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竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
黄門御一行バンド、寒さに堪える
 昨日は、今月2回目となる黄門御一行バンドでのライブでした。月に1~2回というペースとは、ライブに対しての意気込みを感じさせてくれるものでもありますが、どうもこの日は様子が違いました。ライブ前、リハーサルを行う為にお店にメンバーが集まってからというもの、とにかく皆さん動かない事…。
 いや、これは動けない…と言った方が正しいのかもしれません。この日は気候は寒くて寒くて、もう動こうにも動きたくないくらいの状態だったのです(笑)。また、これまで連日の仕事が入っていた恭子さんも若干疲れ気味のようで、何となく気だるい時間が続いています。
 何となく、前にも似たような感じがあったような…と思ったのですが、、、ありました。もう2年前の夏になってしまいますが、今回とは逆に、暑さにやられていた日があったのです〔黄門御一行、夏バテ気味!?参照〕。暑さにも寒さにも弱い黄門バンド…、この緩さは健在です(笑)!

   蕎麦はともかく、ご飯の美味しさと言ったらもう…♪

 …となると、やはり本番で元気を出していくしかありません。…とは言え、演奏というよりは、トークで時間を稼いで元気を出していくのが黄門バンドのスタイルです(笑)。…この日も視力の話やら血圧の話など、“健康”というキーワードを基本に盛り上がっていきました。
 …この感じ、懐かしいな~…と思いながら、いつしかステージは、恒例のマスター・コーナーになったのですが、何と今回、マスターはステージの袖から颯爽と登場してきたのです(いつもは店内のカウンターから歩いてくるのですが…)。そして、いつの間に着替えてきて、赤い衣装を身に纏っているではありませんか!

   なんか、いつもの“6人”って感じですね(笑)   常に元気なマスター…(笑)

 いやー、マスターの“ヤル気”には感服いたしました。ある意味、元気を頂けたかもしれないです(笑)。…というわけで、次回は3月11日(水)、頑張っていきたいと思います!

 ☆五反田 Rocky のHP…http://livecafe-rocky.com/
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2009年3月のライブスケジュールと、4月の北九州ツアーのライブスケジュール(変更)
 お待たせしました、3月のライブスケジュールになります。やはり年度が替わる月というのは、色々イベントを考えたくなるのか、結構バラエティーに富んだスケジュールにもなっている気がします。では、どうぞご覧下さい!


     ●3月1日(日)成瀬 Crop
Open…18:30~、Start…19:00~、
Charge…2500円(学生1500円…要学生証提示)
Member…(Sax)副田整歩、(G)宮崎大介、(Key)竹内大輔、(B)関谷友貴、(Ds)今村慎太郎
       (Guest Vo)…Yoo(From Jolly Jelly Fish)

 サックスの副田君、そしてギターの宮崎君を主軸とするバンドのライブです。やはり彼らの地元である
 町田を舞台として、それこそバラエティーに富んだ曲をやっていく予定です。そして、実は特色の1つに、
 宮崎君のオリジナル曲が聴ける…というのもあって、何気に他では滅多に聴けないのではないでしょうか。
 会場はライブレストランと称しているだけあって、食事、雰囲気共に良く、お洒落且つ落ち着いた感じで
 演奏が出来るとうのも魅力です。皆でリラックスした空間を楽しみながら、そして熱くやっていきたいです♪


    ●3月3日(火)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付)
Member…(Vo)川島智子、(Pf)竹内大輔、(B)鈴木克人

 お馴染みの Ami's Bar ですが、またまた新しい共演者です。今回はボーカルの川島さんという方と一緒に
 演奏をやっていく予定です。また、今回はベースがいますので、自分1人だけでの時とは違うアプローチに
 なっていくかもしれません。毎回刺激を頂いている Ami's Bar…。今回も例に漏れる事は無さそうですね!


     ●3月6日(金)初台東京オペラシティ
Start…16:00~、19:00~、
Charge…4000円
Member…(Vo)千紘れいか、(Key)竹内大輔

 お馴染みゴールデンバード企画のコンサートで、今度は昨年のライブでも共演させて頂いた、ボーカルの
 千紘れいかさんのステージに参加させて頂きます。場所は、昨年、黒光由香さんのヒーリング・コンサート
 でも使用した、初台のオペラシティ内にある近江楽堂にてです。2回公演で、恐らく入れ替え制だと思います。
 まだ自分は千紘さんとは日が浅いので、これからが勝負だと思うのですが、雰囲気の良い所での歌声は、
 演奏にあたってとても刺激になる事は間違い無いです。良きサポートが出来るように、頑張って演奏して
 いきたいと思います。ご予約の方は、いつものようにゴールデンバードのHP(こちら)からお願いします!


     ★3月7日(土)柏 Studio Wuu
Open…17:00~、1st.…17:30~、2nd.…19:00~、
Charge…2000円(1ドリンク付き)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 この日はピアノトリオ編成で、千葉県の柏駅近くにあるお店でやらせて頂きます。何故このような場所で
 やるようになったかと言うと、実はこのライブは自分の祖母企画のライブ(!)でもありまして、祖母の家が
 この付近に位置するので、今回実現するに至ったわけです(笑)。もちろん初めて演奏させて頂く場所で、
 雰囲気も良さそうで、なかなか楽しみな感じでもあります。お店は“貸し切り”…といった形で借りていて、
 基本的に内輪の方達を呼んでライブをする…という感じではありますが、一般の方を呼んでも大丈夫という
 事でしたので、ここで宣伝させて頂きました。都内からは若干遠い場所にありますが、時間も早いですし、
 チャージも安めに設定してあるので、気軽に来てみて下さい。この日は和気藹々と?やりたいものです。


     ●3月10日(火)六本木 Morph-Tokyo
Open…17:45~、Start…18:15~、自分達の出番は4バンド目、20:10~、
Charge…前売り2400円、当日2900円(共にドリンク別)
Member……(Vo)川上彬子、(G)山口和也、(Key)竹内大輔、(B)小松崎健太、(Ds)木村創生

 お馴染み、ボーカルの川上さんのライブです。最近、4月に行われるレコ発ライブが発表されて、それを
 最後に川上さんは、暫くはこのバンドでの活動を休止するという方針を打ち出しましたが、この日はその
 ラスト前のライブにもなります。ここからは、本当に大事に演奏していきたいところですね。何気に前回は
 新曲もやっていたりと、なかなか活動的ではあるのですが、これは次に繋げる気持ちが強い事への表れ
 なのかもしれませんね…。今回もコーラスを入れてやっていきます。どうぞよろしくお願いします!


     ●3月11日(水)五反田 Rocky
1st.…19:30~、2nd.…20:50~、3rd.…22:10~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…≪黄門御一行様≫(Vo)恭子、(Keys)竹内大輔、
       (B)植木宏之、(G)坂上真一、(Ds)中武誠二

 留まる事を知らないお馴染みバンド(笑)、黄門御一行バンドのライブです。3月は1回だけですが、4月には
 2回やる事も決定しているだけに、まだまだその勢いは持続中です。…というか、変に力を入れていないのが
 こんなにも続いている所以かもしれませんが…(笑)。とにかく、ここでの自分の演奏する曲のバラエティー度
 と言ったら、他のに比べて群を抜きんでています。…是非そういった部分も楽しみに?いらして下さい!


     ●3月12日(木)千駄木 Django
1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Fl)太田朱美、(Pf)竹内大輔、(B)三浦トオル

 こちらもお馴染みのメンバーとで、久々の Django でのライブとなります。この日はドラムの三谷さんが
 欠席となっていますが、元々このメンバーとでは、太田さんからのデュオ演奏から始まり、そして三浦君が
 加わって…と、ゆっくりとそのメンバーを増やしてきたという経歴がある為、昔を思い出しながらの演奏と
 なるのも良いのかもしれませんね。ただ、選曲には三谷さんの影響が大きかった為、いつもとは違う感じの
 雰囲気になる事は必至だと思いますが(笑)、まあ、そこを楽しめるのがジャズの良い所って事で…(笑)。


     ●3月13日(金)、26(木)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member…(Vo)江梨香(13日のみ)、(Vo)山崎信子(26日のみ)、(G)松下譲次、(Key)竹内大輔

 今月は2回演奏させて頂く、お馴染みの玄にてです。最近はお客さんとも馴染みが深くなってきまして(笑)、
 毎回楽しく(お酒を飲みながら)演奏させて頂いております。…というか、むしろそれが玄の大きな魅力でも
 ありますよね!…改めて、お客さんとミュージシャンとの距離が近いお店、ナンバー・ワンだと思います!


     ●3月14日(土)西麻布 Kie
Open…18:00~、1st.…19:00~、2nd.…20:00~、3rd.…21:00~、
Charge…3000円(1ドリンク付き)、6000円(食べ放題3ドリンク付き)
Member…(As)郷原繁利、(Pf)竹内大輔

 実は昨年の11月以来(!)なので、本当に久しぶりだと言える、サックスの郷原君とのデュオライブです。
 期間が空いてしまった事で、お互いの絡みがどうなるか…といった部分も無きにしも非ずですが、それならば
 心をゼロにして、無心の状態から演奏を始めてみる…というのも有りではないかと思っていたりします。
 デュオですから、予め決めておかない事で生まれるサウンドというのも大きいと思うのです。なので、むしろ
 新鮮な感覚で聴く事が出来るかもしれません。お互いの性格がよく出るライブにもなるような気がしますね♪
 いつもより1時間早く、1ステージ目は19:00~となったみたいなので、どうぞよろしくお願いします。


     ●3月17日(火)表参道 Uncle Hat
Open…Bar Time は18:00~、1st.…20:30~(7日のみ)、2nd.…21:30~、3rd…22:30~、
Charge…特に無いようですが、要注文だと思います。
Member…(Vo)飯島志帆、(Pf)竹内大輔

 表参道のお洒落なバーで、静かに演奏しております(笑)。…自分はいつも、ここの休憩時間の時には
 カウンターの前に座っているのですが、目の前ではバーテンさんがカクテル(…というか、お酒何でも)捌きを
 見せてくれていて、本当に美味しそうなお酒が、いつも並べられては客席に運ばれていくのです…。また、
 本番前に出されるコーヒーで、既に美味しいですし…。いつか自分もお客として…と思いますね(笑)。


     ●さばいばる伊藤、関東ツアー
・3月19日(木)大森風に吹かれて
 Open…18:00~、Start…19:30~、Charge…2000円(ドリンク別)

・3月21日(土)木更津 Mick
 Open…19:00~、Start…20:30~、Charge…おひねり制

・3月25日(水)西川口如何屋
 Open、Start…20:00~(予定)、Charge…1500円

・3月28日(土)東飯能 East Court
 Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…1000円(ドリンク別)

・3月29日(日)福生 BeanS Kitchen(あし多摩のHP)
 Open…17:00~、Start…詳細不明、Charge…詳細不明

 ※Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Perc)伊藤樹明

 これまた怒涛のライブですが、北九州から Daddy 津田さんと鈴木勇造さん(すぅさん)が、関東に
 ツアーをしに来るという事で、さばいばる伊藤さんと共に色々回ってライブをやっていくというものです。
 その内、自分が参加出来るものだけ書かせて頂きましたが、28日(土)と29日(日)は自分達だけで
 回るというものにもなっています。一応自分達にとってもツアーっぽいので(笑)、ここにまとめて書かせて
 頂きました。1日1日が単発な感じではありますが、短い期間に集中してライブを行っていく為、また
 新たな成長が見られるツアーともなるかもしれません。ここもまた、楽しみにしておく事にしましょう!


     ●3月20日(金・祝)江古田 Marquee
Open…18:30~、Start…19:00~2ステージ
Charge…前売り…3500円、当日…4000円
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(B)村田博志、(Ds)佐々木俊之

 お馴染みのカルテット・メンバーですが、この日は少し趣向が違い、『西仲美咲 meets STONES』という
 イベントのライブとなっています。STONES…というのは、紛れも無い Rolling Stones の事で、これらの
 トリビュート・イベント…という事らしいです。1ステージ目に、自分達がいつもやっているようなライブを行い、
 そして2ステージ目で Rolling Stones の曲ばかりをやらせて頂くのです!…ただ、それをこのメンバーで再現
 しなくてはならないので、色々とアレンジはさせて頂いていますが、今までに無い感じのライブになる事は
 確かで、また違う面でのカルテット演奏を楽しめるかもしれません。気合いを入れてやりたいところですね!


     ●3月22日(日)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円
Member…≪Generation Gap≫(Bs)上杉雄一、(Ss)副田整歩、(As)宮里陽太、(Ts)藤田淳之介
       (G)寺岡佑、(Pf,Key)竹内大輔、(B)池田大地、(Ds)立山秋航

 お馴染みなわりに何だか久々な感じもしますが、それもその筈で、なんと今年初のライブ(!)なのです…。
 少し意外な感じもしましたが、これは気合いが入りますね。また。自分としても久しぶりに大所帯のメンバー
 でのライブともなるので(8人というのメンバー数は、自分が参加するライブとしては多い方なのです…)、
 どのような心境で出来るかも楽しみです。こちらも、良きサポートを心掛けたいバンドの内の1つですね…。


     ●3月27日(金)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(B)村田博志、(Ds)佐々木俊之

 今年は本当に活動的な西仲美咲カルテット。今月は通常のライブも、お馴染み Ami`s Bar にて行います!
 特に西仲さんは、とても慣れた場所での演奏という事で、いつも以上に伸び伸びとしたフレーズを聴かせて
 くれるかもしれませんね。もちろん自分達は、そんなやりやすい環境を作るため、攻めの姿勢で演奏して
 いきたいと思います。そろそろオリジナル曲なんか出来ると良いんですけどね。…と、振ってみました(笑)。


     ●3月30日(月)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出番は不明
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)丸本達也、(Pf)竹内大輔

 何だかんだで約半年振りになってしまった、ギター・ボーカルの丸本さんとのライブです。ここは丸本さんの
 オリジナル曲を中心に、約1時間、たっぷりと聴かせていきます。自分は伴奏という役柄ですが、ここでは
 グランドピアノで弾けるのが嬉しいですね。こちらもたっぷりと、良いバックが務まれるように頑張ります!


 ここまでが3月のライブですが、ここで、前に〔2009年3月、4月の自分名義的なライブスケジュール〕でお知らせした“竹内大輔北九州ツアー”の日程の変更がありましたので、書かせて頂きます。変更点は、4月4日(土)と4月5日(日)の日程が逆になる…という事です。もう予約をされてしまった方には大変申し訳ないですが、どうぞよろしくお願いします。訂正後のスケジュールは以下のとおりです。


     ★竹内大輔、北九州ツアー
・4月3日(金)小倉 Dreams
 住所…福岡県北九州市小倉北区紺屋町7-4 サツマビル2F 電話…093-551-3707
 Open…19:00~、Start…20:00~、Charge…前売り2000円、当日2500円

・4月4日(土)門司港プリンセスピピ(ぐるなびのHP)
 Open…18:00~、Start…19:00~、Charge…前売り2800円、当日3300円、※人数が、計20名限定だそうです

・4月5日(日)門司港三井倶楽部
 Open…18:00~、Start…19:00~、Charge…カンパ制

 ※以上、メンバー基本的に、(Pf,Kye)竹内大輔

 4月3日(金)は(Tp)小倉久司さん、(B)佐藤耕二さんと共演、4月4日(土)はルージュωさんと2曲共演、
 そして4月5日(日)は Daddy 津田さんとすぅさんが前座?を務めて頂けるという事です。バラエティーに
 富んでいてかなり楽しみですが、プレッシャーも感じないわけではありません。とにかく…頑張ります!


 併せまして、どうぞよろしくお願い致します!気合いを入れる為に、前に撮った気合いの入る写真でも…

   エンジンの前面部が、ちゃんと4つ見えているところが、個人的にはポイント高なのです(笑)

 まだ引きずるのか…という感じもしますが(笑)。わりとお気に入りの写真でもあります♪

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成田空港飛行機撮影 1.(おまけ編)
 まだ続くのか!…などと言わずに、もう少しだけお付き合い下さいませ(笑)。

 前編~後編まで、3回に亘ってお送りした〔成田空港飛行機撮影 1.〕ですが、それらで掲載した、飛行機の離陸シーンの写真をもう一度見返してみて下さい。大小異なる飛行機はともかくとして、それぞれ上昇角度が微妙に違うのがお分かりでしょうか?
 これは別に、飛行機によって撮影場所を変えているわけではありません。少々の移動はしたものの、飛行機の上昇角度が異なって見えるくらい変えているわけではないので、これは飛行機そのものの上昇角度が異なっているのです。

 ある時、こんな話しがありました。休日の成田空港にて、家族で展望デッキにて飛行機を見学していたところ、ちょうど大韓航空機が離陸していったのですが、そんな時にお父さんが息子に、こう話しかけました。

 「ほらごらん。大韓航空のパイロットは元軍人が多いから、あんなに急角度で離陸していくんだよ。」

 …そしてその後、ブリティッシュ・エアウェイズ機が離陸していきましたが、

 「やっぱりイギリスの航空会社だけに紳士が多いから、あんなに浅い角度でゆっくりと離陸していくんだね。」

 …こんな感じですが、はい、これは全くのデタラメです(笑)。パイロットの性格云々で、飛行機の上昇角度が変えられるほど、飛行機操縦は簡単ではないのです。ではこれは何によって変わるかというと、ずばり離陸開始時の飛行機の“重さ”です。
 重さ…とういと、やはり機体の大きさの事を考えてしまいますが、実はそれよりも注目したいのが、搭載する燃料の重さです。ボーイング747-400型は、21万~24万リットルもの燃料を積む事が出来るのですが、これは重さにすると160~180トンぐらいですので、これはジャンボ機自体の重量と同じくらいなのです。

 少し話題が逸れますが、つまりはジャンボ機が燃料をほぼ満載にした時の総重量は約360トンくらいになっているわけで(もちろん、乗客や搭載する荷物なども加わってきますが)、この重さで離陸に挑むわけですが、この数字は果たして軽いのか重いのか…。
 実は前者で“軽い”のです!…まさか?…と思うかもしれませんが、身近にある飛行機として、折り紙で作った紙飛行機を思い出してみて下さい。あれは全長10cmで、重さが3gくらい…という感じです…。対するジャンボ機は全長が70mもありますが、その大きさまで紙飛行機を拡大して考えてみましょう。つまりは長さが約700倍の大きさとなるわけですが、重さというのは長さの3乗に比例しますので、3g×700×700×700=、、、

 …1029000000g…。


 1029トン!です。


 つまり、ジャンボ機はこれの約3分の1の重量でしかないのです。相当軽く造られているわけですね。
 
   日本航空のソウル行きです   ガルーダ・インドネシア航空の、デンパサール経由のバリ行きです

 そして話しは戻りますが、このように燃料の搭載量の差で、離陸時の飛行機の重量は相当異なる事になるわけです。そうなると、少ない燃料で飛ぶ便というのは、飛行機が軽いので早く浮き上がり、そして上昇角度もキツくなりますが、反対に、燃料満載で飛ぶ便というのは、滑走路を目一杯使って飛行機を浮き上がらせ、そして徐々に徐々に上空に上昇していくのです。
 この理論でいくと、少ない燃料の便…というのは、いわゆる韓国や中国などの近距離便で、燃料満載の便…というのは、やはりヨーロッパ諸国やアメリカ本土への路線になるわけです。…前述の、大韓航空が向かったのは恐らくソウルで、そしてブリティッシュ・エアウェイズが向かったのはロンドンですから、そういった違いが出たのでしょう。ちなみに、左上写真は日本航空のソウル行きの便で、もう自分の目の前に来た時には、かなり上空に上がっていました(車輪も格納されてますしね)。そして、右上写真はインドネシアのデンパサール行きですが、それなりの距離に位置するためか、まあまあくらいの高さで浮き上がっていました。

   ブリティッシュ・エアウェイズのロンドン行きです   ルフトハンザ・ドイツ航空のフランクフルト行きです

 そうなると、やはり長距離便の離陸写真も見たくなりますが、それが上の写真になります。左上のものは、正に話題に上がったブリティッシュ・エアウェイズのロンドン行きで、自分の目の前でやっと浮きあがれた感じでした。そして、右上のものはルフトハンザ・ドイツ航空のフランクフルト行きでしたが、これも相当滑走路の距離を稼いでいる感じでしたね。このように、飛行機の離陸シーンの1つを切り取っても、なかなか面白い事が起きていたりするのです(笑)。
 ちなみに、上昇角度は飛行機の“重さ”と関係があるので、燃料をあまり積んでいなくても、貨物便のように相当な重さの貨物を積んでいたりとかしたら、近距離でも、やはり欧米便のように浅い角度で離陸していく筈です。

 このように、貨物便の例外はあるものの、『走距離が長く、上昇角度が浅い=重い機体=燃料を多く搭載し、遠くまで飛ぶ便』という公式が成り立つわけですが、この知識が深い人になると、離陸する飛行機を見ただけで、大体どの辺りまで飛んでいくか分かる…のだそうです。流石にそこまでは自分は無理ですかね…(笑)。

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ダジュール再び…
 今日は、かなり久しぶりですが、上板橋にある Brasserie d'Azur(ブラッセリー・ダジュール)大塚 にて、ベースの池田君とデュオで演奏してきました。前回から1年は軽く経っている気はしていましたが、調べてみると、前回が2007年の10月だったようなので〔賄いの王、ダジュール参照〕、約1年4ヶ月振り…ですか。本当に久しぶりに足を運んだ形になりました。

   今度は駐車場完備との事…   感無量~♪

 そして上板橋という地の利を生かし、お店に行く前に、池田君と念願のラーメン屋、玄武に行ってきました!ここは約1ヶ月前にも行こうとしたのですが〔My Trio、2009年リハーサル、そして…参照〕、定休日という痛い目に遭いまして(笑)、今回ついに2007年9月〔ファイナルを迎えた玄武ツアー参照〕以来の玄武を味わう事に至れたわけです。お帰りなさい(笑)。
 気になるお味ですが、、、何とも言えないこの“濃さ”!…これですよこれ…懐かしい(笑)。しかし、こんなに濃いのを当時の自分は食べていたのですね。今度から味は“濃い目”ではなく“普通”にします(笑)。しかし、今度の玄武は環八道路沿いに出来たせいか、“特盛り”や“メガ盛り”なんてものが新たにできていたのは驚きましたね。やはりトラックの運転手などをターゲットにしているのでしょうか…?また来ます♪

 …という事で、お腹一杯でダジュールにやってきましたが、早速演奏です。そして、そんな胃のもたれ具合など知るか!…という感じで、お互い“攻め”の姿勢で演奏してきます…(笑)。こういったスタンスで2人で1ステージ丸々やるのは久しぶりでしたが、さすがに自由度が増してきているのを感じましたね。それは特にやり慣れている曲ではなく、ほぼ初見で(自分が)やった曲にも感じる事が出来ました。やはり何度も、そして何年も一緒にやってきているベーシストですから、これくらいは当たり前なのかもしれません。良い手応えを感じられたと思います。

   両方“攻め”的なスタンスで!   もうカレーが食べれるお腹です…

 そしてどういうわけか、今日は自分のピアノトリオでも何回か演奏した、“Falling Grace”という曲を、1ステージに必ず1回、最後に演奏してしまいました(今回は3ステージやったので、計3回弾いたわけですね…笑)。一体この縛りは何だったのやら…。ここだからこそ可能だったステージだと言えますね♪
 演奏は無事終えられましたが、最後にはここの名物?“賄い”が待っています。今日はジャワカレーを用意して頂けましたが、まだ玄武も残ってないとは言い切れないわけで、静かに食べていきます。しかし池田君は、お店の方の陰謀も若干ありましたが、何と3杯飯を平らげてしまいました。さすがお店を分かってらっしゃる…。

 …というわけで、次回はまた来年?…かどうかは分かりませんが、よろしくお願いします!

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆上板橋 Brasserie d'Azur 大塚の
   (食べログの)HP…http://r.tabelog.com/tokyo/A1322/A132203/13030376/

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経堂 Wonder Land ライブ
 改めて自分のブログを見返してみると、最近のネタ?はどうも趣味の話しが多く、ヘタしたら本業が何だか分からないブログにもなってきた為(笑)、流石にそろそろライブの話しをしていきたいと思います…。昨日は経堂にある Wonder Land というお店にて、フルートの西仲美咲さんとデュオライブをやってきました。
 ここは初めて行ったお店でしたが、どうやら月に1回くらいしかライブを行っていないとの事…。一体どんな環境にあるのかと、行く前から気になっていたお店でしたが、和的な雰囲気の飲み屋に、ステージがちょこっとある…という感じで、一応アップライトピアノが置いてあるのですが、何だか不思議な取り合わせを見ているようでした。

   まさかジャズのライブをやってるとは思いませんよね…   不思議な空間でのライブでした

 案の定、自分がお店に着くより前に、西仲さんのお客さんが沢山入ってらして、もはやそこは飲みの席?のように出来上がっていた状態となってまして、、、自分も参加してきました(笑)。もう何人かは、自分も顔見知りのようによく接して頂いているので、まあお酒がすすむ事すすむ事…(笑)。西仲さんは数日前に沖縄でライブをやってきたそうで(なんか今年に入って、もう数回も行ってますよね…)、その時に一緒に行っていたお客さん達と、沖縄談義や、まあその他諸々の話しも色々としまして、、、

 危うくライブを忘れそうになりました(あ…嘘です…)。

 …というのはさておき、西仲さんとのデュオ演奏は久々だったのですが、何だか更に自由度が増しているように思いました。前回は昨年の11月に行いましたが〔浅草雷門前の店参照〕、またあの時とは違う感触です…。西仲さんとのレパートリーは大体固定されているので、その“慣れ”というのもあるのでしょうが、やはりカルテット編成でのライブを何回もやってきたから…というのも大きいのではないでしょうか。
 カルテットでやる曲と、デュオでやる曲は結構異なるのですが、やはりお互いのフレーズや雰囲気等、ライブの回数ごとに得たものは多かったようです。言葉で説明するのは難しいですが、今回の演奏がそれを物語っていたような感じがしました。お客さんにも大変好評で、アンコールも沢山頂きました。本当にありがとうございました!

   これを営業行為と言います(笑)   次回ライブの宣伝チラシを持っています(何故か、自分はCDも持っていますが…笑)

 …ついでに、自分のCDも宣伝しています…(笑)。

 そして次回の西仲さんとのライブは、今度はカルテット編成で3月20日(金・祝)江古田 Marquee という所でやらせて頂きます。こちらはHPを参照して頂ければ分かりますが、何だかローリング・ストーンズのトリビュート・ライブ的なものになるらしく、今からドキドキです(笑)。改めて、ストーンズを聴き直したいと思っている次第であります。どうぞよろしくお願いします!

 ☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com/

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成田空港飛行機撮影 1.(後編)
 ボーイング747、後にジャンボと呼ばれる飛行機が初飛行したのは、実は今から40年も前の事で、1969年の事でした。そして、定期路線に就航するのが1970年の事でしたから(今はなきパンアメリカン航空という会社の、ニューヨーク~ロンドン線です)、意外にも登場からは、かなりの年月が経っているという事になります…。しかし、まだまだ世界の空を飛び続けているのは事実ですから、非常に息の長い飛行機と言えるでしょう。これは、時代に対応したモデルチェンジが鍵を握っているのだと自分では思います。

   ガルーダ・インドネシア航空は、バリ島への足に!   翼の先端のウイングレットが、-400型の証しです

 現在、成田空港で見る事が出来るジャンボ機というのは、その殆どがボーイング747-400型(ダッシュ400…と読みます)というもので、これは“ハイテクジャンボ”とも言われています。特徴は、機首の部分の2階席部分が長いという事と、主翼の先端に、上側に向かって付けられている“ウイングレット”の存在です…。逆に、それまでのジャンボ機を“747クラシック”と言うのですが、一体何が違うのでしょうか。

   2006年にハワイを旅行した時の写真です   大ベテランの飛行機でもあります

 上の写真をご覧下さい(現在この機種は成田空港で定期便で見る事が出来ないため、左上は3年前の写真になります…)。これはボーイング747-200型というもので(右上写真はその貨物機部門、747-200Fというものです…“F”は“Freighter”の事です)、747クラシックの代表機首でもあります。2階席が、-400型に比べて短く、ウイングレットも装備されていないというのが分かります。
 ボーイング747は、もちろん-100型から開発され、世界に華々しくデビューしたわけですが、主にエンジンの問題からか、当初ボーイングが予定していた性能に達する事が出来ず、改良に改良を重ねたのがー200型なのです。これは世界の航空会社に幅広く受け入れられ、ジャンボが旅客機の王者としての位置を不動としたのも、この機種からと言って良いと思います。

   最後の活躍を見せる、日本航空の747-300型

 そして、その2階席部分を後方に拡大させたのが、747-300型(左上写真参照…もう日本では、見る事が難しい状況になってきました)です。これは、後に説明する747SPという機種のお陰で、2階席部分から尾翼までの距離が短い方が、空気抵抗を受ける量が少ないという事が判明した事によるもので、飛行機自体の重さは増加しているものの、より性能は良くなっているのだそうです。

 ここまでが747クラシックというもので、これ以降、旅客機業界では大幅なデジタル化が進み、より経済的な機体が求められるようになりました。そして、この-300型の胴体をベースに、各部の空力やエンジン(主翼は完全に新設計なのだそうです)、そして室内のアレンジ等を大幅に見直したのが、今現在の747-400型なのです。パイロットのシステムも、今までの3人乗務から、2人乗務での運航が可能になり、確かに-400型が初めて登場した1989年の時代ニーズに、ぴったりとマッチした新たなジャンボが出来上がったのです。この時代に合った変化が、現在まで長らく第1線で活躍できた所以なのかもしれません。

 ジャンボは、とにかくそのキャパシティーが大きい為に、色々な用途でも使われています。その代表的なものが“貨物輸送”というものです。実はジャンボ機は開発当初、いきなり今までの2倍以上の大きさの飛行機が出来あがってしまった為、こんなに大きな需要が今後見込めるのかどうか、かなり懐疑的に思われていた機種でもありました(実際は、乗客1人辺りのコストを大幅に下げる事により、航空運賃の割引に貢献をし、結果的に空の旅がより一般的になってくるのは周知の通りです)。なので、元々貨物機としての運航を見据えた設計になっているのです。機首の部分が2階建てになっていて、コックピットが2階になっているのもその為で、貨物機はそのノーズ部分を上げて、前から貨物を搬入することが出来るようになっているのです。

   日本貨物航空の最新型、ボーイング747-400F   元旅客機なので、機種部分のコブが長いのが特徴です

 貨物機はもちろん、-400型にもあるのですが、旅客型と同じように2階席部分を長くすると、その分掲載できる貨物の量が減ってしまう為、-400型でも2階席部分が短いのが特徴です(左上写真参照)。しかし、元々旅客機だったの飛行機を改造して、貨物機専用にした機種もあるので、こちらは流石に2階席部分は長いままです(写真右上参照)。このように、見比べてみると、結構色々な差があったりするのです。

   ちょうど積荷をしている最中でした

 また、旅客も貨物も載せたい…という航空会社もあるようで(笑)、コンビ型…というのも造られました。これは表記では747-400Mとか言うのですが、客席の後ろに貨物スペースが掲載されているのです(写真左上参照)。このように、その膨大なキャパシティーを生かし、ニーズにあった機種が続々と生まれていったのです。

 最後に、ジャンボ機には、かなりの異端時も存在します。それが、先ほど話したボーイング747SPというもので(SPは Special Performance の略です)、機体の全長を約14mも短くして胴体を軽くし、その分長距離を飛べるようにしたものです。初飛行は1975年、路線就航は1976年でした。
 当時、この飛行機を使って、パンアメリカン航空が東京~ニューヨークの直行便の運航を開始するのですが、これが今までには例を見ない長距離便だったのです(当時は、どこかしら経由しないと行けない距離でした…)。もちろん、同じ路線を経由便で飛ばしていた日本航空、ノースウェスト航空などは大きな打撃を受けるのですが、その後、ボーイング747-200の性能が良くなって、機種限定で-200型でも飛べるようになってきました。
 そうなると、747SPの出る幕は殆ど無くなってしまいます。これは生産数にも表れていて、ジャンボ機というのは全部で1500機以上の受注を集めているのですが、このSP型は全45機で生産を終えました。当時、それ程長距離の路線が必要とされていなかったという事情もありますが、この旅客機を未だに現役として使っている航空会社があります。それがイランのフラッグキャリア、イラン航空です。

   ジャンボの異端児、ボーイング747SP型

 写真を見ても分かるように、本当に短いです(笑)。実は今回、自分は成田空港に出向いた目的の1つに、このSP型を撮る!…というのがあったのです。イラン航空は、週に2便だけ成田線を運航しており、基本的にSP型での運航となっています(2機しか所持していないので、事実上日本線専用の機体ともなっています)。これは相当珍しく、世界でもSP型の定期便を運航しているのは、イラン航空の成田~テヘラン(イランの都市名)線ではないでしょうか。
 ただ、イランという国は、ご存知の通りアメリカからの経済制裁を受けておりまして、実はボーイング社から新品の飛行機が購入できない事になっているのです。これはエアバス機でも同じで、部品にアメリカ製の物がある…とかいう理由で駄目らしく、その為現在運航している機体は、イラン革命が起こった1979年以前、または中古品として導入された飛行機ばかりになっているのです。
 これはかなり機齢的に厳しいものがありまして、イラン航空が使ってるボーイング747SP型も1984年に導入されて以来、もう25年間も飛び続けているので、そろそろ引退の文字が聞かれてもおかしくありません。しかし、代替となる機種も未だ不透明ですし、そもそも路線から撤退するのではないかという噂もよく聞かれます。
 とにかく、SP型を撮るには今しか無いと判断し、そして空港に向かったわけです。この日のイラン航空の便は、約1時間遅れで成田空港に着陸していましたが、やはり人々の注目は浴びていましたね。寒い中(風が強い日でした)待った甲斐があったというものです(笑)。SP型を購入した航空会社は、他には台湾のチャイナエアライン、シリア航空、南アフリカ航空等がありますが(現在はどれも運航していません)、これらの国に共通している事…それは、世界から孤立した状況にあった…という事です。
 要するに、長距離の路線では無かったものの、飛行中に何らかのトラブルが起きても、着陸させてくれる空港が少なかったりしたわけです。特に、南アフリカ航空のヨハネスブルグ~ロンドン線は、当時他のアフリカ諸国から強い反発を受けていた為に、他のアフリカ上空の飛行が認められなく、一端洋上に出てから、遠回りするようにロンドンに向かっていたらしいのです。今では考えられない感じかもしれませんが、当時は今とは違う事情が色々とあったわけなのです。

   MDー11型に代表される、尾翼にもエンジンを装備する3発機は、もはや世界的にも貨物機でしか見なくなってしまいました…   元ノースウェスト航空塗装で、最近デルタ航空塗装になった、ジャンボ機以外の飛行機も見かけました…機種はボーイング757-200型です

 さて、話しが色々と脱線してしまいましたが、こうして飛行機撮影を長い間していると、特に海外からの航空会社を見るだけで、その国の事情が分かったりもして、なかなか面白く感じました。お陰で、ジャンボ機からこんな話題まで飛び出しましたし(笑)、複雑な空の事情が少しでも分かって頂けたのではないかと思います。
 …また時間のある時にでも空港に出向いて、また今回のような色々な話しが出来ればと思います。では、3回に亘って長々と話してまいりましたが、付き合って頂いてどうもありがとうございました。今度は暖かい季節を望みたいですね(笑)。

 …最後に、やはり成田空港はジャンボ王国だと思いました。数的に減ってはいましたが、他の諸外国の空港と比べても、断然その便は多いと思ったのです。まだまだジャンボ機は不滅なのですね!

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成田空港飛行機撮影 1.(中編)
 今回、成田空港に行って感じたのが、エアバス機の多さと、小型機の多さです。これは、10年以上前の同空港では、殆どと言って見られなかった機種でもあり、時代の変化を感じさせてくれました。ただ、今回自分が訪れたのは昔からの長い滑走路側の展望デッキで、新しく出来た短めの滑走路側に行けば(こちらを見れる展望デッキというのは存在しませんが…)、更に中型機や小型機の飛行機が見る事が出来たと思います。長い滑走路の方は基本的に大型機や長距離の便が使うのですが、それでもジャンボ機以外の飛行機を多く見れたという事実は、ジャンボ機の活躍の場は確実に狭められている…という事なのでしょうね。

   グアムに行った時に乗った機種と同じです   今後は、日本でもこのサイズの飛行機が主流になるのかも…

 さて、そんな成田空港の変化の代表、ノースウェスト航空のエアバスA330型(写真左上参照)と、小型機の代表ボーイング737型(写真右上参照)です。特にノースウェスト航空は、10年以上前の成田路線と言えば、ほぼジャンボ機で占められていて(他にDC-10という、3発エンジンの飛行機がありましたが…)、自分なんかも未だにそんなイメージが残っています。しかし、先日自分がグアムに行った際に利用したのは、やはりA330型でしたし〔旅日記 27.(アメリカ準州・グアム編…2009.1.24~1.28)参照〕、この機種は長距離であるアメリカ本土路線にも投入されています。更に、短い滑走路専用の路線に、ボーイング757型という、より小さい飛行機も導入されまして、これらと合わせれば、ジャンボ機は10年前の半分くらいにまで勢力を狭められているかもしれません。

 この、いわゆる双発機の台頭による変化というのは、まあ双発機自体が新しい飛行機で占められているという事もあるのですが、やはり燃費の良さと、エンジンの信頼性の向上が大きいように思います。それを如実に表しているのが、ジャンボ機と同じメーカーの飛行機である、ボーイング777型です。

   ソウルから到着後、ロサンゼルス行きとなります   この飛行機は、初期のジャンボの収容力に、ほぼ拮抗してます

 この飛行機のコンセプトは、大型の双発機…というものです。最初に造られたのはボーイング777-200型というもので、写真左上の大きさのものになりますが、後に胴体延長型という事で、ボーイング777-300型という機種も造られました。それが写真右上のものになりますが、長さの差がお分かりでしょうか?
 この777-300の方は、初期のジャンボ機の収容力と肩を並べる程であり、エンジン1つの推力は777の方が大きいものの、従来の4発から2発に減ったのですから、効率的ですし、メンテナンスにも時間が掛かりません。後はエンジンの信頼性の問題で、例えば太平洋を横断する路線等に投入された場合、片方のエンジンがストップした場合でも、あと何時間は飛んでいられる…という証明が必要になったのですが、今ではそれらの問題もほぼ克服しており、メキシコ線やニューヨーク線に投入されているのも、何を隠そうボーイング777が主流なのです。

 では、これからは双発機だけの時代がやってくるのか…というと、必ずしもそうでもないと思わせる飛行機が幾つかあります。それが、エアバスA330型の姉妹機、エアバスA340型(写真左下参照)と、ジャンボを超えた最新の超大型機、エアバスA380型(写真右下参照)です。

   とても人気のある航空会社でもあります   飛んでいる姿は、今回初めて見ました(笑)

 エアバスA380型は〔エアバスA380、日本初就航!〕の記事を参照して頂くとして(笑)、もう1つの機種であるエアバスA340型機も、ヨーロッパの航空会社を中心によく見かけた飛行機でした。
 この飛行機はA330型と姉妹機だと書きましたが、それもその筈で、A330型のエンジンを4発装備にしたのがこのA340型なのです(A340型の開発の方が先だったので、A340型のエンジンを2発にしたのがA330型…という方が正しいかもしれません)。本当に違いはそれだけで、旅客機というのは、機種ごとにパイロットの資格が異なるものになるのですが、A330型とA340型は相互乗員資格というものが認められていて、エアバス社が言うには、A340型の資格を持つパイロットが、A330型の資格を得るのに必要な訓練期間というのは、最短で何と1日なのだそうです。
 そうなると、双発機で良いという時にはA330型を、それらでは心配な長距離路線にはA340型と、分けて導入する事が出来るので、この便利さは他の機種では不可能な為、ヨーロッパや、日本を除くアジアでよく見られる機種となっているのです。日本の航空会社ではワイドボディー(客席の通路が2本ある旅客機)のエアバス機の導入実績が無いため、あまり実感は湧かないかもしれませんが、世界では確実に、エアバス機の台頭が進んでいるように思えてしまいます。

   ジャンボは、この角度から見るのが結構好きです   迫力ある着陸シーンは、ジャンボならでは!

 …とは言え、やはりジャンボ機には魅力が多いのも事実です。存在感…という点ではジャンボ機に匹敵する旅客機はなかなか無いのではないでしょうか。自分が日本人で、ジャンボ機が周りにあった環境だったからこそ…なのかもしれませんが、今回訪れた展望デッキでも、やはり注目を集めているのは双発機でも小型機でもなく、紛れも無くジャンボ機でした。次回はこのジャンボ機について、もう若干掘り下げて話していきたいと思います。

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成田空港飛行機撮影 1.(前編)
 自分、部屋に置いてあるカレンダーには幾つか種類がありまして、その中には旅客機の写真が付いている物を持っていたりするのですが〔新年ブッキング参照〕、ある時、それを見た父親からこんな指摘を受けました。

 「この飛行機って、形がおかしくない?」

 別に、何もおかしい所は無いと思っていたので、「どの辺が?」と聞いてみると、

 「普通、飛行機って、前の方が膨らんでいるんじゃなかったっけ?」

 …と言うではありませんか。それはボーイング747型…、つまりジャンボ機を指しているのは明らかで、この時カレンダーに載せられていた写真はボーイング777型だったので〔祝、777回目!参照〕、確かに形状的には大きく異なっています…。ただ、それを“おかしい”と感じているという事は、やはりジャンボ機というものが、一般的な旅客機のイメージに一番適合している…という事が改めて分かったものでした。
 確かにジャンボ機というのは、旅客機の最もポピュラーな機種である事に間違いではないですが、最近の旅客機業界では、明らかにその数を減らしているのがジャンボ機でもあるのです。日本の場合、特に国際線が顕著で、自分はよく成田空港を利用していますが、年々その数を見なくなっているような感じがします。
 成田空港という空港は、日本で一番重要な位置を占める“大”国際空港であるわりに、2002年までは滑走路は1本のみという、何ともギリギリの状況で運用を行っていました。これでは航空会社は本数を増やしたいと思っても簡単には出来なく、実際、開港(1978年)から発着枠はほぼ満杯な感じでした。そうなると、1便で出来るだけ多くの人を運ばなければ…と思うのは当然で、ゆえに、ここを発着する航空会社の多くは、ジャンボ機を成田線に導入させていたのです。これが、成田空港で多くのジャンボ機が見られた所以です。
 しかし、現在は事情が変わりました。2本目の滑走路が建設されましたが、用地買収難で、当初より距離の短い状態で使用を開始しなければならず、これはジャンボ機が離発着できない長さでした。なので、増便分はジャンボより小型のものが使われ、また、着陸を短い滑走路に、離陸は長い滑走路に使い分ける事で、全体的に増便を可能にした航空会社もあり、これらの会社からはジャンボ機は姿を消してしまいました。
 また、最近は旅客機にも“効率化”を強く求められており、それはエンジンを4発も装備しているジャンボ機には結構な痛手で、今ではボーイング777のような双発機(2発装備のエンジン)が主流です。現在はエンジンの信頼性も上がってきたため、双発機でも、ヨーロッパ線やアメリカ東海岸線といった長距離線に導入される事が多く、それがジャンボ機を見なくなってきた決定的な理由と考えて良いでしょう。

 …と、ジャンボ機を取り巻く事情は色々ありますが、では実際、現在の成田空港の様子はどうなのでしょうか。当たり前ですが、自分は長くても同じ空港には2~3時間ぐらいしか留まっていた事がありませんから(笑)、実際どうなっているか…という部分はよく分からないのです…。今回、ちょっと夕方まで休みがありましたので、それを利用して半日ほど成田空港に行ってきました(笑)。また、飛行機撮影の練習にも丁度良かったので、それらと組み合わせて、写真を見ながら色々語っていきたいと思います。

   日本貨物航空(左)とKLMオランダ航空(右)です   奥から、アメリカのコンチネンタル航空、スイス・インターナショナル・エアラインズ、そして、イギリスのヴァージン・アトランティック航空です

 …と、まあ長い前置きでしたが(笑)、実際成田空港に出向いて飛行機を観察してみると、確かにジャンボの数は本当に少なくなっていました。自分のイメージでは、数年前までは正にジャンボばかり…という感じだったのですが、今回では、もちろんジャンボ機同士が離合するようなシーンも展開されてはいたものの(写真左上参照)、逆に30分くらいジャンボが見られない時間帯もあった程です(写真右上参照)。
 実際、諸外国からも、“ジャンボを多く見たければ成田に行け”というくらい、成田空港でのジャンボ機の多さは浸透しており、それがジャンボ王国日本を作り出しているとも言えるのでした。確かに、成田ほどジャンボ機を見かける空港というのは、世界を探してもそうあるものでは無いような気がします…。
 …そういえば、過去の旅日記や、飛行機使用のツアー日記を見返しても、ジャンボ機に乗った回数というのは、実はそう多くはない感じがしました。現在、旅客機界で幅を利かせている機種というのは、先ほど言った双発機(大型から小型まで、色々あります)や、ヨーロッパの新型エアバス機でしょう(ここにも双発機のカテゴリは含まれていますしね…)。次回は、その辺りをもう少し突っ込んで話してみたいと思います。

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ドラゴンクエスト5DS購入!
 いやー、やはりRPGは自分の好みなんですね…(笑)。これまた新規に、ドラゴンクエスト5のDSを買ってしまいました。前にRPGソフトとしては、クロノトリガーDS〔クロノトリガーDS購入!参照〕を紹介しましたが、1度全てクリアしてしまって、他にやる事が無くなってしまったので、何か別ソフトを探していたのです。
 …というか、この間には“ファイナル・ファンタジー3DS”(一応借り物です…)と“ファイナル・ファンタジー4DS”もクリアするという快挙?を成し遂げてしまい、そろそろドラクエ系をやろうかなとも思っていた頃だったのです(あ、ついでに、クロノトリガーDSをやる前に、ドラゴンクエスト4DSは買っていて、既にクリアしてしまってます…笑)。そんな時に目に付いたのが、このドラクエ5DSでした。
 もちろん、これは従来のソフトのリメイク・バージョンです。しかもドラクエ5は、最初のスーパーファミコンの時のが1992年に出ているのですが、実は2004年にPS2でもリメイクされていて、今回のDSバージョンが3度目のリメイクなのです(ついでに、2008年の7月発売だったので、クロノトリガーDSより前ですね…)。そしてPS2のソフトも自分は持っているので(もちろんクリア&相当なやり込み済み…笑)、自分はこれで3回目のプレイともなるわけですね(笑)。
 …どんだけ好きなんだ!?…という感じですが、それもその筈で、ドラクエ5は、恐らくシリーズの中では自分は一番好きかもしれません。ストーリーはもちろんですが、モンスターが仲間になるというシステムの素晴らしさは、今でも当時と変わらずハマってしまう部分でもあります(自分、凝り性なんで…笑)。

   右奥のスーパーファミコンとか…懐かしいですね   DSオリジナルキャラも登場(笑)

 …もちろんPS2になってもDSになっても、基本的なストーリーは変わらないのですが、仲間になるモンスターが増えていたり、新しいイベントが追加されていたりと、やはりそれぞれに特色を見出す事が出来る内容となっているのは確かです。
 そして、今回DSで初めて追加された、この右上写真のキャラ…。久しぶりにドラクエ史上に濃いキャラクターが来たな…と思いました(笑)。これからも楽しんでやっていきましょう♪

 ☆ドラゴンクエスト天空シリーズDS版のHP…http://www.square-enix.co.jp/dragonquest/4to6/

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2009年初の鹿嶋さんライブ
 昨日は、2009年初になる、ボーカルの鹿嶋さんと下北沢 Big Mouth でのライブでした。鹿嶋さんとのライブのペースは大体2ヶ月に1回くらいなので、前回が12月7日(日)でしたから〔クリスマス曲よりも、やはり…参照〕、まあ久しぶり…というよりは、いつものペース…という感じがありましたが(笑)、また今回は一歩前進できたライブとなりました。
 …というのは、この日、お店で本番直前のリハーサルを行っていた時の事です。一応、音のチェックというのを名目に、何曲か不安な所を2人で合わせておこう…と、いつもは思っていたりするのですが、この日に限っては、改めて選曲表を見直してみたところで、「もう大丈夫!」と思ってしまいました。まあ、今回は初めてやる曲は殆どなく、あったとしてもスタンダード曲だったので、今回はどちらかというとセッション感覚で進めた方が良いかなとも思ったのです。
 そして、その感覚は的中しました…。スタンダード曲はもとより、いつも演奏している“ヨイトマケの唄”や、恐らく久しぶりと思われる“Close To You”なんかも、より即興性を楽しめたライブになっていたと思うのです。これは、長年一緒に演奏してきたからこそ実現したやり方で、お互いの信頼感がより高まってきた事を、改めて理解できたライブになったと思いました。

   セッション感溢れる演奏は楽しいです!

 やはり、自分がバッキングで攻めれば、鹿嶋さんも歌で攻め返してくれるわけで、それが曲のスリリングさを引き立たせていたのでしょう。ある意味、鹿嶋さんと自分とのデュオライブの、見せ方の1つの回答が出せたような気がしました。確かに、大きな前進だと思います。
 ライブ後、鹿嶋さんは「今度は事前に曲を決めないで、1ステージ丸々その時に曲を決めるのでも良いかもね」…なんて感じになっているようでしたが、成程、いつかやってみたいものですね。ただし、それでは新しい曲は厳しい感じになってしまいますが…(笑)。

 …という事で、次回は4月12日(日)に決まりましたので、またよろしくお願いします!

 ☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world

 ☆下北沢 Big Mouth のHP…http://www.livebarbigmouth.com/

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初の新所沢 Swan ライブなのに…
 今日は、埼玉県の新所沢にある Swan というお店で、ボーカルの桜井りこさんのライブをやってきました。今回はベースの池田君との3人の編成で、曲はまあ、いつものような感じで、楽しくやっていこうと思ったのですが、、、予想だにしない(いや、若干予感はしていましたが…笑)事件が起きてしまいました。

 この日、自分はこの Swan でのライブ前に、都内の日本橋付近にあるマンダリン・オリエンタル・ホテル東京というところで、結婚式披露宴の演奏の仕事を行い、それが終わり次第、車で新所沢まで向かうという予定になっていました…。この披露宴演奏の終了は18:30に設定されており、Swan での1ステージ目が20:00~だったので、若干ギリギリではあるものの、まあ何とか間に合うかな…とも思っていたのです。

   披露宴会場自体は素敵な所でしたが…

 しかし、この披露宴…、予想以上に時間が押していました…。18:30に終了して、片付け(この現場には生ピアノが無く、自分のキーボードを持ち込んでの演奏となっていたのです…)が何やかんやとあって、まあ19:00までにホテルを出れれば良いかな…と思っていたのですが、19:00を回っても終わる気配が全く無いのです。これはまずいな…と思っても、「自分、この次の現場があるんでお先に…」とは言えませんし(笑)、とにかく進行に身を任せるしかありませんでした。
 …そして、全ての演奏が終わったのは、何と19:40を過ぎた辺りでした。日本橋から20分で所沢まで行けるわけがありません…。一応、もしかしたら1ステージには間に合わない可能性も、無い事は無い…ぐらいには事前に伝えてあったのですが、ついにそれが現実のものとなってしまいました…。これはもう、2ステージ目に掛けるしかありません。1ステージ目は、ボーカルとベースだけで、何とか根性でやって下さい!…と伝え、一目散で新所沢へと車を走らせたのです。

 そして、21:00過ぎになって、やっとの思いで Swan に到着しました。どうやら丁度1ステージ目が終わったところだったようで、店内は「あ、来た…」みたいな感じでした。どうもお待たせしました…(笑)。本当に迷惑を掛けてしまいましたが、ベースとのデュオ演奏はどうだったと聞くと、意外にも「新鮮だった」とか、「鍛えられた」とか、更には「意外に面白かったかも」…という前向きな意見が出てきたのは驚きでした。成程、これなら今後のトラブルにも対応できますね!…という冗談はさておき(笑)、2ステージ目を頑張っていきましょう!

   またトークが長かったかな…(笑)   常連客が多い印象を受けました

 しかし、ここまで来たら、あとはいつものように演奏に集中するだけです。披露宴演奏の時はキーボードだったのに対し、ここのはアップライトでしたが生ピアノでしたので、やはり弾き心地が良いですね。取りあえずインストで1曲演奏し、そして怒涛のように2ステージ目をやらせて頂きました。Swan は、いわゆるジャズ・バーではありますが、ここはりこさんらしくポップス曲等も適度に入れて、他との差別化を図っていきます。こうなると、もう1曲くらいベースとボーカルだけの演奏を見たくなりもしましたが(笑)、それは今回は置いておきましょう。結果的には無事に終われて良かったです。

 この新所沢 Swan というお店は、前々から知っていたものの、訪れたのは今回が初めてでした。しかし、前述のような失態で初主演を迎えたというのは、何とも苦い思い出になってしまいました…。それでも暖かく迎えて頂いたお店の方や、お客さんに感謝です!一気に、アットホームなお店という印象が出来上がってしまいました(笑)。今度は、ゆっくりと演奏をしたいものですね…。これに懲りず、またよろしくお願いします!

 ☆新所沢 Swan のHP…http://homepage2.nifty.com/jazz_swan/

 ☆桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

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2009年の川上彬子バンド
 今日は、六本木 Morph-Tokyo にて、ボーカルの川上彬子さんのライブをサポートしてきました。何気に今年初でもあったライブでしたが、それよりも前回のライブ〔2008年最後の川上彬子ライブ参照〕から既に2ヶ月以上が経っている…というのが意外な感じがしました。やはり日にちを気にしないと、あっという間に月日は経ってしまっていますね。

 今回は色々と新しい事がありました。その1つはコーラスが加わった事です。前にも一度、コーラスを入れてのライブを試みた事がありましたが〔コーラスが入るという事参照〕、その時とはまた別の方で(笑)、そしてコーラスの入れ方も、異なるアプローチで臨んでくれました(今回新しくやった曲もありましたしね)。それによって、また新しいサウンドが生まれていたので、なかなか面白いなと思いました。やはり同じ曲でも、演奏する人によって大きく変わる…というのを改めて感じましたね。
 もう1つは、オケを流して演奏した…というものです…。これは、今度4月29日(水・祝)に、このバンドでレコ発ライブを予定しているのですが(場所は同じく、六本木 Morph-Tokyo にてです)、その時にホーン・アレンジをした曲があるので、せっかくなのでライブでも流そう!…という事で実現したもので、既存の曲ではありましたが、新鮮な気持ちで演奏する事が出来ました。やはりホーンのメロディーというのは重要で、それによってリズム感が変わるという事も多々あり、演奏する上で非常に注意すべきポイントだったと思います。何気に日々勉強もさせて頂いているわけですね(笑)。

   家庭的な雰囲気が魅力です   ちょっと背景がごちゃごちゃし過ぎましたね

 …そして、今回のライブで川上さんから御報告があった通り、川上彬子バンドは、前述した4月のレコ発ライブをもって、一時お休みを頂きます…。これは、川上さんがレコ発後、ソロで活動していく事を決めている為で、取りあえずの一区切りを付けたい…という思いによるものであります。…なので、もうカウントダウンは始まっている感じですが、取りあえず次回は3月10日(火)で、同じく Morph-Tokyo で予定しているので、良かったらお越し下さいませ。自分もあと2回、頑張ってサポートしていきたいと思います。

 …それにしても、このバンドはオフショットが多いですな(しかも、本番後ではなくて本番前だし…笑)

 ☆川上彬子のHP…http://kawakamiakiko.com/

 ☆六本木 Morph-Tokyo のHP…http://www.morph-tokyo.com/

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いつか行ってみたい所(飛行機好き編)
 まずは左下の写真をご覧下さい。

   アメリカン航空の757-200という飛行機です   左下に空港があります

 …別に合成ではありません。正真正銘、旅客機がビーチの頭をかすめ、滑走路に着陸しようとしている写真でございます。ここは、カリブ海に位置するセント・マーチン島という場所で、オランダ領とフランス領の2つに分割されているという、なかなか珍しい島です(行き来は普通に可能です)。ゆえに、オランダ語読みでは“Sint Maarten(シント・マールテン)”、フランス語読みでは、英語と同じ綴りで“Saint Martin(サン・マルタン)”…となっていますが、ここでは一応“セント・マーチン島”と呼んでおきましょう。
 この島の唯一の国際空港となっているのが、プリンセス・ジュリアナ国際空港です(この空港はオランダ領に位置していますが、実は狭い島なのに、フランス領側にも小さいですが空港はあります。もしかしたら、領土の存在を主張したいのかもしれません…)。ここはカリブの観光地でもあるので、アメリカからはもちろん、領土の本国であるオランダやフランスからも旅客機が到着するのですが、この滑走路の末端は、右上の写真の地図でも分かるように、ビーチのギリギリのところに位置し、しかも大型機の着陸には滑走路がギリギリの長さしか無いので、飛行機は低空で侵入せざるを得なくなっているのです。
 しかし、これが逆にこの島の観光名所ともなっていて、飛行機マニアには堪らない場所でもあるのです…(笑)。最近では日本でも紹介されるようになって、知名度が徐々に上がってきたのですが、なんせ遠いカリブの地であるので、そう簡単に行けるような所ではありません。しかし、飛行機好きの自分にとっては、正に聖地のような土地なのではないでしょうか。他にこんな場所を自分は知りません…。いつかは行ってみたいものですが、取りあえずは You Tube にアップされている映像で我慢する事に致しましょう(笑)。


     


 この迫力を堪能するのなら、やはり大型機であるジャンボ機(ボーイング747型機)が一番良いですね!…この映像では、KLMオランダ航空のジャンボジェット機が、それは迫力のある着陸を見せてくれています。

 そして、着陸も凄いのですが、離陸もなかなか凄いです。離陸する時は、やはり滑走路の端(つまりビーチの脇です)まで来て、逆方向を向いてエンジンをふかせるわけですが、この時のエンジンブラストの勢いが凄く、映像では軽く人が飛ばされてしまっています…(笑)。危険極り無いですが、これを体感しに、わざわざ滑走路端まで出向いて飛ばされに来る?人も多く、ちょっとした度胸試しにもなっているのだとか…。さすがですね。


     


 こんな場所ですが、最近は大型機も減っていく傾向にあり、また、滑走路も延長工事を始めているという事で、いつまでこの光景が見れるか分かりせん…。あまり現実的ではないですが、夢は大きく持って、本当にいつかは行ってみたい所です(笑)。

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神泉“玄”の風景 10.
 何だかんだで、このタイトルも10回目ですか…ふむ。今日は神泉(渋谷)にある、お馴染みの玄にて、演奏のお仕事をやってきました。…が、メンバーに関しては、一癖も二癖もあるような面々が揃ってしまいました。ボーカルに桜井りこさん、そしてサックスに川島崇文さんです(ギターの松下譲次さんは、今回はお休みでした)…。この組み合わせは今までに無く(…というか、りこさんと川島さんが今回初対面の感じでしたね)…、というか、組み合わせては何か面倒な事になりそうな気がしていたのですが、案の定そうでした(笑)。

   完全リラックス・ムードです   ボーカル、キーボード、『ベース』です(笑)

 りこさんは典型的なO型、そして、川島さんは典型的なAB型です…。あとは敢えて皆さんの想像にお任せしますが、まあ変なステージでした…。とりあえず演奏後、川島さんは、「久しぶりにベースを弾くと楽しい♪」と申しておりました。こんな感じですが、またよろしくお願いします(笑)。

 ☆渋谷(神泉)玄のHP…http://www.livebar-kuro.jp/

 ☆桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

 ☆川島崇文さんのHP(…というかブログ)…http://home.t00.itscom.net/smooth/

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2009年3月、4月の自分名義的なライブスケジュール
 前回の記事でも少し言いましたが、自分名義のピアノトリオのライブと、自分のソロでのライブの予定が幾つか決定しましたので、ここで紹介しておきたいと思います。自分がソロでライブをやるものは、昨年の6月に行った北九州ツアーの再訪となるもので〔竹内大輔、北九州ツアー(2008.6.5~6.9)参照〕、今回も北九州のミュージシャンである Daddy 津田さん、ルージュωさん等に協力して頂きました。また色々な方達に出会えるのを楽しみにしていきたいです。それではスケジュール順にご覧下さい。


     ★3月7日(土)柏 Studio Wuu
Open…17:00~、1st.…17:30~、2nd.…19:00~、
Charge…2000円(1ドリンク付き)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 この日はピアノトリオ編成で、千葉県の柏駅近くにあるお店でやらせて頂きます。何故このような場所で
 やるようになったかと言うと、実はこのライブは自分の祖母企画のライブ(!)でもありまして、祖母の家が
 この付近に位置するので、今回実現するに至ったわけです(笑)。もちろん初めて演奏させて頂く場所で、
 雰囲気も良さそうで、なかなか楽しみな感じでもあります。お店は“貸し切り”…といった形で借りていて、
 基本的に内輪の方達を呼んでライブをする…という感じではありますが、一般の方を呼んでも大丈夫という
 事でしたので、ここで宣伝させて頂きました。都内からは若干遠い場所にありますが、時間も早いですし、
 チャージも安めに設定してあるので、気軽に来てみて下さい。この日は和気藹々と?やりたいものです。


     ★竹内大輔、北九州ツアー
・4月3日(金)小倉 Dreams
 住所…福岡県北九州市小倉北区紺屋町7-4 サツマビル2F 電話…093-551-3707
 Open…19:00~、Start…20:00~、Charge…前売り2000円、当日2500円

・4月4日(土)門司港プリンセスピピ(ぐるなびのHP)
 Open…18:00~、Start…19:00~、Charge…前売り2800円、当日3300円、※人数が、計20名限定だそうです

・4月5日(日)門司港三井倶楽部
 Open…18:00~、Start…19:00~、Charge…カンパ制

 ※以上、メンバー基本的に、(Pf,Kye)竹内大輔

   小倉のチャチャタウンにて、昨年6月撮影

 今年も北九州でのライブが実現しました。3日間ではありますが、雰囲気の異なる場所での演奏となるので、
 なかなか詰め込んでのツアーとなりそうです。前回演奏したところもあれば、今回初めて演奏させて頂く
 お店もあり、懐かしい思いと同時に、新鮮な気持ちにも溢れつつライブが出来るのではないかと思います。
 今回は、基本的に自分1人での演奏ですが、ゲストとして何曲か一緒に演奏して下さる方は豊富で、
 例えば3日(金)の Dream では、前回も一緒に共演させて頂いた、ブラインド・トランペッターの小倉さんと、
 4日(土)のプリンセスピピでは、今回ライブに全面協力して頂いたルージュωさんと、そして5日(日)の
 三井倶楽部では、自分の演奏の前に、Daddy 津田さんと鈴木勇造さん(すぅさん)が前座の(前座…とか
 言ってて良いんでしょうか…笑)ステージを務めて頂く…等、本当に日によってカラーの異なるツアーに
 なるのではないかと思っています。前回、自分は単独で北九州でライブをやらせて頂いて、これから音楽を
 やっていく上で、大事な事を沢山学ばせて頂きました。あれから月日も経ち、今度は自分のオリジナルの
 CDを持って現地に赴く事が出来ます。よりパワーアップした(…はず…笑)自分を、どうぞご覧下さい!


     ★4月24日(金)外苑前 Z・imagine
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…21:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 自分のピアノトリオライブ、お馴染みの場所である外苑前でも次回のライブが決定しております。恐らく、
 3月の柏でやるライブは、自分のオリジナルCD“Pictures”に入っている曲や、その他の有名なカバー曲を
 中心にやっていくと思うのですが、この日は、今までの自分のやってきた曲達の集大成になるようなライブを
 目指して検討中です。…というのも、実は今回でこのピアノトリオのライブは、20回目という節目の回数を
 迎え、そういったライブをやってみるのも有りだと思ったからです!…思えば長くやってきたものですが(笑)、
 バンド結成の頃にやった曲や、アレンジを自分で変えて臨んだ曲、もちろんオリジナルCDの中の曲から、
 最近作られた曲まで、、、本当に色々な曲達と、自分はこのバンドを通じて向き合ってきました…。一体
 この日はどういった感じのライブになるのか、自分自身も楽しみにしつつ、この日を迎えたいと思います♪


 …という事で、今年もなかなか活動的になってきました。スパンの長い話しではありますが、1つ1つが印象に残るような、そして特徴が見出せるようなライブになると良いですね。特に、メンバーが常に同じ編成での活動となるので(それは自分がソロでの演奏も然りですが…)、その思いは重要になるような気がします…。どうぞ、今後ともよろしくお願いします!

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自分名義ライブ18回目
 今日は、今年初めてになる、自分名義のピアノトリオのライブでした。先月はライブを行わなかったので、昨年の12月ライブ〔自分名義ライブ17回目参照〕以来の事になったわけですが、昨年はほぼ1ヶ月に1回のペースでライブをやっていたので、それ以上の間が空いてしまった今回は、何だか月日以上に久しぶりな感じを受けてしまいました。
 …ですが、この期間中にはまた何曲か新曲をおこしまして、今回皆さんの前で披露する事が出来ました。前にも言ったように、前回のライブでも、その時の新曲を披露するに至ったので、今回は新しめな曲ばかりのステージとさせて頂きました。これは、まだ自分達が曲に慣れていない部分はあったものの、バンドの前進という意味では非常に重要な事であり、それが実現できたのは自分としては嬉しい事でした。逆に、昨年発売した自分のCDの曲が、自分の中でどんどんスタンダード化されていくような感じもあり(CD中の曲を、また自分達がカバーする…みたいな…)、それはまた曲の新たな向き合い方が出来て面白いなとも感じております。今後、このような傾向は続いていくのでしょうか。

   ABCマート…有名ですよね(笑)   やはりライブは白熱していました!

 …という事で、振り返ってみれば今日のステージは、演奏した全11曲の内、なんと9曲がオリジナルという結果になっていました。しかも、その内1曲はクラシック曲で、完全に自分がアレンジし直した構成になっていますし、もう1曲はアンコールで、元々何も決めずに演奏したものですから(笑)、今回は、本編のほぼ全部がオリジナルだったと言っても過言では無いでしょう。2009年初のライブに相応しい、攻めの姿勢でお送りしたステージだったと思います。
 特に、今回はグアム旅行〔旅日記 27.(アメリカ準州・グアム編…2009.1.24~1.28)参照〕の後だったので、それに纏わる曲も出来たのはタイムリーで良かったです。それは Hagatna という曲で、現地の読み方(チャモロ語…というやつです)では“ハガニア”で、スペイン語読みすれば“アガニャ”という感じでしょうか(何故スペイン語読みが大事かというのは、旅日記グアム編を参照の事…)。一応グアムの首都で、人口1000人強の村なのですが、南国風味の中に若干スペイン風味が交じっていて、なかなか面白い雰囲気だったのです。何回も行った事のある場所でしたが、こうして曲として完成出来たというのは、何だか嬉しいものでしたね(笑)。やはりこうやって作る曲は、個人的に思い入れが深くなるので楽しいです。
 そして、もう1曲は Scramble という曲で、これはタイトルのままなのですが、意味的には“緊急発進する”とか、“あせる事”とか“~をごちゃ混ぜにする”…とか色々あります。しかし、自分的にはこの言葉に何か都会的なものを感じ、今までの自分の曲はどこか田舎的な風景をテーマにしたものが多かったので、その真逆の意味を込めてタイトルを付けさせて頂きました。これは旅行中に作曲…、とかそういうのではなく、完成した曲のイメージを浮かべつつ、その後タイトルを付けさせて頂いた次第です。曲名にも色々あるわけですよ(笑)。
 ただ、この Scramble については驚く事がありました。実は、自分の母は学生時代に舞踊を専攻していて、いわゆる創作ダンス等もやっていたらしいのですが、その時に、“Scrambled Egg”(!)というタイトルの踊りを作った事がある…と言うではありませんか…。これは、、、いわゆる『血は争えない』…ってやつですかね。そんな事もあるのだと思いました…(笑)。

 そんなこんなで始まった2009年の自分名義初ライブ。今年も攻めの姿勢で、どんどんライブを行っていきますので、皆様どうぞよろしくお願いします!…次回の外苑前でのライブは決まっていますが、幾つか他に紹介したい事もあるので、また次の機会に書きたいと思います。…ひとまず、今回はどうもありがとうございました!


  ●今回のセットリストです!

・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
         2、Scramble(オリジナル)
         3、月の光
         4、Montmartre's Cafe(オリジナル)
         5、Fingers Dance(オリジナル)

・2ステージ 1、Guernica(オリジナル)
         2、Water Lily(オリジナル)
         3、La Cantaora(オリジナル)
         4、Monte Fiesole(オリジナル)
         5、Hagatna(オリジナル)
         6、Autumn Leaves(アンコール)

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

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黄門バンドの変遷
 今日は、2009年最初となる黄門御一行バンドのライブをやってきました。この時期が最初になったのは、今年は1月にライブが入っていなかった為でもありましたが、逆に今月のライブはもう1本予定しているので、まだまだその衰えは感じさせないバンドでもあります。
 この日のライブは2009年の最初ともあって、ステージのMCで何となく黄門バンドの変遷について振り返ってみたのですが、なかなか正確な記憶が出てこないというのが正直なところでした。…そんな時は、このブログを見れば一目瞭然です。何せ、今までの全ての(…のはず)ライブについて記事を挙げていますからね!…ついに役立つ時が来ましたか(笑)。

 …という事で、この自分のブログによると、どうやら今の黄門バンドの原型が出来たのは2006年の6月15日に行われたライブらしく〔黄門トリオ!参照〕、タイトル通り、まだ編成はボーカルの恭子さんと、ベースの植木さん、そして自分との3人のみの編成でした。今から2年半以上前の出来事です。
 この後、1~2か月に1回くらいのペースでライブをやらせて貰う事になるのですが、このメンバーに変化が起きるのが同じ年の12月14日のライブです。クリスマスにも近いという事で、景気良く?バンドスタイルでのライブをやろうという事になったのです〔黄門御一行様です♪参照〕。この時のギターには既に坂上真一さんが入っていましたが、ドラムは現在とは違い、中村昇一さんにやって頂いていました。
 そして、この時のライブが好評だったらしく(…と信じたい…笑)、少し間を開けて、翌年である2007年3月8日のライブ〔五反田“R”改め“Rocky”参照〕から5人編成になり、ほぼ1ヶ月に1回のペースで“黄門御一行バンド”としてライブを続けていくのです。
 その後、約1年間バンドを手伝ってくれたドラムの中村昇一さんが、この年の12月27日のライブをもってこのバンドから抜け〔2007年最後の黄門御一行バンド参照〕、その次の次のライブである2008年2月7日のライブから、現在のドラムである中武誠二さんに加入して頂きました〔リニューアルした黄門御一行参照〕。そして、現在に至るわけです。…思えば色々ありましたね(笑)。
 特に、この1年間の内容の濃さは目を見張るものがあり、それぞれのメンバーのコーナーが出来たり、仕舞いにはお店のマスターのコーナーが出来てしまう等(今では、むしろお馴染みになっていますもの…笑)、まだまだこれから面白くなっていきそうな雰囲気満点ですね。自分も楽しみにしていきたいところです。

   これは中華丼…かな?   3人以外、ステージに上がっていない事に注目です

 お陰で、演奏する曲も随分とバラエティーに富んできました。最初は洋楽のポップスやオールディーズが中心だったのですが、いつ頃からか歌謡曲の比重が増えてきまして、更には自分のオリジナル曲まで取り上げる事になってしまいました(笑)。これも、最初は割りかしポップ寄りな曲調のものを選んでいたつもりだったのですが、今回ついに、バリバリの4ビート(しかもテンポが速い!)である“Final Approach”という曲をやってしまいましたからね…。しかも、オリジナルの編成に倣って、ギターの坂上さんはこの曲はお休みすると言うではありませんか(ボーカルの恭子さんに関しては、言うまでもありません)。…もう、このバンドは怖いもの無しですな(笑)。
 アグレッシブな選曲という傍ら、このステージ中の緩い雰囲気は当初から健在だという事で、これからもそこは守っていきたいと、気持ちを新たに思ったライブとなりました。そして、当初から撮り続けている賄いの写真にも、自分ながら改めて「あっぱれ」と思わせて頂きました(笑)。

 …というわけで、次回は2月26日(木)になります。どうぞお楽しみに!

 ☆五反田 Rocky のHP…http://livecafe-rocky.com/

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My Trio、2009年リハーサル、そして…
 今日は、今度2月7日(土)に外苑前 Z・imagine にて行う、自分のピアノトリオライブのリハーサルをやってきました。何だか久しぶりに音を合わせた気もしましたが、 個々ではそれぞれあるものの、3人で実際音を合わせたのは今年初めてだったのですから驚きでした。
 ただし、その分色々充電?はさせて頂きました…。今回も懲りずに新たな曲を書き上げ、そしてクラシック曲をアレンジしたものも取り上げます。前回も3曲程新曲を演奏したので〔自分名義ライブ17回目参照〕、1日のうち半分は新曲で賄える事にもなってしまいます(それらを全部やるとは限りませんが…)。今年はこの調子で攻めていきたいですね。

   手前にはグアムの土産が…(笑)   この譜面書きには何時間費やした事やら…(笑)

 しかし、やはりそれだけ練習にかける時間は大変なものでした。今回は、新たな曲もありつつ、前回までの曲のおさらいもしておきたかったので、いつもの倍の時間スタジオを押さえ、それはそれは皆で真面目に?取り組んでいきました。なかなかメンバー個々への負担が大きい曲ばかりでもあるので(笑)、これはもう感謝以外に言葉が見つかりません。2月7日、楽しみにして頂きたいと思います。

 …さて、このリハーサルが終わった時点で、皆ぐったりとしてしまった感じだったのですが、実は自分は密かな喜びが今日はありました。何かと言うと、あのラーメン屋“玄武”が復活したという情報を入手していたからなのです(玄武を御存知無い方は、このブログの“ブログ内検索”という項目で、「玄武」と入力して検査してみて下さい。今までの、自分達と玄武との関係の記事がガガガーッ!と出てきます…笑)。
 噂を聞きつけたのは昨年末くらいで、どうやら場所を変えて復活した模様なのです。しかも、その場所は練馬区の平和台という辺りで、これは前より自分の家に近付いてきている事になります(以前は池袋でした)。ただ、鉄道の駅からは若干離れている場所なので、行きたくてもなかなか行けない…という状態が続いていました。しかし、このタイミング、このメンバー(ドラムのトシさんは先に帰ってしまいましたが…)、ベースの池田君はこの日車で移動して来ていましたし、これは今日しか無いではありませんか!

 …というわけで、ウキウキで向かった先に待っていたものは、、、

   いつかリベンジを!


 水曜日定休


 …何なんだよ~もぅ…(泣)。

 そういえば自分、星座占いでこの日は12位でした…。

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デュオのみの銀座 Ami's Bar 演奏
 今日は、お馴染みの銀座 Ami's Bar にて演奏のお仕事でしたが、今回はまた、新鮮な気持ちでお店に向かう事になりました。…というのも、今日の出演者は自分と、ビブラフォンの阿見さんのみ…という形になっていたからです。ここで自分が演奏させて貰う時は、大体はこの2人にボーカルの方が入っていたり、何らかの形でベースの方が入ったり、そしてフロント楽器の方が入ったりと、まあ最低でも3人編成でのライブ演奏がなされていたわけです。そんな中で決まった自分と阿見さんだけの編成…。それは新鮮な気持ちになるのも当然の事だったと言えるでしょう。

   名前のスペースも、いつもより広々しています

 まあ、ここではボーカルやフロントの方との演奏が入っている時でも、何曲かはその方は抜きで演奏を行ったりもするため、自分が1人で演奏を行うというのは何も初めての事ではありませんでした。しかし、全てのステージを通じて自分(…と阿見さん)だけというのは、何だか大役を任されているような気持ちにもなり、普段の自分とはまた違った雰囲気を感じたものでした。
 こういった場所で、ちゃんと“ライブ”という形式でソロ演奏というのは、自分の場合、なかなか機会は持てていないのですが、やはりソロでの演奏は自分を見つめ直すという意味でも、たまには必要なものだと改めて感じましたね。バンドで演奏している時の自分でもないですし、かといってデュオ演奏の時の自分ともまた違う気がするのです。
 これまで、ソロ演奏はどちらかと言うと遠ざかっていた傾向があったので、まだまだやるべき事は沢山あるような感じがしました。今回は特別なブッキングだったのかもしれませんが、また何かの機会にやってみたいです。

 ☆銀座 Ami's Bar のHP…http://sound.jp/isoboo/amisbar/

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旅日記 27.(アメリカ準州・グアム編…2009.1.24~1.28)
 5日間の休みを利用して、今回はグアムに行ってきました。毎年この時期になると色々な場所に行っている自分ですが、現在の“不景気”といった世界の情勢を考えるに、安・近・短の精神は重要だと思いました。それなら最初から行かなければ良いじゃないかとも思うでしょうが、自分はあまり、不景気に拍車を掛けるような事はしたくないのです…。こういった状況だからこそ、景気良い行動が必要なのではないかとも思いました。何だか矛盾じみた感じになってしまいましたが(笑)、“限られた範囲での贅沢を”…というのをテーマに、今回はグアムを選んでみたのです。


 ●まずはグアムらしい夏の風景をお楽しみ下さい(笑)

 グアムはアメリカの準州という位置付けで、まあ要するにアメリカです(ただ、アメリカの50の州には組み込まれていないので、例えばグアムの住民は、アメリカ大統領選挙の参政権は持っていません)。日本からは飛行機で3時間半ほどで、そこはもう赤道に近く、年間平均気温は26℃という常夏の島でもあります。今回は訳あって行きの飛行機の話しは省略し、まずはそんな常夏のグアムの写真を見て頂ければと思います。

   このタモン湾が、とりあえずの拠点になります   タモン湾の先には、有名な恋人岬が見えます

 グアムには、タモン湾という小さな湾があるのですが、主要なホテルの大体はその湾に沿って建てられており、故に周辺にはショッピング・センターやレストラン等が建ち並んでいて、必然的にここ周辺が拠点のエリアとなっています。ビーチは白い砂浜に水色(本当に、いわゆる水色です)の海が広がっており、予想以上に綺麗な場所だと思うに違いありません。

   グアムのビーチは、基本的に綺麗です!   なんとも常夏の島な感じですね

 この砂浜や海の綺麗さは、実はここに生息しているナマコのお陰だと言います。ナマコは砂を食べて、その長い腸で少ない栄養分をゆっくり吸収し、そして綺麗な砂を排出しているのだそうで、これがグアムの海の綺麗さに貢献しているのでしょう。ただ、グアムのビーチと言えば“ナマコ!”という時代もあったのですが、今回は殆どナマコに遭遇する事はありませんでした。自分が初めてグアムを訪れたのは小学校2年生の時で(もう20年以上も前ですかね…)、この時は本当によくナマコを見かけたものでしたが、一体現在の少なさっぷりはどうなっているのでしょうか。非常に気に掛かります…。

 …とにかく、日本から僅か3時間半程で、もう常夏の島というわけで、やはり日本が冬の時期に来るのが最高の贅沢だとは思いました。この先も記事は続きますが、こんな素晴らしい島が日本の近くにあるという事を、自分達はもっと深く知っておくべきなのかもしれませんね…。


 ●スマートレンタカーでドライブ三昧!

 グアム内を移動するなら、もはやレンタカーは必須とも言って良いでしょう。何せ日本の免許証で運転が出来てしまいますし、グアムは要するにアメリカ…もう典型的な車社会で、車で移動がしやすいように道が整備されているのです。また、どこに行っても有料駐車場なんてものは無く(確認していないだけかもしれませんが…)、どこのホテルだろうがレストランだろうが、敷地内の駐車場に停めてしまえば済む話なのです(しかも、どこの駐車場も余裕があります)。
 先程、ホテル群のあるタモンがグアム観光の拠点と書きましたが、ここだけに留まっていてはグアムの魅力は分かりません。むしろ、グアムの光景の神髄というのは、そういったホテル群のすぐ近くに、もう田舎のような風景が広がっている事…なのではないかとも思うのです。20年前と現在では、タモン界隈はかなり変わってしまいましたが、その他の地域はまるで変容を見せていません。これこそ、観光客がタモンにしか留まっていないお陰なのかとも思いますが(笑)、やはり昔ながらの風景を堪能しに、車を借りる価値は十分にあると思います。

   バックは、その名もベアー・ロック!   上下線の真ん中の車線は、左折用なんです

 今回でグアムで車を借りるのは3回目になりますが、自分は毎回スマート・レンタカーというレンタカー会社で借りる事にしています。要するに大手会社ではなく、規模的にも小さいものなのだと思うのですが、ここはスタッフが全員日本人で言葉の心配が無いのと、何よりもその安さが魅力です。
 他の大手レンタカー会社と比較しても、ここの1日39$(約3500円…1$=90円で計算)から…という値段には勝てないのではないでしょうか(もちろん車種によっては値段は変わりますが、これは小さめのセダンでの料金です…自分は49$の車を借りました)。この値段で、重要な保険料は全て込みなのです。そして、1日の数え方が“24時間”というのも良いです。つまり、借りた日の昼12時から、次の日の12時まで良いという事です。自分は旅行2日目の昼11時から3日間借りたので、5日目、つまり帰国日の昼11時まで、それは存分に使わせて頂きました。実質4日間と言っても良いですよね。

   これこそがグアムらしい田舎の風景です   ダイナミックな道路が続きます

 さあ、そんなこんなで車を借りましたら、まずはとことん乗ってみるに限ります!…グアムはアメリカのルールに倣って、左側ハンドル右側通行ですが、これは正直すぐに慣れます(ただ、ウインカーとワイパーも日本と逆で、ここだけ若干戸惑いますが…笑)。基本的に道幅も広く、運転しやすい道が続いているので、むしろ日本より快適に感じるかもしれません。さすが車社会だと思うくらいですね。

   これから麓まで降りていきます   ウマタックという村のシンボルでもある橋

 まずは島の南(上写真参照)に行ってみる事をお勧めします。タモンから、どこも寄らないで(そんな人はいないと思いますが…)ぐるっと1周して1時間半~2時間という感じでしょうか。グアムの素朴な日常が垣間見えると思います。自分も今回で3周目の快挙を達成しましたしね(笑)。
 ただ、北もある意味で面白いです。北側はアメリカのアンダーソン空軍基地というのがあって、まあ主立った施設というのはそれくらいしか無いのですが(しかも入れませんし…)、実は穴場的なビーチが控えているというのが面白いところです。

   だんだん海に近付いていくのが分かります   背後には絶壁がそびえ立っています

 タモンから北に向かって走ること約20分…。幹線道路から外れて、本当にこの道で良いのかと思いながら小さい道を走ること約10分…。道が坂を下り始めたかと思うと、その先には真っ青な海が見渡せるのです。この景観は見事で、その周りにあるジャングルの景色も相まって、本当に熱帯の島に来ている…という感じがします。
 麓まで降りると駐車場があって、そこから砂浜までは少し(鬱蒼とした林の中を歩くため、結構長く感じるかも)歩きます。そしてその林を抜けると、目の前には今まで見た事が無いような光景が広がっているのです!

   本当に行けるのか心配になります(笑)   緑のトンネルを抜けると…

   何だか神秘的です   海と砂浜は驚くほど綺麗でした!

 ここはリティディアン・ビーチと言い、時間にもよりますが、人も殆どいなく、何だか無人島にでも迷い込んできてしまったような…。そんな感覚にも襲われてしまう事でしょう。ここは波が高く、そのため遊泳禁止ともなっているのですが、これが最果て感を醸し出して良いのです(笑)。このビーチの近くに、予約制のプライベート・ビーチも用意されていて、タモンからツアーに参加すると入れるのだそうですが(そこは一応泳げるようです…)、個人的にはリティディアン・ビーチの雰囲気の方が好みのような気もします。
 この場所こそ車でしか来れない所でもあり、時間も16:00でクローズされてしまうのですが、是非一度足を運んで頂きたい場所でもありますね。このビーチに来たところで、何も出来ない感じもすると思うのですが、この“何も出来ない”…場所に足を踏み入れるという経験が良いのだとも思いますね。

   バリガダからは、空港とタモン湾のホテル群が見渡せます   給油は基本的にセルフで…

 他、自分は飛行機好きという事もあって、バリガダという小高い丘になっている地域から、空港とタモン湾を見下ろす風景(写真左上参照)は好きで、ここも毎回訪れている場所でもあります(笑)。流石に、ここは特にお勧め出来る場所とは言い難いですが、自分なりの好きな場所を探すという旅も面白いかもしれませんね。その時に車が大変役に立つわけです。
 ついでにガソリン代も安く(一時期には高かったそうですが…)、自分が行った時は1ガロン2,69$という値段でした。1ガロンは約3,8リットルなので、1リットルあたりが約64円という感じでしょうか…。これでもアメリカ本土よりは若干高めの値段設定だそうですが…。日本から見ると、何とも羨ましい世界だとも思いましたね。とにかく、レンタカーはお勧めです!


 ●アプガン砦のヤシの実屋さん

 車を借りたら(まだレンタカーの話しを引きずりますが…笑)、まずは訪れてしまう所が、タモンから西に5、6kmの所にある、ハガニアという村でしょう。ここは、いわゆるグアムの首都がおかれている村でもあり、政治と文化の中心地です。これは、グアムがスペインに統治されていた16世紀頃からそうであるので、周囲にはスペイン時代の面影が所々に残っているのが特徴とも言えます。その中にアプガン砦という、17世紀頃にグアムを統治していたスペイン総督が造った砦があるのですが、現在はグアムを代表するビューポイントにもなっています。タモン湾とはまた違った海の風景が楽しめると思います。ここは、オプショナルツアーに参加する事で訪れる事も出来るのですが、やはり車だと非常に楽にアクセス出来るので、改めてこちらを勧めたいところですね(笑)。

   アプガン砦にて…大砲はレプリカだそうです…   微妙なイラストが涙ぐましいです(笑)

 そんな感じで、わりと観光客が訪れる場所でもあるのですが、それを見越して?ヤシの実屋の屋台が出ているのが気に掛かりました。これは、スマート・レンタカーで案内をして頂いた方の情報で、ここのヤシの実屋は、まずは実の中に入っている液体を、実に直接ストローを刺してジュースとして飲ませてくれるのだそうです。…と、まあここまでは、グアムではどこでもある話しなのですが、ここはジュースを飲み終わった後、更にその実をナイフで穿り出してくれて、何とワサビ醤油で食べさせてくれるのです。

   グアム気分を満喫!…背後がハガニア湾です   “南国”と“和”の合体という感じでしょうか…

 これが最初は全然想像がつかなかったのですが、食べてみると非常に美味しかったのです。そして、今までにない感触が味わえました。何だか、臭味の無い白身の魚でも食べているような…。雰囲気的にはアボガドに近いとは思うんですけど、それでも全然違いましたね。これは新しい味でした。1つ5$(約450円)でございます♪…足を運んだ際には是非お試しを(笑)!


 ●横井ケーブの今

 皆さんは、“横井庄一”という方の名前に聞き覚えはありますでしょうか。この方は28年間もの長い間、グアムの密林の中で生活していたという日本兵です。戦争が終結した事を知らずに、1人ジャングルの中で潜伏していたわけですが、その当時の様子を伝えてくれる場所があります…。それがタロフォフォの滝公園で、ハガニアから15kmほど南下した所に位置しています。もちろん車で来るのがベストな所です。
 ここは一応、グアムの観光地としては有名な方だと思うのですが、今まで自分は来た事がありませんでした。…というか、ここのパンフレットを貰って、逆に行きたくなくなった…という方が正しい表現です(笑)。何だか、いつの間に商業化されているような感じで、“滝公園”と呼ばせて小さな遊園地みたいな仕様に書いてあったのです。
 …ですが、今回は意を決して向かってみる事にしました。半分は、怖いもの見たさ…という思いが否めませんでしたが(笑)、絶対に胡散臭いと思われるその場所に敢えて行ってみる…というのも、ある意味楽しい事ではないかと思ったのです。

   豚は…何なんでしょうね   この荒廃感は半端無いです

 メインの道から外れて、小さな道を走ること約5分…。どうやら入口らしき建物が見えてきました。辺りは大自然の真っただ中なのに、変にお城風な建物になっているところが解せません…。そして、入口付近にたむろっている黒っぽい動物達は何なのでしょうか。あ、豚ですが…(笑)。成程、ブヒブヒ言ってますね。しかも豚の餌が1$で売っています。ここだけでは、とても横井ケーブがあるとは思えない状況でした。
 入場料を20$(約1800円…高っ!!)払って中に入ると、それはこの世のものとは思えない、荒廃とした景色が広がっていました。稼働していない豆汽車、回転ブランコらしきものには“回転椅子”と書いてあって、どこで動かすのかさえ分からない状態…。何故かお化け屋敷が忽然とありますし、何より人が殆どいないです!

   何故これを造ったのやら…   個人的には、こういった光景の方が怖いです

 ここは、敷地内の整備というものを行っているのでしょうか…。そういえばチケット売場の人も、どうもヤル気が感じられるような人では無かったかもしれません。実際お客さんもまばらなので、暇そうにしている…という感じでした。唯一、入口の脇に『英雄、横井庄一夫婦訪問記念写真』と、写真が沢山飾られてあったのが、救いと言えば救いかもしれません(この写真の頃は、まだこの場所も活気があった感じだったので…)。

   基本的には従業員も暇なんでしょうね…   ゴンドラに乗ると、そのまま下っていきます

 そして、目的の横井ケーブや、ここの一番の見せ所(たぶん)であるタロフォフォの滝には、この先ロープウェイに乗っていかないと行けないようなのです(一応、徒歩でも行けるようです)。この乗り場まで、相当酷い光景を見てきたので、この4人乗りくらいの小さなロープウェイ自体がどうも不安に感じてしまいますが、まあまあ普通の乗り物だったと思います。乗ると、中に団扇が用意されていたのが笑えました。
 そんな不安感を胸に、ロープウェイは高い所に向かうわけではなく、逆に高度を下げる道のりをとっていました。成程、この崖の下の方に滝があるというわけですね。やがて滝も姿を現し、滝側の降り場へと到着しました。

   こちらが滝のある側の乗り場です   滝の麓には、ここの主のような人がいますね(笑)

 滝は2つあって、1つは滝壺に人が何人か集まっていました。よく見るとその人達は、ビール等でも飲みながら、皆でワイワイやっているではありませんか…。まあ、気持ち良さそうな風にも見えますし、ただの我慢大会のようにも見えますね…(笑)。それでも、何だかんだで滝壺で遊んでいる人は多かったですね。ただ、その脇に掲げられていた“No Swimming、No Diving、No Jumping”と書かれた立て札は気になりましたが…。

   タロフォフォ滝は2つあります   実験的なギャグは禁止?(笑)

 …さて、一瞬当初の目的を忘れそうになりましたが、横井ケーブはここから5分ほど奥に歩いて行くとあります。向かう道の入口付近には、『横井ショップ』(ただし、横井さんに関する物は売っていません)や『グアム歴史館』、そして、横井ケーブまで歩かずに行ける『モノレール』なる乗り物もありましたが、こちらは予想通り?動いていませんでした。しかし、このモノレールのレールの貧弱な事…。もし動いていても、微妙に乗りたくはないですね。
 …という事で、結局横井ケーブまでは徒歩で行くしかないわけですが(笑)、そこまでの道のりは獣道一歩手前という状態で、本当にジャングルの中を歩いて行く…という感じでした。それは28年間も見つからないか…とも思いましたが、そんなこんなで辿り着くと、見えてきました。横井ケーブ(右下写真参照)です。

   中は冷房が効き過ぎて寒いです(笑)   一応ここのメインとなる場ですが…

 確かに穴が開いているのが分かります。この穴の横には、中がどうなっているのかを絵で示してくれている展示物までありました。成程、これは大変だっただろうに…と思うのも束の間、最初から分かっていたのですが、これはレプリカなんですよね…。本物は、もっとジャングルの奥深くに位置していて、とてもじゃないですが観光客が行けるような所ではないのだそうです。よく考えてみれば、当り前か…とも思いましたが、それよりも20$の値段の高さだけが印象に残った場所になりました…。まあ、話の種にはなったのではないでしょうか(笑)?


 ●ショッピング天国グアム

 実はグアムは今、日本人にとって恰好のショッピング天国エリアだと言っても過言ではありません。グアムという場所は、輸出輸入に関税が掛からない事になっているので、島で売っているもの全てが免税で買えるのですが、それに加え今は円高ドル安基準になっているので、基本的に日本で売っている物よりは2~3割は安く買えてしまいます(ペットボトルのお茶とか、いわゆる日本の商品はそうはいきませんが…)。
 特に、洋服やアクセサリー、そして化粧品や香水などは、グアムで買うのが恐らくお得です…。今まで自分は、出発する時の成田空港の免税店で買うのが、何だかんだでお得だったイメージがあったのですが、今では完璧にグアムで買った方が安かったです。これは現在の情勢だからこそ…なのかもしれませんが、とにかくグアムはショッピング天国である事には変わりませんね…。また、狭い範囲でお店が集中しているのも、便利と思う理由に繋がっていると思います。色々と個性豊かなショップがありますので、少し見ていく事にしましょう。

   ・DFSギャラリア・グアム

   とりあえず足は運ぶ場所です   お土産品コーナーもありますが、若干高い…

 DFS(Duty Free Shoppers)ギャラリアは、アジア太平洋地域を中心に、大規模に展開する免税店チェーンで、ハワイや香港等でもお馴染みの免税店です(最近では、沖縄の那覇にも特別措置で出来ましたよね)。旅行代理店との間に密接な関係があるので、とりあえずツアーで旅行した場合は寄る事が多い場所ではないでしょうか。取り扱っている物は多く、ブランド品からお土産のマカデミア・ナッツまで、何でも揃ってしまいます。
 ただ、“免税店”とは銘打っていても、先ほど言ったとおりグアムは全てのお店が“免税店”なので、そんなに他の国ほど魅力的な部分は無いかもしれません。ブランド品は別として、お土産系になると、小奇麗にまとめられてはいるものの、そんなに安い感じは残念ながらしないのです。
 ここの活用法としては、若干ずるいですが、タクシーの無料サービスや、無料巡回バスの使用などが挙げられます…(笑)。ツアーでグアム旅行を申し込むと、必ず付いてくる“ショッピング・カード”(持っていなくても、DFSのカウンターで申し込めば作ってくれます)…。これさえあれば、タモン湾内の場所からでしたら、タクシーは無料でDFSまで行ってくれるのです。DFSはタモンの一番栄えている所に位置しているため、他に用事があっても、とりあえずDFSまで行けば近付ける事が多く、これが一番役に立つ部分かもしれません。それではあまりにもDFSが可哀想ですが、ここにしか無いブランドとかもあるので、とりあえず足を運んでみる場所ではありますね。

   ・ザ・プラザ

   アウトリガー・リゾート・グアム…というホテルに直結しているので、そこの宿泊者は大変便利です♪   バラエティーに富んだお店が入っています

 アウトリガー・リゾート・グアムというホテルに隣接したショッピングモールで、セレクトショップはもちろん、有名なレストランも数多く入っている場所です。DFSの真向かいに位置しているので、地の利の良さから、人は常に多い印象を受けました。個人的には地味な場所と解釈しているのですが(すみません)、とにかく便利な場所にあるので、ついつい視界に入ってしまい、そしてお店の中にも入ってしまう…と。こんな感じでしょうか(笑)。ただ、例えばグアムで“Vivienne Westwood”はここにしか入っていない為、なかなか侮れない場所でもあるのです…。

   ・JPスーパーストア

   オレンジ色の屋根なので目立ちます!   何気に侮れない場所です

 DFSの隣に位置するショッピングモールで、オレンジ色のエントランスが目立つお店です。この中にはグアムのお土産品もあり、そしてアメリカ系のカジュアルブランドや化粧品、そしてスポーツ用品等も充実しています。意外にも“その他大勢”に含まれてしまいがちな場所ですが、はっきり言って、グアムで“適度な”お土産を買うならここがベストだと思っています(もしくはコンビニの“ABCストア”ですかね)。エリアが広く、値段も安いので、とにかくパーッと見極めて買ってしまう事が出来ます(笑)。洋服系にしても、店員にしつこく付き纏われる事も少ない為、ここでショッピングを楽しむのは有りだと思います。自分も今回、何度ここに寄った事やら…(笑)。

   ・タモン・サンズ・プラザ

   ヴィトンの店舗は新しく、立派になりました   ハイソな雰囲気が漂います

 近年特に充実してきているのがタモン・サンズ・プラザです。ここは人気のブランドショップが20件以上も入っており、日本では入手出来ない物も数多く揃っているのだとか。また、これも個人的な見解ですが、ここのスタッフは何だか素敵な人が多く、対応の皆丁寧な印象を受けました。とりあえずセレブリティな感覚に浸りたい方には、ここをお勧めしたいですね(笑)。DFSからは若干離れているものの、歩けない距離ではないです。

   ・アカンタ・モール

   外観は良い感じなのですが…   人出はあまり多くないです

 外観はお洒落で良い感じなのですが、そんなに人が集まってこないのがアカンタ・モールです。ここにも色々なお店は入っているのですが、どちらかと言うと地元用…という感じなのかもしれません。それでも、店員は気さくな感じで、悪い印象は特にありませんでした。どこかのお店と違い、しつこく押し売り等はしてこないので(笑)、自分のペースで買い物を楽しみたい方には良いかもしれません。

   ・マイクロネシア・モール

   これぞ“アメリカ”!って感じです   中央は吹き抜けのある開放的な造り

 ミクロネシア最大のショッピングモールがここ、マイクロネシア・モールです。広大な売場面積に、広大な駐車場を見れば、さすがアメリカだと思う事でしょう。アメリカの百貨店“メイシーズ”や、“ペイレス・スーパー・マーケット”等も入っており、店舗は120以上を数えます。ちなみに、フードコートもやはり充実しており、ずらりとお店が並ぶ光景は圧巻です。ここは買い物も良いのですが、やはり安くご飯を済ませたい時に助かる場所でもありますね。例えばセットメニューでは、ご飯にプラス1~3品おかずをチョイスして、約4$(約270円)~8$(約720円)という感じです。3品ともなれば、2人で分けても良いくらいの量になりますし、ここもアメリカ文化の恩恵を受けていると言って良いでしょう。

   ・Kマート ・グアム・プレミアム・アウトレット

   アメリカ式スーパーと言えばここ!   もしかしたら、掘り出し物があるかも…

 Kマートは、いわゆるアメリカ式の大型スーパーマーケットです。大きな棚に、食料品や生活雑貨等がずらりと並んでいるあの光景を見たい方はこちらへ(笑)!…お土産品も、意外に充実しています。アメリカらしく、相当な大きさの買い物カートを牽いて、一気にまとめ買いするのが地元らしい買い方かもしれません。あの大きなカートに2、3品では、逆に申し訳無い気分にもなってしまうくらいです(笑)。
 グアム・プレミアム・アウトレットは、“アウトレット”とは言うものの、正直そんなに感動するほど安いものはありません…。ここで大事なのは、掘り出し物を狙う事でしょうか。地域的に若干遠いので、いくらかの賭けは必要になるかもしれません笑)。

 …と、まあ色々見てきましたが、最後の3つはタモン中心部から若干離れた場所に位置し、一応トロリー・バスも出ているのですが、やはりレンタカー利用に超したことは無いように思われます。…というか、荷物が多くなった時に、レンタカー意外に頼れるものはないように思うわけです。バス利用ですと、沢山買い物をした後は、とりあえず重くなった荷物を置きにいったホテルへ…という感じになってしまいそうですが、レンタカーだったら、そのまま車でレストランへと直行です。せっかくですから、ここもアメリカ式に動きたいところなわけですよ♪


 ●グアムの“食”

 今回でグアム訪問は5回目になるのですが、やはり美味しいお店は知っておきたいもの…。もしかしたら、この食事という面で、グアムの印象は随分と変わるかもしれません。基本的にアメリカに属するグアムなので、あまり食事なんて正直期待できない…かと思うかもしれませんが、アジアに程近いここでは、そういった料理も盛んで、意外と日本人に合う料理も用意されているのです。一応、チャモロ料理というグアムの郷土料理もあるにはあるのですが、ここではそれ意外で、自分がお勧めできる幾つかのお店を紹介したいと思います。

   ・ジェフズ・パイレーツ・コーブ

   ドクロが何とも言えず可愛い…(笑   カリブの雰囲気を満喫できるかも…?

 その名も Jeff さんが経営している、ビーチバー・レストランです。タモン地区からは離れていて、地域的に言うならばタロフォフォの太平洋側に面しています。この辺りは昔、難破した海賊船の乗組員が流れ着いて作った村があった…という言い伝えがあるらしく、いわゆる海賊的な?感じのお店になっていますが、この辺りでは唯一の本格的レストランで、そして観光名所ともなっているので(お土産屋も併設されているのです…)、常にお客さんで一杯というイメージがあります。
 店内は開放的で、海風が心地よい感じです。店内は、カウンターが座席か選べますが、Jeff さんと話したいならカウンターが良いかもしれません(…ていうか、自分が行った時には不在だったのですが…笑)。ここの名物はチーズバーガーで、かなり美味しいです。値段も8~10$(約900円前後)と手頃で、グアム南部をドライブするなら是非寄って貰いたい所ですね。実は、あの横井庄一さんも訪れた事があるのだとか…。どうりで、横井さんがプリントされてあるTシャツが売っていると思いました(笑)。

   ・セレノズ

   タモン湾から坂を上がる途中に位置します   本格的な料理を揃えます

 ここは、タモン地区にあるオハナ・ベイビュー・グアムというホテル内に入っているレストランで、グアムでは数少ない本格的なイタリアンのお店です。ここは、5年前にグアムを旅行した時(…これが小学生の時以来の訪問で、人生3回目の久しぶりのグアムでした)に、行きに見た機内誌でたまたま紹介されていて、その時に気になって訪れて以来、毎回来てしまってます。その頃はまだ新しかったのか、ガイドブックにも載っていなかったのですが、今では普通に色々なガイドブックで目にするようになってしまいました。しかし、タモン地区でも端の方に位置している為、意外と穴場な場所なのかもしれません…。
 雰囲気が良く、お気に入りの場所なのですが、自分としては、ここでこういったお店があるなら、周りにはもっと美味しいイタリアンがあるのではないかと、最近では思ってしまっています。もう今回で訪問は3回目にもなりましたからね…(笑)。

   ・アンダー・ウォーター・ワールド

   “水族館”と書いてあるのが若干萎えますが…笑   何とも贅沢な空間です

   テーブルの横の景色は、こんな感じ…   グアム名物“ポキ”は、お酒によく合います

 DFSギャラリアの真向かいには、アンダー・ウォーター・ワールド…つまりは水族館があって、ここは世界最長の水中トンネル(長さ約100メートル)が有名なのですが、これが夜になるとバーに変身するから驚きです。水中トンネルの部分にテーブルを取り付け、水中を見上げる形で、泳いでいる魚なんかを見ながらカクテルなんか飲むなんてもう、、、これはなかなか体験できる事ではありません。
 店内は、自分が見渡したところ殆どが日本人のお客さんで、入場料がカクテル1杯付きで35$(約3200円)と割高なのが玉にキズですが(昼も夜も7日間入館し放題で、39$…という設定もありますが、そもそも何回も行くとは思えないし…笑)、思い出作りには悪くない場所だとは思いました。とりあえず、エイとカメには感動したかもしれません(笑)。

   ・バン・タイ・レストラン

   建物の色は特徴的です   昼ですので、これでお腹一杯になります(笑)

 …実はグアムでは、なかなか美味しいタイ料理屋に巡り合う事が出来ます。このバン・タイもその1つで、ホテルロードの真ん中、アカンタモールの向かいに位置している為、そんなにアクセスの悪い所ではありません。特にお勧めは平日のランチ(11:00~14:00)で、確か8$(約720円)くらいでビュッフェ・スタイルの本格的なタイ料理を堪能する事が出来てしまいます。これが夜になると、1品が同じく8$くらいするので、そう考えるとランチがお得というのも頷けると思います。
 ここは地元御用達という感じで、自分もお昼に行くと、ビジネスマン風な人から、恐らく近くの仕事場の人、そしてもちろん観光客もと、とにかく賑やかでした。昼間の真っただ中は混む可能性があるので、ランチ始まりの直後の時間か、13:00以降に行くのが良いと、スマート・レンタカーのスタッフさんは教えてくれました(笑)。

   ・チョンギワ

   車で行けば、タモン湾からは近いです

 ここは、ホテルロードから一本内陸に入った、マリン・ドライブという道沿いにあるので、レンタカーやタクシーでも使わない限り来れない所ですが、距離的にはそんなに遠くありません。先ほどのセレノズから、車で3~4分も走れば着いてしまう感じだったと思います。
 ここは韓国料理のお店で、スタッフはほぼ韓国人のおばちゃん…という感じでした。店内も韓国レストランらしい雰囲気で、ここは日本人観光客はあまり来ないだろうな…とも思いました。しかし、ここは本格的な韓国スタイルのレストランで、値段もそれなりに安いですし、何といっても付け合わせが無料、そして食べ放題というのが有難いです。そして骨付きカルビの美味しい事美味しい事…。一気にお勧めしたいお店の1つになってしまいました。

   韓国料理と言えば“付け合わせ”…全て無料です   ユッケ、骨付きカルビは素晴らしいの一言

 そして、特に驚愕だったのがユッケです。このお店は、やはりスマート・レンタカーのスタッフさんに勧められたのですが、更に勧められたメニューがユッケだったのです。ユッケは実は自分も大の大好物で、焼肉屋に行くと大体頼むのですが、基本的に日本での焼肉屋さんでのユッケは、“貴重”に食べるものでもありました。
 しかし、このお店でのユッケの量ときたら、それは半端ではありませんでした(笑)。これぞアメリカ!という量でして、これは1人分の量ではありませんね…。早速、フグ刺しを食べるかのように、箸でごっそりと取る贅沢を味わせて頂きました…。この時、人生で初めての経験をさせて貰ったような気がしました(笑)。また、ユッケを注文した時の、お店のおばちゃんの「Oh! You Like “yukke”?」が未だに忘れられません…。スマート・レンタカーの人もユッケを何回も頼んでいたのでしょうか…(笑)。

   ・上海人家

   いかにも中国料理屋らしい店構え

 ここもマリン・ドライブ沿いにあるお店です。チョンギワとも至近距離にあります。タイ料理、韓国料理ときたら、やはり中華料理を外す事は出来ないでしょう。ここもスマート・レンタカー・スタッフさんのお勧めでもあります。
 ここで特筆すべきは、その料理の安さでしょう。大体1品が6$~8$(約650円)くらいで、しかも本格的な中華料理なのですから、全部が美味しいとみても間違いありません(笑)。夜でも2人で3~4品くらいで頼んで十分という量で、それでいて1人1000円ちょっとですから、これはグアムという場所にしては素晴らしい所です。

   旧正月だった為の装飾でしょう…   やはり中華料理は間違い無いですね!

 お店に入ると、何だかお祭りらしい装飾がされているなあとも思ったのですが、よく考えたらこの日は1月27日で、これは旧正月(春節)の次の日にあたるものでした。だからなのか、あまりお客さんがいる感じではなかったのですが、遅い時間に行った事も原因だと思います。話しに聞くと、このお店は20:00頃行くと地元客で結構混んでいるらしいので、空いていたのはラッキーなのだそうです。成程、それは更に満足度が高いですね(笑)。

   ・カフェ・キャット・クレア

   何だか心が落ち着いてしまう場所です(笑)   クレア名物、オムライスとビーフシチュー

 ここはセレノズと共に、3回目のグアムを訪れて以来、毎回立ち寄らせて貰っているお店です(場所もセレノズに近いです)。レストランというよりはカフェという感じですが、日本人が経営していて、そしてネットにてメールすると1割引にしてくれるというサービスも嬉しいです。ここの名物はオムライス、ビーフシチュー、そしてサンドイッチ等色々ありまして、アメリカの大味な食事からの解放をお望みなら、まず立ち寄って頂きたいお店でもあります…。そして、無料でインターネットを使える数少ないお店としても、覚えて頂きたいところですね。
 今回で3回目の訪問になったのですが、4年前に2回目の訪問となった時、お店のマスターは自分の事を覚えてくれて頂いていました。そして3回目…、つまり4年振りという月日の後に訪れた今回ですが、「信じて貰えないかもしれませんが…」と小さく前置きをされつつ、「以前にも来られた事ありますよね?確か前は、、、あの席に座られていたのを覚えています」…という事を言ってくれるではありませんか。聞くと、マスターは一度見たお客さんは忘れないとの事で、これには流石に感動モノでした…。

   お店のマスターと記念写真(笑)   持ち帰り(To Go)で、部屋での朝食にもピッタリ!

 …という事で、早速日本から用意してきた自分のCD“Pictures”を渡してきてしまいました(笑)。渡す前は、もし自分の事を覚えていてくれてなかったら…と色々考えてしまう部分もあったのですが、やはり来て良かったです。お店のBGMで流れている事を祈りながら(3日後に自分はまたこのお店に来て、マスターと話す機会があったのですが、どうやらマスターはCDを家に持ち帰ってしまったようです…笑)、次の日の朝に食べる用のサンドイッチを持ち帰り(グアムでは“To Go”と言います)にして貰い、クレアの余韻を楽しむ事にしましょう。

 ※…というように、数々のお店を紹介してきましたが、これらのお店、日本語が通じるかどうかは
  微妙な部分があるものの、全て日本語メニューは用意してあります。せっかくですので、ホテル
  周辺のお店ばかりに留まらず、一歩進んでドンドン色々なお店に行ってみましょう!


 ●ノースウェスト航空、ワールド・ビジネスクラス

 さて、そろそろ帰る話題(つまりは飛行機の話題…笑)に入るわけですが、ここで今回利用した航空会社というのが、アメリカのノースウェスト航空という会社でした。…ここまではいつも通りですが、今回は贅沢にも、往復ともビジネスクラスを使わせて頂きまして、それはそれは優雅な時間を過ごしたのです。これが、敢えてこの記事の最初に書かなかった理由ですが、この“帰路”もビジネスクラスというのは、本当に最後まで旅行に楽しみを与えてくれる感じで、本当に幸せな気分になりました。

   エコノミークラスは凄い列でした…グアム空港にて   赤い尾翼が特徴的なノースウェスト航空

 ところで、実はグアムという旅行先は、ビジネスクラスにしてもそう高い値段の路線ではありません。今回、自分は航空券とホテル付きの、いわゆるパッケージ・ツアーでグアム旅行を申し込んだのですが、そこに書いてあったのは、3万円追加で往復ビジネスクラスにアップグレード!…というものでした。これは…相当安いです!…片道あたり1万5000円と考えれば、更にお得感は増してきます(笑)。そして、この路線は日本航空(JAL)も飛んでいるのですが、JALは路線によって飛行機の機材を変えていて、いわゆるグアム路線のビジネスクラスは、大きめの座席…という感じの仕様になっています。しかしノースウェスト航空は、いわゆるアメリカ本土路線からの長距離用の飛行機もグアム路線に使用されているので、その座席の豪華さは素晴らしいのです!…また、そもそもノースウェスト航空にはファーストクラスという設定が無く、ビジネスクラスがこの会社での最上級のクラスです。それは会社が力を注いでいるのも当然で、それが往復3万円で利用できるというのは、ここは思い切っても良い所だと思ったのです。しかし、相対的にグアムへのツアー料金というのは安い為、正直昨年の夏にパリへ行った時〔旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)参照〕の航空券の方が、今回のグアムのツアー費用より高かったです(笑)。
 そして、実はノースウェスト航空は、最近になってアメリカのデルタ航空という、これまた巨大な航空会社と合併しまして、社名もデルタ航空になってしまいました。ノースウェスト航空は日本でもお馴染みの航空会社で、おそらく成田空港では、JALの次によく見かける航空会社だと思うのですが(全日空より多いのです)、それが今後は全て“デルタ航空”になるわけです。巨大な航空会社同士の合併の為、その手続きには2~3年掛かると言われていますが、つまりはこれからは全てデルタ航空ブランドに仕様が変わっていくわけで、このノースウェスト航空の“商品”であるワールド・ビジネスクラスに乗れるチャンスというのは、今回が最初で最後になるかもしれないのです。そう考えると、ビジネスクラスに決めたのは、成るべくして成った…とも言う事が出来そうです(笑)。ここは思う存分、そのクラスを堪能したいところです。

   グアム空港のラウンジは小さめです…   グラスも、ちゃんとした物が使われています

 さて、とりあえあずは空港でチェックインですが、もちろんビジネスクラス専用カウンターというのがありまして、長い行列が出来ているエコノミークラスの列を尻目に、早々とチェックインが出来てしまいます。グアムという空港は、日本行きの飛行機が、日に何回か同じ時間帯に出るので、その瞬間だけ本当に混雑するのですが、それも何とかスルーする事が出来るのは素晴らしい事です。
 そして、空港ラウンジの使用が可能なのも忘れてはいけません。ただ、グアムの空港にあるラウンジは他の国際空港に比べたら小さめで、1便のビジネスクラスに乗る人で一杯になってしまいそうなくらいでしたが、それでも優雅な時間を過ごせるのは特筆ものでしょう。ここではフリードリンク制で、おつまみなんかも貰う事が出来ますが、せっかくなら、広大な敷地を誇る、成田空港でのラウンジを使ってみたかったです(こちらは行きに時間が無くて利用出来なかったのです)。
 そして、飛行機搭乗も優先的に行う事が出来ます(今回の機材は、往復ともエアバスA330-200型という飛行機で、ノースウェストでは最新型の飛行機です)。いつもはエコノミークラスの矢印に沿って飛行機に乗っていましたが、この時ばかりはビジネスクラスの矢印へ…。この瞬間は本当に気持ちが高ぶりますね(笑)!…そして機内に入ると、それは広々とした座席が自分を迎え入れてくれました。窓が3~4つ分の長さは占めていると思われるそのシート・ピッチ、もちろん幅も十分で、枕も(もしかしたらブランケットも?)大きめの物が用意されている感じでした♪…そして、早速ウェルカム・ドリンクのサービスがあり、その時に食事のメインのチョイスもしておきますが、これは、レストランのフルコースばりの対応ではないですか…。確かに、エコノミークラスでは体験出来ない事ばかりな気がします!

   成田発の機内では、敢えて日本食を選択(笑)   ワールド・ビジネスクラスの機内です…独特な感じですね…映画は、チャーリーとチョコレート工場(笑)

 自分、飛行機に乗っている時というのもは、なかなか寝付ける人ではないのですが(笑)、今回、実は気付いたらウトウトとしていまして、そしていつの間にか離陸していた…という体験をしてしまいました。これには自分でも驚きで、よほど心地が良かったのだと思いましたね。そして改めて、グアム島を上空から見下ろし、しばしの別れを告げます。何だか印象深い時間となりました…。
 そして、食事のサービスが始まります。飲み物も豊富で、昨今、アメリカ系の航空会社はアルコール系は有料になってしまったのですが、もちろんビジネスクラスでは無料で、お代わりは自由です(ヘタしたら、これで元が取れるのではないか…なんて…笑)。食事は、和食、洋食、チャモロ…が用意されていましたが、自分は成田発は和食で、グアム発を洋食にしてみました。もちろん、エコノミークラスのそれとは全然質が違います。これは食器を見ても明らかで、やはりお金を掛けているな…という印象を受けます。こういうのを見る面白さもあり、ますます空の旅が楽しくなってしまいますね。

   うんと伸びて、ビジネスクラスを堪能します   やはり機内からの景色は好きです♪

 食事が終わると、免税品の販売等もありますが、後は映画でも見ているか、座席を倒して寝てしまうか…で良いのではないかと思います。むしろ、この座席の神髄を体感したいなら、一気にベッドモードにしてしまう事をお勧めしたいです。座席の横にあるボタンで、背もたれを徐々に倒したり出来るのですが、一気にライフラット(約170度くらい)にしてしまえるボタンがあり、これは座席というより、ベッドに近い感じでした。特に、機内で足を伸ばせる事の素晴らしさは、他の何事にも代えられません。自分もお酒が入っている事ですし、ここはぐっすりと寝てしまいましょう(笑)。映画にしても、ワールド・ビジネスクラスでは、早送りや巻き戻しが出来る、ビデオ・オン・デマンド方式を採用している為、いつでも見る事が出来るのです。ああ、もう何も言う事無いです(笑)。贅沢の1つの在り方ですね…。グアムと日本の間は約3時間半という距離なのですが、はっきり言って、これ程までもっと乗っていたいと思った事はないですね。何とも後ろ髪を引かれる感じで飛行機を降り立ったものです。そして、また頑張ってお金を貯めて…という気持に素直になりましたね。これが明日からの活力に繋がるという事なのでしょうか。だとしたら、本当に有難いビジネスクラス体験になったと思いました。

   赤い尾翼から一転!…イメージを大きく変えました

 そして成田空港に降り立って目に飛び込んできたのは、デルタ航空の塗装に変更された元ノースウェスト航空のジャンボ機でした。元デルタ航空はジャンボは所有していないので、何とも見慣れない姿でした。しかし、これが今後は“標準”になるわけです。ノースウェストと言えば“赤い翼”が有名ですが、デルタ航空の塗装はそのアンチテーゼとも言える具合に(偶然にも)仕上がっており、一種の寂しさすら感じましたね。しかし、ノースウェスト航空のワールド・ビジネスクラスに乗ったという事実は消える事はありません。改めて、自分は貴重な体験をしたのだと思いました。


 …というわけで、全てにおいて思い出深い旅行になったグアムでした。今回は初めから、以前とは違ったグアムを目指して旅行を進めていたわけですが、それは大成功に終わったとも言えます…。飛行機選びにレンタカー、そして食事と、どれを取っても新鮮味があり、もしかしたら自分の持つグアムのイメージさえ変わったかもしれません。最初にも言いましたが、やはり日本からこんな近い場所に、こんな素晴らしい島を残してくれた事に、改めて自分達は感謝すべきなのかもしれませんね。また時間が経ったら、改めて訪れたいと思いました…。その時はまた、新たなグアムの魅力を発見する事でしょう!

 ☆ノースウェスト航空の(日本人用の)HP…http://www.nwa.com/jp/jp/

 ☆スマート・レンタカーのHP…http://smart-co.jp/

 ☆ジェフズ・パイレーツ・コーブのHP(英語のみ)…http://www.jeffspiratescove.com/

 ☆セレノズの(オハナ・ベイビュー・ホテルの)HP…http://obv.outrigger-japan.com/

 ☆アンダー・ウォーター・ワールドのHP…http://www.cometeguam.com/underwaterworld/contents.html

 ☆バンタイの(クリック・グアムの)HP…http://www.clickguam.com/guam/restaurant/banthai/e_banthai.htm

 ☆上海人家の(グアムスタイルの)HP…http://www.guam-style.com/restaurant/syanhai.html

 ☆キャットクレアのHP…http://www.catcrea.com/

テーマ:グアム&サイパン - ジャンル:旅行

人間計算 WEB
 “誕生日占い”というのは世の中に色々あると思うのですが、mixi で紹介されてて、すぐさま自分が気になった(笑)のがこれ、“人間計算 WEB”です。自分の誕生日(…まあ、気になっている人でも良いのですが…笑)を入力して『=(イコール)』を押すと、自分の性格を導きだしてくれる…という機能を持っているとの事です。

   ケイサンチュウ…

 まあ要するに誕生日占いなんですけど、なかなかユニークな感じだったので早速やってみました。まだ誕生日が過ぎてから日が浅いので、何となくタイムリーな話題だなとも思ったのでしょう…。そして結果ですが、、、

 モノシズカダケド、イシ
 ガツヨイ!ジユウガスキ。
 ソクバクハキライ。


 あら、分かってらっしゃる(笑)。

 …ついでに、“人間関係計算”という機能も付いているようです。皆様お試しあれ♪

 ☆人間計算 WEB のHP…http://www55.channel.or.jp/jintaku/

テーマ:コレ知ってる? - ジャンル:ライフ



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

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