、同じ5人掛けの列には他に誰もいなくなってしまいました。これは、やろうと思えば座席の手すりを上げて、この横1列を使って横になる…という行為も可能でしたが、とりあえず止めておきました(笑)。また、後ろを見てみると、自分の列から4、5列後ろまでの5人掛けも、殆ど誰もいなかったようで、久しぶりに空いている飛行機を堪能することが出来ました。なんだか心にも余裕が生まれ、気持ちだけではありますが、なかなか優雅な時間を過ごせたと思います。

   久しぶりに、こんなに空いた飛行機に乗りました   巨大なターミナルを持つ、クアラ・ルンプール国際空港

 さて、コタ・キナバルを出てから約2時間半、機体はクアラ・ルンプール国際空港へと無事到着しました。ここはあの建築家の故・黒川紀章氏がデザインした空港としても有名なのですが、とにかく大きい空港…という印象も負けじと強く残りました…。ターミナルの天井には、ランダムに置かれた照明が空間を明るく見せており、その天井も木目調のものなのか、どこか暖かいものを感じさせてくれます。この空港については最後に触れるとして、まずはクアラ・ルンプール市内へと足を進める事にしましょう!

 空港に着いたのは定刻の22:15。若干ウロウロ(笑)していたのと荷物受け取りの関係で、空港を出れたのは何だかんだで22:45頃でした。この空港はクアラ・ルンプール市街から約77kmも離れているので、ホテルに着くのはかなり遅くなりそうだな…と思っていたのですが、予想に反して約50分ぐらいでホテルに着いてしまいました。一体迎えの車はどれくらいの速度で飛ばしていたのやら…。
 ホテルの部屋に入って、少し落ち着いてきた頃には、時計は既に24:00を回っている頃でした。さすがにこの日は10時間以上の長い行程だったため、身体には疲れが出ていましたが、ここは頑張って夜の屋台にでも繰り出す事にしましょう。幸いホテルの近くには屋台が沢山出ている場所があり、ここでマレーシアでの最初のご飯を頂く事にしました。

   夜でも賑やかだったアロー通りの屋台街   このビールの1杯が最高の時間なのです(笑)

 深夜という事で少し軽め?にし、自分はチャーハンと鳥?のスープ、そしてビールをチョイスしました。暑い気温の中で飲むビールというのは最高で、それはこの日の疲れを忘れるぐらいと言っても過言ではありませんでした(本当、頑張って良かった…笑)。ほんの数時間前までは寒い気候にいたわけですから、この感動はマレーシアに来た初日でしか味わえないでしょう。思う存分“初日”を満喫し、次の日からの探索に備えました。さあ、いよいよマレーシアの観光の始まりです!


 ●KL観光

 クアラ・ルンプールは、マレーシア語で『泥の川の合流地』という意味で、国内では通称“KL”という呼び名で親しまれています。ここからはここでも地元風に、“KL”と呼ぶ事にしてしまいましょう…(笑)。人口は約180万人を数え、マレーシアの首都として、国の中心的役割を果たしています。19世紀中頃、クラン川とゴンバック川という川の合流地でスズが見つかり、以来KLはスズ鉱山の町として栄えるのですが、その掘り出された鉱石を川の水で洗ったため、川には泥水が流れるようになったそうです。市街の中心を流れるこの2つの川は、KL発祥の地に立つマスジット・ジャメのある所で交わり、それがこの町の名の由来となっているのだとか…。マスジット・ジャメは市内最古のイスラム寺院で、1909年に建設されたものだそうです。

   ヤシの木に囲まれているのが何とも南国らしいです

 このマスジット・ジャメがある地域は、イギリス統治時代の面影が色濃く残っていて、19世紀後半~20世紀初頭に掛けて造られた、歴史的・文化的な建物が集まっています。マスジット・ジャメもイギリス人建築家によるものですし、現在は最高裁判所として使われているスルタン・アブドゥル・サマド・ビルもそうです(さすがに同じ人ではありませんが…)。また、この建物の道を挟んで反対側には、広々としたムルデカ・スクエア(独立広場)があり、マレーシアの国旗がはためいているのを見る事が出来ます。独立が宣言されたのは1957年8月31日の事ですから、マレーシア独自としては新しい国なんですよね。だからこそ、これからが楽しみとも言えると思います。

   異文化たっぷりのスルタン・アブドゥル・サマド・ビル   少々分かりにくいですが、掲揚塔の高さは100mにもなります

 近代のKLを象徴する建物として、ペトロナス・ツイン・タワーは見逃せません。高さは452mを誇り、1998年の完成から2003年までの5年間は、世界で最も高いビルでした(世界一に取って代わられたのは、台湾の台北に出来た“TAIPEI101”でした〔旅日記 1.(台湾、台北編…2006.2.19~2.23)参照〕)。ただ、2本のビルが対になっている“ツインタワー”としては、現在でも世界一の高さです。
 ビル自体はオフィスビルなのですが、地上41階で2つの塔が結ばれているスカイブリッジは見学ができ、しかも無料で上れます。しかし、無料だけにここの人気は相当のもので、その日の朝8:00から入場整理券が配られるのですが、人数限定なので9:00頃には無くなってしまう日もあるのだそうです。確かに、自分がここに出向いたのはお昼前の事でしたが、既に配布終了との案内がなされていました…。

   “ISETAN”の表示に注目です!

 KLの町のシンボルだけに、ここを訪れる人は多く、観光客はもちろん、地元の人も常に一杯いう感じです。この建物の6階までがスリアKLCC(Kuala Lumpur City Center)という巨大なショッピング・センターになっているのも人が集まる理由の1つかもしれません。このスリアKLCCには、日系の伊勢丹や紀伊国屋も入っているのですが、KLの象徴であるツインタワーと“ISETAN”の文字の組み合わせは、何となく面白くも感じました(伊勢丹の買い物袋も、日本と同じ物でした…笑)。
 このビルを見て分かるように、今マレーシアは物凄い勢いで発展が進んでいるのですが、それによる問題点も無いわけではありません。今回それを強く感じたのが“渋滞”です。特に夕方の時間帯が酷く、信号が変わっても進めない車が現れてしまう始末です。道のどちらか一方だったらまだ分かるのですが、場所によっては両車線で渋滞という事もしばしばあり、交通機能の向上にも力を注いで欲しい感じはしましたね…。

   救いようのない渋滞です…   これも生活の知恵なのか…?

 この渋滞には、大通りをちょこまかと走行している多量のバイクの存在も無視できません。ところで、このバイクに乗っている人をよく観察してみると、ジャンパーを後ろ前に羽織って運転している人達が多いのに気付きます。これが実は“マレーシア流”のバイクの乗り方らしく、普通に着たら走行中にジャンパーに空気が入って膨らんでしまう…とか、腕や身体の前面部を覆う事で、雨や風を避ける為…とか、その理由には色々な説があるようです。基本的に、マレーシアの車やバイクは運転が荒いのですが、どうやら自分の身を守る…という考えは一応あるようですね(笑)。大都市以外では横断歩道などは滅多に無く、赤信号でも人は道を渡ってしまいますし(…最初は躊躇しますが、慣れたのかいつの間に自分でも当たり前のようにやってました…笑)、仮に渡っていた人がいたとしても、車はスピードを緩める事はあまり無い…という交通事情ですが…、1つ勉強になりました。

   後ろに見えるのはKLタワーと呼ばれる通信タワーです

 これを見て分かるように、マレーシア、特にKLは発展途上の段階にあると言っても良いでしょう。ただ、近代的なビルは建ち並んでいるものの、人々の意識はまだ追い付いていない…といった感じもありました。マレーシアは2020年に先進国の仲間入りを目指すとしており、確かに、それは視覚的にはもう実現してしまったかのようです。しかし、今後はソフト面での充実が課題となってくる事でしょう。色々な問題を抱えていそうではありますが、だからこそ将来を見てみたいという気持ちもあります。今後、想像以上の魅力を引き出せる程の潜在能力を秘めている…KLはそんな町だと思いましたね。


 ●複合民族国家

 何度も書いていますが、マレーシアの国の事情を表す言葉として、“複合民族国家”というものがあります。とにかく色々な人がいて、そしてそれぞれに独自の宗教(教え)があり、独自の文化が形成されているという世界…。KLを観光しているだけでも、それらの文化が垣間見える瞬間が幾つもありました。ここではそれらをまとめて紹介していきたいと思います。

   ・バトゥ洞窟

   確かに神々しいものを感じます…   この段数はもう苦行に近い…?

 KLから北に13kmの所にあるこの洞窟は、ヒンドゥー教の聖地ともなっています。入口にも寺院があるのですが(ここの横に建てられたムルガン神像の高さは42,7mで、世界一の大きさだとか…)、そこを抜けて272段のキツい階段を上がると、予想外の大鍾乳洞が待ち構えています。ここの内部には至る所にヒンドゥーの神々が祀られており、聖者スブラマニアンも奥のメインの寺院に祀られています。
 階段はキツい意外の何ものでも無いものの、この先の大鍾乳洞には驚かされます。あまりにも広いその空間の中ではコウモリ(恐らく)が右へ左へと飛び交い、所々に陽光が差していて、なかなか幻想的な雰囲気を醸し出しています。更には内部ではヒンドゥーっぽい音楽が常に流れていて(宗教音楽なんですかね…)、階段を上り終えた疲労感もあって、天界にでも来たのではないかという錯覚を起こします(笑)。

   正に“大”鍾乳洞です   左奥に見えるビル群の更に左にツインタワーがあります

 参拝客はもちろんインド人が多いのですが、欧米人や中国人など、観光客が結構多かったのは印象的でした。中にはタイのお坊さんっぽい人までいて、デジカメ持参で階段を頑張って上っているという姿は自分は忘れられません(笑)。とにかく、KLの定番の観光地となっているのは確かでした。
 バスでも行ける場所ですが、タクシーが安いのでこちらで行く事をお勧めします(マレーシアの路線バスは本当に分かりにくいです)。メーターで行くと安いのですが、なかなかそういったタクシーも少ないので、言い値の半額ぐらいで交渉すると良いと思います(特に観光地では、かなりの値段を吹っ掛けられるので)。ついでに、タクシーの初乗りは2RM(マレーシア・リンギット…1RM=約33円)…。日本に比べると相当安いですよね。
 自分はまず、後述するKLモノレールでティティワングサ駅という、KLでも北側の方に位置する駅に抜け、そこからタクシーを拾って向かいました。この時はメーターで行ってくれて、約10RM(約330円)でしたが、帰りは案の定客待ちのタクシーと交渉になってしまい、次に向かう予定だったツインタワーまで25RM(約830円)と言われてしまいます…。自分はまだまだ交渉能力に乏しく、なんとか20RMには下げましたが、距離的には15RMで行けたと思います。道が混んでいたので仕方が無い…という前向きな思いは抜きにして、これはアジアを旅する上で、自分の今後の課題になりそうですね(笑)。

   ・スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク

   ローカルな雰囲気が漂っていたKTMのシャー・アラム駅   前に停まっている車と比べると、その大きさがよく分かります

 KLセントラル駅からKTMコミューター(マレーシア国鉄の近距離鉄道部門)で約40分(2,5RM…約80円)。シャー・アラムという所にある“スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(長いので、以下は通称でもある“ブルー・モスク”と書きます)”は、マレーシアでは最大の、世界でも4番目の規模を誇るモスクです。
 ガイドブックにはKTMのシャー・アラム駅から徒歩20分…と書かれていたのですが、これはかなり大きな間違いで、軽く40~50分は要しました…。しかも、歩行者用の道があるのか無いのかよく分からず、時には車道のみの道の脇を歩かざるを得ない場面もあり(しかも日中は30℃を越える炎天下)、やはり駅からはタクシーがお勧めでしょう。10分弱で着きますし、5RM(約160円)前後で行ってくれると思います。
 このモスクは大きい事もそうですが、ブルー・モスクと言われているだけに、美しい!…というのがやはり第一の印象でしょうか。青と白で造られた外観と、周囲の緑の風景が相まって、より建物を目だ立たせます。高さ100mを越えるドームを囲む4本のミナレットの高さは約140mで、これは世界一の高さだとか…(何だかマレーシアって世界一の大きさとか高さとか…好きですよね…笑)。
 ここの礼拝堂はイスラム教徒以外は見学できないのですが、その他の場所なら可能です。ただ、イスラム教のドレスコード、即ち女性は肌や髪を隠し、男性も半パンやタンクトップ等ではいけないというルールに従わなくてはなりません(入口でガウンを借りられます)。ただ、入口にいた人はわりと感じの良い方だったので、そんなに神経を尖らせる必要もないと思います。
 周囲は静かな町という感じで、建物の内部を歩いているだけでも心が顕れる気がしました。時折り礼拝をしに来ている人も見受けられましたが、基本的には静寂がそこを支配している感じでした。ただ、このブルー・モスクの収容人数は24000人が可能という事ですから、やはり大きなモスクには違いありません。イスラム教というものがマレーシア人々の生活に根ざしている…というのを直接肌で感じる事が出来る場所だと思います。

   ・関帝廟

   チャイナタウンに忽然と現われる関帝廟   線香の煙が辺りを覆います

 こちらはKLのチャイナタウンにある中国風の建物“関帝廟”です。三国志を知っている方なら御存知かと思いますが、関帝廟というのは三国志の英雄・関羽を祀った廟で、いわば商売の神様です。日本にも横浜中華街等にあるので、お馴染みかもしれません。ここにも参拝に来ている人は多く、やはり華人だけに留まらなかったのが興味深かったです。

   ・スリ・マハ・マリアマン寺院

   また夕刻だと違った趣きがありますね   何となく自分は場違いとも感じてしまいます…

 ここは1873年に建てられた、マレーシア最大のヒンドゥー寺院です(現在の建物は1999年に改装されたものです)。極めつけなのは、先ほどの関帝廟のほぼ対面にこの寺院があるという事で、これこそ複合民族国家の象徴なのではと思ってしまいます。
 ここではさすがにインド人ばかりでしたが、もちろんそれ以外の人も見学できます。ただ、ヒンドゥーのルールに則り、山門の前で靴を脱いで入らなくてはいけません。中にはもちろん色々な神が祀られていて、ヒンドゥーの事に関しては予備知識が少なかったので、自分は訳も分からず的な感じが強かったのですが、参拝に来ている人はそれは皆熱心に祈りを捧げているようで、とても興味深かったです。
 毎年1~2月には(今年は1月22日から3日間、)ヒンドゥーの祭りで“タイプーサム”というものがあり、ここからバトゥ洞窟まで、信者達が体のあちこちに針や串鉄を刺して行列を行うのですが、これは説明するまでも無く強烈です…。自分は写真でしか見ませんでしたが、自虐的としか思えないほどに肉体を痛めつけ、徳、勇気、若さ、美を象徴するムルガの神に祈りを捧げるという行為…カルチャー・ショックとは正にこの事かと思いました。

 このように、マレーシアに3日間いただけでも異なる3つの宗教の文化を垣間見れた分けですが、やはりお互いを尊重しているというか、特に争いが起きていない状況には感心させられました。イスラム教の女性と中国系の女性では、見た目にも全然違うのですが(イスラムの女性は髪を隠し、体のラインが出ない服を着るのに対し、中国人女性はわりとタイトな服を着ています…例外もバンバンいますが…)、そんな外見は気にせず、誰もが普通に色々な言葉で会話しているというのはある意味新鮮でした。…というか、すぐに見た目に偏見を持ってしまう自分達(日本人)が恥ずかしくなるくらいでした。もちろん国民性というのもあるのだと思いますが、そこは自分達も見習うべき点なのかもしれません。

   KLのショッピング・センター、“ベルジャヤ・タイムズ・スクエア”にて…ついでに、オブジェの耳とまぶたは動きます(笑)

 そして、マレーシアの各地で見られたのが旧正月(中国の正月…今年は2月7日)の装飾です。デパートや街中など、本当に派手に飾られていましたが、これらは皆が楽しんでいる雰囲気がありました。もちろんイスラム暦の新年(今年は1月10日)もあり、マレーシアには民族毎に祝祭日があるのも特徴だと思います。ヒンドゥー教の祝日もありますし、もちろんキリスト教であるクリスマスも祝います。これらは、自分の祀る神様でなくてもお互いに祝福しあうのが“マレーシア流”らしく、日本とは異なる事情があるにしろ、羨ましい環境だとも思いましたね。


 ●KLの鉄道

 KLの移動手段で、最もお世話になるのは鉄道でしょう。詳細な路線図が無いバスや、時には値段交渉も必要なタクシーよりは格段に使いやすいです。その鉄道には色々な路線がありますが、どれもわりと新しい時期に開通しており、乗り方も日本と似ている部分がある為、自分は安心して何回も乗っていました。それらを見ていきたいと思います。

   ・KLモノレール

   KLらしい光景をおさめました!   KLモノレール駅での“お知らせ”表示は5ヶ国語で…

 2003年に開通した、KL市内では最も新しい鉄道です。モノレールという特殊な形態ではありますが、これまで鉄道が通ってなかったブキッ・ビンタン周辺(KL一の繁華街です…日本人がよく利用するホテルも、大体がこのエリアにあります)を網羅しているので、観光客は一番お世話になる路線だと思います。また、道路の上を滑るように走り、殆どが高架路線になっていて眺めが良いので、これに乗るだけでKL観光が出来てしまうような気もしました。
 実際、駅構内の案内には日本語も書かれており、かなり観光客を意識した路線である事も窺わせてくれます。ただ、車内は狭く、時間帯によってはかなり混むので、大きな荷物を持っている人には不向きかもしれません…。それでも、ブキッ・ビンタン駅からKLセントラル駅までを約8分で結ぶというインパクトは大きく、それまで頼っていた路線バスより大幅に時間は短縮されたと思うので、大いに“使える”交通手段だと思いました。

   ・LRT

   プトラLRTのパサール・スニ駅にて   こちらの列車はスターLRT

 LRTは“Light Rail Transit System”の事で、あまり日本には馴染みの無い名前ですが、日本流に言うならば“新交通システム”という感じでしょうか。KLには“スターLRT”と“プトラLRT”の2路線があり、前者が1996年、後者が1998年と、やはりどちらも最近の開通となっています。
 どちらもよく混雑しており(特に、“プトラLRT”は観光地を幾つか通るのですが、2両編成の為に常に混んでいるイメージがあります)、沢山の利用がある路線に成長しているようです。プトラLRTは開通が新しい事もあってか無人運転で、高架を走ったり地下を走ったりと、乗っていてなかなか面白い路線だとも思いました(もちろん前面展望もOKなので…)。

   ・KTMコミューター

   KTMコミューターのシャー・アラム駅にて   KL近郊でお世話になるのが、このKTMコミューターです

 KL市内から少し外れて、シャー・アラム等に行くのにお世話になるのがKTMコミューターです。これは、後述するマレー鉄道(マレーシアの国鉄…正式にはマラヤ鉄道と言います)の近郊路線部門で、東京で言えば高崎線や宇都宮線のイメージでしょうか。路線は2系統あり、KLセントラル付近では数駅分、同じ区間を走ります。大体1路線に付き15分~20分間隔で運転している為、KLセントラル駅では約10分間隔といった感じで、あまり待たされるイメージはありません(ついでに、KLモノレールやLRTは4分~8分の運転間隔です)。今のところ3種類の車両があるようで、全てが3両編成でした。車内はセミクロスシート(ロングシートとクロスシートの併用…)で、固定窓、冷房完備(若干寒いくらいですが…笑)と相まって、わりと清潔な車内で快適な乗り心地でした。

   駅ビル直下にあるので、地下駅のようなKLセントラル駅   こちらがかつてはメインだった、その名もクアラルンプール鉄道駅

 ところで、今でこそKLの中心駅はKLセントラル駅ですが、2001年までは別の駅が中心駅として機能していました。それがクアラルンプール駅で、KLセントラル駅からKTMで1駅のところにあります。1885年にマレーシアに初めて鉄道が通った時、ここクアラルンプール駅は開かれ、今の駅舎が完成したのが1911年の事…。その時から2001年にKLセントラル駅が完成するまで、国際列車(タイやシンガポールを結んでいます)や長距離列車の発着する駅として使われていて、KLのシンボル的存在でもあったそうです。今でこそKTMコミューターしか停車しない、ただの中間駅となってしまいましたが、優美な姿を見せる駅舎は未だ健在で、広々とした駅構内も当時を思わせてくれるには十分です。また、この駅舎にはホテルが入っていて、クラシカルな雰囲気でお客を迎えてくれるのですが、意外にも宿泊は100RM(約3300円)~と、なかなかリーズナブルな値段でした。

   クアラルンプール鉄道駅外観…歴史を感じさせます   駅舎内は、ちょっとした展示物も置いてありました

 KLセントラル駅が開業した背景には、当駅とKL国際空港を結ぶ“KLIAトランジット”…という鉄道の開業があると思うのですが、こちらは乗る機会が無かったので、今回はここまでの説明とさせて下さい。ただ、最高速度は実に160km/時を誇り、空港駅とKLセントラル駅を28分で結ぶ俊足っぷりは、いつか乗ってみたいと思わせるに相応しい路線だとも思いました(前述の通り、空港から市内は70km以上も離れています)。

 さて、このように色々な種類を見せる鉄道ですが、やはり不便と感じる部分も少なくなかったです。まず、利用すれば誰もが思うだろうという事が、切符購入の煩わしさです。一応、自動券売機という物はあるものの、2つに1つくらいの割り合いで壊れていて(お釣りが出ない、お札が使えない…等)、しかも、故障してなくてもお札が1枚しか使えないというシステムな為に、何とも使えない代物なのです。実際この自動券売機を見ていると、これらを利用している人など殆どいなく、大体が有人の窓口へと足を運んでいます。なので常にこれらの窓口は混んでいて、1回1回切符を買うのに、非常に面倒な思いをする事が多々あるのです(ついでに、KLモノレールは有人の窓口しかありません)。
 そして、ここに挙げたKLモノレール、スターLRT、プトラLRT、KTMコミューター、KLIAトランジットの各路線はは全て別部門で、乗り換える時にはいったん改札を出て、また新たに切符を買い直さないといけないのです…。これが本当に面倒臭く、特にKLモノレールの駅は他の路線と離れている場合が多いので、何とかならないか…といった感じです。どの路線もここ10年で完成したものばかりですが、ハードだけが進展していて、ソフト面では追い付いてない…といった印象も受けました。今後の発展に注目したいところですね。


 ●マレー鉄道でマラッカへ…

 マレーシアの観光地として“マラッカ”という町が有名なのは、今のマレーシアの原型を作ったマラッカ(ムラカ)朝の繁栄を支えた“マラッカ海峡”が背景としてあるからでしょう。季節風を利用した東西への貿易船がここを行き来し、マラッカもシルクロードに匹敵する海上の道として発展したのです。その代わり、アジア侵略を目指していたヨーロッパ勢の格好の標的になった事も事実で、今でもその名残を留める建物・文化が多くあるとか…。これは是非行ってみたい所だと、KLに着いた日から思っていたのですが(若干遅いですが…)、KLからの距離は南に約140kmといった感じで、気軽に…というわけにはいきません。それなりに行き方を自分なりに検討し、旅行中の3日目、行きは鉄道、帰りはバスという行程で周ってみる事にしてみたのです。

 140kmという距離は、東京を基点に考えると富士くらいまでの距離なので、まあ言うほど遠くはないかな…という感じですが、行きに使ったマレー鉄道というのは、そう気軽に乗れるものでもありません。無論、先ほど紹介したコミューター部門なら便利なのですが、他の長距離部門の列車はというと、とにかく本数が少ないのです。
 実際この日の運転本数を見ると、朝に1本、昼に1本、夕方に1本、夜に1本と、1日4本のみの運行です(ちなみに全て急行列車という種別です)。これでは乗り遅れては大変ですし、当日行って満席の場合はどうしたら良いのかという感じです(自由席もあるのですが、ちょっと豪華に行きたかったので…笑)。なので、乗車日の1日前に駅で事前に指定席券を購入し、当日は遅れないように心に決めて朝を迎えました。

   モノレールの線路が行き止まりになっている事が分かります   電光表示板にも1日分の列車全てがが表示できてしまいます…電光表示板の右側が出発時刻、左側が到着時刻です

 しかし、結果的には駅に着けたのはギリギリでした。ホテルの最寄駅はKLモノレールのブキッ・ビンタンという駅で、ここからKLセントラルまでは乗り換え無しで10分弱なのですが、KLモノレールがなかなか来なかったのと(時刻表等は無いのです…そして、急いでいる時に限って来ないという法則…笑)、KLセントラル駅はモノレールの駅だけ離れた所にあり、予想以上に時間が掛かってしまったのが理由です。まあ、朝起きたのが遅かったのが最大の理由だったのですが(笑)、とにかく間に合って良かったです。なにせ、自分が乗る8:15発の次の列車は、14:10発だったのですから…。

   タンピンまでのチケットと、車内で配られたミロ   1等車の車内

 今回自分は生意気にも1等車を選ばせて頂きました。この列車には1等車、2等車、エコノミー車が連結されているようで、一応この中では最上級のクラスの車両となってますが、これでも目的地までは27RM(約890円)と安いです。これで2時間ほど乗っているわけですから、やはり日本からしたらお得感がありますよね。ちなみに、それ以下の2等車だと18RM(約590円)ですから、更にお得なのは言うまでもありません。
 1等車は車内が豪華なだけではなく、飲み物のサービスまでありました。…とは言っても、一時期日本でも流行った“ミロ”のパックの物で、些か拍子抜けではありましたが、実はミロはマレーシアでは最もポピュラーな飲み物の1つなのです。へー…と思ったのも束の間、自分は昔からミロはあまり好きではないのを思い出しました。これは残念ながらシートポケットに封印です(笑)。
 さて、KLセントラル駅を出てから(ちなみに、この列車の行き先はシンガポールでした…何とも旅情を誘われてしまいますね…)、列車はしばらくKL市の郊外…という感じの所を走っていましたが、やがて車窓の風景は完全にジャングルの中になってしまいました。これは、マレー鉄道の発展がゴムの輸送だったという事を表しており、確かに、ヤシの林とゴムの林の繰り返しという感じでした。そして、時折り見えるマレー人集落と相まって、凄く癒される風景のように思えてきました。KLから約2時間。なかなか有意義な列車の旅だったと思います。

   タンピン駅にて   タンピン駅外観…のどか過ぎる雰囲気です(笑)

 さて、意外にも?列車は遅れず、所定の時刻でタンピン駅に着きました。…ん?マラッカに向かっていたのでは…と思うかもしれませんが、実はマラッカには鉄道は通っておらず、このタンピンという駅がマラッカの最寄の駅となっているのです。ここからマラッカへはまだ30~40km程南に進まなければならず、後はバスかタクシーという感じでした。
 ガイドブックにも、マレー鉄道を使ってマラッカへ行く方法として、このルートを紹介しており、タンピンという駅が如何にも重要そうな位置を示している感じだったのですが、これが予想以上に田舎…というか素朴な駅で、駅前にスタンド的なお店がある以外には、本当に何も無い感じのロケーションでした。
 そしてそんな駅前には、暇そうに客待ちをしているタクシーが1台…。しかもタンピン駅で降りた客は他に誰もいなかったので、案の定「どこに行く?マラッカか?」と声を掛けてきました。更に続けて、「(駅前の大きな地図を指して)マラッカはまだここから遠い、60RMでどうだ?」と、早速営業モードに入っているようでした。ただ、自分はここから少し歩いた所にバスターミナルがあるのを知っていて、確か2~3RMで行けたはずだったので、「いや、バスで行きたいから…バス・ステーションはどこにあるの?」と聞き返しました。すると「バスは遅いし不便だ」みたいな事を言ってきて、なかなか解放してくれません。この時ちょっと駅周辺を見渡したのですが、やはり見たところ本当に何も無く、少しタクシーに乗る気持ちも傾きかけてきました。そこで「バスだと全然安いよね?だから40RMにして!」と言うと、それだと自分の商売上がったりだ…みたいな顔をされたのですが、結局45RM(約1480円)で行ける事になりました。これでこのタクシーの運ちゃんも、今日の稼ぎが生まれたわけですね(笑)。

   タンピン駅近くの踏切にて…ジャングルの中を線路は走ってます   かなり速度をとばしていたタクシーにて

 しかしこのタクシー、一般道で片側1車線の道なのに相当スピードを出しています。道がすいているからまだ良いのですが、それでも100km/時は出てましたし、車もお古な感じがあって、とてもじゃないですが安全運転とは言い難かったです。やはりアジア特有のものなのですかね…。お陰でガイドブックでは約1時間と書いてあったところを、45分くらいで着く事が出来ましたが…(笑)。…とにかくマラッカに着く事が出来ました。予定では昼頃に着けば良いと思っていたのですが、この元気なタクシーのお陰で、まだ時刻は11:00過ぎくらいです。結果的にはなかなか順調な滑り出しだったように思います。

   マラッカの代表的な場所、オランダ広場にて   これがマラッカ式のトライショーです…とにかく派手です

 さて、タクシーで降ろして貰ったのはオランダ広場と呼ばれる場所で、マラッカ観光の拠点とも言える場所です。オランダ統治時代やポルトガル統治時代を偲ばせる建物が多く残っており、マラッカのシンボル的存在でもあるらしいです。ここはマラッカ名物のトライショー(人力車)が嫌でも目に入りますが(笑)、何と言ってもここのは派手にデコレイトされた車?が特徴です。そして、観光客を乗せると爆音で音楽を流しながら走っていくのがマラッカらしい…のですが(これは1台1台で曲が違って、その内容も様々です)、まあ単純に見ていて面白かったですね。
 そして、この近くの丘の上には、この町が西洋の宣教師達の活動拠点でもあった為か、セント・ポール教会と呼ばれていた教会の跡地があり、日本にも来たあのフランシスコ・ザビエルの像までが建てられています。ここで彼を目にするとは思いませんでしたが、とにかく異国文化が入り混じった町なのだと思いましたね。

   夕日の名所でもあるそうです   セント・ポール教会の内部では観光客もちらほらと…

   丘の上からサンチャゴ砦を見下ろします…そのさらに遠くには、大型ショッピング・ストアで有名なカルフールが…   この付近はちょっとした博物館になっているようです…

 丘の上からの眺めはなかなか良く、1511年にポルトガル軍によって造られた、オランダとの戦いに備え大砲まで造られていたサンチャゴ砦や、その先のマラッカ海峡まで見渡す事が出来ました。そして反対側の麓には博物館もあって、マレー鉄道の車両等が展示してあったのも興味深かったです。

 ここまでがマラッカの前半戦という感じでしょうか。ヨーロッパの雰囲気を漂わす建物が数多く見られたわけですが、もう1つのマラッカの見所としてチャイナタウンがあります。世界にはよくあるものなので、またか…という感じもしますが、ここのチャイナタウンは一味違っていて、やはり複合民族の中のチャイナタウン…という雰囲気になっているのです。付近はお寺や中国風の建物はもちろん、土産物やレストラン、そして実はアトリエをやっている場所も結構あり、特徴的なエリアだと思いました。ただ、今回はやはり街全体が旧正月のムードを漂わせており、やっぱり中国かな?という感じがしないでもありませんでしたが…(笑)。

   マラッカのチャイナタウンも、旧正月ムード満点でした

 そして、やはりマレーシアらしく、寺院は各エリアに色々ありました。予想通りマレーシア最古の寺院と言われるチェン・フン・テン寺院は立派でしたが、個人的に興味深かったのがカンポン・クリン・モスク(写真右下参照)という建物です。やはりマレーシア最古のイスラム寺院らしいですが、東西の建築様式を取り入れた結果、三角の屋根が特徴で、ミナレットまでもがアジアらしい雰囲気を漂わせています。何となく、インドネシア建築に近い印象も受けたのですが、やはり様々な文化の融合の結果なのだと思います。そういった建物が一様に見られるのがここチャイナタウンなわけで、マレーシアらしく、そしてマラッカらしいとも言える所以はこの辺りにあるのではないかと思いました。

   入口の前には露店が出ていたチェン・フン・テン寺院   イスラムのモスクに重要なミナレットがアジア的なのが特徴です

 さて、楽しかったマラッカですが、ご飯も食べ終えてしまうと(もちろん後述します)そろそろ帰る時間が迫ってきました。もちろん特に時間等は決めてないのですが、KLまで2時間以上掛かるのは必至で、この時が15:30ぐらいでしたから、余裕を見て丁度良かったかもしれません。今度はバスで帰ろうと思い、まずはバス・ステーションまで行くバスを探しました。
 バス・ステーションまで行くバス?と思うかもしれませんが、KL行きなど、いわゆる長距離バスと言われる路線はマラッカの街中までは入ってこなく、ここから車で10分ぐらいの所にあるバス・ステーションを発着所としているのです。これは全てのバスに於いてそうなので仕方無いのですが、このバス・ステーション行きのバスがいまいち分かりません。
 実は、先ほど行ったサンチャゴ砦の先には大通りがあって、そこに路線バスが走っているのを何回も見ていたのですが、そのバスの走り方というと、何も無い場所に停まって乗客を降ろし、そしてそのまま走り始める…という感じだったのです。その周辺にはどんなに見渡してもバス停らしき物など無く、要は地元の人ぐらいしか分からないような感じだったのです。そんな光景を見ていたので、これはちょっと上級者向きだなと思い、すごすごタクシーでバス・ステーションまで向かいました。料金は15RM(約460円)で、どうやらこれは正規で決まった料金のようです。ガイドブック通り、10分くらいでバス・ステーションに着く事が出来ました。

   長距離バス・ステーションはショッピング・センターのようでした

 ここはとても大きく、中にはレストランや色々なお店も入っていて、さながらショッピング・センターのようでした。もちろんバス乗り場も広く、KL行きのバスを探すのも大変でしたが、やがてチケット売り場を見つける事が出来ました。どうやらKLまでは数社のバス会社がそれぞれ運行していて、チケットブースには時刻、値段、バスの内装の写真等が見やすく掲載されており、競争が激しい事を思わせてくれました。その中でマレーシア最大のバス会社であるトランスナショナルはやはり人気が高かったですが(本数も30分に1本と、恐らく一番多いです…他社は1~2時間に1本という感じでした)、自分は何となく違うバス会社を選んでしまいました(笑)。値段は9,5RM(約300円)。やはり鉄道と比べると、安さも便利さもバスの方が上なのは否めませんね…。行きに使ったタンピン駅で他に降りる人がいなかった訳がようやく分かったような気もしました。

   バスのチケット売場…やはりトランスナショナルが人気か…   自分がお世話になった KKKL Express のバスです

 バスは予想以上に豪華で、2人掛けと1人掛けのシートが並んでいて、リクライニングの角度も半端ではありません。これで約2時間でKLの中心まで行けてしまうと考えると、確かに普通はバスを選ぶでしょう。道中は渋滞も殆ど無く(KL市内で少し…という感じでした)、途中でスコールにも見舞われましたが、それは快適な行程でした。しかもスコール後には虹も見れましたしね!

   バケツの水を引っくり返したような雨でした…   KL付近の料金所では虹も見えました!

 というわけで、KL市内に着いたのは大体18:40頃でした。マラッカのバス・ステーションを16:30に出たので、概ね2時間という感じでしょうか。バスはプドゥラヤ・バス・ステーションという所に到着し、ここはKLのチャイナタウンまで至近の距離にあります。このままお土産でも探しに行こうかという気分になりますね。

   プドゥラヤ・バス・ステーション付近は空気が悪かったですね

 喉かな町から一転、いきなりアジアの喧騒に迷い込んだという感じで、改めてKLという街の巨大さに驚かされますが、これもマレーシアの魅力と言って良いのだと思います。また、自分で行って、帰ってきたという試みも、KLとマラッカの距離の関係をより深く知る事が出来たという点で良かったと思います。ついでに、このようにマラッカまでの移動は大変と言えば大変なので、KL発のマラッカ日帰り観光ツアーも用意されているのですが、格安を売りにしている某旅行会社の料金を見てみると、日本語ガイド、昼食付きで1人320RM(約10560円)!…今までと桁が違い過ぎます!まあ、どちらが好みかは個々様々ですが…(笑)。


 ●料理もやはり複合民族的

 マレーシアの料理と言えばもちろんマレー料理であって、それはナシゴレン(インドネシアでも有名ですよね)やサテー等に代表されると思うのですが、実はマレーシア料理で大事なのは、マレー系、中国系、インド系に大別されているという事なのです。やはり民族が複合ならば、料理も複合なのでしょうか。つまりは中華っぽい料理が出てきたとしても、それはマレーシア料理の中国系の部分であり、マレーシア料理には違いないという事なのです。色々な民族を抱えるマレーシアならではですが、それらを踏まえて3軒ほど紹介したいと思います。

   ・漢記

   右のパンみたいなものと一緒に食べても良いみたいです   漢字と英語で書いてある看板を右に入ると“漢記”はあります

 これは“Hon Kee”と読むようですが、KLのチャイナタウンにある、お粥専門店の名前です。入口は写真のように非常に分かりにくくて(チャイタウン自体がゴチャゴチャしてますしね)、店内もまた狭く、薄暗い感じです。しかし、ここが有名なのはやはりその味にあるのでしょう。お粥は鶏がらスープで炊いてあり、確かに絶品でありました。ついでに、1杯の値段は3、5RM(約110円)であります。
 店内が混んでいると、注文後にお店の人に違う場所を案内されます。まあ、共用屋台スペースみたいな所に移動するのですが、それが今回は銀行の真ん前だった事に驚きました。窓の向こうでは(カーテンはありましたが)普通に銀行員が仕事しているのが見えるのです。要するに、銀行と通りの間のスペースを“座席”と割り当てているわけですが、この精神こそがチャイナタウンだとも思いましたね(笑)。

   ・Bijan

   大人の雰囲気も漂わせています   マレーシア料理でも上品な部類に入るかもしれません…

 漢記とは180度打って変わってこちらは、知る人ぞ知るマレーシア料理屋、“Bijan(ビジャン)”です。エリア的にはKLの繁華街と言われるブキッ・ビンタンになりますが、そこから更にチャンカット・ブキッ・ビンタンという通りを進むと、西洋風のお店が沢山並ぶエリアに入っていきます。この先に Bijan はあり、この辺りはKLに住んでいる欧米人達が多く利用している地域なのだとか…。急にお洒落なレストランやバーが出てくるので驚いてしまいますが、Bijan もまた雰囲気が良かったです。店内はバルコニー席もあり、夜風にあたりながら食事をするのも良いでしょう。都会の中にあるのに、喧騒とはまるで縁の無い世界のように思いました。値段はそれなりに掛かりますが(…と言っても、日本に比べたらやはり安いです)、それだけサービスが良かったのも事実です。こういう日が1日くらいはあっても良いと思いました。

   ・プラナカン

   マラッカのチャイナタウン内に位置します   入口からの写真ですが、この雰囲気…素晴らしいです!

 こちらはマラッカのチャイナタウンにある、プラナカンというレストランです。中国語表記だと“僑生餐館”…となります(何て読むのかは分かりません…笑)。ここは、マラッカと言えば欠かせない“ニョニャ料理”というものが楽しめるお店で、それ自体は色々な所で味わえるのですが、ここは特に雰囲気が素晴らしいのでお勧めに加えたいと思いました。
 マレーシアと中国の文化が混ざり合って産み落とされたのが“ババ・ニョニャ文化”で、マラッカは特にこの文化が色濃く根付いている地域です。その昔、中国から渡って来た男性と、地元のマレーシア女性とが結婚し、そして生まれた子孫のうちの男性をババ、女性をニョニャと呼んだみたいですが、彼らの生活スタイルで特徴的なのがマレーシア語を話し、食文化や衣服もマレースタイルを取り入れているのに、冠婚葬祭には中国古来のスタイルを取り上げるという事です。つまり、彼らはマレー人化してイスラム教徒になる事はなく、マレー文化を取り入れた華人…として生活しているのです。これこそマレーシアらしい文化とも言えるもので、そこから生まれるスタイルも独特なものが多いのだとそうです。ついでに、プラナカン…とは、ババとニョニャの総称だそうです。

   ニョニャ料理の一部です…そしてオレンジジュースが美味!

 そこで出てきたのがニョニャ料理です。見た目的には普通の中華料理、マレー料理なのですが、味付けが濃くなく、辛くなく(一部は辛いですが)、スパイシー以外の味に、酸味、甘み、そしてハーブの香り等が漂っていて、確かに融合料理なのだと思わせます。上の写真は、手前がチャプ・チャイという湯葉とキクラゲの味噌炒め、奥はニョニャ風のチキンカレーです。見た目以上にあっさりとしていて、最初は不思議な味だと思いますが、日本人には合うかもしれません。自分はクセになる好きな味…という感じで、とどめのオレンジジュースのフレッシュっぷりにも感動させられました(それはニョニャ料理とは関係無いですが…笑)。

 よく考えたら、マラッカのチャイナタウンのあの独特な雰囲気は、このババ・ニョニャ文化によるものなのかもしれません。中国っぽいんですけど、どこか小奇麗にまとまった感じがあるというか…。そういえば、建物の色使いもそんなに派手ではありませんでした。古き良き時代に思いを馳せながら、美味しいニョニャ料理を頂く。この街では時間が遅く流れている感覚もあって、最高の贅沢を味わえたように思えました。


 ●KLIA Airport

 さて、マレーシアという国も存分に楽しみ、いよいよKLを後にする時がやってきました。しかし最後の最後まで楽しませてくれるのがKLです。飛行機利用なら誰でも通る場所、クアラルンプール国際空港…、通称“KLIA”(Kuala Lumpur International Airport)を紹介しなければ、KLの旅日記は終われません!
 KLIAはセパン空港とも言われていますが(“成田”空港…的な呼び方で、ここも本来は新東京国際空港…と名付けられていますので…)、1998年に、それまで手狭だったスバン空港というものに代わって造られた空港で、とにかく広い!…というのが自慢の空港でもあります。実際、空港敷地面積は最終計画では1万ヘクタールになるそうで、これは成田空港の14倍の広さです。現在は4000mの滑走路が2本ですが、最終的には4本造られるとかで、100年先の需要にも対応できているのは日本からしたら羨ましい限りです。実際バスで空港に向かうと、バスは100km/時ぐらいの速度で飛ばしているにも関わらず、空港らしき建物が見えてから実際に着くまでに時間をかなり要します。

   実は柱は空調の吹き出し口の役目も果たしています   サテライトも相当遠くにある事が分かります

 広いのはターミナルなど、空港内の建物にしても同様で、まず管制塔の高さが118mで、建設当初は世界一(現在はタイのバンコクに新しく出来たスワンナプーム国際空港にある管制塔が132mで、こちらが世界一となっております)、ターミナルビルと国際線のサテライトはかなり離れていて、無人運転の新交通システムで移動する感じです。しかしこのゴムタイヤ駆動の車両は空港内にある乗り物としては相当速く、時速50~60km/時で走ります。東京都内の電車並みです(笑)。ついでに、成田空港の第2ターミナルにも同じ様な車両が行き来してますが、こちらは20km/時程度しか出しません。いかに速いかが分かります…というか、それくらいのスピードが要求されているくらいに広いという事です。
 そういえば、この空港に初めて飛行機で着いた時の事を思い出すと、通常飛行機の着陸後というのは、主翼上部に装備されたスポイラーと呼ばれる補助翼を立て揚力を完全に無くし、いわゆる逆噴射と呼ばれるシステムでブレーキを得たりするのですが、この時ばかりは着陸した余力でターミナルに向かう…という感じでした。滑走路進入の向きにもよりますが、とにかく飛行機に乗っていても広々としている感覚は伝わってきたのです。

   サテライトの中央部分は自然光で美しいです!…ついでに、左下のガラスの枠がターミナルビルへの列車乗り場です   広いが故に、閑散としているようにも見えてしまいます…

 何だか広さだけに目に行きがちですが、もちろん広いだけではありません。ターミナルビルを含む空港建設は、最初にも言った通り黒川紀章が担当、コンセプトは「森の中の空港、空港の中の森」で、ターミナル内には南国の木々が配されていて、特に国際線サテライトの中央部分にある“森”は見せ場の1つです。
 サテライトは十字の形になっていて、ターミナルビルからの車両はその中央付近に到着します。ここから搭乗客は案内に従って、それぞれの十字部分にあるゲートに向かって行けば良いので、動線的には非常にシンプルなのです。また、ゲート探しに迷っても、十字の中央部分に戻れば探せ直せますし、何よりも十字の中央に先の森がありますので、目印としても役に立っているわけです。デザインもさる事ながら、機能的にも考えられているのは素晴らしい事だと思いますね。
 ただ、実際空港を利用すると分かるのですが、まだまだ利用者数は少ないというのが第一印象で、せっかくの立派な施設を持て余し気味…という感じも受けました。ここで目にするのは、地元マレーシア航空とエア・アジア(アジアでは格安でとても有名な航空会社です…)が殆どで、乗り入れ本数も他のアジアの国々(シンガポール、タイ、香港)に比べると全然少ないです。
 それでいてターミナルは広いので、各々の場所(チェックイン、税関、免税店、レストラン等)で並ぶなんて事は皆無に等しく、どちらかというと常に閑散としているイメージの方が強いです(自分からしたら有り難い事ですが…笑)。しかし、今後はアジア内の空港のライバルに躍り出る事は必至で、2020年に先進国の仲間入りを果そうとしているマレーシアを象徴する空港だと、自信を持って言える事には間違いありませんでした!

 そんな事を書いていたら、2008年の2月25日(つまり、これを書いている4日前)に、国際空港評議会による世界の空港の利用者サービスの調査結果で、KLIAは世界2位に選ばれたそうです(ついでに1位は、韓国・ソウルの仁川国際空港だとか!)。世界の中でですよ!?…素晴らしいです。何だか良い感じで筆を置く事が出来そうです(笑)。これからは本当にマレーシアに注目なのかもしれませんよ!

 ☆マレーシア航空のHP(日本語)…http://jp.malaysiaairlines.com/

 ☆KLIAのHP…http://www.klia.com.my/

 ☆マレー(マラヤ)鉄道のHP…http://www.ktmb.com.my/

 ☆Bijan のHP…http://www.bijanrestaurant.com/

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

この記事に対するコメント
それにしても
益々、旅日記が中身が濃くなってる感じです(笑)。
お疲れ様(^^)
旅と同時に社会的にもとても、勉強になってます。
ありがとうございます。

続きも楽しみにしています♪
【2008/02/12 23:04】 URL | #- [ 編集]

そうです
マレーシアには自分自身も勉強になったというか、
考えさせられた事が多かったです。それらについても、
色々と伝える事ができたら良いなと思いますね。
【2008/02/13 00:19】 URL | 竹内 #- [ 編集]


ほんとにすごいですよね~。
一体、どこにこんなに・・・
頭の中を見てみたいです(笑)。

それにしても、想像以上に、おしゃれなレストランがあるというのも
驚きです。
あと、少しですか?(笑)頑張って下さい。



【2008/02/28 08:25】 URL | #- [ 編集]

ストックの写真を見て思い出すのです
まあマレーシアも観光地ですからね…。
本当にピンからキリまでありますよ!
それらを考え、見て回るのもなかなか面白いです。
【2008/02/28 15:04】 URL | 竹内 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://pftakeuchi.blog41.fc2.com/tb.php/590-6dd85019
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

     ☆試聴はこちら



カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -



ブログ内検索



竹内大輔までのメールはこちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。