竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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四十九日後のデュオライブ
 話しは前回の続きで、四十九日法要の後、自分が泊まれなかったホテルで、普段着に着替えたところから…になります。もっとゆっくりしていたかったものの、時間も押し迫っていたので、タクシーでJRの安房鴨川駅まで移動…、そのまま特急“新宿わかしお号”に乗り込みました(本来“わかしお”号は東京行きなのですが、土日祝日に限り、1往復のみ新宿まで運行されており、もちろん自分は狙って乗りました…笑)。久しぶりの房総半島内での鉄道に乗車ということで、半ば心ウキウキでしたが(笑)、前日からの寝不足の影響で、車内では爆睡状態…。新宿までの約2時間半、車窓を楽しむという事は殆どありませんでした。

   車両は通常の房総特急と変わりません

 この日は駒込にある Flat Five というお店で、サックスの郷原君とのデュオライブでした。前回は風邪をひいてた状態での演奏になってしまいましたが〔風邪治りかけで駒込 Flat Five参照〕、今回はそんな心配はありません(寝不足…という状態ではありましたが…笑)。ライブ前には郷原君と大戸屋で食事をし(Flat Five でのライブの日の恒例行事です…笑)、万全の状態でライブに臨みました。
 毎回このデュオライブでは話題が挙がっていますが、“デュオ”というスタイルは、アンサンブルの中でも究極の形だと思います。しかも自分達の場合、ピアノとサックスという楽器だけなのですから、ベースとドラムがいないという点ではより一層です。お互いの音をよく聴き、そして受け応える…という一連の動作が常に求められるのです(…というか、すぐ音に表れてしまう)。
 特に、ピアノと楽器はここでは重要です。基本的にハーモニーを作れるのは自分しかいないので、ちょっと自分が弾き方を変えただけで、曲の雰囲気が一変してしまいます。つまりは、アンサンブル楽器としての重要さを改めて感じさせてくれるライブだ…と言っても良いでしょう。
 ところで、この考えは“いかに自由になれるか”…というベクトルにも持っていくことができると思います。曲には“コード進行”という、いわゆる楽曲の道しるべ的な役割を持つ記号が書かれているわけですが、結局2人だけでそれを弾いているわけですから、お互い同意の上なら、そこから解き放たれても良いのです。
 ただ、この“お互い同意”というのが重要で、もちろん、事前に話し合って決めて…とかではジャズとして面白くありません。曲中、お互いに音を聴きあって、相手は今こういうハーモニー、リズムを望んでいるんじゃないか?…みたいな事を考えながら自分は雰囲気を変化させていくわけです。こう思う“瞬間”というのは、自分達でも実際音を出してみないと、いつ来るのかは分からない事です(だから面白いのですが…)。また、色々な音が積み重なってその状態になるわけですから、それまで出してきた音も無駄に考えてはいけないのです。そして、お互いの意思疎通が出来た時に、良い音楽というのは出来ると思うのです。これはジャズの場合だと、基本的にはアドリブ中に当てはまる事が多いのですが、大きく捉えれば他のジャンルの音楽でも変わらない考えだとは思います。

   サックスとピアノ…というイメージ映像(笑)

 なんだか難しくなってきましたが、この日のライブは、わりとそういった自由さを楽しめた演奏にもなっていたと思うのです。自分としても、この部分はこのように弾いたら一体どうなるのだろう?…みたいな感覚で音を出してましたし、ある意味冒険心に近い精神で最後まで臨めたのではないかと思います。
 こういった状況を常に…というのは並大抵の事ではありませんが、サックスとのデュオという演奏スタイルでの兆しが、少しは見えてきたような気がしました。今度このデュオでのライブは秋方になってしまうかと思いますが、この調子でまた頑張っていきたいですね。昼過ぎのホテルでの残念な気持ちは吹き飛んでしまいました♪

 ☆駒込 Flat Five のHP…http://www.onlinef.com/flat5/

 ☆郷原繁利のHP…http://sgohara.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

この記事に対するコメント

演奏についての奥深い部分、どう弾くかと冒険心いっぱいの感じや
読んでても、ワクワク感が伝わってきました。
さらに、最後のひとこと!!
気持ちが引き寄せられてしまいます♪
こんなライブは一度は見に行くしかないですね(笑)。

【2007/07/02 15:04】 URL | M #- [ 編集]


ぜひぜひ、よろしくお願いします!
【2007/07/02 16:14】 URL | 竹内 #- [ 編集]


わたしのような「楽理知らず」&「楽器知らず」にはとても勉強になります。
最近、フリージャズを聴く機会が多くなってきました(35年前の再現です)。やはり調性的なものから解放されたものを聴きたいという願望だと思うのですが。
【2007/07/03 03:34】 URL | バルチェッローナ #- [ 編集]


そうですね。自分達でゼロから作り上げていく
音楽の楽しみと言うのは、他の何物にも変えられませんから、
聴き手側的にもそのワクワク感が伝わっていくのではないでしょうか。
【2007/07/03 03:50】 URL | 竹内 #- [ 編集]

こんばんは^^
さすが、写真日記だね^^

いつも構図が綺麗だなぁって思う。

写真だけじゃなく、ブログの構図も考えてるよね。

今度はいつ会えるのかな?

札幌に来る時は教えてください♪

【2007/07/03 19:55】 URL | mayumin #- [ 編集]

札幌行きますよ!
…とは言っても9月と、まだ大分先の話しですが…。
詳しくはライブスケジュールに載せてますので、
よろしかったからご覧になってみて下さい!
【2007/07/04 00:02】 URL | 竹内 #- [ 編集]


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法要

法要っていろいろありますよね。 法要【2007/07/04 23:16】

プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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