fc2ブログ
竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
旅日記 31.(フランス、パリ編…2009.7.22~7.28)≪まだ途中です!≫
 昨年の〔旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)〕の記事を仕上げてないにも関わらず、こちらを書かないわけにもいかないので、今年のパリに行った旅日記を書きたいと思います。できれば(いい加減に)前の記事と並行して書いていこうと思っていますので、どうぞよろしくお願いします。


 もう、今から2ヶ月弱も前になってしまいますが、今年もパリに行ってきました!…昨年にも同じ時期にパリを訪れているので〔旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)参照〕、前回から約1年しか経っていないわけですが、それだけパリは見所が多く(前回で2回目でしたが、主要な部分は大体見て回れたものの、それでもまだ見足りない部分はありました…)、そして魅力的な都市なのだと思います。
 また、前回と同じく、目的地はパリだけに絞りました(地方にも少し行きましたが、全て日帰りです)。何だか勿体無い気もしますが、むしろ1週間だけの旅行期間ですと、パリに絞らない限り、パリをよく知る事は出来ない気もするのです(実際そうだと思います)。フランスは、田舎町が良いという話しも聞きますが、やはり世界に名立たるパリという街を知りたいと思うのは当然で、今回の目的地がパリだけになったのも、そういった思いが強かった為です。今回も、色々な写真を用意していますので、どうぞ楽しんでご覧下さいませ!


 ●欧米方面では初経験の全日空

 今回のパリ行きの航空券は意外にすんなりと、日系である“全日空”に決まりました。海外に行く際に日本の航空会社を使うのは個人的には珍しいのですが、選んだ理由は簡単で、この時期のパリまでの直行便で、一番安い値段を提供していたからでした。
 全行程が1週間という自分にとって、やはり直行便は有難い存在です。また、前回と違って今回は、日本を朝に出発にする事が出来たので、成田空港を午前中に設定されている便を選びたいところでもありました。もちろん、それは現在の東京~パリ間の直行便の航空路を設定している、日本航空、全日空、エールフランス航空の3つの航空会社全てにあるのですが、自分は今回、全日空を選ばさせて頂いたわけです。
 …よく考えたら、全日空は国内線ではよく使うものの、国際線で乗る機会は殆どありませんでした。…と言うか、リゾート路線(ハワイやバリ島等)では日系の航空会社(まあ、日本航空ですね)を使った事はあるものの、欧米の長距離路線に関しては日系の航空会社を使った事は今まで皆無でした。これは単純に、リゾート路線系では値段を安く提供し、欧米線ではビジネス客利用も多いので、値段が割りと高い為ですが、今回の時期では何故か全日空の航空券が一番安かったのです(買う時期にもよるのかもしれませんが…)。
 こういった背景から、個人的には珍しい、日系の航空会社での移動が実現したわけですが、同じ航空会社でも、リゾート路線よりビジネス路線に特に力を入れていて、それはサービスも表れています。パリ線なんて、なかなか利用する機会が無いとも言えるので、この際、お馴染みの航空会社である全日空の“真”のサービスが見たかったのかもしれません。乗り慣れている航空会社だったものの、行く前からワクワクしていたのはその為だったのでしょう(笑)。

   頼れる日本の翼です!   これはシベリア上空ですね

 全日空のパリ行きは、成田空港11:20発で、飛行機は最新鋭の、ボーイング777-300ER型が使われていました。いわゆる長距離路線用の飛行機で、今や全日空を代表する機種と言っても良いでしょう。その分、機内にも最新の設備が施されており、全日空の長距離路線への拘りを随所に感じる事が出来ました。
 もちろん座席はエコノミーですが(笑)、今やパーソナル・ディスプレイは当然の設備で、また、座席も全日空のカラーである“青”に統一されているのに好感が持てます。今、自分は全日空に乗っているんだな…というのが実感できる事でもあり、これは心に落ち着きすら与えているような気がします。
 機内映画も豊富で、当たり前ですが、洋画は全て日本語字幕(または吹き替え)が出るのも、日系の強みと言えるでしょう。これが海外の航空会社でしたら、映画の本数は豊富なものの、日本語字幕や吹き替えが設定されているものは限られるので、かなり種類は限定されてしまいます。また、日本の航空会社だけに、邦画はやはり充実していますね。自分は“おくりびと”、“おっぱいバレー”、“ジェネラル・ルージュの凱旋”等を見ましたが(特に“おくりびと”は最高でしたね)、ここまで一度に見られるのは日系だけでしょう。また、テレビ番組の録画で“爆笑レッド・カーペット”とかやってましたし、洋画では“ドラゴンボール・レボリューション”とか、恐らく機内映画だからこそ見れたもの(笑)が沢山エントリーされているのが良かったです(ついでに言うと、マトリックスの3部作全てや、キャメロン・ディアスものが3作品程も上映されていました…あとは数が多過ぎて省略!笑)。もちろん、これらは全て早送りや巻き戻しが出来るので、本当にパリまでの約12時間のフライトを、この映画群で費やせると言っても過言ではありません。パリに到着する約1時間前、飛行機はベルギー上空付近だと思いますが、そこで“爆笑レッド・カーペット”を見て笑っている自分…。不思議な時代だと思いますね(笑)。

   衝立の前は、また違うクラスの席です   和的なメニューがたまりません(笑)♪

 食事もまた、日本らしい配慮がなされていました。右上の写真を見て頂ければ明白ですが、これは明らかに丼もので、しかも半熟玉子が乗っているではないですか!…わざわざ“食べ方”まで書いてある紙まで用意されていたのは頭が下がりますが(さすがに外人には、半熟玉子の殻を割って、丼の上に落とす…という行為は難しいかもしれません)、これもまた甘辛な味付けで美味でした♪…こういった機内食は本当に初めてで、やはり欧米路線では、食事にも相当なコストを掛けているような感じがしましたね。もちろん、自分はその時に一緒にビールやワインを注文しつつ、更に楽しい時間を謳歌していました。やはり旅は、ここから楽しまないと損ですよね!
 予想外だったのは、思ったより外人のフライト・アテンダントが多かった事でしょうか。実際、外資系の航空会社でも日本人のCAがいる事は当然なので、当たり前と言えば当たり前なのですが、何となく新鮮に感じてしまったのも確かです。自分で思っている以上に、グローバルな感覚というのは大切なのだと思いますね。
 こうして、当然ながら言葉に苦労する事も無く(これこそ当たり前です…笑)快適な約12時間を過ごして、現地時間の16:30頃に、パリ・シャルル・ドゴール空港に無事到着しました(10分ぐらい早く到着したようです)。そして飛行機の扉が開いて、日本語で「有難うございました、行ってらっしゃいませ」という声が掛けられます…。この時自分は、日系の航空会社を利用すると、現地で飛行機の扉が開いた瞬間に、外国の旅が始まるんだなと改めて感じたものでした。外資系の航空会社を利用すると、日本で飛行機に乗ったその瞬間から、海外への旅が始まると言いますが、正にその違いがはっきりと分かりました。どちらが良い…というのは、もはや愚問でしょう。ただ、安心感を買うのであれば、日系の航空会社に勝るものは他に無いような気はしました。…さあ、改めて、パリへの旅の始まりです!


 ●早速パリの洗礼を受けた、空港~ホテル間

 前回と同じく、パリの玄関口となっている所は、シャルル・ド・ゴール空港です。ただ、前回はエール・フランスを利用した事もあって、到着ターミナルは最新式のターミナル2に到着したのですが、今回は空港開業時からある、ターミナル1への到着となりました。もちろん、自分的には色々なターミナルが見れるので、その到着は願ってもない事でしたが…(笑)。
 シャルル・ド・ゴール空港が開業したのは1974年で、世界の空港スタイルをリードした空港でもあります。この年と言えば、ボーイング747(ジャンボ)が就航して間もない頃で、それまでは飛行機に乗る際は、タラップを付けて乗るのが主流だったのですが、この空港は逸早くから、ターミナルから飛行機に直接乗降できるボーディング・ブリッジを採用していました。
 ドーナツ型の円形ターミナルを中心に、計7つのサテライトが囲み、ターミナルとサテライトは地下道で結ばれています。地下道にしたのは、誘導路での飛行機の動きがスムーズになる為でもあります。…そして、ドーナツ型のターミナル中心部は、正にこの空港の“見せ場”となっていて、吹き抜けの空間にシースルーのエスカレーターが錯綜し、宇宙ステーションのような感じさえしてしまいます。空港開業時には、現在では運航をやめてしまったコンコルドが就航しており、この空港から飛び立つ姿は、それこそ未来の空の旅の象徴だった事でしょう。

   写真の右側のコンクリート橋がサテライトからの道です   サテライトからの道を抜け、ターミナルに入りました

 さて、ターミナル2が出来るのは1982年ですが、この時にはサテライトのスタイルはやめ、横長のターミナルに飛行機が直接横付け出来るようなスタイルに変わりました。全く異なるスタイルですが、確かにこれだと増設が容易で、実際、現在のターミナル2は、年々その規模を大きくしていっています。
 ところで、日本の成田空港の開港は1982年で、関西空港が1994年開港なのですが、実は前者のターミナルはサテライト式で、後者は細長いビルに、飛行機を直接横付けさせるスタイルになっています。これらの空港は、日本では随分と斬新なものと話題になりましたが、やはり先鋭的だったのはパリの空港だったわけですね。つまりは、このシャルル・ド・ゴール空港は、世界の各空港に少なからず影響を与えているという事なのです。

   未来都市(少し昔の人が考える)をイメージ?   2両連結のバスがやってきました!

 話しをターミナル1に戻しますが、完成され過ぎたデザインの為か、使いにくい部分もありました。まずは先程も言ったように、増設が出来ないという事です。これはターミナル2の完成で解決しましたが、やはりデザイン重視で造り過ぎたという感は否めなかったようです。また、空港を使ってみればわかるのですが、このターミナル、出発階が下階、到着階が上階と、世間の常識の逆をついているのです。これは、初めて利用する人からすると戸惑いを隠せない筈です。また、空港外周の道路が、右側通行の国にも関わらず、反時計回りに固定されていて、つまりはバス等の出入り口は、ターミナルの反対側になってしまうわけですね。バスへの乗降の際には、必ず一旦道を横切らなければならず、空いている時期だったらまだ良いものの、混雑時は大変そうだと想像されます…。どうやら、当のフランス人も使いにくいと思っているそうで、怪訝そうな表情はするものの、誰かに文句を言うわけでもなく(まあ、言う相手がいませんし…笑)、、、早速フランスらしい雰囲気が漂ってきましたね(笑)。

 さて、今回の市内までの道のりは、ロワシー・バスという、言わば路線バスの延長みたいなバスで向かう事にしました。値段は、RER(“エル・ウー・エル”と読みます…高速郊外鉄道)と殆ど変らない9,1€(約1260円)で、治安面では確実に安心の方でしょう。ただ、本数は日中は15分毎となっていたものの、何と1回目に待ったバスが満員で、乗車拒否されてしまいました。これこそパリの洗礼なのでしょうか(笑)。仕方無く、更に15分待って次のバスに乗れましたが、この時に満員だったら、もうどうしようもない感じでしたね。もちろん旅行者が多いので、バスの中ではスーツケースが散漫していて、たまにそれを座席に置いている輩も見かけるのですが…。
 そんなこんなで何とかバスに陣取り、空港から約50分前後の市内までの旅です。時刻は17:30過ぎくらいで、交通量は若干多めといったところでしょうか。空港から20分くらいは、喉かな田園風景をひた走るだけで、本当にパリに向かっているのかという感じさえしてしまいますが、これぞ、フランスはパリ以外は田舎…と言うのに相応しい光景だと思いましたね(笑)。

   手にはチケットを持ってますね   パリ市内は大渋滞!

 さて、そんなロワシー・バスも徐々にパリ市内へと入ってきました。北駅の北側をかすめ、何故か乗務員交替が途中にありつつ、本格的に市内へと入っていきます。ただ、この市内への道順が何とも複雑で、よくこんなルートを空港バスのルートにしたなという感じです。一方通行になる道はもちろん、パリは路上駐車が多いので、更にそれを掻き分けて進んでいく感じでしょうか。ロワシー・バスは2両連結のバスなので、運転はかなり難しいと思われるのですが、やはり運転技術が高いのでしょうか。
 もうあと10分くらいで、市内の終点(パリ、オペラ座前に着きます)に着く筈なのですが、ここでとどめの大渋滞が待っていました。反対車線も混んでいて、更に、その先の交差点のどの方向も混んでいて、素人目には収拾がつかない状態にしか思えません。まあ、自分は急いでなかったので良かったのですが、時間に追われている人は気が気ではないでしょうね…。そもそも、そんな人はこのバスには乗らないと思いますが…(笑)。
 窓の外を見ても、辺りは車だらけで、もう前も後ろも、そして横にも車、車、車です。これが街中で起きているのですから大変ですが、辺りにはクラクションが鳴り響き、それぞれの車も我よとばかりに前に進んでいきます。車同士の間隔も狭いもので、いつか当たってしまうのではないかと思う程ですが、これも何とか上手くすり抜けていくのです。特に交差点でのカーブの際は、本当に運転の技術が評価されるところで、、、


 ガリガリ、、、


 ……。


 ……。


 当たってる!


 突然、隣の車から人が降りてきて、このバスの運転手に文句を言い始めてきました。しかも、交差点のど真ん中で…です!…もちろん、2両連結のバスなので、それに行く手を塞がれた車は多く、いつも以上にクラクションが街中に鳴り響く状態でした。それでも、乗用車の運転手は怯みません。もちろん、何て言っているのか分からないのですが、明らかに周りの状況は気にしていない感じでしょうか…。
 バスの乗客も心配そうに見守っていましたが、やがてバスは動き出しました。ホッと一安心…と思ったのも束の間、道を一筋曲がったところで、急に停車してしまいました。すると、バスの運転手が客席に向かって一言、、

 「このバスは、ここで打ち切りにします。」

 …と、言っていたかどうかは不明ですが、恐らくそんな感じでしょう。一瞬、車内が雑然としますが、乗客が皆すごすごと降りていくではないですか!…何じゃそりゃー!…と思いましたが、どう反抗して良いのか分かりません(笑)。ある老夫婦は、この先の行き方を運転手に聞いていたようですが、自分なんかは、聞いたところで分かる筈もありません。とにかく、現在の位置を確かめ、早々にホテルに向かいたいところでした。仕方なくスーツケースを引っ張っていくと、バスの運転手は、先程の車を当てられた人と、更なる交戦を続けている感じでした。いやあ、凄い国ですな…(笑)。
 運良く(…と言って良いのかどうか…)、ここはメトロ(パリの地下鉄)の駅に程近い所で、1回乗り換えるだけでホテルの最寄駅まで行ける事が分かりました。…と言うのは、目の前には、風車が回っている赤い建物が見えたので、成程、ムーラン・ルージュの前かと即座に分かったのです。
 しかし、ここからホテルまでも結構あります。元々、ロワシー・バスの終点である、パリ・オペラ座からもメトロを利用する筈だったので、大した変更点にはならなかったのですが、実はメトロは、この“乗り換”が曲者なのです。元々が古い施設なだけに、駅にエスカレーターと呼べるものは殆ど設置されていなく、重いスーツケースを抱えている自分にとっては、出来るだけ避けたいところでもあったのです。しかしその思いも虚しく、ひいこら言いながら何とかホテルの着く事が出来ました。今回自分は、Chatelet(シャトレ)と言う、パリの中でも割りと中心部の辺りにホテルをとったのですが、結果的に、より時間が掛かってしまいましたね(笑)。しかし、観光の拠点には何かと便利な所でした。

   今回泊まったホテルです   遠くにある塔は、もちろんエッフェル塔です

 早速フランス流の洗礼を受けてしまい、思った以上に疲れてしまいましたが、夜にホテルを出て散歩したところ、セーヌ川の向こうに、ライトアップされているエッフェル塔の姿が目に入りました(写真右上参照…手前はポンヌフという、パリ最古の橋です)。これこそ、パリの光景ではないですか。これも、ある意味パリの洗礼です。どうやらいい気持で、次の日を迎えられそうですね♪


 ●やはりエッフェル塔でしょ!

 エッフェル塔無しのパリなんて考えられない!…というくらい、エッフェル塔はパリの代表する建築物、場所だと思います。…なのにも拘らず、自分は今回で3回目というパリ訪問で、エッフェル塔は外から眺めただけで、まだ一度も上った事がありませんでした…。さすがにそれではマズいかなと思い(笑)、今回初のエッフェル塔潜入を試みたわけでもあります。
 こういった、「超」が付く程の有名観光地は基本的に混雑は避けられないので、比較的空いている午前中がお勧めなのですが、せっかくなので、エッフェル塔から見たパリの夜景を堪能したいところでした。やはり多くの人が訪れる場所だけに、夏期は0:45(入場は0:00まで)まで開いているので、結構遅めな時間帯まで滞在しても大丈夫なのが救いかもしれません。まあ、夏のパリは22:00近くまで明るいので、本格的な夜景を楽しむのは、そもそもそれ以降になってしまうのですが…。
 …という事で、今回は2日目の夜にエッフェル塔を訪れました。時間は22:30くらいで、既に辺りはいい感じに暗くなっています。エッフェル塔は3層の展望台に分かれていて、そのうち2番目の展望台までは歩いても上れるのですが、さすがに今回はエレベーターを選択しました。しかし、予想通りエレベーター乗り場は混んでいて、一番上の展望台に行くまで、65分掛かるとの表示がなされていました。それでも、本当に混んでいる時は2時間待ちとか平気であるそうなので、これはまだマシなほうだったのでしょう。
 地上階から乗れるエレベーターは、2番目の展望台まで直通で運転されていて(1番目の展望台で降りる事も出来ます…)、そこまでは割りかしスムーズだったのですが、乗り換えて最上階まで行くエレベーターの混雑が半端ではありませんでした。エレベーターも、下の物と比較して小さくなる為、混雑するのは止むを得ないとは思うのですが、それぞれの箇所(2番目の展望台までは、エレベーターは3箇所から運転されているのです!)からエレベーターで上がってきた人の列が1つにまとまるため、そして行儀の良い、譲り合いの精神などは存在しないため(笑)、なかなか列が進まないのでした…。そして、それらの場は吹きっさらしになっているので風通しが良く(笑)、まあ寒い事寒い事…。夏なのに、気温が15℃と表示されていたのにはびっくりしました。…なのに、自分はTシャツです。周りもそんな服装の人は沢山いましたが(昼は結構暑いので…)、中にはダウンとか着てる人までいて、服装のバラエティさには圧巻でしたね。
 さて、1つになった列の先には、4つの小さなエレベーターの乗り場が待っているのですが、ここも特に順番的な誘導はされていないので、ドアが開いたところから皆が勝手に乗っていくのです。極端な話し、一番前に並んでいた筈なのに、入口に一番近いエレベーターのドアが開いたために、その人は乗れなかった…なんて状況もあるくらいでした。まあ、ここでイライラしていたら、パリの観光なんて到底できないとは思いますが…(笑)。

   いつ見ても綺麗ですよね…   手前にはシャイヨー宮、セーヌ川、そして奥の右側の方には、凱旋門がライトアップされているのが分かります

 そしてやってきました。地上276mの最上階展望台。そこからの夜景は写真の通りです。正にパリの街並みを一望できるという感じですね。ここまで耐えた甲斐があったものです(笑)。思った以上に狭く、簡単に一回り出来てしまうくらいのスペースではありましたが、ここに世界中から観光客が集まって来るわけですから、その魅力は計り知れないものがあるのでしょうね。
 そして室内に、各国の方向と距離が書かれていたのはイキだなと思いました。世界中からの観光客が、ここで自国の国旗を探し、記念写真を撮っていたりするわけです。日本も含め、相当遠い所からこの地に訪れ、そして自国の国旗を見れるというのは、何となく安心感にも繋がったりするものなのです…。何とも良い空間だと自分は思いましたね。

   一番明るく見える所が、ルーブル美術館周辺です   ここで自国の国旗を見るのは嬉しいですよ!

 …そして夜景にも満足し、いよいよ降りようと思うわけですが、案の定下りのエレベーターも混雑しているわけでして…(笑)。やはり有名観光地を堪能するには、それなりの覚悟と時間が必要だという事ですね!


 まだまだ続きます!
スポンサーサイト



テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

     ☆試聴はこちら



カレンダー

08 | 2009/09 | 10
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 - - -



ブログ内検索



竹内大輔までのメールはこちらへどうぞ!

名前:
メール:
件名:
本文:



最近の記事



最近のコメント



最近のトラックバック



月別アーカイブ



カテゴリー