竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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Voss という Water
 自分、先日とある所でミネラル・ウォーターを頂いたのですが、それには“Voss”と書いてあって、今まで見た事も聞いた事も無い水の名前でした。頂いたのは、ペットボトル…と言って良いのかと思うくらい、かなりデザインが重視された代物であったのですが、自宅に戻って調べてみるとノルウェー産の水らしく(ペットボトルをよく見たら、そう書いてありました…笑)、セレブ御用達のお水でもあるのだとか…。

   ペットボトルのくせに、変に格好良いです…

 Voss というのはノルウェー語で“滝”を表すようですが、地球上で未発見だったノルウェー南部の荒野の氷岩の下で、何百年もの間守られていた純粋な水の源から採取される(HPから引用…笑)…そうです。そして値段を見ると…何と1本420円!しかも普通より少な目の330ml なのに…(考えがセコイとか言わないで下さい!)。
 まあ、ここでは値段は取り合えず置いてくとして、重要なのは味です。データによると、氷岩の下に水源を持つ純度の高い軟水で、舌に甘く感じる味わい…と書いてあります。…成程(…と、無理矢理自分を納得させて…)、早速飲んでみようではないですか。


 ……。


 ……。


 ……?


 分からん!!


 自分、まだまだセレブには遠いようです…。

 ☆Voss のHP…http://www.vosswater.com/
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テーマ:ドリンク - ジャンル:グルメ

2008年3月のライブスケジュール
 お馴染みライブスケジュールになります。ただ、3月は自分があまり東京にいないという実態からか、いつもよりは少な目かもしれません。それでも後半の方にポツポツとやっておりますので、どうぞ気軽にお越し下さいませ!


     ●3月14日(金)、27日(木)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member……(Vo)江梨香(14日のみ)、(Vo)山崎信子(27日のみ)、(G)松下譲次、(Key)竹内大輔

 本数は少なくとも、玄は今月は2本健在です。特に14日の方は、自分にとって非常にタイトな
 1日となるかもしれません。日によってカラーは異なりますが、基本的には緩~い雰囲気の中、
 音楽とお酒に酔いしれる?…。そんな感じです(笑)。音楽を心から楽しめる場所だと思いますね。


     ●3月16日(日)下北沢 Big Mouth
Open…18:30~、Start…19:00~、自分たちの出番は3バンド目、20:30~(予定)、
Charge…2100円(+お通し代 525円)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Key)竹内大輔

 ボーカルの鹿嶋さんとのデュオ演奏です。最近は『持ち曲』が出来たと言っても良いくらい、
 自分達“らしさ”が出せる曲が増えてきたので、本当にやっていて楽しく思います。前回も演奏した
 “Seasons of Love”も、きっとやる事でしょう。特にこの日のライブにおいてこの曲は、自分にとって
 重要な曲となるかもしれません。何故かはとりあえず置いといて、今から楽しみにしています!


     ●さばいばる伊藤、沖縄ツアー
・3月19日(水)北谷(沖縄)Biaacha
 Open…20:00~、Start…21:00~、 Charge…1000円
・3月20日(木、祝)首里(那覇)喫茶室アルテ崎山店
 Open…お店は昼から営業してます、Start…19:00~、 Charge…1000円(オーダー別)

 ※メンバーはもちろん、(Vo)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Perc)伊藤樹明

 3月の19日~22日には、さばいばる伊藤さんの沖縄ツアーに参加します。伊藤さんは3月の
 前半ぐらいから既に沖縄入りをしているようですが、そこでの中3日間を担当させて頂きます。
 途中からは、お馴染み Daddy 津田さんも一緒に回るそうで、それもまた楽しみの1つです(笑)。
 約1年振りの沖縄訪問になりますが、多くの“出会い”と“再会”があったら良いなと思いますね。


     ●3月23日(日)御茶ノ水 Casals Hall
Start…13:00~、自分達の出番は不明、
Charge…無料
Member…(As)細井寿彦、(Pf)竹内大輔、(B)中林薫平、(Ds)上田健史

 アルトサックスの細井寿彦君に誘われ、和泉小学校ビックバンドの定期演奏会にゲストとして出演します。
 小学生のビックバンド演奏というのには興味を惹かれますが、“In The Mood”や“Sing Sing Sing”など、
 やはりメジャーどころの曲を演奏してくれるようで、どんな感じに仕上げてきているのか楽しみですね
 (先生目線…笑)。ゲストという事で、何時から自分達が演奏するのかは分からないのですが(何分やるかも
 分かりませんし…)、日曜日の昼間とあって、しかも無料なので、気軽に来て頂けたらと思います。ホールも
 良い雰囲気なので、ここは演奏の面白さを今の小学生達に伝えるべく、心から楽しんで演奏したいですね!


     ●3月24日(火)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付…他にも値段設定有り)
Member…(Fl)西仲美咲、(Pf)竹内大輔、(Vib)阿見紀代子

 フルートの西仲美咲さんとの演奏です。このお店もお馴染みになっていると言って良いでしょう。
 ここではスタンダード・ジャズと言われるものを多く取り上げているので、それらをそんなに弾かない
 自分にとっては(マズいかな…)貴重な場所です。目一杯?演奏してきたいと思います!


     ●3月25日(火)品川ホテルパシフィック東京『ブルーパシフィック』
1st.…19:30~、2nd.…20:45~、3rd…21:45~、
Charge…2100円+Order
Member…(Vo)Mirano、(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 ボーカルの Mirano さんと久しぶりの演奏です。今度はここで何度かライブをやらせて頂く形に
 なるかもしれません。このブルーパシフィックというお店は、ホテルパシフィック東京の30階に位置し、
 そこからの眺めといったらもう抜群で、夜景となればそれはもう一入です(東京タワーも見えます)。
 そういった場所で楽しむお酒と音楽…最高以外の何ものでもありません。自分も楽しめるよう頑張ります♪
 何気にバックのメンバーが、自分のピアノトリオのメンバーになったというのも興味深いです(笑)。


     ●3月28日(金)外苑前Z・imagine
Open…19:00~、Start…19:30~2ステージ
Charge…2500円(ドリンク付き)
Member…(B)池田暢夫、(G)関口慎吾、(Pf)竹内大輔、(Ds)福森康

 久しぶりにベースの池田君のバンドでライブです。場所はお馴染みになりつつある Z・imagine にて…。
 ここでの演奏も一際面白くなっているのではないでしょうか。…というのは、池田君とギターの関口は
 デュオでもよく一緒に演奏していて、最近なかなか良い感じ…らしいからです。そして、自分と池田君も
 この時は“いい感じ”になっている筈なので(笑)、尚更期待大なのです。楽しみにしていて下さい!


     ●3月29日(土)天王洲アイル T,Y,Harbor『Waterline』
1st.…20:00~、2nd.…21:30~、3rd.…23:00~、
Charge…1000円+Order
Member…(Vo)Dyna、(Pf)竹内大輔、(B)相澤卓也、(Ds)木村創生

 何度か一緒に演奏した、ボーカルのダイナマイトミキ(Dyna)さんとのライブです。ここは天王洲アイル
 という地域にあるのですが、品川からも行ける距離ではあります。船上っぽいお店の名前ですが、
 本当に船の上という状況になっています(笑)。とてもお洒落な空間で、ミキさんが得意とする
 Jazz, Soul, Funk R&B の懐かしい名曲を、Cool & Groovy に聴かせてくれます。ご期待下さいませ!


     ●3月30日(日)横浜 Hey-Joe
Open…18:30~、Start…19:30~2ステージ
Charge…予約2500円、当日3000円
Member…≪Generation Gap≫(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、(As)宮里陽太、
       (Bs)高橋賢、(Key)竹内大輔、(B)池田大地、(Ds)立山秋航

 なんか自分は久しぶりの GG です。そして、Hey-Joe でやるのも久々な気がします。それもその筈で、
 GG として Hey-Joe に出演するのは約1年振りなのだとか…。昨年の年末(今年の年始?)以来
 ご無沙汰していますが、昨年を振り返ると、CD発売、ツアー、ワンマンライブと、なかなか充実した
 活動を行っていたようにも思いますし、今年もこれからやってくれるのではないでしょうか?是非是非!


 …という感じです。後半に畳み掛ける感じですかね(笑)。では、3月の前半は何をしているのかと言うと、、、

   まあ…分かりますよね(笑)

 ここにまた行ってきてしまいます。しかも前述のベースの彼と…(笑)。これこそ今から楽しみなのですが、自分にとっての良い刺激でもあり、音楽も、音楽以外の事も、また色々と吸収できたら良いなと思いますね。とにかく、3月のライブも楽しみにしていて下さい!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

運転免許更新
 今日は自分の運転免許の更新をしてきました。自分、誕生日が1月29日なので、更新期限は2月29日になるわけですが、今日が25日ですから結構ギリギリの更新となってしまいました。これは、前回免許を更新してからたった3日後ぐらいに駐車違反で捕まるという失態を犯していて、どうせゴールドじゃないし…という非常に後ろ向きな考えを持っていた事が原因かと思われます(理由になりませんね)。
 とにかく、非常に足取りが鈍っていたわけですが、その腑抜けた考えを天は見ていたのか、14:15ぐらいに免許更新センターに着いて(受付最終は15:00でした)色々と手続きをしていたら、14:20からの講習にギリギリ間に合わず、次は15:15から(つまり今日のラスト)…という仕打ちを受けてしまいます。しかもその受付にいたおじさんが(結局この方が講習する人だったのですが)、「いや~、後ちょっとだったんだけどね、惜しかったねー、これだと15:00頃に来た人と変わらない…、いや、そんな事を君に言ってもしょうがないわな…」と、とにかく口数が多いから堪りません。更新センターは新宿の東京都庁にあるのですが、ここで約1時間程の時間を潰すというのは難しそうで、更にヤル気が失われてしまいそうでした。
 しかし、ここで落ち込んではいけません。気持ちを元に戻し、天気が良いので都庁の写真でも撮ったろ…と思いました。東京都庁の建物は有名ですが、周りにも高いビルは多いので、実は全景が見れる場所というのは意外にも多くありません。それを探す散歩というのもなかなか良いものです。

   免許更新センターは、右側の建物内にあります

 そして探し当てた場所がここでした。…良いじゃないですか。太陽が順光だったのも幸いでしたね。まあ、意外にも早く見つかってしまって、時間的にはまだ30分以上も残っていたのですが…(笑)。

 気分的には満足し、更新センターに戻ってきましたが、そうだ、自分は“優良”ではなく“一般”なのだ…と現実に戻ると、やはり若干気落ちしてしまったのは否めませんでした。前者の講習時間は30分で“一般”の自分は1時間なのですが、ここはもう従うしか無いと自分も決意します。ただ、講習中、途中で交通安全についてのビデオを見せられ、ストーリーテラーが福留さんだったので「おっ」と思って見ていたのですが、男が酒酔い運転で人を轢いてしまい、被害者側から賠償金1億円を請求され、そのため男の奥さんが悩むに悩んで自殺するという非常にヘビーな内容に、更に自分は疲れさせられた感じがありました…。ついでに、その奥さんの最後の遺書をここで紹介させて頂くと、、、


 『つかれました、役に立たなくてすみません』


 …うーむ、交通事故とは恐ろしい。これからも安全運転に務めたいと思いました。

テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

忘れられたピアニスト
 今日は所沢の Mojo にて、さばいばる伊藤さんとライブの日でしたが、どうもライブ当日になっても伊藤さんからの連絡が一向に来ません…。まだ入り時間すら知らない自分は、流石にこれはおかしいと思って伊藤さんに電話をしたのですが、案の定、、、

 「…あれ、今日竹内って手伝ってくれるんだったか?」

 …想像通りでした(笑)。しかし伊藤さんの良い所は、それを包み隠さず、そのまま自分の mixi の日記に「本日うっかりしてました…竹内大輔参戦であります…いやー忘れてました」…と書いてしまう事でしょうか。こういった“言わなくてもばれない様なミス”というのは、自分達はついつい隠してしまいがちになるものですが、伊藤さんは有りのままの自分を常に皆に見せているわけです。ミュージシャンという立場上、ある意味で(あくまでも、ある意味で…ですよ?)“作り上げられた自分”を演じなければいけない状況ではあると思うのですが、この対処。個人的には大好きですね。一気に、今日は頑張りましょう!…という気持ちにもなるものです(…と言っても、忘れても良いって事ではないので…!)。

 さて、昨日の強風もまだ残っているのか、今日も関東は風の強い1日でした。自宅から所沢に行くには、東武東上線、JR武蔵野線、西武池袋線というルートが早くて良いのですが、この武蔵野線というのが本当に風に弱く、今日もやはり一時的に運転を見合わせていたみたいです…。自分が出掛ける頃には運転再開していたものの、遅れは必至で、どれくらいの頻度で運転していたか分からなかったのですが、自分は運良く待たずに乗り継ぐ事が出来ました。無事その電車から降りた駅では、現在時刻が17:30のところ、次の電車は16:40発になっていましたから、やはり相当遅れていたようです。結果的には自分への影響は少なくて済んだので、まあ良かったと言えるのかもしれません。

   1時間以上の遅れだったようですね…新秋津駅にて   大人になった樹明(笑)

 しかし、その影響はお客さんに及んでしまったようです。来るはずのお客さんが来れなかったりと、やはり強風というのは客足を遠のかせる要因があるのかもしれませんね…。お陰で樹明は「お腹空いた~」と、上記のような顔になってしまいましたし(笑)。
 それでもライブの内容はまあまあ良かったと思います。ただ、お客さんの入りが遅かったので、結果的に演奏時間は短くなってしまい、何となく自分達の演奏も行き急いでいるような感じがしなくもなかったですが…。
 ところで、来月には伊藤さんのユニットで、また沖縄ツアーが控えているようです。まず伊藤さんが単独で沖縄入りし、その後またお馴染みの Daddy さんと合流、自分と樹明はその中で3日間だけ一緒に演奏する形になっています。まだ詳細は分からないのですが(まだ分からなくて良いのでしょうか?)、また沖縄の方達に会えるのが楽しみです。どうぞ皆さん、よろしくお願いします!

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆所沢 Mojo のHP…http://www.mojo-m.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

移動を襲った春一番
 今日は関東地方で春一番が吹いたとか…。この日自分は夜まで何も予定が無く、久しぶりに自宅でのんびりとしてようかと思っていたのですが、親から車の移動を頼まれてしまい(祖母の家から借りてた車を、再び祖母の家に戻すという作業でした)、自宅から祖母の家のある松戸まで車で運転、その後電車で池袋に向かうという行程を辿る事になりました(夜には池袋で用事があったので…)。
 しかし、外に出てみると(外に出る前から風の音で分かってましたが…)相当の強風で、遠くの空も黄砂っぽい感じになっており、こんな中移動して大丈夫なのかと、一瞬不安になってしまいます。案の定、高速道路は速度規制が掛かっていて(一部は通行止めという所もありました)、運転していても風に煽られるのが分かります…。
 それでも何とか祖母の家まで着くのですが、肝心の祖母がまだ家に帰ってません…。確か自分が自宅を出た時点で、上野駅で買い物をしていて今から帰るとの事だったのですが…。すぐさま電話してみると、どうやら電車が強風で止まっていて、途中の駅で足止めをくっているらしいのです。これは困ったもので、ただ車だけ置いて自分はもう池袋に向かう…という方法もあったのですが、その電車が止まっているのでは意味がありません。とは言え、ここでジッと待っているのも何ですし、それだと夜の予定まで時間が無くなってしまいます。
 …という事で、その後今日仕事があった父親の協力を経て、父親の仕事場まで自分が車を運転し、そこに祖母も来て貰い(そこまでの電車は動いていたのです)、父親に運転は代わって貰って、父親と祖母の2人で祖母の家に行って貰う事にしました(元々この日は父親は祖母の家に行く予定だったのです…)。そして自分はやっと、電車で池袋に向かえる…という感じです。言葉にすればそれまでですが、いつ電車がまた止まってしまうか分からない状況だった為に、意外にも大変な移動だったように思います。道も相当混んでましたしね…。

   上下線で渋滞中の国道6号線   JR八高線の運休は強風とは関係無いようですが(笑)

 当初の予定より2時間ほど遅れて、無事父親と祖母に車の受け渡しは済みましたが、その後電車で池袋に着いた時には殆どの路線で運転が再開されているようでした。しかし依然として遅れは発生しており、駅に設置されている運行情報のディスプレイには、ほぼ全てと言って良いくらい“遅れ”を示すオレンジ色のラインが路線を覆っていました。ある意味、こんな状況が見られるのは珍しいのかもしれません…。変に苦労した1日だったので、遠慮無くネタにさせて頂きました(笑)。

テーマ:お天気 - ジャンル:ニュース

中央快速線の世代交代
 自分もよく利用するJR中央線。実は中央線というのは、東京を基点に山梨県、長野県を通り、岐阜県を抜けて名古屋まで至るという、要するに日本の“中央”を通っている…という意味での路線なのですが(どうも東京の山手線の真ん中を走るから“中央線”…と思っている人が多いみたいなので…)、東京側と長野側、そして名古屋側では風景も車両も大きく性格を変える路線でもあると思います。もちろん自分は東京側、特に快速電車に乗る事が多いのですが、最近この地域では新型車両の置き換えを行っていて、今後の動向に目が離せない状況となってきています。
 中央快速線に今まで使われていた車両は201系と言って、1979年に試作車が登場し、1981年に量産車が登場、中央線の快速電車が全て201系になったのは1985年の事なので、もう20年以上も同じ車両が使われているという事になります。まだ国鉄だった登場当時としては、今までの通勤電車の概念を覆すほどの新機軸が多数導入され、鉄道業界からは多くの期待が寄せられていた車両でもあります。
 …ですが、そんな車両もさすがに古くなってきました。一般的に鉄道車両の寿命というのは30年ぐらいと言われているので(これは経済寿命と呼ばれてるもので、大事に?使えば50年くらいは使えるようです)、確かに今が置き換えの時期でもあるのでしょう。そんな中で2006年12月に営業運転を開始したのが、JR東日本でも全くの新系列となったE233系です。

   最後の活躍を見せる201系…中野駅にて   完全に中央快速線の主役になったE233系…新宿駅にて

 写真を見比べるとさすがに世代の差を感じてしまいますが、JR山手線等に投入されているE231系ではなく、敢えて新系列のE233系を導入したところにJR東日本の“ヤル気”を感じてしまいます…(笑)。もちろん車両のベースはE231系が元となっているのですが、利用者の意見を反映させ、全体的に“ゆとり”を持たせた車両であるというのが特徴とも言えます。
 乗り心地(特に椅子の座り心地)も良くなり、行先表示器にはJR東日本の車両では初めてフルカラーLED式を採用しています。この表示器がなかなか優秀で、車体側面の表示器は2段表示も可能で、始発駅では停車駅をスクロールで下段に表示させ、途中駅では次の停車駅を下段に表示させる事も出来てしまいます。ここまで来ると優し過ぎとも思えてしまいますが…(笑)。
 もちろん車内には、1つの扉上に液晶ディスプレイが2台掲載され、これは山手線等のものより解像度が上がっているように思えます(また、現在時刻も表示されるようになりました)。また、優先席と女性専用車では吊革の高さを下げる等、今までになかった趣向が色々と試みられてもいます。

 個人的には、車両の前面部の下側に付いている排障器(一般的に“スカート”と呼ばれています)の真ん中が暗色となっているのが好みです。…というのは、このお陰で従来のE231系の前面部よりずっとソフトな印象を与えてますし〔Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、北海道編(2007.9.13~9.17)の2枚目の写真参照〕、何よりも本来こうしなくて良いはずなのに、敢えてやった…というのが良いではないですか(真実は分かりかねますが…笑)。最近の鉄道車両というのは効率化、コストの低下を目指しているので、どこも似たり寄ったりな車両になりがちなのですが、こうした“特徴”を与えてあげているというのは本当に微笑ましい限りです。

 …という事で、これらE233系の置き換えは着実に進み、今では中央快速線で201系を見かける方が困難という状況になってしまいました。ただ、今度の3月15日にJRではダイヤ改正が行われますが、そこに中央線の快速電車は全てE233系に…という記事は無かったので、まだ少しは残るのだろうと思われます(ダイヤ改正後は、予備用として2編成だけしばらく残るそうです)。しかし、700両以上もあった中央線の201系が今では殆ど見れないというのは若干寂しくも思います。自分の世代にとって、中央快速線の車両と言えば201系であり、恐らくそう思う方は沢山いるのではないでしょうか。とにかく、ラストスパートとも言える中央線の201系を暖かく見守っていきたいと思った今日この頃でした(笑)。

テーマ:鉄道 - ジャンル:趣味・実用

黒光由佳的ヒーリングコンサート
 先日は初台のオペラシティ内にある近江楽堂という所で、黒光由佳さんのヒーリングコンサートの演奏をしてきました。黒光由佳さん…というのは、元宝塚の夢輝のあさんの本名で、今までに自分も何回か一緒に演奏させて頂きましたが、その中で“ヒーリング”のコンサートというものについては本人のセルフ・プロデュース…という側面がある為、本名の名義で行っているらしいのです。近江楽堂はアットホームなチャペルという感じで雰囲気も大変良く、正にヒーリングコンサートに相応しい場所だと思いました。

   山手通りから決死の?撮影(笑)   奥に入口がありますが、さすがにこの日は何の装飾も無いです

 ヒーリング…というと、どこか優しく、ソフトなイメージを連想させるのですが、何もそれだけがヒーリングの要素になるわけでは無いようです。特に、今回のヒーリングコンサートは今までとは違う感覚で臨んだらしく(…自分は今回が初めてでしたが)、ある意味で“破壊的”な要素もあったのではないかと思われました。
 …元宝塚であり、引退後にはヴォイスヒーリングやボディワークなどのヒーリング・ケアを専門的に学び、活動、そしてブランクを経て再度エンターテイメントの場に復帰するという、なかなか複雑な経歴をお持ちの黒光さんですが、今回のコンサートでは、それまでだけの自分ではないという意思表示が表れていたように思えました。
 宝塚という背景も自分であるし、ヒーラーとしての自分もある…。もちろん他の側面の自分だってあると思います(当たり前です)。色々な“自分”がある為、それぞれに応じた活動はさぞかし大変なのだろうと思いますが、今回そういった考えは見直し、全ては自分自身なのだという思いに至ったようです…。また、“不安”という思いを抱えている時、それらをなるべく取り除いてから次の行動を取るようにしていた事も、不安を持っていて生きている事は全然恥でも何でも無い…という考えが生まれてきたようです。成程、きっと凄く大きな視野で自分を見つめているのでしょうね…。これこそが癒し…ヒーリングの言葉なのかもしれません。

 ヒーリングのコンサートとしては今回初めて生演奏の形態をとったようですが、雰囲気抜群のチャペルの中で“自然”の音響(ボーカル以外はマイクを通してませんので…)で演奏できるという喜びを、改めて感じる事ができました。今回はピアノ(クラビノーバですが…)とパーカッションで歌のバックを務めましたが、パーカッショニストの佐藤直子さんがまた久しぶりでした。前回が2006年の8月でしたから〔Live On Act!参照〕、今回約1年半振りの共演になったのですが、この方は“雰囲気”で叩いてくれるので、曲の魅力を最大限に引き出し、自分も感覚的に演奏と向かい合う事ができるのです。お客さんの暖かさと相まって、共に良い時間を過ごせたのではないかと思っています。曲もバラエティーに富み、なかなか盛り沢山な(2回公演でしたしね…笑)コンサートだったのではないでしょうか?
 黒光さん自身が言っていた“今までとは違う”コンサート。確かに、良い意味で自分を変えられる考えが生まれてきて、それはもしかしたら“破壊的”な考えなのかもしれません。ただ、この変わり方は自分に対しての“許容”と見る事もできそうな気がします。許容できる事による人間の暖かさというのは他に変えられるものではなく、それによって生き生きとステージに上がった姿を見ていると、ヒーリングコンサートの真の意味が何となく分かってきたような気もしました。今後も更に期待したいところですね!

 ところで、コンサート後に家に帰り(打ち上げ後…ですね)、いつものようにブログ用に写真をアップしようと作業していたところ、途中でデジカメの写真データが破損するという、とんでもないアクシデントが起きてしまいました。幸い全てのデータではなかったので最悪の事態は免れましたが、コンサート当日に撮った写真は全て消えてしまいました(泣)。…なので、今回アップした写真は実は今日改めてオペラシティに出向き、その時に撮ったものなのです。言わなければ分からないかもしれませんが…。

 さすが“破壊的”ヒーリング…。そして、今日の自分に努力賞です(笑)。

 ☆ゴールデンバード・レコーズのHP…http://www.goldenbird.jp/

 ☆東京オペラシティのHP…http://www.tokyooperacity.co.jp/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

祝、600回目!
 いやー、もう月日が経つのは早いもので、このブログの記事も第600回目を迎える事になりました。既にブログを初めて2年と2ヶ月になりますが、書き過ぎず、書かなさ過ぎず、なかなか良いペースで続けているのではないかと思っています(平均すれば月に20回強という事でしょうか…“月別アーカイブ”を見れば分かりますが…)。
 500回目の記事を書いたのは昨年の10月の初めで〔祝。500回目!参照〕、あの時は600回目は今年の3月頃になりそう…と書きましたが、どうやら前倒しで今月に到達したようです。別に大した事ではないですが、予想を上回るというのは何となく嬉しいものですね(笑)。
 さて、そうすると今度は第700回目の時期が気になりますが、恐らく今年の7月頃に迎えるのでは…と自分では思っています。少し余裕を持って考えてはいますが、もちろんマイペースで続けていくのは変わりません。これからも変わらぬご声援?よろしくお願いします!

   この車両を撮る為に、わざわざこの駅(JR埼京線中浦和駅)まで出向いたという信念に、自分は拍手を送りたいです(笑)

 さて、そろそろ恒例となってきた“記念の回”の写真ですが…、これは“600”という数字に纏わる車両にしては少々マニアックだったかもしれません…。まあ、たまにはこんなのも良いでしょう。逆に、次回の700回目の写真はそろそろ予想が出来そうですね(笑)。

テーマ:♬*:♬♪゚・:,。♬ - ジャンル:日記

好きなCD紹介 9.
 前回の記事で“Falling Grace”という曲の話しが(半ば強引にも)出たので、今回はちょっとその曲が入っているCDの紹介でもしたいと思います。

   何だか郷愁を誘うジャケットですね…   チックとスティーブ・スワローの曲のみ取り上げられてます

 ピアニストのチック・コリアと、ビブラフォン奏者のゲイリー・バートンによる『In Concert,Zurich,October 28,1979』(邦題だと『イン・コンサート』)というデュオ・ライブの作品です。数々のミュージシャンと共演しているチック・コリアですが、その中にはデュオで演奏している作品も少なくありません。その中で、チック・コリアと最高に相性が良いと言われているのがゲイリー・バートンなのです。
 ビブラフォン奏者というと、以前〔好きなCD紹介 5.〕でも紹介したミルト・ジャクソンが一般的には有名ですが、彼とは演奏形態がかなり異なっているのがゲイリー・バートンです。何が異なるかと言うと、それは使うマレットの本数にあります。

 ☆http://www.youtube.com/watch?v=KYNqZ80ov9Y&feature=related

 映像を見て頂ければ(これはこのCDの時代の映像ではありません)一目瞭然なのですが、普通は片手に1本ずつ持つマレットを、彼は2本ずつ持って演奏しているのが分かります。こうする事によって、より厚いハーモニーを鳴らす事ができ、それはピアノと比較しても遜色がない程だとも言います。この奏法はレッド・ノーヴォという人が始めたものらしいのですが、それを開拓し、進化させていったのがゲイリー・バートン…と言っても良いわけで、つまりはビブラフォンという楽器を“メロディー楽器”だけではなく、“コード楽器”としても使えるという事を立証した人でもあるのです。こういった奏法が現代にも受け継がれていて、後世にも多大な影響を与えたと言っても過言ではありません。

 さて、このCDについてですが、ライブ…とだけあって、かなり熱い内容になっています。この作品の前に、2人の演奏のスタジオ版として2作品ほど録音されているのですが、これらの最高形態?とでも言いましょうか、とにかく2人の反応の速さと緊張感が凄まじいのです…。あまりにも凄くて、特に1曲目の“Senor Mouse”に至ってはじっと聴き入る意外に最初は行動が取れないのですが(ついでにスタジオ版と聴き比べると、どこが決まっている部分で、どこがフリーの部分なのかが分かって面白いです)、2曲目以降でやっと落ち着いて聴ける…という感じでもあります。前の記事と比べるとおこがましいのですが、本当にこれこそが“ライブ”というものです。
 もちろん“Falling Grace”もなかなか熱い演奏で、本来はもう少しテンポを遅めに演奏する事が多いようですが、チック・コリアの印象的なイントロから始まり、2人で歩み寄りながらテーマを弾くなど、デュオならではの作品ともなっていると思います。スタジオ版とライブ版とで単純な比較は出来ないですが、やはりジャズはライブだ!…と思わずにはいられない作品ですね。自分のバンドでも“Falling Grace”をやろうと思って久しぶりに聴いたCDでしたが、ついつい1枚分丸々聴いてしまいました(笑)。この魅力は大したものだと思います。

テーマ:お気に入り&好きな音楽 - ジャンル:音楽

自分名義ライブ8回目
 これまで何度もやってきた、自分名義のピアノトリオのライブですが、今回やるお店は外苑前にある Z・imagine という、このバンドにとっては初めての場所になりました。このバンドにとって…というのは、以前ベースの池田君のバンドで、このお店で出演させて貰った事があるからです〔2007年最後の池田バンドライブ参照〕。雰囲気も良く、音響も良い感じだったので、是非自分のバンドでもライブをやってみたいと思っていたのです。

 このお店でのライブは全部で2ステージ…というように設定されていますが、その分1ステージに掛ける時間は少し多めにさせて頂きました(結果は予想以上の長さになってしまいましたが…笑)。実は、結構直前まで今回はどんな曲をやろう…と思っていたのですが、それだけ新しい場所というのは気構えが必要になってしまうという事です。ただ、いつもより曲数は少なめですが、それ以上に濃い内容になったとは思いました。
 いつも自分のバンドで演奏させて頂いている千駄木 Django では、基本的にピアノはオフマイクでやっているのですが、その為ドラムの音量をセーブせざるを得ない状況が続いていました。それはそれで遣り甲斐がある場所なのですが、今回このお店ではピアノにもマイクが入り、スピーカー上でバランスよく音を鳴らせるので、ドラムは思う存分叩く事が出来ます。
 それが今回は吉と出たのでしょうか。最初の曲からドラムの佐々木俊之さん(以下トシさん)はガツン!と叩いてくれていて、一気にこちら側のテンションも上がっていってしまいました(これはベースの池田君も同じ事を思ったそうです)。やはり曲のダイナミクスの要として、ドラムの音というのは不可欠なのでしょう。トシさんが伸び伸びと叩いてくれるからこそ、ベースもピアノも安心して演奏が出来るようになっていったのです。
 その意味では、今回のライブは今までとは全く違うものになったと言っても過言ではないでしょう…。曲としては今回特に目新しいものはやらなかったのですが、かえって1曲1曲に新鮮さが見出せて、とても良かったのではないかと思っています。これこそ“ライブ”だ!…と思いましたね。
 ただ、こう書くと Django が何だか悪くなってしまう感じなのですが、Django には Django なりのやり方がある…という事なのだと思います。より大きく見れば、演奏するお店によってやり方は変えないといけないとも思いますし、それを見極める力も必要なのでしょう。もちろんバンドがそれに対応できなかったらそれまでという事で、このピアノトリオも新たな課題が出てきているのではないかと思います。今回、Z・imagine で演奏して楽しかったのは事実ですが、Django でもまたやりたいとは思っています。今後のピアノトリオにご期待下さいませ!

   また演奏中の写真を撮り逃してしまいました(笑)

 そして、ちょっとした余談を…。今回のライブではオリジナルも含め、本当に色々な所から曲をピックアップしたのですが、その中でベーシストのスティーブ・スワロウという人が書いた Falling Grace という曲があります。先日のリハーサルの後、トシさんと一緒に帰っている時に「この曲知ってる?」と持ちかけられて、その時は分からなかったのですが、どうやら自分の持っているCDに入っているようで、トシさんのブログによると、今トシさんが大いにハマっている曲なのだそうです〔『Tosiyuki Sasaki Diary(噛めば噛むほど・・ではないですが。)参照〕。これはやらねば!…と思い、家にあったCDを何回も聴き、身体に染み込ませ、そして楽譜も探して今日に臨みました。つまり、今日まで3人で合わせる機会は無かったのですが(池田君が曲を知っていたのが救いになりました…)、これがまた緊張感のある良い演奏になりました。確かにこの曲を聴くと(演奏すると)、どこか不思議な魅力が湧き起こってくるのを感じました。トシさんの弁ではないですけど、“不自然”且つ“自然”とは、正にこの事を言うのかもしれません…。またこのバンドでも取り上げていきたいと思わせる曲の1つになりました。

   ラーメンも一層美味しく感じられました!

 テンションの高いまま終わったライブでしたが、この後池田君は用事があったものの、まだ少し時間はある…という事で、タイトではありましたがラーメン屋に行ってきてしまいました(笑)。お店は有名なホープ軒。今日の良い締め括りになったと思います♪

 …という事で、楽しくやらさせて頂きました。来て下さった皆様、スタッフの皆様、どうもありがとうございました!次回は4月18日(金)千駄木 Django にてです。またどうぞよろしくお願いします!そしてそして…バレンタインのプレゼントもありがとうございました♪


  ●今回のセットリストです!

・1ステージ 1、On Green Dolphin Street
         2、The Countess
         3、Falling Grace
         4、Monte Fiesole(オリジナル)
         5、The One Step
         6、Fingers Dance(オリジナル)

・2ステージ 1、Morning In Trastevere(オリジナル)
         2、Guernica(オリジナル)
         3、The Day Of Black Key(オリジナル)
         4、Wheatland
         5、Spain

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

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2008年ヴァレンタイン 2.
 今日も、一昨日に引き続き神泉(渋谷)玄にて演奏のお仕事でしたが、またもやサプライズがありました。

   チロルチョコは何気に可愛いですね(笑)

 ここでアルト・サックスを吹いている松山ますみさん(他の知り合いとも関わりがあるので、いずれこのブログでも紹介する時が来るでしょう)からと、なぜか“くじ引き”の景品として(笑)と、フルートを吹いている平野とも子さんからです。ついでに、写真右からの順番となっております(左端のチロルチョコが平野さんからです…笑)。

 もう、玄には感謝するばかりですね…。ありがとうございました!

   こちらも負けじと可愛いです♪

 そして検索サイト Google も、今日は上のような仕様になってました!…昨年〔Valentine Day Miss!参照〕とはまた違った、ほのぼのした感じで…癒されますね♪

 ☆神泉(渋谷)玄のHP…http://www.livebar-kuro.jp/index.html

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マレーシア土産を渡す
 今日は自分のピアノトリオのリハーサルをしてきましたが、ここでメンバー2人に、マレーシアのお土産を渡す事になりました。自分的には、非常に“マレーシアらしい”物を買ってきたつもりなのですが、2人とも予想通りの?反応で面白かったです。何かと言うと、、、

   小さくてよく見えない…とか言わずに…(笑)


 セパタクローのボール付きキーホルダー …です(笑)!

 セパタクロー自体が何だか久しぶりに聞く感じだと思いますが(笑)、マレーシア、タイ等を中心に、東南アジアでは最もポピュラーなスポーツのうちの1つなのです(マレーシアとタイでは国技ですし、学校の体育の科目にもなっています)。もちろんボールはもっと大きいですが、キーホルダー・サイズという事でご了承を…。
 マレーシアでは9世紀頃から“蹴鞠”的なものとして始められていて、15世紀には既に王室で人気を集めていたそうですが、つまりはセパタクローと言えばマレーシア、マレーシアと言えばセパタクローなのです(笑)。強引な結びですが、大事に使ってあげて下さい!

 …という事で、このピアノトリオの次回のライブは2月15日(金)外苑前 Z・imagine にてです。もう日程的にすぐです…。どうぞよろしくお願いします!

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2008年ヴァレンタイン 1.
 今日は神泉(渋谷)の玄で演奏のお仕事でしたが、お店に着くやいなや早速のサプライズがありました。

   3つ貰ったみたいですが、袋から出して撮影したので…2つです

 今日のボーカル担当、のんちゃん(山崎信子さん)と、そしてお店のママから戴きました!…しかも、お客様にも渡すという気の配りよう…ありがとうございました!

 …今年もチョコがゼロにならずに良かったです(笑)。

 ☆神泉(渋谷)玄のHP…http://www.livebar-kuro.jp/index.html

 ☆山崎信子さんのHP…http://www.geocities.jp/tama_nobu_0821/

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日光金谷ホテルで Wedding 演奏
 日光金谷ホテルと言えば、明治6年の開業以来、多くの観光客を魅了してきた日光を代表するクラシックホテルですが、今日はそこで行われる結婚式披露宴の演奏をしてきました。演奏者は自分と、二胡奏者でお馴染みの暁天さんです。場所が場所だけに1日がかりの仕事となりましたが、個人的には“1日”を楽しみながら演奏が出来たので良かったと思いました。

 待ち合わせの東武日光駅に着いたのは、自宅を出てから約3時間後の午前11:20。今回は車とか特急列車とかではなく、なるべくコストを下げる為に東武線の“快速”で向かったのですが、思い起こせばこの路線は、小さい頃(特に小学生~中学生)とにかく引っ切り無しに鉄道に乗りまくっていた時に、ひと季節には1回(!)という高頻度で乗っていた路線…。当時を思い出しながらも日光に向かう事が出来ました。

   遠くの山々も見えるくらいクリアでした…東武日光駅にて

 今日は連休の最終日という事で列車は混んでいましたが、この混み具合も今となっては懐かしいと思える出来事の1つでした…。確かに、昔鉄道に乗りに行っていた時は必ず休日でしたから、このような状態になる事もしばしばだったのです。快速列車は東武日光駅の2つ手前の下今市駅で、鬼怒川温泉方面と東武日光方面に列車を分割させるのですが、前者は4両編成なものの、日光方面はたったの2両編成という始末。お陰で混雑度は東京の朝ラッシュ時のものを思わせ、何故編成増強をしないのかと考えてしまうくらいです。恐らく、ここから東武日光駅へは7~8分の辛抱の為、何とか我慢して貰っている…という感じなのでしょうが、こんな体制も自分が小さかった時から変わっていません。さすが東武(笑)。

 さすがにこの辺りでは雪は解けきっていなく、日光への旅気分をかき立てられてしまいますが、金谷ホテルというのは駅から2kmぐらいの距離にあり、いわば日光の入口のような場所にあります。このまま奥まで進んで華厳の滝でも見て…と言いたいところですが、今日の目的は演奏のお仕事で、そうはいきません…。速やかにホテルへと向かいます。

   この出で立ちこそが歴史を感じさせてくれます   天井もまた綺麗でした

 金谷ホテルの外観はさすが歴史を感じさせるもので、そのクラシックなスタイルは特筆ものdせひた。もちろん内装もイメージ通りで、“伝統”を大切にしている姿も窺えるというものでした。早速披露宴会場に案内されましたが、ここの雰囲気も抜群で、“和”のテイストなのですが、やはりどこかハイカラなセンスが漂っている感じです。木材の使い方が暖かく、それと窓の外の雪景色が良いバランスを生み出していて、ここで演奏できる喜びを噛み締めました。
 さらに言うと、ここはグランピアノが置いてあるのですが、これが予想以上に良い音を鳴らしていて、弾く毎に身体に馴染んでいくのを感じました。これと二胡との音楽の共演というのは、想像するまでも無く素晴らしいものになりそうです。リハーサルも良い感じでした。

 今回は結構演奏する場面が多く、披露宴中に細かく出場、退場という形だったので、いつも以上に気が抜けない現場となりました。BGMという場面もあれば、コンサートという形式でお届けする事もあり、それらのスタンスの切り替えも難しいところでしたが、お越し頂いた方々には喜んで頂けて光栄でした。わりと年配の方が多かったのですが、その中で新郎・新婦の希望で“愛燦燦と”や“蘇州夜曲”、“川の流れのように”をやったのは良かったのかもしれません。
 しかし、一番の見せ所はやはり、花束贈呈の部分における“ハナミズキ”だったと思います。これは新婦さんの強い希望だったそうで、しかもちょうど曲が盛り上がる部分で花束を渡す場面に至れたので、これは結婚式演奏としても遣り甲斐がありました。こういった、場面場面でのタイミング合わせというのは本当に難しく、それは合わせようと思ってもなかなか合わないものなのですが、今回はバッチリでした。最後には多くの人が幸せそうな笑みを浮かべていて、自分にとっても印象深い披露宴になったと思いました。

   再び東武日光駅にて(後ろは特急なので乗ってません…)!

 そして、帰りもやはり快速列車での行程となりましたが(これが途中まで各駅停車の“区間快速”で、行き以上に長い時間を要しました)、せっかくの長い行程という事で、お土産屋でビール(地ビールの日光ビール)とつまみを買い求め、そのまま車内で祝杯という感じになりました(ビールの乾杯自体は、列車の待ち合わせ時にホームで行いましたが…笑)。…やはりこういった仕事は、“締め”もきちんと行う事が重要ですよね!

 ☆金谷ホテルのHP…http://www.kanayahotel.co.jp/

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2008年は雪が多いんですかね…
 昨日の話しになりますが、関東でも一時的に雪が大いに降ったようで…。

   まとまった雪は2年振りなんですよね…

 これは自分の駅の地元の風景で、なかなか幻想的ではありましたが、足元はかなり危険な状態になっていたと思います。幸い、次の日には雪の痕跡は殆ど残っていなかったものの、実は自分、明日は栃木県の日光で演奏の仕事なんですよね…。大丈夫なのでしょうか。電車ですけど…(笑)。

 よく考えたら、つい10日間程前に行っていたマレーシアと、40℃近くは気温の差がありますね(笑)。

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デュオ演奏の楽しさ
 今日はアルト・サックスの郷原君と、西麻布 Kie にてライブでした。何度も紹介しておりますが、ここでの見所は“デュオ演奏”というもので、自由度がある反面、各自の責任というのも普通以上に重く圧し掛かる(笑)、なかなか大変なライブでもあります。
 しかし、ここ最近はわりとコンスタントに一緒に演奏しているせいか、その“責任”というスタンスに楽しさを感じております。これは言い換えると、自分次第で演奏中の曲が色々な方向に行けるという事です。これがもしピアノとベース…という組み合わせだとそうはいかないかもしれません…。今回のようにピアノとサックス…という状況に於いて、サックスは基本的にメロディーしか担当できないので、リズムやバッキングはピアノに任せられるのです。
 だからこそ難しい話しでもあるのですが、“どう転ぶか分からない”…というスタンスは、サックスからしても同じ気持ちだと思います。例えば、サックス1本だけでリズムを表すというのは結構難しいと思うのですが、ピアノを弾いている自分からすれば、相手がアドリブとかで吹いている旋律から“リズム”を読み取るのです。しかもそれはアドリブ中でありますので、その読み取りは瞬時の判断が求められます…。

   前屈みになるスタイルが特徴…(笑)

 これは本当にその時々の状況にもよるものなので、全てが上手くいくとは限りません。相手の思惑に100%忠実に出来たら、自分的には逆に怖いです(笑)。なので、相手の気持ちを読み取る“行為”が演奏中では大事になるのですが、今回は特にそれが上手くいったと見ても良いと思います。これは自分達の練習度や、場数云々というのも影響すると思うのですが、何よりも演奏の場の空気に影響されるのではないかと思っています。
 ここで大事なのは、場の空気に“左右”されるのではなく、あくまでも“影響”されるという事です。ライブ場所での雰囲気を感じ取り、それを身体に受けて音に出す…というのは良いのですが、その影響がメインになってはいけないのです。言うならば、感受性の手助けの1つ…という感覚でしょうか。非常に微妙且つ繊細な部分ではあるのですが、ライブでは無視できない事柄だと思っていますので、今後も大切に思っていきたい次第であります。

 郷原君とのデュオライブ後は、どうもこういった難しい事を考えてしまうのですが(笑)、そう考える時間も確かに必要だとは思います。もしかしたら、自分の音楽感というのを客観的に見させてくれるライブにもなっているのかもしれませんね…。どうもお疲れ様でした。そして、聴きに来て下さった皆さんにも…ありがとうございました!

 ☆郷原繁利のHP…http://sgohara.com/

 ☆西麻布 Kie のHP…http://www6.ocn.ne.jp/%7Ekie/frame.htm

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リニューアルした黄門御一行
 今日は五反田 Rocky にて黄門御一行バンドのライブでした。リニューアル…と書いたのは、今回からドラムに中武誠二さんをお迎えし、心機一転で張り切ってライブをやる!という意気込みからです。


 …と書いてはみたものの、そう一筋縄ではいかないところが黄門バンドでした(笑)。

 今回、1回目のステージはお客さんが少なく、ではとりあえず和気藹々に…という事でMCから始まったのですが(ここまではいつもの流れです)、このMCが変に盛り上がってしまい、1曲目に用意していた曲は、この雰囲気は合わなさそう…という理由で、やる段階でいきなり飛ばされてしまいました(笑)。黄門バンドのマイペースっぷりは健在です。
 そのままの雰囲気で時は流れ、始まってから20分が経過しても2曲しか演奏してなかった事から(1ステージは40分です)、誠二さんも「な…なるほどねぇ…」みたいな表情をされていましたが、この誠二さんが今後の黄門バンドの2代目?“うっかり八兵衛”役を務めていく事になるのです。暖かく見守って頂きたいものです。
 まあ、“うっかり”というのは本人的にも正しい表現で、今回誠二さんが歌う曲が何曲かあったのですが、本人が歌詞カードを忘れてくるという“うっかり”を起こし、いきなりバンドメンバーから賞賛を浴びてしまいました(それでこそ黄門バンドです…と…笑)。素質十分という事で、今後が楽しみになってしまいました。

   今回の賄いは牡蠣鍋!…どんどん凄くなっている気も(笑)   いきなりその存在感を見せ付けてくれた誠二さん(中央)です

 結局、第1ステージはなんとか5曲ほど演奏できたのですが、その後の第2、第3ステージの躍進振りは見事なものがありました。お客さんも増えてきたので、ちゃんと曲をやらないと!…という雰囲気があったものと思われますが(笑)、第2ステージは全曲演奏、そして第3ステージは全曲演奏、更にほぼ全体に亘って“通し(曲間を繋げて演奏する)”という、今までに無い快挙を見せてくれました。
 この“通し”に至っては、MCがメインとも言われている?黄門バンドにとって、半ば仕事放棄?とも思える考えが生まれてきてしまうぐらいでしたが、つまりは…やれば出来るのです(笑)。新たな八兵衛を加えた黄門バンド、次回は4月2日(水)、次々回は5月14日(水)となっております。もちろん五反田 Rocky にてです!…段々と盛んに?なってくる黄門バンドに御期待下さい(…とは言え、次回がどう転ぶかは分からないのですが…笑)。

 ☆五反田 Rocky の(臨時の)HP…http://www2.gol.com/users/rocky.gotanda/

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旅日記 19.(マレーシア、クアラ・ルンプール編…2008.1.28~2.1)
 毎年この時期になると、決まって東南アジア方面への旅行を計画する自分ですが、今年も例外ではなく、今回はマレーシアへと行ってきました。本当は当初ベトナムに行きたかったのですが、希望の飛行機が取れずこちらは断念し、マレーシアになったのです。赤道にかなり近い場所で、日中は30℃を越える日が殆ど…。まさに寒い日本を飛び出して向かうには打ってつけの国だとは思いました。
 しかし、何故マレーシア?…と言われると困ってしまいますが、まずはこの辺りの近隣の国には殆ど行ってしまったというのが挙げられると思います。韓国、中国、台湾、香港、マカオ、タイ、シンガポール、インドネシア…と、確かに、これらとベトナムを除くと、近隣の主要な国で行ってないのは、フィリピン、カンボジア、マレーシアぐらいしか残らないのです(モンゴルとかブルネイとかはやはり行きにくいので…)。フィリピンは個人的にまだ行く気にはなれず(笑)、カンボジアも普通はタイとかベトナムとセットで行く場所なので、もしかしたらマレーシアには行くべくして行く状況になっていたのかもしれません。
 ただ、何もそんな消極的な理由だけでマレーシアに決めたわけではないです。前から興味を持っていた国ではありました。自分は以前シンガポールに行った事があるのですが、ここはマレーシアから独立した国ですから、雰囲気的には近いものがあるのかもしれません(実際には全然違いましたが…)。ここでの印象というと、“大都市”というものと、“本当に色々な民族が住んでいる”というもので、殆どが華人と言われる中国系なものの、マレー系はいますし、インド系も多いですし、歴史的背景からイギリス人も多いですし、場所柄オーストラリア人もよく見ました(欧米人は観光客が殆どかも)。そして驚いたのが、宗教的にもそれぞれがしっかりとしたものを持っていて、それらが上手く共存しているという事でした。華人が多いので、割合的には仏教徒が多いのですが、イスラム教やヒンドゥー教も結構いますし、もちろんキリスト教の人も多いです。しかし、これらに対する争いは聞いた事がありません。何よりも街中で、モスクの隣に仏教の寺院があっても成り立っていましたから、これこそが“共存”だと強く思ったものです。
 こういった文化は日本では見られないので、当時凄く新鮮に映った事を憶えています。そして、多民族ではなく“複合民族〔マレーシアでまず驚いた事参照〕”という事にとても興味を惹かれました…。マレーシアではもちろんマレー系の人達が半分以上を占めるので、国教はイスラム教となっているのですが、よく考えたらイスラムの国というのも自分はまだ未経験でした(インドネシアはイスラムの国ですが、自分が行ったのはバリ島で、ここだけはヒンドゥー教の文化なのです)。そして、色々な宗教がこの国では共存しているわけで、、、と考えると、やはりこの目で見てみたいという気持ちが生まれてくるのも当然です。心をゼロにして、マレーシア文化を体験してみる事にしましょう!


 ●成田空港『ナリタ5番街』

 …とは言っても、最初の話題はというと成田空港からです(笑)。今回成田空港では第2ターミナルを使わせて頂きましたが、そしたら昨年の4月にオープンした『ナリタ5番街』は紹介せざるを得ないでしょう。以前このブログで新しくなった第1ターミナルを紹介しましたが〔旅日記 7.(韓国編・…2006.10.18~10.21)参照〕、今度は第2の方のターミナルがリニューアル・オープン…という事です。

   洗練された空間が特徴です

 本館の出国審査場を出たエリアにそれはあり、世界的に有名なブランド・ブティックや総合免税店が新たに16店舗も増え、それは一大ショッピングゾーンと言っても差し支えない程の充実さです。その名の通りニューヨーク5番街を連想させる華やかな雰囲気が特徴で、第1ターミナルの免税エリアの雰囲気が『和』ならば、こちらは『洋』といった感じでしょう。曲線を生かした配置は特に新鮮で、あの奥には何があるのだろう…と、訪れる人の興味を惹きたてる事にも貢献しているかのようです。そしてその曲線に沿って、グッチ、バーバリー、ティファニー、エルメス、カルティエ…。キリがありません(ついでに、グッチ、バーバリーは国内の空港では初出店だとか)。
 もちろんタバコや香水等を扱う免税店も充実してますし(個人的には、日本の空港の免税店というのは世界でもトップレベルの安さだと思っています)、カフェやバー、マッサージの店などもあります。また、中にはネットカフェもあり、無料でパソコンをチェック出来るというのは良い進化かもしれません。よく、国際線の空港では出発時刻の2時間前に到着するように…等といわれますが、これらを全て見回るには2時間では絶対足りません。日本人はどうやら、空港にはギリギリで着くパターンが多いようですが、海外では空港で長時間を過ごすというのが当たり前だったりします。これは、そんなに急がない性格だから…というのもありますが、何よりも空港の施設が充実しているからです。海外の主要空港では、空港自体を儲かるビジネスと捉えていて、集客の為の施設拡充への投資を積極的に行っています。空港を“ただ過ぎる所”…ではなく、“飽きさせない場所”…と考えており、世界中のトラベラーからも評価の対象となっていたりするのです。
 その点では、日本の空港はかなり出遅れていた感があったのですが、ここにきて第1、第2ターミナルの双方のショップが完成した事で、少しずつ世界の標準に近付いてきたのではないでしょうか。しかし、これも利用する人がいなくては意味がありません。もし今度成田空港を使われる事があるならば、少し早めに出掛けてみては如何でしょうか?


 ●マレーシア航空でマレーシアへ…

 今回利用した航空会社は、現地マレーシアのフラッグキャリアでもあるマレーシア航空でした。飛行機もわりと新型のものを使い、設備も高品質、サービスも世界的に評価が高いのですが、どうも地味なイメージが離れないというのが一般的な印象らしいです(笑)。元々同じ航空会社だったシンガポール航空が、世界的にトップの人気を保っているというのは、やはり宣伝効果の違いなのでしょうか。マレーシア航空は今回初めてで、シンガポール航空は自分はまだ乗った事がないのですが、マレーシア航空のサービスは結構良かったと思いました(…また、日本ではその航空券の安さと路線数の充実さから、格安航空券の友としても親しまれています)。

   尾翼のデザインは、マレーシア凧がモチーフ   到着前の、軽食サービス中

 機内に入った瞬間に、何となくエスニック的な匂いを感じたのですが、これもマレーシア航空ならではなのかもしれません(笑)。成田線に投入されている機材は全てパーソナル・モニターが設置されていて、映画や音楽等、全てオンデマンド方式(早送りや巻き戻しが可能)が楽しめるのも嬉しい事です。音楽ではCDのアルバム自体がプログラムに入っており、自分で好みの曲順で聴けるというのも素晴らしいです(ジャズのカテゴリー全14作品の中で、チック・コリアのアルバムが唯一2作品もあったのが気になりました…笑)。
 そして機内食も見逃せません。イスラム教のお国柄、豚は一切使ってないようですが、この日はエコノミーでも3種類から選べ、2種類選択が基本の機内食からすると、他社よりも1歩リードしているのではないでしょうか…。飲み物も、運ばれてきたトレイから自分で選ぶというスタイルがあり(食事時は普通にワゴンで来ます)、こちらはイギリス的な感じとでも言いましょうか…。乗ってて気持ち良いサービスだったように思います。

   自分は飲み物に白ワインを選択しました♪

 ところで、自分は今マレーシアのクアラ・ルンプールに向かってはいますが、この便は直行便ではありませんでした。マレーシアという国は、大きく分けるとクアラ・ルンプールのあるマレー半島と、ブルネイとインドネシアも国土を所有するボルネオ島という、2つの地域から成り立っているのですが、この飛行機はまずボルネオ島にあるマレーシア第2の都市、コタ・キナバルに寄航し、その後クアラ・ルンプールに向かうというスケジュールになっていました。成田からのマレーシア航空便は1日2便が設定されており、後に出発する1便のうち週に2日だけがこのコタ・キナバルを経由するのですが、自分は丁度それに当たってしまったわけです。もちろん直行便よりも時間は掛かってしまいますが(3時間ぐらい余計に掛かります)、今回は特に急いだ旅行でもなかった為、むしろ色々な場所(空港だけですが)に行けて面白そうだと思ってしまいました(笑)。
 そんなこんなで成田から約6時間でコタ・キナバルに着きましたが、降りた瞬間に(乗り継ぎ客も、空港内なら飛行機から降りても良いのです)熱気と湿気が自分を襲いました。こちらの気温は、日が沈んだにも関わらず30℃を超えようとしていて、自分の身体も驚いてしまった感じでしょうか。空港ターミナル自体は小さな感じで、出発までの1時間強を持て余してしまいそうでしたが、こういった気だるい雰囲気も悪くなく(そんなにクーラーも効いていない感じでしたし…)、気分転換がてら、まったりと過ごさせて頂きました。

   アジアの雰囲気が満点だったコタ・キナバル国際空港

 そして、やがてクアラ・ルンプールへ向けての準備も整い、コタ・キナバルを後にしましたが、ここから乗ってきた乗客もいたものの、降りた乗客の方が多く(その殆どが、ゴルフバックを抱えた日本人観光客でした)、機内はかなり空いた状態になってしまいました。この飛行機は、横に2・5・2人の座席配置をしていますが、自分は5人掛けの部分に座っていたものの(つまり窓側ではなかった…)、同じ5人掛けの列には他に誰もいなくなってしまいました。これは、やろうと思えば座席の手すりを上げて、この横1列を使って横になる…という行為も可能でしたが、とりあえず止めておきました(笑)。また、後ろを見てみると、自分の列から4、5列後ろまでの5人掛けも、殆ど誰もいなかったようで、久しぶりに空いている飛行機を堪能することが出来ました。なんだか心にも余裕が生まれ、気持ちだけではありますが、なかなか優雅な時間を過ごせたと思います。

   久しぶりに、こんなに空いた飛行機に乗りました   巨大なターミナルを持つ、クアラ・ルンプール国際空港

 さて、コタ・キナバルを出てから約2時間半、機体はクアラ・ルンプール国際空港へと無事到着しました。ここはあの建築家の故・黒川紀章氏がデザインした空港としても有名なのですが、とにかく大きい空港…という印象も負けじと強く残りました…。ターミナルの天井には、ランダムに置かれた照明が空間を明るく見せており、その天井も木目調のものなのか、どこか暖かいものを感じさせてくれます。この空港については最後に触れるとして、まずはクアラ・ルンプール市内へと足を進める事にしましょう!

 空港に着いたのは定刻の22:15。若干ウロウロ(笑)していたのと荷物受け取りの関係で、空港を出れたのは何だかんだで22:45頃でした。この空港はクアラ・ルンプール市街から約77kmも離れているので、ホテルに着くのはかなり遅くなりそうだな…と思っていたのですが、予想に反して約50分ぐらいでホテルに着いてしまいました。一体迎えの車はどれくらいの速度で飛ばしていたのやら…。
 ホテルの部屋に入って、少し落ち着いてきた頃には、時計は既に24:00を回っている頃でした。さすがにこの日は10時間以上の長い行程だったため、身体には疲れが出ていましたが、ここは頑張って夜の屋台にでも繰り出す事にしましょう。幸いホテルの近くには屋台が沢山出ている場所があり、ここでマレーシアでの最初のご飯を頂く事にしました。

   夜でも賑やかだったアロー通りの屋台街   このビールの1杯が最高の時間なのです(笑)

 深夜という事で少し軽め?にし、自分はチャーハンと鳥?のスープ、そしてビールをチョイスしました。暑い気温の中で飲むビールというのは最高で、それはこの日の疲れを忘れるぐらいと言っても過言ではありませんでした(本当、頑張って良かった…笑)。ほんの数時間前までは寒い気候にいたわけですから、この感動はマレーシアに来た初日でしか味わえないでしょう。思う存分“初日”を満喫し、次の日からの探索に備えました。さあ、いよいよマレーシアの観光の始まりです!


 ●KL観光

 クアラ・ルンプールは、マレーシア語で『泥の川の合流地』という意味で、国内では通称“KL”という呼び名で親しまれています。ここからはここでも地元風に、“KL”と呼ぶ事にしてしまいましょう…(笑)。人口は約180万人を数え、マレーシアの首都として、国の中心的役割を果たしています。19世紀中頃、クラン川とゴンバック川という川の合流地でスズが見つかり、以来KLはスズ鉱山の町として栄えるのですが、その掘り出された鉱石を川の水で洗ったため、川には泥水が流れるようになったそうです。市街の中心を流れるこの2つの川は、KL発祥の地に立つマスジット・ジャメのある所で交わり、それがこの町の名の由来となっているのだとか…。マスジット・ジャメは市内最古のイスラム寺院で、1909年に建設されたものだそうです。

   ヤシの木に囲まれているのが何とも南国らしいです

 このマスジット・ジャメがある地域は、イギリス統治時代の面影が色濃く残っていて、19世紀後半~20世紀初頭に掛けて造られた、歴史的・文化的な建物が集まっています。マスジット・ジャメもイギリス人建築家によるものですし、現在は最高裁判所として使われているスルタン・アブドゥル・サマド・ビルもそうです(さすがに同じ人ではありませんが…)。また、この建物の道を挟んで反対側には、広々としたムルデカ・スクエア(独立広場)があり、マレーシアの国旗がはためいているのを見る事が出来ます。独立が宣言されたのは1957年8月31日の事ですから、マレーシア独自としては新しい国なんですよね。だからこそ、これからが楽しみとも言えると思います。

   異文化たっぷりのスルタン・アブドゥル・サマド・ビル   少々分かりにくいですが、掲揚塔の高さは100mにもなります

 近代のKLを象徴する建物として、ペトロナス・ツイン・タワーは見逃せません。高さは452mを誇り、1998年の完成から2003年までの5年間は、世界で最も高いビルでした(世界一に取って代わられたのは、台湾の台北に出来た“TAIPEI101”でした〔旅日記 1.(台湾、台北編…2006.2.19~2.23)参照〕)。ただ、2本のビルが対になっている“ツインタワー”としては、現在でも世界一の高さです。
 ビル自体はオフィスビルなのですが、地上41階で2つの塔が結ばれているスカイブリッジは見学ができ、しかも無料で上れます。しかし、無料だけにここの人気は相当のもので、その日の朝8:00から入場整理券が配られるのですが、人数限定なので9:00頃には無くなってしまう日もあるのだそうです。確かに、自分がここに出向いたのはお昼前の事でしたが、既に配布終了との案内がなされていました…。

   “ISETAN”の表示に注目です!

 KLの町のシンボルだけに、ここを訪れる人は多く、観光客はもちろん、地元の人も常に一杯いう感じです。この建物の6階までがスリアKLCC(Kuala Lumpur City Center)という巨大なショッピング・センターになっているのも人が集まる理由の1つかもしれません。このスリアKLCCには、日系の伊勢丹や紀伊国屋も入っているのですが、KLの象徴であるツインタワーと“ISETAN”の文字の組み合わせは、何となく面白くも感じました(伊勢丹の買い物袋も、日本と同じ物でした…笑)。
 このビルを見て分かるように、今マレーシアは物凄い勢いで発展が進んでいるのですが、それによる問題点も無いわけではありません。今回それを強く感じたのが“渋滞”です。特に夕方の時間帯が酷く、信号が変わっても進めない車が現れてしまう始末です。道のどちらか一方だったらまだ分かるのですが、場所によっては両車線で渋滞という事もしばしばあり、交通機能の向上にも力を注いで欲しい感じはしましたね…。

   救いようのない渋滞です…   これも生活の知恵なのか…?

 この渋滞には、大通りをちょこまかと走行している多量のバイクの存在も無視できません。ところで、このバイクに乗っている人をよく観察してみると、ジャンパーを後ろ前に羽織って運転している人達が多いのに気付きます。これが実は“マレーシア流”のバイクの乗り方らしく、普通に着たら走行中にジャンパーに空気が入って膨らんでしまう…とか、腕や身体の前面部を覆う事で、雨や風を避ける為…とか、その理由には色々な説があるようです。基本的に、マレーシアの車やバイクは運転が荒いのですが、どうやら自分の身を守る…という考えは一応あるようですね(笑)。大都市以外では横断歩道などは滅多に無く、赤信号でも人は道を渡ってしまいますし(…最初は躊躇しますが、慣れたのかいつの間に自分でも当たり前のようにやってました…笑)、仮に渡っていた人がいたとしても、車はスピードを緩める事はあまり無い…という交通事情ですが…、1つ勉強になりました。

   後ろに見えるのはKLタワーと呼ばれる通信タワーです

 これを見て分かるように、マレーシア、特にKLは発展途上の段階にあると言っても良いでしょう。ただ、近代的なビルは建ち並んでいるものの、人々の意識はまだ追い付いていない…といった感じもありました。マレーシアは2020年に先進国の仲間入りを目指すとしており、確かに、それは視覚的にはもう実現してしまったかのようです。しかし、今後はソフト面での充実が課題となってくる事でしょう。色々な問題を抱えていそうではありますが、だからこそ将来を見てみたいという気持ちもあります。今後、想像以上の魅力を引き出せる程の潜在能力を秘めている…KLはそんな町だと思いましたね。


 ●複合民族国家

 何度も書いていますが、マレーシアの国の事情を表す言葉として、“複合民族国家”というものがあります。とにかく色々な人がいて、そしてそれぞれに独自の宗教(教え)があり、独自の文化が形成されているという世界…。KLを観光しているだけでも、それらの文化が垣間見える瞬間が幾つもありました。ここではそれらをまとめて紹介していきたいと思います。

   ・バトゥ洞窟

   確かに神々しいものを感じます…   この段数はもう苦行に近い…?

 KLから北に13kmの所にあるこの洞窟は、ヒンドゥー教の聖地ともなっています。入口にも寺院があるのですが(ここの横に建てられたムルガン神像の高さは42,7mで、世界一の大きさだとか…)、そこを抜けて272段のキツい階段を上がると、予想外の大鍾乳洞が待ち構えています。ここの内部には至る所にヒンドゥーの神々が祀られており、聖者スブラマニアンも奥のメインの寺院に祀られています。
 階段はキツい意外の何ものでも無いものの、この先の大鍾乳洞には驚かされます。あまりにも広いその空間の中ではコウモリ(恐らく)が右へ左へと飛び交い、所々に陽光が差していて、なかなか幻想的な雰囲気を醸し出しています。更には内部ではヒンドゥーっぽい音楽が常に流れていて(宗教音楽なんですかね…)、階段を上り終えた疲労感もあって、天界にでも来たのではないかという錯覚を起こします(笑)。

   正に“大”鍾乳洞です   左奥に見えるビル群の更に左にツインタワーがあります

 参拝客はもちろんインド人が多いのですが、欧米人や中国人など、観光客が結構多かったのは印象的でした。中にはタイのお坊さんっぽい人までいて、デジカメ持参で階段を頑張って上っているという姿は自分は忘れられません(笑)。とにかく、KLの定番の観光地となっているのは確かでした。
 バスでも行ける場所ですが、タクシーが安いのでこちらで行く事をお勧めします(マレーシアの路線バスは本当に分かりにくいです)。メーターで行くと安いのですが、なかなかそういったタクシーも少ないので、言い値の半額ぐらいで交渉すると良いと思います(特に観光地では、かなりの値段を吹っ掛けられるので)。ついでに、タクシーの初乗りは2RM(マレーシア・リンギット…1RM=約33円)…。日本に比べると相当安いですよね。
 自分はまず、後述するKLモノレールでティティワングサ駅という、KLでも北側の方に位置する駅に抜け、そこからタクシーを拾って向かいました。この時はメーターで行ってくれて、約10RM(約330円)でしたが、帰りは案の定客待ちのタクシーと交渉になってしまい、次に向かう予定だったツインタワーまで25RM(約830円)と言われてしまいます…。自分はまだまだ交渉能力に乏しく、なんとか20RMには下げましたが、距離的には15RMで行けたと思います。道が混んでいたので仕方が無い…という前向きな思いは抜きにして、これはアジアを旅する上で、自分の今後の課題になりそうですね(笑)。

   ・スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク

   ローカルな雰囲気が漂っていたKTMのシャー・アラム駅   前に停まっている車と比べると、その大きさがよく分かります

 KLセントラル駅からKTMコミューター(マレーシア国鉄の近距離鉄道部門)で約40分(2,5RM…約80円)。シャー・アラムという所にある“スルタン・サラフディン・アブドゥル・アジズ・シャー・モスク(長いので、以下は通称でもある“ブルー・モスク”と書きます)”は、マレーシアでは最大の、世界でも4番目の規模を誇るモスクです。
 ガイドブックにはKTMのシャー・アラム駅から徒歩20分…と書かれていたのですが、これはかなり大きな間違いで、軽く40~50分は要しました…。しかも、歩行者用の道があるのか無いのかよく分からず、時には車道のみの道の脇を歩かざるを得ない場面もあり(しかも日中は30℃を越える炎天下)、やはり駅からはタクシーがお勧めでしょう。10分弱で着きますし、5RM(約160円)前後で行ってくれると思います。
 このモスクは大きい事もそうですが、ブルー・モスクと言われているだけに、美しい!…というのがやはり第一の印象でしょうか。青と白で造られた外観と、周囲の緑の風景が相まって、より建物を目だ立たせます。高さ100mを越えるドームを囲む4本のミナレットの高さは約140mで、これは世界一の高さだとか…(何だかマレーシアって世界一の大きさとか高さとか…好きですよね…笑)。
 ここの礼拝堂はイスラム教徒以外は見学できないのですが、その他の場所なら可能です。ただ、イスラム教のドレスコード、即ち女性は肌や髪を隠し、男性も半パンやタンクトップ等ではいけないというルールに従わなくてはなりません(入口でガウンを借りられます)。ただ、入口にいた人はわりと感じの良い方だったので、そんなに神経を尖らせる必要もないと思います。
 周囲は静かな町という感じで、建物の内部を歩いているだけでも心が顕れる気がしました。時折り礼拝をしに来ている人も見受けられましたが、基本的には静寂がそこを支配している感じでした。ただ、このブルー・モスクの収容人数は24000人が可能という事ですから、やはり大きなモスクには違いありません。イスラム教というものがマレーシア人々の生活に根ざしている…というのを直接肌で感じる事が出来る場所だと思います。

   ・関帝廟

   チャイナタウンに忽然と現われる関帝廟   線香の煙が辺りを覆います

 こちらはKLのチャイナタウンにある中国風の建物“関帝廟”です。三国志を知っている方なら御存知かと思いますが、関帝廟というのは三国志の英雄・関羽を祀った廟で、いわば商売の神様です。日本にも横浜中華街等にあるので、お馴染みかもしれません。ここにも参拝に来ている人は多く、やはり華人だけに留まらなかったのが興味深かったです。

   ・スリ・マハ・マリアマン寺院

   また夕刻だと違った趣きがありますね   何となく自分は場違いとも感じてしまいます…

 ここは1873年に建てられた、マレーシア最大のヒンドゥー寺院です(現在の建物は1999年に改装されたものです)。極めつけなのは、先ほどの関帝廟のほぼ対面にこの寺院があるという事で、これこそ複合民族国家の象徴なのではと思ってしまいます。
 ここではさすがにインド人ばかりでしたが、もちろんそれ以外の人も見学できます。ただ、ヒンドゥーのルールに則り、山門の前で靴を脱いで入らなくてはいけません。中にはもちろん色々な神が祀られていて、ヒンドゥーの事に関しては予備知識が少なかったので、自分は訳も分からず的な感じが強かったのですが、参拝に来ている人はそれは皆熱心に祈りを捧げているようで、とても興味深かったです。
 毎年1~2月には(今年は1月22日から3日間、)ヒンドゥーの祭りで“タイプーサム”というものがあり、ここからバトゥ洞窟まで、信者達が体のあちこちに針や串鉄を刺して行列を行うのですが、これは説明するまでも無く強烈です…。自分は写真でしか見ませんでしたが、自虐的としか思えないほどに肉体を痛めつけ、徳、勇気、若さ、美を象徴するムルガの神に祈りを捧げるという行為…カルチャー・ショックとは正にこの事かと思いました。

 このように、マレーシアに3日間いただけでも異なる3つの宗教の文化を垣間見れた分けですが、やはりお互いを尊重しているというか、特に争いが起きていない状況には感心させられました。イスラム教の女性と中国系の女性では、見た目にも全然違うのですが(イスラムの女性は髪を隠し、体のラインが出ない服を着るのに対し、中国人女性はわりとタイトな服を着ています…例外もバンバンいますが…)、そんな外見は気にせず、誰もが普通に色々な言葉で会話しているというのはある意味新鮮でした。…というか、すぐに見た目に偏見を持ってしまう自分達(日本人)が恥ずかしくなるくらいでした。もちろん国民性というのもあるのだと思いますが、そこは自分達も見習うべき点なのかもしれません。

   KLのショッピング・センター、“ベルジャヤ・タイムズ・スクエア”にて…ついでに、オブジェの耳とまぶたは動きます(笑)

 そして、マレーシアの各地で見られたのが旧正月(中国の正月…今年は2月7日)の装飾です。デパートや街中など、本当に派手に飾られていましたが、これらは皆が楽しんでいる雰囲気がありました。もちろんイスラム暦の新年(今年は1月10日)もあり、マレーシアには民族毎に祝祭日があるのも特徴だと思います。ヒンドゥー教の祝日もありますし、もちろんキリスト教であるクリスマスも祝います。これらは、自分の祀る神様でなくてもお互いに祝福しあうのが“マレーシア流”らしく、日本とは異なる事情があるにしろ、羨ましい環境だとも思いましたね。


 ●KLの鉄道

 KLの移動手段で、最もお世話になるのは鉄道でしょう。詳細な路線図が無いバスや、時には値段交渉も必要なタクシーよりは格段に使いやすいです。その鉄道には色々な路線がありますが、どれもわりと新しい時期に開通しており、乗り方も日本と似ている部分がある為、自分は安心して何回も乗っていました。それらを見ていきたいと思います。

   ・KLモノレール

   KLらしい光景をおさめました!   KLモノレール駅での“お知らせ”表示は5ヶ国語で…

 2003年に開通した、KL市内では最も新しい鉄道です。モノレールという特殊な形態ではありますが、これまで鉄道が通ってなかったブキッ・ビンタン周辺(KL一の繁華街です…日本人がよく利用するホテルも、大体がこのエリアにあります)を網羅しているので、観光客は一番お世話になる路線だと思います。また、道路の上を滑るように走り、殆どが高架路線になっていて眺めが良いので、これに乗るだけでKL観光が出来てしまうような気もしました。
 実際、駅構内の案内には日本語も書かれており、かなり観光客を意識した路線である事も窺わせてくれます。ただ、車内は狭く、時間帯によってはかなり混むので、大きな荷物を持っている人には不向きかもしれません…。それでも、ブキッ・ビンタン駅からKLセントラル駅までを約8分で結ぶというインパクトは大きく、それまで頼っていた路線バスより大幅に時間は短縮されたと思うので、大いに“使える”交通手段だと思いました。

   ・LRT

   プトラLRTのパサール・スニ駅にて   こちらの列車はスターLRT

 LRTは“Light Rail Transit System”の事で、あまり日本には馴染みの無い名前ですが、日本流に言うならば“新交通システム”という感じでしょうか。KLには“スターLRT”と“プトラLRT”の2路線があり、前者が1996年、後者が1998年と、やはりどちらも最近の開通となっています。
 どちらもよく混雑しており(特に、“プトラLRT”は観光地を幾つか通るのですが、2両編成の為に常に混んでいるイメージがあります)、沢山の利用がある路線に成長しているようです。プトラLRTは開通が新しい事もあってか無人運転で、高架を走ったり地下を走ったりと、乗っていてなかなか面白い路線だとも思いました(もちろん前面展望もOKなので…)。

   ・KTMコミューター

   KTMコミューターのシャー・アラム駅にて   KL近郊でお世話になるのが、このKTMコミューターです

 KL市内から少し外れて、シャー・アラム等に行くのにお世話になるのがKTMコミューターです。これは、後述するマレー鉄道(マレーシアの国鉄…正式にはマラヤ鉄道と言います)の近郊路線部門で、東京で言えば高崎線や宇都宮線のイメージでしょうか。路線は2系統あり、KLセントラル付近では数駅分、同じ区間を走ります。大体1路線に付き15分~20分間隔で運転している為、KLセントラル駅では約10分間隔といった感じで、あまり待たされるイメージはありません(ついでに、KLモノレールやLRTは4分~8分の運転間隔です)。今のところ3種類の車両があるようで、全てが3両編成でした。車内はセミクロスシート(ロングシートとクロスシートの併用…)で、固定窓、冷房完備(若干寒いくらいですが…笑)と相まって、わりと清潔な車内で快適な乗り心地でした。

   駅ビル直下にあるので、地下駅のようなKLセントラル駅   こちらがかつてはメインだった、その名もクアラルンプール鉄道駅

 ところで、今でこそKLの中心駅はKLセントラル駅ですが、2001年までは別の駅が中心駅として機能していました。それがクアラルンプール駅で、KLセントラル駅からKTMで1駅のところにあります。1885年にマレーシアに初めて鉄道が通った時、ここクアラルンプール駅は開かれ、今の駅舎が完成したのが1911年の事…。その時から2001年にKLセントラル駅が完成するまで、国際列車(タイやシンガポールを結んでいます)や長距離列車の発着する駅として使われていて、KLのシンボル的存在でもあったそうです。今でこそKTMコミューターしか停車しない、ただの中間駅となってしまいましたが、優美な姿を見せる駅舎は未だ健在で、広々とした駅構内も当時を思わせてくれるには十分です。また、この駅舎にはホテルが入っていて、クラシカルな雰囲気でお客を迎えてくれるのですが、意外にも宿泊は100RM(約3300円)~と、なかなかリーズナブルな値段でした。

   クアラルンプール鉄道駅外観…歴史を感じさせます   駅舎内は、ちょっとした展示物も置いてありました

 KLセントラル駅が開業した背景には、当駅とKL国際空港を結ぶ“KLIAトランジット”…という鉄道の開業があると思うのですが、こちらは乗る機会が無かったので、今回はここまでの説明とさせて下さい。ただ、最高速度は実に160km/時を誇り、空港駅とKLセントラル駅を28分で結ぶ俊足っぷりは、いつか乗ってみたいと思わせるに相応しい路線だとも思いました(前述の通り、空港から市内は70km以上も離れています)。

 さて、このように色々な種類を見せる鉄道ですが、やはり不便と感じる部分も少なくなかったです。まず、利用すれば誰もが思うだろうという事が、切符購入の煩わしさです。一応、自動券売機という物はあるものの、2つに1つくらいの割り合いで壊れていて(お釣りが出ない、お札が使えない…等)、しかも、故障してなくてもお札が1枚しか使えないというシステムな為に、何とも使えない代物なのです。実際この自動券売機を見ていると、これらを利用している人など殆どいなく、大体が有人の窓口へと足を運んでいます。なので常にこれらの窓口は混んでいて、1回1回切符を買うのに、非常に面倒な思いをする事が多々あるのです(ついでに、KLモノレールは有人の窓口しかありません)。
 そして、ここに挙げたKLモノレール、スターLRT、プトラLRT、KTMコミューター、KLIAトランジットの各路線はは全て別部門で、乗り換える時にはいったん改札を出て、また新たに切符を買い直さないといけないのです…。これが本当に面倒臭く、特にKLモノレールの駅は他の路線と離れている場合が多いので、何とかならないか…といった感じです。どの路線もここ10年で完成したものばかりですが、ハードだけが進展していて、ソフト面では追い付いてない…といった印象も受けました。今後の発展に注目したいところですね。


 ●マレー鉄道でマラッカへ…

 マレーシアの観光地として“マラッカ”という町が有名なのは、今のマレーシアの原型を作ったマラッカ(ムラカ)朝の繁栄を支えた“マラッカ海峡”が背景としてあるからでしょう。季節風を利用した東西への貿易船がここを行き来し、マラッカもシルクロードに匹敵する海上の道として発展したのです。その代わり、アジア侵略を目指していたヨーロッパ勢の格好の標的になった事も事実で、今でもその名残を留める建物・文化が多くあるとか…。これは是非行ってみたい所だと、KLに着いた日から思っていたのですが(若干遅いですが…)、KLからの距離は南に約140kmといった感じで、気軽に…というわけにはいきません。それなりに行き方を自分なりに検討し、旅行中の3日目、行きは鉄道、帰りはバスという行程で周ってみる事にしてみたのです。

 140kmという距離は、東京を基点に考えると富士くらいまでの距離なので、まあ言うほど遠くはないかな…という感じですが、行きに使ったマレー鉄道というのは、そう気軽に乗れるものでもありません。無論、先ほど紹介したコミューター部門なら便利なのですが、他の長距離部門の列車はというと、とにかく本数が少ないのです。
 実際この日の運転本数を見ると、朝に1本、昼に1本、夕方に1本、夜に1本と、1日4本のみの運行です(ちなみに全て急行列車という種別です)。これでは乗り遅れては大変ですし、当日行って満席の場合はどうしたら良いのかという感じです(自由席もあるのですが、ちょっと豪華に行きたかったので…笑)。なので、乗車日の1日前に駅で事前に指定席券を購入し、当日は遅れないように心に決めて朝を迎えました。

   モノレールの線路が行き止まりになっている事が分かります   電光表示板にも1日分の列車全てがが表示できてしまいます…電光表示板の右側が出発時刻、左側が到着時刻です

 しかし、結果的には駅に着けたのはギリギリでした。ホテルの最寄駅はKLモノレールのブキッ・ビンタンという駅で、ここからKLセントラルまでは乗り換え無しで10分弱なのですが、KLモノレールがなかなか来なかったのと(時刻表等は無いのです…そして、急いでいる時に限って来ないという法則…笑)、KLセントラル駅はモノレールの駅だけ離れた所にあり、予想以上に時間が掛かってしまったのが理由です。まあ、朝起きたのが遅かったのが最大の理由だったのですが(笑)、とにかく間に合って良かったです。なにせ、自分が乗る8:15発の次の列車は、14:10発だったのですから…。

   タンピンまでのチケットと、車内で配られたミロ   1等車の車内

 今回自分は生意気にも1等車を選ばせて頂きました。この列車には1等車、2等車、エコノミー車が連結されているようで、一応この中では最上級のクラスの車両となってますが、これでも目的地までは27RM(約890円)と安いです。これで2時間ほど乗っているわけですから、やはり日本からしたらお得感がありますよね。ちなみに、それ以下の2等車だと18RM(約590円)ですから、更にお得なのは言うまでもありません。
 1等車は車内が豪華なだけではなく、飲み物のサービスまでありました。…とは言っても、一時期日本でも流行った“ミロ”のパックの物で、些か拍子抜けではありましたが、実はミロはマレーシアでは最もポピュラーな飲み物の1つなのです。へー…と思ったのも束の間、自分は昔からミロはあまり好きではないのを思い出しました。これは残念ながらシートポケットに封印です(笑)。
 さて、KLセントラル駅を出てから(ちなみに、この列車の行き先はシンガポールでした…何とも旅情を誘われてしまいますね…)、列車はしばらくKL市の郊外…という感じの所を走っていましたが、やがて車窓の風景は完全にジャングルの中になってしまいました。これは、マレー鉄道の発展がゴムの輸送だったという事を表しており、確かに、ヤシの林とゴムの林の繰り返しという感じでした。そして、時折り見えるマレー人集落と相まって、凄く癒される風景のように思えてきました。KLから約2時間。なかなか有意義な列車の旅だったと思います。

   タンピン駅にて   タンピン駅外観…のどか過ぎる雰囲気です(笑)

 さて、意外にも?列車は遅れず、所定の時刻でタンピン駅に着きました。…ん?マラッカに向かっていたのでは…と思うかもしれませんが、実はマラッカには鉄道は通っておらず、このタンピンという駅がマラッカの最寄の駅となっているのです。ここからマラッカへはまだ30~40km程南に進まなければならず、後はバスかタクシーという感じでした。
 ガイドブックにも、マレー鉄道を使ってマラッカへ行く方法として、このルートを紹介しており、タンピンという駅が如何にも重要そうな位置を示している感じだったのですが、これが予想以上に田舎…というか素朴な駅で、駅前にスタンド的なお店がある以外には、本当に何も無い感じのロケーションでした。
 そしてそんな駅前には、暇そうに客待ちをしているタクシーが1台…。しかもタンピン駅で降りた客は他に誰もいなかったので、案の定「どこに行く?マラッカか?」と声を掛けてきました。更に続けて、「(駅前の大きな地図を指して)マラッカはまだここから遠い、60RMでどうだ?」と、早速営業モードに入っているようでした。ただ、自分はここから少し歩いた所にバスターミナルがあるのを知っていて、確か2~3RMで行けたはずだったので、「いや、バスで行きたいから…バス・ステーションはどこにあるの?」と聞き返しました。すると「バスは遅いし不便だ」みたいな事を言ってきて、なかなか解放してくれません。この時ちょっと駅周辺を見渡したのですが、やはり見たところ本当に何も無く、少しタクシーに乗る気持ちも傾きかけてきました。そこで「バスだと全然安いよね?だから40RMにして!」と言うと、それだと自分の商売上がったりだ…みたいな顔をされたのですが、結局45RM(約1480円)で行ける事になりました。これでこのタクシーの運ちゃんも、今日の稼ぎが生まれたわけですね(笑)。

   タンピン駅近くの踏切にて…ジャングルの中を線路は走ってます   かなり速度をとばしていたタクシーにて

 しかしこのタクシー、一般道で片側1車線の道なのに相当スピードを出しています。道がすいているからまだ良いのですが、それでも100km/時は出てましたし、車もお古な感じがあって、とてもじゃないですが安全運転とは言い難かったです。やはりアジア特有のものなのですかね…。お陰でガイドブックでは約1時間と書いてあったところを、45分くらいで着く事が出来ましたが…(笑)。…とにかくマラッカに着く事が出来ました。予定では昼頃に着けば良いと思っていたのですが、この元気なタクシーのお陰で、まだ時刻は11:00過ぎくらいです。結果的にはなかなか順調な滑り出しだったように思います。

   マラッカの代表的な場所、オランダ広場にて   これがマラッカ式のトライショーです…とにかく派手です

 さて、タクシーで降ろして貰ったのはオランダ広場と呼ばれる場所で、マラッカ観光の拠点とも言える場所です。オランダ統治時代やポルトガル統治時代を偲ばせる建物が多く残っており、マラッカのシンボル的存在でもあるらしいです。ここはマラッカ名物のトライショー(人力車)が嫌でも目に入りますが(笑)、何と言ってもここのは派手にデコレイトされた車?が特徴です。そして、観光客を乗せると爆音で音楽を流しながら走っていくのがマラッカらしい…のですが(これは1台1台で曲が違って、その内容も様々です)、まあ単純に見ていて面白かったですね。
 そして、この近くの丘の上には、この町が西洋の宣教師達の活動拠点でもあった為か、セント・ポール教会と呼ばれていた教会の跡地があり、日本にも来たあのフランシスコ・ザビエルの像までが建てられています。ここで彼を目にするとは思いませんでしたが、とにかく異国文化が入り混じった町なのだと思いましたね。

   夕日の名所でもあるそうです   セント・ポール教会の内部では観光客もちらほらと…

   丘の上からサンチャゴ砦を見下ろします…そのさらに遠くには、大型ショッピング・ストアで有名なカルフールが…   この付近はちょっとした博物館になっているようです…

 丘の上からの眺めはなかなか良く、1511年にポルトガル軍によって造られた、オランダとの戦いに備え大砲まで造られていたサンチャゴ砦や、その先のマラッカ海峡まで見渡す事が出来ました。そして反対側の麓には博物館もあって、マレー鉄道の車両等が展示してあったのも興味深かったです。

 ここまでがマラッカの前半戦という感じでしょうか。ヨーロッパの雰囲気を漂わす建物が数多く見られたわけですが、もう1つのマラッカの見所としてチャイナタウンがあります。世界にはよくあるものなので、またか…という感じもしますが、ここのチャイナタウンは一味違っていて、やはり複合民族の中のチャイナタウン…という雰囲気になっているのです。付近はお寺や中国風の建物はもちろん、土産物やレストラン、そして実はアトリエをやっている場所も結構あり、特徴的なエリアだと思いました。ただ、今回はやはり街全体が旧正月のムードを漂わせており、やっぱり中国かな?という感じがしないでもありませんでしたが…(笑)。

   マラッカのチャイナタウンも、旧正月ムード満点でした

 そして、やはりマレーシアらしく、寺院は各エリアに色々ありました。予想通りマレーシア最古の寺院と言われるチェン・フン・テン寺院は立派でしたが、個人的に興味深かったのがカンポン・クリン・モスク(写真右下参照)という建物です。やはりマレーシア最古のイスラム寺院らしいですが、東西の建築様式を取り入れた結果、三角の屋根が特徴で、ミナレットまでもがアジアらしい雰囲気を漂わせています。何となく、インドネシア建築に近い印象も受けたのですが、やはり様々な文化の融合の結果なのだと思います。そういった建物が一様に見られるのがここチャイナタウンなわけで、マレーシアらしく、そしてマラッカらしいとも言える所以はこの辺りにあるのではないかと思いました。

   入口の前には露店が出ていたチェン・フン・テン寺院   イスラムのモスクに重要なミナレットがアジア的なのが特徴です

 さて、楽しかったマラッカですが、ご飯も食べ終えてしまうと(もちろん後述します)そろそろ帰る時間が迫ってきました。もちろん特に時間等は決めてないのですが、KLまで2時間以上掛かるのは必至で、この時が15:30ぐらいでしたから、余裕を見て丁度良かったかもしれません。今度はバスで帰ろうと思い、まずはバス・ステーションまで行くバスを探しました。
 バス・ステーションまで行くバス?と思うかもしれませんが、KL行きなど、いわゆる長距離バスと言われる路線はマラッカの街中までは入ってこなく、ここから車で10分ぐらいの所にあるバス・ステーションを発着所としているのです。これは全てのバスに於いてそうなので仕方無いのですが、このバス・ステーション行きのバスがいまいち分かりません。
 実は、先ほど行ったサンチャゴ砦の先には大通りがあって、そこに路線バスが走っているのを何回も見ていたのですが、そのバスの走り方というと、何も無い場所に停まって乗客を降ろし、そしてそのまま走り始める…という感じだったのです。その周辺にはどんなに見渡してもバス停らしき物など無く、要は地元の人ぐらいしか分からないような感じだったのです。そんな光景を見ていたので、これはちょっと上級者向きだなと思い、すごすごタクシーでバス・ステーションまで向かいました。料金は15RM(約460円)で、どうやらこれは正規で決まった料金のようです。ガイドブック通り、10分くらいでバス・ステーションに着く事が出来ました。

   長距離バス・ステーションはショッピング・センターのようでした

 ここはとても大きく、中にはレストランや色々なお店も入っていて、さながらショッピング・センターのようでした。もちろんバス乗り場も広く、KL行きのバスを探すのも大変でしたが、やがてチケット売り場を見つける事が出来ました。どうやらKLまでは数社のバス会社がそれぞれ運行していて、チケットブースには時刻、値段、バスの内装の写真等が見やすく掲載されており、競争が激しい事を思わせてくれました。その中でマレーシア最大のバス会社であるトランスナショナルはやはり人気が高かったですが(本数も30分に1本と、恐らく一番多いです…他社は1~2時間に1本という感じでした)、自分は何となく違うバス会社を選んでしまいました(笑)。値段は9,5RM(約300円)。やはり鉄道と比べると、安さも便利さもバスの方が上なのは否めませんね…。行きに使ったタンピン駅で他に降りる人がいなかった訳がようやく分かったような気もしました。

   バスのチケット売場…やはりトランスナショナルが人気か…   自分がお世話になった KKKL Express のバスです

 バスは予想以上に豪華で、2人掛けと1人掛けのシートが並んでいて、リクライニングの角度も半端ではありません。これで約2時間でKLの中心まで行けてしまうと考えると、確かに普通はバスを選ぶでしょう。道中は渋滞も殆ど無く(KL市内で少し…という感じでした)、途中でスコールにも見舞われましたが、それは快適な行程でした。しかもスコール後には虹も見れましたしね!

   バケツの水を引っくり返したような雨でした…   KL付近の料金所では虹も見えました!

 というわけで、KL市内に着いたのは大体18:40頃でした。マラッカのバス・ステーションを16:30に出たので、概ね2時間という感じでしょうか。バスはプドゥラヤ・バス・ステーションという所に到着し、ここはKLのチャイナタウンまで至近の距離にあります。このままお土産でも探しに行こうかという気分になりますね。

   プドゥラヤ・バス・ステーション付近は空気が悪かったですね

 喉かな町から一転、いきなりアジアの喧騒に迷い込んだという感じで、改めてKLという街の巨大さに驚かされますが、これもマレーシアの魅力と言って良いのだと思います。また、自分で行って、帰ってきたという試みも、KLとマラッカの距離の関係をより深く知る事が出来たという点で良かったと思います。ついでに、このようにマラッカまでの移動は大変と言えば大変なので、KL発のマラッカ日帰り観光ツアーも用意されているのですが、格安を売りにしている某旅行会社の料金を見てみると、日本語ガイド、昼食付きで1人320RM(約10560円)!…今までと桁が違い過ぎます!まあ、どちらが好みかは個々様々ですが…(笑)。


 ●料理もやはり複合民族的

 マレーシアの料理と言えばもちろんマレー料理であって、それはナシゴレン(インドネシアでも有名ですよね)やサテー等に代表されると思うのですが、実はマレーシア料理で大事なのは、マレー系、中国系、インド系に大別されているという事なのです。やはり民族が複合ならば、料理も複合なのでしょうか。つまりは中華っぽい料理が出てきたとしても、それはマレーシア料理の中国系の部分であり、マレーシア料理には違いないという事なのです。色々な民族を抱えるマレーシアならではですが、それらを踏まえて3軒ほど紹介したいと思います。

   ・漢記

   右のパンみたいなものと一緒に食べても良いみたいです   漢字と英語で書いてある看板を右に入ると“漢記”はあります

 これは“Hon Kee”と読むようですが、KLのチャイナタウンにある、お粥専門店の名前です。入口は写真のように非常に分かりにくくて(チャイタウン自体がゴチャゴチャしてますしね)、店内もまた狭く、薄暗い感じです。しかし、ここが有名なのはやはりその味にあるのでしょう。お粥は鶏がらスープで炊いてあり、確かに絶品でありました。ついでに、1杯の値段は3、5RM(約110円)であります。
 店内が混んでいると、注文後にお店の人に違う場所を案内されます。まあ、共用屋台スペースみたいな所に移動するのですが、それが今回は銀行の真ん前だった事に驚きました。窓の向こうでは(カーテンはありましたが)普通に銀行員が仕事しているのが見えるのです。要するに、銀行と通りの間のスペースを“座席”と割り当てているわけですが、この精神こそがチャイナタウンだとも思いましたね(笑)。

   ・Bijan

   大人の雰囲気も漂わせています   マレーシア料理でも上品な部類に入るかもしれません…

 漢記とは180度打って変わってこちらは、知る人ぞ知るマレーシア料理屋、“Bijan(ビジャン)”です。エリア的にはKLの繁華街と言われるブキッ・ビンタンになりますが、そこから更にチャンカット・ブキッ・ビンタンという通りを進むと、西洋風のお店が沢山並ぶエリアに入っていきます。この先に Bijan はあり、この辺りはKLに住んでいる欧米人達が多く利用している地域なのだとか…。急にお洒落なレストランやバーが出てくるので驚いてしまいますが、Bijan もまた雰囲気が良かったです。店内はバルコニー席もあり、夜風にあたりながら食事をするのも良いでしょう。都会の中にあるのに、喧騒とはまるで縁の無い世界のように思いました。値段はそれなりに掛かりますが(…と言っても、日本に比べたらやはり安いです)、それだけサービスが良かったのも事実です。こういう日が1日くらいはあっても良いと思いました。

   ・プラナカン

   マラッカのチャイナタウン内に位置します   入口からの写真ですが、この雰囲気…素晴らしいです!

 こちらはマラッカのチャイナタウンにある、プラナカンというレストランです。中国語表記だと“僑生餐館”…となります(何て読むのかは分かりません…笑)。ここは、マラッカと言えば欠かせない“ニョニャ料理”というものが楽しめるお店で、それ自体は色々な所で味わえるのですが、ここは特に雰囲気が素晴らしいのでお勧めに加えたいと思いました。
 マレーシアと中国の文化が混ざり合って産み落とされたのが“ババ・ニョニャ文化”で、マラッカは特にこの文化が色濃く根付いている地域です。その昔、中国から渡って来た男性と、地元のマレーシア女性とが結婚し、そして生まれた子孫のうちの男性をババ、女性をニョニャと呼んだみたいですが、彼らの生活スタイルで特徴的なのがマレーシア語を話し、食文化や衣服もマレースタイルを取り入れているのに、冠婚葬祭には中国古来のスタイルを取り上げるという事です。つまり、彼らはマレー人化してイスラム教徒になる事はなく、マレー文化を取り入れた華人…として生活しているのです。これこそマレーシアらしい文化とも言えるもので、そこから生まれるスタイルも独特なものが多いのだとそうです。ついでに、プラナカン…とは、ババとニョニャの総称だそうです。

   ニョニャ料理の一部です…そしてオレンジジュースが美味!

 そこで出てきたのがニョニャ料理です。見た目的には普通の中華料理、マレー料理なのですが、味付けが濃くなく、辛くなく(一部は辛いですが)、スパイシー以外の味に、酸味、甘み、そしてハーブの香り等が漂っていて、確かに融合料理なのだと思わせます。上の写真は、手前がチャプ・チャイという湯葉とキクラゲの味噌炒め、奥はニョニャ風のチキンカレーです。見た目以上にあっさりとしていて、最初は不思議な味だと思いますが、日本人には合うかもしれません。自分はクセになる好きな味…という感じで、とどめのオレンジジュースのフレッシュっぷりにも感動させられました(それはニョニャ料理とは関係無いですが…笑)。

 よく考えたら、マラッカのチャイナタウンのあの独特な雰囲気は、このババ・ニョニャ文化によるものなのかもしれません。中国っぽいんですけど、どこか小奇麗にまとまった感じがあるというか…。そういえば、建物の色使いもそんなに派手ではありませんでした。古き良き時代に思いを馳せながら、美味しいニョニャ料理を頂く。この街では時間が遅く流れている感覚もあって、最高の贅沢を味わえたように思えました。


 ●KLIA Airport

 さて、マレーシアという国も存分に楽しみ、いよいよKLを後にする時がやってきました。しかし最後の最後まで楽しませてくれるのがKLです。飛行機利用なら誰でも通る場所、クアラルンプール国際空港…、通称“KLIA”(Kuala Lumpur International Airport)を紹介しなければ、KLの旅日記は終われません!
 KLIAはセパン空港とも言われていますが(“成田”空港…的な呼び方で、ここも本来は新東京国際空港…と名付けられていますので…)、1998年に、それまで手狭だったスバン空港というものに代わって造られた空港で、とにかく広い!…というのが自慢の空港でもあります。実際、空港敷地面積は最終計画では1万ヘクタールになるそうで、これは成田空港の14倍の広さです。現在は4000mの滑走路が2本ですが、最終的には4本造られるとかで、100年先の需要にも対応できているのは日本からしたら羨ましい限りです。実際バスで空港に向かうと、バスは100km/時ぐらいの速度で飛ばしているにも関わらず、空港らしき建物が見えてから実際に着くまでに時間をかなり要します。

   実は柱は空調の吹き出し口の役目も果たしています   サテライトも相当遠くにある事が分かります

 広いのはターミナルなど、空港内の建物にしても同様で、まず管制塔の高さが118mで、建設当初は世界一(現在はタイのバンコクに新しく出来たスワンナプーム国際空港にある管制塔が132mで、こちらが世界一となっております)、ターミナルビルと国際線のサテライトはかなり離れていて、無人運転の新交通システムで移動する感じです。しかしこのゴムタイヤ駆動の車両は空港内にある乗り物としては相当速く、時速50~60km/時で走ります。東京都内の電車並みです(笑)。ついでに、成田空港の第2ターミナルにも同じ様な車両が行き来してますが、こちらは20km/時程度しか出しません。いかに速いかが分かります…というか、それくらいのスピードが要求されているくらいに広いという事です。
 そういえば、この空港に初めて飛行機で着いた時の事を思い出すと、通常飛行機の着陸後というのは、主翼上部に装備されたスポイラーと呼ばれる補助翼を立て揚力を完全に無くし、いわゆる逆噴射と呼ばれるシステムでブレーキを得たりするのですが、この時ばかりは着陸した余力でターミナルに向かう…という感じでした。滑走路進入の向きにもよりますが、とにかく飛行機に乗っていても広々としている感覚は伝わってきたのです。

   サテライトの中央部分は自然光で美しいです!…ついでに、左下のガラスの枠がターミナルビルへの列車乗り場です   広いが故に、閑散としているようにも見えてしまいます…

 何だか広さだけに目に行きがちですが、もちろん広いだけではありません。ターミナルビルを含む空港建設は、最初にも言った通り黒川紀章が担当、コンセプトは「森の中の空港、空港の中の森」で、ターミナル内には南国の木々が配されていて、特に国際線サテライトの中央部分にある“森”は見せ場の1つです。
 サテライトは十字の形になっていて、ターミナルビルからの車両はその中央付近に到着します。ここから搭乗客は案内に従って、それぞれの十字部分にあるゲートに向かって行けば良いので、動線的には非常にシンプルなのです。また、ゲート探しに迷っても、十字の中央部分に戻れば探せ直せますし、何よりも十字の中央に先の森がありますので、目印としても役に立っているわけです。デザインもさる事ながら、機能的にも考えられているのは素晴らしい事だと思いますね。
 ただ、実際空港を利用すると分かるのですが、まだまだ利用者数は少ないというのが第一印象で、せっかくの立派な施設を持て余し気味…という感じも受けました。ここで目にするのは、地元マレーシア航空とエア・アジア(アジアでは格安でとても有名な航空会社です…)が殆どで、乗り入れ本数も他のアジアの国々(シンガポール、タイ、香港)に比べると全然少ないです。
 それでいてターミナルは広いので、各々の場所(チェックイン、税関、免税店、レストラン等)で並ぶなんて事は皆無に等しく、どちらかというと常に閑散としているイメージの方が強いです(自分からしたら有り難い事ですが…笑)。しかし、今後はアジア内の空港のライバルに躍り出る事は必至で、2020年に先進国の仲間入りを果そうとしているマレーシアを象徴する空港だと、自信を持って言える事には間違いありませんでした!

 そんな事を書いていたら、2008年の2月25日(つまり、これを書いている4日前)に、国際空港評議会による世界の空港の利用者サービスの調査結果で、KLIAは世界2位に選ばれたそうです(ついでに1位は、韓国・ソウルの仁川国際空港だとか!)。世界の中でですよ!?…素晴らしいです。何だか良い感じで筆を置く事が出来そうです(笑)。これからは本当にマレーシアに注目なのかもしれませんよ!

 ☆マレーシア航空のHP(日本語)…http://jp.malaysiaairlines.com/

 ☆KLIAのHP…http://www.klia.com.my/

 ☆マレー(マラヤ)鉄道のHP…http://www.ktmb.com.my/

 ☆Bijan のHP…http://www.bijanrestaurant.com/

テーマ:海外旅行記 - ジャンル:旅行

“慎家”という店
 3日の日曜日の話しになりますが、この日は久しぶりにさばいばる伊藤さんとライブをやってきました。場所は千葉県松戸市の五香という所にある“慎家”というお店で、居酒屋的な感じのお店だったのですが、驚いたのはここの女将さんが伊藤さんのお姉さん(!)だと言うのです。自分にしては突然な気がしましたが、伊藤さんは既にここで3、4回はライブを行っており、もうお馴染みの場所とも言えるのでしょう。今でもこういった関係を持っているというのは、何となく羨ましいとも思えたものです。

   まだまだ雪は降っている感じでした   大きく取り上げられていました!

 さて、3日の日曜日と言えば関東各地で雪が降った日ですが、ここ松戸市でも例外ではなくて(むしろ他の地域より多かったかも…)、自分達は車だったので、それは慎重に向かいました。途中の高速道路は全て閉鎖、一般道も混み気味で、しかも雪が積もったままの道もあったという、なかなかハードな行程となりましたが、それでも何とか無事に着く事は出来ました。それ故、伊藤さんのお姉さんが暖かく出迎えて下さったのも、とても印象に残ったものです。

 よく考えたら、伊藤さんとは今年初めての演奏という事になり、息子の樹明もいましたが、お互いに今年の抱負を誓い、そして演奏に臨んだという運びになりました。演奏場所は無理に作っている感じも否めませんでしたが、そんな心配は自分達には不要です。この3人で音を合わせるというのは恐らく約2ヶ月振りになるのでしょうけど、それを思わせないような仕上がりになっていたと思います。
 相変わらず伊藤さんはいきなり曲を決めるので(笑)、まだ自分が手を付けてない曲まで演奏する事がありましたが、それ以外ではすんなりと曲に入っていけました。伊藤さんと樹明、そして自分という、“3人”でやるライブというのは、実はまだ(定期的に)やり始めてからは1年半ぐらいしか経ってないのですが、それでも今までに何回も一緒にツアーを回っていますからね…。その辺りの付き合いからくる信頼関係は抜群なのだと思いました。

   こんな感じに店内に楽器をセットしました   狭いながらも熱く演奏させて頂きました

 …ですが、やはり感謝しなければいけないのは今回のお客さんにでしょう…。この日は関東にしては稀に見る大雪だったので、伊藤さん的にはギリギリまでやるかやらないのか分からない状況ではあったらしいのですが、やったとしても、この天気でお客さんが来るのかどうか…という考えも正直あったのです…。しかしその心配は覆され、そんなに大きくはないものの、店内が埋まる程のお客さんに来て頂けました。今回初めて来て下さった方もいれば、以前にここで伊藤さんのライブを見て、今回も足を運んでくれた…という方もいて、暖かい雰囲気の中でライブを進める事が出来ました。ここでも人と人との信頼関係について、少しばかり学ばせて貰ったような感じがしましたね。
 お客さんもそうですし、伊藤さんのお姉さんに大変お世話になってしまいました。素敵な場所でのライブをどうもありがとうございました。また今後ともよろしくお願いしたいと思います!

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

My Trio がチラシに載りました!
 今月15日(金)、外苑前 Z・imagine(ジマジン)にて自分のピアノトリオのライブを行いますが、そこのお店の親元の会社から発行している『radio-zipangu.com(ラジオジパングドットコム)』という音楽情報誌に、自分のバンドを掲載させて頂きました!どうやら Z・imagine 系列のお店というのは幾つかあるらしく(ライブハウスだけではなく、音楽レーベルもあるようです)、それらをまとめての情報誌なのですが、その中の“アーティスト情報”という欄に載っているので、ここに紹介させて頂きます。

   やはりこういったチラシに載るというのは嬉しいですよね

 チラシ自体は6ページに亘るという、なかなか立派なものなのですが、その中で Z・imagine のライブ情報と共に掲載されていました。このお店では自分のバンドとしては初めてのライブというのに、紹介させて頂いたのは大変嬉しく、期待に応えたライブをしたいところです。まあ、このチラシに書いてある文章は実は自分が考えたものなのですが(なかなか大変でした…笑)、これから本番に向け、俄然やる気が湧いてくるというものです。
 …ライブは2月15日(金)…よろしくお願い致します!

 ☆ラジオジパングドットコムのHP…http://www.radio-zipangu.com/

 ☆外苑前 Z・imagine のHP…http://www.radio-zipangu.com/zimagine/

テーマ:LIVE、イベント - ジャンル:音楽

2008年破廉恥新年会
 2月に入っても“新年会”とは、よく分からない感じではありますが、今日は自分が参加させて貰っているビックバンド“Hard floods”こと、“破廉恥フェスティバル(繰り返し言うようですが、これはバンド名です…笑)”の新年会をやってきました。このバンドは元慶應生のメンバーが何人かいる為、お店はその大学の近く(田町)を選んでいたようですが、参加メンバーとは言うと、若干バラけた感じがありました。
 元々15人弱くらいは来る予定だったらしいのですが、風邪だ用事だ…という事で、結局集まったのは8人程…。しかし、この中で自分も含むリズム隊は3人の参加でしたから(後はサックス隊だったのですが)、統率的に一歩他のセクションより進んだ感がありました(笑)。今後も大事にしていきたい行事ではあります。

   まあ酒の席ですから…(笑)

 飲みの席では、これからのライブや、それらでやる選曲について…と真面目に話すつもりだったらしいですが、そのまま普通の飲み会になってしまったのは止むを得ない事でした(笑)。恐らくまた、別の機会を設けてやるのかと思われます…。それでもリーダー早川さんは、それなりの次回のライブに向けたビジョンを持っているようで、なかなか楽しみな感じではありました。
 とりあえず今日は新年の集まりという事で、今年もよろしくお願いします(遅いですけどね…笑)。

 ☆Hard Floods のブログ…http://harenchifes.blog112.fc2.com/

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

マレーシアでまず驚いた事
 マレーシアはクアラ・ルンプールの旅行から帰ってきました。マレーシアと言えば、ペナン島やランカウイ島等、いわゆる南国の島々のリゾート風景が思い浮かぶかもしれませんが、自分が行ったのはクアラ・ルンプールというマレーシアの首都であり、特にリゾートを求めに行ったわけではありませんでした…。やはり自分が見たかったのは“マレーシア”という文化であり、今までこの国のイメージが付かなかったからこそ、行ってみたい…という思いが強くなってきていたのです。
 マレーシアと言えばイスラムの国です。しかし、中国系(仏教)の人も多いですし、インド系(ヒンドゥー教)の人もよく見かけます。これらが上手く共存しているのがマレーシアの特徴であり(ただ、お互いの社会が融合する事は少なく、それぞれの社会が独自の文化を保ちながら共存しているので、“多民族国家”ではなく、“複合民族国家”と呼ばれます)、それによって成り立った文化というのは非常に興味を覚える事柄でもあるのです。

 しかし、自分がマレーシアに来て一番驚いた事といったら、、、

   いい時代になったものです…


 携帯が通じた事でした(笑)!


 そうです。自分は最近携帯を新しく替えまして〔携帯機種変更 2.参照〕、海外でもそのまま使える…という機能は情報では知っていたものの、実際にこの目で見るまでは半信半疑といった感じでした…。しかし写真を見ても分かるように、クアラ・ルンプールの近代化を象徴する“ツインタワー”を背景に、携帯の電波がしっかり立っている事をここで証明させて頂きました(笑)。
 マレーシアという国には申し訳無いのですが、まだアメリカとかヨーロッパの国々では使えそうなイメージが湧くものの、マレーシアでは流石に無理なのではないか…と、勝手に思ってしまっている自分がいました。ところがこれが大違いで、かなり田舎の場所でも使えるという事が判明したのです。メールも普通に出来ますし、サイト閲覧も日本と同じように使えました(もちろん日本より値段は高いですが…)。

 マレーシアでは確かに思う事が沢山あったのですが、皮肉にも自分の携帯が通じた事に、まずは感動させられてしまいました(笑)。…しかし、取り合えずこれは御報告という事で、記憶にでも留めて頂けたらと思います。また改めて旅日記を書きたいと思いますので、それまで楽しみにお待ち下さいませ!

テーマ:みんなに知ってもらいたい - ジャンル:日記



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

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