竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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カルテット演奏だったので、ビール解禁
 今日は銀座 Ami's Bar にて、フルートの西仲美咲さんのライブをやってきました。最近はよく出演させて貰っている Ami's Bar ですが、この日はベース、ドラムを入れてのカルテット演奏という事で、特にドラムを入れてここでやるのは珍しい事でもある為、新鮮な気持ちでライブと向かい合う事が出来ました。
 ベースは村田博君、ドラムはお馴染みの佐々木俊之さん(何故か自分を入れた3人で、イケメントリオとかいう風に呼ばれているのですけど…笑)で、、このメンバーでライブをやるのは、これで2回目ともなりました。前回は2月29日の事だったので〔いつもとは違う Ami's Bar参照〕結構日にちが経ってしまいましたが(実に4ヶ月振り…ですか)、その分最後まで熱のある演奏をお届け出来たのではないかと思います。
 実際に音を出してみると、これでまだ2回目?と思わせるようなまとまりようで、これは前回より遥かに良くなっている部分でした。お互いの音を聴く余裕もあり、それぞれが遊び心を取り入れた演奏になっていったり…色々と盛り沢山で楽しかったです。もちろん、最後にはビブラフォンの阿見さんも交えて、豪華な編成でライブを締め括る事が出来ました。

   何回この祝杯を行った事やら(笑)   2回目なのに、もう安定した音が鳴り響いていました!

 この日は沢山のお客さんに来て頂いて、それはお店の中での自分達の居場所が無くなるくらいでしたが(笑)、その代わり、写真のようにお店の外で皆で祝杯?を挙げながら親睦を深めるなど、なかなか興味深い時間も楽しめていたのではないかと思います。お店からもビールを頂き、そしてお客さんからもビールを頂くなど、結構至れり尽くせりだったのは幸いでした。この場を借りてお礼申し上げます(笑)。
 実は、自分は最近まで風邪をこじらせてて、それは喉から発症したもの(おそらく)だったので、ここ1週間くらいは炭酸(つまりビール)を控えていたのですが、今日は何だかお目出度い雰囲気でもあったので、ここで自分の中でビール解禁が行われました(笑)。そして…やはりビールは美味しかったです♪この感覚…懐かしいです…。さあ、明日からまた頑張りましょう(笑)。

 ☆銀座 Ami's Bar のHP…http://sound.jp/isoboo/amisbar/

 ☆西仲美咲さんのHP…http://misakinishinaka.com/

 ☆村田博のブログ…http://chabass.blog63.fc2.com/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/
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テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2008年7月のライブスケジュール
 雨が降ったり…と思えば次の日は天気になったり…。気温も暖かかったり寒かったり…という不安定な日々が続きますが、7月のライブスケジュールを載せたいと思います。変化の激しい季節でもあるので、皆さん体調を崩されないようにして下さいね(自分は最近、既に体調を1回崩しました…笑)!


     ●7月3日(木)、8日(火)、10日(木)、31日(木)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member……(Vo)山崎信子(8日のみ)、(Vo)東野泰人(10日のみ)、(Vo)桜井りこ(31日のみ)、
        (G)松下譲次、(Key)竹内大輔

 お馴染みの場所で、7月は4回程演奏させて頂きます。またまたバラエティに富んだ編成でやらせて
 頂きますが、また3日にはギターとキーボードの2人だけで演奏する予定です。また、31日には
 そろそろお店に馴染めてきたかどうかの桜井りこさんと演奏します(笑)。色々と周りの変化はありそう
 ですが、ここではいつもと変わらない雰囲気でやっていきたいものです。よろしくお願いします!


     ★7月4日(金)千駄木 Django
1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 久しぶりの、Django にての自分名義のピアノトリオです。最近は月に1回ペースでライブをやらせて
 貰っているので、前のライブが終わってしまうと、すぐに次のライブの準備をしなければいけない感じに
 なっているのですが、ここではまたいつもと違う感じでお届け出来ればと思っております。ただ、今度は
 逆に、真っ白の状態からライブを始めたらどうなるか…という事にも興味があります。何回もライブを
 重ねてきているメンバーだからこそ出来るライブで、それぞれの個性を存分に見出す事の出来るライブに
 なるのではと思っております。曲は今回は幅広く(3ステージありますし)、色々やってみたいですね!


     ●7月5日(土)沼袋 Organ Jazz 倶楽部
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…21:00~、
Charge…2200円(ドリンク別)
Member……(G)平木宏隆、(Vo)中村いづみ、(Pf)竹内大輔、(B)船曳耕市、(Ds)佐々木俊之

 メンバー的には何回か今まで一緒に演奏しているものの、お店的には初めてとなる演奏です。ここは
 珍しくハモンド・オルガンが常駐しているというジャズのお店なのですが(もちろん自分は弾けませんが…)、
 ちゃんとグランドピアノも置いてあって、それが西武新宿線の沼袋駅近くにあるとは…。これは穴場のお店
 と言っても差し支えないと思いますね。一体どうな演奏が披露されるのか…楽しみにしていて下さい!


     ●7月7日(月)池袋 3-tri-
Open…18:00~、Start…18:30~、自分達の出番は5バンド中最後、21:50~、
Charge…1000円(ドリンク別)
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Ds,Perc)伊藤樹明

 久しぶりに、さばいばる伊藤さんとライブをやるような気がしますが、ここで対バンライブに出演です!
 伊藤さんの行動力には恐れ多いものがありますが(笑)、池袋という身近な場所にしては、このお店には
 今まで行った事がありませんでした…。何となく若そうなイメージも感じたのですが、そんな事には負けず、
 今自分達が出来る精一杯の演奏をしたいと思います。チャージも安いので、気軽にお越し下さいませ!


     ●7月13日(日)品川ホテルパシフィック東京『ブルーパシフィック』
1st…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…1050円+Order
Member…(Vo)ナオキ、(Pf)竹内大輔

 今月もナオキさん(ここでは Na-Key さん)とデュオ演奏をやらせて頂きます。ナオキさんと一緒に音を
 出すと、結構即興性の強い事をやってくれる為、こちらも一音一音聞き逃さずといった状態で演奏に
 臨まなければなりません。しかし、これが楽しいのです。ラウンジという場所柄、静かめな演奏では
 あるのですが、こちらは本当に汗水垂らす(笑)ライブをしている感覚です。是非ご覧頂ければと思います。


     ●7月15日(火)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付…他にも値段設定有り)
Member…(Vo)篠木未亜、(Pf)竹内大輔、(Vib)阿見紀代子

 お馴染みの Ami's Bar での演奏ですが、今回はまたボーカルが初めての方です。お店で色々と自分を
 ブッキングして下さっているようで、本当にありがたい事です…。もちろん、まだどのような曲をやるとかは
 決まってないのですが、何回も言うように、ジャズは即興性が…。ここでもそんな感覚を出しつつ、
 周囲に合わせた演奏が出来ればと思いますね。ビブラフォンにも加わって頂く事になりそうです。


     ●7月17日(木)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付…他にも値段設定有り)
Member…(As)入江美香、(Pf)竹内大輔、(B)鈴木克人、(Vib)阿見紀代子

 この日も Ami's Bar とは驚きですが(笑)、この日は3回目となる、アルトサックスの入江美香さんとの
 ライブになります。入江さんは毎回大阪からこちらに来て下さっているわけで、自分達もそれを迎える
 気持ちで演奏しなければなりません!…ここではスタンダード、特に入江さんは、アルトサックス奏者の
 チャーリー・パーカーが好きなようで、いわゆる“バップ”の曲を多くお届けする事になりそうです。
 正に、ジャズの正統派という感じの日になりそうですが、ある意味自分は勉強させて貰えそうです(笑)。


     ●7月19日(土)入間市文化創造アトリエ Amigo
Start…12:00~、夜まで(自分達は最初と最後に出演)
Charge…1000円(中学生以下無料)
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Ds,Perc)伊藤樹明

 さばいばる伊藤さんの主催する『平和を願うコンサート in 埼玉』というものに出演してきます。これは
 全国から(一部はなんとニューヨークから…!)伊藤さんの知り合いのミュージシャンを集め、そして
 順々にライブをやっていくというものなのですが、北九州からは Daddy さんや、るーじゅさんも参加して
 頂けるそうで、賑やかなものになる事を期待したいイベントです。平和コンサート…というのは、実は昨年の
 10月に門司でやった事があるのですが〔さばいばる伊藤、北九州ツアー(2007.10.27~10.28)参照〕、
 それに伊藤さんが感銘を受けて、地元埼玉でも行う運びになった…と考えて良いのでしょうか。伊藤さんは
 この日にかけて色々と準備を行ってきたらしく、初めてのこういったイベントという事で、なかなか思うように
 いかない部分もあったと察しますが、まずは始めなければ意味が無い…という事で、この日についに
 開催します。特に平和を考えて欲しいのは中学生…だそうですが、多くの参加者を望みたいところですね。
 

     ●7月30日(水)五反田 Rocky
1st.…19:30~、2nd.…20:50~、3rd.…22:10~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…≪黄門御一行様≫(Vo)恭子、(Keys)竹内大輔、
       (B)植木宏之、(G)坂上真一、(Ds)中武誠二

 こちらは、今更説明する必要もないのかもしれませんが…(笑)、毎月恒例?の黄門御一行バンドの
 ライブです。最近は、誰々コーナーみたいなものが定着しつつあって、今回も実行するのかどうかは
 分かりませんが、ライブの方向性としては馴染みやすいので、こちらも恒例になるのかもしれません…。
 一応、事前に曲決めは行っているのですが、当日になって、お客さんのリクエストによって大分選曲が
 変わるという…まあ、それこそが黄門バンドなのです。皆さん、リクエスト曲を持参して集合して下さい(笑)。


 …という感じで、最近の中ではライブは少ない方ですが、これはまた自分の旅行シーズンに掛かってしまったという事で(笑)、ご了承頂ければと思います。…とは言え、まだ具体的な場所すら決め兼ねている状態で、早く考えなければとは思っているのですが…なかなか難しいですね。

   憧れの航空会社でもあります

 できれば、これを使って旅行したいところなのですが…。まあ、またその時をお楽しみに!

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デュオ演奏で、お客さんに見られるという事…
 今日はアルトサックスの郷原君と、西麻布にある Kie にてライブでした。最近は大体ふた月に1回というペースでライブをやらせて貰っていますが、演奏者同士のコミュニケーションが、こんなに如実に出てくるライブは他に無く、いつも特別な意味を持って参加させて頂いています。もちろん今日も例外ではなく、そんな縮図がよく出た日となりました。

   このアングルが客席から見えますが…確かに凄い近いですね

 ここ Kie では、グランドピアノを取り囲むようにテーブルが備えられているという、変わった席配置をしているのですが、故にお客さんは、自分から手の届くような位置で聴かれています。ピアノを弾く時には振動も起きているので、その振動はそのままお客さんに伝わっている事でしょう。これこそが、一体感を共有できるライブス・ペースだとも思うのですが、実はそのまた逆も然りだったりするのです。
 デュオ演奏というのは、本当に自分の個性がそのまま出る演奏形態で、それ故に、相手の出方によって自分の演奏も変えられるような柔軟さが必要にもなってきます。演奏中は常にアンテナを張っており、一音一音聞き逃さずして、自分達の演奏を作っていかなければなりません。つまりは、周りの事にも常に気を配ってないといけないという事なのですが、その為お客さんの雰囲気にも影響をよく受けるのです。
 どのような影響…というと難しいですが、例えば拍手1つで演奏は変わりますし、たまたま近くで物音がしただけでも演奏は変わると思います。ジャズは元々即興性の強い音楽ですが、この郷原君とのデュオは、更に即興性を強くした概念が含まれるような気がします。…いや、デュオだからこそ出来る概念だから、自分達は取り入れている…と言ったほうが正しいかもしれません。
 つまりはこのお店では、お客さんが訪れた瞬間に、既にライブの一部に参加して貰っている状態になっているのです(笑)。自分もそういった雰囲気を吟味して演奏しているのは事実ですから、この際そういった気持ちでライブを観に来られると面白いかもしれません。もちろん、堅苦しく考える必要は無く、要は皆で楽しめれば…という感じなのです。その心理を分かっていると分かっていないでは、ライブの見方が結構変わると思うんですよね。次回は8月30日(土)に決まりまして、より多くの参加?をお待ちしております(笑)。きっと、更にライブを楽しめる事と思いますよ!

 ☆西麻布 Kie のHP…http://www6.ocn.ne.jp/%7Ekie/frame.htm

 ☆郷原繁利のHP…http://sgohara.com/

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黄門御一行バンドでインスト演奏?
 今日は、毎度お馴染み(笑)黄門御一行バンドのライブでした。最近は本当にどうしたのか、ライブ前から客席はほぼ満席という状態で、改めて黄門バンドの人気の高さを窺わさせてくれる感じでした。もちろん出演者の皆さんや、お店の方等の協力があっての事だと思いますが、それでもこちらは毎回マイペースでやらせて貰っているのに…、本当にいつも感謝です。また、出演者がマイペースなら、お客さんもマイペース(…だと思います…笑)。もしかしたら、そうした空間が成り立っているのが、このバンドの人気の秘密なのかもしれません…。何だか自分達の培ってきたものが反映されているというのは、面白いというか、不思議な感じもしますが、自分達そのものが認められているようで、これは喜ぶべきところなのかもしれませんね。

   丼物が出るのもまた良いですね(個人的には漬物が最高)   初回ステージ前の恒例行事、和気藹々としたMC中にて(笑)

 今回もお客さんが多かったので、わりと全曲やる方向でステージは進めていきました(…とは言え、全てをやる程の時間まではありませんでしたが…)。リクエスト曲も多く、殆どに応えていったのは素晴らしい限りでしたが、ボーカルの恭子さんに対するリクエストというのが、声を張る曲が8割以上を占めていて、なかなか大変そうではありました。やはりお客さんは、“張る声”を期待しているのかもしれませんね。こちらも頑張らねばと思います。
 もちろん、歌うのは恭子さんだけではなく、ベースの植木さん、ドラムの誠二さん、そして最近は、ギターの坂上さんも歌って盛り上げてくれるのですが、これらは1ステージ毎に“コーナー”として設けられているのが特徴とも言えるでしょうか…。
 そして、何故か今回は、自分の“コーナー”まで設けられてしまいました。突然だったので驚きだったのですが、それは“自分の弾きたい曲を弾く”…というものでした。そう、ここで前代未聞?の“インスト・コーナー”になってしまったのです。ついに自由さもここまで来たか…と思いましたが、ここでは“Georgia On My Mind”をやらせて頂きました(譜面とかも特に持ってなかったので…)。何とか弾ききりましたが、恭子さん的には、これを毎回の恒例にしていきたいとか…。自分が1曲休めるからでは…と思わざるを得ないのは仕方の無い事ですが、一体今後はどうなってしまうのでしょうか。まだまだ黄門バンドは目が離せませんね…。次回は7月30日(水)です!

 ☆五反田 Rocky のHP…http://livecafe-rocky.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

竹内大輔、北九州ツアー(2008.6.5~6.9)
 「6月の前半、ライブをしに北九州に来ない?」…と、北九州のミュージシャンである Daddy 津田さん、るーじゅさんから連絡が入ったのは今年の3月ぐらいの事だったでしょうか…。突然でビックリしましたが、聞くと、自分のピアノ演奏を色々な人に聞かせたいという事で、自分を単独で北九州に呼んでくれるというのです。ライブは3日間くらいやって貰って、来る時の空港までは迎えに行くから…等、詳細はここでは置いておくとして、よく考えたらこういった形で自分が地方に行くのは初めてなのではないかと思いました。
 今まで“ツアー”という形でのライブは、本当に数えればキリが無いくらいやってきましたが、そのどれもがメインの人をサポートする…という立場での参加で、自分の身体さえ空いていれば!…という感覚での参加にもなっていたと思います。しかし、今回は自分がメインです…。きっと、向こうのライブハウス等では自分の名前が表に書かれ、自分を見に来てくれるお客さんが集まり、そしてライブが始まる事でしょう。これは、自分の身体さえ空いていれば…等という気軽な考えで参加してはいけないような気がしてきました。
 最初、自分は「喜んで!」という感じでオーケーを出したのですが、日取りも6月5日から3日間に決まり、その日にちが近付くにつれ、徐々に不安になってきたのも事実でした。北九州には、今までツアーで何回か行った事はあるものの、そこで“ジャズ”を演奏した事はなく、果たして自分を見に来てくれるお客さんがいるのかどうか…。それよりも、見ず知らずの人にいきなり自分の演奏を聴かせて、そこで満足して頂けるのだろうか…。いや、その前に自分のMCが大丈夫なのか(笑)…等、そのプレッシャーと言ったら今まで経験した事の無いものでしたが、北九州に行く当日には、自分なりに解決の方向を見出せていました。
 精神的には問題無し、後は演奏あるのみ!…この状態が何よりだと思いますが、何とか自分はここまで辿り着けました。そして、自分の持てる力を全て持っていく気持ちで、一路北九州へと向かったのです。

   6月5日(1日目)
 北九州へは、やはりスターフライヤーという航空会社が便利です。このブログでも何度か紹介させて頂きましたが〔旅日記 6.(九州編…2006.9.12~9.13)参照〕、速さ、安さ、サービスの良さの総合では、東京~北九州間を結ぶ公共交通機関として堂々のトップだと思います。今回も片道1万円で航空券を購入(早々と予定は決まっていたので、安く購入できたのです)し、経費の削減に役立ちました(笑)。自分がメインとなるツアーだと、こうした所もつい考えてしまうものなのですね…。

   窓の外には、チラリとこれから乗る飛行機が…

 北九州行きの便は、以前にも乗った事があるので慣れたものでしたが、何だか今回は様子が違うような気がしました。目的が違うと、こんなにも飛行機に乗る雰囲気が異なるのかと思いましたが、いよいよ自分のツアーが始まった…という感覚でもあるのでしょうか…。当たり前ですが、この先はもう引き返せないわけで、そういった思いを如実に表した手続きだったのかもしれません。後は黙っていても、約1時間半後には九州の地に着いてしまうのです。より一層気が引き締まる思いでした。

   瀬戸内海上を飛行中…奥の陸地は四国です…この辺りからやっと眼下の厚い雲が途切れ、地上が臨める事に…   地元北九州空港では、日中2機揃いの珍しい光景も…

 羽田空港周辺は生憎の雨模様でしたが、北九州地方は意外にも晴れていました。スターフライヤーの機内では座席1つ1つに個人ディスプレイが搭載されており、まるで退屈する事はなかったのですが、その代わり、本当に北九州へはあっという間という感じもしました。逆に、もう少し気分を落ち着ける時間が欲しかったくらいですが、そんな事を言っている暇はありません。この晴れた空のように気分も晴らして、そして北九州空港へと降り立った次第です。この空港では、先程言った北九州のミュージシャン、Daddy 津田さんが迎えに来て下さいました。いよいよ、自分にとって初めての経験になるであろうツアーが始まったのです。

 北九州空港から、Daddy さんの住んでいる門司港までは、車で1時間弱でした。門司港も既に何回も訪れているだけに、自ずと景色から懐かしむ筈なのですが、どうも今回はやはり異なる雰囲気で自分を迎えているような気がしてなりません。ここでも目的が違うだけで、こうも印象が変わってしまうものなのか…。予想以上に自分は心に余裕が無いようです…(笑)。
 そして、今日から3泊程お世話になる家へと案内して下さいました。以前お世話になった事のある Daddy さんの家は、引越しをしてしまったという事で入れず、今回は、るーじゅさんの祖母が元々住んでいた家(現在は空家)に泊まらせて頂く事になりました。周囲の雰囲気は落ち着いており、今の自分にはぴったりの環境にある所だと思いました。

   3泊4日程お世話になった部屋です   素朴な感じが個人的には好きな雰囲気でした

 少し身体を休めてから、いざ今日の演奏場所である小倉 Music-Lab Casablanca へと向かいました。ここでも Daddy さんの車で送って頂きましたが、今回 Daddy さんは、常に自分のサポート役に回って頂いて、色々とお世話をして下さいました。本当に感謝の気持ちで一杯ですが、自分も演奏に応えなければならないという事でもあります。気合いが入る瞬間でもありました。
 門司港から小倉の中心部までは、車で30分弱…。変に長く感じた時間でもありましたが、Casablanca は小倉の中でも堺町と呼ばれる繁華街に位置し、わりと簡単にアクセスする事が出来ました。お店の入口には既に自分の名前が提示されていて、改めて自分のライブがここで行われるという事を実感します。店内は綺麗で、グランドピアノやウッドベースも常駐しており、正にジャズのお店という感じでしたが、こういった場所を自分の為に提供して下さるとは…。ここでも感謝の気持ちで一杯になってしまいました。

   繁華街内にある雰囲気の、小倉 Music-Lab Casablanca   自分の名前が…掲示されています!(当たり前)

 さて、ここで今日一緒に演奏するミュージシャンである、ベースのミック内田さんと、ドラムの野島嵩裕さんを紹介しておかなければなりません。…とは言え、自分は初対面みたいなもので、Daddy さんを介してでしか今まで連絡する手段は無かったくらいなのですが、ジャズ演奏とは、一時の出会いが大切なものです。ここで今日初めて会ったからと言って、演奏が疎かになるという事はありません。むしろ、そこがジャズの面白いところでもあり、それがこの日のライブで自分がやりたかった事でもあるのです。挨拶も済ませ、早速リハーサルへと取り掛かる事にしました。
 この日はたっぷりと2ステージが用意されており、自分が東京でやるライブと何ら変わらない感じで進める事が出来てしまうわけですが、では、逆にどんな曲をやろうかな…という気分にもなるものです。若干のプランは頭の中にありましたが、この日のお店の雰囲気、そして演奏するミュージシャン、そしてお客さん(これは本番にならないと分からないですが…)を見極めて、出来ればその場で決めたいものでした。…なので、リハーサルは程ほどにしておいて、後は本番という形に、敢えてする事にしたのです。…もしかしたら、東京から適当なミュージシャンが来たな…と思われたかもしれませんが…(笑)。

   こってり系はやはり好きです♪

 リハーサル後、本番までの間には、ドラムの野島さんがお勧めのラーメン屋に連れて行って下さいました。お店の名前は“男前ラーメン風玄”…。ちょっと変わっていましたが(笑)九州と言えばやはり豚骨で、ここのは味が濃いのですが(特にスープがクリーミーです)、しつこくない後味がなかなか上品と、九州1日目で美味しいラーメンを頂く事が出来ました。これは本番も楽しくなりそうです。

 …そんなこんなで迎えた本番です。自分が一応ここではリーダーでもあるので、始まりのMCというのも自分がしなくてはならないのですが、お客さんは知らない方達ばかりで、一瞬何を話して良いのか分からなくなります。しかしよく考えたら、知らない方達…という事は、変に気を遣って話さなくても良いわけで、意外とこちらの方が気持ち的には楽な気もしました。今思っていた事を普通に話し、そのまま演奏に繋げます。なかなか楽しい空間ではないですか。
 初めはブルースの曲からやりましたが、まだ3人の息の合い方はぎこちない感じでしょうか。相手の出方を窺っているのか、まだ身体が暖まってないのか…。ただ、そのまま2,3曲と続けていくうちに、音はだんだん良くなっていきます。この辺りで、ようやく相手の出方が分かってきた為かもしれません。最後の方にはなかなか良い感じで締め括る事が出来ました。正に人間対人間の縮図という感じのステージで、人の良い部分が表現できたライブにもなりました。
 2ステージ目は、最初からこの勢いに乗っていきたいところでした。今回はスタンダードの曲を中心に演奏しましたが、1曲だけ自分のオリジナル、“On The Way Home”という曲もやらせて頂きました。盛り上がる曲から静かな曲まで、盛り沢山な感じでお届けできたと思います。ミックさんはエレキベースも取り出し、ドラムの野島さんも普段はロック系を叩かれているそうなので、そういう雰囲気の曲もやらせて頂きましたし…。最初はどうなるかと思いましたが、終わってみれば本当に楽しいライブになりました。何だか、皆でステージを作り上げていったような…そんな感じです。これが北九州ツアーの1日目、最初のライブだったわけですが、自分にも自信が持てたライブにもなったような感じがしました。その意味では、このツアーの中で、とても大きな役割を持ったライブにもなっていたのかもしれませんね。

   相手の表情を窺いながらの演奏…これこそジャズですね   戦いを終えた戦士達の表情をごゆっくりご覧下さい(笑)

 何といっても、この日は共演者2人の協力があってこそのライブでした。自分が九州でジャズライブを行ったのはこれが初めて…というか、自分が地方でリーダーライブを行ったのがそもそも初めてだったわけですが、気さくに接して頂いて、いつもの自分でライブをする事が出来ました。改めてありがとうございました。そして、どうもお疲れ様でした!また2日目以降も頑張っていけそうだと、この時確信したものです。

   6月6日(2日目)
 この日は昼間から演奏がありました。場所は前の日と同じ小倉にある、チャチャタウンというショッピングモールのような所にてだったのですが、ここは実は約1年半前に、さばいばる伊藤さんのユニットで出演した事があります〔さばいばる伊藤、西日本・九州ツアー(2006.12.2~12.9)参照〕。ただし、今回は1人…というか、今回のツアーはここからは1人で演奏していかなくてはならない為、環境的には勝手が分かっていても、やはり一際気が引き締まる思いになりました。Daddy さんに車で送られ、現地に入ってセッティングを開始。ステージにはキーボードが1台のみという状況に、いよいよか…という気持ちになります。
 この日は良い天気に恵まれていたのがまず救いでした。野外という状況である為、雨だとどうしても人の動きが鈍ってしまいます。客席はフードコートの役割も果たしているようでしたが、人影もまあまあという感じでしょうか。チャチャタウン内には今日の野外イベントとして、“竹内大輔ジャズピアノライブ”と掲示されていたのが功を奏したのかもしれませんが、今回はソロピアノという事で、あまりジャズをやる予定にはしていなく、良いのかな…という気分にもさせられます(笑)。少しは緊張も収まってきたようでした…。

   日差しの強い日でもありました   自分、頑張ってますね(笑)

 ステージは14:00~と16:00~の2回で、どちらも30~40分ぐらいの演奏時間だったでしょうか。如何せん1人での演奏だったので、ここは極力お客さんと真正面から向かえるようなステージにしてみましたが、なかなか和やかな空気もあって話しも弾み?(笑)、演奏を聴いて頂けるような雰囲気に出来たと思いました。良かったのはどちらかというと1ステージ目の方だったと思いますが、2ステージ目の方は、和やか…というよりかは“緩やか”…という感じで、少し気だるい雰囲気になってしまったのも否めません。確かに、一番のんびりとしたい時間帯でもあり、そこで“ステージ”という物を馴染ませるのには結構気を遣いましたが、良い勉強にもなりました。何とか無事に終える事が出来たと思います。

 そして、夜は同じく小倉にある“Dreams”という所でライブです。チャチャタウンでのステージが終わってすぐに向かったので、とりあえずセッティング、リハーサルだけ済ませてしまったのですが、ここで本番までは時間があるため、ご飯を食べに行きがてら、Daddy さんに小倉市を案内して貰う事になりました。小倉市は Daddy さんの生まれ育った町…つまり、Daddy さんのルーツを歩く…という事にもなり(笑)、なかなか面白い感じで時間は過ぎていきました。

   どことなく懐かしさが感じられます   奥に見えるのは北九州モノレール

 夕暮れ時という事もあって、なかなか良い雰囲気で風景を楽しんでいたのですが、ふと Daddy さんから、「紹介したい店があるんよ」と言われました。そのまま街中を歩いて着いた先は Folk Village というお店で、その名の通りフォーク・ソングを中心に聴かせているお店なのだそうです。色々な方が出演されていて、店内の壁には出演者の写真やサインが数多く貼られていましたが、これもこのお店のオーナーの人徳によるものなのでしょう。自分もお話しさせて頂きましたが、とても気さくな方で、お店自体を気に入ってしまいました。
 自分は“フォーク”というジャンルにはあまり手を出せていなかった為、分からない部分も多かったのは否定できませんが、音楽は皆同じという事で、ここまで挨拶しに来た甲斐はありました…。お店にはアップライト・ピアノが置いてあって、Daddy さんの希望により、何故だか自分はここで1曲ジャズを弾いてしまったのですが(もちろん営業前ですよ!)、代わりにコーヒーを頂いてしまいました。また何かの機会で来れたらと思いましたね。

   なかなか凄い人も出演されています   雰囲気のあるお店だったと思います

 そして、そのまま Daddy さんに連れられて行った先は、ラーメン屋(!)でした。2日間続けてラーメンかと思うかもしれませんが、ここのは薬膳ラーメンと呼ばれる珍しいものがあり、Daddy さんは相当ここに自分を連れて行きたかったらしいのです。お店の名は“蘭州”で、醤油ベースの味でしたが、辛味もあり、こくもあり、なかなか心に残る1品になりました。チャーシューは牛ほほ肉を使っているようで、これも絶品だったのですが、豚骨が主流の九州の中で、この蘭州のラーメンは良いアクセントになったと思います。自分は豚骨好きではありましたが、これには唸らされてしまいましたね…。良い本番になりそうです(笑)。

   これまた興味をそそる味でした

 さて、Dreams に戻り、これから本番を迎えようとしてましたが、厨房では何やら水餃子が出来上がっている様子でした。どうやら、この日はライブ兼“餃子パーティー”みたいになっており(笑)、それでリハーサルの時から鍋を仕込んでいたのか…と思ったものです。これまた美味しく、ライブ前に満足してしまいそうな感じになってしまいましたが、今日はこの水餃子がドンドン出てくるとの事…量に関しては何も心配しなくて良いそうです(笑)。何だか活気に包まれた状況になってしまいましたが、いよいよ本番の始まりです。

 今回は2人の“共演者”がありました。まずは盲目のトランペッターである小倉さんです。目が見えないという事で、人に手を引かれながらお店に入ってきた時は正直驚きましたが、トランペットから出される音は、正に“感覚”という感じでした。リハーサルの時は特に打ち合わせもなく、自然に何となく曲をやり始めたのですが、これがもうバッチリの一言で、そのまま曲の確認だけをし、そして今本番を迎えた感じでした。
 つまりは、リハーサルからここまで、殆ど何も打ち合わせをせずに音を出したという形になったのですが、そこに不安という要素は一切無く、自分は“楽しみ”という気持ちでステージに臨んだように思います。自分が音を出し、それに小倉さんはトランペットで絡んでくる…そこには事前に決まったものはなく、全て即興で作り出しています。曲というフォーマットはあるものの、そこには感覚と感覚の共演が存在しているわけで、次にどうなるかなんて誰にも分かりません…。しかし、それは凄く面白いもので、正にジャズをやっているという気持ちにさせてくれました。お互いが楽しい気分になっているのは音を聴いて明らかで、そこには盲目という壁は存在しないという事も分かりました。ブルースで曲を遊んだり、映画でもお馴染みの“Sunflower(ひまわり)”でグッと聴かせたり…。色々な曲をやらせて頂きましたが、感覚を研ぎ澄ませて臨んだ演奏にもなり、凄く楽しかったです。また一緒にやる機会があったらと思いますね。

   とても暖かい演奏が出来たような気がします   お互い様子を窺いつつ、確かな演奏を目指します

 そしてもう一方は、何を隠そう Dreams のマスターでした。マスターは歌を担当という事で、3,4曲程一緒に演奏させて頂きましたが、やはりお客さんはお店の事をよく分かって訪れているわけですから、暖かな雰囲気がそこにはあったと思います。マスターも小倉さんの演奏を見て刺激を受けたのか、よりジャズらしい歌い方になっていたのが印象的でした。もちろんそれには自分も合わせ、より感覚的に攻めていこうと考えていきます…。こちらも好評で、2ステージに亘ってのライブを終える事になりました。お客さんも盛り上がって頂きましたが、その後は水餃子も追加されるなど、更に大盛り上がり(笑)。Dreams は小さなお店ですが、店内の活気はどこにも負けていないような気がしたものです。

 これで2日目も終了!…と思いましたが、その瞬間、新たにお客さんが来てしまいました。もう予定のステージは終えてしまいましたが、せっかっくなので…という事で、今度は改めて自分1人で何曲か弾かせて頂きました。Dreams での夜はまだまだ続くのです…。

   6月7日(3日目)
 …前日の演奏が長引き、帰りもすっかり遅くなってしまった自分でしたが、3日目となるこの日は演奏は夜だけになっており、比較的ゆったりと過ごす事が出来ました。…と、この日は昼間にお客さんから蕎麦屋に招待されていて、Daddy さんと共に向かったのですが、ここは通のみぞ知る…という感じのお店で、誘われた時から自分はワクワクしていました(今回のツアーが決まった時から、この蕎麦屋に行くという事は聞かされていたのです)。
 場所は、門司港駅から少し門司寄りに行ったところなのですが、看板も特に出ているわけではないので、知らないと立ち寄る事は出来ない感じです。しかし、意外とこれが周りには知られているようで、門司港には企業のビルも多いせいか、政治家など、色々と有名な人も訪れるのだとか…。正に隠れ家的存在でもあります。

   左から2番目の建物がそうですが、確かに隠れ家度満点!   この約1時間後、自分は撃沈します(笑)

 ここで食べた蕎麦は本当に美味しかったですが、更にはビールまで頂きまして、お昼から自分は、なかなか良い感じになってしまいました(笑)。そして、自分が日本酒好きという事を先に伝えていたせいか、最後には日本酒で蕎麦を食べるという形態になりまして、かなり夢見心地の気分を味わいさせて頂きました。
 また、このお店で通された部屋というのが右上のような感じで、若干プライベート感があったせいか、食事後は自分はぐったりとその場で寝てしまいまして、そのまま酒によりダウンしてしまいます。どうやら、ちょっと飲み過ぎてしまったようです(食べ過ぎ…という話しも…笑)。この時は時間にして14:30ぐらいでしたが、その後は泊まっていたところに戻り、記憶も不確かなまま18:00近くまで熟睡していました。たまには羽目を外すのも有り…という事にしておきましょう。

 さて、この日演奏するお店は、泊まっているところからも結構近い場所にある、喫茶ユキ…という所で、門司港駅からも歩いて行ける距離にあります。18:00近くまで寝ていられたのも、この近さゆえ…という部分はあったのですが、お店まで Daddy さんに車で送って貰うと、狭いお店ながらも、既にPA機器やキーボードがセッティングされた状態になっていました。これはもちろん全て Daddy さんの手によるもので、またもや自分は有り難い気持ちになってしまいます。本当に色々なところでお世話になっているツアーですよね。
 お店には、この日のライブの事が書かれたチラシも幾つか貼られており、そこにはやはり、“ジャズライブ”と銘打ってありました。今回は全て1人での演奏予定となりますが、3日間続けてきたライブの千秋楽とも言える日にもなっている為、まだ酒が残っている頭を一新させ、気合いを入れ直します。リハーサルも終え、徐々にお客さんも入ってきて、そして本番の時間を迎えました。

   門司港駅からは徒歩7~8分程   相変わらず Daddy さんは面白いステージでした♪

 …と、ここで前座?の登場です。…というか、それは Daddy さんだったのですが(笑)、実は今回、Daddy さんのライブも見せて貰える事になっていたのです。しかし、チラシには“ジャズライブ”とあって、実際、お客さんが「ジャズのライブを聴きに行こう」…と思ってお店来てみたら、Daddy さんのトーク&ライブが始まっていて…と考えると面白過ぎではないですか(笑)。まあそれは置いといて、考えたら自分は Daddy さんのライブを見るのは久しぶりでしたが、やはりいつ見ても面白いですし、色々な意味で心に残りましたね。Daddy さんは“トーク”の部分でも、演奏に匹敵するだけのステージングがあるのですが、何が良いって、今のお店の雰囲気を読んで話しているから良いのです…。元から決められた感じではなくて、即興で、素直な話しをしているからこそ聞きやすく、お客さんは話しにのめり込んでしまうのです。そういった楽しさというのは正に“ライブ”で、改めてそのステージについて感心させられてしまう部分もありました。何だか、自分も良いライブが出来そうだと思ったものです。
 そして自分の番です。この日は最終日に相応しく、ソロでの演奏ですが、たっぷり2ステージという形式を取らせて頂きまして、この3日間で取り上げた曲、この日初めて弾く曲、色々と演奏させて頂きました。また嬉しい事に、1日目のライブで御一緒したドラムの野島さんが遊びに来てくれて、急遽一緒に演奏したりもしました(…ドラムのスペースはさすがに無かったので、この時はカホーンで参加して貰い、“One Note Samba”を演奏しました)。
 また、この日の選曲として、クラシックの“Nocturne,Op.9-2”(ショパン作の恐らく一番有名なやつです)と、自分のオリジナルの“Monte Fiesole”をやったのが特筆されると思います。どちらも、今ツアーでは初めて演奏した曲目ですが、自分でも普段あまり取り上げないものの(オリジナルも、ピアノソロで披露したのは初めてです)、何となく自分の新たな一面を見せたい思いから演奏させて頂きました。3日間の最後の日だったからこそ…というのもある気はしますが、自然に感情移入した部分があったのか、良い演奏が出来たと思います。暖かいお客さんにも恵まれ、本当に楽しい時間を過ごす事が出来ました!

   今ツアーの締めとなるべく、演奏しています   本当に感謝という感じの、Daddy さん、るーじゅさん御両人

 これで、今回のツアーで予定されていた演奏は全て終了する事になりましたが、大変だったと思う反面、とても身になる3日間だったと思います。自分がメインとなるツアーは今回が初めてだったわけですが、それで得た物というのは、他では到底得られる物ではないという事を、この時改めて気付かされたものです。
 演奏面でも、もちろんそうなのですが、個人的にはそれよりも、人の関わりについて色々と考えさせられました。今回は自分メインとは言っていますが、色々な方達の協力無しには実現できるものではなかったと思うのです。Daddy さん、るーじゅさんを始めとして、一緒に演奏した方々や、お店の方、ブッキングを担当してくれた方、そして何よりお客さんと、多くの“人”に支えられて今回のツアーは完成していったのだと思えてなりません。この日の演奏が終わった時、「ああ、皆で作っていったツアーだったんだ…」と思ったのですが、つまりはそういう事なのでしょう。この時で十分感無量な状態でしたが、その思いは日に日に増していき、やはり大きな出来事だったのだと思い返す事でしょう…。
 本当に皆さん有難うございました。そして、どうもお疲れ様でした(右上の写真は、この日のライブ後、野島さんも交えて皆で打ち上げをしているところです…今後ともよろしくお願い致します)!

   6月8日(4日目)
 ツアーの中の演奏が終わって次の日…。もう自分は帰るだけという身になりましたが、果たして今回九州まで足を運んでいて、このまま簡単に飛行機とかで帰っても良いのでしょうか。

 答えは“否”です(笑)。

 ここまで来ておいて真っ直ぐ帰るのは勿体無い!…Daddy さん達には、後は自分で適当に帰るので…と言ってあるので、ここは自分流の帰り方で、ゆっくりと東京に戻る事に致しましょう。もちろん、事前に自分の中でプランは大まかに考えてはいたので、後はそれに即して流れ重視で進むだけです。まあ、この辺りで大体読めたかとは思いますが、九州から鉄道で色々な所に寄りながら帰ろうと思っていたのです。…というわけで、今から自分の“北九州発帰宅ツアー”の始まりです(笑)。

   門司港駅にて…案内の字体に特徴がありますね   JR九州を代表する近郊型車両、811系(右)と813系(左)

 今回の出発地は門司港駅となりますが、なかなか“帰宅ツアー”に相応しく立派な駅でもあります。今この辺りでは“門司港レトロ”としての開発が盛んなので、駅構内もそれに準じたものがあるのでしょうか。いや、元々門司港駅舎は古い時代に建てられたもので(1914年だそうです)、全国で初めて、駅舎としては国の重要文化財に指定された建物です。それを元に、門司港レトロ開発が起こったのかもしれません(これは徹底していて、ここの駅員の制服も、レトロなデザインになっている程です)。

   約8時間半後に戻ってくる予定の門司駅にて   山陽本線と山陰本線が顔を合わせる下関駅にて

 門司港駅を出発し、門司駅で山陽本線に乗り換え、関門トンネルを通り本州に抜け、そのまま下関駅に到着します。下関駅は東京から来た場合、やっと本州が終わるか…と思わせるような駅で、これから始まる九州の旅に心を躍らせたものですが、今回は九州から入るという状況になっています。それはそれで、これから本州の旅が始まるとも思ったので、やはり旅情を湧き立ててくれる駅には違いありません。車両もJR西日本のもの(ついでに117系という車両でした)になりますし、そのまま山陽本線に乗車し、新山口駅まで向かいました。

 下関駅から新山口駅までは1時間強といった感じでしょうか。この区間は、これまでに何度か通った事があるものの、それは全て深夜時間帯というもので、一度車窓を見ておきたいと思ったのです。元々、自分は山陽路に関しては知識が弱く、乗車回数も実際少なかったので、今回は良い機会だと思いました。しかし、本当の目的は次の新山口からにあります。
 新山口駅(元“小郡”駅)に着いた自分は、少し駅前を散策してから、そのまま山陽新幹線のホームに向かいました。ここから何と、再度九州に戻り博多に向かいます(!)。変なルート…かと思うかもしれませんが、実はこれから来る新幹線の車両が重要なのです。
 0系という新幹線車両を皆さん御存知でしょうか。日本で最初に新幹線が開通したのは東海道新幹線の東京~新大阪間で、今から40年以上も前の東京オリンピックの年(1964年)の事だったわけですが、その時走っていたのがこの0系です。新幹線と言えば、未だにこの車両を思い描く人も多いと思いますが、それは長きに亘って活躍していたからでしょう。もちろん、40年以上も同じ車両を使っていたわけではなく、0系を0系で置き換えるという、今ではあまり考えられないような政策が当時の国鉄では行われていたので、今でも現役車両が存在するわけです。
 今でも現役…と言いましたが、具体的に言うと、それは今年の11月までの話しです。現在0系車両を所有しているのは、もはやJR西日本だけになってしまったのですが、ついに今年の11月に定期運転を終了させるという事が発表されたのです。現在の新幹線車両における世代交代は本当に早いですから、0系が引退というのも止むを得ないと思いますが、初代新幹線の車両だけに、やはりここは一目見ておかなくてはなりません…。そして、それ以上に注目なのが、JR西日本で使用されていた0系は、最近までJR西日本のオリジナル塗装となっていたのですが、これが当初の塗装であるクリーム10号と青20号に戻されたのです。これが引退前の最後の姿だとしたら、一目見るだけではなく、乗る事も重要でしょう(笑)。自分が新幹線に乗り始めた頃、0系は既に“ひかり”で見る事は少なくなっていて(この時には“のぞみ”もありましたが、まだまだ主役は“ひかり”の頃でした)、基本的に“こだま”専用…という感じはありましたが、当時の事を思い出しながら乗りたいものです。

   駅前にはまだ、“小郡”と示す物が残っています   やはり新幹線と言えば…これですよ!

 新山口駅の新幹線ホームでは、やはり同じ目的と思われる人が何人かいましたが、この初代塗装で運用されている列車は数少ない為に、逆に注目を浴びているのでしょう。やがて新大阪始発の“こだま”639号は新山口駅へと姿を現しました。6両編成のローカル運用で、東海道新幹線に出入りしていた16両編成の時代からすると流石に引退間近という事を感じさせますが、塗装変更されてからはそんなに時期が経ってないのでしょう。本当に綺麗な状態で登場してきて、一気にここの駅の主役になった感じがありました。
 写真を撮り終えてから急いでホームに向かい、“こだま”の車内に飛び込みましたが、ここで1つ残念な事がありました。車内に入った瞬間、横を凄い勢いで“500系のぞみ”が通過していったのです!…成程、どうりで撮影者が多かった筈です。N700系という新幹線車両が出来てからというもの、今や500系すら“のぞみ”から殆ど撤退している状態で、500系“のぞみ”は上下で2往復を残すのみとなってしまいました。その500系と、引退間近の0系との組み合わせ…確かに写真に納めたいと思うのは心情で、この新山口駅では、それが出来る唯一の駅と言って良いほどのポイントだったのです(駅の前後も開けてますしね)。それに気付かなかったのは自分のミスでしたが、ここは気持ちを切り替え、0系の乗り心地を楽しむ事にしましょう。
 さて、0系の車内はJR西日本仕様となっていて、座席は普通車でも(普通車しかありませんが…)2&2シートととてもゆったりしています。スピードは現在の最新の新幹線からしたら遅めですし(それでも220km/時という速度です)、1つ1つ駅に停まりますし、何回か“のぞみ”や“ひかり”に抜かれますし…確かに、走りは“時代遅れ”と言われても仕方無いような気がしますが、何だか今はこれが落ち着きます。時間を有効に使える“旅”だからこそ成り立つのでしょう…。車内も空いていて(少し意外でしたが…)、贅沢な時間を味わえたような気がしました。

   普通車でも2&2シートに改造されている、JR西日本の0系   N700系と、0系オリジナル塗装車が顔を合わせるのは、本当に現在だけの事かもしれません…博多駅にて

 博多駅には1時間くらいで到着しましたが、自分はこのまま“博多南”という駅まで行きます。山陽新幹線は博多駅が終点ですが、線路はそのまま博多総合車両所という所まで延びていて、その間を旅客線化したのが博多南線です。いわば博多駅から車庫までの間の路線なのですが、その距離は8,5kmにもなり、福岡近郊路線としての性格も有する路線でもあります。
 博多駅に到着した0系はそのまま博多南駅まで向かうようなので、自分もそれに倣って?そのまま車内に留まりました。この時、博多駅では20分くらいの停車時間が取られており、本当に時代とは逆行したダイヤだなと思いました。その間には東京かた到着した“のぞみ”や、新大阪に向かう“ひかりレールスター”等、何本もの列車が発着を繰り返していたのですが、この0系“こだま”だけは、そんな時間の流れとは無縁な気もしました。

   予想以上に小ぢんまりとした博多南駅   九州新幹線は、もうここまで出来ているのですね…

 博多南線は、全て山陽新幹線の車両での運用となっていますが、扱い的には“在来線”で、厳密な意味での新幹線ではありません。ただ、新幹線の車両であるが故に“特急”の扱いにはなっているらしく(新幹線級まで速くはありませんが、一応120km/時が最高速度とか…)、乗車券190円の他に、特定特急料金が100円掛かるのが面白いところです。博多を出ると、10分くらいで終点博多南駅に着いてしまいますが、周囲は意外にも宅地化が進んでいました。この地域はそれまで博多に出るにはバスしかなく、それが1時間も掛かっていたようなので、博多南線開通で10分に短縮された効果は大きかったわけですね。
 駅舎を出ると、これこそ九州新幹線と思われる高架工事の真っ最中で、2011年春の全通が待ち遠しい感じでした。これが完成すると、博多~鹿児島中央間は1時間20分で結ばれるらしいので、いよいよ九州内での移動が気軽に行えるようになるかもしれません。また、山陽新幹線との乗り入れも予定されています。

   新型の新幹線勢揃い!…といった感じですね   折り返しで乗った100系…これもいずれは見納めかも…

 ところで、博多南線は新幹線の博多総合車両所までの路線を旅客化…と書きましたが、正にその通りで、博多南駅のホームからは、左上の写真のように新幹線がズラリと並んだ光景が見る事が出来ます。N700系はもちろんの事、700系(“ひかりレールスター”用7000番台も含む)、500系、300系、100系、0系と、東海道・山陽新幹線を走ってきた全ての形式がここには存在し、これは東海道新幹線の東京方では見る事が出来ないので、何だか新幹線の博物館にでも来たような感覚です(笑)。車両の出入りも頻繁に行われており、見てて飽きる事はありませんでした。取り合えず自分は、折り返しの列車で博多駅に戻りましたが、どうも後ろ髪を引かれる思いであったのは言うまでもありません…。

 博多駅に戻ったのが14:30。まだまだ第2の目的である17:30までは時間がありましたが、この時点で他のプランはもう考えられていませんでした。…と、咄嗟に、今まで乗った事の無かった博多近郊の路線を一挙に乗ってしまいたいという思いが生まれ(笑)、まずは篠栗線のホームに向かいました。

   博多まで直通している篠栗線817系車両   ローカル風情が漂いますが、香椎線は殆どの区間で20分毎に運転されていて、博多近郊列車の性格が強い路線です

 この後は、暫くダイジェストでお送りします…(笑)。JR篠栗線(左上写真参照)で長者春駅へ、JR香椎線(写真右上参照)に乗り換え、終点の宇美駅へ…。折り返して香椎駅に向かい、ここで西鉄貝塚線という路線を発見し、西鉄香椎駅(写真左下参照)から西鉄新宮駅へ…。ここも終点なので折り返して貝塚駅へ、そのまま福岡市営地下鉄(写真右下参照)に乗り換え、再度博多駅へ…。これで時刻は17:10くらいになっていました。福岡市営地下鉄以外は今回初めて乗った路線でもあり、存分に楽しみました。御馳走様でした(笑)。

   西鉄の本線から切り離されている貝塚線…西鉄香椎駅にて   福岡市営地下鉄は、空港に行くにも便利です…貝塚駅にて

 博多駅に戻り、いよいよ今回のもう1つの目的となる列車とご対面です。それは寝台特急“はやぶさ”号というもので、今や貴重な(唯一に近いです)東京駅発着のブルートレインです。一昔前までは、東京駅から西に向かっていた寝台特急は本当に多く、九州に到達するものだけでも、“あさかぜ”、“さくら”、“みずほ”とあって、関西圏から九州に向かっていた列車も“彗星”、“あかつき”、“なは”等、本当に選り取り見取りで沢山あったのですが、今や残るのはこの“はやぶさ”、そして後述の“富士”だけという状態になってしまいました。これも、九州新幹線開業後は引退する可能性が高く、正に乗るなら今のうちという感じだったのです。…北九州でライブを行うという話しは、言うならば自分への乗車チャンスだったわけで、今回のツアーが決まってから、自分は“はやぶさ”号の東京行きのチケットを予約したのでした。“富士”でも良かったのですが、“はやぶさ”は現在の定期列車では日本一の長距離(熊本~東京間、約1315km)を走る列車でもある為、こちらの列車を選ばさせて頂いた次第です。ただ、全区間とは成らず、博多~東京間というのが惜しい感じでもありましたが、この際贅沢は言ってられません。
 “はやぶさ”の博多駅発は17:33です。中間駅でもあるので、列車は直前に入線してきてすぐに発車という、あまり余韻を感じている暇は無いくらいの慌しさでしたが、それでも列車の写真を撮る人は数多くいて、ホームでの存在感はやはり抜群でした。車内に乗り込むと、先程までの喧騒が嘘のように静かで、そして空いています。東京までの約1200kmの列車旅が静かに始まりました。

   “はやぶさ、東京行き”が輝いてますね(笑)   定刻通りに入線しました…博多駅にて

 “はやぶさ”は先頭の電気機関車を除くと6両編成という陣容で、日本一の長距離列車という看板を抱えている割りには寂しい感じは否めないのですが、それでも半分以上のベットが空いている状態を見ると、これは止むを得ないというか、現在の寝台特急の現実を思い知らされる感じでもありました。確かに、“はやぶさ”の博多発は17:33ですが、これはまだ新幹線に乗っても東京に着ける時間帯でもあるのです。しかも、こちらは乗車券、特急券の他に寝台券も購入しなければならないので、安さでも新幹線の方に軍配が上がるのです。加えて、現在は格安の飛行機も飛んでいたりしますから、寝台特急に乗るという人は、本当に自分のような鉄道好きか、よっぽど時間に余裕のある方でないと無理なような気もします。何とか末永く走って貰いたいものですが、現状を維持するのであれば厳しいと言わざるを得ないでしょうね…。
 さて、自分が乗ったのは開放B寝台というもので、いわばエコノミー的な車両でもあります。“はやぶさ”にはA個室やB個室という車両もあって、居住的にはこちらの方が良いのですが(しかも、B個室は開放B寝台と値段も同じです)、今回は敢えてB寝台にさせて頂きました。今まで乗った事が無かったというのと、やはり往年の時代を感じるには、昔ながらのB寝台だ…という発想からです(笑)。実際、車齢は30年を越えるものが殆どで、設備的にもとても現在の社会に対応している物とは思えませんでした…。また、見知らぬ人とカーテン越しに一緒というのも、この御時勢では若干の不安もありますが、今回は運良く自分の隣りには誰も来る事は無く、東京まで1つのスペースを独占できました。自分的には嬉しいですが、この1つのスペースには本来は4人入れるわけで、ここだけで見たら乗車率25%という事です…。喜んで良いのかどうなのか…若干複雑な思いでもありました。

   ここが今日の寝床となるわけです   開放寝台車の通路は趣があります

   ここで幾多の旅人が身支度を整えた事やら…   門司駅に到着後、九州内用のED76形機関車を外します

 さて、“はやぶさ”号は後発の特急に抜かれながらも(スピードに差があり過ぎるんです…)、今朝方通った門司駅に到着しました。この駅では何と24分間も停車します。何故かというと、ここから関門トンネルを通るので機関車の付け替えと(電気方式が交流から直流に変わる為、関門トンネル内専用の機関車にするのです)、大分駅からやってきた“富士”を連結する為です。“富士”も“はやぶさ”と同じ車両を用いた6両編成で、この先は12両編成となって東京まで向かい、列車名も“はやぶさ・富士”号となります。利用者減による編成短縮化、運用効率化によるものですが、寝台特急列車同士が併結するなんて、一昔前では考えられなかった事です。ここは現実と向かい合わなければならないわけですが、1つの駅に24分停車しているというのも現実離れしたダイヤです。もうこれは汽車旅という感じで、確かに汽車が最盛期の自体では、機関車の付け替えの為の長時間停車はよくありました。そして、皆はその間に駅弁を買ったり、終点に近いところでは身支度を整えたりするのです。今ではそんな光景はなかなか見れませんが、だからこそこの門司駅での付け替え、連結作業は貴重であるとも言えます。多くの人がそれらの作業を見つめているのもそのせいで、自分もここは1つ1つ、写真に撮っておく事に致しましょう。

   関門トンネル通過用に、EF81形機関車を連結します   “はやぶさ”はいったん下関寄りの引込み線に入って、その間に大分からの“富士”号が到着…同じく機関車を外します

   引込み線から“はやぶさ”がバックしてきて“富士”と連結をし、新たに“はやぶさ・富士”号となって東京を目指します   連結作業後の姿…“はやぶさ”からすると、門司駅では到着番線を1回移動させているという事が分かります

 いざ出発の時が来ましたが、“はやぶさ”目線でいくと、門司駅での到着番線は6番線で、発車番線は5番線に移動しているところが面白いです。機関車列車同士の連結作業となる為に複雑な手順を踏んでいるわけですが、この作業は“はやぶさ・富士”号の光景の中でのハイライト風景と言っても良いでしょう。列車は12両編成となって(機関車も含めれば13両編成)、下関駅へと走り出しました。
 そして、本日2度目の下関駅です…。今度は九州に戻るという事はありません(笑)。ここで再度機関車を付け替え、今度はEF66形という機関車が、東京までのロングランを担当します。ヘッドマークも“はやぶさ・富士”というものになっている事でしょう(下関駅の構造上、機関車の先頭部分は見る事が出来ませんでした)。後は一目散に東京に向かうのみです!

   本日2度目の下関駅では、機関車をEF66形に交換   夜のホームと駅弁…これぞ正に汽車旅!…徳山駅にて

 最初は車窓もよく見ていたのですが、やがて、横になったり窓の外を眺めていたりの繰り返しで、辺りが暗くなってからは、さすがに横になる以外にやる事が無くなってしまいました…。もうこの時点で深夜の気分なのですが、時間的には20:00過ぎという感じで、もはや世間の時間ともズれた空間が辺りと支配しています。時折り大きな駅に着くと、「ああ、今日通った新山口か」…とか、「お、岩国か」…という感じになっていたのですが、それもやがて「まだ広島か…」、「まだ岡山か…」という気持ちに変わってきます。大人しく横になっていれば良いのでしょうが、揺れも結構あって、落ち着いて寝る…というわけにはいきません。やがて自分との戦いをしている心理にも襲われましたが(笑)、なんとか床に就く事が出来ました。この日もなかなか長い1日だったように思います。

   6月9日(5日目)
 …途中に何回起きたか分かりません。“はやぶさ・富士”は機関車に引かれて走る、いわゆる客車列車なわけですが、こういった形式の特徴として、停車してから走り出すときに「ガタン!」というショックが必ず伝わるというものがあります。これこそ客車列車の醍醐味!…と言ってしまえばそうなのですが、こう何回も起きると流石に煩わしくなってしまいます。いつしか、目が覚めても外は見ない状態…というのが続きました。
 そして、ようやく深い眠りに入り、この次に目が覚めると列車は名古屋駅に到着していました。時刻はというと朝の5:15くらいで、もう辺りは明るくなっています。ここまで来るとあと少し…と思ってしまう程ですから、随分と時間の感覚は麻痺してきているようですが(笑)、馴染みある東海道本線のこの区間を、こんな朝早い時間帯に通るのも面白いものですね。車窓も見慣れた風景があったりしますが、それに飽きたら横になってしまえば良いし…、今更ですが、自分は贅沢なポジションにいるなと気付かされました。

 列車は横浜を過ぎ、品川を過ぎ、そしていよいよ東京駅に到着しようとしています。擦れ違う列車も、かなり馴染みがあるものになってきました。東京駅到着は9:58なので、朝のラッシュ時は避けたダイヤになっているみたいですが、それでも周りの通勤列車を見るとまだ混んでいます。しかし、こちらはベットで横になりながら車窓を楽しんでいるわけですから、やはりここでも優越感に浸ってしまいますね(笑)。こういった場所だからこその付加価値は無視できないものがありそうです。

   一気に東京の風景になってきました…横浜駅にて   長い間共に移動してきた車両には、愛着すら湧いてきます

 そしてついに、時間通り“はやぶさ・富士”号は東京駅に到着しました。博多駅から約16時間半の長い道のりでしたが、今自分は間違い無く東京にいます。あと1時間もすると、今朝の朝一で博多駅を出発した新幹線が東京に到着してしまいますが(笑)、早ければ良いというわけでもありません。自分は、新幹線での移動だけでは絶対に得られない思いを、今感じる事が出来ます。それだけでも乗った甲斐は十分あったのではないでしょうか。

 思えば、Daddy さんや、るーじゅさんの“一言”から始まったこのツアーでしたが、色々な意味で、得た物が多いツアーになったのではないかと思います。そして、ツアーの過ごし方、楽しみ方についても大いに学んだような気もしました。今回出会った人、物などを全てを受け入れ、次回以降の音楽活動に繋げられればと思います。長きに亘って読んで頂き、どうもありがとうございました!

 ☆Daddy 津田さんのHP…http://www.geocities.jp/studio0378/

 ☆小倉 Music-Lab Casablanca のHP…http://www.lab-casa.com/

 ☆小倉チャチャタウンのHP…http://www.chachatown.com/

 ☆門司港喫茶ユキの(グルメウォーカーの)HP
  …http://www.walkerplus.com/kyushu/gourmet/DETAIL/V-KYUSH-4RTAZ384/

 ☆スターフライヤーのHP…http://www.starflyer.jp/index.html

 ☆JR西日本“おでかけネット”、0系についてのHP…http://www.jr-odekake.net/navi/shinkansen/0kei/

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池田バンドはピアノトリオ編成へ…
 先日、ベースの池田君がリーダーを務める、その名も“池田バンド”のライブをやってきました。場所は阿佐ヶ谷にある Mix というお店で、ここは昨年の11月〔池田バンド、参戦5回目!参照〕以来の出演だったので、本当に久しぶりの演奏となりました。…というか、このバンド自体、今年の3月〔ニューヨーク帰りの池田バンドライブ参照〕以来のライブになった為、一緒に集まる事自体が久しぶりだったのですが、前回と大きく異なった点が1つありました。それは、編成がカルテットからトリオになった事です。
 前回まではギターリストに関口がいたのですが、今回からはベース、ドラム、ピアノのみの3人で演奏していく事になったのです。これは自分にとっては大きい事で、曲のテーマは基本的に自分が弾く事になりました。また、当たり前ですがコード楽器は自分のみなので、担当部分が一挙に増えたというか、かなりの負担増になった事は確かでした。
 …なので、今回は珍しくリハーサルを重ねて、そして本番に臨む事になりました。実際、3人で音を出すと、前のサウンドとは全くと言って良い程異なってしまったものもあり、ここは前々のイメージを引き継いでいくのか、それとも、全く新しい概念で曲を突き詰めていくのか…。考える事は予想以上に沢山あり、それが新生“池田バンド”?にも結び付いていく事になりました。

 そして迎えた本番ですが、これが意外にも新鮮味があって良かったです。自分への負担が増えた事での課題は若干残りましたが、人数が少なくなった事でお互いの距離感がより近くなり、更に一体感が増した感じにも思いました。また、今回は新曲も取り上げる事になりましたが、こちらは最初からピアノトリオとしてアレンジを進めていったので、理解度は早かったように思います。
 ただ、やはり前までのイメージを変に引きずってしまっていた感じはありました。ギターがいるといないとでは、曲中のアドリブの位置も大きく変わってくると思うのですが、単にギター部分をピアノに置き換えただけ…という曲も幾つかあり、実際ライブでやってみて変に違和感を覚えたのは事実です…。この辺りは、まだピアノトリオ用にアレンジが出来る可能性が残されているという事でしょう。また、これは曲への理解度…という意味でも同じ事で、ピアノトリオになった時の曲(特に既存の曲)の方向性というのが、まだ全体的に見えていなかった感じがしたのです。もちろん今回がトリオ編成で初めてのライブだったので、むしろ初めてにしてはよくやったと思うのですが、今後への課題として、とても重要なものを残してくれたような気がしました。

   ソロベースを弾いている状況を想定した写真です(笑)

 今回ライブをやって、いっその事ベース1本で、1曲丸々やらせてみたらどうだろうと思ってしまいました(笑)。次回ライブは8月1日(金)で、同じく阿佐ヶ谷 Mix にてですが、今度はどのようなスタイル?で演奏していく事になるのか…。ここは楽しみに待つ事にしましょう。

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆阿佐ヶ谷 Mix のHP…http://asagayamix.com/html/main.htm

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新生 Generation Gap ?
 今日は、よく自分がお手伝いさせて貰っている Generation Gap(以下 GG)のライブをやってきました。場所はお馴染みの横浜 Hey-Joe にてで、ここのお店では先月末にもやったばかりですが〔Generation Gap 高橋賢、卒業ライブ(ポロリ有り)参照〕、実はその間の12日にも自分達はライブをやっているわけで〔Generation Gap ライブ at 吉祥寺 Star Pine's cafe参照〕、最近はアグレッシブな活動?が垣間見えるバンドでもあります。そして、今回はゲストプレイヤーとして、ギターの寺岡佑にも加わって貰いました。先月とは新しいサウンドになる事は目に見えていて、その変化にも楽しみながらライブが出来たと思います。
 …というか、最近の GG のライブに対する下準備ときたら、目を見張るものがあります…。今回は寺岡が加わる事により、バンド全体の曲調が変わる可能性があったので、既存の慣れている曲を中心にライブをやっていく…と思ったのですが、それどころか、今回初披露の曲が2曲もあったのです。また、今月12日に初披露した曲も取り上げ、それ以外にも久しぶりに演奏した曲もあったので、寺岡にとっては大変なライブにもなったと思いますが、このスタイルこそ GG です。やはりアグレッシブです(笑)。

   この時は昼の12時くらいでしょうか…   Hey-Joe にて、本番前リハーサルの休憩中…

 また、ライブ前のリハーサルはもちろん行ったのですが〔ミュージシャンは耳が命参照〕、それだけではまだ足りない!…という事で、急遽ライブ当日のお昼からリハーサルを入れるという意気込みを見せてくれました。皆自分のテンションを維持するのに必死ですが、実はリーダーの上杉君、ドラムの秋航、そしてアルトサックスの宮里君は、前日に新曲のレコーディング(デモ用の)も録ってきたという事で、だからこそ予め皆にそれをデータで送り、今回その曲を出来る事になったわけですが、やはりここでもアグレッシブな活動を見せてくれます。…流石としか言いようがありません。
 今日はもちろんリハーサル後、お店に向かって本番の準備をするわけですが、ここでもガッツリとリハーサルをやらせて頂きました。今日の GG は何かが違う…。そんな事を思わせてくれるような雰囲気になっていましたが、それは今回演奏した曲にも如実に表れる結果となっていました。
 繰り返し言うように、今回のライブはギターが加わり、サウンドに広がりができる事になりました。しかしその分、考えなければいけないアレンジは増えた事になります。新曲を練習するだけで結構大変な筈なのに、更に既存の曲に色々とアレンジを加えていく…。並大抵の事ではありませんが、今回の皆のテンションは、それを乗り越えるのに十分なものを持っていたように思います。
 もしかしたらライブ全体を通して、今まで通りに演奏した曲というのは、数えるぐらいしかなかったのではないでしょうか…。前回のライブが12日だった事を考えると、短い期間に随分な量の曲を浚ってきたと思いますが、そこは何とか仕上げてしまったのは今回のライブの通りです。いい感じに緊張感もあり、音に新鮮味もあり、終始楽しい状態でライブ時間を過ごす事が出来ました。
 今回出演したメンバーは、この1年間で紆余曲折を経て集まったメンバーだとも思うのですが、既存の曲を新しいアレンジでやったり、新曲をやったりと、何だか今日は新生 GG の誕生かとさえ思ってしまいましたね…(笑)。それは今回の秋航の作った新曲にも表れていて、タイトルが“Overture”…これは“序曲”という意味です。今後もまたアグレッシブに(笑)活動していく GG へ向けての気持ちが籠められている感じではないですか。
 実際のところ、今日のライブ後、今回と同じメンバーで次回の Hey-Joe ライブの日取りを決めてしまいました。来月…というわけにはいきませんでしたが、今度は8月8日(金)に行う予定です。また更なる飛躍を目指して精進していくと思いますので、どうぞこれからもよろしくお願いします!どうも今日はありがとうございました♪

   皆どんどん攻めていきます!   これぞお疲れ様の構図ですね

 右上写真は、ライブ後、お店の方が作ってくれたパスタを食べながら、今日のライブ音源を出演メンバー皆で聴き返しているところです。これは1,2ステージ分、本当に皆でほぼ全部聴いてましたから、結局お店を出れたのは夜の24:30くらいになってしまいました。こんなバンド他に無いですよ(笑)!どうもお疲れ様でした。

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆横浜 Hey-Joe のHP…http://www.ne.jp/asahi/hey-joe/yokohama/

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黒光由佳北海道ツアーのリハーサル、そしてファーストアルバム発売!
 先日、今月の28日(土)~30日(月)にかけて行われる“黒光由佳北海道ツアー”のリハーサルに参加してきました。今回、黒光さんの生まれ故郷である“室蘭”を中心としてスケジュールを組ませて頂いた北海道ツアー…。今までお馴染みだった曲はもちろんの事、新曲も目白押しのコンサート・ライブは、きっと多くの人を魅了する筈です。自分もその手助けになれるよう、現在頑張っている最中です。
 新曲も目白押し…という事は、リハーサルも相当大変なものになりそうな気がしました。ただ、今までお馴染みという曲は、以前のコンサートでも自分が演奏した経験があり〔黒光由佳的ヒーリングコンサート参照〕、この辺りは時間の節約に役立ったのではないかと思っています。しかし、今回はその時よりメンバーが増えているのが大きな違いです。自分と、パーカッションの佐藤直子さんは変わらずですが、今回はドラムに滝川岳さん、キーボードにヨッシー佐藤さんを加えての演奏となっているのです。アレンジにも色々変更が出てくるのは当然で、この部分が一番気を遣ったところでした。
 ツアー中は、自分はピアノ部分を担当しますが、ヨッシー佐藤さんはキーボード担当…、つまり、ストリングスやリード(フルート等)、ブラスセクションも弾き、今回はベーシストがいないので、キーボードでベースラインも演奏するようにして、かなり大変だったと思います。ただ、その分広がりのある音楽が表現出来るようになり、その部分も期待して見て頂きたいところであります。
 ツアー中のスケジュールは〔2008年6月のライブスケジュール〕を参照して頂きたいですが、少し補足をしておきますと、6月29日(日)が室蘭のコンサートで、ここが一番の要となっています。そして前日の28日(土)に宣伝を兼ねての札幌HMVインストアライブ…。ここは時間も短いので、恐らく少人数(オケになる可能性もあります)での演奏になると思われます。その日の夜は手稲 New Hope Sapporo Hall という所で行われますが、ここはどちらかというと、ドラムの滝川岳さんプレゼンツのライブで、そこに黒光さんや自分らがゲストとして出演する形になります。しかし、意外と歌う事になる曲は多く(笑)、もしかしたらここでしか見られない曲・試みもあるかもしれません。最後の30日(月)は帯広のランチョ・エルパソという所で、楽器陣は自分とパーカッションの佐藤さんだけ出演しますが、アコースティック風に、気軽な感じでお届け出来ればと思っております。
 このように、ツアー中に4回のコンサート・ライブを行う予定となっているのですが、そのどれもが全く違った雰囲気での演奏になりそうです。こんな短期間に、色々な自分達を見れるというのも、また面白い事ではありますが、演奏していく上での頭の切り替えも重要になってきそうですね。あと10日と迫ってきましたが、出来る限りの自分を出していくつもりで頑張りたいと思います。よろしくお願いします!

   キーボードが2人って、かなり久しぶりです…   ジャケットの色使いがとても爽やかな感じですね

 そして、日付は昨日になってしまいましたが、去る6月18日(水)に黒光由佳さんのファースト・アルバムが発売されました。アルバムタイトルは、宝塚在団中での名前“夢輝のあ”をとった“NOA”(もちろん、他にも色々な含みがある事と思います…)。HMV等、全国の主要CDショップ店でご注文が出来ますので、どうぞご利用下さい!また、ゴールデンバード・レコーズ経由でもお求め頂けるとの事です。
 CDは全8曲で、自分は、CDの中では4曲分演奏させて頂いています。ただ、最初の1曲は“朗読”…という形をとっているので(この時のピアノも自分です)、実質は1+7曲という感じでしょうか。このCDでは、黒光さんの最たる特徴であるヒーリング・ヴォイスが存分に楽しめる内容となっているのですが、在団中時代から“七色の声”とも称されており、曲数にも意味合いが込められていると思わずにはいられません。
 もちろん北海道の演奏では、このCDを引っ提げての登場となりますし、CDに入っている曲も多くやらせて頂きます。色々な要素を含めた北海道ツアー…、どうぞ楽しみにしていて下さい!

 ☆ゴールデンバード・レコーズのHP…http://www.goldenbird.jp/

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ミュージシャンは耳が命
 今日は、今月6月20日(金)に行われる、Generation Gap 横浜 Hey-Joe ライブのリハーサルをしてきました。今回も、以前の12日(木)に行ったライブ〔Generation Gap ライブ at 吉祥寺 Star Pine's cafe参照〕と基本的には同じメンバーなのですが、ここでギターの寺岡佑にも参加して貰える運びになりました。
 寺岡は、本来12日の方のライブに出る予定だったのですが、運悪く左耳を患ってしまい、安静…という意味でライブ出演はキャンセルになってしまったのです〔2008年6月のライブスケジュール参照〕。しかし、体調を整えていたお陰で現在は安全な状態に戻ったらしく、改めて20日の方に出演…という事になったようです。
 耳の病気…といっても色々ありますが、今回のパターンは、何やら左耳の低音を捉える部分が弱くなっていたらしく、このまま大音量の中で生活していくと難聴にもなり得る…というものだったそうです。つまり、発症の初期段階だったという事でしょうか…。寺岡は全く別の理由で耳鼻科に行き、検査を受けたらこのように診断されたらしいですが、こういった病気はなかなか本人では気付きにくい為、本当に早めに分かって良かったと思います。
 自分の耳の、しかも左だけ、そして低音部分のみが聞こえ辛い…なんて、どうやって気付けば良いのでしょう。また、こういった難聴系の病気は突然やってくるそうで、防ぎようが無いのが現状なのだそうなのです。もちろん、治療は早めに行うに越した事はなく、それは発症してから2週間以内が理想と言われるらしいですが、自分も仕事上、耳は命の次の次の次くらい(笑)に大事でもあるので、ちょっと意識して生活していこうと思ったものです。
 …とは言え、音楽から離れるわけにはいかないですし…。なかなか難しい問題だとも思いました。

   真面目な一面も、たまには見せておかないと…(笑)

 さて、若干重い話しになってしまいましたが、リハーサルは順調に進んでいきました。寺岡は Generation Gap のライブに参加するのは久しぶりだと思いますが(自分との共演だと、更に久しぶりかも…)、それでは演奏する曲は既存の慣れている曲で…という生ぬるい事は致しません(笑)。まだ演奏させてない曲もやりますし、新曲もやりますし、キメキメな事もさせますし、ソロもガツンとさせますし…。当日を楽しみにしていて下さい!

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆寺岡佑のブログ…http://www.my-cosmos.jp/mypage/weblog/blog/269

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運動会撮影の付き物
 最近めっきり少なくなってしまった撮影の仕事ですが、先週の金曜日、久しぶりに中学校の運動会を撮影しに行ってきました。自分にとっては今シーズン初の体育祭・運動会撮影で、カメラの腕が鈍ってないか若干?心配だったのですが、生徒達の熱気もあり、なかなか良い雰囲気の中で撮影ができたのではないかと思います。
 今回はわりと地元に近い中学校を担当させて頂きました。ただ、現在その学校は校庭の改修工事を行っているようで、運動会の会場は“新河岸陸上競技場”という場所を借り切っての開催となっていました。この場所も自宅からわりと近い場所にあるのですが、こうでもしないと自分はまず行かない場所でもあるので、散策を楽しみながらの会場入り…という感じだったでしょうか。何かにつけて楽しみを見出すのは、結構大事だとも思うのです。

 さて、この日は久しぶりの快晴で、梅雨の雰囲気もどこへやら…という感じでした。もちろん絶好の運動会日和というのは誰の目にも明らかで、写真撮影にも申し分無い条件を提供してくれる天気だったのですが、それとは引き換えに“日焼け”はどうしても避けられない道でした。
 自分は撮影中、太陽の光線はとにかく気にしていて、なるべく直射日光が当たらないように気を遣いながら撮影をしていたのですが、光の強さは予想以上に強いものでした。午前中はまだ良かったのかもしれませんが、意外と午後の西日も光が強いという事に気付いたのは、もう既に運動会は終わったところでした。自分の顔と腕は赤く染まり、明らかにどこかへ行ってきたような容姿になってしまいました…。

   ただいま障害物競走を行っております   写真では、あまり伝わらないかもしれません…

 撮影での日焼けというと、昨年にもブログに書いてましたが〔今年も撮影3daysになりま…参照〕、写真を見比べてみると、今回は昨年ほど酷い状況にはなってないようですね…。それでも撮影当日の夜は腕の痛みに悩まされたものです…。現在はもう大丈夫ですが、それでも運動会等の撮影には日焼けが付き物という事で、今後とも覚悟を持つ必要があると思いましたね。

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東武東上線『TJライナー』出発式
 前回の記事で副都心線に乗った時「ちょっとした事情で、この日は池袋から終点の渋谷まで利用してみました」…と書きましたが、この“ちょっとした事情”というのは、東武東上線の池袋駅で行われていました。副都心線が開通した6月14日という日は、もちろん東武東上線も西武池袋線もダイヤ改正が行われていたわけですが、つまりは東上線には、今回新種別となる『TJライナー』〔地下鉄副都心線開業に向けて(東武東上線編)参照〕が初めて営業運転を始める日でもあったのです。
 『TJライナー』の一番列車は池袋駅17:00発というもので、この時に池袋駅では出発式も行われるという宣伝もなされていました。この日は外苑前 Z・imagine で自分のライブだったわけですが、お店の入り時間は18:00というもので、これには余裕で間に合う事が予想できました。だとしたら…こんな歴史的な?瞬間に立ち会わないわけにはいきません(笑)。…という事で、自分はこの日はライブ前に東上線の池袋駅に立ち寄り、そして副都心線経由で外苑前まで向かったのですが、今回はその東上線での部分を書いてみようと思います。

 さて、自分の最寄の駅から池袋駅まで向かうのは簡単ですが、ここはもう1つの新しい種別である快速急行にも乗っていきたいところです。快速急行は、基本的には夕方の上り列車に設定されており(土・休日の朝には下り列車にも設定…今までの特急にあたる枠だと窺えます)、前にも言いましたが、これは池袋発の『TJライナー』の送り込みを兼ねているものだと思われます。この日は流石に『TJライナー』に乗るだけの時間は無かったので、せめて上りの快速急行だけも乗っておこうと思ったのです。ただ、、自分の最寄駅は快速急行は通過してしまうので、ここは和光市駅まで戻って、再度池袋に向かうという手法を取らせて頂きました。何なのでしょう、自分のこの執念は…(笑)。

   和光市駅にて、新顔の車両がやってきました!   この時自分は座れませんでした…

 …和光市駅で待っていると、目的の快速急行は5分遅れくらいで入線してきました。やはり物珍しさもあってか車内は混んでいて、遅れもそこから発生していたのかもしれません。…というのも、この車両は50090系という、この日デビューの新車で、座席はクロスシートにもロングシートにも変換できる“デュアルシート”と呼ばれる物を装備しており、この時点で珍しい車両でもあったのです。
 しかしそれよりも、東上線内でクロスシートを体験できる…というのが、大変画期的な事なのです。とりあえず、自分が生まれてこのかた東上線沿線にずっと住んできて、初めての体験になります。相当その存在感は大きく、列車がホームに停まっているだけで、それは周りからの視線に釘付けにされる程でした。もちろん自分はこの列車に乗り込み、池袋に向かいます。内装はやはり新車らしく綺麗で、『TJライナー』に使用される事を考慮してか、同じ系列の車両である50000系、50070系より高品質っぽく造られている感じがしました。なかなか良い車両ではないですか。
 そして、池袋駅には2分遅れの16:52頃に到着しましたが、ホームには未だかつて見た事が無いくらいの沢山の人で埋まっていて、さすがにこれには度肝を抜かれました。もちろん、皆のお目当ては自分の乗ってきた車両である50090系、そして、これから折り返しとなる『TJライナー』です。
 ホームは、今まで普通専用だった4,5番ホームに到着しましたが、実は『TJライナー』は今まで降車専用だった5番ホームを使用しての発車となるのです。これもなかなか目新しい感じです…。そして、ホームの南口側には式典が既に開かれており、『TJライナー』の一番列車に乗務する車掌さん等に、表彰が行われているようでした。ここが人出のピークで、カメラを構えた人達でホームには溢れんばかりの状態でしたが、正直、こんな光景が東上線の池袋駅で見れるとは…という感じでしたね。

   凄すぎる混雑っぷりです!   一番列車に乗れた人はラッキーでしたね

 そして、そこの式典に用意されていた“くす玉”も割られ、定刻通り『TJライナー』は発車していきました。もちろん車内は満席だったらしく、周囲にいた人全てが、この東上線の新しい歴史の瞬間に立ち会えたわけです。また、列車がホームから過ぎ去っていくと、どこからか拍手も起こり始め、やがてそれは大勢に波及していきました…。あたかも『TJライナー』への期待と祝福が籠められているようで、自分もこの場にいて良かったと心から思ったものです。
 …とりあえず一番列車は行ってしまいましたが、まだホームには人々の熱気と興奮が冷め遣らない感じでした。しかし、これから『TJライナー』は、東上線の“日常”となっていくのです。今でこそ“新設フィーバー”だとは思いますが、今後の末永い活躍を期待したいところですね。そして、自分も近いうちに実際乗ってみて、色々とレポートできたら…と考えている次第です(笑)。

 …と、あれこれ妄想を膨らませてしまいましたが、この日は先程も言ったように、自分の大事な大事なライブの日なのでした!…しかし、せっかくだから副都心線に乗って行きたいですし…、という事で、前日の記事に繋がるわけです(笑)。要するに、6月14日という日は自分にとって非常に長い1日だったのですよ!

 ☆東武鉄道のHP…http://www.tobu.co.jp/

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自分名義ライブ11回目(祝、地下鉄副都心線開業!)
 今日6月14日は、祝、副都心線開業!…というのも確かに大事ですが、自分名義のピアノトリオのライブの日でもありました(別に狙ってブッキングしたわけで無いのですが…)。ただ、せっかくなので、お店のある外苑前へは副都心線利用で行ってみる事にしました。
 ちょっとした事情で、この日は池袋から終点の渋谷まで利用してみましたが、開業日らしく辺りは人が大勢で、利用者の期待というものが窺える人気振りでした。副都心線の池袋駅というのは、言うまでもなく旧“新線池袋”駅だったわけですが〔新線池袋参照〕、入ってくる列車や駅の表示が違うと、こうも印象が異なるのか…といった感じでした。行先は新たに“渋谷”が加わり、“急行”という種別もここでは目新しいです。また、副都心線の各停列車は8両編成の場合が多く、今まで10両編成しかなかった有楽町線系統の駅でもまた新鮮に映りました。

   ちょうど副都心線用の7000系が撮れました…池袋駅にて   渋谷駅にて…ここから飯能行きの列車が出る時代なのですね

 自分が利用したのは『急行』の渋谷行きで、これだと池袋~渋谷間は11分なのですが、今日はどの駅も混雑していたのか、概ね10分程の遅れをもって運行していました。…というか、人が多いのもそうなのですが、カメラや携帯で列車ギリギリまで近付いて写真を撮る人が多く、駅に進入する列車も徐行せざるを得ない…といった感じで、それが遅れの最大の原因だったような気もしました。列車によっては、タイフォンを鳴らしまくりで駅に進入する場合もあって、運行する側は常に緊張の状態にあったのではないかと思います。
 渋谷駅は、正に新しい駅!…という雰囲気で、出来立ての香りがまだ漂っている感じでした。いつの間に広々とした地下通路も出来上がっていて、既存の半蔵門線へは割りと簡単に乗り換えられそうな感じでした。とにかく、目新しい事が沢山だったのですが、今日はあくまでも自分名義のライブの日です(笑)。副都心線についてはここまでにしておき(また書く機会があると思うので…笑)、頭をライブ・モードに切り替える事にしましょう。

 今回のライブでは、前回が10回目という節目のライブだったので〔自分名義ライブ、祝10回目!参照〕、何か新しい事をやってみたい気持ちがありました。それで実現したのが、自分のライブでよくやる曲を、敢えてやらなかったという事です。
 具体的には、自分のオリジナル曲で、今までほぼ毎回演奏してきた、“Guernica”、“The Day Of Black Key”という曲があるのですが、今回はそれらをカットしてみました。やり慣れている曲ですと、どこかそれらに頼ってしまう部分があり、今後色々新しい曲をやっていく上で妨げになるような気がしたのです。それによって得た効果は、正直あまりよく分かりませんでしたが(笑)、とにかく、それらの曲をやらなくても、自分達はライブを見せていけると思いました。これは、今後柔軟な対応が迫られるステージをやる時に役に立つかもしれません。色々な可能性を探っていったライブにもなっていたと思いました。
 ただ、選曲・曲順について、今回は1つ勉強になる事もありました。自分は、選曲・曲順というのは、曲の雰囲気で決めている事が多く、また、ソロのスペースという部分でも加味していますが(ドラムソロがある曲は続けない…等)、基本的には曲調重視です。1ステージで1つの物語を作るように考えているわけです。しかし、実は曲というのはアドリブの“方向性”というものもあるようで(このバンドは、ソロのスペースを多く確保しているので)、それも加味しなければいけないなと思ったのです。具体的に、今回の1ステージ目の2~4曲目は、確かに曲調は全て異なるのですが、ソロの方向性は“抽象的な方向”…といった感じで、今回は似通った演奏作りになってしまったのも事実です。そうなると、何となく自分でも演奏中に気付くもので、「このソロの感じって、さっきの曲と似てるな」…という風に頭が働いてしまうのです。その部分では、まだ検討しなければいけない所があるのかもしれませんが、今後のライブに生かせればと思いましたね。
 …で、何か新しい事をやってみたい…と言っていたわりには、最後にはチック・コリアの“Spain”で、いつものように締めてしまったわけですが(笑)、ここもそろそろ何か考えたいところではありますね…。ただ、やはり皆さんに人気がある曲というのは事実で、それも含めて色々検討していきたいと思います。今回はどうもありがとうございました。また次回にもご期待下さい!

   暖かく鋭い音楽?を目指してます(笑)   ホント、お疲れ様という感じです…

 次回は、また場所を千駄木の Django に移しまして、日にちは7月4日(金)になります。そして、今回の場所 Z・imagine では、今度は8月29日(金)にやらせて頂く事になりました。まだまだライブ活動は続けていきますので、皆様どうぞよろしくお願いします!今回のラーメン屋は、北参道付近にある“野方ホープ”でした♪

 そして、今回は久しぶりに電車で帰りました(よく池田君の車で送って貰っています…笑)。ラーメン屋があった北参道という所は、副都心線の駅も出来た所なのです。時間的に終電になってしまいましたが、開業初日の終電に乗るというのも、なかなか悪くないものです(笑)。電車はこの時はさすがに空いていましたが、色々とトラブルがあったのか、最寄駅である地下鉄成増駅には、約10分ぐらい遅れての到着となってしまいました。しかし、この時間にこんな駅にいるなんて、今までは考えられなかった事です(ダイヤ改正前までは、終電はもっと早かったのです)。最後の最後まで、副都心線開業の余韻を楽しんでいる自分でした(笑)。

   この時間で、この地下鉄成増駅にいるのも初めての事です


   ●今回のセットリストです!

・1ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
         2、Summer Time
         3、Falling Grace
         4、Dreams(オリジナル)
         5、Fingers Dance(オリジナル)

・2ステージ 1、The Countess
         2、Poker Face(オリジナル)
         3、Water Lily(オリジナル)
         4、Monte Fiesole(オリジナル)
         5、Spain

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

地下鉄副都心線開業に向けて(西武池袋線編)
 この記事を皆さんが見る頃には、東京メトロ副都心線も開業を迎える事でしょう。それに伴い、直通運転を行う東武東上線、西武池袋線(実際には西武鉄道全域)もダイヤ改正を迎えるわけですが、今回はそのラストである西武池袋線について見ていきたいと思います。しかし、西武線はやはり自分が沿線ではないので、東武東上線や地下鉄線に比べると普段乗る機会があまりありません。しかし、この鉄道はダイヤ改正というものを頻繁に行っている会社でもあり、毎回ダイヤをより良くしていこうという風があります。…なので、今回のダイヤ改正もどのように変更になっているのか…。結構気になっていた部分ではありました。

 今まで、東武東上線と地下鉄線について考察を述べさせて頂きましたが、どちらも“大改革ではあるのものの、ダイヤ構成が複雑になってしまっている”…という感じの事を書いていたと思います。確かに、新宿や渋谷に直通で行ける路線が出来てしまうのですから、それは仕方の無い事だとも思いますが、実は西武池袋線は、大改革ではあるものの、そんなに複雑になった感じはしませんでした。
 今までのパターンですと、ある所で本数が増えたので、ある所では本数が減ってしまう…という例が随所に見られたのですが(東上線の、急行が増えたおかげで準急が減った…等)、西武池袋線の場合、単純に本数が増えたのです。増えたのは有楽町線直通の準急列車で、今まで地下鉄方面へは1時間に6本運転だったのですが、これが有楽町線直通が4本、副都心直通が4本となりました。この有楽町線直通の内、準急として行くのがが2本(ただし池袋方面は、1本は有楽町線内各駅停車)で、副都心線直通内、急行として行くのが2本なので、優等列車対各駅停車が1対1という比率も綺麗な感じです。
 もっと詳しく見ていくと、今まで有楽町線直通の小手指始発だった列車が、準急に格上げされた…という見方ができます。そして、その停まらなくなった駅のダイヤを埋める上で、副都心線直通の清瀬発の普通列車が新設されたわけです。そして、今まで有楽町線直通の飯能発の快速列車が、副都心線内急行の列車に取って代わられたわけで、つまりは西武線内の増発部分は、清瀬~小竹向原のみ…という事になるわけです。少し理解するのには難しいですが、なかなか上手いやり方だと自分では思いました。
 要は、各駅における発車時刻などは大きく変わっているものの、パターン的には殆ど変わってないのが、今回のダイヤ改正の特徴なのです。ただ、都心方面への行先がそれぞれ変更(新木場方面⇒渋谷方面)になっていたりしますから、大きく変わったようにも感じ、もしかしたら今回ダイヤ改正をする3社の中で、一番綺麗な感じに仕上がっているとも言えるのではないでしょうか。実は、今回の西武鉄道のダイヤ改正は、直通運転を始める池袋線だけではなく、新宿線、拝島線、国分寺線も行うのですが、こちらには“拝島快速”なる、初めての拝島線内の優等列車新設や、国分寺線からの列車が新宿線に乗り入れて本川越まで達させる(従来は新所沢まで)等、“増発”という部分が極めて光るダイヤ改正になっています。ここで大事なのは、この改正の煽りで減便になる列車は一切無いという事です。成程、これは感心してしまうのも無理はないなと思いました。

   副都心線用改造は見送られた、新宿線用6000系   こちらが副都心線対応工事後の6000系…すぐに分かります

 さて、西武鉄道が用意した副都心線への乗り入れ車両が、写真の6000系です。この車両の登場は1992年、今まで黄色ばかりだった西武の車両に、初めて青を持ち込んだという意欲的な車両なのですが、意外にも年数は経っています。これは、元々有楽町線に乗り入れる時に造ったものなのですが、西武鉄道の新しい通勤車両として、特に有楽町線とは繋がりの無い新宿線にも導入されていました。
 そして、副都心線乗り入れが決まった時に、新しい車両を造るよりかは、新宿線からの6000系を池袋線に持ってきた方が良いという判断が出て、初期の2編成(これは試作車的な意味合いが強く、他の編成とは仕様が結構異なるのだそうです)を除いて、現在は全て池袋線に配置されています。その際、副都心線乗り入れの改造が行われたのですが(最初から池袋線に配置の車両も含む)、それの対応済みかを明確にする為、写真右上のように前面は白色化されてしまいました。突然の変貌振りに、若干自分は驚いたものです(笑)。逆に、内装等はあまり変わっていなく、外観的に目立つのは行先表示器がフルカラーLEDになった事くらいでしょうか…。ますます前面の白色が頭に焼き付いてしまう結果になっているとも思いますが…(笑)。

 こうして、東武、東京メトロ、西武の3社のダイヤ改正ポイントをそれぞれ見ていきましたが、やはり西武鉄道は昔から柔軟な考えが根付いているように思いますね。それを如実に表しているのが、副都心線直通の優等列車でしょう。副都心線・有楽町線内の急行・準急は、東武側に直通した時には全て“普通”列車になってしまっていますが、西武側はそれぞれ快速・準急と、優等列車は基本的に優等列車のままです。東武側は、あくまで地下鉄直通列車は自社線内は各駅停車…と考えがあるようにも思え、ある意味保守的なんでしょうね…。
 そんな東武と西武が、副都心線・有楽町線を介して直通運転を行う…。だからこそ、今回のダイヤ改正には凄く興味を持ったのかもしれませんが、こうして見ていくと、やはりそれぞれの会社性が反映されたダイヤ構成だなと思いましたね。…というか、“やはり”と言える自分に笑えます。
 もう日付は既に6月14日です。あとは実際に乗って、肌で感じるのみ…。一体今後はどのような事になっていくのか、またそれも踏まえてレポートをしていければと思います!

 …てか、6月14日(土)という日は、確かに副都心線開業日として大事なのですが、実は自分のピアノトリオのライブの日でもあるのです!今日です(笑)。場所は外苑前駅から歩いてすぐの、外苑前 Z・imagine にて。外苑前駅は銀座線で、これは渋谷駅から出てますから、副都心線を使って…というやり方も出来なくはありません。皆様是非よろしくお願いします(結局最後は宣伝…笑)!

 ☆西武鉄道のHP…http://www.seibu-group.co.jp/railways/

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Generation Gap ライブ at 吉祥寺 Star Pine's cafe
 今日はお馴染み Generation Gap(以下 GG)のライブをやってきましたが、今回はいつもの横浜 Hey-Joe にてではなく、吉祥寺の Star Pine's Cafe にて、2マンライブというものでした。GG で Star Pine's に出るのは自分はこれが初めてでしたが、どうやらバンド自体は過去に何回か出演した事があるそうです…。しかし、それもどうやら4年も前の事だったらしく、とりあえず今回は新鮮な気持ちでライブに臨めるなと思ったものです。
 今回は2マンライブという事でしたが、もう一方は上杉君の知り合いの方がやっているバンドで、Rainbow Septet という、名前の通り7人編成のバンドでした。そして編成の内訳は、リズム隊が3人の他は、バイオリンが2人と、ビオラ、チェロという編成です…。既にお気付きの方もいるかと思いますが、我が GG はリズム隊3人に、管楽器が4人という編成です…。これは、、、似ている、、、、似ているではないか!?〔副田整歩音楽工房{♪6/12(木) Generation GAP Live at 吉祥寺Star Pine's Cafe}からパクリ…笑〕…という事で、今日は個人的に興味津々で見させて貰いました。

   ぐっと凝縮してみせたライブとなりました   バイオリン等の弦楽器は、個人的に結構好きでもあるのです

 今回は Rainbow Septet さんの企画だったので、もちろん先行は自分達です。久しぶりの1時間のみのライブという事もあって、短い間にも結構詰め込んだ内容のライブとなりました。…前回、GG メンバーのバリトンサックス担当である高橋賢さんが引退してしまったので〔Generation Gap 高橋賢、卒業ライブ(ポロリ有り)参照〕、今回のバリトンサックスはリーダーの上杉君が担当し、テナーサックスの空いた穴は、前にも参加して貰っていた(…というか、GG の初期のメンバーですが…)藤田淳之介君が担当する事になりました。
 自分から見たら新鮮感の強い編成でしたが、過去に自分のいない時に、このような編成でライブをやった事はあったようで、案外すんなりと曲に入れたのは流石でした。約1時間という短い時間に、メンバー全ての見せ場を取り入れ(しかも、結構即興的に決めてましたね…)、立山秋航の新曲“Hangover”も初披露、最後には、全くの打ち合わせ無しのコール・アンド・レスポンス!…かなり頑張りましたね(笑)。ですが、終始楽しく演奏できたので良かったです。いつもの Hey-Joe とは違った GG のライブを余す事無く見せる事ができ、当初の目的は達成できた感じでした。無事 Rainbow Septet さんの出番に繋げられたと思います。

 そして、今日のメインである Raibow Septet さんですが、やはり弦楽カルテットは美しいですね。その中でしっかりと支えるリズムとの絡みがまた良いのですが、これは弦楽器4本の美しさによるものが大きいと思いました。曲もかなり練られていますし、GG とはまた違った魅力があるバンドだと思います。GG が太陽ならば、Rainbow Septet は月?…自分でもよく分からない例えですが(笑)、そんな印象を受けたのは確かでした。

   最後には両バンド合同でセッション!

 なので、ライブの最後に行われた、GG とのセッションは面白かったですね。フロントが弦4人、管4人の、計8人が同時にステージにいる様は凄いものがありましたが(笑)、ソロの掛け合い等も行い、正に太陽と月の共演という感じでした。もしかしたら、この時は結構貴重な瞬間だったのかもしれません。普通ではあまり無いようなライブですからね…。しっかりと記憶に留めたい1日だったと思いました。

 …そして帰り、残ったメンバーで、この後どうしようか…みたいな話しになったのですが、“食べる”派と“飲む”派に分かれてしまい、しかも“食べる”派は、“ラーメン”派と“そば”派に分かれてしまいます。何故かそこで選択に大いに悩んでしまい、ずっと話していても埒が明かないという事で、とりあえずは歩こう!…という事になったのですが、そんな中、ふと気付くと屋台のラーメン屋が視界に入るではありませんか…。

   この雰囲気をまずは楽しみます(笑)

 そこにいたメンバーの全てが、一気に“屋台”モードになったのは言うまでもありません(笑)。この日のライブの締めは、とりあえず屋台のラーメンで決まりでした。まあ、結果的には、なかなか良い感じで落ち着いたのではないですか(笑)?

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆Rainbow Septet のHP…http://www.rainbowseptet.com/

 ☆吉祥寺 Star Pine's Cafe のHP…http://www.mandala.gr.jp/spc.html

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地下鉄副都心線開業に向けて(地下鉄編)
 さて、6月14日(土)の副都心線開業まで、あと2日となりましたが、今度は当の本人?であります東京メトロの路線(今回の場合、有楽町線と副都心線)について、色々と触れていきたいと思います。自分も有楽町線はよく利用しますが、もう既に各駅では副都心線乗り入れ用の案内が出来上がっていて、後は開通を待つばかりとなっております。路線図はもう各駅に表示してありますし、小竹向原駅(ここが、東武鉄道の和光市方面から来た列車と西武鉄道の練馬方面から来た列車を、それぞれ渋谷か新木場に振り分ける駅となっています)ではホームドアも設置済みです。また、有楽町線と副都心線がそれぞれ上下に並走する千川駅、要町駅では、有楽町線のホームから副都心線のホームに抜ける階段も姿を現し、いよいよ副都心線開業が現実となるものを見せ付けてくれる思いでもあります。

   この地下鉄成増駅で“渋谷”という文字を見る事になるとは…   今後、重要な乗り換え駅になるはずの小竹向原駅

 気になるダイヤですが、有楽町線では特に和光市~池袋間が大幅に変わりました。今までは1時間に10本の運転だった有楽町線でしたが、今ダイヤ改正では1時間当たり4本が増発されており、これは急行が2本、準急が2本という内訳で、和光市~池袋間は、途中小竹向原駅のみ停車という優れもの?です。準急は有楽町線方面行き(いわゆる新木場行き)で、池袋以遠は各駅停車になり、急行は副都心線方面行き(いわゆる渋谷行き)で、池袋の先は新宿三丁目、渋谷にしか停まらない、かなりの俊足列車でもあります(また、副都心線では平日の朝夕ラッシュ時のみに運転の、通勤急行という種別も誕生します…停車駅は急行が基本なものの、和光市~小竹向原間が各駅停車です)。
 このお陰で、和光市~渋谷間は急行列車で25分で結ばれ、それは東武東上線が驚異を感じているのも当然だと言えるでしょう。現在は東上線とJR利用で、和光市~池袋間が13分、池袋~渋谷間が11分(埼京線、湘南新宿ライン利用)という感じですが、埼京線等の渋谷駅は不便な位置にあるので、利便性では地下鉄利用が1歩リードしてしまうのかもしれません。
 ただ、急行は、和光市発は1時間に2本しか運転されないのが難点でしょうか。実は西武鉄道からの直通急行の設定があって、こちらも1時間に2本運転されるので、小竹向原~渋谷間は1時間に4本(ほぼ15分毎)の運転になるのですが、要するに後は“乗り換え”が必要になるわけです。…といっても、小竹向原駅では向かいの列車に乗り移るだけなので、この辺りは慣れてしまえばそんなに問題ではないかもしれません。
 むしろ問題なのは、ダイヤがかなり複雑になった事ではないでしょうか。今までは5~7分毎に運転されていた有楽町線が、急行運転の煽りを受けて(やはり…)、急行通過駅では10分以上列車の来ない時間が出来てしまったのです。…と思えば2分待てば来る場合もあり、かなり運転間隔に歪さが出たのは東上線と同じのようです(ただし、これは池袋方面のみで、和光市方面はわりと等間隔でダイヤが設定されています)。
 特に千川駅と要町駅では、有楽町線の列車の一部が準急化されたお陰で、12~13分も列車が来ない時間が設定されてしまいました(これは、池袋・和光市方面の両方です…)。この区間は副都心線の列車と重複している為に、少しくらいの本数減は目を瞑るべきなのかもしれませんが、問題なのは有楽町線と副都心線の池袋駅が結構離れているという事で、例えば有楽町線の池袋駅から要町駅に向かい人は、やはり単純に本数が減ったと考えるしかないと思うのです。せめて、双方の池袋駅をスムーズに移動できたらと思うのですが、これは現状では厳しいかもしれません。
 また、準急は西武鉄道からも設定がありますが、池袋方面は1時間に1本、練馬方面は1時間に2本と、上下線で本数が違うという、何だか分かりにくいものとなっております。つまり、有楽町線の準急の本数は、池袋方面が1時間に3本、和光市・練馬方面が1時間に4本…というわけですが、今までの時刻に慣れてしまった方ですと、最初は結構戸惑うかもしれませんね…。もしかしたら後々に改善されるかもしれませんが、とりあえず今回は様子見…という部分も否定できません。今後に注目だと思います。
 色々難点を述べてしまいましたが、有楽町線利用者にとって朗報なのは、終電が延びた事でしょうか。今までの和光市方面の最終は、池袋発が24:08と、他の鉄道に比べてかなり早かったのですが、これが24:23発に繰り下げられるのです。また、その前の時間帯の本数もかなり増えており、そこに副都心線からの本数も加わっているので、混雑は結構緩和されるような気もします。有楽町線の和光市方面の最終電車というのは、それはそれは恐ろしい程混雑していて、金曜日なんかは10分ぐらい遅れる事もザラだったのですが、これがどれくらい改善されるのか…見ものですね。

   現在、副都心線対応に改造中の7000系29編成   色々画期的な部分が盛り込まれている東京メトロ10000系

 さて、使用される車両ですが、まずは左上写真が今までの有楽町線車両の7000系です。現在、副都心線乗り入れ用への改造が行われており、写真の編成も8両編成化され、ラインカラーも右の写真の車両のようになる予定です(もう既に何編成かは完成しています)。この7000系は、有楽町線開業時(1974年)から使用されている車両で、中には古い車両もあるのですが、まだまだ使われていくそうで、それは頼もしい限りですね(笑)。全部で34編成(1編成が10両なので全部で340両)あるのですが、そのうち15編成は8両化され副都心線専用に、もう10編成はそのまま10両固定で有楽町・副都心線兼用に、そして残りの9編成は今後廃車だそうです。つまりは現在の有楽町線カラーが残る可能性は低く、左上写真のような状態は貴重になるのだと思います。6月14日の開業時点では、まだ副都心線乗り入れ用の改造を受けてない編成が存在しますが(要するに、暫くは有楽町線専用として残るわけです)、これも徐々に改造を受けてくる事でしょう。まだ暫定的なものではありますが、いずれは有楽町線カラーも見納めになるのかもしれません。

   10000系の車内…写真以上に開放的な雰囲気があります   天井を広く見せる工夫が施されています

 そして7000系の右隣の写真が、今回の目玉車両である10000系です。これは有楽町線・副都心線兼用車両として造られたもので、2006年9月に営業運転を開始しました。全身のアルミ車体が美しい車両ですが、これは東武鉄道の50000系列〔東武鉄道50000系参照〕と同じ、アルミ車体を得意とする日立製作所が製造を担当しており、今後もこのメーカーを紹介する事があるかもしれません。
 とにかく車内は特徴的な事になっており、まずは天井の高さに注目です。これは、蛍光灯や空調ダクトの配置を工夫する事によって実現したもので、従来の一般車両より約20cm程高くなっているのだそうです。空調ダクトの部分は天井が低くなっているものの、天井との繋ぎ目に鏡を入れる事で、高い天井が連続で成り立っているような感覚を受けさせています(自分はこの現物を見て、鏡だと気付くまでに随分と時間を要したものです…笑)。窓も大きく、車内貫通扉も全面ガラス張りが採用され、想像以上に開放的な造りとなっているのです。ドア上にある案内ディスプレイも綺麗で見やすく、正に副都心線の顔となるでしょうね(実際は7000系の方が多く見る事になりそうですが…笑)。10000系は最終的に10両×31編成が装備され、7000系と共に、今後当たり前のように活躍している姿を見る事が出来ると思います。また、2012年度に予定されている、渋谷での東急東横線、みなとみらい線乗り入れにも対応されており、横浜駅や元町・中華街駅でこれらの車両が見られるのも、そう遠くの事ではないはずです。

 …と、また長々と語ってしまいましたが、今度渋谷まで開通するだけでワクワクするのに、更に東横線方面とも繋がったりして…どれだけ便利になってしまうのでしょうか。もちろん、利用してみないと分からない事も多々あるのでしょうが、とにかく、自分が今一番期待している路線でもあり、前にも言った通り、本当に今後が楽しみでもあるのです!

 ☆東京メトロのHP…http://www.tokyometro.jp/index.html

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川上彬子ライブ at 六本木 Mroph-Tokyo
 今日は、ボーカルの川上彬子さんのライブに出演してきました。昨年の9月に、川上さんのレコ発のライブを手伝ってから〔川上彬子レコ発ライブ!参照〕、もう何度となく一緒にライブをやらせて貰っていますが、今回はいつもとは一味違う?ライブハウス、六本木 Morph-Tokyo での出演となりました。
 ここは、以前 Generation Gap というバンドでもワンマンライブをさせて頂いた〔Generation Gap ワンマンライブ at 六本木 Morph-Tokyo参照〕、比較的大きいライブハウスなのですが、こういった所に出る機会が貰えたというのは、なかなか喜ばしい事だと思います。しかし、川上さん自身は1枚目のCDを出した時に(もう2年も前の事だそうです…)既にここで出演をした機会があるとの事で、今回は2回目の出演なのだそうです。ただ、前回は相当緊張をしていたらしく、何を歌ったのか覚えていないくらいだったとか…。この日は楽しみを覚えつつ歌える事が出来たのではないでしょうか。

   何を飲んでいるかはお楽しみ♪   やはり特殊な飲み物が見えますが、気にしないで下さい(笑)

 自分達は4バンド中最後の出演で、リハーサルから本番まで、結構時間が空いてしまっていたのですが、まずは取りあえずの腹ごしらえ(左上参照)です(笑)。また、今回は川上さんのアイデアで、来てくれたお客さんに日頃の感謝の気持ちを込めて、チロルチョコと手書きのメッセージを添えて渡すという事をしたい…という話しもなされました。何故チロルチョコ?…という事は一先ず置いといて、これが結構ギリギリの時点で作業を行ったので(リハーサルを終えた時点でチロルチョコを買いに行きましたから…笑)、微妙に中途半端になってしまったのは否めませんでしたが、自分達の気持ちがお客さんに届いていれば…と思います。その作業中にも、川上さんは酒を片手に…というのは触れない事にしておきましょう(笑)。

 さて、本番ですが、持ち時間は30分と短かったので、サクサクと進んでいった感じはありました。それでも曲中に色々と盛り込んでいったので、“川上彬子”の音楽を表現できたのではないかと思っています。場が場だけに、若干緊張していたような空気もありましたが、そこはお客さんの暖かい雰囲気に助けられたというか、楽しく演奏できたと思います。

   やはり照明がしっかりしてると、格好良く見えますね…   ライブ後には、メンバー皆で集まって記念撮影!個人的には、小松崎君のポーズがポイントが高い気がしています(笑)

 ただ、やはり30分というのは短かったですね。本番までの時間が長かったせいもあり、正にあっという間にやり終えてしまった感じでした。個人的な解釈ですが、川上さんの良さは、まったりとした雰囲気に包まれたライブ…というのも見逃せない部分がある為、サクサクといく感じでは、音楽は表現できても、“川上彬子”の人間性…という部分までは伝えるのが難しかったように思うのです。ただ、本来はこの短い時間で、自分を全て表現できるようにならないといけないのかしれませんが…。
 …それだとしたら、これこそが今後の課題とも言える事ができると思います。自分的には、曲や演奏自体には殆ど問題があるとは思いません。どちらかと言うと、どれが“自分らしさ”か…を見つめ直す時期とも言えるでしょう。それが追求できた時に、更にライブは良くなるような気がするのです。今後もまだまだライブはやっていく予定だと思いますので、その辺りが強く表現できれば良いですね。その意味では、今回の Morph でのライブは、色々と学ぶ事が出来たのではないでしょうか…。今後に更に期待ですね。どうぞよろしくお願いします!

 ☆川上彬子のHP…http://kawakamiakiko.com/

 ☆六本木 Morph-Tokyo のHP…http://www.morph-tokyo.com/

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地下鉄副都心線開業に向けて(東武東上線編)
 今まで何度となく紹介してきた、地下鉄副都心線(当初は13号線と呼んでいました)〔新線池袋参照〕についてですが、開業が今年の6月14日(土)という予定なので、あと1週間というところまで迫ってきました。改めて説明すると、副都心線とは、池袋から明治通りの下を通って、新宿三丁目、渋谷と至る東京メトロの路線です。池袋側では既存の新線池袋駅と繋がるので、地下鉄有楽町線の小竹向原を通して、和光市、練馬方面へも直通運転が予定されています。これは、その先の東武東上線川越方面や、西武池袋線所沢方面へも直通運転される事を意味していて、実際それらの地域から渋谷へ、乗り換え無しで走る列車は設定される予定なので、格段に今後が注目の路線でもあるのです。
 開業まであと1週間という事で、自分もワクワクしながら待っているのですが(笑)、この日はなにも地下鉄だけがダイヤ改正を行うわけではなく、乗り入れ先の東武東上線や、西武池袋線(あまり関係無いですが、他の西武路線も…です)ダイヤ改正が予定されています。つまりは、3つの鉄道会社が同時にダイヤ改正を行うわけですが、確かに各社間で乗り入れが行われている為、その調整は大変なものだったように思います。事実、ダイヤの概要は先月には発表されていたものの、細かい内容は直前まで分からず、本当にギリギリのところで調整をしていたのだと思います。
 そして、つい先日、自分の自宅の最寄の路線である東武東上線の時刻表が発売されました。早速買ってみたのですが、これは予想以上な大改正でした。今まで、東武東上線のダイヤ改正というと、急行の停車駅が増えたりとか、新駅が出来たとか、朝ラッシュ時に何本か増発したりとか…小刻みな変化が多かったのですが、今回は朝ラッシュ時はもちろん、日中のパターンや夕ラッシュ時も大きく変わってしまいました。これは、地下鉄有楽町線と東武東上線が乗り入れるようになった1987年の改正以来の大変化と言っても良いのかもしれません。
 …と、前置きが長くなってしまいましたが、副都心線開業まであと僅か…という事で、それぞれの鉄道会社ごとの現状を見ていきたいと思います。ダイヤ改正の項目では、基本的に“良くなった事”しか書かれませんが、どこかで犠牲になっている部分があるものなので、そこも追求してみたいところです。という事で、まずは東武東上線編をご覧下さい!

   表紙もやはり、今改正の目玉と言える『TJライナー』です   少し複雑な運転形態になりそうです

 東上線のダイヤ改正の目玉としては、やはり夕ラッシュ時の下りに運転される『TJライナー』が新設される事が挙げられるでしょう。これは以前にも少し書きましたが〔東武東上線で画期的?列車参照〕、東上線では画期的とも思える“定員制”列車で、300円出せば必ず座れる保障が得られるというものです。車内もまた東上線にしては画期的で(笑)、座席はクロスシートとロングシートが変換できるという優れものです。もちろん『TJライナー』運用時にはクロスシートで走る事でしょう。
 この列車の新設の為に、今の池袋駅の5番線(今まで降車専用ホームでした)を夕方以降は『TJライナー』専用ホームとし、途中には改札も設けられるようになりました。東武鉄道としては、かなりこの列車にかける意気込みというのがあるような気がします。
 また、日中の急行が1時間に4本から、1時間に5本と増発されました。これは、川越市以遠の本数も、1時間に4本から、1時間に5本と増えた事を意味するのですが(日中はその区間は急行しか運転されないので…)、これには早速落とし穴がありました。反対に、準急は1時間あたり4本から、3本に減ってしまっていたのです。
 これには、つまりは1時間あたり、準急を1本急行に格上げしたものと見る事が出来るのですが、それでも急行の運転間隔をなるべく揃えたいのか、池袋発で見ると、急行と準急との運転間隔に、少々バラつきが出るようになってしまったのです(今までは、7,8分に1本だったのが、今改正からは6分~9分間隔)。また、それはその間を走る普通も同じで、同じく7,8分間隔から、5分~11分間隔になっています。そして、今までは必ず中板橋駅で通過列車を待避していたのが、中板橋駅か上板橋駅のどちらかで待避…という事になりました。更に言えば、朝ラッシュ時の上りの普通は、上板橋と中板橋で、どちらも待避が生じる事になりました(逆に言えば、その分急行や準急は少し早くなっています)。
 最も影響を受けたのは、志木~川越間の各駅でしょう。これは、準急が1本急行になったお陰で、1時間あたりに8本運転から、7本に減便になってしまいました。現在の輸送状況を見れば、7本でもまあ十分だとは思いますが、1時間に7本というのは、どうも覚えにくい数字です。今までは15分単位で2本運転されたいたので、頭で覚えられそうな時刻だったのですが、今度からは常に時刻表を確認しながら乗る事になりそうです。これも意外な落とし穴でした。
 また、新たに快速急行という種別が登場するのですが、基本的に、夕方の上り列車で運転されているというところを加味するに、『TJライナー』の池袋への送り込みを兼ねているような気がしました。また、その陰では、ついに特急とい種別が消える事になりました。東上線の特急は、はっきり言って地味で(笑)、元々希少価値の高い列車だったのですが、近年では土・休日のみの運転で、それでいて車両は普通の通勤車両と変わらなかったので、まあ消えるのも運命なのかもしれません。この種別は自分の生まれた頃からあったので、少々名残惜しい気もしますが、ここは将来への布石と捉える事にしましょう。

   フルカラーLEDの行先表示器が特徴です   こちらもフルカラーLEDを採用しています

 副都心線乗り入れようとして、車両の紹介もしておきましょう…。左上写真は50070系で、これまで紹介してきた50000系〔東武鉄道50000系参照〕の副都心線乗り入れバージョンです。実は以前に、副都心線乗り入れ用かも?…として、50000系の第2編成目を紹介していたのですが〔東武鉄道50000系、第2編成参照〕、どうやらこの50070系が本命だったようです。分からないものですね…。
 以前の50000系と見比べて頂ければ分かりますが、外観上は行先表示器がフルカラーLEDになっているのが特徴で、内装も座席の色が変わっていたりしています。また、運転席は明らかに副都心線用の造りとなっていて、今までとは全く仕様は異なるそうです。現在、既に有楽町線乗り入れの運用に入っており、あとは副都心線開業を待つだけ…といった状況だと思います。尚、既存の50000系は副都心線に入ることは無さそうですが、まだ未定の部分が続きそうな感じです。
 そして、右上写真は9000系です。これは、以前有楽町線への乗り入れようとして、1987年頃に造られたものなのですが(試作車は1981年)、今回、副都心線乗り入れ用として大改造され、大幅にリニューアルも施されました。外観上は、やはりフルカラーのLEDを採用している事が特徴で、前面のスカートも今回新たに取り付けられました。また、車内は50070系の内装に出来るだけ近付けられており、自動放送や車内旅客案内表示器も装備されています。また、座席の色も50070系と同じにし、同時にバケット化されているので、座り心地に関しては50000系統より上の物が出来上がっていると思います。この車両も、副都心線開業時にはフル稼働する日が来るのでしょうね。
 なお、この9000系には試作車があるのですが、登場時期が他の編成と異なる事から、ドアの位置に変更が出ていて(これは、座席の幅の拡大によるものです)、副都心線はホームドアが設置されている路線なので、副都心線用改造は見送られたらしいです。現在地下鉄乗り入れからは外されており、専ら東上線の地上区間で見られますが、今後がどうなるかは不明です。

 …こんな感じでしょうか。改めて見てみると、今回のダイヤ改正は遠距離の人に有利なように出来ているようにも思いました。確かに、副都心線が出来ると、新宿、渋谷に出たい人はそちらを使いそうな気もしますし、だからこそ東上線の池袋まで乗って貰えるようなダイヤを維持したかったのかもしれません。それでも副都心線乗り入れは必要だった…という事情を考えると、今回のダイヤ改正は改めて色々な苦労が窺えてくるようにも思うのです。東上線の日中パターンも変わってしまうという事で、自分の普段の生活にも影響が出そう?ですが、とりあえずは6月14日を待つのみ…という感じでしょうか。楽しみにしたいところですね。

 ☆東武鉄道のHP…http://www.tobu.co.jp/

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自分がメインとなるツアー
 北九州地区での3日間のライブを終え、先程東京に戻ってきました。今回は北九州の門司港と小倉という所で、合計4回に亘ってライブを行わせて頂きましたが、よくある“ツアー”とはなっているものの、いつもと決定的に違う部分がありました。それが、“自分がメインとなっている”ツアーです。
 自分は今まで、何回も“ツアー”と呼ばれるものに参加してきましたが、そのどれもが“サポートとしての参加”…つまり脇役としての参加となっていました。もちろん、それはそれで重要な役目であり、メインの方、バンドを出来るだけ引き立たせるようにやってきたのですが、今回は『竹内大輔ライブ』…なのです。完全に、自分がステージの顔とならなければいけないわけです。こういった状況でのツアーというのは実は自分は初めてで、正直戸惑いも隠せない感じでした。

   ツアー2日目の昼に行われた、小倉チャチャタウンにて

 しかし蓋を開けてみれば、こんなに充実した日々を送れるなんて…という感じでした。北九州という、自分のいる東京からは遠い場所でありながら、自分の(自分達の)演奏を観に来てくれる…。こんなに嬉しい事はありませんし、これは自分への自信にも直接繋がる結果となりました。もちろんこの土台には、ブッキング等に色々と協力して頂いた、北九州のミュージシャンである Daddy 津田さん、るーじゅさん抜きには語れないのですが、また場所を改めて書き綴りたいと思います。とにかく、色々な方の協力があってツアーを実現する事がありました。皆さんどうもありがとうございました!

   新幹線0系オリジナル塗装車…新山口駅にて   門司駅に停車中の寝台特急『はやぶさ』号

 そして、帰路を兼ねて上写真の列車群も乗り回して…(笑)。これもまた後に色々書き綴る事にしましょう♪

 ☆Daddy 津田さんのHP…http://www.geocities.jp/studio0378/

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黄門御一行バンド、ザ・パーフェクト!
 今日はお馴染みの黄門御一行バンドのライブでした。最近はライブをやるごとにお客さんが多くなってきているような感じがしてならないのですが、これはもう本当に嬉しい限りです。かなりマイペースでやらせて貰っているようなバンドなのに、この緩い雰囲気が功を奏したのか(笑)意外にも?支持される方が多く、感謝の気持ちで一杯です。これからもよろしくお願いしたいところです。
 さて、このように多くのお客さんに恵まれて始まった今日のライブでしたが、流石にここまで多くの方に見て貰っているという状況ですと、いつものようにMCばかりでは若干申し訳無くなってしまいます。…という事で、今日は最初から飛ばしていきました!…どのステージも7曲ずつ、もちろんラストステージはアンコールも有り、ついに予定していた曲数を全てこなすという荒業をやってのけました(…今回はリクエスト曲をかなり含めているので、予め選曲していた曲…という意味ではありません)。これは、普通のバンドからしたら当たり前の事なのですが、この黄門御一行バンドにしては、バンド結成以来(…恐らくトリオ時代も含めて)初めての事ではないでしょうか。今までどれだけやれてなかったのか!…と思ってしまいますが(笑)、とにかく、これだけでも拍手に十分値する事柄なのです。やれば出来る…改めてその言葉を強く感じだ1日になりました。

   肉も野菜もと、本当にバランスの良い賄いです   この笑顔に助けられた人は数知れません

 さて今回は、賄い写真はもちろんとして、たまにはライブ以外の写真を…という事でお店のマスターである鈴木さんに登場して頂きました。この方がいるからこそ、黄門御一行バンドは成り立っているとも言えるのです。この表情で「はい、ビールお待たせ~」なんて言われたらたまりません。いつも本当にお世話になってまして、改めて感謝の意を申し上げます。今日もお疲れ様でした!

 今月はなんと2回ライブが予定されている黄門御一行バンド。次回は6月25日(水)で、場所はもちろん今回と同じ、五反田 Rocky にてです!…ミュージシャン一同、マスターと共にお待ちしております。どうぞこの雰囲気を体感しにいらして下さい!

 ☆五反田 Rocky のHP(マスターのひとり言が個人的にお気に入り)…http://livecafe-rocky.com/

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旅日記 22.(金沢編…2008.5.12~5.13)
 今回は少し渋いですが、北陸の金沢に行ってきました。金沢というと“加賀百万石”と言うように、観光的には城下町としてその名を知られているわけですが、兼六園や長町武家屋敷跡など、確かにそういった観光ポイントは多いものです。ただ、自分も金沢には何度か足を運んでいるのですが、改めて観光をしているかと言われると、それは“否”だと言わざるを得ません。金沢は市内に鉄道が通っていなく、いつも鉄道が目的という自分にとって、市内にわざわざ寄る必要は無いと思ってしまっていたのが大きな原因かと思うのですが(笑)、今回は1泊2日という時間も取れた事ですし、金沢の見所を、掻い摘んででも見ていきたいものです。そして、結果的には丁度良いバランスの観光だったと言える事になるのですが…、それでは少しずつ紹介していく事にしましょう。


 ●豪華にもできる、北陸フリーきっぷ

 今回金沢を旅行するにあたって、鉄道で行くか飛行機で行くか、大いに悩んだものでした。金沢という場所は、東京からは直線距離的にはそんなに遠くないものの、途中に険しい山脈が控えているので、どのようなルートを通っても大回りせざるを得ず、所要時間は約4時間…といったところです。これだと飛行機も候補に上がるのは当然で、金沢市の最寄になる小松空港までは、羽田からは約1時間しか掛かりません。
 そうなると、今度は値段で比較する事になりますが、飛行機利用でも割引料金を使うと、鉄道よりも若干高くなる程度のようで、これはより検討が難しくなってしまいます(しかも、羽田~小松間というのは飛行機はアルプス越えを行うので、機内から見える外の景色も捨て難い存在なのです)。
 ただ、こんな事を出発ギリギリまで粘っていたせいか、安い値段で乗れる飛行機の残席が無くなる…という羽目になってしまいました(笑)。これで、安さ(と早さ)を考えれば鉄道という手段に行き着いたわけですが、そんな時に目に付いたのが“北陸フリーきっぷ”というものでした。これは、都区内から北陸までの往復と、指定された北陸内のJR路線が乗り放題というもので、新幹線、特急列車にも乗る事が出来るので大変お得なきっぷです。実際、東京~金沢間は、上越新幹線と特急列車利用で片道12710円(指定席利用)なので、都区内発が21400円という“北陸フリーきっぷ”は、ただ単純に都区内と金沢を往復するだけで得になってしまうのです。しかもこの切符は4日間有効で、通年利用する事が出来るのも魅力です。また、上野~金沢を結ぶ寝台特急『北陸』号のB寝台車(個室含む)にも使えるので、時間があればこの方法も選択に加えたいところです。

   上越新幹線『とき』号のグリーン車内にて撮影   北越急行所有の『はくたか』号…金沢駅にて

 更にこれに2600円をプラスすると、往復の新幹線や特急列車のグリーン車にも乗れてしまいます。この区間での通常のグリーン車価格というのは片道で4000円はするので、お得感ではこちらの方が上かもしれません。そんな事情もあって、今回は豪華に(と言っても、2600円上乗せしただけですが…)グリーン車利用で行ってみました。やはり普通車とは格段に座席の質が違い、車内が空いているのも魅力です。
 まずは上越新幹線『とき』号で越後湯沢駅まで約1時間(今回は大宮から乗りました…)、そこで上越線、北越急行、北陸本線を通る特急『はくたか』号に乗り換え、金沢まで約3時間、合計4時間の旅です。これは、東海道新幹線の場合、東京~広島まで行けてしまう所要時間ですが、やはりグリーン車利用だと、予想以上に疲れが少ないです。今回は1泊2日と強行軍の観光でもある為に、体力は温存しておきたいので、これがプラス2600円で叶うのなら安いものです。むしろ、旅的にはテンションが上がるのではないでしょうか…?良いスタート、そしてゴールを迎えられる為にも、グリーン車選択は有りだと思いましたね。


 ●金沢観光の定番、兼六園

 金沢の観光で、まず一番初めに思い付くのは兼六園でしょう。日本三名園の1つに数えられる傍ら、江戸時代を代表する池泉回遊式庭園としてその特徴をよく表しており、国からも特別名勝として指定されています。…それだけの有名な場所なわけですが、最初に言った通り、自分は今まで金沢に何回も来ていながら、ここには一度も訪れた事がありませんでした。当たり前の観光地過ぎて敬遠していた部分もあるのですが、行かないで判断するのも良くありません。実際、兼六園を今回初めて訪れた印象は、とても雰囲気の良い庭園という感じで、季節が変わった時に(特に冬ですね)また行ってみたいとも思った程でした。

   平日にも関わらず、入口には人で賑わっていました   霞ヶ池の景色は有名です

 江戸時代の面影として、園内にある日本最古の現存する噴水は特記すべきものでしょう。この噴水は、庭園内のわりと標高の低い所に位置しているのですが、ここまで水源となる霞ヶ池から石管で水を引き、その高低差の圧力だけで水を噴き出させているのです。…なので、水が噴き上がる高さは、霞ヶ池の水面の高さと同じになるようです。これは一例でしたが、このようにポンプ等を一切使わない(つまり、当時のままの)やり方で造られた噴水などが、兼六園の趣きを更に不動のものとしていて、見所も多くしているのが観光客も沢山訪れる理由なのだと思います。

   園内にはこんな場所もあります   可愛すぎます(笑)

 自然も豊かで、こんな右上写真のような光景も頻繁に見れてしまいます(笑)。喉かな時間と、歴史を感じさせてくれる庭園は、取りあえずの金沢観光ポイントに選ばれて当然だと思いました。


 ●小京都、金沢

 何度も言うように、金沢は“加賀百万石”であったわけで、江戸時代は江戸、大阪、京都に続く規模の大きさの町だったようですが、ここで小京都と言われるのは、戦争中に空襲の被害に遭わなかった事でしょう。それ故に昔ながらの建物が結構残っており、歴史を偲ばせるのも多くあるのです。京都に何度も行っている方は、金沢に来て見ると新鮮で、結構興味深く楽しめるのではないかと思います。

   異国情緒を感じさせてくれる“神門”   重厚な雰囲気が漂う尾山神社

 上の写真は、主祭神を加賀藩の藩祖である前田利家とする“尾山神社”です。この入口にある“神門”は設計者がオランダ人のようで、最上部にステンドグラスが貼られているのが特徴です。また、建物の上から空に向かって伸びているのは、日本で最初の避雷針なのだとか…。歴史的な一面も感じさせてくれる傍らで、モダンな部分も取り入れる…。これは、京都ではあまり見られないものだったように思います。

   懐かしくなる風景です   裏通りの方が、更に雰囲気は増すかもしれません

 歴史的…という事柄では、左上写真の“茶屋街”は外せません。金沢にお城が建てられたのが1580年、そこに前田利家が入城したのが1583年ですが、その頃から、金沢を流れる犀川、浅野川沿いに多くの茶屋が建ち並んでいたそうです。そして1820年に、当時の加賀藩から許可を得て、この浅野川東側に“ひがし”の茶屋が築かれ、大いに賑わったのだそうです(犀川西に“にし”の茶屋街もありますが、こちらは若干規模が小さめです)。
 独特な雰囲気はもう写真の見たままで、茶屋様式の町屋を多く残しているという、全国で極めて珍しい場所なのですが、ここで自分が凄いと思ったのは、中に入ると、昔ながらのお店なのですが、ちゃんと現代にも対応したお土産さんにもなっていたりする事です。しかし、垢抜けている感じではなくて、きちんと自分自身の伝統を守りながら商売をしている感じでしょうか…。実際お茶屋さんもあるのですが、雰囲気のある店内は、あるい意味お洒落なカフェとも言えそうな感じで、ただ観光の為にやっているわけでは無いように窺えたのです。ここは金沢を代表する観光地でもありますが、実際昔からここに住んでいて商売している人もいるわけで、そんな絶妙なバランスが、ここの茶屋街を奥ゆかしいものにしているのだと思ったものです。

   “武家”の屋敷跡なんて珍しいですよね   たまに家が開放されている(有料ですが)のも嬉しいですね

 茶屋街を“商人”の街とするならば、こちらは“武家”の街です。ここは長町武家屋敷跡といって、金沢市の中心地である香林坊から歩いてすぐの所にあるのですが、加賀藩時代の上流・中流階級藩士の武家屋敷が軒を連ねているこの雰囲気もまた独特なものを作り出しています。

   野村家の内部はこんな感じです   この風景を武家の人達も見ていたのでしょうか…

 周囲を歩いているだけでも楽しいですが、この区域の一部に入れる屋敷もあります。そこが“野村家庭園”で、当時の屋敷の様子がよく分かるばかりか、内部の立体的な配置には驚く事すらある程です。屋敷内には茶室もあり、庭には小さいながらも滝までが流れているのですが、これも上流・中流の武家だからこその設備なのかもしれません。町中とは思えない雰囲気があったように思います。

   分かりにくいですが、視界内に寺が3つあります(笑)   見て納得の寺の多さです(笑)

 この香林坊から南に向かい、犀川を越えると寺町という地域になります。藩政期当時、一向一揆に対する防衛策として、犀川流域にあたるこの地に寺院が集められたというのですが、その数は70を越え、確かにこの付近を歩いていると、すぐに寺の姿が見え隠れしたりします。それは右上写真の地図を見れば一目瞭然ですが(笑)、現代までそれが残っているというのが興味深いんですよね。金沢は自分では知らない奥深い事が、まだまだあるような気がしました。

 金沢を観光していると、外国人観光客が多いのに気付きます。これはアジア系の人ばかりでなく、アメリカ系やヨーロッパ系の人も多い気がしたのですが、こういった建造物や街の雰囲気を見てみると、当然の事とも思える程でした。確かに日本人の自分からしても、金沢の歴史的側面の残る観光地というのは、何だか“本物”な気がしました。別に、他の場所が偽物というわけではないのですが、金沢はそこまで観光地化している感じがしなかったのです。当時の雰囲気のままで、現代に対応したらどうなるか…というのを自然にやっていった結果なのだと思いますが、それが金沢の良い所だとも思います。そしてその良さに気付けるのは、もしかしたら我々日本人より、外国人のほうなのかもしれませんね。


 ●バスの町金沢

 金沢の中心部には電車が通ってないと書きましたが、確かにそうで、この地域の公共交通機関と言えば、専らバスに頼る事になります。しかしこのバスというのが本数も路線も多く、移動に不便と感じた事は特にありませんでした…。特に香林坊付近ですと、大通りに目を向ければ必ず路線バスの1台や2台は視界に入るという状態なので(笑)、路線数が多いだけに複雑ではありますが、慣れればどんどん利用したいところですね。

   バスは引っ切り無しにやってきます…金沢駅にて   金沢をバスで観光すると大体の人が通過してる“広阪”にて

 金沢のバスで最も大手なのは北陸鉄道のバスですが、その他にも色々あり、長距離バスはもちろん、観光にも何度か利用する事があると思います。特に金沢市内を周遊している“城下まち金沢周遊バス”や“ふらっとバス”は意外にも使えます。料金は前者は200円、後者は100円均一で、バス停も小まめにあって、両者15分間隔で運転されているので、ちょっと乗りたい…という時でも利用して良いのではないかと思います。
 個人的には、こういったバスの一番の使い方は、“周遊”というルートを利用して、本当に一周してしまうという事です。基本的に観光ポイントを周っているバスでもあるので、車窓を楽しみながらバスの旅というのも良いかもしれません。一周が約1時間弱というのも、手頃なのではないでしょうか。“ふらっとバス”の方は、そこまで観光地を周ってくれるわけではありませんが、金沢という町の普段着の姿が見れる路線でもあると思うので、実はこちらの方が自分の好みかもしれません(笑)。金沢市内の移動はバス…が基本ですね!


 ●金沢21世紀美術館

 兼六園や金沢城公園の入口にも近く、香林坊からも歩いて行ける範囲にあるこの美術館こそが、実は今回の金沢旅行の切っ掛けにもなった場所であります。2004年10月に開館という事で、新しい美術館ではありますが人気は高く、金沢にゆかりのある作家や、新たな創造性に富む作品等が展示されています。館内には油圧式のエレベーター等も設置されており、建物建設にも工夫が見られるようです。

   上から見ると円の形をしている、金沢21世紀美術館   上から引っ張られているわけではないのが、このエレベーターの特徴です…非常に滑らかな動きをしていました

   これも作品の1つです…水中に人がいるようです   水中に人がいるのを種明かしした写真がこちらです


 ここでの一番の目的は、期間限定で開催されていた“ロン・ミュエック展”というものでしたが、先に白状しておきますと、自分はロン・ミュエクというアーティストは今まで全く知りませんでした。これが、ある時ネットでたまたま宣伝していたのを見付ける事になるのですが、一気に彼の世界に惹かれてしまったのです。
 ロン・ミュエックはオーストラリア出身の彫刻家で、現在イギリスで活動されているようですが、カテゴリーとしては“ハイパー・リアリズム”という部類に属する人のようです。…というのは、この方の造る彫刻というのは、人間の肉体を微細にまで再現するというもので、肌を露出した“人物像”という作品が殆どなのですが、それは実際に作品を目の前にしても本物の人間かと思うほどです。

   本の表紙に使われているのが、ロン・ミュエックの最新作でもある“ア・ガール”です…撮影が禁止なのが歯がゆいくらいでした

 …ただ、ここで興味深いのは、リアリズムではあるものの、不安で不調和な視覚的イメージを生み出す…というコンセプトがある為か、その大きさについては現実離れしているという事です。“ワイルド・マン”という作品は高さが2,7mもありますし、“スプーニング・カップル”という作品は、50~60cmくらいの大きさしかありません。あまりにも人肌そのままというくらいリアルに造ってあるのに、大きさが通常と違うので、作品にはつい目を奪われてしまうのです。もちろん、これはロン・ミュエックの計画通りだと思いますが、今回はこの場所では写真撮影が禁止されていて、写真でここで紹介する事が出来ないのが残念でなりません。
 ただ、こればかりは、写真よりも実際に生で見るのが一番伝わりやすいと思いますので、是非金沢に行かれた際には寄ってみて頂けたらと思います。ロン・ミュエック展は8月31日まで開催しているという事で、この夏までが勝負でもありますね(笑)。今までにない、不思議な感覚を体感しに行って下さい!


 ●金沢の“食”と言えば…

 やはり海の幸は紹介せざるを得ません。今回は、金沢市の中心部に程近い、“近江町市場”というところで新鮮な海鮮丼を頂きました。豪華に見えましたが、これは金沢特有の金箔が塗されているからかもしれません。この金箔は、至る所に登場するようで、ひがし茶屋街に程近い“烏骨鶏アイス”(これが相当美味しいです…若干値段が張りますが…)屋でも、ただでさえ豪華なのに、更に金箔を塗して豪華に見せているアイスがありました。

   平日の昼間でも活気があった近江町市場   ホントに宝石箱…ではないですか(笑)

 もしかしたら、金沢は食の宝庫かもしれません。海の幸ばかりに目が行きがちですが、元々加賀藩という町は茶菓子作りを奨励していた為か高度な菓子文化が育まれているようで、日本三大菓子処としても知られているのだそうです(あとの2つは、京都市と松江市になります)。確かに町に出ると、いわゆる“老舗”と言われる和菓子屋が多く、これらは見た目にも美しいので目移りしてしまう程ですが、こんなところにも歴史を感じさせてくれる側面があるように思いました。

   買い物に集中し過ぎて、列車に乗り遅れないように!   鯖寿司と鱒寿司で、まだまだ金沢気分の車内です♪

 そしてそれらのお店は、金沢駅にあるお土産屋に一気に集結しています。もちろん、それぞれの本店で買うのも良いのですが、ここはそんな時間が取れなかった人に特にお勧めの場所でもあります。早速自分も、帰りの車内用という事で笹寿司を購入しました。これで帰りも金沢の余韻に浸れるという事で、食の面でも満喫した旅日記金沢編を締めたいと思います♪
 金沢は1泊2日程度の観光には丁度良い大きさで、小さい地域ながらも(小さい地域ゆえ?)見所は凝縮されているような気がします。小京都という事で、京都と似ているかなと思いきや、いざ観光してみると京都とは全然違う風情や魅力も存在しているのです。京都にはこれまで何回も行って、行く度に新たな魅力を発見していますが、ここ金沢もそうなのかもしれません。特に季節を変えて行くと、更にその思いは増す事でしょう。兼六園の項でも書きましたが、またいつか、今度は冬などにも訪れてみたいと思いました。

 ☆いいねっと金沢のHP(大体のリンク先はここへ!)…http://www4.city.kanazawa.lg.jp/index.jsp

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

Zipangu-News に My Trio 掲載再び
 自分のピアノトリオでよく出演させて頂いている外苑前 Z・imagine(ジマジン)ですが、そこのお店の親元会社から発行している『radio-zipangu.com(ラジオジパングドットコム)』に、ライブ・バンドの情報を再び載せて頂ける事になりました。以前、こちらでは2月発行の分にも載せて頂きましたが〔My Trio がチラシに載りました!参照〕、またこういった機会を与えて下さって、本当に感謝の気持ちで一杯です。

   前回とはまた違った感じに掲載されていますね!

 前回とは若干文章を変えていますが(笑)、より多くの方に見て頂ければと思いますね。また、期待に応える意味でも頑張っていかなければなりません。ピアノトリオのライブは6月14日(土)です。色々な曲を用意しつつ、自分達らしい演奏が出来ればと思っていますので、皆さんどうぞお越し下さいませ!

 ☆ラジオジパングドットコムのHP…http://www.radio-zipangu.com/

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

再び訪れた夢鹿蔵演奏
 今日は、秩父の小鹿野という所にある“夢鹿蔵(ゆめかぐら)”という場所で、演奏のお仕事をしてきました。ここは大変懐かしい場所で、実は2006年の12月(つまり、約1年半も前の事です)にもライブをやらせて貰った事がありました〔クリスマス期間中はやはり…参照〕。あの時は色々とバタバタしていて、お店の方とお話しをする機会が殆ど出来ず、事情もよく分かってなかったのですが、ここは現在2ヶ月に1回くらいライブを行っているようで、ジャンルもそれぞれらしいですが、今月は“ジャズ”のライブという事で自分達が呼ばれたみたいです。
 前回もそうでしたが、秩父に井田聡明さんというドラマーの方がいて、最初はその方に今回の話しが伝わったのは当然だとして、その方と自分は何度か秩父で一緒に演奏をした事もあってか〔TOIMというバンド名参照〕、自分を誘って下さったのです。そして、ベースとボーカルは自分で選んで良いと言われたので、ベースはお馴染みの池田暢夫君を誘いました。ボーカルに関しては少し迷ったのですが、最近仕事では御一緒してない桜井りこさんを選びました。りこさんは確か、都会より田舎の方が断然好きという…思いがあった筈なのです。これは的中で、電話で誘った時には相当テンションが上がっているのが感じ取れました。誘い甲斐があるというものです。

 さて、今回の現地入りは16:30という時間でした。前回、到着が遅れて、微妙に迷惑を掛けてしまった感があったので、今回の遅刻は厳禁!と思い、りこさんを車で拾う為に(今回自分は車でした)待ち合わせをしたのですが、どうやらその時点で、待ち合わせ時間を遅く設定し過ぎたようです。小鹿野の予想以上の遠さに悪戦苦闘?し、結局着いたのは17:10過ぎ…。またやってしまいました(笑)。どうも申し訳ございません!
 しかし、前回もそうだったのですが、お店の人は実に暖かく自分達を迎えて下さり(ついでに、池田君はもちろん自前の車で来てましたが、逆に1時間も早く着いてしまっていたそうです…)、1年半前の思い出が蘇えってくる感じがしました。そしていざお店の中へ…。前回ステージの後ろにあった歌舞伎の絵は無くなっていましたが、それでも蔵らしい雰囲気はまだまだ健在でした。一気に、頑張ろうという気持ちが湧き上がってきます。

   非常にやりやすい雰囲気でした   賄いは、ここの名物“縄文カレー”

 そして迎えた本番ですが、ここでも前回と同様に、お客さんの暖かさが何より印象に残りました。今回も、お店的には“ジャズ演奏”と掲げて宣伝していったのだと思いますが、お客さんの人数も前回より多かったのではないでしょうか。そして、本当に普段からジャズが好きという方も結構いらっしゃって、演奏しやすい雰囲気でしたし、反応がすぐに返ってきたのも嬉しかったです。
 この日は2ステージ行い、それぞれ初めはインストを1、2曲、そしてその後にボーカル曲を4、5曲という感じで進めていき、最初から最後まで楽しく演奏する事が出来ました。お客さんのリクエストにも幾つか応えられた場面もあってか、客席側と演奏者側で、お互いに楽しいステージを作っていけたのではないかと思っています。やはりこういった状況で音を出すのが何より楽しいですね。自宅からの所要時間は約3時間…という、改めて遠い場所でしたが(笑)、それ以上に素晴らしい雰囲気で過ごす事が出来ました。皆さんどうもありがとうございました!

 ☆桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆小鹿野(秩父)夢鹿蔵の(ぐるナビの)HP…http://r.gnavi.co.jp/g672300/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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