竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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夢輝のあ Blue Note Nagoya ライブ≪完成しました!≫
 遅くなりましたが、11月15日(日)、ボーカルの夢輝のあさん(本名の黒光由佳さんから、再度改名した形になりましたね)のライブ・サポートで、Blue Note Nagoya にて演奏をしてきました。名古屋でライブというのも、自分にとって珍しいですが、場所が Blue Note という大ステージに立てる事は光栄で、良い経験をさせて貰いました。この日は、夕方、夜と2回公演が予定されていて、それこそ1日がかりの行動になりましたが、順に振り返っていければと思います。

   11月15日(1日目)
 1日目…というか、1日しかライブは行っていないのですが、これは後に説明するとして、この日はまず、名古屋駅に朝10:40に着く…というところから始まっていました。自分は東海道新幹線で朝向かったのですが、どの便で行くかは自由に決められたので、何となく少し早めに家を出たのです。その時に少し考えました。名古屋に向かう場合、基本的に乗る列車は“のぞみ”だけど、たまには“ひかり”や“こだま”も良いな…と(笑)。しかし、この時点で“こだま”だと時間が掛かり過ぎる事に気付き、では、意外な感じで“ひかり”で行くとするか!…と思っていたのですが、乗車駅である品川駅に着くと、“のぞみ”は空席に余裕がある感じなのに、“ひかり”は全て満席との表示になっているではありませんか…。

   いい感じの雲のかかり具合   N700系も馴染んできましたね

 名古屋までの場合、“のぞみ”と“ひかり”の違いはと言うと、“ひかり”が静岡駅と、あともう1つぐらいの駅に停車して、後から来る“のぞみ”に抜かれる…という感じなのですが、この“ひかり”の人気っぷりは何なのでしょう。仕方が無いので(…というのも変ですが)至近の“のぞみ”を指定し、名古屋駅には予定より40分くらい早く着いてしまいました。他のメンバーからすると、いきなりヤル気満々な姿勢を見せた感じに(笑)なっていたのかもしれませんが、きっと、ここまでの事情は考えなかったに違いありません。さて、気持ちを切り替えて、お店に向かうとしましょう…。

 お店では既にステージのセッティングが進められていて、いきなり順調な滑り出しでした。ビルの地下のかなり深い所にお店は位置するという感じなのですが、ここまで階段で降りて行く時のワクワク感がたまりません。一種のアトラクションに向かうみたいな心境に似ていたのですが、どうでしょうか…。

   栄という、本当の街のど真ん中に位置します   リハーサルも入念に…

 今回の編成は、ボーカル、ピアノ、キーボード、ベース、パーカッションです。要するに、鍵盤関係が計2人いるという事ですが、自分は生ピアノ担当で、他の音色系(ストリングスやブラス・セクション…等)がキーボード担当という、完全な振り分けになっているので、自分としては生ピアノに集中出来る事もあり、凄く有難かったです。今回のキーボードの岩瀬さんという方は、更に動機モノまで担当してくれていて、ライブ中にある色々なパターンの曲を表現する事に成功していました。もうリハーサルから楽しかったですね。

 そして、ついに第1公演目の始まりです。…とは言え、まだ16:00という時間帯ですが、お客さんの中には、この Blue Note でアフタヌーンプレートのプランを頼まれた方もいたという事で(夜のグルメプランとはまた別なのだそうです)、また面白い時を過ごせるのではないかと思いました。
 今回は、曲的には約15曲ほど用意されており、その中にはオリジナルはもちろん、宝塚時代に御披露していた曲や、スタンダード・ナンバー系も歌いつつ、ゲストの椿火呂花さんを交えてのコーナーもあったりしたので、これは盛り沢山という意外に形容の仕方が無いくらい、本当に色々盛り込んできたライブになりました。音の雰囲気にしてもそうですが、照明も結構色々と駆使してくれていて、ステージングの奥深さを感じたりしましたね…。また、やはり Blue Note だけあって、ピアノは凄く手に馴染む感じがあって弾きやすく、より挑戦をもって演奏に臨めていたかもしれません。これは、今回の夢輝さんの新譜である“星の旅人”ような(CD発売前の初ライブ披露ともなりましたね)、雰囲気重視の曲に遺憾なく発揮できたような気がするのですが、如何だったでしょうか。

   ステージは大きくても、お客さんとの近さが魅力かも   2人で歌う場面もありました

 Blue Note の良いところに、大きなお店で、ステージも当然大きい感じで造られているものの、客席との距離をそんなに感じない…というところがあるように思います。特に自分のグランドピアノの場所は、一番下手側でもあるので、前だけでなく横にも客席は用意されていて、半分囲まれているみたいになっているのですが、窮屈な感じはまるでなかったです。何となく、客席もステージの一部のような、ある種の一体感を形成しているような感覚があって、それがお客さんとの“壁”を殆ど感じない理由なのかもしれませんね…。恐らく、ちょっとしたぐらいの会話なら、お客さんとステージの間とで出来てしまうという…、ある意味素敵な光景です(笑)。自分は個人的には好きな雰囲気でした♪

   かなり充実したラインナップ!   これは飲まずにいられません(笑)

 そして第1部が終わり、自分達は休憩且つ、賄いを御馳走になりました。これがまた素晴らしいラインナップで、飲み物も充実してたので、もうどうしようかという感じでした(右上写真参照…笑)。ただ、これで終わりではないのはもちろん分かっています。残りの第2部の為にも力を温存し、テンションを上げつつも、身体を休ませるように努めて時間を過ごしたものでした。

 そんな中、第2部は15分押しくらいで始まりましたが、お客さんも殆ど満席だったとの事でした。素晴らしい盛り上がりの中でやらせて貰えるのは本当に感謝です。こちらも最後まで一生懸命演奏しようと思ったものでした。

   ラルクの歌を披露したのは驚きでした…   アンコール時の写真でしょうか

 2部では、自分は更に色々なアプローチを込めて弾いていたように思います。もちろん、事前に決められた事はやっているのですが、それをもう一歩発展させたようなフレーズにしたり(前後の流れを考えたり…)、感情を更に強く込めてみたり、間を大切にしてみたり、、、。これらは第1部の発展形になるかもしれませんが、やはり第2部になって、気持ちに余裕が出てきた事は確かで、それが更なる発展を盛り込めた演奏に仕上げられた…という感じでしょうか。たまに、大丈夫だったかな…と思う時もあったのですが(笑)、やはり最後まで楽しく演奏出来たのは幸いでした。名古屋でのライブという大事な日を、多くのお客さんと一緒に過ごす事が出来て良かったです…。自分としても、夢輝さんのステージを手伝う事にとても遣り甲斐を感じられる事になりました。本当にどうもありがとうございました!

 そして、お楽しみの打ち上げです(笑)。夢輝さんのお酒も解禁?になり、こちらも皆で楽しい時間を過ごさせて頂きました。最初こそビールだったものの、最後はワインばかりになり、結構頭がガンガンになりましたが(笑)、打ち上げなのですから遠慮してはいけません。そして、長い1日だったからこそ、こういったお酒が美味しかったりするののです。

   乾杯が行えたのは、夜の22:30過ぎの事…   完璧に酒の席ですな…(笑)

 記憶では深夜の2:30頃に撤収した気がするのですが、どうだったんでしたっけ(笑)?…とにかく挨拶を済ませ、一路ホテルまで戻ります。その後はきっと即爆睡だったのでしょうけど(前日から殆ど寝てませんでしたから…)、この次の日からは自分の大事な予定が待っていて、長く眠るわけにもいきませんでした。…という事で、ライブは終わっても、旅がまだまだ続きます(笑)!

   11月16日(2日目)
 …次の日、朝7:00には起床、7:30にはホテルを後にしていました。ここからは、この日と次の日の2日間、自分の鉄道の旅に尽してしまいます(笑)。まず1日目である今日ですが、大まかに、名古屋周辺の第3セクター鉄道の乗り潰しを目指す事にしました。具体的な路線を挙げると、東海交通事業、長良川鉄道、明知鉄道です。さすがに地元の方でも無い限り、路線名すら聞いた事の無い鉄道会社かもしれませんが、自分も今回が初めての乗車となり、なかなか楽しみです。…というか、やはり名古屋でのツアーを生かした形になるのでしょうか…(笑)。
 ところで、この後者の2路線は、名古屋というか岐阜県にその路線を持っており、どちらも盲腸線(起点・終点のどちらかが、他の鉄道路線と接していない、行き止まりの路線)なので、数は少なくても意外に乗車には時間が掛かってしまいます。要するに終点まで乗ったら、今来た路線をもう一度戻ってくるしか無い為ですが、特に長良川鉄道は片道約2時間も掛かる長い路線で、何とか他のルートを考えてみたいところでした。
 すると、長良川鉄道の途中駅である、郡上八幡という駅の近くに、八幡バスターミナルという所があって、そこまで名古屋から高速バスが出ているとの事でした。そもそも長良川鉄道に乗るには、名古屋からは列車を相当乗り継いでいかないと辿り着けないのですが、これは時間的にも凄い短縮になりそうです。列車だけで郡上八幡駅まで行くと、恐らく3時間以上は掛かってしまいそうな道のりになるのですが、高速バスではなんと1時間10分程…という事でした。さすが高速道路でダイレクトに結んでいるだけありますが、本数の選択は少なく(そもそも、その後に乗る長良川鉄道の本数が少ないので…)、自分が決めたのは、名古屋(名鉄バスセンター)朝9:00発のバスでした。この時間だと朝が余裕そうですが、このバスの出発の前に、なんとか前述の東海交通事業にも乗っておきたいと思ったのです。東海交通事業は、名古屋市の北側を囲むように走っていて、乗り継ぎさえ良ければ、1時間強くらい見ておけば乗ってこれる路線でもあります。この日、朝7:30に出発したのはその為で、それがこの日のスタートでもあったのでした。

   名古屋の中心部、栄を象徴する光景です   これぞ朝ラッシュです…千種駅にて

 名古屋中心部は栄名物?繁華街内の観覧車を見つつ、地下鉄東山線で千種駅に行き、JR中央線に乗り換えました。この時間はもちろん朝ラッシュ時であり、名古屋での中央線も、例外無く怒涛の通勤路線でもあります。列車が駅に到着しては地下鉄に乗り換える…といった、恐らく平日の毎朝起きてるであろう光景を目にする事が出来ました。ここでの中央線は、確か昼間は6両編成ぐらいの列車が多かった気がするのですが、さすがにこの時間帯では殆どが10両編成の陣容です。あまり、東京以外でのラッシュ時の光景は見れる事もないので、なかなか面白かったですね。自分はこの後は都市部とは反対の方向に行く為に、混雑とは無縁でしたが…。

   JR中央線の勝川駅とは離れた場所にあります   東海交通事業の勝川駅から、中央線側を望みます

 さて、千種駅から約10分程で、勝川という駅に到着しました。ここで東海交通事業、城北線に乗り換えます。…と、乗り換えの案内はあるものの、肝心の路線が見えてきません。…実は、城北線と中央線の勝川駅は結構離れていて、歩くと5分くらいは掛かる場所に位置しているのです。いかにも城北線がローカル扱い…という感じがしなくもないですが、この東海交通事業というのは、JR東海の子会社でもあります。元は国鉄瀬戸線として、現在の愛知環状鉄道と合わせて路線が建設されていたのですが、財政難で工事は中断…。その後、JRが受け継いで(線路のみの保有です)、現在の姿になったようです。…開通が1991年なので新しく(全線開通は1993年)、殆どが複線、高架で線系も良いのですが、車両はディーゼルカー、つまり非電化で、基本的には1両編成での運転です。朝夕ラッシュ時以外は1時間毎にしか走っていません。
 この付近は宅地化も進んでいて、路線の半分くらいでは東名阪自動車道と並走しているので、結構都市感覚的な路線なのかなとも思ってしまうのですが、これは相当なローカル線でしょう…。周囲の風景を車両を照らし合わせると、何だかアンバランスな感じさえ思ってしまいます。

   列車は基本的に1両編成…   線形は非常に良いです

 城北線の路線延長は約11km。勝川駅から乗ると、終点の枇杷島という駅まで16分の旅で、この枇杷島駅は名古屋からJR東海道本線で1つ目の駅です。高架路線だったので眺めが良く、とても1時間に1本くらいしか走らない鉄道には見えないわけで、なんで現状のまま推移しているのかも分かりませんが、不思議な体験が出来たと思いました。時間にしては短かったですが、心には強く刻まれた鉄道路線だったかもしれませんね…。

 さて、東海道本線へと乗り継ぎ、名古屋駅到着は8:45頃になっていました。八幡方面へのバスの出発は9:00発ですが、名鉄バスセンターの場所がいまいちよく分かっていなかったので、もしかしたらタイトな乗り換えになるかもしれませんでした…。案の定、バスセンターそのものの場所はすぐに見付ける事が出来たのですが、乗り場が2階に分かれているようで、しかも自分が乗るバスをなかなか見つける事が出来なく、本当にギリギリの乗り換えになってしまいました。最初は八幡方面へのバス乗り場に向かったのですが、この時期、そのバスはその先の白川郷〔旅日記 28.(飛騨高山編…2009.2.24~2.25)参照〕行きに変更になっていて、バス乗り場も変更されていたのです。やはり、早めに行動する事は大事なんでしょうね。

   高速バスにて、名古屋バスターミナルを出発!   出発後、1時間足らずでこんな景色に…

 バスは快適そのものでした。バスセンターを出ると、間もなく都市高速に乗り、渋滞も無く軽やかに都市部を後にしてしまいます。城北線の高架を超えたのも発車15分後ぐらいでしたし、その10分後には、もう東海北陸自動車道に入っている感じでしたね。ちなみに、この道をそのまま行くと、1時間半くらいで白川郷には辿り着ける筈なのです。本当に、鉄道にとって高速バスは脅威ですね…。
 紅葉の中、バスはひたすら走り続け、途中でトイレ休憩を挟んだにも関わらず、自分の降りる場所である八幡バスターミナルには10:15頃に到着しました。ちょっと前までの名古屋の喧騒が嘘のような穏やかな場所ですが、ここから長良川鉄道の郡上八幡駅までは、約1,5kmの道のりです。どうせ次の列車も11:00過ぎにならないと来ないので、せっかくなので散歩がてら歩いて向かってみる事にしました。

   八幡バスターミナル駅に到着!   こちらが長良川鉄道の郡上八幡駅

 八幡バスターミナルの前には、長良川鉄道らしい線路が見えるのですが、ここから駅までは名古屋方面に少し戻る形になります。ここは町の中心部からは離れた場所で(これは鉄道の駅もです)、むしろ高速道路の出口に近いような場所でした。両側を山に挟まれた場所のようで、川の反対側には高速道路が山肌をそうように走っています…。あちらに比べると、目の前の長良川鉄道の線路が、何とも頼りなさそうな雰囲気を醸し出しているわけですが、これがローカル線の良さでもあるわけです。車通りはそれなりにあるものの、歩いている人は殆ど見かけない道を、自分は坦々と駅に向かっていきました。

   駅舎内には、こんなスペースも!   新(左)旧(右)の車両が行き違います…郡上八幡駅にて

 郡上八幡駅も、またローカルな雰囲気を醸し出している駅でした。国鉄から第3セクターに転換されてはいますが、駅舎は当時のままなのでしょう。また、駅舎内には“ふるさとの鉄道館”というスペースがあり、国鉄時代当時に実際にこの路線で使われていた鉄道用品などが展示されており、時間潰しの目的で立ち寄ったものの、なかなか面白くみてしまいました(笑)。さあ、当駅11:07発の列車に乗って、この路線終点の北濃駅を目指しましょう!

   自分が乗った車両(新しい方)の車内です   鉄道はローカルの風景そのものです

 …と、意気込んだ時ほど、眠気というのは襲ってくるものです。明らかに睡眠時間が足りていないので仕方無いですが(笑)、郡上八幡駅を出て1駅、2駅程は覚えていたものの、いつも間にか眠ってしまっていたようでした。そして目が覚めた時には、もう終点の北濃駅まであと1駅…というくらいの所で、完璧に車内でぐっすりだったようです。周りを見渡しても、車内には自分以外の乗客はいないようで(乗車時は3、4人はいたのですが…)、正に貸切状態だったわけですが、ある意味、最も贅沢な時間を過ごした…とも言えそうですね。ローカル線の醍醐味でもあります。

 さて、終点北濃駅には11:44に到着しました。このまま列車は12:19発の折り返し列車となり、自分もそれに乗る予定です。せっかくなので、時間まで駅周辺をぶらぶらしてみる事にしました。ところで、この長良川鉄道の路線は越美南線と呼ばれているのですが、皆さん、越美“北”線という路線を覚えていますでしょうか?この路線は、以前〔旅日記 30.(ブルートレイン編…2009.6.22~6.25)参照〕で取り上げた事があるのですが、北陸本線の福井駅を起点として南東に進み、九頭竜湖駅までを結ぶ、やはり盲腸線のローカル路線でもあります。実は、この越美北線と越美南線は、元々“越美線”として福井県と岐阜県を結ぶ鉄道として建設されていたもので、県境部分は完成せず、岐阜県側が長良川鉄道に転換されて、現在に至っているのです。実際、地図でこの付近を見てみると、越美北線の九頭竜湖駅と、こちらの北濃駅はそんなに離れた場所になく、直線距離にして約20km…、山を1つ超えれば届きそうな勢いなのです(昔は、北濃駅の手前の美濃白鳥駅という所から、九頭竜湖駅まで路線バスが1日に2本運行されていましたが、現在は無くなってしまいました…)。

   終点、北濃駅   特に周りには何も無い駅でした

 全通しなかったのは残念ですが、どこかこの北濃駅も、そんなに終着駅っぽくない雰囲気があるのはその為なのでしょうか…。特に周りには何もなく、言われなければ中間の駅そのものの佇まいです。今は折り返しの為に長く停まっている列車があるこそ、ここが終着駅という見方も出来るのですが、これは九頭竜湖駅の時と似たような雰囲気でしたね。確かに、元は同じ路線として建設されていたのですから、県は違えど性格的には同じなのかもしれませんが…。そして越美北線の時と同様、なかなか来にくい場所でもあるので、これらの光景を目に焼き付けつつ、その場を後にしたものです。

 ここから、再度浮上八幡駅を通って、美濃市駅、関駅を通り、終点(起点)の美濃太田駅に着いたのは14:11…。約2時間のローカル線の旅ですが、本当に乗り切った感が出ていましたね(笑)。基本的には長良川に沿っての旅でしたが、更には東海北陸自動車道に沿っての旅でもありました。明らかに、あちらに歩があり過ぎで、約2時間の旅をバスでやっていたら、今頃また名古屋駅に戻れている事でしょう…。しかし、ローカル線にはローカル線の楽しみ方があります。そもそも所要時間というのは、ここでは比べる対象になりません。…そんな、明らかに無理がある理由付けでもさせながら(笑)、次の目的路線である明知鉄道へと足を向かわせました。

   3つの路線が交わる美濃太田駅にて   色々と乗り継いで、恵那駅に到着

 JR太多線と中央線を乗り継いで、恵那という駅までやってきました。JR中央線の名古屋口は近郊路線の性格が強いですが、そろそろ山間も深くなり、木曽路が始まる入口のような場所とでも言いましょうか…。これから乗る明知鉄道は、元々国鉄明智線という路線を引き継いで営業している鉄道ですが、こちらも盲腸線で、今の今まで乗った事のない路線でした。
 路線自体は、全長25km程度と、そんなに長い路線ではないですが、この間には2つの峠を越え、実は急勾配と急曲線の連続する路線でもあり、全線を乗るのに50分は掛かってしまいます。列車はやはり基本的に1両編成で、見た目的には先程の長良川鉄道とあまり変わらない車両でしたが、路線の性格的には随分異なっているという事が分かったものでした。

   明智鉄道の列車がやってきました…恵那駅にて   本数が少ないので、乗客は1列車に集中します

 乗車したのは恵那駅15:57発の列車で、車内には普通のお客さんに交じり、学生が結構乗っている様子でした。確かに、そんな時間でもあると考えつつも、こういったローカル線は、このような学生達の通学によって成り立っている部分もあるので、感慨もひとしおだった様な気がします…。列車は出発すると、早速急勾配を上り始めます。辺りが暗くなりつつあるので、そんなに車窓が見えたわけではないのですが、いつの間に恵那の街並みが眼下に見えて、びっくりしたような記憶がありました。そして、途中の飯沼駅を野志駅では、日本で第1、第2位の急勾配駅(ケーブルカー等を除く)でもあるとの事…。勾配は33‰(1m進んで、3、3cmの高さが変わる勾配)ですが、これは数字以上に急な勾配のような感じがしたものでした。
 列車は、思ったよりもゆっくり進んでいます。勾配と曲線が続いているので仕方無いのかもしれませんが、これは急いでいる人にはネックかもしれませんね。終点の明智という町は、中央線でいう、恵那駅よりは、むしろもう少し名古屋に近い瑞浪駅の方が距離的には近く、そこまで路線バスも出ているので、毎日の通勤・通学でしたら、こちらを利用した方が早いのではないかと思いました。もちろん、鉄道独特の暖かみ?というのも無視できなくは無いですが、自分が初めて乗った今回でさえそう思ったのですから、油断できない鉄道かもしれませんね。また来れる事を望みます!

   明智鉄道の終点、明智駅   そろそろ陽も暮れてきました

 終点明智駅から折り返して、また同じ恵那駅に戻ってきたのは18:11でした。これから中央線で名古屋(金山駅)まで行き、東海道本線で、一路東へと進路を向けます。今まで基本的に山の中での鉄道の旅をしてきましたが、やはり金山まで戻ってくると、いきなりの大都市に戸惑いを隠せない感じになってしまいますね…(笑)。ちょうど名古屋の夕ラッシュ時と重ねっているせいもありましたが、そんな雰囲気も体験しつつ、豊橋、浜松へと抜けて行きました。

   旧塗装のJR117系です…金山駅にて   急に大都市に来た感じです…金山駅にて

 そして、そんな乗り継ぎの終着点となったのですが、今回は静岡県の掛川という所でした。東海道新幹線の停車駅でもありますが、そんなに急いでは無かったので、今回は在来線のみで移動してきました。時刻は21:20頃で、さすがに辺りは真っ暗になっていますが、今回はここで宿を予約しています。何故ここで1泊するかは後に説明するとして、どうやら今日は沢山眠れそうな感じです…。明日、ある意味ツアー?の最終日に向けて、目一杯身体を休める事にしておきました!

   今回の泊まる地域に選んだ、掛川駅   暗いですが(笑)、このホテルに泊まりました!

   11月17日(3日目)
 小雨が滴る次の日の朝、自分は空港バスの人となっていました。行き先は富士山静岡空港となっております。この空港は聞き覚えの方もいるかもしれませんが、開港は2009年の6月4日で、現在日本で一番新しい空港でもあります。開港にあたって、利用者が果たしているのか、立ち木の問題で滑走路が一部短縮された、そもそも環境破壊だ…等、色々と逆風が多かった印象が強いからだと思いますが、これは実際に行ってみなければなりません。そして、せっかく空港に行くのですから、見るだけではなくて、そこ発の飛行機にも是非乗ってみるべきでしょう…。もちろん対象エアラインは、鈴与グループによって展開される、静岡空港をベースとさせるフジドリームエアラインズです(初就航は、2009年7月23日)。

   バイキング(自分セレクト)の朝食!   浜松駅始発の空港バス…掛川駅前にて

 フジドリームエアラインズの就航地は現在3路線あって(今後増える予定です)、それぞれ小松、熊本、鹿児島です。この日自分は帰宅する予定になっていたので、近場の小松が良いと判断しました。これなら、帰りは鉄道を使う事も出来ます。飛行機は小さ目のものが用意されていて、機種はエンブラエル170という、ブラジル製の飛行機でした。日本ではあまり聞き慣れないメーカーですが、実はボーイングやエアバスに次いで世界第3位の旅客機のシェアを獲得しており、欧米では相当ポピュラーな機種でもあります。大型機は元々造っていなく、今回乗った飛行機のシリーズで、小型機のシェアをどんどん拡大していっているのです。ちなみに、日本航空も今後のリージョナル・ジェット部門として、何機か導入しています。個人的には、今から2年前のニューヨーク旅行で、カナダのトロント~ニューヨーク間〔旅日記 20.(アメリカ、ニューヨーク編…2008.3.5~3.14)参照〕でもお世話になった機種でした♪

   雨の静岡空港に到着   この撮影ポイントに来るのには苦労しました(笑)

 さて、自分の乗る小松行きの便は、静岡空港を朝8:35に発車するもので、これは朝8:00頃に空港に着いていないといけない計算になります。静岡空港へは、近隣の都市からバスが何本が出ているものの、さすがに静岡市や浜松市からでは朝が早い事になってしまい、故に割りと近めで、空港バスも運行している掛川駅で泊まったのでした(それでも掛川発は朝7:10でしたが…笑)。意外にも東名自動車道経由で、そのままバスに揺られる事、約30分。まだまだ新しい静岡空港に到着です。

 予想通り、ここは小ぢんまりとした空港でした。1階がチャックイン・カウンター、2階が搭乗口、3階が展望台とショップという、地方空港によくある配置になっていましたが、そのどれもが、すぐ行ける場所にあります。着いてすぐに、空港内の位置関係が把握出来る感じでしょうか。チェックインはネットで完了しているので、早々と搭乗口前にあるインターネット・ポイント(10分100円)で、メールのチェック等をしておきます。
 人も少ないし、やはり小さな空港だな…と思っていたのですが、気付くと、搭乗口の前には沢山の人だかりが出来ているではないですか!…一瞬面食らいましたが、どうやら、同じ時間帯に3便の飛行機が集中しており、その為の混雑だったようです。そう言えば、出発直前になるとゲートが大変混雑します…と、放送が繰り返し流れていたような気もしましたが、そう考えるとこの光景は日常茶飯事なのでしょうね。利用率が低下している中で混雑…とは、どうも上手く回らないものだなと思ってしまいました…。

   左と右の飛行機では塗装が違う事に注目!   意外にも広く見える機内

 小松行きの便は、塗装が赤く塗られている飛行機でした。実はこのフジドリームエアラインズは、日本では珍しく一機一機が異なる塗装を施されており、成程、確かに隣に見える熊本行きの便は、水色に塗られています…。まだこの会社は2機しか飛行機を保有していないので、他のパターンがどうなるのかは分かりませんが、どうやら3機目はピンクが基調になるのだとか…。これは、乗る度に楽しみが出来るとも言えそうですね。
 機内に足を踏み入れると、通路を挟んで2席ずつの座席配置になっていますが、意外にも狭い感じは全くしません。実は、この印象こそがエンブラエル・シリーズ機の強みであり、それがベストセラーにも繋がっているのだとか…。確かに、前に乗ったトロント~ニューヨークは、よく考えたら国際線ですしね。機内の持つ“印象”は、小型機以上の潜在能力があるような気がしたものです。

   ドリンクは静岡茶!…さすがです   あいにく天気でした…

 …そして、飛行機は力強く離陸していきました。新型の飛行機なので、騒音が少ないのにも関わらず、パワーを結構感じます。本来なら、そんな離陸中の飛行機からは富士山が…と言いたいところだったのですが、この日は生憎の雨で、すぐに雲の中へと入ってしまいました。次に雲を抜ける時は、もう小松空港に向けて下降している時で、日本横断という、なかなか興味深い航路を飛びそうなのですが、この景色はお預けに…という事になります。ただ、機内ではドリンクサービス(もちろん静岡茶です…笑)と、この時期限定か、アイスで有名なシャトレーゼとのタイアップで、フィナンシェが乗客に提供されており、なかなかの待遇を受ける事になりました。全体的な印象も良かったので、是非また乗ってみたい感じがしたものでした。…言うならば、羽田から乗れない事がネックとなりますが(笑)、これは静岡を拠点にする限り厳しいでしょうね(羽田~静岡線…は流石に無理そうなので…)。どこか違う路線でお目に掛かるとしましょう。

   小松空港は北陸を代表する空港です…左の梅の花の尾翼は、台湾のチャイナエアラインのチャーター便   小松空港に到着!…手前は全日空です

 さて、小松空港に到着しました。やはりこちらでも雨は止まずで、どうやらこの日は全国的に雨模様のようです。この空港は北陸地区の拠点となる空港で、羽田からはもちろん、日本各地、更には近隣の国からの便もそれなりにやってきます。この日は、台湾からのチャイナエアラインがチャーター便として乗り入れをしてきており、しかも機種は大型機であるボーイング747(ジャンボ)を投入していました。普段から見慣れているジャンボですが、小さい飛行機に乗ってきた自分にとって、ジャンボが動いているシーンは素直に感動してしまったくらいです…。最後にはフジドリームエアラインズを霞ませる発言になってしまいましたが(笑)、やはりあれは相当大きな飛行機なんでしょうね。何だか、更に色々な場所に行きたい気持ちが出てきてしまいました(笑)。

   JRの小松駅へはバスで…   北陸本線のローカル列車です

 さて、このまま自分は、JR北陸本線の小松駅までバスで移動しました。小松駅までのバスは20~30分間隔で運転しているので便利ですが、元々小松駅とはバスで10分程度の距離です。やはり、この空港からのメインの行き先は金沢や福井で、小松はその真ん中に位置している感じでしょうか…(一応、石川県に位置しています)。自分も今回は福井の“えちぜん鉄道”に乗る為に利用した部分が大きかったので、確かに北陸の空港…という利用価値は高いのでしょうね。ある意味で、金沢にも福井にも遠い空港…という見方もあるのですが、効率が良いという点では、今の位置がベストなのかもしれません。さて、小松から目指すは、福井県です!

 福井県への目的は、えちぜん鉄道という私鉄でした。この鉄道は元々、京福電鉄という、京都と福井に路線網を持つ会社だったのですが、それを福井県が引き継ぎ、いわゆる第3セクターとして運営しているものです。路線は三国芦原線、勝山永平寺線の2路線があり、どちらも福井駅を起点として運行されています。
 自分はこれから福井方面に向かうので、順当に福井駅で乗り換えて、それぞれの路線に乗っていけば良いのですが、実は三国芦原線の方は、芦原温泉駅(えちぜん鉄道側は、あわら湯のまち駅)~福井駅間では、北陸本線と3~4kmの間隔で並走しています。これはどういう事かと言うと、芦原温泉駅から、あわら湯のまち駅までをタクシー等で移動してしまえば、自分はわざわざ福井駅まで出向かなくても、効率良く三国芦原線に乗れる…という事なのです。路線図と地図が無いとややこしいですが、御理解下さいませ(笑)。とにかく、JRで芦原温泉駅に着いた自分はタクシーを使い、あわら湯のまち駅まで向かったのでした。

   えちぜん鉄道、あわら湯のまち駅   えちぜん鉄道のこの車両は、元愛知環状鉄道の車両です

 乗ったタクシーは、案の定「どちらからいらっしゃいました?」と聞かれ、「東京です」…と答えると、微妙な観光案内が始まってしまう始末でした。しかしこのタクシー、道の途中途中で、このカーブは危険でねえ…とか、この辺りは雪が降るとハンドルが効きにくくなって、スリップして事故を起こす車が後を絶たない…等など、やたら負のイメージを連想させる話ししかしてくれません。…そう言えば、この先はあの有名な東尋坊がある地域でもありますが、自分が1人この地にやってきているのは、何か感じさせるものがあるのでしょうか…。あわら湯のまち駅までの所要時間は10分強という感じでしたが、変に長く感じたものです(笑)。
 北陸本線利用で、芦原温泉駅~福井駅間は16~18分、えちぜん鉄道で福井駅~あわら湯のまち駅間を利用すると、普通に40分くらい掛かってしまいますから、この間(芦原温泉駅~あわら湯のまち駅)を10分強で移動できたタクシーは利用価値大だったと思います。三国芦原線も、あわら湯のまち駅側は他の路線と連絡しているわけではないので、ただ単に1往復する…という行程も避けられたわけです。そんなわけで、まずは福井駅とは反対側の終点、三国港駅を目指します。

   三国芦原線の終点、三国港駅にて   三国港駅周辺

 …とは言え、ここから三国港駅までは約10分ぐらいで着いてしまいます。列車は1両編成でしたが、常に30分毎にダイヤが設定されているので、今回乗ってきた鉄道の中では、比較的利用しやすい方だと思います。そして驚いたのですが、この鉄道は基本的にワンマン運転(車掌が乗務しない)となっているのですが、それとは別に、女性接客乗務員がいたという事です。この方達は、扉の扱いや出発合図など、列車の運行に関する業務は行わないのですが、その代わり、乗車券の販売・回収、接続案内のアナウンス、そしてお年寄り等の乗降のサポートをしてたりするのです。彼女達を、えちぜん鉄道では“アテンダント”と呼んでおり、昼間の列車を中心に乗務しているようですが、基本的に車内(車掌室とかではなくて)で案内をしているので、何だか不思議な光景でした。観光バスガイドのようでもありますが、地元の方々も利用する、普通に運行している列車ですし、なかなか他では見られないような気がします…。さすが第3セクター!という感じでもありますが、色々なメディアでも取り上げているらしく、話題作りに貢献しているようですね。

   えちぜん鉄道の車内は明るかったです   車内で買った切符

 さて、もう今朝からの雨は依然止まずだったので、三国港駅でも特に駅周辺を歩いただけで、すぐに折り返して戻ってきてしまいました。こんな時に、鉄道という移動手段は本当に有難いものです。車両は元愛知環状鉄道で使われていた車両で、もちろんリニューアルされてて車内は明るく、先程のアテンダントの方とも相まって、どこか華やかな?印象まで与えているような気がしました。京福電鉄時代は、車両も殆ど古いものばかりだったので、随分と雰囲気が変わったものだと思いましたね。

 再度あわら湯のまち駅を通り、平野部を坦々と走りながら、福井口という駅に着きます。福井駅の2つ手前の駅ですが、ここで勝山永平寺線に乗り換える事が出来るので、屋根が無い狭いホームを降りて乗り換えに向かいました。まだまだ雨は降り続いています。
 勝山永平寺線は、どちらかと言うと内陸部に向かう路線なので、景色も色々と変化が楽しめます。周りにも山々が見えてきて、カーブや勾配も多くなるので、乗っていて楽しいのがこちらの路線かもしれません。…の筈なのですが、ここで今回第2の眠気タイムがやってきました(笑)。せっかくの車窓風景なのでしょうが、こちらの路線は、どうせ終点まで行って、帰りはもう一度戻ってくるしかないので…という気持ちが先行したのかもしれません…。間の風景は殆ど寝て過ごし、終点の2つ手前くらいで起きれるという始末でした(笑)。

   勝山永平寺線の終点、勝山駅にて…   こちらは元阪神電鉄の車両です

 終点の勝山は小さな駅でした。駅の待合室を含め、何だか渋い感じが漂っていて、駅舎としては自分好みな感じです。駅のすぐ外には恐竜のモニュメントが置いてありましたが、そういえば、この近くを走っているJR越美北線の九頭竜湖駅前も同じ感じでしたね。約5ヶ月振りのこの地でしたが、意外と雰囲気って覚えているものだな…と思ったものでした。ここでの折り返し時間は約30分…。後は基本的に東京に向かう経路になるので、ゆっくりと今の時間を楽しみました。降り続いていた雨も、いつの間にか止んだようです。

   勝山駅にて…やはり恐竜のモニュメントが…   勝山駅近くには、九頭竜川が流れています

 また1時間かけて、今度はじっくりと勝山永平寺線からの景色を楽しみました。途中の永平寺駅までは乗客も少ない感じでしたが、徐々に福井市街に近付くに連れてお客さんは増えていき、ターミナル駅である福井駅に着く頃には、立っている人もチラホラ…という感じの乗車率でした。…とは言え、1つのボックス席には1、2人くらいしか座っていない計算ではあるのですが…(笑)。そして今回のえちぜん鉄道の完乗により、福井県下の鉄道はJR、私鉄を含め、全て乗った事になりました!…こうしてまた、全国の鉄道完全制覇?に向けて(いつの間にそんな目標を…笑)一歩近付きましたね(笑)。すっきりした気分で、JRの福井駅へ向かったものでした♪

 この後の行程は、JR北陸本線で敦賀、米原駅に出て、東海道本線で名古屋まで行き、そして新幹線で東京に帰るというものです。福井から東京に出るルートとしてはメジャーなものですが、北陸本線の鈍行列車には乗っておきたいと思いました。北陸本線は、特急列車こそ最新型がよく導入されているものの、鈍行列車には最新の521系という車両を除くと、全て昭和30年代~40年代の車両が使われており、リニューアル(…とは言え、このリニューアル施行も既に20年以上前くらい…)はされているものの、車齢を考えると今が現役というのは奇跡に近いものがありまして、本当に貴重な車両ばかりが使われているのです。

   JR北陸本線の古参車両、475系   このタイプのボックス席も、電車ではあまり見られなくなりました…

 福井駅から敦賀駅まで利用した475系という車両も、その1つです。この車両は、元々北陸本線の“急行型”(今やJRでは急行列車すら殆ど見なくなってしまいました…)として造られ、今から20~30年前に“普通列車”に格下げされて運行されているものです。扉付近はロングシート化されているものの、車内の中ほどにはボックスシートが整然と並び、往年の急行列車の風格を残しているようでもあります。そして、車両にもよるのかもしれませんが、ボックス席の窓の下には、未だに栓抜きを兼ねている部品が残っていまして、こんな所にも昭和の香りを色濃く残している車両でもあると言えるのです。

   475系車内…敦賀付近でデッド・セクション通過の為、車内の電灯が消灯されています   昔はここで、飲み物の瓶の栓を抜いたものでした

 そして、なかなか代替車両が出てこない理由として、この地区を走る列車には、交直両用の機能が求められている…という事も大きいと思います。電車は電気で走っているのはもちろんなのですが、その電気方式には直流と交流があり、北陸地区は基本的に交流なのですが、南今庄駅~敦賀駅より南や、糸魚川駅~梶屋敷駅より東は直流区間となっており、ここを通過する列車(必然的に、北陸地区を走る列車全て)は交直両用車両でないといけないのです。交直両用車両は構造的に複雑で、既存の直流車両を改造する等して対応するのは簡単ではないらしく、未だに車両の取り換えに至ってないのです。JR西日本は、大阪を中心とするネットワークに、どうしても力を注がなければいけないので、なかなか北陸地方には新型車が回ってこないのですが、先の521系の例もありますので、これからどういった変化が見られるのかは見ものかもしれません。逆に、今現在の車両はそれだけ希少価値の高い車両達…という事ですね。自分も、北陸地区を通る度に、1度くらいは鈍行列車に乗っておこうと思うくらいです…。

   こちらは最新型、特急しらさぎ用の683系です   快適で静かな車内でした

   今回、3回目の名古屋駅でした   1人祝杯です…携帯は充電中です(笑)♪

 さて、敦賀駅より先は、最新型特急列車のオンパレードで、米原駅経由の名古屋駅までは、JR西日本の特急の最新型、683系“しらさぎ”号で、名古屋からはもちろん、お馴染みN700系“のぞみ”号で東京までひとっ飛びです。ここで、ようやく個人的にはツアーが終了した感もあり(笑)、帰りの車内では、ビールやおつまみを買って、1人祝杯を行わせて頂きました。
 思い返すと、明らかに鉄道部門の方が長くなってしまいましたが(笑)、内容的には、最初から最後まで濃い道中だったと思っています。ブルーノートでの演奏、そして名古屋を起点とした旅は、経験的にも豊かなものにさせてくれました。更新が遅くなってしまった事が悔やまれますが、改めて、どうもありがとうございました!…またどこかでよろしくお願いします!

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【2009/11/25 02:17】 | # [ 編集]


ええと…、どうでしたかね。

あの時は皆でワインが入って酔っぱらっていたので、
何かあっても全て受け入れるような状態でした…。
なので、誰からか花を渡された事だけは覚えています(笑)。
【2009/11/25 14:37】 URL | 竹内 #- [ 編集]

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【2010/01/12 22:39】 | # [ 編集]


はい、何気に復活しております。
コメントが書き込めないとの事でしたが、
携帯で、このブログを通して新しいブログに
移動すると、そうなのかもしれません。
新しいブログのアドレスを、改めて携帯に
打ち直してアクセスして貰うと大丈夫だと
思います。御面倒ですが、よろしくお願いします!
【2010/01/13 03:06】 URL | 竹内 #- [ 編集]

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【2010/01/13 11:00】 | # [ 編集]


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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

     ☆試聴はこちら



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