竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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さばいばる伊藤、北九州ツアー(2007.10.27~10.28)
 10月27日、28日と、さばいばる伊藤さんのセットでイベントに参加すべく、北九州は門司へと行ってきました。伊藤さんは既に10月の初めには東京を出発。甲府、松本、岡崎(愛知)、広島、山口等を約1週間掛けて回りながら(それぞれでライブを行ってきたという事です)、九州には今月13日に到着。その後はお馴染み、ボーカルの Daddy 津田さんと共に、九州地方を約2週間掛けて回ってきたそうです。そして今回の27日は、門司駅前にある“門司赤煉瓦プレイス”の赤煉瓦ホールにて、2007平和コンサート『The Wind of Peace』という大きめなイベントが行われ、それに出演ということで、この日はバンドとして参加…つまり、伊藤さんの息子である樹明と自分も呼ばれた…という事になったのです。

 ツアー?1日目である27日の朝は大変でした。九州までは飛行機で行くという手段を取らさせて頂きましたが、羽田発が7:50と早かったので、自宅は5:30に出なければなりませんでした。本当はもう少し遅く出ても良かったのですが、この日、樹明は1人で電車で乗り(伊藤家は川越の更に奥にあるので、恐らく自宅は5:00前には出ていたでしょう)、自分と途中で落ち合う…という事になっていたので、電車に乗り慣れていない樹明の為には仕方の無い事でした。
 とりあえずは無事落ち合う事はでき、順調に羽田空港に着く事は出来ましたが、まだ朝7:00という時間にも関わらず、空港はかなり混雑していました。これには樹明も驚いていましたが、今日が土曜日という事、朝の早い便は殆どが割引運賃の対象になっているので人気が高い…という事情を考えれば当たり前なのかもしれません。わりと時間的には余裕で着いたつもりでしたが、殆どゆっくりはせずに飛行機に乗り込みました。行き先は福岡空港です。

   とりあえず羽田空港に着き、ホッとする樹明   相変わらず、このパターンの写真は多いですね(笑)

 今回搭乗したのは、相変わらず伊藤さんのツアーではお馴染み、スカイマークという航空会社でした。コストを低く抑えて、値段も低く抑えたこの航空会社は、もはや日本の格安航空会社の代名詞ともなった感があります。今回も1人13000円くらいの値段でチケットを買う事が出来ました(この1本前の便だと更に安いのですが、それは樹明の家からでは間に合いませんでした)。
 この日東京は雨が強く降っていて、離陸時には結構揺れがありましたが、寝不足の自分達にとってはそんな事はお構いなし…。どうせ外を見ても雲の中ですし、なるべく目を瞑っておこう…と思ったものです。
 気付くと、いつの間にか飛行機は雲の上に出ていて、所々では雲の隙間から地平が見え隠れしています。しかし今がどの辺りなのかは想像が出来ません。雨と空港の混雑で、羽田空港は定刻より15分ほど遅く離陸したようですが、強い向かい風の影響で、更に10分ほど遅れるとのアナウンスもありました。この飛行機の福岡空港着は9:40でしたから、10:00は過ぎてしまうのかもしれません。
 …では、空港で買った空弁でも食べておこうかと思いましたが、実はこの時点で時刻は9:30を回っており、そろそろ着陸の準備をし出すという頃でした。これは…急いで食べねばなりません。何故か仙台名物、牛タン弁当を買っていた自分でしたが、一気に腹に詰め込み、味もよく分からず終了…という感じでした(笑)。

   肉が若干パサついていたのが残念!

 福岡周辺は風か強かったのか、空港へのアプローチ中は羽田空港離陸時より揺れました。基本的に晴れてはいたのですが、ポツポツと点在している雲は低く、雨が上がった後なのかなと思わせる天気でした。少しは遅れを取り戻したのか、ちょうど10:00頃に福岡空港に到着し、あっという間に九州の地を踏んでしまいます。
 この後、高速バスで小倉へ向かい、その後電車で門司港…という予定になっていたのですが、その小倉行きのバスが僅差で乗れず、次のバスは30分後という事態になってしまいます。…ならばと、福岡空港の展望デッキに上がり、しばし飛行機観賞にふけました(時に撮影も…笑)。確かに、風は結構吹いていましたが、何だか体には心地良く感じた瞬間でもありました。

   福岡空港にて…一番奥がスカイマークの機体です   台北へ向け離陸した、チャイナエアラインのA330-300

 30分後バス乗り場に戻り、無事小倉行きのバスに乗れましたが、このバスが空いていて、自分達以外の乗客というと僅か5名…。小倉までは何だかんだで90分ぐらい掛かるので(結構遠いのです)、ゆったりと車内で寛ぐ事が出来ました。乗車中は殆ど寝てしまっていて、車窓を楽しむ余裕などありませんでしたが、ここは結構休息の時間になれたと思います。
 小倉駅前に着いたのは12:10頃。ここでJRに乗り換え、最初の目的地である門司港駅に向かいます。ここが今回のツアー唯一の、地方鉄道乗車となるので、大事に大事に乗りましたが、乗車時間はおよそ10分強…。それでも九州へ来たと思わせる、良い時間にはなっていました。

   “赤”というカラーはJR九州の色でもあります   レトロな雰囲気を醸し出す、JR門司港駅

 そして12:30過ぎ、やっとの事で門司港駅に到着しました。自宅を出てから6時間後の快挙でしたが(樹明的には7時間後だったかもしれません)、もう実は演奏の時間が控えていました。この駅から海側に歩いて5分くらいで“海峡ドラマシップ”という場所があり、ここで少しだけ自分達の演奏の時間があったのです(意外と最近知らされましたが記…笑)。
 伊藤さんや Daddy 津田さんと落ち合い(樹明にとって、伊藤さんは3週間振りに会った事になりますね…笑)、その後はバイキングで昼食をとったのですが、演奏開始時刻は13:35からと、かなりタイトなスケジュールになっていました。慌しくご飯を頂き、慌しく演奏を始めてしまった感じもありましたが(しかも、いきなり新曲をやらされましたしね…笑)、そんなに悪い演奏にはなりませんでした。自分にとっては2ヶ月振りの伊藤さんとのライブだったので、最初は大丈夫かなとも思っていたのですが、やはり長い間一緒にやっていた事だけはありますね。それは樹明にとっても同じ事が言え、今夜の演奏が楽しみになってきたというものです。

   建物の右側にはすぐ関門海峡があります   慌しくも、よく集中できた演奏でした

 演奏が終わり、機材を片付け今度は一目散で門司の赤煉瓦プレイスへと移動しました。門司港と門司…というのは実は別の場所で、車だと10分ぐらいの距離にある所なのですが、ここへは14:30頃には到着しました。一応15:00入りという事だったので余裕ですが、伊藤さんといる時は何が起きるか分からないので(笑)、これくらい早い方が良いのかもしれません。

   雰囲気のある赤煉瓦ホール   中も床は板張りで、雰囲気の良さに拍車をかけていました

 門司駅のすぐ近くという場所にも関わらず、そこには赤煉瓦の建物が林立しており、ちょっとした別世界を作り上げているようでした。その中の1つに今日演奏する赤煉瓦ホールはあり、床も板張りとあって、さらに良い雰囲気を醸し出している感じでした。
 早速リハーサルに移ったのですが、これが一筋縄ではいきませんでした。ミキサー、アンプ、スピーカー等の機材はひと通り揃っていたのですが(いや、どちらかと言うと充実していました)、なかなか思うようにPAが進まなく、時間だけが経ってしまいます。赤煉瓦造りのホールという特殊な環境でもあるために、出音が必要以上に響いた為か、ハウリングが頻繁に起きてしまうという結果になってしまいました。しかしそれについての対処も甘く、ちょっとトラブルが起きては中断し、またハウリングが起きて中断し…結局自分達のリハーサルだけで1時間半は掛かってしまうという(音出しも含めてですが)、体力的にキツいものとなってしまいました。自分達の出番が最後というのは救いでしたが、もう少し何とか出来なかったのかとも思います…。
 この日は自分達の他に、歌う果物売り?という称される山形公規さん、昨年一緒に九州でライブをやらさせて頂いた〔さばいばる伊藤、西日本・九州ツアー(2006.12.2~12.9)参照〕、けんちゃん&すぅ~さん、そして Daddy さんと、全部で4組の出演者があり、なかなかバラエティーに富んでいたライブとなりました。
 山形さん以外は自分も何度か見てますので、ライブ時もスッと入っていけて、良い雰囲気で聴く事が出来たと思います。今回、このホール内には100人強のお客さんが入ったらしく、なかなか大盛況だったのですが、自分達もそれに負けない演奏をしなければなりませんでした。自分達の出番は最後だったので、そのプレッシャーもより大きく感じた事でしょう、ただ、いつもの自分達の雰囲気も大事です。マイペースを維持し、疲れもとれたところでライブに臨みました。

   今回はトークが満載だった Daddy さんのライブ   何だかんだで盛り上がったライブとなりました

 ライブ開始時、またもやトラブル発生です。キーボードの音が出ないのです…。理由は分かりませんが、やはりPAの把握不足というのは誰の目にも明らかでした。5分後ぐらいに(相当長く感じました)やっとの思いで音が出ましたが、お客さんもそれを察したのか、キーボードの音が出た瞬間に、若干拍手が起こるという奇妙な状況になりました。別に凄い事が起きたわけでもないのに、何だか恥ずかしかったです(笑)。
 自分達のライブの時間的には40分弱だったので、そんなに長くやった感じはしなかったのですが、内容的には濃いものが出来上がったと思います。やはり演奏中での自分の音とか、聴きにくい部分もあったのですが、ここでPAに注文を言うと、また変な状況になってしまうと予想がついたので、もうそれは諦め(笑)、とにかくお客さんと一緒に楽しむ…という方向で演奏をしていきました。
 ホールという場所もあってか、伊藤さんの声はよく響きます。途中、伊藤さんはギターを弾くのもやめ、ボーカルマイクからも離れて、キーボードの音だけで歌ったのですが(よくやる事ではあるのですが)、それがこの場所にとても合っていて、素晴らしい雰囲気を作ることに成功したと思います。PAの機器をわざわざ外部から持ち込んだにも関わらず、オフマイク時の状況が一番良かったというのは何とも皮肉な話しですが、それが事実でした…。大変な状況を乗り越えライブをやった感じもあり、達成感はあったと思いました。
 そして自分達のライブを終え、最後には Daddy さんとよく一緒にやっているボーカリスト、“るーじゅ”さんを組み込み、そして今回出演したミュージシャン一同を交え、“翼を下さい”、“世界中の人が手をつないだら”をお客さんと合唱しました。後者は作詞・作曲をるーじゅさんが手掛け、なんと門司区9条の会のテーマソングにもなっているそうです。今回のイベントは“The Wind of Peace”。唄で平和のメッセージを届けたい…という思いが会場で1つになった瞬間だと思いました。

   CDもまずまずの売れ行きです   とある事務所で行われた今回の打ち上げ

 この後行われた打ち上げというと、どこかのお店で景気良く!…というものではなく、このイベントの主催者である方の会社の事務所を使って行われました(その前には機材の片付けも行いましたが…疲れました…笑)。やっと肩の力が抜けたというか、ホッとした気分になったのですが、そのせいかお酒の廻りがいつもより早かったような気がします。さらに、主催者の方から日本酒を頂くなど、自分はかなり酔いが進んでしまいました。色々な方とお話しさせて頂きましたが、24:00前には Daddy さんの家に先に戻り、ここで一気に爆睡…。長かった1日が無事終わりました。

 次の日、もうこの日は帰るだけだったのですが、出発の飛行機は11:30という早めの便でした。ただし、帰りに利用するのは北九州空港から出るスターフラーヤー〔旅日記 6.(九州編…2006.9.12~9.13)参照〕という航空会社なので、福岡空港まで行く事はありません。泊まらせて頂いた Daddy さんの自宅は門司港になるのですが、ここは福岡空港より、明らかに北九州空港の方が近い場所にあるのです。行きは安い値段の便が無かったという事情で福岡経由にしましたが、満を持して帰りは北九州空港を利用してみたのです。
 最初はもちろん、伊藤さんに空港まで車で送って貰える手筈になっていたのですが、いきなり昨日の主催の方に送って頂ける事になってしまいました。伊藤さんと Daddy さんは、この日の昼頃に門司港レトロという場所にてストリート・パフォーマンスを行うという事で、ここでお別れになってしまいましたが、今後の道中も気を付けていってほしいと思います。
 自分達はというと、北九州空港には10:00頃と、出発の1時間半前には着いてしまいました。また、空港では今回の主催の方からラーメンを奢ってもらい、お土産も買って貰い…至れり尽くせりな対応をして頂きました。こっちの方に来たらいつでも連絡して!…と言われ、本当に嬉しい限りでした。またまた人との出会いの素晴らしさを思わずにはいられませんでしたが、やはりツアーの醍醐味というのは、そういう部分にあるのかもしれません。

   北九州空港はコンパクトな造りです   九州の御当地ラーメンを頂きました!

 スターフライヤーの機材は相変わらずシックな色調で品が高く、とても居心地が良く過ごせました。樹明にとっては毎回スカイマーク利用だったので、かなり新鮮な気持ちで搭乗できたのではないでしょうか。この飛行機にはパーソナル・モニターも完備されており、ずっと樹明は弄っている感じでしたが、どうやら気に入ってくれたようだったので、この航空会社を選んだ甲斐もあったというものでした。

   よく見るとコックピットの窓を掃除しています(笑)   機内は相変わらず洗練されています

 1時間半ぐらいのフライトだったので、モニターを見ながらというのは正にあっという間でしたが、この日は全体的に空は晴れていて、着陸前には富士山も見る事が出来ました。まるで、今回の慌しかったツアーを称えてくれているような、そんな気さえしました。羽田空港には定刻の13:00に到着。1泊2日という大変短いツアーは、今ひとつの終わりを告げました。

   駿河湾沖から富士山を望めました

 ただ、終わっているのは自分だけで、九州に残った伊藤さんの方のツアーはというと、まだまだ続くのです。とりあえずは九州には次の日まで滞在して、その後は山口、広島、加古川、京都、名古屋、静岡…。きっと、今回のツアーが終わっても、また新たなる地へと旅立っていくのでしょうね。お疲れ様でした!

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆Daddy 津田さんのHP…http://www.geocities.jp/studio0378/

 ☆美和けんじさん(けんちゃん&す~さん)のHP…http://kenchan.suusan.jp/

 ☆門司港海峡ドラマシップのHP…http://www.dramaship.jp/

 ☆門司赤煉瓦プレイスのHP…http://mojirenga.navitown.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

この記事に対するコメント

長ぇ、。
それにしてもいつも思うんだけど、
何がすごいって、伊藤さんの顔の広さがすごいよね。
立派に全国区じゃんね。
【2007/10/29 23:14】 URL | りこ #- [ 編集]

そうですね…
そして、まだまだ幅を広げようとしています…。

まあ、大勢の人に顔を知って貰うという行為は
ミュージシャンとしての第一歩ですからね!
【2007/10/30 02:41】 URL | 竹内 #- [ 編集]


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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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