大悲亭…。皆さん覚えてますでしょうか。昨年の9月、自分は宮城県の松島にある、瑞巌寺円通院という所で演奏をしてきたのですが〔観月の宴 at 松島円通院(2008.9.5~9.8)参照〕、そこの演奏の舞台とさせて頂いたのが、この大悲亭という建物です。場所の詳細は前の日記を見て頂くとして(下の写真は、その当時のライブの様子のものです)、ここでその名も“大悲亭”という自分達のオリジナル曲を演奏しまして、それはお客さんにもお寺の方にも、大変御好評を頂いていました。

そして、是非この曲をレコーディングしてCDにして欲しい…という依頼が円通院直々にありまして、もうあれから数カ月が経ってしまいましたが(笑)、今回はサックスの高木さんが皆を招集?しまして、ベースの池田君と共に、久しぶりに3人が集結する運びになりました。…と書くと大袈裟な感じですが、とにかく今日は“大悲亭”という曲をレコーディングしてきたわけです。 自分はキーボードとスタンドを持ち込んで、根性で電車とタクシーで向かいましたが(笑)、途中でキーボードのケースの持ち手の部分が壊れ、それは泣きそうになりながらの行程でした…(結局今でも直らず、これは買い換える事になりそうです…買ってから3ヶ月も経ってないのに…)。 もちろん、レコーディング時では気分を入れ替え、当時の事を思い出しながら演奏していったものです…。内容としては、当時のライブを再現させるかの如く、敢えて1発録りで皆で録音したものが1つと、それぞれが別々で演奏し、アレンジを若干凝ったものにしたものが1つの、計2種類のパターンを用意させて頂きました!…特に、後者はなかなか独特な音色を入れ込んだりしたので、また自分達なりのオリジナリティ溢れる作品に仕上がったようにも思いました。 録音したテイクを聴き返してみると、確かに、大悲亭のイメージがそのまま曲に反映されて完成した感じがありました。結局、レコーディングは夜の1時過ぎまで掛かってしまいましたが、これならお寺の方々にも喜んで頂けそうです。どうも皆さんお疲れ様でした!…この作品が、それこそ円通院内の“大悲亭”で流される時が来たら、それは嬉しく思いますね♪
☆高木陽光さんのHP…http://www7b.biglobe.ne.jp/~leoworldmusic/
☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/
☆円通院のHP…http://www.entuuin.or.jp/
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