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竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
2008年11月のライブスケジュール
 すっかり寒くなってきてしまいました…。何だか秋を通り越して、もう冬か?という感じもしますが、こんな月でもライブは動きを止めずにやっていっております。11月もまた色々とありますので、どうぞご覧下さいませ。


     ●11月1日(土)サンストリート亀戸マーケット広場
Start…11:11~、自分達の出番は16:20~(予定)
Charge…無料
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Perc)伊藤樹明

 以前、『地球愛祭り』というイベント〔さばいばる伊藤、中部・関西ツアー(2008.5.1~5.6)参照〕に、
 京都にて出演させて頂きましたが、それの東京版とでも申しましょうか…。『地球愛祭り2008 in 東京
 …という事で、下町は亀戸にて開催するらしいです。ここで自分達も出演させて頂くわけですが、何せ多くの
 アーティストさんが参加しますので、演奏時間は20分前後と短くなっております。それでも濃いステージを
 目指していきますので(笑)、入場も無料という事ですし、良かったら足を運んで頂けたらと思います!


     ●11月4日(火)、14日(金)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member…(Vo)山崎信子(4日のみ)、(Vo)江梨香(14日のみ)、(Vo,As)加地直子(4日のみ)
       (As)松山ますみ(14日のみ)、(G)松下譲次、(Key)竹内大輔

 今月は2回演奏させて頂く玄ですが、特に14日の方は、ここのママの誕生日お祝い週間という事で、
 出演者も豪華に揃えての演奏となっております(お祝い週間は暫く続くそうです…笑)。とにかく楽しく、
 そして身近に音楽を聴くには最適の場所とも言える玄…。今月も頑張って演奏していきたいですね!


     ●11月7日(金)、21日(金)表参道 Uncle Hat
Open…Bar Time は18:00~、1st.…20:30~(7日のみ)、2nd.…21:30~、3rd…22:30~、
Charge…特に無いようですが、要注文だと思います。
Member…(Vo)飯島志帆、(Pf)竹内大輔

 久しぶりの Uncle Hat です。雰囲気も良く、駅から近くて交通の便も良い割には、なかなか穴場とも言える
 お店かもしれません。今月は2回やらさせて頂きますが、7日は前にパーティーが入っているという事で、
 演奏は21:30からとさせて頂いております。御了承下さい。ボサノボ等、静かな曲を中心にやっていきます。


     ●11月8日(土)沼袋 Organ Jazz 倶楽部
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…21:00~、
Charge…2200円(ドリンク別)
Member…(G)平木宏隆、(Vo)中村いづみ、(Pf)竹内大輔、(B)船曳耕市、(Ds)佐々木俊之

 今年の7月に行ったライブ〔平木バンド at 沼袋 Organ Jazz 倶楽部参照〕の再来とでも言いましょうか。
 その時と全く同じメンバーによる、ボーカル・クインテット・ライブです。お店にはハモンド・オルガンが
 常備してありますが、ここでは残念ながら使わず(使えず…ですね)、ギターとピアノで伴奏を固めていく
 感じになっております。歌もの有り、インストもの有りと盛り沢山になってますので、是非お越し下さいませ!


     ●11月9日(日)成瀬 Crop
Open…18:30~、Start…19:00~、
Charge…2500円(学生1500円…要学生証提示)
Member…(Sax)副田整歩、(G)宮崎大介、(Key)竹内大輔、(B)関谷友貴、(Ds)今村慎太郎

 サックスの副田君をリーダーとし、8月に行ったライブ〔第1回新港祭り at 横浜 Hey-Joe参照〕の
 楽器陣がこの日に集結しました。成瀬…という所は、JR横浜線で町田駅から1つ目の場所になるので、
 副田君からしたら地元の場所にあたるわけですが、ここでライブをやるのはどうも初めて…らしいですね。
 雰囲気も良さそうなお店で、それでこのメンバーでジャズ・ソウルの曲等をやっていくというのは、かなり
 面白い事になるのではないでしょうか。色々な曲を用意していくと思いますので、どうぞお楽しみに!


     ●11月17日(月)品川ホテルパシフィック東京『ブルーパシフィック』
1st…19:30~、2nd.…20:45~、3rd.…22:00~、
Charge…2100円+Order
Member…(Vo)Mirano、(Pf)竹内大輔、(B)詳細不明、(Ds)立山秋航

 ボーカルの Mirano さんと、先月に続いてブルーパシフィックに出演です。今回は通常の営業内での演奏
 となっておりますので、前よりは気軽にお越し頂けるのではないかと思います。最近、Mirano さんは無事?
 御自分のCDを出されましたので、これらのオリジナル曲を聴く事も出来るかもしれません。食事、お酒の
 BGM的な感じの場所ではありますが、やはりオリジナルというのは重要な気がします。もちろん他には、
 いつものようにジャズ・スタンダードやポップス曲などで、ゆったりとした秋の夜をお楽しみ下さい…。


     ●11月18日(火)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付)
Member…(Vo)三間めぐみ、(Pf)竹内大輔、(Vib)阿見紀代子

 お馴染みの Ami's Bar ですが、またまた新しい共演者で、ボーカルの三間さんという方と一緒に演奏を
 行います。色々な方と共演できるのは、ピアニストとして嬉しい限りですが、やはり初めて…というものは、
 どことなく緊張感も漂うものですね。リラックスして出来ればと思いますので、どうぞよろしくお願いします♪


     ●11月22日(土)浅草 Zinc
Open…18:00~、1st.…19:30~、2nd…20:45~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔

 フルートの西仲さんと、初めてのお店で演奏します。浅草という、自分にとっても珍しい場所での演奏と
 なりますが、お店の地図を見たら、本当に浅草雷門の真ん前という感じで、これは観光がてらに寄るのも
 良いかもしれませんね(笑)。ジャズ・スタンダードを中心に、良い雰囲気で演奏していきたいと思います。


     ★11月23日(日・祝)沼袋 Organ Jazz 倶楽部
Open…15:30~、1st.…16:00~、2nd.…18:00~、
Charge…無料(1ドリンク付き)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 ※この日は女性客限定(小学生以下の方は、男性でも大丈夫です)のイベントとなっております!

 これまでも何度か出演させて頂いた Organ Jazz 倶楽部ですが、この度自分のピアノトリオでも出演させて
 頂ける事になりました。今年はCDも発売し、そして色々と新しい場所で演奏ができ、本当に嬉しい限りです。
 この日は企画者が別にいまして、そこで自分達が演奏させて頂くという形になっているのですが、地元の
 方が何人かスポンサーになって下さっているのだそうで、チャージが無料というものを実現しました。しかも
 何と1ドリンク付きなのです!…ある意味、喉を潤しにここに来るのも有りかもしれませんね(笑)。こういった
 事に至ったのも、企画者さんが、この沼袋・野方という街を盛り上げようという思いから生まれたものらしく、
 そこで自分のトリオにお声を掛けて下さったのですから、これは感謝という以外の言葉が見つかりません。
 頑張っていきたいと思います。時間も早めですので、色々な方達に聴いて貰えたら…と思いますね。ただし、
 この日は女性客限定のイベントとなっておりますので御注意下さい!…皆様どうぞよろしくお願いします!


     ●11月26日(水)五反田 Rocky
1st.…19:30~、2nd.…20:50~、3rd.…22:10~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…≪黄門御一行様≫(Vo)恭子、(Keys)竹内大輔、
       (B)植木宏之、(G)坂上真一、(Ds)中武誠二

 毎月お馴染みの黄門御一行バンドでございます。本当に色々な曲を取り上げ、今に至っているバンドですが、
 この日も本当にどんな曲を演奏するのか…、未だに予想が付きません。いつの間にか歌謡曲が飛び出し、
 そしていつも間にかジャズのインストが飛び出し、更にはお店のマスター演奏コーナーが飛び出して(笑)
 いますから(笑)、予想が付かないのも当然なのです。この日も、予想の付かない展開を期待しています!


     ●11月27日(木)西麻布 Kie
Open…19:00~、1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…3000円(1ドリンク付き)、6000円(食べ放題3ドリンク付き)
Member…(As)郷原繁利、(Pf)竹内大輔

 何だか久しぶりの感じもする、アルトサックスの郷原君とのデュオライブです。郷原君と…、というより、
 デュオで行うサックスとのライブ…というもの自体が久しぶりかもしれません。それくらい間が空いてしまった
 わけですが、逆に新鮮な気持ちでライブが行えそうな気もします。こういった編成での演奏は、新鮮な感覚が
 如何に大事かというのを教えられたりするものですが、この日は正にそうなるかもしれません。楽しみです♪


     ●11月28日(金)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(B)村田博、(Ds)佐々木俊之

 このカルテット・メンバーでは4回目となるライブです。そろそろ数もこなしてきたので、バンド・サウンド
 として捉えても良くなってきたのではないでしょうか。ただのジャズ・スタンダード曲だけではなく、色々な
 アーティストのカバー曲も交えながら、3ステージと盛り沢山でお届けします。西仲さんは沖縄の出身だけに、
 沖縄民謡の曲等をジャズ・アレンジして演奏するあたりも面白いですね…。皆さん是非聴きに来て下さい!


     ●11月29日(土)鶴ヶ島 Brasserie Axty(イーシティさいたまのHP)
Start…19:00~(予定)
Charge…詳細不明
Member…(G)平木宏隆、(Vo)中村いづみ、(Pf)竹内大輔、(B)大塚恵

 11月8日と似たようなメンバーですが、こちらは埼玉県の鶴ケ島に場所を移しまして、ベルギー・ビールの
 お店、Brasserie Axty(ブラッセリー・アクスティ)にてのライブです。もちろん自分は初めて行きますが、
 このメンバーも殆ど初めてなのではないでしょうか。自分にとってはお馴染みの、東武東上線沿線という事も
 あり、何だか不思議な感じもするのですが、お近くの方等、気軽に足を運んで頂ければと思いますね。


 こんな感じで、月の前半よりも、後半に掛けて多く演奏する感じになっております。そして、この勢いはそのまま12月にも突入しますので、いよいよ年末に向けてラスト・スパートをかけてきたという感じでしょうか…。引き続き、よろしくお願いします!

   何気に初めて見た光景でした

 写真は、先ほどの11月23日(日)ライブの打ち合わせ時に待ち合わせた、新宿アルタ前のものです。何の考えも無しに昼の12:00に待ち合わせをしましたら、案の定ご覧の通りでした…。そりゃそうですよね(笑)。
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テーマ:日記 - ジャンル:日記

川上彬子的レコーディング 2.
 昨日の夜から朝にかけて(つまり深夜…)、ボーカルの川上彬子さんのレコーディングを行いに出向きました。川上さんとは、今月の27日(月)に六本木 Morph-Tokyo にて一緒にライブを終えたばかりですが(…この日は写真を撮らなかったので、ライブレポは割愛させて下さい!)、まだまだ自分達にはやるべき事が残っているわけです。ただ、なかなかメンバー皆で集まる事が難しく、今回は自分のパートだけ先に録音するというスケジュールにさせて頂きました。それでも深夜の時間でしか都合が付かなかったのですから、皆の予定を揃えるというのも大変なのだと思いましたね…。この日はキーボードでの録音のみだったので、ドラムの木村創生君の家で可能という事で、ここで深夜1:00から始めさせて頂きました。

   MIDI 音源をいじってます…

 しかし、基本的には、3~4曲…という感じでしたが、まだ曲の骨組みを考えるという状態のものもあったので、意外にも録音には難航しました。既に構成が決まっているというものではなく、弾きながら決めていくという部分も多かったので、とにかく時間を掛けていくしかなかったのです。そして、深夜の独特のテンション?も相まってか、話しも色々な方向に飛び火してしまうという始末です(笑)。
 それでも、大方の方向性が決められた曲も幾つかありましたし、キーボードで録れる色々な音色(オルガンとかストリングスとか…)にも苦労しながらチャレンジし、形にはなれたものが多く出来たと思います。ただ、これらはあくまでも途中経過なのであって、更に構成を練り直したりして、CDというのは出来ていくわけです。特にポップスという世界では、この傾向は顕著なのかもしれませんが、録音しては練り、録音しては練り…という作業が大切だったりするのです。決められた1フレーズに何時間を掛けるという事もありますからね…。これからも頑張っていこうと思いました。

   手前の方は何だか丸っこいですね(笑)

 写真は、そんなレコーディング風景の1コマです。…いや、自分のビールよりも、右下からサンドイッチに伸びる手の方、川上さんに注目して下さいね。この写真を見て現場は、“忍たま乱太郎”(自分は朝日小学生新聞版の“落第忍者乱太郎”の絵の方が好きですが…笑)の“しんべヱ”を連想させる…で一先ず区切りを得ていました。

 結局朝の7:30くらいまでやっていましたが、創生君から自分は、「何でまだそんなに元気なんですか!」と言われてしまう始末です…。確かにテンション高めで朝まで持っていっていましたが、何だか読み返してみると、これは“川上彬子的”ではなくて、“竹内大輔的”レコーディング…でしたね(笑)。

 ☆川上彬子のHP…http://kawakamiakiko.com/

テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

伊藤ヨーカドー
 今日は、午前と午後に1本ずつ、ボーカル・ギターのさばいばる伊藤さんのユニットでライブをやってきました。どちらもいわゆるライブハウスでのライブではなく、物流センター内や、商業施設の中でのライブとなりましたが、午前と午後にライブをハシゴするというのも大変なものです。少し振り返ってみる事にしましょう…。

 この日は朝9:00までに、伊藤さんの住む埼玉県日高市の武蔵高萩という駅にいかなければなりませんでした。これはJR川越線の駅になり、自分の家からだと、東武東上線で川越駅乗り換えになるのですが、せっかくなので今年の6月の東上線ダイヤ改正から設定された“快速急行”に乗って川越駅まで行ってみました。
 この種別は、特に珍しいものではないのですが、土・休日に運転される下りの2本を除いて、最新の50090系での運用となっているので〔東武東上線『TJライナー』出発式参照〕、その他の形式で運転される“快速急行”は実はレアだったりするのです。快速急行は自宅の最寄駅には停まらないので、自分はわざわざ隣の駅まで移動してから乗り換えたのですが、そこまでして乗りたがる人もそうはいないでしょうね(笑)。それでいて写真は地味ですし…。それでも、久々に朝霞台通過、そして、現在では快速急行以外では体験できない“ふじみ野通過”も味わえて良かったです(笑)。

   緑色の種別表示に懐かしさを覚えました(笑)   正に物流センターという感じの会場…

 さて、このままでは話しが進まないので(笑)次の場面に行きますが、伊藤さんと合流して向かったのは、日本標準という、教材・教育図書の出版社の物流センターで、伊藤さんはたまにここでバイト(!)として働いているのだとか…。そして、この日はここを会場として“日本標準祭り”というイベントが行われていて、その一環で自分達も演奏者として出演するのだそうです。
 駅から車で10分くらい走った辺りにそれは位置したのですが、結構不便な場所にあると思いました。車で来る以外には厳しく、そんなに人が来るのかと思ったのか、これが意外と人が入ってるんです…。また、どうやら周りの色々な駅から無料送迎バスも出しているのだそうで、さすが教材を作っているところだけありますね。住民の理解が大きいのかもしれません。
 イベントは朝10:00から始まり、自分達は10:30過ぎからの出演でした。この時、外はまだ若干雨が降っていて、本来は外でやるはずの団体も、室内でやらざるを得ない状況になっていたりして、なかなか大変な現場ではありました。さらに、何が大変って、例によって?またPAは自分達でやらなければならないのです(機材は伊藤さんの物を持ち込んでいました)。一応、スタッフはいるにはいるのですが、そんなに分かる感じの方達ではなく、むしろ自分が間に入って教える部分もあったくらいです(笑)。何故だか伊藤さんのライブには、そんな事が付き物なのですが、とにかく頑張ってライブを進めていきました。

   30分ステージで、短く、濃く!   やはり大太鼓というのは迫力があります

 今回は色々なバンド(和太鼓や、弦楽二重奏、ダンスというものまでありました)が出演するという事で、自分達に割り当てられた時間は約30分と短かったのですが、ここはいつもの慣れている曲で5曲程、濃い内容でやらさせて頂きました。まだ朝が早い事もあって、お客さんの数は予想よりも少ない感じでしたが、いわゆる伊藤さんからみたら(バイトの)同僚の方や、御近所の方、また、ジャンベの樹明の中学生の友達なども駆けつけてくれたらしく、それなりに盛り上がってのステージになっていたと思います。やはり、慣れた曲というのはやりやすいものですね。皆それぞれに遊び心が溢れていて良かったです。
 そしてこの後、千葉県は野田市に移動しなければなりませんでした。それでも、昼12:00に車でここを出て、14:00までに現地に着いていれば大丈夫というものだったので、それは時間的にも余裕な感じがしました。ガソリンも半分以上入れ、高速道路で快調に飛ばしていき、このままだと13:30には着きそうな雰囲気が既に漂っていました。あのコンビニで道を聞くまでは…。

 さて、高速を抜け、野田市内まであともう少しという所まで来た時、伊藤さんが突然コンビニに立ち寄り、ちょっと道を聞いてくるわと店の中に入っていきました。…また調べてなかったのかと思い、野田のイトーヨカドーなんて、道路地図にも乗ってますよ…なんて自分では思っていました。
 そう、午後は野田のイトーヨーカドーで演奏すると自分は聞いており、当然もう伊藤さんは道のりを知ってるものだと思っていたのですが(伊藤さんは何度も野田に来ているみたいですから)、やはり調べてなかったようです。どうやらコンビニの店員に今まさに道を聞いているようですが、一応自分も道のりは知っておこうと思い、コンビニ内の地図を見ながら個人的に吟味していってました。しかしその時、伊藤さんの口からは、信じられない言葉が飛び出したのです。


 「野田のイトーヨーカドー、3年前に潰れたって。」


 ……。


 ……。


 一同「はいぃィ!??」


 …一体なんなのでしょう。今日はどこで演奏する筈だったのでしょう。まさかブッキングの間に潰れたとは考えにくいので、また伊藤さんの思い違いで、どこかの場所と間違えたのではないかと思いました。それで、伊藤さんの mixi メール(伊藤さんが現在、唯一使えるメールです…笑)にこの日の詳細が届いているという事で、わざわざ自分の携帯を伊藤さんのログイン・ページにして(伊藤さん自身は携帯も使えないので…笑)調べていきました。
 すると、“ウニクス野田”という場所である事が分かりました。まるで自分は聞いた事の無い名前だったので、もしかしたらアーティストの名前なのではと思い(ウニクス野田さん…みたいな…笑)、それは最悪の場合も想定したものでしたが、どうやらここも商業施設である事が分かり、住所も何とか調べ上げられたので、再度コンビニの店員に道を聞き、結局14:00ギリギリに現地に到着する事が出来ました。そしてそこで目に入ったのが、、、


 ヤオコー…です(ウニクスという場所にヤオコーが入ってるんですね…)。


 そして、その瞬間に伊藤さんが一言…。


 「そうだそうだ、ヤオコーだ、ヨーカドーと似てるからな!」


 ……。


 「…そうですね、似て…。」


 一同「似てないわ!!!」


 ヤオコー(YAOKO)、ヨーカドー(YOKADO)…いや、似てるか?、、、うーーん、似てないですね…。

 そんなわけで、イトーヨーカドーとは遥かにイメージの違ったウニクス(UNICUS)野田にて、それはもう和やかなムードでライブは進めていけたものでした。

   ゆるーい感じですね(笑)   自分のCDも置かせてくれています♪

 今回はまだ“ユニクス”の方を間違えたので良かったですが、いつの日か“野田”の方を間違えない事を、自分はただ祈るばかりです…。お疲れ様でした(笑)。

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆UNICUS 野田のHP…http://www.unicus-sc.jp/noda/index.html

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

My Trio、今月のもう1つの演奏
 今月10月という月は、自分のトリオライブを2回やらさせて頂きました。3日(金)に、いつもの外苑前 Z・imagine にて1回〔自分名義ライブ14回目参照〕、そして記憶に新しい17日(金)に、名古屋の平針 Sunny Side にて1回〔竹内大輔ピアノトリオ、名古屋ツアー(2008.10.17~10.18)、自分名義ライブ15回目参照〕です。
 しかし、実は今月はもう1度、このピアノトリオメンバーで演奏する機会がありました。ただ、それは自分名義のライブというものではなく、結婚式披露宴で決められた曲を演奏するというもので、ただ結果的に演奏者がトリオのメンバーだっただけの話しだったのですが、改めて考えると面白い機会だったので、ここに書き綴りたいと思います。
 そもそもこの話しは、ミュージシャン派遣会社を通じて依頼されたもので、結婚式披露宴とは言っても自分の知り合いがそこにいるわけではありませんでした。ただ興味深かったのが、依頼したのは今回の新郎の御友人という方で、その方と一緒に自分達が演奏を行うというのです。その方はフルートをやられているのですが、披露宴での“友人スピーチ”という部分で、バンドを従えて新郎新婦に生演奏を披露したいという事で、まずは自分に話しが来たわけです。そして、編成的に他にベースとドラムを…というので、せっかくですから(笑)自分のトリオメンバーに声を掛けてみたわけです。こうして今回の演奏が実現したわけですが、場所も栃木県の宇都宮市と少々遠く、さながらミニ・ツアーみたいな雰囲気がそこにはあった気がしました。

 今回、ピアノ以外の楽器は全て持ち込みになっていたので、池田君はもちろんの事、ドラムのトシさんも車で現地まで行く事になり、自分はトシさんの車に便乗させて頂きました。宇都宮の現地のホテルには13:50集合だったので、トシさんが自分の家に11:00頃に迎えに来てくれる事になっていたのですが、予想通り30分以上も早く(笑)来てくれて、ただでさえ余裕のある時間設定だったところを、さらに余裕あるものへと変えてくれました。

   トシさんは、この日2度目の朝食らしいですが…

 おかげ?で、途中の佐野SAで、名物の“佐野ラーメン”を食す事が出来るほど車は順調に進み、宇都宮市内の最寄りのインターである鹿沼インターには12:40頃には通過できていました。ここから宇都宮市内までは20分弱で到着できるのでかなり余裕でしたが、そんな時、池田君から自分に電話が掛かってきました。なんと、もう現地に着いているというのです(笑)。
 恐らく、この前の名古屋の事がありましたから、時間にシビアになっていたのでしょう。しかも、よく分からないのですが、昨日から池田家のパソコンがインターネットに繋がらなくなってて、道のりを調べられなかったというので、自分達以上に余裕を持って向かって来たというのです。結局、13:10頃には3人が無事合流できたのですが、逆に早過ぎてどうしよう…みたいな感覚はあったようにも思います(まあ、ここはホテル近くの喫茶店で時間を潰せてたので良かったのですが…笑)。

 今回の演奏場所は、宇都宮東武ホテルグランデという所でした。東武宇都宮駅の近くに位置し、宇都宮の中でも中心地といった場所にあると言って良い所だと思います。披露宴会場もなかなか大きく、お披露目に相応しい場所といった感じでしょうか…。早速楽器のセッティングをし始め、リハーサル、そして披露宴開始の時を待つばかりとなりました。

   道路の向かいの、後ろの建物がそうです   準備が慌ただしく行われているところを撮影…

 ただ、今回は曲数にしたら2曲で、時間にしても短いものでした。確かに、友人代表スピーチでの一幕となっているので、長くなる訳にはいかないのですが、これまで何回も同メンバーでライブをやってきた身としては、何だか勿体無さも感じてしまいました(笑)。…なので、曲は“Your Song”と“情熱大陸”だったのですが、どちらも全霊を込めて?の演奏になっていたと思います。しかも、“情熱大陸”は1人1人のソロ付きでしたから、今までの自分達のライブの情景を思い浮かべつつ(笑)、今回の演奏に挑んだつもりです。色々な思いが交錯しましたが、どうやら会場の方にも演奏者の方にも喜んで頂けたようで…良かったです。ここで、今月の自分のトリオの演奏は、全て終了を告げる事になりました。

 さて、演奏後は自分達の事も気遣ってくれてか、すぐに撤収できるようになってました。しかし、このまま東京に戻ってしまうのも何だか物足りません。宇都宮と言えば…やはり餃子でしょう!…せめて、帰る前に餃子の味を堪能しておくべきだと思い、ホテルの方にお勧めの餃子屋さんを聞きつつ、今回のホテルを後にしたのです。
 ホテルの方からは色々とお勧めを伺ったのですが、宇都宮餃子のパンレットを戴いたので、結局は自分達で探す事になりました。ただ、事前にどこどこに行きたいお店を決めてはこなかったので、何となく楽しく迷っていたのですが、ここで、どこかで聞いた事のあるような“みんみん”というお店に皆で行く事にしてみました。
 そして、パンフレットの地図を頼りにお店の前まで歩いて来たのですが、これがまたお店の前には行列が出来てまして、どう見てもすぐに入れるような状況ではありませんでした…。仕方無いと思い、近くにあった、これまたいい感じの“シンフー”というお店に入ろうとしたのですが…。

   当時と同じ構図をお楽しみ下さい(笑)   そんなに見ないで…(笑)


 「ここ、前に来た!」


 池田君と自分が同時に思ったのではないでしょうか。あれは2年半前のゴールデンウイークの事…。やはり演奏の仕事で2人で宇都宮に来ていて、そして空いている時間を利用して“みんみん”に寄ろうとしたところ、凄く混んでいたので近くの“シンハー”へ…〔宇都宮で演奏参照〕。何だか、だんだん当時の記憶が蘇ってきましたね。なんてネタが豊富な人達なのでしょう…(笑)。
 ここではやはり味の良さはもちろんの事ながら、値段の安さに一同驚愕といった感じでした(餃子1人前6個入りが大体250円前後で、100円のご飯を付けても1人350円前後ですからね…笑)。これも当時思っていた事ですし、何年経っても考える事は皆同じだなと思ったものです(笑)。…ひょんな事から始まった宇都宮演奏の仕事でしたが、こういった旅の思い出を得られるとは思いませんでした。こうなると、また来たくなってしまうものなんですよね。またの機会を期待したいところです。

   渋滞がトラウマになりそうです…栃木付近にて

 そして帰路なのですが、東北道で事故渋滞に遭遇してしまいました。14kmを抜けるのに80分だそうで…。とことんツイてないと思いましたが、先ほど話した2年半前に宇都宮に来た時の記憶を辿ると、確か2日間連続で宇都宮を訪れていて、最後の日の帰りに、やはり渋滞に遭って帰った事があったような…〔ライブのハシゴ参照〕(笑)。10月の自分のピアノトリオ活動の締め括りと共に、何ともデジャヴな1日だとも思いましたね(笑)。

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

 ☆宇都宮ホテルグランデのHP…http://utsunomiya.tobuhotel.co.jp/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

川上彬子的レコーディング 1.
 先日、よくサポートさせて貰っている、ボーカルの川上彬子さんのレコーディングに参加してきました。今回は、同じく川上さんのバンドでよく参加しているドラムの木村創生君を、エンジニアのリーダーと仕立てて?スタジオに入り、2日間の行程で録音を進めていきました。今回レコーディングをしたスタジオは特殊で、あるミュージシャンの自宅のスタジオを丸ごと借りるという贅沢な環境でやる事になりましたが、その本人は不在なので、基本的に自分達で作業を進めなければいけないというハンデもありました…。改めて、レコーディングの大変さを痛感したものです。

   これから地下スタジオに籠る時間が始まるわけです…

 もちろん、そのスタジオ設備は“自宅”という概念からいくと完璧で、正に何でも録れる…という感じだったのですが、自分達自身の勝手が分からないので、まずは配線を直すのに一苦労です。初日、早め早めに集合した筈でしたが、全ての楽器がパソコンを通じて音を出せるまでに、ざっと4時間程は費やしてしまいました。もうこの時点で疲れてしまいますよね…(笑)。

 川上さんの歌うジャンルは、いわゆるポップスというものになるので、先日お知らせした自分のオリジナルCDのレコーディング〔My Trio、初めてのレコーディング参照〕とは全く違うものになっていました。恐らく、自分のピアノトリオの方が特殊なのでしょうが、音の飾り付け(これは音を重ねる作業だけではなく、音のバランスを取る作業でもあるのです)をどんどん行っていくのです。楽器1つをとっても、重ねられる所は重ねますし、別で録れる所は別で録音します。珍しく、歌以外は“一発録り”で行いましたが、これはスタジオが幾つかのブースに分かれているからこそ実現できたもので、自分達の力だけでは、そんなスタジオが使える事は殆どありません。これぞ正に“作品”だなと思いましたね。

 そんなわけで、2日間でやっと2曲ほど録れたという感じだったでしょうか。それでも、まだこの録音をベースに、飾りの音などを入れ、組み立てていく事は全然可能なわけですから(歌入れもありますし…)、やはりポップスの録音作業は大変なのです…。こんな状況なので、完成まではキリが無いとも言われているのですが、それ故に、ある程度の“見切り”を付けるのも重要なのだそうです。何となく分かるような気もしますね…。
 これらの録音した曲は、ある程度数も増えてきたらCDとなって販売される事でしょう。まだまだ何ヶ月かは先の事だと思いますが、ここはペースを守りつつ、焦らず、じっくり、ゆっくりと録っていく事が重要なのかなとも思いました。またこれからも頑張っていきましょう!
 …そんな川上さんの次回のライブは、10月27日(月)六本木 Morph-Tokyo にてです。皆さんどうぞ遊びに来て下さいませ!

 ☆川上彬子のHP…http://kawakamiakiko.com/

テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

竹内大輔ピアノトリオ、名古屋ツアー(2008.10.17~10.18)、自分名義ライブ15回目
 自分の名義で演奏ツアーを行う…。そんな経験を初めてさせて貰ったのは、今年6月の北九州での事でした〔竹内大輔、北九州ツアー(2008.6.5~6.9)参照〕。あの時はもう全てが新鮮で、そこでしか得られないものを十分に吸収できたと思うのですが、今回またそんなチャンスがやってきました。しかも、今度はバンドでの演奏ツアーが出来るというのです。
 演奏ツアーで大変な事は、その行き先々で、どれだけ自分達の音楽を聴いてくれる需要があるか…になると思うのですが、今回は企画者さんの多大なる協力もあり、実現するに至りました。もちろん、一筋縄ではいかない部分も多々あったのだと思いますが、こんな機会を自分達に与えて頂いて、本当に感謝でした。自分のバンド…というのは、もちろん自分のピアノトリオの事ですが、ここで初めて地方での演奏が実現する事になったのです…。予想通り色々な事が起きましたが(笑)、順に見て頂ければと思います。

   10月17日(1日目)
 メンバーの集合場所となったのは、東京都の国分寺駅前で朝10:00の事でした。ドラムの佐々木俊之さん(以下トシさん)は、それよりも30分も前に着いていて(まあ、いつもの事です)優雅に朝食を…、ベースの池田君は車に乗ってきて、『おはようございます、わたくしは今、国分寺駅南口を出て左手にあるみずほ銀行前で眠いです。』…という、よく分からないメールをよこしつつ、何とか全員が揃う事が出来ました。
 国分寺駅に集合したのは、他ならぬ車を出してくれる池田君がこの辺りに住んでいるからですが、ここでまず名古屋に向かうにあたって、東名自動車道で行くか中央自動車道で行くか悩みました。結局、道の高低差が少ない東名で行く事になったのですが、この選択が思わぬ展開を生む事になるとは、この時は誰も知る由はありませんでした…。

   東京都府中市を抜け、多摩川を渡っています   この渋滞はまた序の口でした…東名高速海老名付近にて…

 途中、東名に乗るまでが意外にも渋滞していて、東名川崎インターに乗れたのが11:00くらいだったでしょうか。そして、その先の海老名、厚木付近も若干混んでいたのですが、そこまでは予想内だったので、ここからは順調に飛ばしていくぞ!…と意気込んでのドライブにはなっていたと思います。車内では、池田君の持つ iPod からの音楽や、自分の持ち込んだCDを皆で聴きながら過ごす等、メンバーで同じ音楽を聴くという状況が今までなかなか無かったので、ある意味新鮮な時間ではありました。皆それぞれに色々な聴き方があるようなので、そんな意見に耳を傾けるのも面白かったのです。…こうしていると時間が経つのは早いもので、静岡県を抜け、愛知県に入るのも意外と近く感じられました。

   富士川SAにて、浜っ子丼を食す!   ついに愛知県!…ですが、この道路状況では…

 しかし、静岡県に入った辺りから気になっていたのですが、東名がこの時期集中工事とかで、長きに亘って道路が片側1車線規制になっているのです。これはなかなかストレスが溜まるもので、スピードを出そうにも上手く出せません(その前に、池田君の車は軽自動車ですしね…)。しかも、工事をしていない所でも、安全の為…とかでやはり1車線になっていて、本当に道を隔てているコーンが永遠に続くのではないかと思ってしまいました。
 そしてメンバーは、道路情報で驚愕の事実を知ります。


 岡崎付近10kmの渋滞、名古屋市内まで2時間以上!!


 …これは、時間通りには着かないな…。誰もが思った事でしょう。今回の入り時間は16:00に設定していたのですが、途中での混雑もあったので、16:30ぐらいになりそうな感じではありました。しかし、ここに来て更に渋滞が発生してしまっていたのです。距離的にはあと30~40kmだったので、1時間も掛からず着く…とは思っていたのですが、これは大誤算でした。しかもその渋滞、ノロノロとかそういった状況ではなく、完璧に車が止まってしまうような渋滞だったのです。
 これは17:00、いや、18:00に着くのも怪しいかも…とさえ思ってきました。今更中央道の事が頭に浮かびますが、時既に遅しです。もう道に任せるしかありません。今回のお店は、本来リハーサルが18:00までで、その時にお客さんを入れてしまうので、それ以降は音は出せない状況だったようなのですが、そこは何とか音出しもさせてくれるようにお店に連絡をし、後はとにかく急ごう…という感じにしておきました。
 しかし、焦れば焦るほど車は動いてくれません。この東名の岡崎付近といのは、普段でも混む所らしいのですが、さらに1車線規制になっているので、収拾がつかない状況になっているのです…。とにかく落ち着こう…という考えは働くのですが、今回初めてやらせて貰うお店の事も考えてしまうので、気が気ではありません…。やはり、道に任せるしかなかったのです。

 そして、ついに渋滞を抜けました。時間は17:30を過ぎて、そろそろ辺りも暗くなってきているようでしたが、これなら何とか18:00には着けそうな感じでした。当初の予定では、手前の東名三好というインターで降りて、少し下道を走って行く予定だったのですが、もう少し名古屋寄りのインターの方が良いだろうという事で、そこを抜け、東名から東名阪へと車を進めていきました。そして、池田君が事前に調べてきた、高針というインターで降りれば大丈夫ですよ!…という意見を参考に、そのまま車を向かわせたのですが、、、


 高針インター、降りられません!


 なるほど、ここはインターではなく、ジャンクションだったのですね…。そのまま道は名古屋の都市高速になってしまい、更に750円を取られつつ、泣く泣くその次のインターで降りると、皆でここはどこだ?という表情です…。
 そして、時間も18:00を過ぎてしまいました。しかも、何だか先程の高針という所から、かなり距離を進めてしまったような感じもしました。後はもう、お店の人に道を聞いたり、勘を頼りにで、更に2,3回ほど道を間違えながら、やっとの事でお店に着いたのは夜の19:00を回ろうというところだったでしょうか…。本当にお待たせしてしまって申し訳なかったですが、本番が20:00予定だったので、何とか少しだけでも音は出せそうです。すぐさまセッティングをし、本番に備える事にしました。

   結局   もう夜と言って良い時間帯でした…

 今回の演奏場所は Sunny Side というお店で、閑静な住宅街のど真ん中にあるという感じでしたが、ステージや客席は大きく、これなら本格的なライブも問題無くできそうで、これは少し期待以上の環境でした。セッティングを済ませ、挨拶も済ませ、とりあえず落ち着けたのは本番の30分前、19:30という時間でしたが、本当にもっと早く着いていたら…と悔やまれます…。また、その言葉以上に、自分達は落ち着きを持って臨まなくては駄目だとも思いました。やはり、今朝から移動に移動を次ぐ行程を体験してきたので、いきなりライブをする状態に持っていけるかというと、やはり厳しいものがあると思ったのです。とりあえず水を飲み、差し入れの手羽先や天むすで心を落ち着かせ(笑)、ゆったりの気持ちを心掛ける様にしていきました。

 そして20:00を若干過ぎましたが、本番の時間がやってきました。ただ、この時気持ち的には落ち着いてはいたのですが、逆に“緊張”という状態は解けていなかったようでした。今回いらしてくれたお客さんというのは、もちろん殆どが初めての方で、自分の音楽なんか知らないような方達です(そもそも、こういったジャズですら、普段から聴いているのかどうかも分かりません)。そうなると、どうやってステージを作っていくのが良いという考えになるのですが、まずは自分達がどういう者なのかを伝えるのがベストのようにも思いました。自分のオリジナルもやるにはやりますが、やはりスタンダード曲や、ジャズ以外のカバー曲も交えて、何とか聴きやすい雰囲気をもっていくようにはしてみたつもりです。
 しかし、最初は演奏に固さが残ったというか、終始リラックスというわけにはいきませんでした…。もちろん、移動の疲れも影響が無いわけでは無いと思うのですが、雰囲気にのまれていた部分も、少なからずあったように思います。それでも、いつものように曲を演奏していくにつれ、それらが緩和されていっていたのは良かったかもしれません。1ステージ目の最後の曲は激しい曲でしたが、自分も楽しく演奏できたように思いました。

   今までの苦労を吹き飛ばすような雰囲気です(笑)   ついに終了!

 この調子で2ステージ目も進めていきたいものです。自分はトシさんと景気付けにビールを1杯飲み、いつもの感じで臨みました。そして、2ステージ目は集中力も上がり、最後まで楽しく演奏出来たように思いました。これだとビールのお陰…になってしまいそうですが(笑)、この時はお互いの音を冷静に聴く事が出来て、それらの良い雰囲気を楽しむ余裕があったのです。もしかしたら、いつもより長い時間演奏をしていたかもしれませんが、それもそういった影響からでしょう…。今までの移動の苦労を忘れさせるような、そんな演奏でした。本当に、頑張ってここまで来た甲斐があったというものです。改めて、お疲れ様でした!
 そして、この日は自分のオリジナルCD〔My Trio オリジナルCD キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!参照〕の発売日でもありました。知らない場所でライブをやって、そして無名の自分達のCDをどこまで買ってくれるかは未知数でもありましたが、何枚か買って頂けたようで、本当に感謝でした。これからも頑張って売っていきたいものですね。

 その後、メンバーと企画者さん側で(お店にて)軽い打ち上げを行い、この日はホテルを取ってくれていたので(これもまた感謝です)、自分達で名古屋市内へと車を向けました。今回のツアーはここ1回だけでの演奏だったので、ライブはこれで終了だったわけですが、まだ名古屋に着いてから5時間も経っていません(笑)。少しは名古屋に来た感覚を持ちたいもので、また若干迷いながらも(笑)名古屋の中心、栄までやってきて、ホテルに無事チェックイン後、街へと繰り出しました。

   テレビ塔をバックに撮影…もう夜の12時を過ぎてます…

 何軒かお店は探しましたが、地下にある、いい感じのバーを発見し、ここで再度打ち上げです。池田君は、ここまで1人で運転してきたのでお酒が飲めなかったのですが、ここで晴れて皆でビールを交わす事が出来ました。これぞ泊まり有りのツアーの醍醐味ではないですか!…さぞかし美味しいお酒だったに違いありません。
 そして、ここで食べた串揚げの美味しかった事…。名古屋名物とはまた違うと思うのですが、何だか名古屋に来た感覚が湧いてきたようにも思います(笑)。そして、目一杯飲んだらラーメンが食べたくなってきて、お店の人にお勧めのお店を聞いたのですが、一番お勧めのお店が既に閉まっているとの事だったので、わざわざ店員さん自ら別の店に歩いて案内してくれる事になってしまいました。

   感無量の表情   名古屋でこの店に辿り着くとは…(笑)

 さすが、サービスの良い店だな…と思っていたのですが、ここで最終的に辿り着いたのが、東京、環七沿いで有名な、あの“なんでんかんでん”でした。さすがに皆で笑いましたが、ここ名古屋でも流行っている?とは露知らず…。長い1日の締め括りとしても面白かったです。
 こうして、ラーメンで腹一杯になってホテルに戻ったのは朝の4:00前!…これなら名古屋(の夜)を満喫していると言って良さそうですね♪


    ●この日のセットリストです!

・1ステージ 1、Final Approach(オリジナル)
         2、Besame Mucho
         3、Here,There And Everywhere
         4、The Day Of The Black Key(オリジナル)
         5、Fingers Dance(オリジナル)

・2ステージ 1、Seasons Of Love
         2、Guernica(オリジナル)
         3、Morning In Trastevere(オリジナル)
         4、Monte Fiesole(オリジナル)
         5、Spain

   10月18日(2日目)
 次の日、何かと色々あった1日目でしたが、この日、自分とトシさんは朝8:30に目覚め、ホテルの朝食を食べに行くという快挙を成し遂げました。池田君はチェックアウト(10:00)ギリギリの朝9:30起床でしたが、やはりここで、運転してきた者と、してこなかった者の差が出ていたようにも思います(え…違う?…笑)。
 この日はもう帰るだけだったのですが、せっかくなので(昼の)名古屋を少しだけでも探索したいものです。まだ午前中という状況で、ここから何かをする…というのはなかなか難しい感じでもあったのですが、トシさんが徐に、「コメダ珈琲でコーヒー飲もうよ」と言い出しました。
 コメダ珈琲とは、自分は初めて聞く名前でしたが、名古屋では有名なのだそうで、愛知県を中心に展開している喫茶店なのだそうです。聞けば、トシさんは名古屋に来た際によく利用しているのだとか…。これは行くしかありませんね。

   爽やかな朝です   爽やかなコーヒー・タイムです

 チェーン店なので、歩けばどこかにある…という感じではありましたが、ホテルから5分くらいでそれは見付ける事が出来ました。早速コーヒーを注文しましたが、更にここ名物であるシロノワールという食べ物も注文しました。これは、温かいデニッシュの上に冷たいソフトクリームが載っているという食べ物で、朝食兼デザート…という感じでしょうか。更に、上にメイプルシロップをかけて食べ、3人で1つを注文しても、意外とお腹は膨れたと思います。これは間違い無く、名古屋ならではの食べ物かもしれません。

 この後の予定は、若干迷いました。「何が食べたい?」という質問に対し、やはり“櫃まぶし”という意見と、昨日、時間的に遅くなってお店が閉まり、結果的に行きそこなった“台湾ラーメン”という意見が挙がったのです。結局、間に名古屋城観光(笑)を挟んで両方行けば良い…という意見になったのですが、では、軽そうな櫃まぶしから行こう!…と足を運んだのが甘かったです。

   爽やかな?櫃まぶしタイムです

 訪れたのは“いば昇”という、なかなかの有名店で、朝11:00の開店とほぼ同時にお店に入りました。訪れる瞬間まで忘れていましたが、自分は以前1回だけ来た事があった店で、ここは期待できると思ったものです。名古屋の中心という場所ですが、都会の喧騒を忘れさせる静けさがそこにはあり、店内には小さな中庭、そして小川も望む事が出来る環境にあります。
 ここで3人が皆同じ櫃まぶしを頼んだのですが、これが大きいお櫃1つで出てきまして、予想以上の量でもありました。味は確かに美味しく、これが名古屋の櫃まぶしかと、暫くお昼の時間を楽しんだものですが、食後に池田君から発せられた言葉は、「もう食えないです」…でした(笑)。これで、この後台湾ラーメン屋に行くというのは、かなりの挑戦のようにも思えましたが、間に名古屋城を挟めば大丈夫かも…という期待を持ち?そのまま皆で“歩いて”名古屋城まで向かいました。
 意外にも名古屋城までの道のりは簡単で、30分も掛からず着いてしまいましたが、これではまだお腹が空くような状態にはなりません。その為、名古屋城の最上階まで階段で上ろうと誰かが(きっとトシさんですね…)言い出し、そしてそれは実行に移ってしまいました。
 名古屋城は、実は中にエレベーターが装備されていて、本来なら楽に上れる筈なのですが、どうやら完全に疲労しての登頂?となってしまったようです(トシさんは何故か元気でしたが…)。しかし、これでお腹が空く事には残念ながらならず、ただ疲れて上がっただけという結果になってしまいました。

   ホントに観光ですねこれは…(笑)   最上階に到着の図

 その後、台湾ラーメン屋に行くか行かないかでかなり揉めたのですが(子供か!…笑)、結局、次回来たくなる期待を込めて、今回はパスをする事にしました。まあ、昨日の夜12:00に名古屋に着いてから、ホテルでの朝食を含めて、今までで5回食事をしている事になってますから、これが6食になったらそれはもう大変だったでしょう。この時の時刻は13:00過ぎくらいでしたが、もう名古屋に1日くらい居たのではないかと思う充実感が湧いてきてしまいました。

   再度テレビ塔をバックに、名古屋を惜しみます

 さて、後は安全運転で帰るだけです。お腹一杯の池田君を見て、「じゃあ俺が運転してこうか」と、トシさんが運転意欲満々で切り出してきました。ではお言葉に甘えて…という感じで、ここで初めて池田君が後部座席に座る事になりました。なんて新鮮な光景だった事でしょう(笑)。
 帰りは行きの反省も踏まえて、全員一致で中央道で帰る事にしました。名古屋市内を北上して小牧インターに入り、その先で中央道方面へと進路を向けていきます。中央道はアップダウンの激しい道ですが、道中の景色は美しく、アルプスの山の上の方では紅葉も成りかけていそうな感じでした。

   帰りは中央道で…ほぼ順調でした!   こんな景色が見られるのも、中央道ならでは!

 ここで、敢えて行きの道のりでは聴くのを控えていた、自分のオリジナルCD『Pictures』を車内でかけてみる事にしました。もちろん自分は今までに何度も聴いていますが、池田君やトシさんは、CD化になって初めて聴く事になったわけです。変に自分も緊張の時間が流れてしまいました。
 これがまた、メンバーにもなかなか好評でした。自分の曲では、ヨーロッパの田舎の風景を参考に作った曲がありますが、これが中央道の岐阜県から長野県に入っての光景とも上手くマッチ?していて、面白い環境の中で曲を聴けたように思います。そしてCDを聴き終わり、3人で「いやー、名盤が生まれた!」と、満足気な表情を浮かべてしまいました。本当に自分が好きな人達です(笑)。

 そして途中の駒ケ岳SAで休憩をし、ここで運転手は自分に交代…、中央道を下りるまで運転していきました。気になる所要時間ですが、途中の相模湖や、下りる手前の府中付近で渋滞があったものの、名古屋市内を出てから約5時間半で戻って来ることが出来たのです。運転時間は、トシさんが約2時間、自分が約2時間半で、車の持ち主の池田君は0時間でフィニッシュでしたが、その事を池田君に伝えると、


 「自分、行き9時間ですから…」


 …という、重い重い返事が返ってきました(笑)。いやー、9時間って凄いですよね。本当にお疲れ様と言いたくなるようなツアーではありましたが、今回も、ここでしか得られない経験を一杯積んで帰って来れたように思います。その為には数々の協力があって実現したわけですが、ここで改めて皆さんにお礼をさせて下さい。本当にどうもありがとうございました。そして、更なる飛躍を目指し、自分のトリオ活動を中心に、今後も頑張っていきたいと思う次第です!

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

 ☆平針(名古屋)Sunny Side のHP…http://www.ss01.jp/

 ☆コメダ珈琲のHP…http://www.komeda.co.jp/

 ☆いば昇(本店)のHP…http://www16.ocn.ne.jp/~ibasyou/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

地球儀スタンド
 先日、とある事情で母親が戴いていた地球儀スタンド…。最初は、また変な物を貰って…ぐらいな感覚で見ていたのですが、地図を眺める事が好きな自分にとって、地球儀というのは意外にも長く真面目に見入ってしまうような代物でした。
 …なるほど、日本とヨーロッパを最短経路で結ぶと、こんなルートになるのか(自分飛行機好きなもので)…とか、太平洋や大西洋の、今まで聞いた事が無い島国に思いを馳せてみたり…等、なかなか興味は尽きません。そして、この地球儀はスタンドなので、家具としても実は普通に使える物でもあるのです。つまり、、、

   旅がしたくなります…

 こういった光景が、、、

   こんな地球儀も良いものです

 こうなります。また幻想的で良いではないですか。…ああ、またどこか海外に行きたくなってしまった…(笑)。

テーマ:雑貨・インテリアおススメ! - ジャンル:ファッション・ブランド

黒板消しストラップ、2代目の導入へ…
 自分、久しぶりに、新しい携帯ストラップを買いました。しかし、全く新しい物の購入にはならず、既存の物が古くなってしまったので、結果的にリニューアルの意味を込めての購入となりました。…それが、もう約2年半も前に購入した『黒板消しストラップ』です〔一目惚れした携帯ストラップ参照〕。

   物持ちが良い…という事にしておきましょう

 あれから2年半も経つかと思うと驚きを隠せませんが、新旧が写っている写真を見比べて頂ければ、その歳月も分かるというものです(特に、木材の部分に年期を感じます)。今回は既存のイメージを打破する為に、敢えて赤色(朱色?)の物を購入しましたが、意外にも他の奇異なストラップと色合いがマッチしていて良かったと思っています…。さあ、今度は何年お世話になれるでしょうか(笑)?

 …誰ですが、写真のどら焼きが気になるという人は…(笑)。そんな方は、〔また一目惚れした携帯ストラップ〕の記事を参照でお願いします…!

 ☆空沼工房のHP…http://www.soranuma.com/index.htm

テーマ:スローライフ - ジャンル:ライフ

My Trio、初の地方遠征ライブ!
 愛知県天白区の平針という所にある Sunny Side というお店で、自分のピアノトリオのライブをやってきました。これは、自分名義のバンドで行う、初の地方遠征ライブとなったもので、とても重要な日になるだろうと思っていました。もちろん、不安も無いわけでは無かったのですが、多くの人に助けられ、全体的にとても楽しい時間を過ごせたと思います。
 これは多くの方の協力無しには到底実現の出来ないもので、改めてここで感謝の意を申し上げますが、これからも自分のピアノトリオを頑張っていきたいと思わせる、良い原動力にもなったように思います。無事にオリジナルCD〔My Trio オリジナルCD キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!参照〕も発売する事が出来ましたし、バンド活動は正にこれからなのかもしれません。
   
   名古屋のシンボル、テレビ塔をバックに撮影(笑)

 今回もまた色々な事が起きまして、書きたい事が沢山あるのですが(笑)、若干疲れが襲ってきました…。また改めて色々綴りたいと思います。…とにかく、今回は皆さんありがとうございました!

テーマ:みんなに知ってもらいたい - ジャンル:日記

リクエストに応える事は良い事です
 今日はお馴染み(この件も何度使った事か…笑)、黄門御一行バンドのライブでした。最近は本当に多くのお客さんにお越し頂いているこのバンドですが、今日も例外ではなく、第1ステージからほぼ満席という状態の中でのライブになりました。その中には、いつも来て頂いているお客さんはもちろんなのですが、この日は特に、自分達には初めてのお客さんが多かったようにも思います。
 ここで、より多くの方に見て貰おうとライブをやっている為、心から喜んで良い筈なのですが、いつもよりキチンと?やらなければならない…という、何とも変な思いにも駆られてしまいます(笑)。この日の選曲は緩いもので、いつもはボーカルの恭子さんから、ライブの5日前くらいに曲順のメールが届くのですが、この時はライブ前日の深夜に送られてきて、しかもそこには、第1ステージと第2ステージに同じ曲が入っているというミスまで曝け出してしまっていました(笑)。
 …という事で、ここで取った手段が「リクエスト・コーナー」というものです。もちろん、自分達が選曲に困っているわけではなくて、“お客様のニーズに合ったライブを提供しよう”(本日のMCから引用…笑)という考えから採用した流れです(笑)。まあ、このバンドでは本当に色々な曲を取り上げていて、リクエストも普段から受け付けているので、難なくこのスタンスも受け入れられたように思います。

   肉がまたいい味を出しています   今回渡されたリクエスト・カードです…さて、どの曲をやりますか

 しかし、今回のリクエスト数は半端ではなかったです…。まあ出るわ出るわ、第2ステージ前の時間にお客さんに伺ってきたようなのですが、このステージはリクエスト曲が大半を占めるという結果になりました。一応、緩々ながらも曲順は事前に決めてあったのですが、1曲を残して全て入れ替えという有様です…。
 ここまでお客さんの意見に素直に応えるライブというのも珍しいかもしれませんが、これこそ黄門バンドの真髄だとも思いましたね…。お客さんの中でジャズ好きな方もいらっしゃったので、自分のコーナーのインスト曲を2曲もやってしまいましたし、どんどんこのバンドのライブ構成、そして選曲の幅は広くなっていっているような気がしました…。これらは“柔軟”という言葉で片付けられてしまうのかもしれませんが、これらを簡単にやってのけるというのも並大抵の事ではありません。改めて、面白いバンドだと思いました。次回のライブは11月26日(水)と少々間が空いてしまいますが、またどうぞよろしくお願いします!

 ☆五反田 Rocky のHP…http://livecafe-rocky.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

My Trio オリジナルCD キタ━━━━━━(゚∀゚)━━━━━━ !!!!!
 自分のピアノトリオでレコーディングをしたオリジナルCDですが、ついに完成品が自宅に届けられました。

   この段ボール箱はもう1つ届けられています   今回のディスクは真っ黄色です

 CDプレスは台湾で行い(日本の会社ですが、工場が台湾にあるという感じですね…人件費が安いので…笑)、船便で届けられる…と思っていたのですが、貨物会社を見ると“Eva Air Cargo(エバー・エアー・カーゴ)”、そして日本での受け入れ先は“KIX”…つまり関西国際空港となっていたので、これはどうやら飛行機便のようですね。Eva Air Cargo は台湾の航空会社である Eva Air の貨物部門で、自分も台湾に行った時にお世話になった航空会社でもあるので〔旅日記 1.(台湾、台北編…2006.2.19~2.23)参照〕、その字を見たら、何だか親近感が湧いてしまいました(笑)。
 さて、写真を見ても分かるように、今回はCDのディスクとジャケット用紙は別々に発注していて、それらを自分で組み立てる…というやり方にさせて頂きました。透明のアクリル・ケースの中にジャケットを入れ、そこにCDもはめ込み、最後にビニールの袋で包みます…。全て手作業ですが、つまりは1枚1枚、気持ちを込めて梱包させて頂いているという事です(笑)。段々出来上がってくるという工程は、やっててなかなか楽しいですしね。

   ジャケ用紙が沢山(笑)   しかしこの黄色は目立ちますね…

 このCD、タイトルを“Pictures”といいまして、この中に入っている1曲1曲を1枚の絵と見立てて、それらを集めて作品にしたという思いが込められています。また、この作品に対する自分の思いも含め、それぞれの曲の解説も今回ジャケットの中に書かせて頂きましたが、それらはCDの購入後のお楽しみという事で…(笑)、そんな背景も併せて聴いて頂けたらと思います。…そして正式に発表していませんでしたが、CDに入っている曲は、曲順も含めて先日書いた記事〔My Trio レコーディング、ミックス作業参照〕通りとなっております!

   早く皆さんのお手元に届けたいです!

 基本的には手売りの形となりますが、今月17日(金)に平針(名古屋)Sunny Side で行う自分名義のライブを皮切りに発売させて頂きます!…価格は2000円(もちろん税込みです)で、恐らく自分名義のライブ以外でも、自分は常にCDを持ち歩いていると思いますので、その時は声を掛けて頂ければと思います。それでは、どうぞ楽しみにお待ち下さい!

テーマ:CD・DVD - ジャンル:音楽

やらまいかミュージック・フェスティバル in Hamamatsu
 これは、日にち的に前回〔黒光由佳アコースティックライブ in Kanasai〕の続きになります。武庫之荘でのライブを終え、大阪での打ち上げも終え、体力的にギリギリになってしまっていた自分ですが、ホテルに戻って熟睡の後、この日は朝7:30に目覚めました。同じ部屋だったトシさんは、まだ目覚める様子がない感じでしたが、自分はそれを振り切り、8:00前にはホテルを後にしたのです。
 …というのは、この日は静岡県の浜松駅周辺で行われる“第2回やらまいかミュージック・フェスティバル”というものに、ボーカル・ギターのさばいばる伊藤さんのユニットで出演する事になっていて、自分はそこに直接行こうと考えていたからです。このイベントは昼間から行われていて、浜松駅周辺の16カ所にブースが設けられ、そこで同時に入れ替わりでバンドが出演するというものなのですが、自分達の出番は14:00からというものでした。
 しかし、前日泊まったホテルは、新幹線の新大阪駅付近にあるホテルだった為、浜松入りを、とりあえず13:00に設定(リハーサルは最初から出来ないと分かっていた為)したとしても、朝8:00にホテルを出るのは早過ぎます。
 …と、勘の良い方はここで気付くかもしれませんが、またまた自分なりのルートで浜松まで行かせて頂いたのです(笑)。新幹線で直接行けば、ここを11:00までに出れば間に合いますが、自分は、大阪の難波から近畿日本鉄道(以下近鉄)の特急で名古屋に出て、そこから在来線で浜松まで向かう事を考えました。前日はわりとタイトなスケジュールだったので、こういった時間の作り方は、自分にとって非常に重要だったりするものなのです。
 新大阪からは地下鉄御堂筋線で1本で難波まで行けますが、新大阪駅まで歩いている途中、上空の近い所を全日空の機体が通過していきました。ここは伊丹空港への着陸ルートの真下になっている為、こういった光景をよく見る事が出来るのですが、その機体をよく見ると、前日にも乗ったスターアライアンス塗装機の飛行機ではないですか。時刻は現在8:00で、そんなにある塗装でもないので、機体の大きさからして正に羽田空港を朝7:00に出発した飛行機だったのではないかと思われます。小さな事でしたが、何だか丸1日経った事に感動してしまいました。さあ、気持ちを切り替えて浜松に向かいましょう(とりあえずは難波に向かいますが…笑)。

   尾翼がスターアライアンスのマークになっています   新旧2種類の車両が並びました!

 難波に着いたのは8:30頃でした。ここで近鉄に乗り換えるわけですが、自分は名古屋行きの特急券を購入し、そしてホームへと向かいました。もちろん、車内でのお弁当も購入しておきます。大阪から名古屋への行き方というのは、東京の方はやはり新幹線が第1に思い付くかもしれませんが、安さと快適さで言えば、大阪の方は近鉄が思い付きます。
 新大阪~名古屋間は、新幹線『のぞみ』で約50分、約6200円。これに対し、難波~名古屋間になりますが、近鉄特急では約2時間、約4000円というものです。実際、大阪の中心は新大阪より難波なので、新大阪から難波までの所要時間を15分として、乗り換え時間も換算すると、意外にも新幹線と近鉄は良い勝負だったりするのです。もちろん、本数で言えば新幹線の方が断トツにありますが、少し変化を付けた行き方として、近鉄特急はお勧めしたいルートでもあるのです。…かく言う自分も、近鉄には何度も乗った事がありますが、まだ名阪ルートを特急で乗り通した事がなかったので、今回その実現に至ったというわけです。車両は、基本的に名阪特急に使用される『アーバンライナー』というもので、登場は1988年ですが、まだまだ近鉄のリーダーシップとして君臨している車両でもあります。なかなか旅も盛り上がってきましたね(笑)。

   登場してから20年も経っているとは思えません!   ここでホッと一息(笑)

 近鉄特急には“甲”特急と“乙”特急というものがあり、前者が速達タイプの括りのものなのですが、名阪甲特急の凄い所は、基本的には大阪~名古屋がノンストップというものです。大阪側は、難波を出て、上本町、そしてJR大阪環状線との乗り換え駅でもある鶴橋に停まりますが、その次はもう近鉄名古屋なのです!…たまに、途中の大和八木という駅にも停まりますが(自分が乗った列車もそうでした)、これが速達という使命を追った特急なのだと思いますね。ゆえに、基本的に乗客の入れ替えも殆ど無く、その意味でも快適な特急ではあるのです。
 この列車に乗っていると、大阪からまずは南東に向かい、生駒山地を避けるように奈良県に進みます。そして、そのまま更に東に抜け、長い長い山がちな路線を通り抜けると三重県です。ここからは名古屋に向かって北東に進むという感じで、所要時間は約2時間ですが、車窓風景は結構変化に富んであり、それぞれの地域性が見え隠れする感じで面白いのです。しかし、こちらはノンストップの特急なので、車窓から見える風景というのは窓を隔てて…なんですよね。この感覚が独特なもので、車窓のダイジェスト感が更に増すと言うか、これは新幹線では味わえないものだと思います。アーバンライナーが通過する地域は個性が強い所ばかりなのも、車窓風景に華を添えているのかもしれません。…そして、難波駅を出てから約2時間、JRのツインタワーが見えてくると、近鉄名古屋駅に到着です。

 ここからは、もう何度もよく通っているルートです…。新幹線で行けば40分足らずでしょうが、そんなに急いでもしょうがないと自分に言い聞かせ(笑)、在来線(JR東海道本線)で西へと方向を進めました。それでも約1時間半で到着できますし、慣れている路線なので、ここでは自分は殆ど寝ていたように思います。良いリフレッシュになりましたね。

   313系(左)と211系(右)、共にJR東海を代表する車両です   浜松駅に着いた瞬間、こんな感じでした

 そして浜松駅には、自分的には予定通りの13:00に到着しました。早速、駅前にはビックバンドが演奏している感じでしょうか…。人だかりも多く出ていて、第2回目にしては盛り上がっているイベントだなと思いました。さすが、祭り好きの浜松ですね(例によって、この前夜祭も行われたらしいですし…笑)。
 色々な場所で演奏がなされているようですが、自分は伊藤さんの待つ、“ガレリアモール”という所まで歩いて行きました。駅からは若干離れていますが、ショッピング・モールの建物の2階の広場…という感じの所でしょうか。ここが今回の演奏場所となります。
 ライブは12:00から始まっていて、もう3バンド目が演奏をしているというところでした。ここで伊藤さんと落ち合いましたが、何故か本人はこのイベントの服を着ています…。聞くと、このイベントのボランティア・スタッフとして動いているらしく、ステージの転換やセッティング等も手伝っているのだとか…。それ故、この日は朝9:30頃に浜松に着いたらしく、大変らしさが伝わってくるようでした。しかし、連れて来られた樹明は可哀想ですね…(笑)。

 そんなこんなで、殆ど時間が無いまま本番に突入です。しかも、今回は“新曲”というか、伊藤さんが25年くらい前に作った曲を、焼き直して今日やる…という段取りになってしまっていました。これはどういう事かというと、前に伊藤さん達と京都に行った際〔さばいばる伊藤ライブ3days参照〕に、移動中の車中で、どこから見付けたのか、伊藤さんが昔やっていたバンドの音源を掛けていたのです。これがなかなか新鮮で格好良く、これをやってみたら良いんじゃないですか?と提案はしてみたのですが、それが突然この日実現する事になったのです。あまりにも段取りが早くてビックリですが(笑)、一応事前に音源は渡され、「よろしく」的な感じではありました…。そして、この日の本番の直前に、伊藤さんの採ってきたコード譜と自分の採ってきたものとを見比べてもみたのですが、それが半分くらい違っていて、本当に直前に書き直しとかしていたのです。本当に大丈夫なのでしょうか(笑)。

   新曲に挑戦しているところでしょうか…(笑)   多くのお客さんに見て頂けました!

 それでも、まあ頑張っていけました。さすがに全ての曲がそれらでは無かった為、まずは既存の曲でペースを掴んで…という感じでしたね。新曲(…というのかどうか)も、音源ではドラムとかベースとかが入っている編成でしたが、なんとかこの3人でやり遂げた感じもありました。それにしても、よくジャンベとキーボードだけでいけましたよね…。ある意味そこが感心するポイントです。少々のミスなんて、気にしてはいけません(笑)!
 お客さん方は、もちろんこんな状況を知る由もありませんが、それでも盛り上がってくれたようで、人出も多かったように思います。やはり伊藤さんは見た目にもインパクトがありますし、歩行者いれば、そこで立ち止まる…という感じでしょうか。慌ただしく時間は過ぎていったようにも感じましたが、楽しいライブだったと思います。

   浜松駅を通過している700系を捉えました!   現在は殆ど『こだま』号に充当されている300系…浜松駅にて

 そして、自分はまた夜に用事があるため、このまま新幹線で帰らなくてはなりませんでした。伊藤さんはこの後もスタッフとして動き回り、恐らく自宅に着くのは深夜になってしまうのでしょうが、本当にお疲れ様です…。浜松を自分は16:00過ぎには出た為、滞在時間は約3時間というものでしたが、良いものを見せて貰った気がしました(浜松駅で新幹線の写真も撮れたし…笑)。
 こうして、前日の武庫之荘ライブからこの日に掛けて、長い長い2日間が終わりを告げたのです。あまりにも盛り沢山で、最後の方は余韻を感じている暇がありませんでしたが、こういった経験(どんな経験なのやら…)をまた今後に生かせればと思いましたね。皆さんどうもありがとうございました!

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/
 
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黒光由佳アコースティックライブ in Kanasai
 今月の11日(土)、ボーカルの黒光由佳さんのライブに参加すべく、兵庫県の武庫之荘という所まで行ってきました。これは、今年の8月31日(日)に行われた〔黒光由佳アコースティックライブ in Tokyo〕の“関西版”…という事なのですが、やはり元宝塚という黒光さんの経歴的に、関西でのライブは必須だったのでしょう(今年の6月にCDを発売して以降、関西でのライブは今回が初めてだったと思います)。…なので、東京で行われたライブをそのまま関西に持ち込んで…という感じかと思っていたのですが、これがまた東京とは全く異なる雰囲気、全く異なるサウンドのライブになりました。関西ライブは昼夜2回の公演で、本当に丸一日掛けての行程となりましたが、順に振り返っていきたいと思います。

 この日、ライブをやるお店での入り時間というのは、朝9:00というものでした。これは東京でやる時すらビックリするような数字ですが、まずはこの時間までに武庫之荘に着かなくてはならないという事です。今回の移動は飛行機で、羽田空港発朝7:00の便が用意されていましたが、それなら羽田空港集合は6:00という感じでしょう。自分は前日の夜に友人と遅くまで飲んでいて、これは寝たら起きれないと思い(笑)そのまま寝ずに来たのですが、他のメンバーも同じような境遇があったかもしれません…。
 しかし、集合は思ったより順調もでした…。ここで集合したのはミュージシャン・メンバーで、自分と、バイオリンの Tsumuzi 君、ベースの大森さん、そしてドラムの佐々木俊之さん(以下トシさん)でしたが、6:30頃までには皆、それぞれ飛行機の荷物預かりも済ませられた感じで集合する事が出来ました。ところで、黒光さん側の方達は、既に関西に入っているようなので、まずは自分達だけでの行動となっていたのですが、ここでドラムにトシさんがいた事が大きな変化でしょうか。いつもはパーカッショニストとして、佐藤直子さんが参加して下さっているのですが、今回はスケジュールの都合で出演できず、誰か打楽器系の方を…という時に、自分がトシさんに白羽の矢を立てたのです。
 トシさんは、このバンドで参加するのはもちろん初めてで、やる曲も全てと言って良いくらい初めて演奏するものばかりです。しかし、バンド全体でのリハーサルというのがこれまで設けられなかったので、それでも乗り越えられる人材と言えば…自分と何回も一緒にライブをしている彼しかいなかったのです(笑)。やる曲は事前にある程度分かっていたので、今月頭に行った自分のピアノトリオのリハーサルの合間に、トシさんと自分の2人で1時間だけみっちり仕込んでおき、そして大丈夫だと確信するまでに至らせたのです。
 つまりは、Tsumuzi 君や大森さんとは今日が初めての顔合わせという事で、それも何だか不思議な感じがしましたが、これから長い1日の行動を共にするわけで、ある種の連帯感が生まれていたようにも思いました。よく考えたら、この時点で今までとは違う何かがあったように思ったものです。

   相変わらず、飛行機に近付けない撮影環境が歯がゆいです   まずは一時の一休み…という感じでしょうか

 この日は3連休の初日という事もあって羽田空港は凄く混んでいて、荷物検査を済ませて飛行機の前まで着けたのは、出発する約10分前というものでした。航空会社は全日空(ANA)で、この朝7:00発の伊丹空港行きは自分は何度も利用させて貰った事がありますが〔夢輝のあソングショー at 宝塚ホテル参照〕、いつものボーイング777ー300という機体ではなく、それより少しだけ長さが短い777ー200というものでした。つまりは定員が少なくなっていて、それ故この便は満席となっていたのですが、混雑している日だけに、恐らく、更に混む他の便の機材と取り替えられていたのでしょう。混雑期を象徴するような出来事でもありましたが、今回のその機体をよく見るとスターアライアンス塗装という、特別塗装の機体だったわけで、自分は俄に喜んでその説明を他のメンバーにしてしまいます。しかし、どうも反応がよくないのは、外が雨だったからでしょうか…、それとも朝が早くて辛かったからだったのでしょうか…(笑)。
 飛行機は5分程遅れて出発しました。この日の天気はあまりよくなく、着陸する直前まで雲に囲まれたフライトとなっていて、予想通り機内はよく揺れました。そして、そのせいかドリンク・サービスが冷たいもの限定となっていたのは残念です…。自分はスープを、トシさんはホット・コーヒーを注文する気満々でいたのですが、呆気無くその希望は打ち砕かれました。まあ1時間強ほどのフライトなので、大したショックではありませんでしたが(笑)、朝早い時間だっただけに、少しの気持ちの動きが精神を大きく揺らす要因であるという事も、自分達は学んだ気はしたものです。

 そして、飛行機は定刻より約10分ほど遅れて、大阪伊丹空港に到着しました。ここからライブハウスのある場所までは電車で移動するのですが、急いで行ってもギリギリだった為にこの10分は大きく、案の定お店にて着いたのは9:20過ぎという感じでした。しかし、まだ音響のセッティングも終わっていない感じだったので、とりあえずは間に合ったと言って良いのかもしれません。ホッと一安心でした。

   建物の外観全体を掴めなかったのが残念

 この日のお店であるLive Spot Arrow は、ビックバンド等をやるように出来ているお店で、アコースティックの雰囲気が大きく出ている感じでしたが、その分、ステージのスペース配分には頭を使いました。ドラムは端に寄せ、グランドピアノもステージの下に置いてあり、いつものセッティングとはまるで異なる配置になっていました。また、モニター関連も最小限に留めているようで、確かに楽器の真の部分を生かすといったセッティングなのかもしれません。実際お互いの音はよく聴こえたので大丈夫でしたが、最初は冷や冷やしたものです。
 そしてリハーサルが始まりました。ここでトシさんは、初めて皆と音を一緒に出したわけですが、まるで問題無い感じでさすがでしたね。ただ、一応全ての曲をさらっておいたので、それは開場10分前くらいまで続いてしまいました。この時点でお昼の12:00くらいだったのですが、一気に疲れがきてしまった事を覚えています…。
 1回目の本番は13:30からだったので、まだまだ時間はありました。ここで腹ごしらえを兼ねて、お店の外に出て周囲を探索してみたのですが、これがまた難航しました。付近は住宅地のど真ん中という感じで、気軽に入れるような雰囲気のお店をなかなか見付けられなかったのです。
 そんな時、お店のすぐ近くに『ハピネス』という、何とも興味をそそられるようなネーミングのお店を発見しました。プチレストランと銘打っており、ランチもやっているようです。もちろん、ここで皆ご飯を頼んだのですが(自分はこのお店のお勧めである“ステーキ丼”を注文しました!)、やはりトシさんとライブに来たからには、ステージ前のビールは欠かせません。他のメンバーにも「いる?」と聞いたのですが、「いや、飲むと寝てしまうので」等の理由で却下されてしまいました。そこで、とりあえずトシさんと自分とでビールを2本頼んだのですが、出されたビールが瓶ビールで、そしてグラスが4つ…(笑)。これはもう皆で飲めって事ですよ!…という流れにし、結局皆で杯を交わす事になりました♪
 そして、もちろん4人で2本なんてすぐ終わってしまうわけで…、もう2本追加し、そしてもう2本、、、と、結局合計で7本空けてしまいました(笑)。自分も含めて皆眠かった筈ですが、ここでテンションは一気に上がり、なんだか今日は良い演奏が出来そうな気がする…と確信まで得た気がしたものです。勢いって大事です(笑)。

   豪華絢爛?なテーブルです(笑)

 そして、本番はとても良いものに仕上がりました。変に冷静でいられたというか、お互いの音を聴きながら、その身体の動きまで見えるくらいで、そして遊び心も忘れなかった感じです。静かなところは静かに、そして熱いところは極限まで熱く!…というのはもちろんで、一体感もこれまで以上(…って、そこまで皆と一緒には合わせてないのですが…)にあった気がしました。
 トシさんと自分の場所は、それぞれステージの上手と下手という感じで、言わばメンバーの中では一番離れた場所に位置していたわけですが、逆にお互いの表情がよく見えたというか、遠かったからこそ意識が働いたのかもしれません。ベースの大森さんも、ビールが入って良い意味でくだけた演奏になったのか、リハーサルではやらなかったようなフレーズまで繰り出してくれて、それが出る度にトシさんと自分は目が合い(笑)、さらにサウンドを盛り上げていくような形が作り出されていたと思います。また、Tsumuzi 君のバイオリンも綺麗な音を聞かせてくれて、ステージに華を添えてくれてました。もちろん、ボーカルの黒光さんの歌があって、このようなステージが繰り出されていたわけですが、バックもバックで良いバランスで演奏できているなと思っていたのです。

 このように、1回目を無事終え、今度は2回目の公演を待つ事になっていたのですが、ここが変に時間が空いてしまっていました。特にやる事もなく、自分以外のメンバーは横になったり眠ったりしていましたが、何故か自分はそうはなりませんでした…。今思えば、ここで休んでおけば良かったと思っています…。

   これぞ元気の源(笑)!!

 そして17:00になって開場し、開演の18:30までまたどこかのお店に行こうという事になりました。もしかして、再度ハピネス!?…となりそうな予感もあったのですが、無難?に近くのコーヒー屋で寛ぐ事にしました…。実際、少しメンバーの表情には疲れが見えていて、もはや気力で乗り切りたいところでもあったのです。
 しかし、ライブハウスに戻る途中にビールの自動販売機を発見し、ここでトシさんと自分は1本ずつ購入し、本番前に楽屋でこそこそ飲んでいました(上写真参照…笑)。そしてテンションも上げていきました。
 ここまでの写真だけ見ると、ホントに何しに来たか分からない感じになってしまいますので(笑)、ここで2回目の公演の写真を載せておきますね。雰囲気が伝わればと思います。

   恐らく“Spain”ソロ中です   全体でまとまっていましたね!

 こんな感じで2回目の公演もやり終えました。昼と夜では、選曲が少しだけ違ったのですが、わりと演奏側としては、同じ曲でも違う雰囲気をもって演奏していたと思います。昼夜2回とも見てくれる方もいらっしゃたので、その配慮もありつつ、自分的にも全く同じ演奏は面白くないと思いつつ…それにしても楽しい時間を過ごせたと思います。皆よく動き、よく聴き、そしてよく飲んだライブでした(笑)。さすがに全ての演奏を終えた時の達成感といったらありませんでしたが、自分に自分で御褒美をあげたい感じでしたね。皆さんどうもお疲れ様でした!

 さて、演奏が終わったら、次はお楽しみの打ち上げです。ただ、バイオリンの Tsumuzi 君だけ、次の日の朝早くから予定が入っているという事で、最終の新幹線で帰ってしまったのですが、それでも、とにかく打ち上げを心から楽しもうという気持ちは変わりませんでした。ライブも本気なら、打ち上げも本気というわけです。
 ここは兵庫県の武庫之荘という所ですが、どうやら黒光さんの知り合いの方が、大阪の中心部のあたりでお店をやっているという事で、今日の打ち上げ場所はそこに決まり、そこまで移動する事になりました。車は限られた台数しかなかったので、自分とトシさんと大森さんの3人で電車で移動しましたが、遠くない距離の場所にしては電車の乗り換えが多く、楽器を持っている2人には大変な行程だったと思います。乗り換えをする度に、自分が色々な電車に乗りたいが故、敢えて回り道してのではないかという疑いを持たれましたが(笑)、いやいや、最短経路で行かせて頂いたつもりです。そして、やっとの事で打ち上げ開場に着きました。

   2人とも、ナイスポーズです…阪急梅田駅にて   後ろの建物に注目です!

 そして、そのお店を前にして驚愕しました…。そこには何とも派手な構えのお店が自分達を待ち構えていたからです(右上写真参照)。これは絶対に中も凄い筈だと思いましたが、やはり期待を裏切りませんでしたね。ここはよく、披露宴の2次会等にも使われるような場所でもあるようですが、今回は個室を取ってくれていて、そこに案内されて更にビックリです。
 何ともお洒落な空間なのですが、一言で言えば“シンプル”なもので、スタイリッシュなスピーカーからはモダンなジャズが流れています。黒光さん達はまだ着いていなく、先に3人で飲んでいていいよ!…とは言われていたのですが、それよりもまず、どうも部屋を物色せざるを得なかったというのは自分の悲しい性でしょうか…。これはビールも美味しい違いないと思い、ある程度時間が経ってから先に3人で乾杯をしたのですが、その味といったらもう…。敢えて言う必要はありませんね。そして、トシさんと大森さんがビールを飲んでいるところを写真に撮ってみると、著名人同士の対談みたいになってしまいました(笑)。この空間は、自分達の雰囲気すら変えてしまう力があるようです。

   佐々木俊之×大森輝作…みたいな(笑)

 そして、何分かして黒光さん達も到着…。やはり自分達と同じように、この部屋のあまりの凄さに驚いているようです。そして、やはり現状把握に数分を要して(笑)、やっと皆で乾杯が出来るに至りました。ここではシャンパンが注がれたのですが、このシャンパンもまた、いつまで泡が出るんだというくらい勢いの良いもので、もう全ての物に対して拘りを見せてくれましたね…。恐れ入りました(笑)。
 飲み物もそうですが、更には食べ物まで用意して下さって(こちらも美味しかったです…)、もう至れり尽くせりでした。ところで、お店のスタッフの方の何人かは、この日のライブ(昼のほう)にも足を運んで下さっていたようで、逆にお礼を言われてしまいました。いやいや、こちらこそ…ですよね。とても良い思い出を作らせて頂き、本当にありがとうございました!

   皆で乾杯して…これからが長かった…   食べ物も…美味し過ぎました♪

 乾杯をしたのは、結局遅くなって22:30ぐらいからだったのですが、よく考えたら、自分は一体何時間寝てない事になっているのでしょうか。これは大森さんも似たような境遇で、前日に目覚めたのが自分より早かったため、夜の24:30ぐらいでダウンしてしまいました(もうこの時は、発する言葉全てが面白い事になっていました…笑)。そして大森さんをタクシーで先にホテルに帰らせ、やれやれと思いながら続けて飲んでいたのですが、今度は気付くと自分がトシさんに起こされている状況になってました(笑)。
 時計を見ると夜の1:30過ぎ…。いつの間に寝ていたのでしょう(本当に眠った事に気付きませんでした)。そしてついにトシさんと自分も皆と別れ、タクシーでホテルに行き、長かった1日がこれで終わったのです。結局眠れたのは2:30過ぎくらいだったでしょうか。それでも、妙に満足感を持てた1日だった気がします。改めて、皆さんお疲れ様でした!…というか、今回の記事はトシさんをフィーチャーし過ぎましたね…。

 そして、これは次回のブログに続きます!

 ☆ゴールデンバード・レコーズのHP…http://www.goldenbird.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

 ☆武庫之荘 Live Spot Arrow のHP…http://www.arrow-jazz.co.jp/LSA/index.html

 ☆武庫之荘ハピネスのHP(笑)…http://www3.plala.or.jp/Happiness/

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二重サプライズ!!
 昨日は約2ヶ月振りとなる、 Generation Gap のライブでした。メンバーも、サポートを入れて8人で…というのが通例になり、その形としての音もだいぶまとまってきたように思う今日この頃です。
 しかし、この日はライブ前から、メンバーのソワソワ感が消える事はありませんでした。…というのは、この日だけでなく、もう何度もライブをやらせてくれるお店としてお世話になっている横浜 Hey-Joe のオーナーの、星さんという方の誕生日を祝おうというサプライズ演出が実行に移されていたからです。出来ればライブ中に発表したいものであり、そして如何に驚かせるか…という方向に皆の意志は動いていたように思います。

   サタデーナイト・フィーバー的な…   この時点で、本番10分前です(笑)…急がねば!

 これは本番前に内緒で、ドン・キホーテに行った事からも窺えるというものです。この時点では、何をプレゼントしようかは決まってなかったのですが、いざ商品を目の前にして大体の路線は掴めてきて、そしてお客さんにも一緒に祝って貰おうという事で、シャンパンの準備も整えておきました。若干時間的にギリギリではありましたが、とても思いの籠った商品選びにはなっていたと思います。

 そして、いよいよ本番が始まりました。今回のライブは、わりと最近やり始めた曲が多かったようにも思いましたが、いつもの勢いでステージを進めていきました。そして、サプライズを演出する曲がやってきます…。その曲は GG リーダーの上杉君がソロをとる事になっていたのですが、ソロを回していくうちにバッキングである楽器が消えてしまい、ドラムだけの状況になり、そしてドラムのテンポが段々落ちて行き、しまいにはグダグダのテンションになってしまうわけですが…、
 そこで自分がハッピー・バースデーの曲を弾き始めました。上杉君がキョトンとしています。…そう、実はこれは上杉君へのサプライズ演出でもあったのです(笑)。上杉君の誕生日は10月13日…。ここは敢えて、先ほどの星さんへの演出と言っておいて、同時進行でこちらの演出も動いていたのです。これこそ正にサプライズだったわけですが、ステージ上にケーキが運ばれ、上杉君の手でロウソクも消され(最初は、バリトンサックスの風圧で消す…なんて言ってましたが…笑)、会場全体が祝福ムードに包まれていました。自分もこのお店で何回も演奏していますが、こういった状況は初めて体験したようにも思いました。良い時間だったと思います。そして GG らしかったのが、ではお祝いをして貰ったところで、新たに歳を重ねた上杉君に再度ソロを吹いて貰おう…という進行になった事で、これがまた勢いのあるソロを聴かせてくれたように思いました。人と人の素の部分が交錯した時間でもあり、なかなか楽しかったですね♪

   サプライズ演出成功でした!   こちらも盛大に祝われましたね♪

 これらが 1st. セットでの事でしたが、もちろん 2nd. では予定通り、先ほどのサプライズを実行させて頂きました(右上写真参照)。むしろ、先に上杉君への演出を行ったので、星さん的には「まさか自分が…」という感じになっていたかもしれません。こちらも曲中に行われ、星さんをわざわざ PA 席から呼び込んでの演出となりましたが、ここでも会場全体からの祝福を受け、それは和やかな雰囲気だったように思います。また、実はこれは一足早い Hey-Joe 4周年を記念しての祝い事も兼ねており、ここでは先程のシャンパンをお客さん全員に配りつつ、本当に皆で祝福する!…という感じになっていました。実際、こういったお店というのは、こうやって足を運んで下さるお客さんで成り立っているようなものなので、こういった祝福は本当に嬉しいものなのです。これからもよろしくお願いしたいですね。

 そして、その気になるプレゼントですが、GG メンバーが考えに考えて、今の Hey-Joe に足りないもの…として購入したものになりました…。それが、卓上用の“ミラーボール”です(笑)。何故にこの商品の選定に至ったか、今考えればよく分からないのですが(笑)、今ではお店のカウンターに、さも昔からあったように飾ってあります。なかなかに似合っているのではないかと思うのですが、如何でしょうか?

   末長い活躍を祈りたいものです   また次回をお楽しみに!

 ライブに関しては、こうしたサプライズ演出があったせいか、演奏面では皆遊び心が効いていて、逆に、こんなに遊んでいて大丈夫なのかと思いましたが(笑)、これはこれで GG らしくて良かったのではないでしょうか。今回も色々な場面で新要素を盛り込んでいった為、落ち着いた気持ちで演奏とは程遠かったような感じでしたが、これもある意味で、演奏者側的から見える GG の魅力でしょう。次回ライブは、何となく12月3日(水)の予定なのですが(笑)、またハラハラドキドキしたライブを期待したいものです!

 …気付いたら、今回は純粋に演奏している写真が無かったですね…。まあ、それも良しとしましょう(笑)。

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/

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そしてコーラスはいなくなった…
 今日はボーカルの川上彬子さんのライブを手伝うべく、渋谷の Gig-Antic というお店に再度出向いてきました。再度…というのは、先月にも今回と同じイベントでこのお店でライブをやっていて〔コーラスが入るという事参照〕、この日はその3ヶ月(3回)にわたるイベント(9月の前にも、やはり同じイベントがあったらしいので)の終了の日でもあったのです。このイベントは、内容が同じならば対バンも3回とも同じで、もうこの日はリハーサルの時点で顔馴染み…といった感じが、無きにしも非ずでした。むしろ、こういった状況が逆に新鮮だった気もします。

 さて、今回川上さんは、自分の宣伝として、書き込みの出来るボードを持ってきていて、それはウキウキしながら装飾を加えていました。これは新しい試みだったかもしれませんが、この手作りな感じがまた他のバンドと対照的で(笑)、ある意味自分達の色が出ていて面白かったですね。つい、調子に乗って自分も 落書き 手を加えたりしてしまいましたが、ここで十分満足してしまうくらいの出来でした。川上さんはそうは思っていなかったかもしれませんが…(笑)。

   愛の籠った手作り作業です   川上さんを陰で支える3人の写真です

 今回の本番もまた、前回と同じく5バンド目で、いわゆるラストを飾らせて頂いたのですが、j実は今回からまた、コーラスがいなくなってしまったのも特筆される事でした。何故…というと難しい問題ですが、人には色々な事情があるという事でしょう(笑)。他のコーラス入りの曲もやってみたかったところですが、これはもう仕方ありませんよね。ただ、今回は“パンジー”という新曲があったので、そてで我慢する事に致しましょう…。
 ところで、今回も前回と同じく、持ち時間は30分だったのですが、やった曲は1曲増えまして、全部で6曲という布陣で臨む事になりました。イベントも今日で最後ですし、やってしまえ!…という感じもありましたが、それでいて最初に演奏した4曲が、現在発売されているCDの中には入っていないという事実も笑えましたね。さすが川上さんではないですか…。今回もまた演奏している写真は無いのですが、右上の写真がやたら格好良く撮れたので自分でも別にいっかと思ってしまいましたし…。そんな緩さでこのバンドは成り立っているのですね(笑)。

 ただ、ここからは真面目な話しですが(いや、いつも真面目なのですが)、今回は演奏中に感心する出来事がありました。それは Star という曲でなのですが、この曲は最近ジャズっぽいテイストで演奏していて、最初にやった頃より静か目に、そしてソフトに演奏するようにしていたのです。しかし、ジャズというジャンル上、どうしても楽器陣で盛り上がってしまうような事もあり、もしかしたら川上さんの意図している雰囲気とは、若干違う感じになっていたのかもしれません。
 ただし、この日の演奏は違いました。明らかにボーカルが雰囲気を支配していて、そこに楽器陣が付いて行くという図式が成り立っていたのです。これは、楽器陣に拍手というより、ボーカルの存在感を何より示していた川上さんに拍手だと思いました。今までだったら、楽器の雰囲気に川上さんが付いて行っていたという感じも否めなくはなかったので、これは大きな進歩だと思うのです。次回のライブは10月27日(月)六本木 Morph-Tokyo にてですが、この感じを忘れないように生かせればと思いますね。どうぞまたよろしくお願いします!

 ☆川上彬子のHP…http://kawakamiakiko.com/

 ☆渋谷 Gig-Antic のHP…http://www.gig-antic.co.jp/

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さばいばる伊藤ライブ3days
 こんなタイトルを前にも書いたような気がしますが〔さばいばる伊藤ライブ2days参照〕、9月の26日から28日にかけて、ボーカル、ギターのさばいばる伊藤さんと、3日間付き添ってライブをやってきました。ただし、前のように、それぞれのライブハウスで音を出して…という感じではなくて、それぞれの“会”で演奏させて貰う…という側面の強いライブでした。最終日には京都にまで足を運んだので、これはある意味ツアーに分類されるものなのかもしれませんが、今回は自分達で組んだ演奏ツアーとは異なるものが多々あった為、こういった形で記事を書かせて頂きます。順に振り返ってみる事にしましょう。

   9月26日(1日目)
 この日は普通に…というか、伊藤さんのお姉さんが経営している、千葉県松戸市の五香にある慎也というお店でライブをやってきました。ここは今年の2月にもやっていて〔“慎家”という店参照〕、自分は2回目の出演という事になるわけですが、伊藤さん達はその間にも何度か出ているようで、このお店ではお馴染みの人と化しているようでした。

   狭いながらも頑張っています!

 ここでは40分くらいのステージを2回行い、伊藤さんの饒舌?なトークも交えながら、盛り上がって終えられたと思います。もちろんその背景には、伊藤さんのお姉さんの力もあるのかと思いますが(笑)、ライブ後(ライブ間にも?)お客さんとも交えて色々な話しが出来たりして、暖かな雰囲気はまだまだ健在でした。ライブをやっていない時はカラオケ等で盛り上がるようなお店なので、たまに面白い雰囲気になる時もありましたが、また来たいと思います。お寿司まで奢って貰いまして、どうもありがとうございました。

 そしてこの次の日には、同じく千葉県の柏という所に行く予定だったのですが、自分はこの五香の近くに祖母の家があるので、そこに泊まる事にしました。何も泊まるまでしなくても…とお思いでしょうが、次の日の集合時刻は朝9:00(!)というものだったので、やはり何かと泊まっていく方が便利だったのです…。伊藤さん達は、そのままお姉さんの家に泊まっていったそうで、ここで取り合えず、3daysのうちの1日目を終える事になりました。そしてこれから2日間が大変だったのです…。

   9月27日(2日目)
 2日目、朝7:30には起きて、8:30には伊藤さんと合流、そしてそのまま今日の演奏場所へと向かいました。この日の演奏場所というのは“麗澤”という学校にてで、これは伊藤さんの高校時代の母校でもあります。この日は第60回目を迎える麗澤の同期会が行われるのだそうで、その一環で自分達も演奏をここで行う事になっているのでした。…というのは、この60回目を記念して、参加者には学校の昔の映像などを納めたDVDが渡されるのですが、そこに伊藤さんは作曲・作詞として歌を何曲か提供しており、それらの背景で今回演奏が実現したというわけです。第60回目を迎えているだけに参加者人数は多く、軽く1000人くらいは来訪者がいるでしょうか…。ここは頑張って演奏したいところです。

   今回の会場となった体育館   樹明もなんだか、大人になったのだと思います(笑)

 会場は大き目の体育館で行われましたが、中には丸テーブルが並べられ、その中央には“第○○期生”という札が掲げられています。伊藤さんは第33回卒生なのですが、もちろん同期の方達がこの日の為に集まってきていて、その方達は伊藤さんが地方にツアーに行く度にお客さんとして見る人でもあったので、自分もすんなりとその輪に入る事が出来たのは良かったです。改めて、色々な人達にお世話になっているというのを感じずにはいられませんでした。

   会場は溢れんばかりの人でした!   第“33”回期生をイメージしています

 テーブルには飲み物、食べ物が置かれ、立食パーティーみたいな感じだったので、自分は色々と口にし過ぎてしまいましたが(笑)、そんなこんなで本番です。自分達はこの会の締めの部分に使われているようで、正に一斉に注目を浴びてしまう感じでした。それでも、ステージが割りとしっかりとした造りだったので(残念ながら、演奏中の写真は無いです…)、伸び伸びと演奏する事が出来たと思います。ただ、若干緊張が見えてしまったのが惜しい感じだったでしょうか…。それでも、伊藤さんが司会の方に紹介されると、第33回期生のテーブルからは歓声が起きたりして、何だか嬉しかったですね。
 ここではいつも演奏している曲から、前述したDVDに納められている曲等、確かにいつもとは違う感じのライブではありました。慣れていない曲に挑戦していた部分も否定しませんが、これらも良い経験になったと思います。やはり、なかなかこういった大勢の前で演奏する機会はありませんから、今回のような状況下での演奏というものについて、今後に生かせればと思いましたね。もちろん、演奏後のCDの販売にも余念が無く(まだまだ売りたいところでしたが…)、こうして2日目も幕を閉じた感じでした。

 ただ、2日目はこれで終わりではありませんでした。実は3日目の演奏というのが(しかも昼)、ここから遠く離れた京都で行わなければいけないのです。この日にもお会いした、伊藤さんの先輩にあたる方がいらっしゃるのですが、その方の会社でパーティーが行われ、そこで演奏を担当するのです…。聞くと、この日に京都でホテルを取って下さっているようなのですが、これはゆっくりしているわけにはいきません。この日の演奏が終わって、学校を出たのは16:00過ぎくらいだったのですが、これでもその日中に着けるか…という感じではありました。

   まだまだ先は長いのか…   自分は名古屋らしく、味噌カツ丼を注文…

 これはなかなか良い読みで、やはり都心部を抜けるのに時間が掛かってしまい、首都高から東名高速に乗れたのが夕方の18:00過ぎという感じで、写真上の浜名湖SAに着いたのが夜の21:00過ぎ…。そして京都のホテルに着いたのが、その日ギリギリとも言える23:50着というものでした。これは…伊藤さんは運転で、相当お疲れだった事でしょう。いや、ただ移動しているだけでも、十分疲労に値するものです。

   これが本場のオーラです!

 しかし、そんなお疲れムードの漂う中でも、自分は何か京都に来た証がほしいと思ってしまい、何か食べられるお店を探して、そのままホテルを出ていってしまったのです(笑)。そして探し当てたのが、京都発のラーメン屋である“天下一品”でした。これは東京にも沢山あるお店なので有名だとは思いますが、本家は京都なので、一度現地で食べてみたいと思っていたのです。もちろん、味は殆ど東京と変わらない感じでしたが(一応チェーン店ですしね…)、お会計の時に店員が、「おおきに!」と言ってくれた事が、なんか嬉しかったです(笑)。こうして、束の間の京都の夜は更けていきました。

   9月28日(3日目)
 一応この日が最終日という事になるのでしょうか。まだまだ移動時間の方が長い(演奏時間に比べて)ような気がしてならないのですが(笑)、この日はパーティー内での演奏という事で、気合いを入れて臨みたいものでした。しかも、場所は由緒正しき京都ホテルオークラという事で、気合いと同時に、凛とした態勢も調えていきたいところだったのは言うまでもありません…。

   ホテル地下の駐車場で着替えます   演奏直前に、何故か記念写真(笑)

 …かと言って、着替えは実はホテルの駐車場で行うという、何ともいえない事実があったのですが(笑)、それは置いとくにしても、楽屋を用意してくれたり、軽食まで用意してくれたりと至れり尽くせりで、これは演奏をもってお応えしないといけません…。実は、この日は伊藤さんユニットとしての演奏の前に、歓談中のBGMとして自分のソロ演奏も用意されており、どう弾いていこうかという思いもあったのです。
 もちろん歓談中ですから、基本的に「あ、何かやってるな…」ぐらいに思って頂ければ良いのですが、せっかくですから、何か印象付けたい…という気持ちもありました。なので、普通のジャズ・スタンダードも演奏しましたが、どちらかというポピュラー系や、邦楽も何曲かやらせて頂きました。それにしても、こういう時に強いのはやはり、ビートルズやカーペンターズの曲ですね…。主催者の方の好みも反映させまして、BGMながら拍手まで頂けるなど、とても嬉しかったです。うまく次の演奏に繋げられたのでは…と思いました。
 そして、いよいよ伊藤さんユニットでの演奏です。ここはもう、BGMではなくライブなので、思い切って弾けても良いような感じがしました。ただ、今回来て頂いた方の年齢層が高いかもしれない…という事で、わりと落ち着いた曲から入っていったのですが、2、3曲やっていく内にもうその縛りは忘れてしまったのか、いつもの伊藤さんの姿を取り戻したような感じがありました。会場も、最初は静かにじっと聴いていただけの感じもあったのですが、徐々に身を乗り出してくれた場面もあり、やはり、自分達の良さが一番生かせる状態にする…というのが大事なのだと思いましたね。もちろん、この場所でもCDを売らさせて頂きまして、伊藤さんの名を残す事が出来たのではと思います…。どうもお疲れ様でした。

   大きな、そして豪華な会場でした   またまた…違いは分かりますでしょうか(笑)…京都駅にて

 この後、自分は車で一緒に帰るのではなく、夜に用事があったので、新幹線で先に帰らせて頂きました。本来であれば?また色々な所に寄りながら帰りたいところなのですが、この時ばかりは時間が無かったので真っ直ぐ帰るしか無かったのです(まあ、それが当たり前なのですが…笑)。日曜の夕方という事もあって、直近の『のぞみ』号の指定席は取れなく、京都駅で何本かやり過ごしていたのですが、その間にはやはり写真を撮っていたのは言うまでもありません。ちょうど、700系とN700系の横並びを抑える事も出来ましたし、ここでも満足感を得られて東京に帰れたのが良かったです(笑)。

 そういえば、今回新しく出来上がったCDですが、帰り際にを伊藤さんに戴いてきました(自分がキーボードを担当してますしね)。ジャケットの桜は、2日目に訪れた麗澤キャンパスの写真らしいが、春らしい爽やかな感じが良いのではないでしょうか。こちらもどうぞよろしくお願いします!

   桜はいい感じですけどね…

 そのタイトルですが、ジャケットを見ると、『Legent of R'』と…。


 ……。


 ……。


 …え、“Legen t ”…??(笑)。

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆麗澤(中学・大学)のHP…http://www.hs.reitaku-u.ac.jp/

 ☆京都ホテルオークラのHP…http://www.kyotohotel.co.jp/khokura/

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池袋で宮城を味わう
 先日、いつものように(…いや、そんなにいつもではないのですが…)池袋を歩いていると、駅の東口近くに見慣れないお店があるのに気付きました。そこには『宮城ふるさとプラザ』という看板が出ており、どうやら土産店みたいな雰囲気があったのです。早速気になり店内に入ってみたのですが、なんと、宮城県でしか売っていない筈のお土産が、所狭しと並べられているではないですか…。

   灯台下暗しとは正にこのこと…

 これは驚きでした。…というのは、自分は先月に宮城県に行っており〔観月の宴 at 松島円通院(2008.9.5~9.8)参照〕、ご当地でしか買えないお土産を、若干探していた節があったからです。
 結局あまり買えないまま、この時は東京に戻ってきてしまったのですが、何もあんなに現地で探さなくても、ここで買えば良いのでは…思ってしまった事は否めません(笑)。しかも、店内には仙台の牛タンが本格的に堪能できるレストランもあり、本当に宮城の魅力がここに凝縮されているのです。ずんだ餅はもちろん、笹蒲鉾だってあります。ついつい自分も買ってしまいましたし…(笑)。
 雰囲気も良く、何だか気軽に入れる感じが良かったですね。これら食べ物系等はバラ売りもしてたりするので、何となく小腹が減ったのでちょっと寄ってみた…というのも有りかもしれません。もちろん、これで宮城県に行った際に、お土産を買わなくなってしまった…なんて事はないでしょうが(笑)、あちらはあちらで現地の雰囲気を楽しみつつ…という感じになるでしょう。宮城県は何だかんだで名物が多いですし、多くの方に知っても貰いたい場所ではありましたね。

 ☆宮城ふるさとプラザのHP…http://www.miyagibussan.or.jp/cocomiyagi/index.shtml

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久しぶりの鹿嶋さんとのライブ
 昨日は、今年の5月〔鹿嶋さんとのライブも10回目、そして2周年!参照〕以来になる、ボーカルの鹿嶋さんとのライブでした。間が結構あいてしまいましたが、実は7月頃にライブをやる予定ではいました。しかし、その時期に鹿嶋さんが麻疹に掛かってしまい、キャンセルせざるを得ない状況になってしまったのです。残念ではありましたが、これは仕方ありません…。それゆえ、今回のライブは久しぶりという事もあって、お互いに気合い十分で臨めたような気もしました。

   改めて、写真って綺麗ですよね(笑)♪

 今回は、既存の曲から新しく取り上げる曲など、盛り沢山でお届けしました。5ヶ月振りという時期は経っていましたが、それでもお互いの波長を合わせる事ができ、良いライブになったと思います。また、それは事前に打ち合わせをしたわけでもなく、ライブのその時の空間で、出た音をそのまま生かすという感じで演奏していったので、自分と鹿嶋さんとの“やり取り”も、分かりやすい感じで表現できたかもしれません。
 今回、シャンソンの名曲ということで、あの“枯葉(Autumn Leaves)”を演奏したのですが、ここを敢えて日本語でやったというのが鹿嶋さんらしいやり方でしょうか。枯葉は、それこそ色々な日本語の歌詞が存在しているのですが、ここも敢えて鹿嶋さんは自分自身の歌詞を付けて歌っていました。これもなかなか興味深いもので、また新しい枯葉の側面が窺えたような気がしましたね。もちろんテーマ前に行うバースにも挑戦し、そこにはテンポ等はなく、正に“出たとこ勝負”…という感じでしたが、だからこそ面白いライブになったとも思うのです。
 やはり今までライブを重ねてきただけありますね。それぞれの演奏時の癖も知っていると思いますし、それは、今後新しく取り上げる曲にも生かせそうです。次回は12月7日(日)と既に決まっている事ですし(同じく下北沢 Big Mouth にてです)、この勢いで頑張っていきたいと思います。どうぞよろしくお願いします!

 ☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world

 ☆下北沢 Big Mouth のHP…http://www.livebarbigmouth.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

旅日記 24.(四国編…2008.9.16)
 パソコンの不調もあって若干更新が遅れてしまいましたが、9月の16日(火)に行ってきた旅について書きたいと思います。今回の目的地は実は四国だったのですが、あれから日にちも経っているので、「いつの間に!」と思うかもしれません…。それもその筈で、時間の都合で今回旅に費やした時間は1日のみ、つまり、日帰りで四国の旅に行ってきていたのです。それゆえ飛行機の利用は欠かせませんでしたが、正に弾丸ツアーに相応しい旅が実現できたように思いました。


 ●久しぶりの鉄道の旅

 では、今回の旅の目的はというと、今年の10月で引退してしまうJR四国の車両に乗りに行く…というのが大まかな内容です。ここからは深い鉄道ネタになっていくので、果たしてどれだけの共感が得られるのかは分かりませんが(笑)、今や全国的には大変貴重となった、キハ28、キハ58、キハ65という車両がここには走っていて、それらの最後?を見届けよう(もちろん乗車もしまう)というものです。
 これらキハ58系列(…とか呼ばれていたりします)は、それこそ旧国鉄時代には全国の路線で見られたものですが、今や特別車両などに改造された車両以外で定期列車として残っているのは、JR西日本区間の高山本線と、今回の目的であるJR四国の路線と、そしてJR東日本の米坂線系統の路線のみです。
 この内、米坂線は今年の秋以降には新型車両が導入される事が決まっていますから〔観月の宴 at 松島円通院(2008.9.5~9.8)参照〕、この四国での活躍が終わってしまうと、ついに残るのは高山本線のみ…という事になりそうです。しかし、この高山本線での運用も暫定的なものと言っても良いもので、平日の朝ラッシュ時に数往復するぐらいの運用しかありません。つまり、キハ58系列で鉄道の旅を満喫するには、実質このJR四国の路線が最後の砦となりそうなのです。自分が学生時代、鉄道で色々な場所を乗り回していた頃は、まだこの系列も各地で見られ、何度も何度もお世話になったものですが、気付くとどんどん姿を消していき、ついには現在のような状態になってしまいました。ここでもう一度、これらの車両の雰囲気を味わいたいものです。
 そうして今回の旅が実現したわけですが、限られた時間は1日だったので、自分と時刻表との格闘が始まったのです。そしてれは、個人的には大変興味深い旅になりました。…こうやって旅の計画を立てて、鉄道に乗るだけの旅をするのも久しぶりです。実は自分はこれこそが旅の醍醐味だとも思っているのですが、今回改めてそれは感じさせてくれました。


 ●日帰りで四国2都市の列車に乗るには…

 さて、JR四国に走っているキハ58系列ですが、これは現在は運用が固定されているので、調べればこれらに乗りに行く事は比較的簡単です。しかし、やはり引退前という事もあり、その本数の少なさは否めません。具体的には、予讃線と土本線という2つの路線で運用されているのですが、それらは実質1往復ずつというものです。
 予讃線、土讃線…と言われても、いまいちピンと来ない方も多いと思うので、要は愛媛県の松山駅を中心とした運用と、高知県の高知市を中心と運用が1本ずつ…という事です。ここで気付かれる方もいるかもしれませんが、松山と高知というのは意外に離れており、これら1日で制するには難しい気もします。しかし運の良い事に、松山では午前中の運用のみなのですが、高知では夕方に片道だけ運用が設定されているのです。これらを調べていくうちに、朝東京を飛行機で出発、午前中に松山空港に到着し、松山でのキハ58列車に乗った後に高知まで即移動、ここでまた別のキハ58列車に乗り、大急ぎで高知空港から東京に飛べば、ギリギリで日帰りが可能…という目処が立ったのです。この“ギリギリ”がどれだけだったかは、これからを参照して頂きたいものですが(笑)、とにかく、常に時間との戦いでもありました。

   長い1日の始まりです…地元の成増駅にて…   家を出て2時間後には機中の人になりました

 最初の砦は、朝6:20羽田発の飛行機に乗るというものでした。これが松山空港行きの始発便で、どうやら年中設定されている便ではなさそうです(時刻表を調べると前日以前は設定されていなく、9月16日からの設定となっていました)。こんな朝早い便に間に合うのかと思いましたが、自宅の成増駅の始発である4:50発の電車に乗り、池袋と品川でそれぞれ2、3分の乗り換えでクリアすると、なんとか羽田空港には6:01に到着します。チェックインは事前にネットで済ませるとして、ここでは荷物検査場を出発15分前までに通らなければならないルールになっているので、もう改札から荷物検査場までは走る事しか考えてませんでした(笑)。この時間でも羽田空港はそれなりの人がいて、同時間帯に沖縄行きの満席の便があったので、若干の列がなされていましたが、何とかここもクリアできました。そして、ドッと疲れが出てしまいました…。今回の旅は、こんなギリギリの乗り継ぎが幾つか存在します。時間との戦い…というのは、決して大袈裟ではないのです。

   岡山県上空…という感じでしょうか…   松山空港に到着したエアバスA320機

 飛行機に乗ってしまえば移動は楽なものです。この便はやはり朝が早すぎるのか空いていて、乗客は20人もいるかいないか…といった感じでしょうか。機材はエアバスA320という飛行機でしたが、これは170人くらいは乗れる飛行機なので、どう見てもガラガラにしか見えません。そして殆どの人は前の方に座っていましたが、自分は敢えて翼の後ろの方の席を予約していたので、その区画だけ貸し切り状態のような感じになっていました。CAの方も、余裕のあるサービス…という感じでしたが、向こうから話しかけてくるという場面も結構あり、何だかほのぼのとしたフライトでしたね。満席の便ではこうはならないと思うので、これから忙しい旅をする前段階として、良いスタートが出来たようにも思いました。
 松山空港には7:45に到着しました。さすが飛行機という感じの時間帯ですが、まだこれから乗る列車には時間があったので、しばし空港の展望デッキで飛行機撮影に励んでいました(笑)。どうやら直前まで雨が降っていたようで、地面は所々に水たまりがあるという状況でしたが、どうやらこれから晴れてきそうな雰囲気です。飛行機の発着は決して多いとは言えないものの、それでも何枚か撮影する事は出来ました〔レコーディングの打ち上げを兼ねて…参照〕。…さあ、松山駅に向かう事にしましょう。


 ●予讃線でキハ58列車に乗る

 松山駅までは路線バスを使い、到着は8:50頃でした。本当はもっと早く着いて、伊予鉄道という私鉄にも乗ってみたかったのですが、道路が予想以上に渋滞していて、こちらは断然せざるを得ない感じになってしまいました。若干中途半端な時間にもなってしまったので、松山駅では讃岐のうどんを食べておきました(ここは伊予の国ですが…笑)。これで充電完了です(笑)。

   雰囲気のある松山駅   讃岐のうどんは…外せません!

 これからの乗る列車は、普通列車の宇和島行きです。車両はキハ54形という、JR北海道とJR四国にしかない形式で、たった1両編成での陣容でした(右下写真参照…左下の写真の車両は、特急用です)。ローカル列車なので致し方ないですが、それでも車内がロングシートというのはいただけません。この車両は国鉄最終年度に造られた形式で、色々な意味でコストが抑えられた車両でもあったのです。トイレも付いてないのですが、終点宇和島までは約3時間も掛かる列車にしては酷ですよね…。

   JR四国名物?アンパンマン列車です   JR四国では、普通列車は1両の場合も珍しくはありません

 自分は途中の伊予大洲という駅まで行きました。松山駅からは約1時間半の旅ですが、この伊予大洲という駅から松山に引き返す途中で、今回の目的のキハ58列車に乗るというものです。ただ、実は行きと帰りではルートが違っていて、行きは予讃線、帰りは内子線経由というものにしました。…というのは、この辺りの一部の区間では、元々は海側を走る予讃線の路線だけだったのですが、内子線という、山の中をトンネルで抜ける短絡ルートが開通してからは、優等列車などは全てそちら経由になってしまい、自分も昔の予讃線の区間は乗った事が無かったからです。幸いな事に松山から乗った列車は予讃線経由、帰りの松山行きの列車は内子線経由となっていたので、今回はどちらも乗る事が出来ました。

   これこそ正にロングシート!   旧予讃本線は、海沿いのルートを通ります

 実際乗り比べてみると、やはりそれぞれは開通した年が違うので、路線の設備にも差があります。昔ながらの予讃線はカーブも多く、駅舎も古いまま残されている感じだったので、確かに1両編成での列車が似合う感じでしたが、内子線の路線は高架化や、トンネルも多かった為、こちらは特急列車が似合う感じでもありました。現在、キハ58系列が旧予讃線区間を通る運用は定期では無いのですが、是非こちらを走る姿が見たいものですね。
 伊予大洲からは特急で少しだけ走り、キハ58に乗れたのは途中の内子駅からでした(キハ58列車は、ここで特急に追い抜かれるダイヤになっていたというわけです)。列車は3両編成で、後ろ1両はキハ54形が連結されているもの、前1両はキハ58、真ん中1両はキハ65という陣容です。
 特にこのキハ65形は貴重で、今やオリジナルに近い形で残っているのは、ここJR四国に3両と、後はイベント用に残っているJR九州の1両という感じです。この車両は、出力不足に悩んだキハ58のブースターのような役目をする車両で、当時の急行列車を思い出させてくれるような感じでもありますが、この山を抜ける内子線には適した車両とも言えるのかもしれません。

   JR四国色になっているキハ58系列編成   この真ん中1両がキハ65形と言って、今では大変珍しいです

 車内にはデッキも残され、今や珍しいボックスシートのみが整然と並んでいます。普通列車としての運用なのでそんなにスピードも要求されていないのでしょうが、パワーのあるエンジンはここに健在といった感じです。最近の車両にはない重厚な造りで、これこそが列車旅に相応しい車両だとも思いましたね。ただもちろん、このローカル線で3両編成…というのは長過ぎるようで、お客さんは1両に2、3人…といった感じでしょうか。この車両は早朝に松山駅を出て南に向かい、それらの地域でラッシュ時に利用する学生等を運んでから松山に戻るといった運用を行っているので、運用の効率化という観点からすると、現在離れしていると言わざるを得ない状況なのですが、これもまた当時の良き時代を残しているとでも言いましょうか…。とにかく、貴重な車両、列車でした。あまりにも気持ち良くて、松山までの約1時間の旅の間、半分くらいは寝て過ごしてしまったのですが、これも贅沢な旅ではありました(笑)。

   キハ65形の車内…昔の急行型車両を思わせてくれます   JR四国の代表車両、8000系電車


 ●松山から高知までの約4時間

 さて、キハ65形に別れを告げ、松山地区でのキハ58列車は堪能できました。今度は急いで高知に向かわなくてはいけません。この時点で時刻は12:00過ぎていたので、1日の半分が経った感じでしょうか。ここからは普通列車でのんびり…というわけにもいかず、JR四国を代表する特急列車での乗り継ぎで向かいました。
 まず、特急『しおかぜ・いしづち』18号で丸亀駅へ、そして、『南風』13号に乗り換えて高知駅へ…という感じだったのですが、どちらも約2時間の乗車で、特急列車と言えど何だか疲れてしまいました。駅弁購入して、車内でもゆっくり休んでいたのですが、これらの車両は“振り子列車”という、車体を傾けてカーブを高速で走行できるようにした車両でもあるので、とにかくスピードは(こういった地方を走る列車にしては)速く、車窓も目紛しく変化していったので、先ほどのキハ58列車の旅からすると、脳が追いついてきてない感じだったのかもしれません。今回は日帰りの旅だったので、特急利用は致し方無い選択でしたが、やはりこういった路線での乗車は普通列車に限ると強く思ったのものです。

   特急車内で、改めて?腹ごしらえ   これが振り子列車のカーブでの状況です

 高知駅には16:30頃に着きました。いつの間に駅自体が高架化されて新しくなっており、高知県の玄関駅として相応しい出で立ちとなっていましたが、まだ工事している箇所も多く、発展途上という感じでしょうか…。ここでは約1時間の猶予?があったので、少しだけも街を堪能しようと、軽く駅周辺を歩いてみる事にしました。

   乗り継いで、高知駅に到着!   高知駅前からは、土佐電鉄も出ています

 高知は初めての場所ではなく、今回で3回目で(1回目は“通過”と同等な感じでしたが)、前回はさばいばる伊藤さんのツアーで訪れたのが記憶に新しいですが〔さばいばる伊藤、大阪・四国ツアー(2007.3.23~3.26)参照〕(…と言っても1年半も前ですが…)、変に懐かしい感じもありました。
 今回の行程的には、高知市で有名な“はりまや橋”まで歩いて行って、また高知駅までは路面電車(土佐電鉄)で帰ってくるという単純なものでしたが、この時点で旅は終わりに近付いてもいたので、短いながらも印象的な滞在になったと思いました。

   高知では当たり前の風景ですね   街の人の足になっている土佐電鉄車内

 また、土佐電鉄が昔ながらで良いんですよね。新しい車両も走っていはいますが、旅情を感じさせてくれます。松山から一気に高知に来たので、より雰囲気の違いが味わえたのかもしれませんが、ここには南の国のような情緒が存在し、そこが自分には心地良かったのかもしれません。帰りの時間は待ってはくれないので、後ろ髪を引かれる思いで高知駅に戻ったものです。

   高知の名所、はりまや橋と土佐電鉄   車と鉄道が一体になっている雰囲気が好きです

 ●土讃線でキハ58列車に乗る

 今度自分が乗るのは、高知駅17:46発の阿波池田行きの列車です。これがキハ58、キハ28が使われている、JR四国のもう1つの列車なのですが、ここから自分は途中の後免駅までの乗車となります。乗車時間は約20分と短いですが、最後の最後のキハ58系乗車になるかもしれません。列車はやはり3両編成で、キハ28系1両とキハ58が2両が連結されている感じでした。
 キハ58系はエンジンが2つ装備されいているのに対し、キハ28系という車両は、そのエンジンが1つになっているタイプです。何故1つなのかというと、この余ったスペースに冷房電源を装備しているからなのです。キハ58系は急勾配路線にも投入されていた為、エンジンを床下一杯に掲載していたのですが、これが時代が経つにつれて車両の冷房化に追われ、このキハ28系の装備という措置がとられたのです。つまり、キハ58系だけの編成では、冷房装置は付いていても発電装置がないので冷房化ができない…という事になります。これは実際最近まで存在していて、例えばJR東日本の花輪線という路線では、最後まで冷房改造が行われなかったのですが、これは途中に急勾配区間があり、キハ28系を編成に組み込んでしまうと、出力不足でダイヤ通りに走れない状況になってしまうからです。
 これらが改善されるのが、実は先ほど説明したキハ65形の登場で、この車両は根本的にエンジン力がパワーアップしたものを掲載しているので(キハ65形自体で冷房も供給できますし、パワーもキハ58に比べて強力なのです)問題は解決したかのように見えたのですが、平坦な路線を走るローカル線には性能過剰…とも言われ、コストも嵩んでいた事から、結果こちらは104両導入されたにすぎません。対するキハ58系列(キハ28を含む)は全部で1823両です(!)。この数は日本のディーゼルカーとしてはもちろん史上最多で、一時は国鉄気動車全体の約3割も占めていたらしいので、いかに標準性が高かったかという事ですよね。改めて凄い車両だと思いました…。

   キハ28とキハ58で構成されていました…高知駅にて   こちらは緑を基調とした車内でした

 そんな列車を、たった20分間のみの乗車、しかも平坦な区間だけで乗り終えてしまうのは些か惜しい気もしましたが、だからこそキハ28も連結できているのだと無理矢理思う事にし(笑)、最後の列車旅を楽しみました…。この新しい高知駅との取り合わせも、後僅かです。JR四国での定期運用終了は10月15日と、既に発表されています。その後は“さよなら運転”として、その後の1ヶ月の間に何回か特別列車が運転されるようですが、さすがにその時また四国に来れるとは思いません…。大事に大事に、記憶にとどめておきたい感じでした。

 さて、そんな思いも、後免駅に着いた時点で切り替えなければなりませんでした。後免駅到着は18:05でしたが、ここから高知竜馬空港に向かい、18:40発の羽田行きの便に乗らなければならないのです。高知竜馬空港というのは前も利用していて、駅で言えば高知駅より後免駅に近いので、まあ行き方としては正しいのかもしれませんが、これまた発車15分前までにはチェックインしなければならないので、これは相当ギリギリな感じでした。
 空港行きのバス停も、後免町という、後免駅から少し離れた所に存在してはいるのですが、はっきり言ってそこに歩いていく間にタイムリミットが来てしまいまいます。ここは迷わずにタクシーを使って空港まで向かいました。このタクシーの運転手さんが印象深い人で、「飴いるか?」と聞かれ、何故か梅味の飴を頂いたのですが(笑)、こちらは飛行機の時間が気になってしょうがありません。気分を落ち着かせる為に飴を戴きましたが、何だか忘れられない味になりそうでした…。そして、タクシーは18:22頃に空港に到着…。どうやら大丈夫のようですね。

   日本ではなかなか見れないチェジュ航空の機体   2、3列掛けのシートが特徴のMDー90の機内風景

 高知からの最終羽田行きは日本航空(JAL)なので、自分も今回はそれを利用しましたが、チェックインの際に、この時沖縄で発生していた台風の影響で機材に変更が生まれていました。これがまた、本来ならボーイング737ー400だったところを、MDー90に変更だったので、自分は後者の飛行機にはまだ乗った事がなく、嬉しい変更でもありました。そして、そのMDー90機の隣のゲートには、韓国の新規参入航空会社、チェジュ(済州)航空も見る事ができ、今日1日頑張った自分へのご褒美のような光景が展開されているようでした。
 あとは飛行機に乗って羽田に向かうだけで、今回の旅は終了となります。振り返ってみると、かなり内容的に濃い旅となり、しばらくその余韻を機内で楽しみたいところでした。機内は行きとは正反対で、ほぼ満席となっていましたが、まさか自分のような行程をしてきた人はいないでしょう。それだけでも満足な1日ではありました(笑)。

 ☆JR四国のHP…http://www.jr-shikoku.co.jp/

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

自分名義ライブ14回目
 最近は、概ね月1回のペースでライブをやらせて頂いている、自分名義のピアノトリオライブ…。数えてみると、今回は14回目だったわけですが、前回の13回目〔自分名義ライブ13回目参照〕からは、随分と時間が経ったように思いました。まあ、実際1ヶ月以上は経ってしまっているから…だとは思いますが、やはり間に、このトリオでレコーディング〔My Trio、初めてのレコーディング参照〕をしたという事が大きかったのではないでしょうか。

   三位一体で演奏してきます!   ひとまず、今度発売させるCDのジャケットだけ、先行公開!

 レコーディングというのは、基本的には同じ曲を何回も演奏する事になるのですが、ここまで皆で集中して同じ曲をこ演奏してきた事がなかったので、1曲1曲演奏するごとに、曲に対するイメージというのが少なからず付いてきます。そして、それは演奏にも影響が出てしまうのですが、レコーディングで演奏する曲というのは全て自分のオリジナル曲なので、なるべく“いい形”で残しておきたい…というのが本望でもあります。ここでいう“いい形”というのは、何度も聴いて下さっているお客さんにも、初めて自分の曲を聴いて下さる方も…です。
 自分が取り上げている音楽は、即興性を重んじたものでもあるので、時と場合によっては、最初の頃の曲の雰囲気とは全く違った感じになる場合だってありえます。もちろん、その発展が良いと言えば良いのですが、今回のCDでは、その発展の“元の段階”を皆さんに聴いてほしい…という思いがあったのです。
 なので、即興性が大事とは言え、ある意味縛りのある即興性だったのかもしれません。しかし、限られた時間でしたがレコーディングは成功し、今月中旬には発売できそうな見込みです。こちらはこちらで、凄く有意義に時間を過ごせたと言っても良いのかもしれません。

   以外に、彼が演奏中の“仕掛け”の発起人だっだりします   この正確なドラミングには恐れ入ります

 …そんな中で今回のライブです。もちろん、CDに入れたオリジナル曲も何曲か演奏させて頂きましたが、この日は前述した“縛り”が無かったせいか、本当に皆自由な演奏をしていて、とても面白い内容のライブになった気がしたのです。そして、それはオリジナル曲どころかスタンダードやカバー曲にも波及し、お互いの音をよく聴き、そして鋭い絡みもあり、正にその場でライブを作り上げる事が出来ていた感じでした。実際、演奏中には緊張や、若干ミスをするなんて箇所も無くは無かったのですが(笑)、ライブ後の会場の雰囲気からすると、ライブとは、間違えるとか間違えないとか、そういうものではない…というのを強く感じましたね。
 何だか、レコーディングをして、ますますトリオのサウンドが面白くなってきた気がします。果たして、それが本当にレコーディング効果なのかどうか、分からないところでもありますが(実は普通に皆調子が良かったのかもしれませんし…笑)、今後のライブもこの勢いで突き進んでいきたい感じでした(前にもこんな事言いましたね…笑)。これからもどうぞよろしくお願いします!そして次回10月17日(金)は、ついに平針(名古屋)Sunny Side にてですね…。頑張ります!

   北海道産…なのだそうで…   見てるだけで腹が膨れそうです…

 上の左右の写真は、祖母が差し入れをしてくれたお弁当を、お店で食べているところですが、食後に誰かさんが「いや、ラーメンもいける」…なんて事を言い出すので、ほぼインターバルを挟まずにラーメン屋に行ってしまったものです(笑)。自分はさすがにラーメン屋では殆ど食べられませんでしたね(…というか、なぜ他の2人が残さずに食べられたのか…不思議です)。


    ●今回のセットリストです!

・1ステージ 1、On Green Dolphin Street
         2、The Countess
         3、Morning in Trastevere(オリジナル)
         4、Here,There And Everywhere
         5、Wave

・2ステージ 1、Guernica(オリジナル)
         2、Water Lily(オリジナル)
         3、Monte Fiesole(オリジナル)
         4、Cantabile
         5、Suite Sandorine Part1

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

これを“成丘飲み”と呼ぶ
 成丘…、それは地元にある“成増ヶ丘小学校”の事で、自分の母校の小学校でもあります…。自分は中学から私立に行ってしまった為、地元の学校…と言えばここ成丘以外にはあり得ないのですが、昨日はその成丘時代の同級生と飲んできました。

   夜の池袋を制しているの図   なかなか明るい4人の図

 これがいわゆる“成丘飲み”なのですが(笑)、何だかんだで毎年2回くらいは実行できています。前にも書きましたが、その成丘メンバーの内の友人の1人が現在オマーンに仕事に行っており〔友人を送る参照〕、たまに日本に帰ってきては、こういった飲み会が開催されるといった感じです。
 今回もその一環だったわけですが、やはり小学校時代の同級生達が集まると、懐かしい話に花が咲いて面白いですね。また、お互い全く?気を遣わないでいられるというのも心地良いものです。お陰で、この日は眠いのにお酒がすすんでしまい、自宅に帰ってからは即爆睡でした(笑)。ゆえに、今はこんな時間に更新しているわけですが、最近は忙しかった事もあり、いいリフレッシュタイムになったと思います。今日も自分名義のライブがありますし〔2008年10月の自分名義ライブのスケジュール参照〕、また頑張っていこうと改めて思いましたね。

テーマ:小さなしあわせ - ジャンル:日記

Mac Book 購入!
 いやいや、買ってしまいましたよ…Mac Book!

   これからの期待の新星になれる事を期待して…

 前に、自宅のパソコンが調子が悪くなった…と書きましたが〔レコーディングの打ち上げを兼ねて…参照〕、あれからやはり事態が良くなる筈もなく、ネットカフェを利用したり、記事そのものを短くせざるを得ない状態が続いてしまいました。
 しかし、このままでは流石にいかんという事で、この日に満を持して Mac Book を購入したのですが、元々自分は Windows ユーザーで、Mac にするかは結構悩んだものでした。それでも今回購入して、初めてにしては扱い心地も悪くなく、今度からは既存のパソコンと上手く併用できたら良いなと思ったものです。
 若干、勢いで買った節もなくはないですが(笑)、一応ノートパソコンは以前から欲しかったのです…。これを旅行やツアー時に持っていって、現地でブログの記事を書き上げるかどうかは別にして、まずは扱いに慣れたいと思う今日この頃でした。とりあえず、これで既存のデスクトップのパソコンは安心して修理に出せそうですね。

テーマ:伝えたいこと - ジャンル:日記



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

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