竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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もう2008年の夏休みも…
 終わってしまいますね…。そして…変な天気が続いてますね。

   こんな写真、前にも撮ったような…(笑)

 なんか、まだまだやり残した事があったような気もするのですが…どうなんでしょう。これは夏休みに限った事ではないのかもしれませんが(元々、自分に夏休みになんて、あって無いものですしね…)、やはり日々音楽を続けていかなくては駄目なようです。…てなわけで、来月からも頑張っていこうというお話し…(笑)。
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テーマ:ひとりごと - ジャンル:日記

自分名義ライブ13回目
 本日は本当にお足元が悪い中と言いますか、ライブにお越し頂きありがとうございました。最近は概ね月1回のペースで行っている自分名義のピアノトリオのライブですが、いつも天候にあまり恵まれていない(今日なんか、雷が空を舞ってましたしね…)のは気のせいでしょうか…。まあそれは置いといて(笑)、今回は結構特殊な雰囲気のライブになったと思っています。
 今回のライブは、先月行ったパリ旅行〔旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)参照〕を意識したというか、フランスのテイスト溢れるライブを目指して臨んでみました。フランスのテイスト…というと、一緒くたに言うのは大変難しいのですが(この“テイスト”というのが重要なのです…)、その中でも自分の好きなピアニストであるミシェル・ペトルチアーニという存在は〔好きなCD紹介 2.参照〕は大変参考になりました。彼自身がフランス人なので、その血もあるのかと思うのですが、彼のオリジナル曲にしても演奏にしても、いわゆる普通のジャズとは一線を賀していて、そこが魅力的だとも思うのです。
 ただ、それを単純に目指しても難しいだけなので、自分なりと言いますか、まずはフランス的な雰囲気を楽しんで貰えたら良いかなと思っていました。…という事で、今回はミシェル・ペトルチアーニの曲を2曲ほど演奏させて頂きましたが、その中の1曲は久しぶりに演奏した“Night Sun in Blois”でした。これはフランスの旅日記を見て頂ければ分かるように、実際ブロワ(Blois)という街に行ってきたばかりなので、また特別な思いで演奏する事が出来たと思います。ピアノに向かうと同時に、ブロワの情景が蘇ってくる…とでも言いましょうか。そうすると、その情景から演奏にも繋げていく事ができて面白くなるのですが、更にその演奏した音から、よりブロワの風景を思い出すようにもなり、、、これこそ相乗効果なのだと思いましたね。自分でも、あの時旅を楽んでいた感じを思い起こす事が出来たので、本当にやって良かったのだと思ったものです。
 そして、実は今回は、既存の曲をアレンジして演奏した曲が多かった日でもありました…。まずはビートルズの“Norwegian Wood”、そして、フランスを意識してみた曲、“Gymnopedie No.1”と“Autumn Leaves”です。これらは原曲の特徴を残しつつも、大胆なアレンジを施させて貰いまして、なかなか面白い仕上がりになったと思います。またこういった部分でも挑戦していきたいですね。
 これらに自分のオリジナル曲を混ぜていった感じですが、中でも自分の曲である“Water Lily”は、これもパリに行ってきた際に本物を見てきて、その後のライブでもあるので(この“Water Lily”という曲は、フランスの画家であるモネの同作品にインスピレーションを受けて書いた曲でもあるのです)、これも特別な思いで演奏出来たと思いました。やはり、ヨーロッパという場所に対して、自分の思うところは相当なものがあるのでしょう…。

 演奏に関しては常に楽しくでき、やはり自分自身でもこのピアノトリオが好きなのだと改めて感じましたね。良くも悪くも、演奏内で会話が出来ているのです。もちろん、それが噛み合わない事も無くは無いのですが、“会話”という概念に関しては気を遣わなくて良い相手でもあり、素直な自分の意思が伝えられる環境というのは嬉しい限りでもあるのです。

   演奏後の写真ですが、若干自分も入ってしまってますね(笑)   ここもまた美味しいお店でした♪

 この勢いで、今年の残りを突っ走っていきたいものです。次回ライブは10月3日(金)で、また同じ場所である外苑前 Z・imagine ですが、これからも攻めの姿勢で演奏していきたいと思いますので、今後ともどうぞよろしくお願いします(今回のラーメン屋は、新宿三丁目に位置する“桜吹雪が風に舞う”というお店でした)!


    ●今回のセットリストです!

・1ステージ 1、Morning in Trastevere(オリジナル)
         2、Besame Mucho
         3、Home
         4、Gymnopedie No.1
         5、Fingers Dance(オリジナル)

・2ステージ 1、Night Sun in Blois(ピアノソロ)
         2、Guernica(オリジナル)
         3、Norwegian Wood
         4、Water Lily(オリジナル)
         5、Autumn Leaves

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008年9月のライブスケジュール
 もうスケジュールの記事も9月を迎える事になりましたが、これで夏も終わってしまうのでしょうか…。まだまだ外は暑かったりしますが、雨が降った後の気温は涼しかったりもしますし、少しずつ季節も変わっていているのかもしれません。そんな中、自分は変わらずライブをやっていますので(笑)、どうぞ足をお運び下さいませ!


     ●9月2日(火)渋谷 Gig-Antic
Open…18:00~、Start…18:30~、自分達の出番は21:10~、
Charge…前売り1500円、当日1800円(ドリンク別)
Member…(Vo)川上彬子、(G)大浦佑、(Key)竹内大輔、(B)小松崎健太、(Ds)木村創生

 個人的には久しぶりに、そしてこのバンドでは初めて出演する場所でのライブです。このお店で行われる
 イベントでの参加という形で出演しますが、自分は川上さんと一緒に演奏するのは久しぶりでもあるので、
 何だか楽しみにしています(笑)。最近は、既存の曲に色々アレンジ等を加えたりもしているので、また
 違った雰囲気が見出せるのではないかと思います。ここでも川上さんは酒を片手に歌うのか…必見です!


     ●9月3日(水)、24日(水)五反田 Rocky
1st.…19:30~、2nd.…20:50~、3rd.…22:10~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…≪黄門御一行様≫(Vo)恭子、(Keys)竹内大輔、
       (B)植木宏之、(G)坂上真一、(Ds)中武誠二

 毎月お馴染みの黄門御一行バンド、今月は2回やらせて頂きます。最近、日本語の曲を多く取り上げて
 きていますが、毎回ライブがあるごとに新曲を持ってくるスタンスは凄いと思います。もちろん、ステージの
 雰囲気は緩いのですけど、そこには音楽を心から楽しんでいる姿が窺えるかのようです。また、最近は
 自分のコーナーも出来てますし、更にバラエティに富んだ黄門御一行バンドをお楽しみ頂けるかと思います。


     ●9月6日(土)、7日(日)松島(宮城)円通院
Start…恐らく19:00~、
Charge…15000円(料理、飲み物、拝観料込み)
Member…(Ocarina,Sax)高木陽光、(Key)竹内大輔、(B)池田暢夫

 日本三景の1つである宮城県の松島ですが、ここには伊達正宗ゆかりの瑞巌寺というお寺があり、その
 山内にある円通院「大悲亭」にて、このメンバーで演奏を行います。主催は、伊達精進懐石料理『雲外
 という所が行っており、料理を楽しみながら音楽を聴く…という感じになるそうです。ここでは毎年1回、
 色々な形でのイベントを行っており、それこそ過去に“能”とか“弾き語り”とかもあったようですが、今回は
 “オカリナとサックスの調べ”?という事で、自分達がバンド演奏という形で出演させて頂く事になりました。
 寺の中での演奏という事で(おそらく野外)、どうなるのか正直不安な部分もありますが、曲も色々と
 用意していますので、楽しんで出来たらと思いますね。皆さんとの一体感を目指したいところです♪


     ●9月9日(火)、12日(金)、18日(木)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member…(Vo)山崎信子(9日、18日のみ)、(Vo)東野泰人(12日のみ)、
       (Vo,As)加地直子(9日、12日のみ)、(G)松下譲次、(Key)竹内大輔

 今月は3回演奏させて頂く玄ですが、なんと今月はお店の5周年を迎える時期にあたるらしく、特に
 5日(金)~12日(金)は期間限定料金を設けるなど、特別の期間と捉えて営業するそうです(HP参照)。
 最近の玄は新しいミュージシャンも増え、それらの組み合わせも色々変えていくなど、色々と新しい
 試みが行われています。5周年という時期を、単なる通過点だけにしたくないという感じでしょうか…。
 こちらも精一杯協力させて頂きます!…まずはこの5周年記念期間ライブを乗り切っていきましょう♪


     ●9月10日(水)六本木 Izumi
Open…19:00~、Start…20:00~、
Charge…3000円(+サービス料10%+消費税5%)(他にレディース・セットもあり)
Member…(Vo)浅田尚美、(Vo)門馬瑠依、(Pf)竹内大輔

 初めての場所で、初めての方々との演奏を行います。ボーカルの方が2人いますが、恐らく交代交代で
 歌うのだと思います。お店は地下にあり、六本木の喧騒を忘れさせてくれるような、落ち着いた雰囲気を
 味わう事が出来ます。ここではお客さんも歌う事が可能なのだそうで、そんな方も是非お待ちしております!


     ●9月13日(土)東大和市 Cafe Bar 空 Coo
Start…20:00~(恐らくアバウト…笑)
Charge…2500円(ドリンク別)
Member……(Vo)桜井りこ、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 お馴染みと言って良いのかどうか分かりませんが(笑)、ボーカルの桜井りこさんの主催するライブに
 出演します。しかも、今回は自分のピアノトリオのメンバーを引き連れて臨みます。ライブ時間自体は
 そんなに長くないのですが、この際もう、自分達らしさを出しまくって演奏したいと思います。ここも雰囲気は
 緩い所ではあるので、堅苦しく無く、取り合えず楽しめれば良いかなという感じで…よろしくお願いします。


     ●9月14日(日)品川ホテルパシフィック東京『ブルーパシフィック』
1st…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…1050円+Order
Member…(Vo)ナオキ、(Pf)竹内大輔

 久しぶりにナオキさん(ここでは Na-Key さん)とデュオ演奏をやらせて頂きます。ナオキさんと一緒にやる
 演奏は、こういう場所だからこそですが有名な曲が多く、本当に誰もが楽しめる空間を作り出してくれて
 いると思います。しかも、常にオリジナリティが満載で、更には即興性の強い事も行っていますから、実は
 毎回の演奏がとても新鮮で、その分遣り甲斐もあるのが魅力です。この日も目一杯楽しんできます!


     ●9月19日(金)表参道 Uncle Hat
Open…Bar Time は18:00~、1st.…20:30~、2nd.…21:30~、3rd…22:30~、
Charge…特に無いようですが、要注文だと思います。
Member…(Vo)飯島志帆、(Pf)竹内大輔

 8月に引き続き、9月も表参道のバーにて出演させて頂きます。結構雰囲気の良い所で、グランドピアノが
 白色というのがまたお洒落?です。客席からは、開放感のある窓のお陰で夜景も存分に楽しめ、正に
 大人の空間に支配されている場所でもあります。ここでの自分は、如何に雰囲気に溶け込めるか…ですね。


     ●9月21日(日)吉祥寺 Meg
Open…12:00~、Start…19:30~3ステージ
Charge…2000円(ドリンク別)
Member……(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(B)村田博、(Ds)佐々木俊之

 このメンバーでのライブも、そろそろ恒例化してきているのではないでしょうか。フルートの西仲さんが
 リーダーを務めるカルテット編成でのライブで、ジャズを中心に演奏していきます。今度は場所を吉祥に
 移してのライブですが、前の時とはまた違った雰囲気で、こちらも楽しめそうな気がします。ここは、
 ジャズ喫茶としても有名なお店ではありますが、よく考えたら自分は、今回が初めて演奏する場所でも
 あります。お店の雰囲気も楽しみつつ、そして演奏にも良い影響が出れば良いなと思いますね。


     ●9月22日(月)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Vib)阿見紀代子

 西仲さんとは2日連続の共演になりますが(今、改めて気付きました…笑)、こちらはお馴染みの
 銀座 Ami's Bar にてです。基本的にはフルートとピアノのデュオ演奏となるので(ビブラフォンは…
 まあ気紛れ的な…笑)、前日のライブとはまた違った内容のものになるのではないかと思います。
 ここでは、デュオ(ビブラフォンとピアノ…という組み合わせも含めて)だからこそ出来る演奏というのを
 目指して、1音1音逃さず、神経を尖らせていく感じで臨みたいと思います。これもまた楽しいのですが…。


     ●9月26日(金)五香(松戸)慎家
住所…千葉県松戸市金ケ作419-40 電話…047-383-6002‎
Open…18:00~、Start…18:30頃~
Charge…詳細不明
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Perc)伊藤樹明

 さばいばる伊藤さんのお姉さんが経営している居酒屋“慎家”ですが、今回自分も久しぶりに出演させて
 頂きます。ここは、伊藤さんが“弟”的に感じになっているのが見所でもあるのですが(笑)、地元の方と
 一緒に楽しむライブという雰囲気にもなっており、楽しく演奏出来たのを覚えています。今回もあの時の
 ような、アットホームな空間が作り出せればと思いますね。気軽にお越し頂ければ…と思います!
 そして、スケジュールには載せていませんが、この日の次の日は、千葉県の柏にて、伊藤さんの高校の
 同窓会の演奏が、そして更に次の日は、京都でプライベート・パーティーの演奏という事で、実は
 この3人で3日間を共にする事になっています。…慌しいですが、頑張ってやっていきたいですね。


   良い子は真似しないように!

 以上が9月のスケジュールになりますが、この月は自分のピアノトリオのライブは行いません(桜井りこさんのライブでは、バックで演奏メンバーとして3人で出演しますが…)。その代わりと言っては何ですが、この記事を書いている今日が、そのライブの日でもあります(笑)。…という事で、こちらにも是非足を運んで頂けたらと嬉しい限りです(外苑前 Z・imagine のHP)。最近パリを旅行してきた事ですし、この際フランス色に染めたライブにしようと思っている次第です(写真は見ての通り、真面目なリハーサルの風景です…笑)!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

ポ~ニョポ~ニョポニョ♪
 遅ればせながら、見てきてしまいました…『崖の上のポニョ』。映画が公開されてから、色々なところでの批評が飛び交っていましたが、個人的には素直にポニョが可愛く思え、とにかくポニョ自身が動いているのをスクリーンで見られたから楽しかった…という感じでした(笑)。

   パンフレットは600円也(笑)

 もちろんジブリ映画なので、どうしても各シーンで深読みをしてしまったりするのですが、ここは素直に見て癒されるのが良いのかもしれません。しかし、あのポニョの妹達のインパクトが個人的にはツボでした…(笑)。

 子供向けと言われている『崖の上のポニョ』ですが、何となく自分は『となりのトトロ』を髣髴とさせるような感じでもありましたね。あれもあれで、よく考え付いたキャラクターだと思いますし…。…と、何だかトトロの事を書いていたら、無性に『となりのトトロ』が見たくなってきてしまいました(笑)。あの映画の中に入っている“風のとおり道”という曲…。あれが個人的に、ジブリ・シリーズの中で一番好きな曲でもあるのです。

 ☆崖の上のポニョのHP…http://www.ghibli.jp/ponyo/

テーマ:崖の上のポニョ - ジャンル:映画

旅日記 23.(フランス、パリ編…2008.7.23~7.29)≪まだ途中です!≫
 旅行を終えてから1ヶ月が経とうとしていますが、7月の末に訪れたフランスのパリの旅日記に取り掛かりたいと思います。今回は基本的に1都市、パリのみで、他に主要な都市には行きませんでした。今年の夏も1週間の休みが取れたので、1都市に1週間というのは贅沢な気もしますが、何しろパリは見所の多い街です。むしろ、1週間では足りないくらいだろうと思っていました。
 ところで、自分にとってパリは初めて訪れる所ではありません。2002年の3月に1度行っており、今回は2回目で6年振りという事になりますが、実は最初に訪れた時は、パリ自体をそんなに探索していなく、ヴェルサイユやモン・サン・ミッシェル等、どちらかと言うとパリを拠点に色々回っていたという感じでした。…なので、1度行った事があるにしてはパリの印象は薄く、だからこそ今回は基本的なパリの部分を見たいという思いが強くありました。
 故に、今回の旅行はかなりベタなものになっていると思います(笑)。凱旋門やエッフェル塔、ルーブル美術館やノートルダム寺院等、本当にヨーロッパ初心者のような回り方をしてしまいましたが、まずは基本があってこその探索です。今回でパリの主な場所は網羅できたような気がしました。もちろん、その状況でも自分なりの探索は忘れずに、この旅日記でも生かしたいと思います。それではどうぞご覧下さいませ!


 ●パリ行きはやはりエール・フランス航空で…

 今回のパリ行きの航空券ですが、“パリ”を楽しむなら、やはり本国の航空会社、エール・フランス航空(以下、エール・フランス)を選ぶのがベストだと思います。日本からパリまで直行便という利点はもちろんですが、機内に入った時からフランス気分を味わえるのが、やはり一番選びたかったポイントだと思います。
 エール・フランスは、日本に就航している外資系の航空会社としては、抜群の知名度を持っているのではないでしょうか。実際、世界を代表する航空会社には間違い無く、現在はオランダのKLMオランダ航空と共にヨーロッパ最大の航空会社グループ、“エール・フランスKLM”を形成していて(…それぞれのブランドは継続)、グループのマーケット・シェアはヨーロッパ内で1位、グループの総売り上げに関しては世界第1位の実績を誇っています。
 日本への乗り入れも古く、それは1952年にまで遡る(!)ので、日本を意識したサービスもお手の物という感じでしょうか。とにかく、フレンチ・エッセンスが随所に施され、世界的にもファンも多いエアラインでもあります。このエール・フランスは、今回の目的地がパリだからこそ選びたい航空会社でもあり、今回の航空券選びにはそれ程迷いは無かったように思います。

   細長い機体には白の塗装がよく似合う、エールフランス航空…成田空港にて、帰国時に撮影(ボーイング777-300ER)   このまま持ち帰っても(たぶん)オーケーです

 今回は初めての搭乗となりましたが、真っ白の機体塗装にトリコロールのカラー(尾翼部)はよく映え、もう既にフレンチセンスに魅了されているような気がします。機内のクラス分けがまた特徴的で、もちろん自分はエコノミークラスなのですが、エール・フランスではこのクラスの事を“テンポ”と名付けています。ちなみにファーストクラスは“エアパス・プルミエール”、ビジネスクラスは“エアパス・アフェール”となっているのですが、このフランス語の響きがまた良いのでしょうね。また、客室乗務員は“オテス”、または“スチュワード”と呼ばれていますが、日本人乗務員も常時3~4人は乗務しているので、言葉の心配は無いと言って良いと思います。
 フランスの航空会社だけに、機内食は必然的に楽しみになってきてしまいますが、エール・フランスはその期待を裏切りませんでした。まずメニュー・カードですが、これが相当お洒落で、右上写真のように“ポストカード風”になっていました。普通だったら何の変哲も無い紙に、ただ書かれているだけでしょう…。また、エコノミークラスでもシャンパンのサービスがあり(もちろん、ワインも豊富です)、パンはもちろんフランスパン。また、長距離便という事もあってか、セルフサービス・ブッフェ(飲み物や軽食等が常備)も全クラスで用意されているのです。

   自分はワインを頼みましたが、シャンパンもオーダー可能です   幻想的な光景です

 このように、サービス面だけで見ても乗ってみたくなるエアラインではあるのですが、実は今回、選択の基準にあたって、もう1つ決定的だった事項があります。それはエール・フランスは、日本からヨーロッパ行きの唯一の深夜便を設定しているという事です。
 日本からヨーロッパに直行便を運航している会社は沢山ありますが、そのスケジュールの殆どは、日本を午前中か昼頃に出発し、現地に夕方か夜に着くというパターンです。ところで、現在日本線を1日に2本以上運航しているヨーロッパの航空会社というと、イギリスのブリテッィシュ・エアウェイズ、ドイツのルフトハンザ・ドイツ航空〔旅日記 15.(イタリア、ローマ・フィレンツェ編…2007.7.21~7.27)参照〕、そしてエール・フランスの3社ですが、その飛ばし方は3社3様です。
 ブリテッィシュ・エアウェイズは昼間にロンドン行きを1時間半程の間隔で2本運航し、ルフトハンザ・ドイツ航空は1便はフランクフルト、もう1便はドイツ2番目の主要空港ミュンヘンへと運航、そしてエール・フランスは1便は昼間のパリ行き、そしてもう1便は夜行のパリ行き…と言うように、異なる時間帯に2便運航しています(また、週6便の運航ですが、朝発のパリ行きも設定されています)。
 以前、飛行機の性能的に、ヨーロッパへの直行便が無かった時代は、北アメリカのアンカレッジ経由やアジア経由などで、基本的には日本を夕方以降に経って、現地に朝着くというスケジュールでした。今では時間の掛かる経由便は無くなり、飛行機の運航時間帯も、朝発、夕方着がメインとなってしまいましたが、エール・フランスはあえて2便目は夜行便のままで残したのです。独創的なエール・フランスらしい運航方法…とも言われたものでしたが、今回自分はこれに相当救われたのです。
 今回の出発日は7月の23日でしたが、実はこの日の昼間にちょっとした用事があり、もしかしたら出発は次の日の24日になる可能性もあったのです…。しかし、時間を効率的に使えるという意味では、成田を夜21:55に出発するエール・フランスの夜行便は強い味方でした。用事のある日と同じ23日の出発なので、慌しいと言えば慌しかったですが、現地パリには朝4:15に着いてしまうので、その日を丸々観光に充てる事も出来ます。次の日の、例えば朝発の便だったとしても、現地到着は16:10…。空港から市内に行って、ホテルに荷物を置いて…、その日は夕食ぐらいしか楽しむ事は出来ないかもしれません。
 帰りも夜行便だったので、故に今回の行程は4泊7日という強行軍だったのですが、少ない日程で沢山楽しむには不可欠の便でもあったのです。その代わり、実質5日間の滞在期間も得られ、それなりに有効活用出来たとも思います。また、行きの便は深夜の時間帯ゆえ、常に外は真っ暗…という感じだと思ったのですが、ヨーロッパへの便は北極圏を通るルートでもあるので、夏のこの時期には、薄っすらと明るくなる機窓を望む事も出来ます。太陽が出そうで出ないまま、また真っ暗に戻るという感じなのですが、こんな光景も夏のこの時期のヨーロッパ行きの夜行便だからこそ体験出来るのです。
 座席には、エコノミークラスでもそれぞれに個人モニターが付いており、映画やゲーム、エンルート等、これならヨーロッパ行きの長いフライトでも退屈知らずです。実際、自分の乗った便はパリまで約13時間という長丁場のフライトでしたが、外の眺めも相まって、そんなに大変な感じはしませんでした…。旅の思い出を“より”良くする為にも、パリへのフライトはエール・フランスで決まり!なのかもしれません。


 ●パリの初日は、念願のブロワへ…

 エール・フランスで快適な空の旅を終え、まだ寝静まっているパリのシャルル・ド・ゴール空港に到着したのは、10分遅れの4:25でした。…実はこの時から、この日の慌しい1日は始まっていました…。
 パリの初日、長いフライト後の丸1日という時間でもあるので、この日どのように過ごすかは大変重要な事だと思っていました。市内散策といっても、いくら何でも早すぎますし、その前に身体がもたないかもしれません。そこで考えたのが、パリから割りと近場の地方に行くという事でした。これなら時間も有効的に使えますし、移動の時間に体力を温存しておく事も出来ます。
 そして向かう先は、ルネッサンス期にかけて建てられた古城の数々が残るロワール地方、その中でもブロワという町に行く事に決めました。この場所の選定理由は後に話しますが、パリからは列車で約2時間の距離にあり、その為にはパリのオステルリッツ(Gare d' Austerlitz)駅を7:22に出発する列車に乗れば良いというのも調べてきてました。時間的には余裕がありそうでしたが、自分はこの時スーツケースを抱えている身だったので、いったんホテルに荷物も置いておきたいところです。故に、これから分刻みのスケジュールが始まりました。
 パリの空港で4時台という時間帯は、交通機関はタクシーを除いて殆ど動いていません。パリ市内までの移動は恐らくバスが最もポピュラーだと思うのですが、それは6:00くらいにならないと動き始めないのです。
 ここで移動手段として出てくるのが、高速郊外鉄道、RER(これで“エル・ウー・エル”と読みます)です。始発は4:56発と、公共交通機関では最も早く、パリ市内の主要駅である北駅(Gare de Nord)まで約30分で着けてしまいます。また、値段も空港バスの15€(約2500円)に比べると、8,4€(約1400円)と安いのが嬉しいところです。
 しかしこのRERなのですが、空港から出ているB線は、あまり治安が良くないという評判をよく耳にします。これはパリ市内までの沿線が、わりと低所得者層の住んでいる地域を通ったり、市内側の主要駅である北駅自体が黒人の多い地域でもある…等という背景があるからだとも思いますが、実際、どのガイドブックを見ても、RERは早朝、深夜の時間帯は避けて利用するのが賢明…と載っていたりします。

   RER駅構内は、若干薄暗いです…   RERの車内…意外とポップな感じ?

 …とは言え、ここで引き下がるわけにはいきません。バスが発着する6:00まで待つわけにもいかず、かと言ってタクシー利用では、パリ市内まで行くのに軽く50€(約8500円)を超えてしまいます。また、前回パリに来た時にRERは何度か乗っていたので、ある程度の経験はしていたつもりです。細心の注意を払っていれば大丈夫だと思い、意を決してRERの改札に向かいました。
 ただ、予想以上に空港ゲートからRER乗り場までは歩かされ、しかも切符売り場には駅員がいないという始末でした。…というか、駅自体に係員が誰もいないのですが、これで大丈夫なのでしょうか。そして自動券売機はあるものの、そのどれもがコインかクレジットカードしか使えません。フランスに入国したばかりのこの時点でコインが8,4€分も持っている筈が無く、仕方なくカードで切符を購入しました。ただ、これも操作に若干手間取り、結局は4:56発の電車はタッチの差で乗る事が出来ませんでした。まあ次の電車は15分後だったので、そんなに時間のロスにはなりませんでしたが、いきなりフランスの洗礼を浴びた感じでもありましたね…。
 さて、気になるRERの治安状況ですが、確かにあまり良い雰囲気とは言い難いものがありました。時間帯が時間帯だけに、空港から乗る人の中に旅行者はそんなにいなく(逆に何の用で乗っているのかと思われる客も…)、途中の駅から乗ってくる人が殆どという感じでしたが、最初の10分間は、白人よりは黒人が多いという状況が続いていました。しかも、大体その中に1人くらいは不可思議な行動を取る者がいるもので(窓を開けて、外に向かって何か叫んでいたり…笑)、それは気が気ではなかったのですが、やがて白人のおばさんとかが乗ってくると、何となく安心できる気持ちにもなりました。結論としては、人が多い(なるべく白人系?)車両を選んで乗れば問題は無い…という感じでしょうか。個人的には、前に行ったニューヨーク〔旅日記 20.(アメリカ、ニューヨーク編…2008.3.5~3.14)〕の地下鉄の、ハーレム付近の雰囲気に近いものを感じましたが、後は個人の見解に任せる…といった感じですね(笑)。この時乗った列車は、途中から急行運転になっていましたが、日中は空港駅~北駅間がノンストップという列車もあり、こちらならより安心だと思われます。ある意味印象に残った、早朝のRER体験でもありました。

 さて、北駅に着いてからはタクシーでホテルまで移動します。パリ市内はメトロ(地下鉄)が網羅していますが、施設が古いのでスーツケースを持っての移動はあまり勧められません。とりあえずは時間、体力が優先という事で、北駅からホテルまではタクシーで、そこからオステルリッツ駅まではメトロで移動しました。パリ北駅に着いたのが5:40で、タクシーに乗ってホテルに着いたのが6:10。荷物を置いてメトロに乗り、オステルリッツ駅には6:45くらいに着く事が出来ました。着いてみればかなりの余裕があったのですが、パリに着いて最初の難関とも思っていたので、無事にここまで辿り着けて、まずはホッとしたのを覚えています。

   国鉄の駅を、メトロが突き抜けている構造です   ヨーロッパらしい立派なターミナル駅ですが、パリのターミナル駅としては、小さめの部類に入ると思います

 切符をブロワまで買い、いざプラットホームへ…。もちろん車内用として、ジュースやパン類の購入も忘れてはなりません。RER以外のパリの近郊線というと、駅構内に改札は無いのが普通で、乗客はホームの脇にある刻印機で日付を刻印しなければならないのですが(これをやらないと、検札の時に罰金の対象になったりします)、これはヨーロッパ各国の鉄道ではよくある風景なので、もう慣れたものです。車内へ乗り込み、ブロワまでの道中をゆっくりと楽しみました。
 フランスという国は、パリ以外の所は全て田舎…とまで言われてしまっていますが、実際それは確かにそうで、オステルリッツ駅を出てから20分くらい経つと、もう既に車窓は小麦畑一色…という感じになってしまいました…。所々に町があっては駅もあるのですが、それを過ぎるとまた畑です…。特に起伏があるような土地でもなく、予想以上に単調な車窓ではありましたが、何故か今はそれが心地よくも思えました。少しは眠った方が良いかなとも思いましたが、一睡もする事なく、ブロワ駅には8:58、定刻に到着しました。

   ヨーロッパでは、コンパートメント・タイプの車両も多いです   パリの市街地を抜けると、車窓は大体こんな感じ…

 ブロワは、中世ヨーロッパの面影が今でも残っている町で、ロワール古城巡りの拠点としても利用できる場所でもあります。実は古城巡りといっても色々で、それは、城自体が広範囲で各地に点在しているからなのですが、その中からブロワを拠点として選んだのは理由があります。
 自分の好きなフランス人のジャズのピアニストで、ミシェル・ペトルチアーニという人がいるのですが(もう既に亡くなってしまっていますが)〔好きなCD紹介 2.参照〕、その人の曲で、“Trilogy in Blois”という作品があります。“Trilogy”は三部作という意味、“Blois”がブロワと読むので、要は“ブロワ三部曲”という事なのですが、実際作品は大きく3つに分かれており、Morning Sun、Noon Sun、Night Sun in Blois…というメドレー演奏になっています(CDによっては、これらから1曲だけ演奏している事もあります)。
 この演奏、そして曲自体が個人的に凄く好きで、最初は“Blois”の読み方すら分からなかったのですが(笑)、後にブロワという町と判明し、しかもパリから約2時間弱で辿り着き、古城巡りの拠点としても使えるとガイドブックには書いてあるではないですか…。いつか行きたい場所だとは思っていましたが、行くのには今がチャンスと思うのも当然だと言えるでしょう。曲のタイトルに思いを馳せ、その地を訪れたいという気持ちが芽生えても、今回のように実現まで至ってしまったのは初めてで、自分でもその行動力に驚きましたが、実際自分は今ブロワという町に降り立っているのです。何だか、非現実と現実の境目にいるような、変な気分でしたね…。それでも、一時一時は大事にしたいという思いは消える事はありませんでした。

   ブロワ駅に到着…右が今回利用したツアー用(?)のバスです   のどかな風景を走ります

 ブロワの街を探索する…という目的もありましたが、とりあえずは古城巡りをスタートさせる事にしました。普通は古城巡りというと、パリ発のツアーに参加するのが一般的なようですが、値段が高いのと、お目当ての城に上手い具合に見学が出来なかったりして(時間の制約もありますし)、ここは個人で行ってみたいところでした。幸いブロワの駅からは、シャンボール城、シュヴェルニー城、ブロワ城を経由してブロワ駅まで戻ってくるというバスが運行されており、これを利用しない手はありませんでした。
 バスの本数は限りがあるのですが、それぞれのお城で2時間~2時間半くらい見学できるようにダイヤが設定されていて、それはバス会社のHPからも確認が出来るので(こちらを参照)、予定は日本を経つ前にも立てられるのです。料金は、そのバスが1日乗り放題で11,49€(約1950円)で、チケットの半券を見せれば、それぞれのお城の入場に割引が適用されるという優れものです。ついでに、バスのスケジュールを見れば若干予想できる?ように、このバスは1人の運転士で全ての便を回しているようで、古城を周遊中、運転士(体格の良いおばちゃんだったのは、さすがはヨーロッパ?)何度も顔を合わすのは一興でした(笑)。
 このバスの運行は夏季期間中のみ(今年は5月12日~8月31日)となっていますが、時期さえ合えば積極的に利用したいバスでしたね。自分が利用した時は、平日ともあってか5人くらいしか乗客はいなく、便によっては他に乗客がいない事もしばしばで、すぐに運転士と顔見知りになってしまいました。最後の乗車時には「このノートに感想を書いてって!」とノートを渡され、そこにはバスを利用した、それこそ世界中の人達からの書置きが綴られていたのには驚きました。便利さと同時に、アットホームさを感じたバスでもあったように思いました。

   御伽の国に来たかのようなシーンですね   太陽の照り付けが眩しいシャンボール城

 さて、行った順に紹介していくと、これがまずシャンボール城です。周囲は広大な森に囲まれ(ソローニュの森と呼ばれていて、広さはパリ市と同じ面積を持つのだとか)、16世紀初頭に、この森を狩り場としたフランソワ1世により、25年の歳月をかけて建てられたのだそうです。尖塔が目立ちますが、これらは全て煙突で、その数は何と365を数えます。この城全体の優美な姿からも、フランス・ルネッサンスの華と言って良いとも思いますね。

   城の中心部にある2重螺旋階段は必見です   狩猟の盛んな一家だったという事が伺えるというものです

   尖搭が皆個性的ですね   バスは写真右上から手前側に走ってきました

 お城の周りには、このような売店も建ち並んでいて、その雰囲気からも、改めて自分はフランスに来ているのだと実感させられました。日本人もたまに見かけましたが、その殆どはパリ発の日本語バス・ツアーで来ているようでした。海外での観光地を見学する時の極意として、こういった日本語ツアーの集団の近くにいて、説明を盗み聞きする…というのは内緒です(笑)。

   ついつい立ち寄りたくなってしまいますね

 シャンボール城には2時間程の滞在で、同じバスで次なる目的地へと向かいました。この辺りのバスの車窓といったら、本当にもう田舎という感じで、田園風景の中に、たまにヨーロッパらしい家だか小屋だかがポツンと存在しているという状況が続きます。しかし、この何とも言えない落ち着く雰囲気がたまりません…。

   左右対称の端正な姿が印象的なシュヴェルニー城   こちらは別館で、現在はお土産屋になっています

 次に寄ったのはシュヴェルニー城です。1634年にシュヴェルニー伯爵によって建設されて以来、今も同一家系が住んでいるという城で、さすがに見学できる建物とは別の建物に住んでいるとは思うのですが、部屋に掛けられていた家族の写真などを見ると、未だ人の温もりは残っているという感じがしました。あまり大きくはない城ですが、美しさに関しては特に際立っているような気もしましたね。ついでに、この城の内部は撮影禁止でした…。

   周囲にはラベンダーも咲いていました   シュヴェルニー付近の街並み…これでもメインストリートです

 ここでは2時間半程の時間があったので、城周辺にあった町並みも見つつ、散歩してみたりしました。それは小さな町でしたが、雰囲気は素晴らしかったです。こういった町がフランスでは普通に存在していると思うと、改めてフランスという国の魅力の深さを感じたものです。小さいながらも、町1つ1つに主張があるんですよね。

   重厚な感じのブロワ城   増築されていった様子がよく分かります

 最後に訪れたのが、ブロワの駅からも歩いて行ける距離にある、その名もブロワ城です。ここは、今までの2つの城とは違って重厚な雰囲気が漂っていましたが、それもその筈で、14世紀末にルイ12世が即位して以来100年間、王宮として栄えたという歴史が残っているのです。また、この城は中庭を囲むようにして建物が建てられているのですが、時期によって増築を繰り返し行っていた為に、その中庭に立つと、13~17世紀の建築様式の変遷がよく分かるのも面白いところです。ブロワの町自体が中世の面影を残していて雰囲気が良いのですが、この城の存在感はそれに負けないくらいだったと思いましたね。

   城内のステージでは、何か見せ物が行われていました   ブロワ城内部…この他にも色々な部屋があります

   ブロワ城敷地内から見たブロワの街並み   ブロワ城は丘の上に建てられているようです

 結果的にはどこも雰囲気が良く、ヨーロッパの歴史を随所に感じれた1日でもありました。今まで、自分の好きだった曲の1タイトルでしかなかった“ブロワ”というものが、この日をきっかけに急に親近感が湧いてきたというのも収穫と言って良いかもしれません。ここでミシェル・ペトルチアーニは、何を思って曲を作ったのか…。その理念に一歩ぐらいは近付けたと思います。これらの風景を思い出しながら、改めて彼の曲を弾いてみたいですね。

   再度、ブロワ駅にて   帰りに乗った車両は、オープン・タイプの車内でした

 …というわけで、帰りは行きと同じルートでパリ市内に戻ってきました。流石に疲れていたのか、帰りの車内では行きとは全く異なり、爆睡状態でした(笑)。そしてその影響はホテルに戻ってからも持続し、夜の20:00頃、ホテルの部屋に着くなりベッドに横たわり、そのまま就寝へと突入していきました…。こうして、パリに着いて初日の濃い1日は幕を閉じる事になったのでした。
 ついでに、この日の一連の流れを、パリ発のオプショナル・ツアーで申し込むと、日本語ツアーでの相場は大体150€(約25500円)になります(それでいて、現地の城の入場料は基本的には個人持ち…)。日本語でのガイドが付いて、昼食も付いているツアーではありますが、この日掛かったお金というのは、合計100€(約17000円)くらいだったので、やはり個人で行きたいところですね。いま正に“旅”をしているという感覚になれますよ♪


 まだまだ続きます!

テーマ:フランス - ジャンル:旅行

季節の変わり目を感じたツアー
 さばいばる伊藤ユニットによる4日間の関西ツアーを終え、今朝方5:30ぐらいに自宅に帰ってきました。つまりは昨日のライブ後、そのまま車で夜通し走って辿り着いたわけですが、本当にお疲れ様という感じでもありました。
 今回は今月21日(木)に東京を出発し、三ノ宮(神戸)、嵐山(京都)、桃谷(大阪)、甲賀(滋賀)と、全部で4ヶ所でライブをやらせて頂きましたが、晴れの日もあれば雨の日もあり、暑い日もあれば涼しい日もある…と、短い期間で色々な天候を体験したようにも思いました。中には、涼しい…と言うか、むしろ肌寒いような日もあったのが現実で、これは、そろそろ夏という季節が終わりかけているような気分にもさせられ、自宅に戻って来た時には何だかツアー自体が名残惜しくも思ったものです。

   京都の定番のショットですね   標高もそれなりに高いのだと思います

 左上写真の場所は言うまでもないとして(笑)、右上写真はツアー最終日に訪れた、滋賀県の甲賀市(少し町の中心部からは離れています…)にて撮った写真です。もうそろそろ稲刈りを迎える頃でしょうか…。ツアーの最初の頃はとても暑い日々が続いていたものの、この光景を見てしまうと、もう秋はすぐ近くかも…と思ってしまいます(実際この甲賀という所は、夜になると、夏とは思えない涼しさになっていました)。夏の最後の思い出として、大事に残しておきたい風景でもありました。このツアーに関しては、いつもの事ですが(笑)、また日を改めて書き綴りたいと思います!

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

まさかの○○コーナー
 今日はお馴染み、黄門御一行バンドの演奏の日でした。昨年の今頃は、暑さにやられてしまったライブというのもありましたが〔黄門御一行、夏バテ気味!?参照〕、この日は皆さん、元気にお店入りを果たしており、夏バテを吹き飛ばしそうなライブが期待できるというものでした。
 しかし、いつものように緩い現場ではありますので、決して体育系のようなノリにはなりません。…まあ、そこが自分の好みだったりもするのですが…(笑)。

   麻婆豆腐と御飯が別々に出てきたのはポイント高し!

 さて、最近の黄門御一行バンドの傾向として、メンバー1人1人に焦点をあてたコーナーが多く設けられている事が挙げられます。このバンドのメインのボーカルは、もちろん黄門役?の恭子さんなのですが、ベースの植木さんやドラムの誠二さんは1ステージ毎に1曲歌いますし、最近ではギターのシンさんも1日に1曲を担当する事になっています。
 そして、前々回からは自分も1曲担当する事になってしまい〔黄門御一行バンドでインスト演奏?参照〕(歌じゃないですよ)、ここで前代未聞の“インストコーナー”が出来上がってしまったのですが(笑)、もう今ではすっかりお馴染みと化しているのが恐ろしいところでもあります…。
 この図式を見ていると、メインボーカルである恭子さんの枠が少しずつ減っているのが気になります…。現在では1ステージで大体7曲ぐらい用意していく黄門バンドですが、色々な人のコーナーが設けられた結果、恭子さんが担当するのはそのうち約4曲となっております。選曲の時点でそうで、このバンドはご存知のように時間の都合で曲がカットされるくらいですから、恭子さんが歌うのはステージの半分!…という事もよくあるのです。何となく、恭子さんの策略に掛かっている感じもしなくはないですが、本人は生き生きとしておりますので(笑)これで良いのかもしれません…。

 そして、今回はついに、、、

   マスターも交えて和気藹々なステージ(笑)   なかなかキマっています♪

 お店のマスターがステージに立つ事になってしまいました(笑)!

 歌っているのは誠二さんですが(曲は、ザ・スパイダーズの“夕陽が泣いている”です)、その時のギターを担当してくれるという事で、1曲だけ参加してくれたのです。もちろん、今回は特別ゲスト的な扱いでの登場でしたが、恭子さん的には、「このまま“マスターコーナー”も恒例にする?」みたいなスタンスを持っており、今後のライブはどうなってしまうのか、気になる感じではありました。…ますます恭子さんの負担は少なくなってくるばかりですが(笑)、本当に先が読めない黄門御一行バンドを、これからもよろしくお願いします。
 …ついでに、ライブの日取りがバタバタと決まりまして、次回は9月3日(水)ですが、その後9月24日(水)10月16日(木)11月26日(水)12月17日(水)までブッキングしてしまいました(ここまで来ると、あくまでも“予定”としか言えませんが…)。その頃の“コーナー”の状況がどうなっているのか、本当に気になりますね。もしかしたら、お客さんだからと言って、安心してはいられない感じになっているのかもしれませんし…(笑)。

 ☆五反田 Rocky のHP…http://livecafe-rocky.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

表参道 Uncle Hat で演奏
 昨日は、表参道にある Uncle Hat というバーで演奏の仕事をしてきました。このお店は、表参道の駅を降りてすぐ目の前のビル内という、とても便利な場所に位置し、8階、9階という高さにもあるので、青山の夜景を眺めながら音楽が聴け、そしてお酒も楽しむ事が出来るという、なかなかにお洒落な場所でもありました。
 8階、9階と書いたのは、お店が2階構造になっているからですが、ラウンジの席も含めた演奏場所は吹き抜け構造になっており、そのバックには2階部分までガラス張りとなっているので、ラウンジという場所にしては、結構開放的な雰囲気が漂っていました。このお店を訪れたのは初めてでしたが、お店の中に足を踏み入れた瞬間に、日常とは違う空間が広がっているように思ったものです。

   モチーフの帽子のマークが可愛いですね   ラウンジにしては、開放的な雰囲気があります

 そして極めつけの特徴は、ここにはグランドピアノが置いてあるのですが、お店の雰囲気と調和を取るためか、真っ白のピアノでした!…こういったピアノを弾くのは久しぶりでしたが、やはりピアノの色が違うだけで、演奏感覚も異なってくるから不思議です。アメリカよりかは、むしろヨーロッパ的な感覚とでも言いましょうか…。もちろんここでは基本的にジャズを演奏するのですが、弦楽器とかの演奏も似合いそうな、そんな光景をも思い浮かべてしまった程でした。
 さて、この日はボーカルの飯島志帆さんとのデュオ演奏で、飯島さんとは5月の 銀座 Ami's Bar 以来の共演〔Ami's Bar でまた初顔合わせ参照〕、今回で2回目の初顔合わせになります。また、前回はベースが入っていましたが、今回は2人だけなので、デュオという演奏形態では初めての試みともなりました。
 久しぶりの顔合わせという事もあって、最初はお互いに、どんな演奏をする人だったっけ?…という感じにもなりましたが(笑)、静かでゆっくりめの曲、ボサノバの曲などを多用し、雰囲気を思い出しながら演奏していきました。天井が高いので、思い切り響かせても大丈夫なような感じがしてしまうのですが、そこはラウンジ演奏、ペースを守ってゆっくりと演奏していきました。

 この日はお盆明けという事もあってか、そんなにお客さんには恵まれなかったのですが、しっとりとしたお店の雰囲気を感じられたのは良かったです。また、自分としても、お盆明け以降で久しぶりのラウンジ演奏の仕事でもあり、これからまた演奏の日々が始まってくるので、改めて、気を引き締めさせてくれる1日にもなった気がしましたね。…さあ、またこれからも頑張っていきましょう!

 ☆表参道 Uncle Hat のHP…http://www.ramages.co.jp/uncle.html

 ☆飯島志帆さんのHP…http://www.jazztet.com/shiho/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008年度鎌倉花火大会
 今年のお盆中は、自分は殆どと言って良い程どこにも行っていなく、祖母の家に1回帰ったものの、基本的にはリハーサルばかりしていました…(泣)。その中で唯一夏休みらしい事をしたと言えば、花火を見に行った事になるのでしょうか。しかも、自分の中では拘りのある“鎌倉花火大会”です(今年は8月11日でした)。今まで何度となく訪れていて、一昨年にこのブログでも紹介させて頂きましたが〔2006年鎌倉花火大会参照〕(昨年はツアー中で行けませんでした…)、自分では行ける時になるべく行くようにしている花火大会でもありますので、今年はそれが実現して良かったです。

   もう、どこもかしこも人、人、人…

 ここでの花火は海上から打ち上げられ、しかも名物の“水中花火”があるのが特徴です。自分は殆どそれが目的で訪れているようなものですが(笑)、しかも今回はこの花火大会が第60回目を迎えると言うことで、いつもより1000発ほど多い花火が打ち上げられるという情報も掴んでいました。これは、行くしかないと思うのも当然と言えるでしょう…。

   海上から打ち上げられる花火は、本当に美しいです   やはり迫力満点の水中花火!

 そして今回は前回と違い、自分もデジカメ一眼レフ〔デジカメ一眼レフ購入!参照〕持参で、万全の態勢?で望みました。2年越しという強い思いもあり、前以上に綺麗な写真が撮れたと自負しております。花火大会自体は、1時間15分くらいの短い時間ではありましたが、良きお盆の思い出が作れたような気がしました。
 わりと今回は、時間に余裕をもって訪れていたので、食の面でも酒の面でも(笑)ゆっくりと調達する事ができ、それが前回以上に花火大会を楽しめた要因となっていたのかもしれません(いつもは時間ギリギリ到着で、慌てながら花火を見ていた記憶があります)。もちろん、今年の人出もいつも以上で、帰りは相当混んでいましたが、また行きたい花火大会である事に間違いは無かったです♪果たして来年は行けるのでしょうか…?

 ☆鎌倉市観光協会のHP…http://www.kcn-net.org/kamakura/

テーマ:花火 - ジャンル:日記

第1回新港祭り at 横浜 Hey-Joe
 前回の記事から約1週間が経ちましたが、今日からまたブログを書き綴っていきたいと思います。本当に相変わらず暑い日が続いていますが(前回と同じ事を言っている…笑)、皆さんどうぞよろしくお願いします!

 今日は、横浜 Hey-Joe にて、“第1回新港祭り Hey-Joe Presents Special Session”というものに演奏で参加してきました。Generation Gap 等でも、よくライブをやらせて貰っている横浜のライブハウス、Hey-Joe ですが、どうやら今回は、そのお店側が企画したイベントらしいのです。
 Hey-Joe は、新港ビルという建物の地下1階にお店を構えているのですが、そのフロアには他に、数々の美味しいビールが飲める『横濱 Cheers』、本場中国の味が堪能できる『中華ダイニング好鴨』というお店が入っていまして、今回はこれら3店舗が同時に楽しめるようなイベントにするとの事でした。すなわち、酒の『横濱 Cheers』、食の『中華ダイニング好鴨』、そして音楽の『Hey-Joe』という感じでしょうか。チャージ(1ドリンク、1フード付き)を払えば、お店の出入りは自由で、その一環として自分達は、Hey-Joe での音楽演奏を担当するというわけです。こういったイベントは今回初めて行われたのだそうで、色々と不慣れな点は多かったようですが、個人的には楽しい1日を過ごせたと思いました。

   昼の12:00くらいの写真です(笑)…まだまだ先は長い…

 さて、今回そのバンドのリーダーに選ばれたのは、Generation Gap のメンバーである、サックスの副田君です。そして、ギターには彼の盟友?である宮崎大介君を迎え、1日限りのセッションという事でメンバーを集め、皆が横浜に集結したのです。
 ところでお店側からは、場所柄、外人さん達が多く来るかもしれないので、誰もが知っている有名な洋楽の曲をやって欲しいとの事でした。更に言うならば、外人の客を躍らせるぐらいの曲が欲しいと…(笑)。成程、これは面白いライブになりそうです。そこで副田君と宮崎君が協力して選ぶに選んだ曲は、確かに誰もが知っている“超”有名曲ばかりでした。ここまで有名曲ばかりを演奏する機会というのはそうは無いので(しかも、ちゃんとしたバンド編成で)、逆に新鮮なライブになりそうだとも思いましたね。
 やった曲をざっと挙げると、“Superstition(スティービー・ワンダー)”、“What's Going On(マーヴィン・ゲイ)”、“Desperado(イーグルス)”、“Change The World(エリック・クラプトン)”等、まあここまでは他でもよく演奏するのですが、今回は更に、“Thriller(マイケル・ジャクソン)”、“Hotel California(イーグルス)”、そして“Layla(デレク・アンド・ザ・ドミノス…まあ、要はエリック・クラプトン)”まで演奏しました。これらは、自分の大学時代に入っていた軽音楽部でのライブ以来に演奏した曲も何曲かあったので、ついつい懐かしい感じにもなってしまいました。正に青春の音楽達です(笑)。

   自分にとって久々のライブでもあり、楽しかったです   こんなにメジャー曲を披露する事は、そうは無いでしょう

 ライブは2部構成で、最初が13:00~(結局は13:30頃~…)、2回目が17:00~となっていました。ステージの間がかなり空いていたので、その時は流石に暇を持て余してしまいましたが、今日はもう祭りなわけですから、飲んだり食べたりしながらも(もちろん、ここのフロア内で調達です!)過ごす事が出来ました。
 曲も本当に新鮮で、実は“Thriller”とか、弾いていて相当楽しかったです。今時こんなビートの曲とか無いですものね…(笑)。同じ事は個々の楽器陣でも思っていたようで、特にギターの宮崎君に関しては拘りが相当強く、ギターの音色、フレーズから、ほぼ完全コピーで望んできた曲もありました。やはり、有名な曲のフレーズというものは偉大なもので、例えばギターのイントロが出されただけで、かなりのテンションが上がってきてしまいます。まずはコピーから入っていた、学生時代での音楽生活が思い出されるようでした。

 先ほど言ったように、今回お店同士の合同イベントというのは初めてだったせいか、お客さんの入りに関しては若干伸び悩んだところがありました(…というか、外人さんは『横濱 Cheers』の店員さんを除いて1人も来なかったんですけど…笑)。しかし、楽しいイベントだったとは思うので、今後も色々と対策を練って、何らかの形で続けられればと思いますね。演奏する側としても、ここだからこそ生かされる曲というのを探しつつ、またやっていけたらと思います。この日は朝からの長丁場でしたが、皆さんお疲れ様でした!

 ☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008年度暑中見舞い
 本当に暑い毎日が続いていますが、皆様如何お過ごしでしょうか。…と、暑中見舞いらしい一文から始めさせて頂きましたが(笑)、世間はお盆休みに突入しているという事で、このブログも慣例に倣って?お盆休みを取らせて頂きたいと思います…。ブログは休みを取ってこそ、コンスタントに長く続けられるものとも思っていますので、ご理解の程よろしくお願いします。

   日本の代表として、頑張って頂きたいですね!   今回わりと、入場は最初の方でした

 今夏のお盆の時期は、特に遠くに行く予定もないので、オリンピックでも見ながらのんびり(…というわけにもいかないのですが)過ごしたいと思います。写真は北京オリンピックの開会式(再放送)ですが、入場の順序が中国独特で面白かったですね。各国を中国語で表示した時の、1文字目の画数の少ない順…だそうです。故に日本は“以色列(イスラエル)”と”中華台北(台湾)”の間(ここでは繁体字で表記)で、23番目の入場でした。それにしても、各国を中国語で書くとこうなるのかと、色々感心してしまった入場でもありましたね。“瑞典(スウェーデン)”とか、“特立尼達和多巴哥(トリニダード・トバゴ)”とか(笑)…漢字って凄いなと…(笑)。まあ、これらは日本人ならではの感想だとは思いますが…。

 話しが脱線してしまいましたが、皆様健康には気をつけて、また何日後かにお会いしましょう。ではまた!

テーマ:日記というか、雑記というか… - ジャンル:日記

Generation Gap 流、夏のライブ!
 前日の Round1 しかり、激辛ラーメン屋しかり、この日は朝から、腹が痛いだ腰が痛いだの幕開けとなってしまいましたが(笑)、今日は Generation Gap(以下 GG)の夏のライブでした。GG の夏のライブ…というのは何だか新鮮な感じもしましたが、それもその筈、昨年の今頃はちょうど皆でツアーを行っていた頃で〔Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、西日本編(2007.7.28~8.5)参照〕、普通に GG だけでのワンマンライブというのはこの時期行っていなかったのです…。それだけに、今回はメンバーで“夏”を楽しみつつ、ライブも楽しもう!…といった雰囲気でステージを進めていったような気がしました。
 昨日のリハーサルが GG 流なら、この日のライブも GG 流が全面に出せたというか、今回はとても自分達らしいステージが実現できたような気がしました♪…夏気分なのか分かりませんが、皆わりと攻めの方向での演奏でしたし、それでいて合わせる所はしっかり合わせる…という感じがしたのです。これらは、お互いの演奏(つまりは性格)がよく分かってきているからこそ可能なもので、その部分が良いようにライブに映えた結果となったのではないでしょうか。とても楽しい時間が過ごせたと思います。

   これは1ステージ目と2ステージ目の間の写真です   今日の楽屋の風景…何かを練習中?

 今回 GG のライブでは、自分は久しぶりにビールを直前に飲んでから演奏したかもしれません。しかし、今回は吉と出たと言って良いですね。別にお酒の力とかそういうのではなくて、本番前にリーダーの上杉君等と、酒を交わす席にいたのが良かったのだと思います。意外とこういう状況というのは、自分にとって本番に良い影響を齎してくれたりするものなのです。…ついでに、これは1ステージ目と2ステージ目の間にも及びます(笑)。

   写真からも、夏らしさが伝わってきますね   2人羽織り的な何とか…(笑)

 曲面では、前回のライブ〔新生 Generation Gap ?参照〕でも取り上げた新曲を中心に、なんと今回は、前回からサポートで入ってくれたギターリスト、寺岡佑のオリジナル曲までやってしまいました(しかもアンコールで!)。今回の為、しいては GG の為に書き下ろした曲らしく、GG サウンドにギターが初めから加わっているという、新たな側面を感じ取れる曲でもありました。

 前回からギターを加えた8人編成でライブをやっている GG ですが、今後もこのメンバーでライブをやっていこうという風潮は簡単に感じ取れます。…というのも、次回のブッキングを決める際に、8人のスケジュールを合わせてからお店に希望しているからです(笑)。このメンバーでのライブは、まだまだ良くなっていくと思うからこそのブッキングですよね。…という事で、次回のライブは10月9日(木)、同じ場所である横浜 Hey-Joe にて行う予定です。皆様どうぞよろしくお願いします。今日もまたありがとうございました!

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/

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Generation Gap 流、夏のリハーサル
 今日は、8月8日(金)に行われる(もう明日…というか今日ですね)、Generation Gap のライブのリハーサルをやってきました。メンバーが一同に揃うのは前回ライブ以降の事で、この空気感がもはや懐かしい感じに思ってしまいましたが、短い時間ながらも充実したリハーサルでした。是非その模様をご覧下さい!

   自分は釣り針ごと魚に持っていかれました(笑)   ここは建物の屋上だったので…暑かった…


 ……。


 あれ、、、?


   こんなの取れるわけがない…(笑)   上杉君はこの後、一時的に大勝ちします(笑)


 ……。


 ……。


 あれあれ、、、(笑)!?


 実はリハーサル後(ちゃんとリハーサル自体はやりましたよ!)、夏の思い出を作ろう?ということで(笑)、一部のメンバーで Round1(スポーツ・アミューズメント複合施設)に繰り出しに行ったのです。ここでは、釣り、バスケ、サッカー、キャッチボール、フリスビー、バイクレース…、そして UFO キャッチャーやメダルゲーム等を楽しみまして、それはもう昨年の夏のツアー中の出来事(特に、広島~高松~鳥取~神戸)〔Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、西日本編(2007.7.28~8.5)参照〕を彷彿とさせてくれるようなものでした。…思えば、昨年は本当に無茶をしてたものです(笑)。

   辛さを売りとしているラーメン屋ですが…人気です!   寺岡は辛さランク5(お店の最高値)に挑戦していました

 そして、皆で汗を流した後も終わらず、このまま激辛ラーメンで有名な“中本”というお店へと(半ば強引に)足を運ばせます。正にこのような一連の流れこそ、昨年の夏の雰囲気そのものだったのではないでしょうか。今年の夏はツアーには行けなかったので、せめてここで楽しんでおこう…という思いを強く感じたものです。成程、これぞ GG 流の“夏”の楽しみ方…というわけですね(笑)。

 …もちろん、ライブも当然頑張ります。どうぞよろしくお願いします!

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

好きなCD紹介 10.
 先日、漫画家の赤塚不二夫さんが亡くなってしまいましたね。また昭和の巨匠が1人いなくなってしまった感じで本当に残念でなりませんが、今回の“CD紹介”では、その人とも非常に関わりの深い、この方の作品を取り上げる事にしましょう(これ、HMVのジャズコーナーにあったのが、そもそも驚きだったんですけど…笑)。

   わ…若い!   反転なのか反転じゃないのか…分かりません(笑)

 ええ…、説明はもう不要ですね。最近CDが復刻発売(作品自体は1977年に発売されたそうです)されたと言うことで、迷わず買ってしまった逸品です!…今ではなかなか聞けないネタの宝がここには詰まっていて、改めて天才肌を感じさせてくれる作品でもあります。
 今でこそ誰々“風”のモノマネとか、よくあるとは思うのですが、やはり元祖はここでしょう。…というか、この時代にここまで確立していたというのが驚きです(作品中、『アフリカ民族音楽“ソバヤ”』…というクレジットがあるのですが、これはもはや音楽的にも成り立っているような気がします)。あとはお馴染み?4ヶ国語麻雀や、中州産業大学のタモリ教授、ハナモゲラ相撲中継等、もう細かくも大きくも笑える内容です(何を言っているのか、いまいち理解できない方は、こちら↓をご覧下さい…要するにこういった感じのネタが満載なのです)。

 ☆http://jp.youtube.com/watch?v=4UPmx7AXJyc

 ☆http://jp.youtube.com/watch?v=jLKCPfsGAiI        ※いずれも徹子の部屋より(笑)

 やはりこの才能を見出して、赤塚不二夫さんが東京に連れてきただけありますね。自分には想像できない深い関係が、この2人にはあったのではないでしょうか。自分としてはこの作品を聞きつつ、かなりの遠まわしながら弔いの意思とさせて頂きます。

テーマ:自分に力をくれるもの - ジャンル:音楽

黒光由佳、北海道ツアー(2008.6.28~7.2)
 もうツアーが終了してから1ヶ月以上が経ってしまいましたが、元宝塚の“夢輝のあ”さんこと、黒光由佳さんの北海道コンサートのサポートをすべく、札幌、室蘭、帯広と回ってまいりました。コンサートは3日間あって、自分の行程が5日間となっているのは訳があって、まあ、コンサート後に鉄道を乗り回していただけなのですが(笑)、それらも一応含めて、北海道というものを満喫できた5日間になったと思います。現在の東京は連日真夏日となる暑さが続いていますが、この記事では、初夏の北海道の魅力をご堪能できればと思っております。それではどうぞご覧下さいませ。

   6月28日(1日目)
 パーカッションの佐藤直子さん、ドラムの滝川岳さんと共に羽田空港に集合したのは、朝の9:15でした。この日は土曜日という事、そして北海道での洞爺湖サミットが近付いているという事で、空港内は結構混雑している感じでしたが、なるほど、これから自分達の乗るエア・ドゥという航空会社も、午前中はほぼ満席となっていました…。この時期の北海道は、やはり人気があるのかもしれません。

   ディズプレイ上には“満席”の状態が目立っています   ついつい勢いで入ってしまいました…まだ羽田空港にて(笑)

 飛行機は10:15発で、まだまだ時間があります。チェックイン、荷物検査を受けて搭乗口に向かうと、その途中に“江戸式中華そば、ちばき屋”という、まあスタンド的な造りのラーメン屋があったのですが、ここでドラムの岳さんが異常な反応を示し、皆小腹も空いていたので、北海道に向かう前にラーメン屋に行くという、前代未聞の行動をとってしまいました。この時、北海道で味噌ラーメンを食べるという選択肢は考えてなかったのでしょうか…。一体このツアーはどうなってしまうのか…。

   格安航空会社らしく、シンプルな塗装です   スクリーンにメニューを掲示するというのは知りませんでした

 それはさておき、今回乗るエアドゥ(正式名称は北海道国際航空)という航空会社は北海道をベースとした格安航空会社で、設立からもう10年以上は経っています。他の日本の格安航空会社同様、やはり経営は苦しかったものの、現在は全日空の傘下に入って業績は取り戻し、北海道“らしさ”を提供する事でも知られている会社でもあります。それは機内サービスにも表れており、飲み物は北海道オリジナルのブレンド・コーヒーや、北海道北見特産のオニオンスープ、北海道大沼産のミネラル・ウォーター、SAPPORO 爽麦茶など、かなりの拘りが見られ、音楽プログラムでは、北海道に所縁のあるアーティストの曲を流していたりもします。また、エアドゥのマスコット・キャラクターでもある、熊のベアドゥ(笑)のグッズも販売していて、他の航空会社には無い独創性を打ち出しています。それでいて、全日空や日本航空よりは安い運賃で路線を提供しているので、北海道に行く際の航空会社の1つとして検討してみるのも良いかもしれませんね。自分は学生時代の時に何度か利用しており、今回はそれ以来だったので久しぶりの搭乗となりましたが、以前にも感じた家庭的なサービス…というのは健在でした。正に、北海道に行っている…という気分に浸れるのが大きいと思います。

   爽やかな降機姿です

 新千歳空港には11:45着。羽田からは1時間半で着いてしまうので、やはり飛行機は早いです。思えば、昨年の9月には鉄道だけで北海道往復をしたりしていましたが〔Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、北海道編(2007.9.13~9.17)参照〕、あれは本当に長かった…(笑)。飛行機は少し遅れをもって到着したものの、たかが10分、15分ぐらい…と思ってしまいます。
 しかし、この遅れを気にしていたのが岳さんでした。実はこの日の昼に、自分のドラム・クリニックを札幌で予定しており、結構タイトなスケジュールとなっていたのです。結局は、時間に間に合わずの到着となってしまっていたそうですが、どうもこのツアーには、メンバーそれぞれの思いが同時進行で交錯しているような気がしてなりません…。そんな思いを象徴する出来事だったとも思います。

   お客さんも続々と入ってきました♪

 岳さんと別れ、直子さんと自分は、札幌駅に隣接しているHMV札幌ステラプライスに入りました。このお店にて今日の15:00から、黒光さんの新しく発売したCD“NOA”〔黒光由佳北海道ツアーのリハーサル、そしてファーストアルバム発売!参照〕のインストアライブが行われるのです。ただ、ここでは基本的にカラオケでの披露となっており、つまりは自分達がここにいる必要は無かったのですが、せっかくなのだから見ておきたいという気持ちはありました。その後黒光さんや、今回のツアーの企画者であるゴールデンバードの北条さん、そしてスタッフの皆さんとも合流しますが、黒光さん達はもう何日も前に北海道入りをしており、コンサート宣伝など、精力的に活動されていて、若干お疲れの様子です…。しかし、生身で人前で歌うというのは今回が初でもあるので、改めて気合いを入れ直している感じでした。
 …と、いつの間にかパーカッションの直子さんが交渉しています。何を…と思っていると、次の瞬間、私も今回のステージに参加しますと言うではないですか…。確かに、せっかく早めに来たのですから、参加しておくべきですよね(…というか、いきなりで出来てしまうのですね)。ならば自分も!…と、この時若干思ったのですが(笑)、PAとステージの広さの関係上、ここは遠慮しておく事にしました。…しかし、演奏中は何かしら役に立ちたいもので、思案の結果、ここは写真班に(強引に)回る事にしました(笑)。自分のカメラだけではなく、北条さんのカメラ(自分のより性能が良いです)でもステージを撮っていきます。ここでは個人的に、充実した時間を過ごせたようにも思いました。

   良い雰囲気がありました   1人1人丁寧に応えていきます

 インストアライブでは、予想以上に多くのお客さんに集まって頂いてようで、自分は正直驚いてしまいました…。いくら黒光さんが北海道出身だとは言え、自分の活動拠点である東京から遥か離れた地でのこういった光景…。やはり、自分の考えている以上に、今後の活躍が期待されているのだと思います。そして、スタッフの皆さんとのプロモーション活動にも、相当な力を注いできたのだろうと思わずにはいられませんでした。こうしたプロジェクトにミュージシャンとして参加させて頂けるのは、本当に嬉しい限りでしたが、それ故にこのインストアライブを見ていて、必ず今回のツアーを成功させてやろうと思ったものです。やはりコンサート前に、今回のインストアライブでの現場を見ておいて良かったですね。

 インストアライブ終了後は、恒例の握手・サイン会です。これも1人1人丁寧に応対しているのが“黒光流”とでも言いましょうか…。こちらも見ていて朗らかになる感じがしてしまいます。しかし、実はこの後の時間がまたタイトでした。この日の夜に演奏が行われる、手稲 New Hope Sapporo Hall という所に、全員が17:00までに着かなくてはならなかったのです。インストアライブ後の片付けが終わったのは、何だかんだで16:00くらいだったので、そんなにタイトではないかと思われるかもしれませんが、自分達を含めてスタッフが10人くらいは居るのに車は1台しかなくて、その移動手段に頭を悩ませました。
 手稲という所は鉄道でも簡単に行けるのですが、駅からお店まで若干歩くとのこと…。人数以上に荷物も相当多かったので、ここは分担をせざるを得ませんでしたが、結局ミュージシャン優先で、直子さんや自分は車に乗せて貰える事になりました。今回は、個人企画に近いツアーでもあったので、こういったメンバーの移動等の手配は本当に大変だったと思うのですが、有り難い限りでした。お陰で、ミュージシャンメンバーは時間通りに会場に着く事が出来たのです。

   御伽の中のワンシーンのようです   ぬくもりを感じさせてくれるステージでした

 会場はとてもメルヘンチック?な雰囲気で、周囲にはバラの花が添えられていたり、北海道らしくラベンダーも咲いていたりしました。洋館風な外観の建物(内装も)だけに、元宝塚という経歴の黒光さんには似合い過ぎる感じでしたが、ステージもしっかりしていて、今回のツアー編成にはピッタリの場所だとも思いました。
 ところで、今回のツアー編成というのは、ボーカルの黒光さんはもちろんですが、他に、ドラム、パーカッション、ピアノ、キーボード(ヨッシー佐藤さん…北海道出身という事で、今回は前日入りしていました)という、かなり変則的な陣容で挑んでいました。ベースはいなく、これはキーボードで出しており、打楽器2人、鍵盤楽器2人という、ある意味異様な光景が展開されていましたが(笑)、それだけに、自分達だけでした出せない音を作っていきたいものでした。そしてリハーサルは難なく進んでいきます…。

 この日のコンサートは、実は“滝川岳プレゼンツ”ともなっていました。『探偵ソウル』という、バンドに参加している岳さんですが、この日はそのメンバーである、ギターの田村直樹さん、ボーカルの竹下舞子さんが加わって、そしてそのメンバーに自分達がゲストで演奏する…という感じの内容です。まあ実際の曲数からすると、黒光さんがメインという感じもしないでもなかったですが(笑)、この日のライブは“緩く”がモットーでもあったので、良しとしましょう(笑)。
 その代わり、ステージ上での変化は結構ありました。最初はインストで始まり、その次に黒光さんを呼び込んでCDの曲から1曲演奏…。そして、その次は北条さんも呼び込んで、“キャンディキャンディ”を熱唱します。この曲をやる事になったのは訳がありまして、この日、実はキャンディキャンディの作者である“いがらしゆみこ”さんにお越し頂ける事になっていて、黒光さんも北条さんも昔からファンだったという事で、ここで実現する運びになったのです。この曲を、まさか作者の目の前で披露するとは夢にも思ってもみませんでしたが、良い経験になった気もしました(笑)。
 そして、もう1曲ほど黒光さんのCDの曲を歌い、ギターの田村さんを呼び込んで再度インストへ…。かなり変化のあるステージです。そして、ボーカルの竹下さんを呼び込み、探偵ソウルの曲を2曲程やって、また黒光さんへバトンタッチ…。曲調も色々と変化をしていくので、頭の切り替えが大変になってくる頃でもあります。
 また、さらに途中には、北条さんだけが歌うという曲も用意しました。これまで下準備等で色々忙しかったにも関わらず、ボーカリストとして参加(ついでに、曲の節々にコーラスとしては参加しています)というのは流石としか言いようがありません。それでも、お客さん的には、出演メンバーの色がそれぞれ見え隠れして、面白かったのではないかと思っています。
 その後、ボーカルはまた黒光さんに戻り、盛り上がったところで演奏は終了。そしてアンコールでは、今まで出てきた出演者全員で、ビートルズの“Hey Jude”をやりました。ボーカルも、竹下さん、北条さん、黒光さんと交互に歌い、最後にはハモリも入れたりしながら、正に今夜だけの演奏がここに実現できた気がしました。
 “今夜だけ”…これが、この日のコンサートの最大の魅力とも思っていただけに、今回は自分達のステージを余す事無く表現できた…と言って良かったのではないでしょうか。実際お客さんも凄く喜んでくれて、演奏1日目として良いスタートが切れたように思います。同時に、何とか無事に1日目が終われて、ホッとした…という思いもありました。皆様どうもお疲れ様でした!

   共演時間は短かったので、大事に演奏したいところでした   まずは最初のステージが終わり、皆ホッとしている感じです

 この後は、メンバー各々で札幌に戻る事になりました。…というのも、岳さん側は、田村さんや竹下さん達と同じバンドをやっているわけですから、せっかく北海道まで来たので一緒に飲みたいでしょうし(ここにヨッシーさんも参加)、直子さんは札幌が実家ですから帰っておきたいでしょうし、黒光さんは北条さんは、すぐに明日の準備に取り掛からなければならないでしょうし…。とにかく、各個人でそれぞれの行動が大事だったのです。自分は北條さん側とホテルが同じだったので(岳さんやヨッシーさんとも同じです)一緒に車で帰り、ホテルの食堂でご飯でも食べながら、ビールを飲みつつ、黒光さんとは日本酒もやりつつ(笑)、明日のコンサートに控えました。
 そこで色々な話しをさせて頂きましたが、とにかく、自分で企画するツアーの大変さ…。これを身に沁みて感じたような気がします(お酒も入っていて、そんなに確かではありませんが…笑)。いつの間に黒光さんのコンサートによく参加させて貰っている自分ですが、そこまで話した機会はこれまで無かった為、改めて、黒光さんの自分自身の活動に対する、強い“気持ち”の部分を感じる事が出来たように思います。ただ、ここで色々考えても仕方ありません。まずは目の前のコンサートを成功させるのが先決です。複雑な思いでしたが、そんな気持ちを胸に、北海道の1日目は終わりを告げました。

   6月29日(2日目)
 この日はいわゆる、ツアーの山場となる日です。黒光さんの出身地である室蘭市にて、500名を越える人達が入れるホールでコンサートを行うのです。正に一大イベントであり、CDの販売促進も繋がる、非常に大事な1日になるのは明らかでした。昼からの開場となっていたので、札幌出発は朝早くに設定し、余裕をもってコンサートに臨むようにしたものです。

   札幌で泊まっていたホテルの最寄り、地下鉄の中島公園駅…奥には、以前ライブを行った YAMAHA の建物が見えます   札幌駅も、さすがにもう慣れてしまいました

 この日演奏する場所は、室蘭市の市民会館で、地元では“わにホール”とも呼ばれている所です(不思議な名前ですが、この辺りの地名“輪西”に由来しているのかもしれません)。今回は、ここで10:00からリハーサルを始めれるように時間を組んでいるとのこと…。ただ、北条さんや黒光さんは、札幌から車で更に早めに現地に向かいましたが、この日の演奏者である他の4人(自分、直子さん、岳さん、ヨッシーさん)は、鉄道で現地に向かわなけばなりませんでした。この時、どうやって行くかを昨日のコンサートが終わった後に打診されたのですが(笑)、そういう事ならば任せて頂きたいものです!…パッパと時刻表を調べ、札幌7:30発の特急『北斗』4号の指定席をこの日朝早く起きて買っておきました。しかも、JR北海道の特急には“Sきっぷ”という、4枚綴りの回数券タイプの切符があり、今回自分達は4人だった為、かなりお得な値段(通常の半額近い値段)で切符が買えました。このあたりから、徐々に自分がバンマス風なポジションを課せられる事になっていったような気がしますが、まあ、あまり気にしないようにしていましょう…(笑)。
 さて、札幌から東室蘭までは、特急で約1時間半という所要時間です。岳さんとヨッシーさんは、恐らく昨日は遅くまで飲んでいたのでしょう…。出発して暫くすると気持ち良さそうに眠ってしまいました。そして、自分と直子さんは…というと、ほぼ自分が鉄道に関して話題を振っているだけで時間が経ってしまいました(笑)。何しろ、札幌~東室蘭の間というのは、苗穂運転所や、新千歳空港(航空自衛隊管轄の千歳基地を含む)、沼ノ端付近の千歳線と室蘭本線の合流の壮大さ、沼ノ端~白老間の日本最長直線区間等、まあ話題には事欠かない路線でもあるのです…。お陰で、東室蘭まではあっという間でしたが、果たして年頃の男女の会話として相応しかったのかどうかは…分かりません(笑)。

   直線区間が続いています   リニューアルされていた東室蘭駅

 わにホールは、ここから1駅の輪西という所が最寄駅でもありましたが、自分達は荷物も多かった為、ここからはタクシーで会場に向かう事にしました。このタクシーの運転手さんが話し好きな人で、北海道の気候には梅雨がない、自分は富士山を見に、わざわざここから車で御殿場まで行った事がある…等、それはもう色々な尽きない話しをしてくれて、早速、室蘭市の洗礼を受けた感じはしましたね。会場には9:10頃と、余裕の到着でした。

 既に北条さんや黒光さんは会場に到着していて、ホール内のステージ上では、機材のセッティングが真っ最中という感じでした。そこでドラムやパーカッションのセッティングも進めていきます。そしてリハーサルを始めようとするのですが、照明など、予想以上にチェック項目が多く、音を出せたのは10:00を大幅に過ぎた時間でした…。やはり、早めに着いておいて良かったと思いましたね。
 ここでは、本番さながらに通しでリハーサルは行われ、それは時間にして2時間くらい掛かりました。本番前なのに流石にぐったりしてしまいましたが、ここで楽屋に行くと、お寿司など、豪華な食事が並べられているではないですか!…これらは、黒光さんのお母さんが自分達に用意して下さったもので、一気にこちらのテンションも上がってしまいます。自分の大好物であるサーモンに、ウニ、イクラ等、北海道を代表する具が沢山、自分の目の前にあります。本番前の、束の間の休息時間を楽しめた感じでした。

   室蘭市の誇る建物なんだとか…   これら寿司群を目の前にしたら、誰だってこんなポーズになってしまうでしょう…本番前の楽屋にて

 さて、本番は少し時間が押して、14:15くらいから始まりました(予定では14:00開幕)。…というのも、ここでも予想以上にお客さんが入って、急遽座席を用意したというのです。これは後で気付きましたが、つまりはお客さんは軽く500人を超えていたという事でしょう。素晴らしい事だと思います。
 ここでは長丁場となるのは予想できたので、自分ではペースを守って演奏したつもりです。まずは、CDの最初の曲を彷彿とさせるようなオープニングで、その後にかつての宝塚時代の曲、そしてカバー曲を演奏します。客席も暖まってきたところ?で、ここからCDに入れている曲を中心にお届けしました。これらはもちろん、CDに入っているアレンジを踏襲しつつ演奏しているのですが、やはり編成が編成だけに、若干のアレンジをして演奏する事もしばしばです。そのあたりの差を感じながら聴くのも、また面白いのではないかと思います。
 そして、“El Halcon(エル・アルコン)”を歌った後には、インストで“Spain”をやりました。Spain は個人的に何度も取り上げている曲ですが、まさかここでも演奏する事になろうとは…(笑)。それも、プロデューサーである北条さんと自分の好みの曲が、わりと近い部分を持っているからだとも思います。ここでは黒光さんの着替えという名目もあった為に(本当ですよ!)、長めに演奏させて頂きました。会場も盛り上がって良かったと思います。
 気分を新たにして、今度は黒光さんと自分のデュオで、“いのちの名前”を演奏しました。これはジブリの曲で有名ですが、その次にバンドでやった“勿忘草(わすれなぐさ)”というオリジナル曲と共に、自分でも好きな雰囲気の曲のうちの1つです。一音一音を大事にして歌っている様がよく分かりますし、だからこそピアノの一音一音も大事に弾きたくなる曲でもあるからです。曲には色々な雰囲気のものがありますが、生のグランドピアノだからこそ最大限に表現できる曲…といっても良いのではないでしょうか。ここのホールのピアノは大変弾きやすく、特にこれらの曲では本当に気持ち良く演奏する事が出来ました。一音一音、一曲一曲が生きる時間であったとも思います。
 その後にはオリジナル曲、カバー曲でたたみ掛け、ラスト曲は、こちらも宝塚時代によく歌っていたと思われる“銀河鉄道999”で締め括りました。もちろんアンコールも起こり、更に2曲を熱唱しました!…という事で、ついに約2時間、全17曲の公演を終わらせる事が出来ました。本当に長丁場で、しかも曲出しは殆ど自分だった為に、かなり神経を使うステージでもありましたが、終わってみれば、とても清々しい気分が自分を包んでいました。
 やはり遣り甲斐はありました。もちろん、今頃は黒光さんが会場の出口でファンを出迎えているのでしょうが、とりあえず自分は楽屋で一休みしつつ、感慨に耽っていたい感じでしたね。このツアーへの参加が決まってからここまで、長いようで短かったような気もしますが、まずはここで一区切り…です。

   照明も色々と凝ってくれたようです   これから盛り上がってくるところでしょうか…?

 そして、この後はもう1つの大イベントがありました。地元の方や、出演メンバー、ファンの方も交えて、皆で壮行会が行われるというのです。会場は、ホールから歩いてすぐの所で、いわゆる料理屋の一室を借り切って…という感じでしたが、自分達もそこに訪れると、そこには黒光さんの親戚やら、地元の方々、そして遠方からも駆けつけて頂いたファンの方々が一同に介していたので、変に圧倒されてしまいました。こうまで皆さんと近い場ですと、何だか恥ずかしくなってしまうのです…。
 もちろん、そんな事はお構い無しに、ここでは黒光さんのお母さんが場を進行していきます。そして、ついにはここにいる方全員が、それぞれが皆に自己紹介をするという段取り(!)になってしまいました。さ、さすが黒光さんのお母様…。こうやって黒光さんは逞しく育っていったのだと、ここにいる誰しもが思った事でしょう(笑)。ここでも自分はバンマスの名を皆から課せられ、バンドを代表して挨拶しましたが、、、この日一番緊張した時…だったかもしれません…。

 …どれくらい時間は経ったのでしょうか。自分も色々な人と話していたりして、更にずっとお酒は飲み続けていたので、気付くと声が嗄れ始めているのが分かりました。いい時間になっている気はしましたが、何時からこの場所にいるかが思い出せません。…とまあ、そんな状況で楽しい時間もあっという間、それぞれホテルに戻る事になったのです。この時、お客さん優先でタクシーを呼んで帰路に着いたのですが、外の寒いこと寒いこと。これが7月にもなろうとする季節かと思うくらいでした(確か15℃くらいだったような…)。しかし、黒光さんに言わせると、これが“普通”なのだそうです。さすがは北海道ですね。
 ホテルに戻り、自分は岳さんとヨッシーさんと同じ部屋でしたが、実は今日で2人とはお別れです。明日も演奏はあるのですが、会場が小さいだけに、楽器陣は自分と直子さんのみとなってしまうからです。なので、せっかくですから…という事で、岳さんがいつの間にか“いい感じ”の居酒屋を探し当ててくれました。ホテルから歩いてすぐの所にそれはあり、外は寒かったものの、店内は暖かい雰囲気が滲み出ているようでした。

   いかにも…なムードが漂っていますね(笑)   お疲れした!…の表情です(笑)

 ここは焼き鳥屋だったのですが、北海道で焼き鳥と言えば、肉は“豚肉”が出てくると言うのです。これは岳さんに聞いて初めて知った事だったのですが、確かにここの店主にその事を聞くと、焼き鳥の肉は紛れも無く豚肉との事でした。そして、この肉の美味しい事と言ったらありません。あまりに楽しかったので、焼き鳥(豚?)も何本頼んだか忘れてしまったくらいでしたが、この時は日本酒もまた進みました。正に、北海道の味を満喫していると思いましたね。
 そして、店も時間になって閉めてしまうというので、更にこの後は近くの(…というほど近くはない)コンビニで別の日本酒を調達し、部屋でも飲むという手段をとらせて頂きました。大きな事をやり遂げた後は、本当に気持ち良くお酒が飲めますね(笑)。まだまだ北海道の夜は続いていく感じでした♪

   6月30日(3日目)
 この日は、演奏日としては最後の日となります。場所は帯広にあるお店にてで、16:00に着ければ良かった為、久しぶりにゆっくりとした朝を迎えられそうな感じでした。しかし、予想以上に広いのが北海道でもあります。この日は車で行くのは困難と判断し、鉄道で向かう事になるのですが、それが特急を乗り継いだとしても約3時間の行程になるのです。これはまた長旅ですが、自分のテンションは上がっていたのは言うまでもありません(笑)。

   “遠征”に荷物は不可欠なのです…出発の東室蘭駅にて   まだここから2時間の旅です…新千歳空港にて

 まずは特急『すずらん』5号で新千歳空港駅へ、ここで乗り換えて、今度は特急『スーパーとかち』5号で帯広へと向かいます。道中は海際を走ったり、深い山間部を走ったりと、車窓にはなかなかの変化があったのですが、特急だけにその変化が激し過ぎるのがよくありません。そして、窓を開けられないのもネックです…。仕方無い、これらの景色は後にとっておくとして(笑)、まずは体力の温存に努める事にしましょう。

   帯広駅の前には、鉄路が…   可愛らしい外観のお店です

 帯広駅からはタクシーを使い(…ていうか、タクシーでないと行けない距離にありました)、この日の演奏場所であるランチョ・エルパソというお店に着きました。建物には可愛い豚のイラストが沢山描かれており、ここは基本的にレストランと聞いていたので、豚料理でも出すお店なのかな?と思っていたのですが、これが予想以上に豚料理に拘りのあるお店でした。
 お店独自の養豚場…というか、豚を放し飼いにした牧場をお店として持っており、それ故にストレスの溜まっていない豚の肉を、ここでは出す事ができるのだとか。…と説明されずとも、店内を見渡せば、立派な豚の肉が吊るしてあったり、奥にはハムなどの土産売り場が見え隠れするなど、料理にかなり期待できそうな光景が展開されていました。
 それでいて、お店にはグランドピアノ完備で、ちゃんとPAも入っている等、なかなか優秀です。そしてここのPAの方が協力的で、直子さんはパーカッションとして“つぼ”(PA的に難しい楽器でもあります)を用いる事があるのですが、それにはかなり気遣って音作りをなさってくれました。また、お店のスタッフの皆さんも暖かく出迎えてくれて、一気に帯広という町が好きになってしまいましたね。そして、これは知らなかったのですが、帯広は“豚”の町なのだそうです。北海道だと、どこか“牛”や“羊”のイメージがあったのですが、ここでは豚が特産という事で、改めて帯広という町に興味が湧いてしまいました…。
 北海道には何度も来た事がありましたが、帯広のように、“大地”を感じ取れる場…というのは、実は今まで訪れた事が無かったかもしれません。いや、もしかしたら、これこそが北海道の本当の魅力なのかも…とまで思い始めてきました。それは料理に関してもそうで、ここで出された物(本番前に、“少しだけ”嗜ませて頂きました…笑)は本当に美味しく、海の幸とはまた違った北海道を感じたものです。これは良いライブが出来ると思いました。

   本番前に、軽く1杯…(笑)   豚料理が続々と…しかし、これらはまだ序章に過ぎません

 そうです、ここではコンサートというより、ライブと言った方が雰囲気的には合っているかもしれません。お客さんは料理を食べつつ、その前で自分達のステージを見れるという環境なのです。お互いに、気楽にやっていた方が楽しいかもしれません。実際、この時は終始リラックス・ムードで、前日のコンサートとはまた違った雰囲気がそこにはあったように思います。
 今回のインストは1曲目に行い、曲はチック・コリアの“Armando's Rhumba”で、もはやこれは自分が提案した曲だったのですが、北条さんも好きな曲という事で、今後もインストのチック・コリア縛り?は続いていくのかもしれません(笑)。あとは前日行ったコンサートのミニ・バージョンとでも言いましょうか…。全部で1時間強のステージをやって、この場は終わらせて頂きました(もちろんアンコールまで、きちんとやり切りましたよ)!
 終始リラックス…というのはMCにも現れていて、もしかしたらこの日の黒光さんは、前日以上に喋る機会が多かったのではないでしょうか。楽器の事にも触れたり、この日帯広に着いて、このお店の料理がまた美味しくて美味しくて(笑)…なんて話しまで飛び出しました。曲に関しては、インスト以外は全て今までやった事がある曲だったのですが、ここまで雰囲気も異なって、更に楽器陣も違うのですから、お客さんはより近い距離で聴けたというか、よりアットホームな感覚で参加できたのではないかと思うのです。実際、個人的にもこちらからお客さんの距離は近く感じられて、演奏的にもアットホームな雰囲気を出せたように思いました。
 こういったライブもまた良いですね。ツアー的にはこの日が最終演奏の日だったので、本来ならもっとビシッと終わりを迎えるべきだったのかもしれませんが、それは前日のコンサートに任せるとして(笑)、この日の演奏は、もっと遊んで、楽しく演奏しよう!…みたいな感覚があったのです。確かに、その方がこのお店の雰囲気には合っていますし、だからこそ楽しい時間を皆さんと共有できた感覚が掴めたのではと思います。ある意味、最後の演奏に相応しい“ライブ”でした。皆さんどうもお疲れ様でした!

   終始リラックスしたステージでした   本番後の風景…店内もまた、いい雰囲気がありました

 さて、本番も無事終わり、メンバーの頭の中には「豚肉♪」という文字が踊り踊っている事でしょう。お店の方もそれは察していたのか、すぐに注文係りが来て承るというという迅速っぷりです(笑)。なんて素晴らしいお店なのでしょう。ここで頼んだのは、生ハム、そしてソーセージ、そして北海道の大地で採れたサラダ、そして自慢の赤ワイン!…もう完璧です。他に何を求めろと言うのでしょうか(笑)。これらを戴いている時の皆さんの満面の笑みと言ったら、忘れる事が無いと思います。この時は、ツアー内での演奏が全て終了していたので、打ち上げと言えば打ち上げ…という状況ではあったのですが、どちらかというと、料理が素晴らしかったので打ち上げの雰囲気になった…という感覚の方が強い気がしました。そこまでの威力がこのお店の料理にはあるのです。本当に良い思い出を、ありがとうございました!
 …と思ってると、ふと料理長の方が楽屋にいらっしゃって、「肉いる?」と聞いてくるではないですか。ある程度の料理は頂いてましたが、とりあえず「はいー」と答えます。すると…大きな皿にドン!と置かれた豚肉の塊がこちらに向かってくるではないですか!…そして、その場で料理長が解体作業を始めました。そして一言、「好きなだけ食べていいよ」(!)。…何なのでしょうこの贅沢極まりない感じは…。相当な大きさでしたが、これは豚の足の部分だけなのだそうで、さぞかし立派な豚だったろうなと思いましたね。これは見た目にも圧倒されましたが、味にも圧倒されまして、もう幸せという言葉に尽きました…。絶対またここに来てやる!と強く思ったものです(笑)。

   これだけで足の部分になります   実は、相当重さを堪えています(笑)

 本当にここのお店にはお世話になりっぱなしでした。もちろん、先ほどの豚肉は全て食べる事ができず、パックに包んで持ち帰る事にしました。その量なんと7パック!…改めて、北海道の壮大さを感じずにはいられない出来事でした(笑)。
 これで演奏という面では終了しましたが、黒光さん自身はラジオ番組の収録や、インタビュー等が今後控えているという事で、まだまだ気は抜けない感じでしょうか。それでも、演奏が終わったというのは、ひとまずの安堵感を漂わせてくれるものだったに違いありません。自分も手伝えて良かったです。次の日からは自分はお別れになりますが、ここまで楽しい経験をさせて頂いて、感謝の気持ちで一杯です。そして、多くのスタッフの皆さん、そしてお客さんとも楽しい時間を過ごせました。改めて、どうもありがとうございました。また会える日を楽しみにしております♪…という事で、帯広での1日を締め括らせて頂きます!

   夜間撮影もまた良いですね…ホテルから帯広駅を望む

   7月1日(4日目)
 この日は朝9:00に起床して、前日の豚さんを皆で分けて食べたものですが(笑)、前にも言ったように、演奏は昨日で一通り終了したので、自分はここで皆さんとはお別れになります。直子さんも、この日は黒光さんのラジオに顔を出されるようで、ここで自分は完全に1人になってしまうわけですが、そうと来たら、自分の時間を有効に活用しようと思うもので、色々と鉄道に乗りながら帰宅しようと決心したのです。実は、帰りの飛行機は1日遅い便に設定して貰っていて、それ故に自分は1日多く北海道に滞在できる状況になっていたのですが、自由は多過ぎると扱いに困るようで、どういうプランを経てようか、迷いながら今日に至ってしまった感じがありました。
 とりあえず、ここは帯広という、北海道では真ん中の場所にいるわけですが、ここから乗れる鉄道といえばJRの根室本線のみで、札幌・滝川方面に行くか、釧路方面に行くかの選択しかないわけです…。さすがに1日で釧路方面に行くのは気が引けたので、とりあえず札幌・旭川方面へと向かう事にはしました。帯広での朝を迎えた時点では、これくらいしか決めていなかったのです(もちろん、その日の宿もまだ決めていませんでした)。

   旅気分も盛り上がるくらい、スッキリとした天気です!   左が今旅の1番列車です…後ろには前日泊まったホテルが…

 さて、この日は10:00過ぎにホテルをチェックアウトをし、黒光さんを初めとしたメンバーを見送り、さあ自分の旅の始まりだ!…となったのですが、ここは北海道…、列車の本数も注意しなくてはなりません。ここからは鈍行列車に乗りたかったのですが、10:13発の列車には乗れず、次の札幌・滝川方面の列車は12:55発とのことでした。いきなり2時間以上待ちの洗礼を受けてしまいますが、この間に駅の周辺をぶらりと歩いてみるなど、それなりに楽しい時間は過ごせたようにも思います。
 そして、目的の列車は定刻通り帯広駅を発車しました。根室本線の起点ある滝川駅まで行く列車で、滝川は帯広から約180kmもあるので長距離列車の部類に入るとは思いますが、列車は1両編成という可愛い陣容です(そもそも1両なので“列車”というべきかどうか…笑)。しかし、これぞ北海道のローカル線という感じで良いんですよね…。急ぐ様子も無く、ゆっくりと着実に走っていく感じです。帯広駅から途中の新得駅まで、前日乗った特急列車では約30分で走破した距離でしたが、この鈍行列車は、途中で貨物列車とすれ違ったり(ここでの貨物列車は、鈍行列車よりは優先っぽいです)、後からの特急に道を譲るなど、1時間以上も掛けて走っていました。もちろん、自分はその部分を楽しんでいたりするわけですが…。

 さて、新得駅を過ぎると、列車はこの線で最もハイライトといって良い景色を迎える事になります。新得の次の駅はトマム、落合と表示されていますが、これはここで、札幌方面(石勝線)と滝川方面(根室本線)に分かれるからです。しかし、この分岐ポイントは新得駅を出てから24kmも先にあり、その間に狩勝峠という、とても北海道らしい雄大なところを通るのです。
 ただ、現在の路線は1981年に出来た新ルートで、実はそれより前に存在した、現在の国道38号線とほぼ同じルートで走っていたルートが、更に雄大な景色を望めたそうです(本来“狩勝峠”とはこちらを指します)。旧ルートのこの区間はは、日本三大車窓とも言われていましたが、現在のルートからでも、その雄大な景色は望めます。ただ、やはり特急列車からではなく、窓が開けられ、自然の風が車内に流れ込む鈍行列車が良いですね。この区間は新しいだけに列車は高速で通過できるようになっていて、特急列車だとあっという間なのです。だからこそここは鈍行列車で、この峠をじっくり超えたいものなのです。

   自分は落合方面へ向かいます   単線なので、行き違いではよく貨物列車も見かけます

   この雄大なカーブは北海道ならではです   線路のポイント部には、雪対策でシェードが建てられています

 列車は新得駅を出ると、まず小さめのトンネルを抜け、その後左にカーブをし始めます。そして、標高も徐々に上がっているのだと分かります。このカーブは長く、やがて列車の進む方向は180度変わってしまうのですが、暫くすると、今度は逆に右に大きくカーブをし始めるのです。そして、また先程と180度進路を変え、最初と同じ方向になりました。つまり、この区間は大きなS字カーブになっているわけです。勾配を緩くする為の工夫とは言え、ここまで壮大なSカーブは他になかなかありません。この後列車はトンネルに入り、いわゆる峠を抜けるわけなのですが、その前の一番標高の高い部分からは、今まで通ってきたSカーブの一部や、新得の町を遥か遠くに望む事ができ、その景色は正に北海道の大地です。やっと自分は今回、納得のいく北海道の景色に出会えたような気がしました。前日にこのルートを通っているのにも関わらずです。やはり、鈍行列車の魅力というのは、こういう所にも表れているのでしょうね。

   こういう景色を望むなら、鈍行列車からが一番です   ホントに素朴すぎる駅でした

 そしてトンネル内で石勝線と分かれ、自分は滝川方面への根室本線で旅を続けます。前日はこの石勝線から帯広にやって来たわけで、ここから自分は初めて乗る路線にもなります。石勝線ルートというのは、札幌に行ける短絡ルート…という性格をもっていて優等列車ばかりが走っているのですが、逆にこの分岐した後の根室本線というのは、基本的に普通列車(快速とかも含む)しか走っていません。石勝線が完成する前は、こちらのルートで札幌まで特急列車が走っていたのですが、これは鉄道の栄枯盛衰を見れるという意味でも、尚更魅力を感じてしまいます。もちろん、今この列車に乗っている客で、ここまで考えている人がいるかは微妙ですが、現在この列車内にいる乗客は、自分も含めて4人…。少し可能性は薄そうです。
 新得駅を出てから約40分…、やっと隣の駅である落合駅に到着です。ここからは素朴な景色が続いていきますが、峠を越えて町に向かうように線路は敷かれている為、徐々にお客さんも乗車してくる感じになってきました。こういった地元ならではの光景が見られるのも、鈍行列車の魅力ではあると思います。
 そして、その“町”というのは、富良野の事です。実は、自分は北海道には何回も訪れているものの、富良野には一度も行った事がなく、それが今回のルートを(とりあえず)選定した理由でもあります。今はラベンダーの時期でもあるという事で(若干この時は早かったみたいですが…)、正に旬の富良野を楽しめると思いました。しかし、ここでのラベンダーというのは、珍しくも何ともないのだと思います。富良野までの沿線上に、沢山咲いているのが見えましたし、しかもその咲き方というのが、意外に地味だったのです…。逆に、景色の中に普通に解け込んでしまっているとも言えるかもしれませんね。実は、そういった見方が一番良いようにも思ったりしました。

   ラベンダーも素朴で、いい感じでした   なんだか落ち着いた雰囲気が漂っていた富良野駅

 やがて、列車は富良野駅に到着しました。列車はこの先の滝川まで行きますが、自分はここで一旦途中下車をしました。観光地としても有名な富良野ですが、なんだか駅には落ち着いた雰囲気があって、居心地は良い感じがしました。まあ、駅構内で常に流れている『北の国から~』が気にはなりましたが…。

 さて、富良野駅で降りてみたものの、駅前には特にこれといったものは無いようで、このままのんびりと街中を散歩しているか、それとも、、、…と思っていた矢先、富良野駅に気になる列車が入線してきました。列車名には『富良野・美瑛ノロッコ号』と書いてあります。
 これは…、JR北海道名物?のノロッコ号ではないですか!…いわゆる観光的なトロッコ列車で、北海道の色々な地域(他には釧路湿原等)に臨時で走っており、この日も富良野のラベンダー観光に即した関係で走っていたようです。行き先は旭川となっており、特に乗車券の他に必要な切符も無いとの事…。これは、、、乗るしかないでしょう(笑)!という事で、富良野からはJR富良野線で旭川駅と進路を向けることにしました。富良野滞在時間は約30分…。初めてにしては短いものでした(笑)。

   この列車の到着で、駅は急に賑やかになりました♪   華やかな車内です

 やはり観光的な要素があってか、今までは地元の人しか見られなかった沿線風景も、急に観光客が多くなってきたような感じがありました。意外と、外国人観光客(特に、香港、韓国の人が多かった)が目に付いたのは驚きでしたが、車内を見回すと、日本語での説明の他に、英語はもちろんのこと、中国語や韓国語でも表記してあるものがあり、これは明らかに外国人観光客もターゲットに入れているということが分かりました(確かに、香港とか台湾の人って、北海道が大好きなんですよ)。それでいて、ちゃっかり地元の人(学生多し)も利用していたりするので、車内は一種独特な雰囲気になっていましたが、これはこれで面白かったです。

   これもラベンダーの一種らしいです   こんな車窓は、本州以南ではなかなか見られませんよね

 『ノロッコ号』という名前の通り、中富良野駅までは列車の速度を落としめで運行させており、これがなかなか良い汽車旅を満喫させてくれるものでもありました。トロッコ車両でもあるので車内はとても開放的で、車両と景色との間にある“壁”を、見事に取り払ってくれているようでした。車窓からはラベンダー畑、牧場、そして遠くには十勝岳連峰も望む事ができ、車内放送で景色の説明もしてくれるので(さすがに日本語のみですが)、初めて乗った自分でも、深い部分まで楽しむ事が出来たように思いました。なかなかお勧めの列車だと思います。

   臨時駅、その名もラベンダー畑駅に停車中   “北の国から’89帰郷”でも使われた、山間の駅、美馬牛駅

 沿線で一番有名なラベンダー畑“ファーム富田”の最寄臨時駅であるラベンダー畑駅や、中核である中富良野駅を過ぎると、外国人観光客は殆ど降りてしまった為、車内は静かになってしまいました。…が、それも束の間、美瑛という駅ではまた多くの、恐らく観光帰りと思われる日本人観光客がドッと乗ってきました…。この日は平日ではありましたが、殆どの区間で利用者に恵まれていて、ラベンダー観光の人気と、列車の人気、両方に感心させられてしまいましたね。それもその筈で、この『富良野・美瑛ノロッコ号』は、走り始めてから今年で10年を迎えるという、長きに亘って観光客の支持を得ている列車でもあるのです。北海道らしさを満喫出来るこの列車、これからも走り続けてほしいものです♪

   “丘の町”に相応しい雰囲気の、美瑛駅に到着するところ   正に過渡期の状況ですね…旭川駅にて

 美瑛駅を出ると、列車は本格的な快速運転に入り、次の停車駅は高架工事たけなわの旭川、終点でした。今まで旭川に来た時はそうでもなかったのですが、経路が経路だっただけに、今回は特に大都市だなと感じてしまいましたね。

 …ここで改めて、この日の宿は札幌に取る事に決めました。その理由は次の日に明かすとして、そうと決まればインターネットでパッパと予約を済ませます。そろそろお腹も空いてきた頃ですが、何となく明るいうちに、旭川~札幌間を電車で乗ってみたい気持ちが生まれてきてしまいました。しかも、特急で…です。
 旭川~札幌間は何回か鉄道で移動した事があるのですが、それらは全て鈍行列車でというもので、乗り継いで行くというパターンも多かったので、大体3時間強は掛かる区間という認識がありました。しかし、この区間は特急列車の往来が多く、しかもそれらは1時間20分で結んでいるのです。線形が良いから速度を目一杯出せるのでしょうが、線形が良いというのは、これもある意味北海道らしい区間なのではないでしょうか。
 …というわけで、今までの列車旅から一転、昨年の10月から走り始めた『スーパーカムイ号』の789系電車に乗り、札幌まで快適に移動してしまいました。やはり特急列車は速いです…。偉大です…(笑)。

   旭川駅には、改札口に一番近いホームに停まっていました   整然とした車内が、ビジネス特急である事を思わせます

 さて、先程「お腹も空いてきた」…と書きましたが、札幌ラーメンが何となく食べたい気持ちに駆られていたの事実です。そして、“寶龍(ほうりゅう)”という店に行きました。しかも、札幌 APIA 店…。これは、実は昨年の9月に北海道ツアーを行った時に、札幌で訪れたラーメン屋“よし乃”の隣にあるお店だったのです。

   自分にとっては懐かしい光景でした(笑)   昨年の“よし乃”と比べると、また面白いかもしれません

 昨年の時に既に気になるお店ではあったのですが、今回やっと念願が叶う事になりました。そして、頼んだのはもちろん味噌ラーメン!…今回のツアーの初日には、何故か羽田空港でラーメンを食してしまいましたが、やはり北海道の地でラーメンは食べていくべきだと感じた瞬間でもありました(笑)。
 そして、“よし乃”と比べて…ですが、どちらが良いかなんて、自分では分かりません!…ただ、この時の自分は1人だったわけで、ラーメンを食べる時に関して言えば、大勢で囲んで食べた方が美味しいかなと思ったのも事実です。鉄道に乗っている時は1人でも全然良いのですが、夜だけは変に人恋しくなってしまう…。これは昔からの自分の性質でもあります。ゆえに、明日のプランでも練りながら気を紛らわしているところもありつつ、この日は早めに床に就きました。さあ、明日も楽しい1日にしていきましょう!

   7月2日(5日目)
 この日の目的、それはJR札沼線という路線でした。この路線は札幌駅から出ていて、次の桑園駅で函館本線と分かれて以降、終点の新十津川駅までどの路線とも合流しない、いわゆる“盲腸線”なのですが、札幌付近はもはや通勤路線として、1時間に3本くらい列車が走るのに対し、新十津川まで至る列車というのは1日に3本しかありません。このギャップが札沼線の魅力で、もちろん自分はまだ乗った事の無い路線であり、今回目的に定めたわけです。札幌駅発は9:55の列車にしました。これが、この日の新十津川駅まで行ける2番目の列車です(1番目は札幌7:02発になるので、これは早過ぎて断念しました)。
 札幌9:55発の列車は、途中の石狩当別駅行きとなっていて、まあ大体近郊路線として機能する駅までといった感じでしょうか。札沼線は学園都市線という愛称も付けられていて、沿線に学校が多いのも特徴です。途中何度か上り列車とすれ違いましたが、4両~6両編成の列車は結構混雑している様子が窺えました。また、こちらは下り列車となっているわけですが、沿線に学校があるので、意外とこちらも混んでいたのです。これは典型的な近郊路線の風景と言っても良いものでした。

   この日の一番列車はキハ141系…札幌駅にて   早速1両編成の列車に乗り換え!…石狩当別駅にて

 札幌から約50分で、石狩当別駅に着きます。さすがに、ここまで来ると車内も空いてきましたが、ここで乗り換える新十津川駅行きの列車は、予想通り1両編成でした(笑)。ここでの接続時間は30以上もありましたが、車内はポツリポツリと乗客がいて、ゆっくりとその発車時刻を待っている感じでした。この時、上りホームに目をやると、列車の増結作業を行っていて、6両編成の札幌駅列車が発車の準備を行っているところが見えました。そして、その列車にはドンドン乗客が乗り込んでいっているのです。この駅は、近郊部門とローカル部門の、ちょうど中間にあたる所なのだと、はっきり分かりましたね。ここまで違うと驚きますが、先ほども言った通り、これがこの路線の魅力でもあるのです。
 さて、新十津川駅行きの列車は定刻に発車し始めました。あと約1時間20分の旅です。車内には意外と乗客が残っていて、やはり観光的に乗る人もいるのなかと、ちょっと前向きな事を考えていました。しかし、駅に停まる旅にお客さんは降りていってしまい、やはり終点に近付くにつれて乗客は減っていくという、盲腸線の現実を垣間見たような気がしました。そんな事を気にしながらも、自分は列車の窓を開けて、思いっ切り初夏の北海道を楽しみます。この車両にはクーラーは付いていないのですが、窓を開ければ涼しい風が簡単に飛び込んでくるのです。これが北海道の列車旅の醍醐味でもあるのですが、あまりにも気持ち良くて自分は暫く眠ってしまいました。

   とうとう車内は自分1人だけに…   線路も、お世辞にも頼り甲斐があるように見えません…

 やがて列車は、浦臼という駅に到着しているようでした。ここまでは1日に7本ある列車本数も、この先はついに1日3本区間…になってしまいます。…と、乗客もそれに合わせて?全員降りてしまい、車内は自分だけが取り残された状況となってしまいました。
 過疎かもここまでか!…と思いましたが、それ以降、お客さんが乗ってくる事もありませんでした。それでも車内アナウンスは1駅1駅淡々と放送され(自動放送ですしね)、当たり前ですが1駅1駅に列車は停車します。この際自分は終点の新十津川駅まで行くので、駅のホームに人がいなさそうだったら通過しても良いですよ…と、運転士に言いたくなってしまいましたが(笑)、それは無理な話しというものでしょう…。乗客が1人でも(いや、例え0人だとしても)、運転士は通常の業務をこなすのです。ここが、観光とは無縁の路線というように思えました。

   寂しい終着駅でもあります…   この3本が、この駅に1日に来る全ての列車です

 そして12:37。列車は終点の新十津川駅に着きました。線路が1本、ホームも1つの寂しい駅で、まあ1日に3本しか列車来ないなら、この設備で十分なのかもしれません…。運転士に切符を渡し、そのまま駅の外に出ます。駅前にはちゃんとした病院があり、辺りにはアパートなんかも建っていたりして、町自体は寂れている感じはしませんでした。
 札沼線のレールはここで途切れていますが、実は1972年まではここは中間駅で、レールはこの先の、留萌本線の石狩沼田という駅まで延びていたのです(だから“札沼線”と言うのです)。ただし、この区間は廃止になってしまい、それで現在に至っているわけですが、何だか時代に取り残されてしまった駅のようにも感じましたね。

   線路はここで止まっています   1日3本しか列車の来ない町にしては、ちゃんとしています

   川の向こうに滝川の町並みが見えます   この時、乗る予定の列車の発車3分前!…滝川駅にて

 実はこの新十津川という町は、川を挟んで滝川市と隣の位置にあり、滝川には特急も停車するJR函館本線駅もあります。そこまで歩いても45分くらいの距離であり、路線バスも走っているため、札幌に出るにはそちらで行く方が格段に便利だと言えるでしょう(滝川~札幌間は特急で約50分、約30分毎に運行)。故に、札沼線がここまでローカル化しているのだと思いますが、この現代にあって、本当に貴重な路線だと思いました。鉄道ファンに人気があるのも頷けます。いつ廃止されてもおかしくないような利用率でしたが、何とか生き残ってほしい路線でもありましたね…。
 自分はこの後、札沼線で戻り…というルートは取らず、時間の都合上、JR滝川駅まで歩いて、そこから函館本線で札幌駅へと向かいました。こちらは電車で、乗り心地など、それは快適なものでしたが、札沼線で得られた“快適”まではいきませんでしたね。良い経験が出来た1日になったと思います。

   北海道最初の電車である711系(左)と、最新の近郊型電車である731系(右)が顔を合わせました…岩見沢駅にて   新千歳空港は、北海道らしい風景を感じられる空港です

 函館本線で札幌駅へ、そして千歳線で新千歳空港駅まで向かうと、そろそろ北海道の旅は終わりを告げようとしてきました。今回は色々な路線に乗る事ができ、そのどれもが北海道らしさを満喫させてくるような路線でもありました。5日間という北海道の滞在で、ツアーから旅まで、本当に余す事無く北海道の魅力に触れる事が出来たと思います。
 自分にとって、良き思い出になったと共に、この記事を書きながらも、また訪れたい気持ちが増してきてしまいました(笑)。それは、この記事を読んだ後の皆さんにも、同じ事を感じて頂けたら幸いでもあります。今後も、何らかの形で行けたら良いなと思いましたね。北海道の魅力は、尽きる事を知りません♪今回も長々と読んで頂き、どうもありがとうございました!

   北海道の陸地を飛び出します…苫小牧上空にて   北海道が名残惜しいです!

 ☆ゴールデンバード・レコーズのHP…http://www.goldenbird.jp/

 ☆滝川岳さんのHP…http://www.gakutakigawa.com/

 ☆ヨッシー佐藤さんのHP…http://jazzidiomjp.googlepages.com/

 ☆佐藤直子さんのHP…http://satonaoko.jp/

 ☆HMV札幌ステラプライスのHP…http://www.hmv.co.jp/news/newsDetail.asp?newsnum=302250022

 ☆手稲 New Hope Sapporo Hall のHP…http://www.newhopesapporo.net/index2.html

 ☆室蘭市民会館のHP…http://www.city.muroran.lg.jp/main/common/sisetu/sisetu.php?sisetu_id=10

 ☆帯広ランチョ・エル・パソのHP…http://www.elpaso.co.jp/elpaso/

 ☆エアドゥのHP…http://www.airdo.jp/ap/index.html

 ☆JR北海道のHP…http://www.jrhokkaido.co.jp/

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七夕祭り演奏 2days
 8月の2日(日)、3日(日)と、2日間続けて、ギター・ボーカルのさばいばる伊藤さんのユニットで演奏をしてきました。どちらも、七夕祭りが行われた会場内でのブースで演奏しており、1日目の方が埼玉県狭山市で行われた“入間川七夕祭り”、2日目の方が千葉県の野田市で行われた“野田夏まつり踊り七夕”で、それぞれ出演…という形になりました。

   “レレレのおじさん”も、いま見ると感慨深い…   伊藤さんにはタバコ、樹明には…実はこれボールペンです!

 最初の“入間川七夕祭り”の方は、一昨年にも出演した事があり〔入間川七夕祭りで演奏参照〕(昨年はツアー中だったので出演は出来ませんでした)、何だか懐かしい気もしましたが、会場周辺は相当な賑やかさで、更に訪れている人が増えていたようにも思いました…。演奏場所も以前と同じ環境で、出演バンドも全部で3バンドと、自分でも2年前を思い出すかのように流れは進行していきましたが、進行表に書いてあった3バンド目のメンバー欄に目が留まりました。『アメリカのバンド、ドリフターズの元メンバーである Ray Dorsey が出演!』と…。
 おお!…レイじゃないですか。こちらもまた懐かしい…。レイとは昔、銀座にあるカユマニスというお店で何度か一緒に演奏の仕事をしていて〔超変則的カユマニス参照〕、その後も何回か一緒に仕事をする機会がありましたが、まさかこんな所で出くわす事になるとは…。
 やがてレイも到着して、予想はしてましたが「ヘイ、メーン!」的な挨拶をしてしまいました。この暑い最中、自分はそこまでにテンションを持っていくのが大変でしたが、レイもある意味マイペース型…。ここは合わせていかないといけません。今回は別のキーボードの人と一緒に出演するそうですが、MDでカラオケも持ってきているとの事でした。あ…そのスタイルも懐かしい…と思ったのは言うまでもありません(笑)。

   やはりこの親子似てるな…(笑)   相変わらずのステージング・パフォーマンスでした…

 ここは基本的にPA関係は自分達でやっている為に、カラオケ等、色々と用意してきているレイには難関があり過ぎると思ったのですが、やはりそうで(笑)、まあ一筋縄ではいきませんでした。自分はレイのやり方は慣れているので良いのですが、初対面の人からすると若干厳しいかもしれません。
 しかし、お客さんの反応は上々で、やはりドリフターズの人気、そしてレイのパフォーマンスの力は侮れないのでしょうね。祭りという環境も手伝って、レイのステージングが生かされていたようにも思いました。レイのステージの時間は夜の20:00からで、これは近くで行われる花火大会の開催時刻と丁度重なっていたのですが、こちらのステージも盛り上がっておりました。しかし、内部側からすると、何かトラブルを起こすのではないかとハラハラドキドキで、ステージ横に付きっ切りでいざるを得なかったので、結局自分は花火は見れませんでした(音は無残にも聞こえましたが…笑)。
 そして、最後には全員セッションで“Stand By Me”で締め括りました。ここで自分も、久しぶりにレイと共演をした形になりましたが、やはり昔の苦労した思い出が蘇えってきましたね(笑)。ステージの下では、お客さんを中心に色々な方が踊っていました。確かに全体的に盛り上がりましたが…それ以上に疲れましたね…。この日は自宅に戻ってすぐに眠ってしまいました。


 そして、次の日の“野田夏まつり踊り七夕”では自分達の演奏が14:30からとなっていて、リハーサルも兼ねて早めに会場入りとの事だったので、現地の野田には自分は12:00に着くようにしていました(伊藤さん達は更に早く、10:00に着くように入っていました)。自分の家からですと、東武東上線、JR武蔵野線、東武伊勢崎線、東武野田線と、計4路線の乗換えで向かわなくてはならないのですが、その中の東武野田線は本当に久しぶりに乗った事もあって、少し旅気分も味わってしまいました。やはり、疲れている時には、こういった“癒しの時間”も必要です。

   ほのぼのする駅です…野田市駅の隣りの愛宕駅にて

 さすがにまだ時間が早いのか、まだ街中は祭りの最中とは言えません。徐々に準備を始めているという感じで、それは会場も同様でした。ところで、演奏が行われる会場というのは、ここでは幾つか用意されているそうで、つまりは各ブースで色々な催し物を行っているという事なのでしょうか。祭りの規模的には狭山市の方が全然大きいものの、“演奏場所”に関してはこちらも負けてない感じで、それぞれの特色が出ていて面白かったです。
 そのブースの1ヶ所で演奏は始まりました。時間は14:00からで、ここでセッションも入れて20:00まで、バンドが入れ替わり立ち代わりで演奏を行っていきます。自分達は2バンド目で、つまりは1バンドに与えられている時間はそうは長くありません。短いながらも、熱いライブにしていきたいものです。

   伊藤さんはよく、ステージから飛び出して(!)演奏します   幾分かまだ空いてました

 …というか、実際熱い、熱い…相当暑いライブでした。ステージは南向きに造られているのか、太陽光を諸に浴びながらの演奏となってしまい、汗がダラダラ出てきます。自分のキーボードも相当熱を持ってしまって、耐えられるかなと思いましたが、そもそも伊藤さんが、最後の曲を歌っている最中に頭がクラっと来たそうです(幸い何も起こらず終了しましたが…)。正にギリギリの中でのライブ…。しかし、お客さんは結構楽しんでくれて、灼熱の環境でしたが、気持ち良く演奏できたような気がします。この時は、音楽のパワーの凄さを感じずにはいられない…そんなライブになったと思いましたね。

 2日間続けての七夕、野外ライブでしたが、ホントにもう暑かったです。一昨年の七夕祭りの演奏の記事でも、相当な暑さだったと書いてましたが、今年も負けないくらい、いや、今まで一番暑さを感じた演奏日だったのではないかと思ってしまいます。これが夏本番という事なのでしょうが、まだまだこの暑さは留まる事を知りません…。これからも気合いを入れて、そして身体には気を付けて頑張っていこうと改めて決心した日になりました。

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆狭山市のHP…http://www.city.sayama.saitama.jp/

 ☆野田市のHP…http://www.city.noda.chiba.jp/

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池田バンド、ピアノトリオライブ2回目
 昨日は阿佐ヶ谷 Mix にて、ベースの池田君がリーダーを務めるバンドのライブをしてきました。このバンドは、初期に自分が参加していた頃はギターが入ったカルテット編成だったものの、前回のライブからピアノトリオ編成へと生まれ変わり〔池田バンドはピアノトリオ編成へ…参照〕、また新たなサウンドの可能性を追求している今日この頃でございます。
 前回もそうでしたが、やはり1人抜けるだけで音のバランスは相当変わります。特に、曲のコード、メロディーに関しては、基本的に自分しか担う事ができないので、“負担”という意味では大きく自分に圧し掛かっていました。ただ、今回のライブに関しは、その“負担”が“自由”とも思えるようになったので、今までより一歩前進できた感じでしょうか。発想の転換…と見れる面もありますが、意外にもその考えは大事なような気もしました。

   こちらのパリ土産は、ポッキーのフランス版、Mikado!   熱く、熱く行こうかという感じです

 今回も新曲を何曲か取り上げましたが、準備期間が少なく、思い通りにいかなかった部分も正直ありました…。しかし、それでメンバー3人のバランスが悪かったかというと、そうではないと思います。むしろ、お互いの音を今まで以上に聴き合い、それに重ねて音作りをしていって、むしろ前回よりも全然良くなっていると思いました。よりピアノトリオらしい、よりバンドらしいサウンドになっていた…と言っても過言ではありません。
 この意気で続けていけば、きっと池田君の思い描くようなバンドが実現できるだろう…と、自分では思いました。メンバーそれぞれの個性も生かされてきていますし、今後もますます楽しくなっていきそうな予感がしています。次回のライブは10月31日(金)、同じく阿佐ヶ谷 Mix で予定しているようで、少し先ですが、またピアノトリオらしい演奏を目指して…頑張ります!

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆阿佐ヶ谷 Mix のHP…http://asagayamix.com/html/main.htm

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神泉“玄”の風景 6.
 パリから帰ってきて2発目の仕事は、こちらも皆さんお馴染みの?玄(クロ)にて、ボーカルの桜井りこさんと演奏をしてきました。ここでは何回か“玄の風景”と題し、色々な方を紹介してきましたが、今回はお店の“主”であるママさんを紹介しましょう。昨日の記事に引き続き、パリからのお土産を持って貰いつつ写って頂きました。

   精一杯おどけてみせる…

 カウンターの中の力持ち?とはよく言ったもので、常にお客さんと出演者に気を配りながら、気さくに接客をしていらっしゃいます。いつも緩い雰囲気は否めない玄ですが(笑)、それで成り立たせているのは、もちろんこの方のおかげ…。玄が今までこうして営業しているのも、ママさんの力無しには考えられないのです。
 こういった人柄で常連さんもいらっしゃってくれますし、そして自分達は演奏が出来る…。改めて感謝しなければいけないと思いますね。この先も色々とお世話になると思いますが、どうぞ末永くよろしくお願いします!

 ☆神泉(渋谷)玄のHP(せっかくなので、ママさんのブログも覗いてみましょう!)…http://www.livebar-kuro.jp/

テーマ:日記 - ジャンル:音楽



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

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