竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

旅日記 3.(北陸編…2006.4.16~4.17)
 先ほど気付いたのですが、このブログ、前回で通算100回目の記事だったみたいですね。なんか今回が100回目の方が、何かと記念っぽくて良かったと思うのですが(100回目にしては前回のブログは、かなり小規模なものでしたね…)、とにかくこれからもブログを更新し続けていきますで、応援のほどよろしくお願いします。

 …ということで“旅日記北陸編”、ご覧下さいませ。


 夜行列車を使って、鉄道の旅をしてまいりました。タイトルに“北陸”とあり範囲が大雑把なのは、鉄道の旅という事で回ったのが1ヶ所だけではなく、色々な土地を通った配慮からです。
 国内での鉄道の旅は意外にも久しぶりで、今回も行く前から楽しみな感じでした。恐らく今回の旅も、後に新しく作ったHPなどで(早く作れよという話しですが…)発表すると思いますので、いつもと同じように今回のブログでは箇条書き形式に話しを進めていきたいと思います。


 ●夜行急行『能登』

 この夜行列車に乗ることが、今回の旅の目的のうちの1つでした。今、全国でも話題になっていますが、JRの“夜行列車”と“急行列車”の削減が止まりません。全国の鉄道では現在はスピードが重視されており、これらの列車ではもはや時代遅れということなのでしょうか。
 なので、このどちらにも当てはまる『能登』号は、もはや貴重な存在なのです。ルートは上野~高崎~長岡(客扱いは無し)~直江津~富山~金沢という感じなのですが、上野発は23:33、金沢着は6:36と、決して悪い時間帯ではないものの、この区間なら昼間は新幹線+特急で4時間弱で行けてしまいます。やはり7時間かけて走る急行は時代遅れなのでしょうか…。

 こんな『能登』ですが早速乗ってみました。上野駅には23:20頃に到着。もう列車は入線していて、旧国鉄カラーの車体が光っております。実はこの車両、鉄道マニアの中では人気の高い“ボンネット車両”と言われてる車両で、いわゆる先頭車が“旧型”の形をしている車両なのですが、今や定期で使われている列車はこの『能登』だけなのです。加えて、これまたマニアに人気の高い“国鉄塗装”ですから、そういう意味では本当に、人気のある車両として君臨しているわけです。

   上野駅地平ホームの雰囲気もまた、旅を演出してくれます

 ホームの先端に行くと、やはり鉄道マニアらしい人が何人かいて、この勇姿?をカメラに収めていました。まあ自分もその1人なのでしょうけど…。写真を撮っていると、いきなり1人の男性に話しかけられました。

 「あなたも…鉄道が…好きでらっしゃる?」

…はい?ボソボソ喋ってたので、最初は何を言ってるのかわからなかったんですけど、

 「ええ、まあ…」

と答えると、その人は生き生きしだし、私こういう者でと、名刺(…とは言っても、B4の紙に名前や電話番号や住所が書かれていただけですが…)を渡され、

 「鉄(“て”にアクセント)の会合があるので、今度…それに行きましょう!」

と言うのです。

 鉄の会合!?

 何だそりゃ!…だいたい“鉄”って…。なんか、自分達は“鉄”と言っても通じ合える仲…みたいな感じで話されたのが非常に好ましくなく、その場は断るようにして去っていったんですけど(実は他にも色々聞かれたんです)、他に言い方はないのかなと思いつつ、やはり鉄道マニアが変に思われるのは仕方ないのかもと思いました。自分は群れるのが嫌いなタイプなので、どうもこういう感じが好きになれません。何とかならないもんですかね。
 話しが脱線しましたが、とにかく定刻になり発車。その人はホームに残っていたところを見ると、本当に見るだけのために上野駅にやって来たのでしょう。そのへんは微笑ましいですが…。

 自分は2号車に座ったのですが、日曜発ということもあり、車内は空いていました。平日の場合、勤め帰りのサラリーマン達が乗ってる場合が多い(熊谷や高崎にも停まるため)のですが、今日はそういうことはなさそうです。というか、1車両に10人ぐらいといったところでしょうか。しかも、高崎ではそのうち2、3人は降りてしまったので、結局車内は1車両7、8人に…。これでは廃止されてもおかしくない乗車率と言えそうですが、乗ってる側からすればこの優雅さが良かったりするわけですから、何とも皮肉な話しです。自分も、前の椅子を向かい合わせにし、ボックス席にして足を前に投げ出し、伸び伸びと乗っていたものです…。
 さて、高崎の1つ前の停車駅が熊谷なのですが、この駅を過ぎると車内が減灯され、いよいよ夜行列車っぽくなってきます。有名な夜行列車に、快速『ムーンライトながら』(東京~大垣)というのがありますが、あちらは“快速”扱いなので減灯はされない(…この理由かどうかはわかりませんが)ので、雰囲気はこちらの方が良いと言えるのではないでしょうか。
 車内が暗いので、外の景色も見えやすいんですよね。もちろん、ほとんど真っ暗ですが、たまに街の灯りなんかが見えたりして、旅情が溢れ出している感じです。微妙に夜逃げのような感も否めませんが…(笑)。

   減灯された車内…空席が目立ちます

 上越国境を越えると新潟県に入ります。この辺りは有数の豪雪地帯ということもあり、周りは雪が結構積もっていました。雪は白いので、少しの車内からの明かりでも大きく反射し、暗い目に慣れた身にとっては微妙に明るく見えるから不思議です。これも夜行列車の醍醐味ではないでしょうか。
 しかし、山を下り、長岡駅に着いた頃には今度は雨が降っていました。もちろん、この辺りになるともう雪は積もっていませんが、雨は結構降っていて、明日に影響を与えなければ良いのだけど…と思いながら、深夜の駅を眺めていました。すると、突然車内で眠っていたお客さんのうち1人がドアに駆け寄ります。…と言っても、この駅は運転停車(客扱いをしない停車…乗務員交代等のために行われる)の駅なので、ドアが開くはずもありません。後にその人もそれがわかったせいか、また席に戻っていきました。確かに、爆睡中いきなり駅に着くとびっくりしますものね。
 そして、長岡からは進行方向が逆になって、金沢方面へと向かいます。途中の柏崎というところからは進行方向右側に日本海も見え始め、自分はこの路線の眺めが結構好きで、午前4:00前にも関わらず、しばらくそれを見ていました。
 まもなく直江津という駅に着きます。ここは高崎駅以来の停車駅で、高崎が1:00ぐらいだったので3時間振りぐらいの停車になるわけですが(運転停車は何回かあります)、着く直前になって、先ほど長岡駅でドアに向かっていった人が、車掌さんに何か言っています。

 「あの…乗り過ごしちゃって…」


 ええっっ!!Σ( ̄ロ ̄lll)


 なんか眞鍋かをりのブログ風のリアクションを取ってしまいましたが、なんということでしょう…。きっと、その人は熊谷か高崎辺りで降りたかったに違いありません。確かにスーツも着てたし、長岡での焦りも少々おかしいと思ったんですよね。そのあとは車掌さんとデッキに消えていったので、どのようなアドバイスをしてたのかはわかりませんが、こういうことって、もしかしたら珍しい事ではないのかもしれません。車掌さんも慣れた対応…という感じだったし。その人は結局、朝4:20頃の直江津駅で降りていきましたが、その後はどうなったのか…安否を気遣うばかりです。

 さて、そろそろ外も明るくなってきました。富山県に入ると、客も少しずつ乗ってくるようになります。まだ早い時間に走っているこの列車は結構重宝されているのでしょう。しかし富山駅に着くと、先発する特急に皆乗り換えてしまい、いよいよ車内も3、4人になってしまいました。やはり時代は特急なんですかね。そういえば今日は月曜日と平日だし。乗り換えていった人達も、大阪に出張とかいう人達なのでしょう。もう1日は始まっているのです。
 自分は終点の金沢までは行かず、七尾線というのに乗るため、少し手前の津幡という駅で降りました。ホームには学生が大勢いて、ああ、地方の朝の風景だなと思いました。空いてる車内から、一気に庶民のある生活に戻ったという感じで、そのことからも、夜行急行列車がいかに時代離れしているというか、そんなことが分かったように思えました。急行『能登』、これからも走り続けてほしい列車だと思います。


 ●のと鉄道

 上記の津幡という駅から七尾線で能登半島の奥地に向かっていくわけですが、普通電車に揺られて約1時間半で、終点の七尾という駅に到着します。この1つ先に和倉温泉という駅があり、JR七尾線はここまでなのですが線路はここで終わりではなく、さらに穴水という所まで延びています。この和倉温泉~穴水間を結んでいる鉄道がのと鉄道で、列車はすべて七尾駅から出ています。この鉄道は総延長が28kmしかなく、わりと小規模な鉄道になると思うのですが、実は少し前までは、総延長が100km以上もある大規模な鉄道でした。これが今のような状態になったのは、乗客減による路線の廃止です。一番乗客が多いとされる、和倉温泉~穴水間のみ残した…そんな感じでしょうか。

   和倉温泉駅に停車する、のと鉄道の車両   のと鉄道の車内

 七尾まで乗ってきたJR七尾線もかなりローカル度の高い路線でしたが、この先に延びるのと鉄道も、それ以上にローカルな路線です。列車もほとんどが単行(1両)で運転。非電化でディーゼル車。それでも車両は新しく、路線は縮小されたものの、それに負けじと営業していこうとする姿勢が見えてきました。もちろんワンマン運転で、運転士さんは乗客の切符の回収なども行います(案内放送は自動)。
 何といっても、地元に密着した路線というのが感じとれました。平日の昼間ぐらいの時間帯だったので、さすがに若い人達は乗っていなかったものの、上り列車には20人近くのお客さんが乗っていました。これで何とか廃止にならず、営業を続けていってほしいものです。
 終点の穴水駅の先も少し歩いてみましたが、途中で線路は途切れ、そこから先は立ち入れないようになっていました。廃止されたのはそこまで昔の事ではなかったため、何となく生々しかったというか、会社の現実を思い知らされた感じでした。田舎に行けば行くほど、路線の雰囲気は良くなっていくものの、それだけでは鉄道会社としてやっていけない…。難しい問題ですが、全国にはこのような路線がいくつもあるのが実態なのです。そしてそれを支えているのは他でもない、地元の人なんだということを、改めて感じることができたように思いました。

   沿線はやはり、のどかな感じです   穴水より先はもう走っていません


 ●北陸地区を走るJRの車両

 今回乗ったJR(西日本)の路線として、七尾線と北陸本線がありましたが、全般的に車両が古かったです。しかし特急は結構新しめの車両が走っていて、新幹線がまだ通っていないこの地区での、在来線特急の重要さは再認識することができたのですが…普通列車はここ数年、新車が登場していません。
 確かに、現在走っている車両はすべて国鉄時代に造られたもの。それらを改造とかして、これらの路線に投入したというわけなのですが、言い方を変えれば“すべてお古”…ということです。最初に造られた時期から換算すると、車齢が40年以上も経ってしまっているものも多く、ある意味この地区では、貴重な車両達が走っている…とも言えるのです。
 そしてこれらの車両は、昔は急行や特急などで活躍していたものを改造して、普通に使用しているという感じなので、往年の鉄道旅行を感じさせるという意味では、良い車両たちですが、。やはりそう思ってくれるのは鉄道好きな人達だけかもしれません。JR西日本は、大阪地区には新車をバンバン投入しているのに、地方にはなかなか新車が登場してきません(特急については別ですが…)。そろそろ新車が待たれる頃ですが、そうすると貴重な車両たちが姿を消してしまうわけで…ああ、ホント鉄道好きって、我儘な人達ばかりです。

   683系…特急車両には結構力を入れている気がする   七尾線によく使われる415系800番台

   今や貴重な急行形車両、475系(左にも貴重な419系が)   475系の車内


 ●富山地方電鉄

 富山駅を起点(この鉄道では電鉄富山駅と呼んでいます)に、宇奈月温泉駅や立山黒部アルペンルートの玄関となる立山駅を結んでいる私鉄が富山地方電鉄です。地元の人達からは『地鉄』と呼ばれて親しまれており、路線延長も100km近くを有する、結構大きめな地方私鉄です。
 起点となる電鉄富山駅も、地方私鉄にしては立派なターミナルを持ち、本線、立山線、不二越・上滝線という3つの路線が集まって発着しているのも、珍しい環境だと思います。
 こんな地鉄線ですが、以前は本線に乗ったことがあったので、今回は立山線と不二越・上滝線に乗ってみることにしました。これら2つの路線は、電鉄富山駅を発車後、1つ目の稲荷町という駅で別れた後、再度岩峅寺という駅で合流する路線形態になっているので、行きは立山線、帰りは不二越・上滝線という、乗りつぶしには効率の良いルートを通ることができるのです。

   わりと大きめな電鉄富山駅   稲荷町駅には車庫が併設されています

 ということで、まずは立山線で立山駅まで向かいました。外はまあまあ晴れてて、遠くには雪を被った立山連峰を望むことができたのですが、この頃が自分の眠気のピークでした…。道中の半分以上は寝ては起き、寝ては起き…という繰り返しで、はっきり気付いた頃には平野部を過ぎ、山間部に突入している頃でした。遠くに山…という広い空間はとっくに過ぎてしまったようです。どうも地鉄線はのどかというか、マイペースな感じで走行していくので、乗っているこちらとしても心地良い気分に陥ってしまったようです。
 さて、山間部というのは大袈裟な表現ではなく、岩峅寺駅からは勾配もきつくなっていきます。山が線路に迫ってくるようになり、カーブも多くなります。途中、常願時川を渡る小見橋梁は高さ80mもあり、車窓風景のピークと言えるでしょうか。この橋は老朽化しているために、電車も時速20kmに減速してそろそろと渡るので、よりゆっくりと景色も眺められるわけであります。

   常願時川を渡る電車からの眺め   積雪も目立ってきました(同じく車内より撮影)

 この川を超え、有峰口という駅を過ぎると積雪も目立ってきました。山肌が迫ってきているため、雪もなかなか融けにくい状況なのでしょう。さらに線路は上り勾配を続け、トンネルも2、3個くぐります。本当に山岳路線という感じですが、最後にもう1回常願時川を渡ると、すぐに終点立山駅となります。
 この駅の2階はビジターセンターとなっており、駅の東側には立山開発鉄道のケーブルカーの乗り場があります。ここから立山黒部アルペンルートというのが始まり、これを乗り継いで(ケーブルカーの他に、専用バス、ロープーウェイなど)いくと、長野県の信濃大町まで達することができるわけですが、今はオフシーズン。何より時間が無かったために、今回は割愛しました。ですが、夏となればかなりの観光客が来る場所ではあるので、それの下見としては十分な旅になったんじゃないかと思っています。

   立山駅周辺…右奥にはケーブルカーが見えます   富山地方電鉄富山市内線…南富山駅にて

 さて、岩峅寺駅まで戻り、今度は不二越・上滝線で富山まで戻ります。不二越・上滝線というのは、稲荷町~南富山間が不二越線、南富山~岩峅寺間が上滝線というだけで、電車は両線をスルー運転しているので、乗客にも分かりやすく不二越・上滝線としているのだと思います。
 こちらは結構単調な路線だったのですが、実は電鉄富山~岩峅寺間は、こちらの方が立山線より3、4分早く着くということで、何気に隠れたルートでもあるのです。まあ各停しか走らない路線ではありますが…。
 さて、途中の南富山駅からは路面電車も発着しており、これで富山駅へも行けるので早速乗ってみました。富山市内を走る、れっきとした路面電車なのですが、実はこれも富山地方電鉄の路線です。この私鉄はなかなか興味深い路線がたくさんあるのです。
 料金は均一200円。だいたい5分毎に運行されており、利用客は多いほうだと思います。ただ、実際に乗ると信号待ちが多くて(路面電車優先の信号になっていない場所が多い)、急いでいる立場からすれば少々イライラしてしまうのかもしれません。
 というのは、今回この路面電車のあと、空港に行く最終バスに乗らねばならず、なかなか先に進めない路面電車に、自分的には結構焦りがあったのです。なので、本来の路面電車の楽しみ…という点では、しっかりと味わえてなかったかもしれません。今回は南富山駅前→富山駅前のみの乗車でしたが、まだ富山駅前~大学前という区間が残っているので、今度は気持ちに余裕があるときに乗ろうと思いました。


 ●桜が満開!

 これは嬉しい誤算だったのですが、車窓を楽しんでいると時々桜が目に付き、しかも満開なのです。特に狙ったわけではないのですが、確かにこの時期の北陸の桜は見頃とのことでした。これが事前にわかっていれば、桜と鉄道を取り合わせた写真とかを撮っていたのかもしれませんが、何しろ思いもしなかったことなので、予定変更を考える余裕もなく、ただ眺めているばかりでした。それでも走っている車窓からや、たまたま歩いていた所から桜を撮ることができたので、ここで紹介したいと思います。

   のと鉄道能登鹿島駅にて   富山市役所の近くの川にて

 鯉のぼりと桜という取り合わせは、東京ではなかなか見ることが難しそうですよね。


 ●帰りは飛行機で

 先ほど富山市内線に乗ったあと、空港バスに乗る予定とあったのは、今回は帰りに飛行機を使ってみるという計画があったからです。今まで行ってきた鉄道の旅で、飛行機を取り入れたというのは、もしかしたら今回が初めてかもしれません(海外は除く)。
 北陸というのは鉄道だと不便な場所で、東京と直線で結ぶとどうしても山岳地帯にぶつかってしまい、回り道せざるをえないわけで、新幹線と在来線特急を使っても3時間台が限度です。しかし、飛行機だと1時間ぐらいで着いてしまいます。気になる料金ですが、電車だと指定席特急料金込みで11600円、対する飛行機は普通運賃だと19800円ですが、全日空(ANA)の特割1という割引運賃を使うと11300円~になります(往路のみ…復路は12800円~…便によって値段は変わります)。

   帰りに乗ったボーイング767-300の機内

 これを使わない手はありません。自分は3日前ぐらいに(特割1は、乗車する1日前までに航空券を購入しなければなりません)ANAのHPから航空券を予約し、ネット割引も加わって12550円でチケットを手に入れました。決済も近くのコンビニで行うことができるなど、ホント便利な時代になったものだと思います。
 ところで、先ほどの空港バスの話しですが、実は…間に合いませんでした、、。富山駅前で路面電車を降りると目の前の交差点を空港行きのバスが通り過ぎていくという無残な結果に…。いや、まだ間に合うと思い、次の停留所と思われる市役所前まで自分は走ったのですが、それでもやはり間に合いませんでした(その時撮れた写真が、前述の市役所近くの桜の写真なのです)。
 実は空港行きのバスはそれが最終で、あとはいくら待ってもバスは来ません。ということで、結局空港までは泣く泣くタクシーを使ってしまいました。バスだと空港までは400円なのですが、タクシーではだいたい3000円くらい…うーん、せっかく航空券を安く買ったのに、思わぬ出費となってしまいました。皆さん、旅では余裕のある行動を取りましょうね!
 思えばこの富山空港は、昨年の11月に Generation Gap と Lindalou というバンドのツアーで富山に行ったときに、メンバーの立山秋航を迎えに行った空港〔2005年を振り返る(11月)参照〕…懐かしい。
 この空港は全国でも変わった立地で、富山市内を流れる神通川の川原を利用して、空港が形成されているのです。つまり、川の堤防辺りに空港ターミナルがあり、その先に滑走路、そしてその先に川…その向こうに対岸の堤防という感じです(下の写真参照…昨年11月撮影)。

   川原に空港がある富山空港(2005年11月撮影)

 今回はもう時間が19:00近かったので撮影は無理でしたが、飛行機というのはホント便利なものだと、つくづく感じました。飛行機のスケジュール自体は富山19:10発、羽田20:15着という感じだったのですが、羽田には6分早く着いてましたし、富山のターミナルから離陸までは5分、羽田に着陸してからターミナルまでは10分弱はかかっていたため、飛行していたのは実質45分ということになると思います。
 富山というのは、羽田から就航している路線で、大島などの近隣諸島を除けば最も近い就航地になるのではないでしょうか。フライトを振り返ってみると、離陸してから10分ぐらいでシートベルトサインが消え、それから10分ぐらいしてドリンクサービススタート(自分はよくスープを注文します)、10分して片付けられると、もう着陸態勢に入っている…こんな感じです。それでもデキパキとサービスをこなすスチュワーデスさん達は本当に凄いなと思いましたが…。

   到着案内板には20:09着の表示が…

 とにかく、飛行機は早い。これを実感しました。羽田からは現在、東京モノレールが羽田~山手線内を500円!(羽田~浜松町間が通常470円だから、この値段は破格です。5月頃までだそうです)で販売しているので、先ほどタクシーで予定以上のお金を使った身としては、迷わずこのルートを選んでしまいました。その代わり時間は結構かかり、自宅に着いたのは22:00ちょっと前。富山→羽田のほうが時間がかからないという、なかなか面白い結果になっていました。
 このあと自宅では富山で買ってきたお土産を引っぱり出し、ビールと共に至福の時間を過ごした自分がいたというのは、以前に書いたブログの通りです(笑)。お疲れ様でした!


 こんな感じの今回の旅でしたが、やはり現代の移動の手段は、とにかく速く便利に…という方向で進められているのだと感じさせられました。そうすると、地方のローカル線などが経営していくというのは結構きつい話しで、乗客減で廃止になる路線があるというのも、やむをえない事なのかなと思いました。
 こういった地方鉄道の在り方…というのが問われる時代でもありますが、鉄道好きの自分にとっては、末永く活躍してほしい事を願っております。自分にできる事といったら、それらの鉄道に乗りに行くことぐらいですからね。とにかく、ためにもなった北陸の旅でした。皆さんも乗りに行かれてはいかがですか?

 ☆のと鉄道のHP…http://www.incl.ne.jp/ntr/

 ☆富山地方電鉄のHP…http://www.chitetsu.co.jp/

テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行

この記事に対するコメント

七尾やら、能登やら、金沢に住んでた頃は私もよく遊びに行ってたけど、
高速道路もあるし、車で行く方が早いし便利なのよね。
(しかも車で走れる砂浜の海があったりするからよけいに車でそこ行きたい。)
特に地方は東京と違って車中心の生活を強いられるから、
電車の需要もやっぱり減るよね。。
かくいう自分も地方では車で移動しちゃうしね。

電車に乗るのはやっぱりお年寄りや学生が多いのかしらね?
鉄道マニアって仲間募集してんだね?
情報交換したいのかね?
フラレたおじさん、ちょっとかわいそ~。。

【2006/04/19 14:06】 URL | りこ #- [ 編集]

地方の鉄道はやっぱ厳しいでしょうね
学生は重要な顧客だと思います。
ちょうど朝ラッシュ時に乗っていましたが、
その時ばかりは東京と変わらない
混雑っぷりでしたし…。

鉄道マニアの会…ねえ…。
今思えば、本当にそういう会だったのか
どうかも疑問が残りますし…。
【2006/04/19 14:54】 URL | 竹内 #- [ 編集]


おぉ、地元地元!
うれしくなって書き込んじゃったよ!!
今度行く時は誘ってね~!
【2006/04/20 00:03】 URL | monchi #- [ 編集]

そうそう!
そちらのブログを見たら、最近富山に行ってきたと
書いてあったので、もしかしたら日にちとか被ってたのかも!?

いいんですか~?電車の旅ですよ(昨年の山寺が懐かしいですね)。
【2006/04/20 00:08】 URL | 竹内 #- [ 編集]

夜行急行『能登』
昨年のツアー時、富山に行くのに使おうとしたんですが
1人だし・・・って事で結局、新幹線と在来線乗り継ぎで行ったんですよね・・・。

同じ場所に行くのでも、交通手段を変えると
また違った楽しみ方が出来ますよね~。
【2006/04/21 10:55】 URL | りょう。 #- [ 編集]

一応候補にあったのですね
でも夜行列車だけに、富山には朝の6:00頃
着いてしまいますからね…。ライブまで
時間を潰すのは大変そうな気がします…。

新幹線で正解!(飛行機も楽しいけど)
【2006/04/21 13:33】 URL | 竹内 #- [ 編集]


この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する


この記事に対するトラックバック
トラックバックURL
http://pftakeuchi.blog41.fc2.com/tb.php/101-707d4b7b
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

     ☆試聴はこちら



カレンダー

10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -



ブログ内検索



竹内大輔までのメールはこちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー





上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。