竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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10人の侍
 Generation Gap と The Linda のメンバーは、8月31日の富山ライブに向けて、30日の夕方に東京を出発しました。そして今頃は富山に着いて、次の日に備えて身体を休めている事でしょう…。

                                             自宅のパソコンの前にて…。


 ……。


 ……。


 …って、自分は?


 …なんていう冗談はさておき、自分は30日は仕事が入っていたので、自分だけ当日入りという事にして貰っていたのです(というか、前日入りだという事を最近まで知らなかったのです…笑)。しかし、せっかくなので待ち合わせ場所には顔を出してみようかと思いました。待ち合わせは池袋に18:00だったみたいですが、偶然にも自分はリハーサルと仕事の間に時間が空いていたのです。
 するとそこには、前回のツアーと同じく、人で賑わう池袋の駅近くにも関わらず、街頭荷物入れが展開されておりました〔2005年を振り返る(11月)参照〕。いやー、ツアーって本当に面白いですね。

   街中での詰め込みも、もはや恒例化しています(笑)   富山へ向け、いざ出発!(この時自分は手を振っています)

 …という事で、富山へ向け先に出発した10人の侍は、自分がしかと見届けました(笑)。…そして、その後を追うようにして、自分は31日の朝に電車で向かいたいと思います。皆さんよろしくお願いします!

 ☆ Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆The Linda のHP…http://www.thelinda.jp/
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テーマ:いつもお世話になってます(ぺこっ - ジャンル:日記

桜井りこVS鳥取土産
 今日は赤坂エクセルホテル東急で、ボーカルの桜井りこさんと演奏のお仕事でした。りこさんと会うのは1ヶ月以上振りでしたが、それだけに夏のお土産を渡すのがこの日になってしまいました。

   おにぎり食べさせてます

 鳥取土産、目玉の親父…の入れ物に入ったクランチ・チョコ(笑)です。りこさんのブームは“水木しげる”という事を聞いていたので、これはピッタリのお土産と言えるでしょう。自分は逆に、りこさんの実家である高知土産の『四国の音』という癒しのCDを頂きましたが、これもなかなか良い感じでした。久しぶりに、お互い「おお!」と思わせるようなお土産交換になったと思います。

 そういえば、ここエクセルホテル東急での写真は、前もお土産渡しの時でしたね〔風邪ひきVS桜井りこ参照〕。これも恒例化にしようと、密かに考え中です(笑)。

 ☆桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

テーマ:雑記 - ジャンル:日記

2007年9月のライブスケジュール(ツアースケジュールは除く)
 9月まで続くかと思わせる今年の夏の暑さ…。そんな暑さにも負けず、ライブは9月もやり続けています。皆さんもこれに負けじと、足を運んで下さいね(笑)!…まだツアーが続いているものもありますが、これについては前回同様、〔2007年7月のライブスケジュール、7月~9月のツアースケジュール〕を参照なさって下さい!それでは9月のスケジュールになります。どうぞ!


     ●9月1日(土)松阪(三重)Hunky Dory
Open…17:00~、Start…19:00~(?)、
Charge…詳細不明
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Ds,Perc)伊藤樹明

 またもや伊藤さんに誘われ、今度は三重県の松阪で演奏を行う事になりました。
 どうやら、この日は伊藤さん自身の仲間界隈の方で同窓会のようなものが行われているらしく、
 それの2次会的な位置付けとしてのライブとしているようです。ただ、お店を借り切って…
 まではいかないので、普通のライブスタイルだとは思いますが、とにかく皆さんに楽しんで
 頂けるように頑張りたいと思います。また、お気付きの方もいるかもしれませんが、
 これは GG ツアーの富山と静岡ライブの間の日でもあります。…この期間中、自分は
 個人的に移動をしてお店に向かう身となったので、皆様暖かく迎えてやって下さいませ(笑)。


     ●9月6日(木)千駄木 Django
1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Fl)太田朱美、(Pf)竹内大輔、(B)三浦トオル、(Ds)見谷聡一

 5月に行ったメンバーでの再来?ライブです。このバンドはフルートがフロントを
 務めるという、珍しい編成を持っているのですが、自分には案外素直に受け入れられます。
 初めて音を合わせてから徐々にですが、回を重ねる毎に面白くなっている感じが自分では
 していますので、こういった特殊なバンドを観に、是非足を運んでみて下さい!


     ★9月7日(金)千駄木 Django
1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 驚きの Django 2連続です(笑)。この日は久しぶりの自分リーダーバンド、そして
 ピアノトリオということで、より気合いが入っています。オリジナル、スタンダードを
 中心としつつ、自分らしさを全面に出したライブにできたら…と思っています。
 また、この期間中は Django の5周年記念ということで、微妙にその時期を任された
 プレッシャーを感じているのですが、やはりここもマイペースに演奏したいところです。
 このピアノトリオは、数にして今回で5回目になりますが、今までの事も生かしつつ、
 また新しいものに挑戦していきたいとも思っていますので、どうぞよろしくお願いします!


     ●9月8日(土)町田スガナミ楽器ミュージックセンター…の建物の1階の通りに面した所
Start…自分達が14:15~の予定
Charge…野外っぽいので恐らく無料?
Member…(Sax)細井寿彦、(Key)竹内大輔

 今年の3月にも、これと似たようなイベントに出演させて頂きましたが
 〔ぽっぽ町田でイベント参照〕、恐らく今回もスガナミ楽器主催のイベントなのだと思います。
 ただ、今回はデモ演奏的な側面が高いので、演奏時間は約20分と短いです…。
 地元の方限定になってしまうかもしれませんが、興味があったらお越し下さいませ!
 やる曲は、いつもの感じだとジャズ・スタンダードになるのではないでしょうか?


     ●9月18日(火)、26日(水)、27日(木)、28日(金)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member…(Vo)日替わりで詳細不明…、(G)松下譲次、(Key)竹内大輔

 今月は4回もやらせて頂く玄ですが、やはりお店の何周年かの記念期間という意味合いが
 含まれているようです。色々とお目出度い月ですが、このお店の特徴と言ったら、
 やはり客席とステージの至近距離に尽きると思います。…これに関しては、いつも
 どう表現すると適切かな…と思っているのですが、言うならば“客席で演奏している”
 …というような感覚でしょうか(笑)。とにかく、ご自身の目で確かめに来て下さい!


     ●9月21日(金)渋谷 Alive House
Open…18:00~、Start…20:00~(2ステージ)、
Charge…2000円(ドリンク別)
Member…(B)池田暢夫、(G)関口慎悟、(Pf)竹内大輔、(Ds)福森康

 ベースの池田暢夫バンドは今月もライブを行います。前回のライブは5ヶ月も空いて
 臨む事になってしまいましたが、今回は前回から1ヶ月も経っていません。前回の演奏を
 踏まえた上でのステージが観られる事と思いますが、ここは期待して頂きたいです。
 オリジナル中心のバンドではありますが、その曲達はどれも特徴的なものばかり。是非耳を
 傾けて頂き、池田君の世界に浸ってみては如何でしょうか?…自分も楽しみです!


     ●9月29日(土)代々木 Cure*m
Open…18:00~、Start…18:20~、自分達の出番は2バンド目(最後)、20:30~、
Charge…1800円(ドリンク別)
Member…(Vo)川上彬子、(G)大浦佑、(Key)竹内大輔、(B)小松崎健太、(Ds)木村創生

 ボーカルの川上さんとは、鹿嶋さんとよく出演している 下北沢 Big Mouth
 店員として知り合ったのですが、ドラムの創生君を通じて、歌も歌っている事が判明、
 最近レコーディングを手伝ったりしていたのですが、今回晴れてレコ発としての
 ライブをやる事になったそうです。もちろん全曲がオリジナルになります。
 なかなか豪華なメンバーでお届けしますので、良かったら来てみて下さい!


 …という感じです。間にツアーが入っているので、スケジュール的には飛んでしまう所がありますが、また他にも入りそうなので、その都度チェックをお願いしたいところです!

 では、今回は GG ツアーの記事に載りきらなかった写真を公開しましょう。

   晴れてて良い写真ですね

 広島でお世話になった(泊まらせて頂いた)レストラン“Rocks”の前にて…。賢さん…楽しそうです(笑)。

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富士スピードウェイにてイベント演奏
 8月25日(土)、26日(日)と2日間かけて、富士山の裾野に位置する“富士スピードウェイ”に行ってきました。これは、26日に行われたフォーミュラ・ニッポン第6戦のイベントに属するもので、レース前に“ピット・ウォーク”と呼ばれる、要はピット内を自由に歩いて、レーサーやレースクイーンと身近に触れ合える?時間があるのですが、そこの Mobilecast という会社のブース内での演奏を依頼されたものでした。
 元々の発端と言えば、自分はベースの中西匠さん〔銀座 Beverly と“いい話”参照〕から話しが来たのですが、つまりは、この Beverly というお店のお客さんからの依頼だったみたいです。しかも、依頼を受けたのは本番の3、4日前…かなり急な話しでしたが、25日に慌しく東京を出発…。機材は Beverly にある物を極力使い(いつの間にお店が新しい場所に移動し、規模も大きくなっていました)、富士の裾野へと向かいました。

   レーシング・カーを積んでいたトラックが目に付きます   興味深げにピットイン内を見ています

 本番の前日に東京を出たのは、26日の入りが早い(朝9:00入りでした)為でしたが、前日に演奏の会場を見ておきたいという意味もありました。14:30頃出発し、17:30頃到着した感じでしたが、コースではまだまだ車が走っていて、いよいよ来たぞと思わせるのには十分な光景でした。
 今回演奏するのは、自分とベースの中西さん、中西さんの知り合いであるギターの西脇さん、そして、中西さんと“Oz(オズ)”というユニットを組んでいるボーカルの松村真知子の4人でしたが(現場監督?として、Beverly のマスターも来ていました)、全員、しばしその見慣れない光景に見入っている感じはありました。

 そして、雰囲気を掴めたような掴めてないような感じで(笑)ホテル…いや、旅館?へと移動(ちなみに、車で30分強は掛かる距離です)。そんなに大きくない建物でしたが、山中湖畔にあるその旅館はゆったりとした造りで、普通に仕事抜きで来たい場所ではありました。しかし、自分達には次の日には演奏があるわけで(泣)。急な依頼だったので今までリハーサルは出来なく、その旅館の1階(食堂となっているのですが…)を借り切って(もちろん楽器やスピーカー類も持ち込んでです)、リハーサルを行いました。いきなりで大変な感じでしたが、本番に備えられた形にはなったと思います。
 これらリハーサルは夕食の後に行ったのですが、リハーサルが終わったのは結局夜の23:00近く…。かなり疲れてしまいましたが、寝る前には温泉とビールという事で、次の日に備えた至福の時間を(無理矢理)楽しんでおきました(笑)。もちろん、早めに眠るのも忘れなかったです。

   とにかく…飲みましょう(笑)   次の日の朝、旅館前の山中湖の先には富士山が…

 そして26日、朝7:00食事の8:00宿出発で、自分的には辛い早さとなりましたが、それでも順調に事は進める事ができ(再度、楽器等を車に積めなければいけないので…)、山中湖の先に見える富士山を見ながら、時間通り無事に富士スピードウェイには着く事が出来ました。前日とは違いこの日は決勝戦でしたから(前日は予選が行われていました)、会場内での人の賑やかさも全然違います。そして、現場はどこかピリピリしているような雰囲気もありました。自分達は気を遣われている方だとは思いましたが、なるべく邪魔にならないポジションを見つけるのもまた大変な事でした…。
 こういった光景は、車を用いたイベントという共通性があるからか分かりませんが、2年前に行った東京モーターショー〔2005年を振り返る(10月)参照〕と何となく被りました。スケジュールの段取りが人を介して行われているからか、次から次へと内容が変わり、それでいて本番の時間には結構シビアですから、雰囲気的にはピリピリとした状態がそこを支配しているのです。そして、それはここも例外ではなく、本番直前の曲変更は怒涛の様に押し寄せてきました…。
 いきなり新しい曲をやるには、譜面が人数分必要…というこちらの条件も跳ね除けてその指示はやってきてしまうのですが、つまりはミュージシャンの事情云々では通用しない現場という事です。また、ここ富士スピードウェイはレース場という場所柄、基本的に周りには何もありません(騒音が酷かったりするので…)。出入りには特別な許可が必要ですし、つまりはコピーをするにも一苦労だったのです。本当に勉強になります(笑)。

 そして、そんな中本番の時間はやってきました。ピット・ウォークは11:30開始でしたが、自分達はその前に機材のセッティングをしなければなりません。しかし、それに与えられた時間というのは、持ち運びを含め約10分…、しかもその時間というのも、11:15頃にやっと機材を運んでも良いという指示が来た為に気付いたのであって、自分達で把握しなければならないという事情がそこにはある感じでした。
 バタバタしてセッティングし、もう大丈夫!…と思った頃にはもうイベントが始まってしまいました。急いで演奏に取り掛かります。時間的にはモデルによるファッション・ショーが20分、レーサーのサイン会やら、ジャンケン大会?やらが20分という枠組みだったのですが、これも蓋を開けてみれば変更の嵐…(モデルさん達は目の前でウォーキングをしてましたが、見ている暇などありませんでした)。どの時にどの曲…ぐらいは決めて臨んでいたのですが、急にファッション・ショーが終わったり、そしてサイン会を挟んでまた始まったりと、これはドタバタも良いところでした…。しかし、自分達は最後に Time To Say GoodBye(これこそ直前で決まった曲でした)を演奏したのですが、これの反応は上々で、お客さんも沢山見てくれていたと思います。終始慌しかった演奏でしたが(その時の写真が無いのが、現場の大変さを物語っていると思います…笑)、終わり良ければ全て良し…的な雰囲気がそこには流れいたような気がしました。

 これで演奏は終わりではありません。ピット・ウォーク後、関係者を招いた食事会が Mobilecast 内で行われたのですが、そこでの演奏も実は頼まれていたのです(それは前日に知ったのですが…)。しかし、こちらはBGM的な要素が強かったので、曲は殆どこちらに任せてくれていました。なので、先程とは打って変わってリラックスした演奏を行う事ができ、インスト、歌モノとも、楽しくお客さんに見せられたと思います。こちらでの評判も上々で、何とかやり遂げた感が出てきました。そして演奏後のビール、食事…。これらの美味しい事美味しい事(笑)。長い戦いを終えた後のような達成感が、そこにはあったと思いました。

   こちらはレストラン内での演奏です   中西さんはこういう方だったんですね…(笑)

 演奏後はレースを見ていっても良いという事で、自分達は早速会場に足を運ばさせて頂きました。実は本物のレースを見るというのは自分はこれが初めてで、何もかもが新鮮と共に、ここまで迫力があるものなのかとも正直思いました。なんせ、フォーミュラ・ニッポンというのは、世界最速の男を決めるような戦いなので、とにかくレースの激しさが凄かったです。エンジンの音は耳に痛いくらいですし(一瞬で通り過ぎますが…)、スピードがあまりにも速いので、走っている車に書いてある文字は、追うのがやっと…という感じでした。
 しかし、不思議と自分は心地悪くない空間のように思えてしまいました。よくテレビ中継で、レースの番組はやっていますが、あれより数倍面白い感じがしたのです。いつまでも見てられるし、順位争いを目の前で展開させられた時には、自分の中でのテンションは相当上がっていました。

   この光景だけでテンションが上がります!   何とかアップのショットを撮りました!

 これがレースの魅力なのかと思いましたが、やはりお金持ちの娯楽…という感じは否めません。会場には殆どの方が車で来ているようでしたが、そこには普段見慣れない車がウヨウヨと…。あれには正直驚きました。しかし、それも含めて、この2日間良い経験をさせて貰ったと思います。
 レースの結果は Mobilecast チームは2位と、なかなかの健闘で、今後のレースも楽しみな感じでしたが、その表彰台に立ったのは全員外人レーサーというのも、今のレースの実情を見た感じがしましたね。

   終始和やかな表彰式でした

 また、フォーミュラ・ニッポン第6戦のPR大使が時東ぁみというのも…驚きました(笑)。

 …というわけで、終わってみれば色々あった仕事でしたが、1つの事を成し遂げた心地良さというのは、他には変えられないものがあったような気がします。さらに、メンバー同士の仲も今回で相当深まった?ような気もしたのですが、それはこういう場だからこそ…なのかもしれません。
 レース観戦後、帰路の東名高速では渋滞が30km強と、ここ御殿場から東京までは6時間ぐらいか掛かってしまいましたが、それもまた良き思い出になれそうな感じです。とにかく、非現実的な体験が何より印象深い仕事になりました。皆さんどうもお疲れ様でした!

 ☆Oz のブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/oz_beverly

 ☆Mobilecast のHP…http://www.mobilecast.co.jp/index.html

 ☆フォーミュラ・ニッポンのHP…http://www.f-nippon.co.jp/

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池田バンド、参戦3回目!
 今日は久しぶりの池田暢夫バンドのライブでした。今回は自分は初めての場所で(池田君は何回かやった事があるそうです)、阿佐ヶ谷にある Mix というお店だったのですが、ライブハウスというよりは Bar という感じで、お酒も本格的に楽しめそうな、そんな雰囲気のあるお店でした。

   ウッドベースが店の前に置いてありました   池田君、MCをしております

 行われたステージは2回。それぞれ1時間ぐらいの場が与えられているので、色々と曲は出来そうですが、このバンドは1曲1曲が長く、それぞれ4曲ずつに抑えられたライブとなりました(毎回それくらいの曲数だった気はします…)。しかし、この間のリハーサルで取り上げたのは10曲くらいもあり、時間的に演奏できない曲が出てきてしまったのは残念でした。
 …というか、リハーサル時で多くの曲を取り上げていたせいか、1曲1曲にに対する集中が分散されていたのは否定できない感じでした。いざ本番で演奏してみると、まだまだ曲を理解できていない自分もいるわけで、今後はそういった部分も詰めていくのが大切なのかと思います。

 それでも、面白く臨めたライブではありました。自分は今回で3回目の参戦になるわけですが、やはり前回より良くなっていると思うし、お互いの演奏というのも聴けてきた気がします(一緒に演奏する時の基本ですが、相手はどのようなアプローチで演奏するのかを見極めるのは大切な事です)。今後は月に1回くらいのペースでライブをやっていきたい意思があるそうなので、自分も楽しみにしていきたいと思います。

 …ということで、次回の池田暢夫バンドは9月21日(金)、渋谷 Alive House にてです!よろしくお願いします!そして、池田君も一緒の自分名義のトリオライブは9月7日(金)、千駄木 Django にてです!…微妙に便乗させて頂きましたが(笑)…よろしくです!

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆阿佐ヶ谷 Mix のHP…http://asagayamix.com/html/main.htm

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黄門御一行、夏バテ気味!?
 今日は黄門御一行バンドのライブの日でしたが、入り時間に集まったメンバー達は、あまりの暑さにまずは客席の椅子に座り、暫くそこから動けない時間が続いてしまいます。確かに、連日の暑さは筆舌に耐え難いものがありますが、こんなお店の光景もまた夏の風物詩とでも言いましょうか…。とにかく、体力的には堪える日々が続いているのは事実のようです。
 …という理由かどうかは分かりませんが、今日のステージは「リクエスト・コーナー」という方向にもっていったのは何ともボーカルの恭子さんらしい選択です(笑)。一応、曲は決めたと言えば決めたのですが、かなりお客さんの希望に委ねられた形となりました。実際、2ステージ目はその殆どがリクエスト曲でしたし…。しかし、ここまで希望通りに応えられるのも凄いと思いますけどね。確かに、ジャンル拘らず…なところだけはあります(笑)。

   炊き込み御飯は素晴らしいお味でした   この眼鏡、100円ショップで購入したとか…

 また、この日は久しぶりに“トークの黄門バンド”?が復活となったのか、MCの長さは、いつも以上に思わせてくれるものでした。お陰で、いつもは予備を入れて1セット9曲ぐらいは用意しているところを、1ステージ目…5曲、2ステージ目…6曲、3ステージ目…アンコールを入れて7曲と、昔の黄門トリオを彷彿とさせてくれるような緩い段取りでした(笑)。しかし、こういう雰囲気…嫌いではありません。
 今日は選曲も面白かったし(ホントにその場で決まったりしてましたから…スリル満点です)、恭子さんの視力矯正手術(今月始めに行ったそうです…一応経過は順調だとか…)の話しも(MCとして)聞けたので、個人的には満足な1日となりました。また意外?なライブを期待しています!

 ☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/

 ☆五反田 Rocky のHP(臨時のページ)…http://www8.0038.net/~rocky/www8.0038.net/

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池田バンドのリハーサル後、夏
 今日は、今月24日に行われる、ベースの池田暢夫君がリーダーを務めるバンドのリハーサルが行われたのですが…意外にも皆、久しぶりの顔合わせとなっていました。
 それもそのはず、前回このバンドに参加したのは3月という事で〔池田バンド、2回目の参戦参照〕、あれから軽く5ヶ月は経ってしまうという状況なのでした。しかし、今月の後には9月にもライブをする事が決まっており、これから徐々に活動が増えていくような兆しが見えております。今後に期待したいところですね。

 さて、自分は池田君と会うこと自体が久々なような気もしたのですが、この2人が揃ったとしたら…もう言わなくても分かってしまいますね(それって、ある意味凄い事だと思うのですが…笑)。

   1ヶ月以上も行ってないと、久々に思ってしまいます

 約2ヶ月振りの玄武でした(笑)、、、 もう多くは語りません…。また来ます♪
 
 ※池田バンドは8月24日(金)、阿佐ヶ谷 Mix にてです!よろしくお願いします!

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/
Generation Gap & The Linda カップリング・ツアー、西日本編(2007.7.28~8.5)
 自分がよくサポートとして参加させて頂いているバンド、Generation Gap(以下 GG)。そして、自分と同じ大学の出身者という事もあり、昔から馴染みがあった(1回手伝った事もありましたね…笑)バンド、The Linda。この双方が始めて行動を共にしてツアーを行ったのが一昨年の11月の事でした〔2005年を振り返る(11月)参照〕。この2つのバンドは、ドラマーがどちらも同じ立山秋航だったという事もあってか親交が深く、The Linda のバックで GG のメンバーが参加する等、お互いに協力し合う事もしばしばでした。
 そして今年2007年。双方のカップリング・ツアーはまた実現しました。前回は富山、旭川、仙台、水戸…と、主に東日本をターゲットとしたツアーになっていましたが、今回の地方は、広島、高松、倉吉(鳥取)、神戸、富山、静岡、札幌と、札幌を除けばその殆どが西日本地域と言われる場所でした。また、日程的には一気に回るわけではなく、なるべくライブは金曜日~日曜日に…と考えた結果、7月後半から9月後半まで、4回に分けて行動する事になりました(東京、横浜での公演は除く)。
 このように、前回のカップリング・ツアーとは異なる点が多く、その点ではスケジュール管理やお客様関係など、考えなければいけない事柄は沢山あったと想像できますが、それでも予定通りツアーは決行されました。そんな中でのツアーに自分はまた参加できるという事で、大変嬉しく思いましたが、逆に GG のベースである押越雪彦さんは、体調不良の為に欠席になってしまった事が悔やまれます。さぞ本人も参加したかった事でしょう。
 とにかく、期待と不安で一杯のツアーでしたが、まずはその第1回目となる広島~神戸までの“西日本編”を綴りたいと思います。東京を出発したのが7月28日の事なので、あれから何日も経ってしまいましたが、まだまだ鮮明に覚えているほど中身の濃いツアーだった…という事は確信しています(笑)。…というわけで、どうぞお楽しみ下さいませ。

   7月28日(1日目)
 ツアーの日程としては、7月29日の夜に広島でライブとの事でした。広島は東京から約900kmと、高速道路で突っ走っても10時間以上は掛かるという遠い場所で、これは前日に行かないと無理!…との判断がなされたのは当然の事でした。7月28当日、双方のメンバーは12:00頃に東京の某所に集合しましたが、GG のメンバーはその前の時間にリハーサルを行うという気合いの入れよう(他にリハーサルをする時間が無かったのです…自分は前日までイタリアに行ってましたし…笑)で、朝の眠さも吹き飛ばすかのように、その後はテンション高めに過ごしていきました。

   この作業がツアーの始まりを予感させてくれます   周囲の住民の方々は、さぞかし何だと思ったでしょうね(笑)

 GG と The Linda のメンバーが揃うと、ここでカップリング・ツアー名物?、“荷物入れ”というイベントが行われました。GG が7人、The Linda が5人、この中で秋航だけは双方に被っているので、計11人の人間が共に移動していくわけですが、その手段としては前回同様、2台の車のみです…。人間だけならまだしも、その人数分の荷物、そして楽器も入るわけですから、この作業を“イベント”と呼んでも何ら差し支えは無いような気がします。
 ただ、前回とは違い、メンバーは極力荷物を減らし(スーツケースは論外!)、荷物入れにも慣れてきた頭があったせいか、意外とすんなり車に収める事が出来ました。これがツアーを進めていくにつれ、さらに荷物入れは早くなるのだと思うと、ワクワクしてきてしまいます(笑)。ただ、この時点でメンバーはまだ10人だったのですが…(GG のアルトサックス奏者、宮里陽太君だけは、現地広島で合流する事になっていたのです)、とにかく、広島に向け車はスタートしていきました。

 東名高速に乗るまでは渋滞に悩まされたものの(高速に乗れたのは14:20頃でした)、いったん高速に乗ってしまえば、あとは順調そのものでした。車は立山車(8人乗車)と寺岡車(3人乗車)に分かれ、それぞれが単独で向かっている…という雰囲気があったものの(また立山車が速いんですわ…)、自分はThe Linda のギターリストである寺岡佑が運転する寺岡車に乗車しつつ、マイペースを維持させます。この車に乗っているのは自分、寺岡、The Linda のボーカリスト永井健と、これは立教大学時代の軽音楽部仲間でもあり、実際お互いに会うのも久々だった為、会話も尽きない感じでした。しかし、その頃の立山車はと言うと、朝リハーサルを行った GG が過半数を占めていたせいか、車内は殆ど熟睡モードだったとか…。面白いものです。…こうして車は順調に進み、静岡県に入ったところの足柄SAで、お互いに休憩をとりました。

   自分は足柄SA(静岡県)から養老SA(岐阜県)までを担当

 ここで寺岡車の運転は自分に代わりました。よく考えたら、この付近以西の道というのは、自分は今まで運転した事が無かったので、これを機会に何となく運転をしてみたい…という衝動に駆られたのです(笑)。もう1人の運転者、The Linda のキーボーディストでもあり、秋航の兄でもあり、自分の大学時代の先輩でもあり、このツアーの責任者でもある立山航洋さんと相談をし、じゃあ道中は自由に…という事でお互い車に戻り、進路を改めて西に進めていきました。
 運転…とは言っても、高速道路なので道は平坦ですし、取り立てて難しい技術は要求されません。…とは言えツアー道中のメンバーを預かるというのも、変にプレッシャーがあるものだと感じつつ、いつも運転している人は大変だとも思いました。その後、事は無く順調に進み、岐阜県の養老SAまでノン・ストップで走り抜きました。なかなか楽しい時間を過ごせました…。
 ここまで立山車とは1回も顔を合せなかったのですが、SAで休んでいると、立山車のメンバーもそこにいるではないですか!どうやら、向こうもノン・ストップでここまで辿り着いたそうです。お互い同じSAで休憩をとるとは、なかなか粋?な感じではありますが、自分はここで寺岡に再び運転を譲り、また一路広島へと走り始めました。もう辺りは暗くなってきて、ここからは夜間の運転となるので、より注意が必要な気もしました。

 自分は助手席に座っていたのですが、どうもこの辺りから睡魔が襲ってきて、寝たり起きたりの繰り返しとなってきてしまいます…。ある時は滋賀県、ある時は京都の南、そしてある時は大阪のどこか…みたいな感じで記憶が断片的な感じになるのですが、次の瞬間、いきなり自分は目が覚めました。

 「あれ、神戸方面で良いんでしたっけ?」

 …寺岡が何か言っています…。え?…と思って道路地図を見ると、本来山陽自動車道に乗りたかった自分達は今、その道路から分かれ海沿いを走り、神戸に向かおうとしています。ここは阪神高速という道で、名前通り大阪と神戸を結ぶ都市高速道路ではあるのですが、何故いつの間に…。
 立山車からも電話が掛かってきて、どうやらあちら側も同じ事態である事が判明しました(笑)。実は、東名から名神高速、そして山陽自動車道に入る為には、大阪に入る手前の吹田ジャンクションという所で、いったん北(東から来ているので右)に向かわなければならないのです。自分達は何の迷いもせず真っ直ぐ通り過ぎたようで、大阪も過ぎた西宮という所で気付いたのでした。
 …まあこの先、神戸から山の中に入って別の高速道路で北に向かえば、高速から降りずに山陽自動車道に入れるのですが、ちょっとした時間のロスになってしまいました…。しかしこの時の神戸の夜景は綺麗で、実際この1週間後に神戸には来る事が決まっていた為、ある意味良い寄り道にもなったような気がしました。何でも前向きな考えにするのが大切です(笑)。
 神戸から先の高速道路は複雑でしたが、無事山陽自動車道に戻り、この先の吉備SAで最後の休憩をとりました。もう岡山県に入っているという事で、段々と広島が近付いてくるのを予感させます。ここで自分はこの地方の名物?、津山ラーメンという物を注文してみたのですが、豚骨の割りには普通な感じで、それはインパクトの無い味となりました。どうりでここでの思い出が薄いわけです(笑)。

   吉備SAで安めの夕食をとります

 さて、それから約1時間半をかけて夜の高速道路を走り、24:20頃、ついに広島インターへと到着しました。東名高速に乗ってから、実に約10時間後の出来事でした。ここで自分達を待っていたのは、今日から広島でお世話になる大瀬戸嵩君です。彼は、Generation Gap のリーダーであるサックスの上杉雄一君の音大時代の後輩にあたり、彼自身もサックスを専攻していて、明日のライブにも一緒に出演する事になってるという事です。彼の家ではレストランを経営しており、その建物の2階を貸してくれるという事なので、その対応には敬服するばかりです。まずは上杉君と再会を分かち合い、「長旅で疲れたでしょう?」という事で、近くの天然温泉に皆で繰り出す事になりました。

   ワイワイ騒いで入ります

 前回のツアーでもお馴染みの企画となっていたのが“スーパー銭湯”です。疲れを癒す手段としてもそうですが、これから長いツアー、メンバー同士、裸の付き合い?をしていくのも大切な事です。皆待ってましたとばかりお風呂に入っていきますが、ライブ前日の束の間の休息…という感じもしましたね。
 そして、時間が遅くなってしまいましたが(深夜の2:00頃ですか…)、大瀬戸君の実家に到着、各自で個人の荷物を部屋に置いた後、レストランとなる部屋で皆で軽く前打ち上げを行っておきました(ここのフロアにはグランドピアノが置いてあったのですが、もちろんこんな時間に弾くわけにはいきません!)。夜遅くだったら、早く寝れば良いのに…とも思うかもしれませんが、団体行動になっている以上、こういった儀式は意外にも大事だったりするのです。…もちろん、時間的には短めに切り上げましたが、自分はその後の行程が気になって仕方ありません。上杉君や、これまた GG のサックス・プレイヤーである副田整歩君は、The Linda の曲のサックス・アレンジを進めるべく、パソコンを開いて作業時間に入っていましたが、自分は道路地図を引っ張り出し、今後の行程と思われる道順(予想ですけど…)を考えたり、追っていったりしていました。すると、GG のバリトン・サックス担当、高橋賢さんや、この度 The Linda の正式メンバーとして加わった、ベースの樫村智也君が目に入ったので、酒も入っていた自分は、ついつい“地図で見る鉄道路線の豆知識”的な話しを始めてしまいます(意外にも反応が良くて驚きました)。…夜はまだまだ長い感じになりましたね…(笑)。

   7月29日(2日目)
 この日はツアーライブの初日となる日です。だからこそ大切にやりたい1日でもあり、メンバーの士気も高まっていた感じでしたが、問題が発生してしまいました。今日のお店から、ライブ会場のPAは自分達でやってくれ…と言われてしまうのです。機材はお店のを用意して貰えるものの(当たり前な感じもしますが…)、どこかで話しがこじれたようです。とにかく、この状態では、ちゃんとした音楽環境を作るのは無理だと思いましたが、この時点で立山さんが早急にPAを用意、時間的にはタイトになってしまったものの、この辺りの対応の早さはさすがと思わずにはいられませんでした…。

   1階が楽器屋だった、広島 Music Life Tao   何だか学祭ライブ的な感じがしてきました(笑)

 PAは何とか用意できたものの、ここは基本的にジャズ系のお店なのか、モニター系統がバンド向きではないような配置をしてました。また、自分達の編成的にも、機材面でやや物足りなさを感じる部分も少なくはありませんでした。
 …という事で、始まったのが自分達の手による会場造りです(笑)。PAさんも出来るだけの機材は揃えてくれたようでしたが、協力して頂いたというのが何より有り難く感じました。お店の隅で眠っているスピーカーも、どうにか使えないか…みたいな話しも飛び出すほど、今回の会場造りには骨が折れましたが、この日は早めに行動していた事もあって(お店に12:00入りにしました)、何とかオープンには時間通りこぎつける事が出来ました。やはり早め早めの行動というのは大事なのだと、改めて思い知らされましたね。

 さて、GG の宮里君(以下宮ちゃん)も無事合流し、ライブは始まりました。会場は50人くらいが入るお店なのですが、ほぼ満席といって良いくらいの盛況でした。なかなかの出だしと言えそうです。
 この日は The Linda が先にライブを始めました。基本的に、その土地に所縁のあるバンドが後攻…という決まりにはしているようですが、広島の場合、つまりは大瀬戸君がここに住んでいるから…という理由で、彼が参加する GG が後攻になったわけで、あまり難しく考える必要は無いようです。
 つまりは、The Linda も GG も、ほぼ初めましての感じ(上杉君は過去に、別バンドで広島でライブを行った事があるそうですが…)で広島でライブを行うわけで、それにはかなりのチャレンジ精神が必要となったわけですが、お客さんの雰囲気は暖かく、それらに見守られながらのライブになっていたと思います。

   振り付けを教え込んでいます   大瀬戸君も数曲参加しました

 そういえばこのツアーでは、双方のバンドの新CDのプロモーションを兼ねているというのも、大事な目的の内の1つでした。GG もこのツアーで、この日を境に販売を開始しましたが、意外にもこの日の選曲は、それらCDの中の曲と、既存の曲が半々…といった感じでした。大瀬戸君には数曲参加して貰ったのですが、確かにここで新曲を吹いてもらうわけにはいかないし、GG の代表的な曲も聴かせたいという気持ちがあったので、こういった結果になったのだと思います。それでも、大瀬戸君のパワー溢れるサックスにはインパクトがあり、この日彼のファンが多く詰め掛けているのも納得出来たというものです。
 アンコールでは、カップリング・ツアーではお馴染みの、GG と The Linda の双方が参加する(自分はお休みですが…)曲をやって終了とさせて頂きました。これは The Linda 側の新曲なのですが、これまた耳に馴染みやすい感じの雰囲気があって、すぐに自分は曲に入っていく事が出来ました(自分はこの時に初めて聴いたのです)。ホーン・アレンジも面白い出来栄えで、複雑なフレーズではあるのですが、これも耳に残りやすい感じです。これからツアーをやっていく上で、この曲は何回も耳にするはずだと思いますが、それは全然苦にならないなと、この時確信しました。是非、ライブでの音を聴いて頂きたいと思います。

 なかなかの盛り上がりで、テンションも高くなっていた自分達でしたが、ここで夕食はやはり広島焼きだろうと誰が言い出したか分かりませんが、とにかくお店には自然と向かっていました。ここはやはり地元広島の大瀬戸君にお店選びを任せたいところですが、これが時間的に終了してしまっているお店が多くて、なかなかお目当ての店に行き着くことができません。
 …かと言って、じっくり探しているとさらに時間が…という中、ついに開いているお店を発見。12人です!…という言葉にはお店側も驚いていましたが、たんたんと鉄板の上で作られていた12枚の広島焼きは、それはそれは壮観な眺めでした。

   一度に12枚作る風景というのは…圧巻です   わざわざ厨房の中に入ってまで撮っています(笑)

 ここで自分を含む数名がビールを頼みましたが、どうもそのメンバーといったら、GG にかなり比重が傾いています(笑)。車を運転する立山さん、寺岡は仕方が無いのかもしれませんが、これは別の場所で実現する事を願いたいところです(…その後、この願いは簡単に叶えられます)。とにかく、お酒も入り、広島焼きも美味しく頂き、大満足の1日でした。そして、帰りには昨日寄った天然温泉にもう一度入るという気合いの入れよう。最後の広島の夜を楽しんでおりました。

   7月30日(3日目)
 今日で、2泊お世話になった広島を後にし、次の場所高松へと移動します。ここで泊まる場所を提供してくれた大瀬戸君には、いくらお礼を言っても足りないくらいですが、朝目覚めた自分は、そんな思いを胸にしながら部屋の荷物を片付け始めました。自分がいた部屋は6人で使わせて頂いていたのですが、昨日は疲れていたのか自分は一番起きるのが遅かったようです。…そんな時、下の階(寝室は2階にあったので)から、GG リーダーである上杉君が自分を呼びに来ました。

 「竹うっちゃん、ちょっと聞きたい事があるんだけど…」

 …何だろうと思い、下の階へ…。上杉君は「ここのさあ…」…とか言いながら、フロアに置いてあるピアノを指しています。…とはいっても、ピアノの上には何も無いし、、、?…と思いながら周りを見てみると、メンバーほぼ全員がテーブルに着き、モーニング・コーヒーでも啜りながらこちらを見ているではありませんか。

 「なんか弾いて♪」


 ……。


 謀られた!!

 もう自分はピアノの席に着いている以上、ここで引き下がる訳にはいきません。

 「竹うっちゃん、Misty Misty!!」

 …どこからか適当な発言も飛び出しましたが(笑)…流されやすい自分は弾かせて頂きました。うーん…個人的には良い目覚めになったと思っています。

 さて、メンバーがテーブル席に着いていたのは、実は他にも理由があって、なんと、ここのお店から食事を提供させて頂けるとの事だったのです。さすがレストラン!…と思ったのと同時に、お店のオープン前に自分達の為に時間を割いて頂いたというのは、お店に感謝というか、大瀬戸家に感謝でした。しかも、これがまた美味しい…。丁寧に御膳で出して頂きましたし、最高の時間が過ごせたと思います。

   皆、有難味をもって食事に臨んでいます   数少ない、ツアーメンバー全員揃っての写真です

 この時点ではまだお昼前で、まだ広島を出るには時間があったのですが、せっかくなので原爆ドームくらいは見ておこうという話しになりました。メンバー皆それぞれの車に乗り込み、ここは大瀬戸君の車を先頭に近くまで移動、男12人で原爆ドームを眺めるという、今までに考えられかった絵が実現しました。原爆ドームは自分は何回も来た事がありますが、いつも以上に奇妙な取り合わせだと思わずにはいられませんでしたね。

   このメンバーでこの場所に来るとは思いませんでした…

 さて、ここで大瀬戸君とはお別れで、一路高松に向け出発しました。ただ、The Linda の立山さん、寺岡、永井の3人は、この日の夕方、高松でラジオ番組に出演するという事で、寺岡車で高速道路を使って先に向かっていきました。残りのメンバーは下の道で、ゆっくりと高松まで行くという寸法です。
 しかし、残りと言ってもまだ8人はいるわけで、それが1台の車に詰め込まれた様というのは、なかなか筆舌に尽くし難いところがあるのですが(笑)、ただ高松に真っ直ぐ向かうだけでは飽きが来てしまう事は必死で、皆色々と楽しんで移動できるよう、考えながら移動していきました。

 まずは“食”の面で、尾道ラーメンを試してみました。これは、高松までの行程の途中にあるもので、丁度お腹が空いてきた辺りにそれらの地域を通るので、良いかなと思って寄ってみたのですが、、、

   もっと良い表情で食べて頂きたいところなのですが…   この時点では雨が降っていました

 味はもう“普通”としか言いようが無い感じでした(笑)。別に美味しくなくは無いのですが、尾道ラーメンというのは基本的に東京ラーメンと同じ“醤油ベース”でありまして、いつも食べているのと左程変わらない…というのが、メンバー共通した意見になってしまったのです。自分が推薦した場所だけに、些か責任を感じてしまいましたが、まあ旅の思い出の1つという事で、ご理解を頂きたいところでした。しかし、これを機に道路地図は上杉君の手に渡ってしまいます…。この先途中で寄る場所は、完全に上杉君の手に委ねられました。た…楽しみです。

 通常、本州から四国へは瀬尾大橋を通って行くのがポピュラーですが、それより面白そうなのが尾道から四国の今治へ抜ける、西瀬戸自動車道(瀬都内しまなみ街道と呼ばれています)です。これだとわりと安めに四国へ渡れる上に、瀬戸内海の大小様々な島を渡っていくという、何だか冒険心をそそられるルートでもあるので、一応、最初からこのルートで高松に行くというのは決定していました。しかし、まさかその島のうちの1つに降りる事になろうとは、出発時点では自分は予想していませんでした。
 それは、上杉君の「これらの島のうち、一番大きそうなこの島で降りようよ」…という何気無い一言から始まったものだったのですが、何故か断る人はいませんでした。何気に皆ワクワクした心境だったのでしょうか。

   西瀬戸自動車道で、瀬戸内海を渡ります   自然たっぷりの島でした

 どうやらここは“大三島”という島らしいのですが、広さ的に大きいだけで、辺りは日本の田舎と呼ぶに相応しい光景が展開されていました。そこを車でズンズン進んでいき、ある所では車から降りて周囲を散策するなど、正に自分達は“夏”を満喫している気分になりました。冷房の効いた車の中ではそう感じないのですが、暑く日差しの強い車外に出ると、一気に身体が夏モードになっていくのが分かります。それでも周囲は人がいるのかと思うくらい静かで、一気に車で通過しただけでは分からない魅力がそこにはあったような気がしました。
 のんびりと島散策をしていた自分達ですが、ここで上杉君が『じゃんけん負け(以下じゃん負け)おんぶ』対決を提案します。自分達が車から降りたポイントは少し山がちな場所で、歩いていた道の先には、これでもか!というくらい急な登り坂が迫っています。
 ここにいるメンバーは8人…。じゃんけんで負けた4人が、勝った4人をそれぞれ1人ずつおんぶし、出来上がった4組で坂をダッシュして駆け上がる(笑)…という競走をしようというものです。よく考えつくなと思ったものですが、自分は見事そのじゃんけんで負けてしまいました。つまり、おんぶされる側です。幸いなのは、負けた4人の中で再度じゃんけんをした時、自分は一番に勝ったという事です。これは、おんぶする人を優先的に決められるという特権が与えられるものです(心から喜ぶ事ではありませんが)。…という事で、出来上がった4組は次の通りでした。左側が負けた人です。

 ・竹内・智也チーム
 ・秋航・賢チーム
 ・上杉・池田チーム
 ・宮ちゃん・副田チーム

 …自分は智也君を選んだのは当然の結果である事が分かります。宮ちゃんは力がありそうなものの、ちょっと人選的に不利か…。などと考えながら、位置についてヨーイドン!


 ……。


 ……。


 …自分、こんなに疲れたのは初めてでした。

 それでも、見事1位を獲得したのは自分だったのです。スタート後、一切後ろを振り返らないまま自分は走り抜きましたが、途中で上杉君と宮ちゃんの声が聞こえなくなるのが分かりました。また、ゴール後、自分の体力の限界点を見たと述べた秋航の表情も印象的でした…。一体自分達は何をやっているのでしょう…。

   じゃん負けおんぶ対決前のひとコマ…この後大変な結果に…   シルエットで誰だか分かりますね…(笑)

 疲れを癒すべく、今度はこの島の海辺へと向かいました。上杉君は、すぐ近くだよ的な感覚でナビをしていきますが、これがなかなか辿り着かない事といったらありません…。結局、降りれそうな海岸が見つかったのは、島を半周してきた辺りでした。ここでのひとコマも楽しかったのですが、やはり先程のダッシュが効いています。…というか、おんぶする側とされる側のテンションに違いがあり過ぎます…。こんな感じで島をひと回りし、再度西瀬戸自動車道に乗り、四国へ…いや、高松へと向かいました。この時、既に時刻は18:00を回っていました(このころ、ラジオ出演を終えた立山さんから「今どの辺?」という電話が掛かってきたのですが、まだ四国に入っていないと正直に言うべきか、本気で悩んだものです)。

 四国に無事入りましたが、まだまだ高松までは遠い道のりです。ラジオ出演組みの今日の予定は済んでしまったようで、早めに合流したかったところですが、今度は道の途中でバッティング・センターを発見してしまい、これも上杉君の「やっちゃう?」の一言で寄ってしまう事になりました。今思えば、上杉君は“おんぶされる側”だったわけですが、何故ここまで元気なのか…見習いたい所が一杯です。

   意外と賢さんが真剣でした   汗を流すお父さん(笑)

 バッティング・センターで楽しんだ後の高松までの道のりは長く、結局合流できたのは夜の22:00頃でした。しかし、このまま眠ってしまうわけにはいきません。メンバー全員…というわけにはいきませんでしたが、夜の高松へ飲みに繰り出していきました(ここで秋航は脱落…変わりに寺岡が参加してくれました)。
 時間が遅いという事もあり、お店を探すのに苦労しましたが(10人近い数でしたしね…)、それでもなんとか串焼きと鍋の店を発見。高松のライブの前夜祭?という事で、楽しく飲み会を過ごせました。串焼きに至っては、またゲームで優先的に品物が選べるルールにする等、とにかく場が盛り上がるように話しを進めていきましたが、さらにメンバーは「カラオケ行っちゃう?」の一言(もちろん上杉君のです)で、深夜24:00になったにも関わらず、その先のイベントに繰り出してしまいます。

   このゲームで串焼きをゲットしていきました   カラオケに移動後、さすがに寺岡はラジオ&運転でお疲れか…

 この居酒屋~カラオケへの移動中にも、『突然じゃん負けおんぶ』対決が始まり、先程、ひと気の無い島の山の中でやったイベントを街中でやるという(ゴールはあの信号まで!…みたいな)、どう考えても常識的とは言えない行為で盛り上がってしまい、体力が本当に限界に来てしまいます(自分はまたじゃんけんで負けましたが…勝負には勝ちました)。本当に我々は何をやっているのでしょう(笑)。

 …しかし、このカラオケがまた盛り上がってしまいます。ここでは年度別メドレーを流し、1人1人曲が変わる毎に歌い、歌えなかった人は負け…というゲームをしたのですが、これを提案したのも実は上杉君でありまして…。とことん凄いなと思いましたね。
 そんな時、寺岡の携帯が鳴りました。着信を見ると、どうやらこのツアーの保護者的役割でもある立山さんからのようです。まさか…怒られるのか(この時既に時計は1:30)。ここで上杉君、「俺に任せろ」的な感じで、すぐさま電話に代わりました。

  上杉「…もしもし」

 立山兄「今どこにいんの?」(一同想像)

  上杉「まだ皆で飲んでいます」

 立山兄「どの店?」(一同想像)

  上杉「…え~~っと…(この間1秒くらいですが、皆には1分くらいに感じました)
      シダックスというお店で飲んでいます」


  一同「ギャフン!!!」


 …てな感じで、別に怒られるというか、その後立山さんはシダックスまで出向いて、メドレー内だけ何曲か歌っていったという…なかなか刺激的な夜だったのは確かでした。まあ…こんな日もたまには良いですよね!

   カラオケの最後はデュエット・タイムでした   もう何が何だかよく分からない状態です(笑)


   7月31日(4日目)
 この日は高松初めての朝だったわけですが、昨日のラジオ収録組みの3人、特に立山さんからは、讃岐うどんの店を強く勧められます。それもそのはず、立山さんはここ香川県出身という事で(つまりは秋航も…)、うどんはむしろ食べなければいけない…くらいのスタンスになるのも無理はないのです。
 実際、自分達もそのイベント?は楽しみにしていましたから、ここは有名なお店に行っておきたいものです。そこで立山さんに聞くと、“さか枝”という店があるとのこと。本人が小さい頃によく行っていたらしく、あそこは美味いと何度も話されました。
 ただ、泊まった場所(高松では、立山家の所有するアパートとの部屋を借りての宿泊となっていました)からは遠いのが難点でした。ここは、立山さんの運転でお店まで連れて行って貰える…という事で解決しましたが、このまま出来れば、GG のサックス隊でストリート・ライブを行いたい…みたいな意思が上杉君にはあったようなので、サックス隊は楽器持参でのうどん屋行きとなってしまっていました。
 ところで、当の立山さんも久しぶりの場所だったのか、道はおぼろげにしか覚えておらず、色々と回り道をしてしまう事になります。仕舞いには秋航が、「ここ、俺が生まれた病院」…と、独自の観光案内も始めるくらいで、まあそれは面白かったのですが、とりあえずお店には無事着く事ができました。
 ここで立山さんは、乗ってきた車で泊まっている場所に戻り(実家に帰ったのかもしれませんが)、後は GG での行動となります。サックスを抱えてのうどん屋というのは、周りからの視線も珍しい感じでしたが、逆に自分は、こういった“セルフ式”のうどん屋は初めてで、それこそ躊躇してしまっている感じがありました。
 しかし、お店の人に聞いてみると、そこは優しく教えて下さいました。上杉君の例を見てみましょう。

 店員「まずは、うどんの量ね。大、中、小があるけど何にする?…大?」

 上杉「…じゃあ…大で」

 店員「あと、トッピングが1つ80円であるけど…。2つくらい?」

 上杉「え?…はい、じゃあ2つで…」

 …見事に誘導された感がありましたが(笑)、それでも合計400円弱にしかなりません。ホントに小のうどんだけだったら200円以下で済んでしまうのです。それでいて味は絶品で、あとはネギとか揚玉とかを自由に載せ(もちろん無料)、ダシも自分で入れたりして、自分好みの味を作るのです。ここが地元の秋航は、揚玉を大量に入れ、醤油を加えて食べるのが良いのだとか…。成る程、それぞれの個性が出る食べ物でもあるのですね。

   地元の人も推薦していた“さか枝”   うまく地元の中に解け込めているかどうか…

 うどんにはかなり自分達は満足し、さあストリートでもやるか!…という気は満々だったのですが、まあ周囲に人がいない事いない事…。この日は晴れてて気温も高かった為、確かに外に出たくない感じではありましたが、駅の方に行けばそれなりにいるだろうと期待を持ちつつ、20~30分をかけ、歩いて駅の方に向かっていくことになります。サックス、特にバリトンを持っての移動は大変だと思いましたが、それでも皆、足を止める事はありませんでした(イメージ)。
 …と、思ったのも束の間、駅に着くなり「休憩!」ということで、近くのカフェでお茶をし始めます。そして出た言葉が「人、いないねぇ…」…だったわけで…(笑)。ついに、今後の予定は“サックス隊の練習”に変更されてしまいました。まあ、元々自分や秋航は見てる他無かったわけですが、ここでついに自由行動ということで、サックス隊のメンバーとは別れる事になります。
 とにかく、この時点で自分と秋航はネットがやりたかったので、ついにその時がやってきた事になります。秋航に街を案内されつつ、高松の中心の方に歩いていきました。
 しかし、これがまたネットカフェは見つかりません。高松には長いアーケード街が幾つもあったのですが、探せど探せど目的のものは現れなりのです。仕舞いには楽器屋で時間を潰す羽目にもなってしまい、当初の目的を忘れそうになっていましたが、ついに秋航が探し当てます。
 …と、そこはよく見たら、昨日来たシダックスの隣にあった店で(昨日は気付きませんでしたが…)、時間的にももう寄る時間も無くなっていたので、何とも虚しくなったのを覚えています。さらに、いつの間にこんなに歩いてきたのか…と思いましたが、それならこのまま泊まっている場所まで歩くか(サックス隊の方は、ある程度の時間になったら車で迎えに来て貰うように頼んでいました)…ということで、また炎天下の中歩いていきました。結局2時間くらいは歩きっ放しだったような気もしますが、高松という街の雰囲気も掴めたような気がして、自分的には良かったです(笑)。

 自分達が帰って30分ぐらいして、他のメンバーも帰ってきて合流。少ししてから、今日のライブハウスである、Speak Low という店に歩いて向かいました(もちろん、楽器は車で運んでいます)。泊まった場所からあまりにも近かったので驚きましたが、結構立派なお店だったのも印象的でした。

   なかなか立派な佇まいの“Speak Low”

 ここはジャズのお店という雰囲気が強く、グランドピアノが置いてある事がそれを証明していましたが(そういえば広島でも置いてましたね)、自分達はそれを使わず、楽器をセッティングしていきました。何気にグランドピアノがステージを占領している感も強いのですが、そこは仕方ありません。アンプや楽器の置く場所を工夫し、ステージを組み立てていきます。
 おそらく、GG より The Linda の方が、今日のステージはどうしようかと思っていたに違いありません。どう見てもバンドの持つ雰囲気とは違うものがそこにはありましたし、かと言って自分達の音楽性を変えるわけにもいきません。しかし、地元香川の立山兄弟がバンドメンバーなわけですから、The Linda は順番的に後に持ってきました。こういった対応も大事なのだとは思います。

   賢さんはもっと尖っていた方が良い…という上杉君の案です

 さて、リハーサルも終わり、あとは本番を待つのみとなります。今回は GG が先になったので、微妙に慌しくなってきた感じがありましたが、基本的にマイペースなメンバーが多い?ので、とにかく楽しむ事を考えながら、本番の時間を迎えました。
 そんな考えもあったせいか、この日のライブは上々でした。変に緊張している感じもありませんでしたし、リラックスしつつ演奏が出来たと思います。このお店の雰囲気に合わせ、久しぶりに GG の中でもジャズっぽい曲である“Chicamer's Cafe 1963”も演奏しまして(こちらは久しぶり過ぎて少々ぎこちなかったですが…笑)、このツアーの中でも特徴的なライブの日になったと思います。確かに、ツアーだからこそ、それぞれの地域で特徴のある演奏が出来たら面白いと思いますものね。また、今回サポートで加わってくれたベースの池田大地君も、この日のライブでは長めのソロを披露してくれました。ソロを回させた…というのは、それだけバンドからの信用が出てきたから…という事で、池田君という人間が、さらにバンドに近付いてきた日にもなっていたのだと思います。
 The Linda の方も健闘していました。どんな場所だろうが、一緒になって盛り上がらせてくれるのが“Linda 流”(シャレではないです…)。後ろで見ていた GG メンバーも一緒になって場を盛り上げ、ここでカップリング・ツアーというものの強みを見た気もしました(逆に言えば、そこは弱みでもありますが…)。お互い特徴的なライブになったのは確かで、結果、自分の印象にも強く残っていたのだと思います。

   ここでは4ビートの曲も演奏しました   The Linda ライブ中、GG も一緒になって盛り上がります!

 このライブ後、そのまま宿では宴会が行われました(まあ、ほぼ毎日の事なのですが…笑)。高松では、部屋を提供してくれたという有り難い状況ではあったものの、クーラーが無いというのが最大のネックでありまして、皆暑さ対策には苦労しましたが(特に、朝の日差しがモロに入ってくるのです)、夜は、窓を開ければある程度の風が通っていたので、それなりに快適な状態ではありました。
 そんな中、発泡酒と焼酎と安いお菓子で凌ぐ宴会…いやいや、最高じゃないですか♪皆で夜遅いのに1つの部屋に集まって(実際、借りてた部屋は3つです)、色々な事を語る時間。バンドのツアーって、本来こういう場が大事なのではないかと強く思います。バンドと言っても、要は人の集団なのですから、お互いの人間性を知らないとやっていけません。普通のライブハウスでも人格は窺えますが、やはりこういう所の方が人間性は見出しやすいものです。
 もちろん、それで付き合いにくい人が出てくるのは仕方の無い事なのですが、それにしてはこのメンバーはよく出来ていると思います。それは一緒にツアーをしようという話しが出てくるのも当然ですね。2年前のツアーでも思いましたが、今回はさらに強く、同じ事を思ったものです。

   正に男共の宴会(笑)   どこまでもタフな人達です(笑)

 しかも宴会中、もう夜中の3:00を過ぎたというのに、誰かが「うどん行っちゃう?」…なんて言うから、行っちゃったじゃないですか(笑)。そんな勢いも自分は好きです。

   8月1日(5日目)
 この日は GG と The Linda 共に、保養所でのボランティア演奏があったのですが、GG はホーン隊だけでの出演という事だったので、故に自分とベースの池田大地君だけは取り残されてしまう形になりました。それなら…と、自分は鉄道に乗る計画を企ててしまいます(笑)。ここ高松はJR、私鉄共に、自分がまだ乗った事の無い路線が沢山走っているので、この機会を逃がす手は無い!と、色々調べてみたのでした。
 特に気になったのが、“琴電(ことでん)”と地元では呼び親しまれている高松琴平電鉄です。これは高松を中心に路線を展開している鉄道なのですが、泊まっている場所からも近く、一昨日、昨日と、何度も踏切で見かけた鉄道でもありました。それとJRを組み合わせての鉄道の旅が、今始まろうとしています(池田君は池田君で、自由行動をしてたみたいです)。

 ここからはあまり詳しく言っても仕方ないので、軽めに紹介しておきましょう。泊まった場所の最寄り駅は、琴電の瓦町という駅で、ここは琴電の主要駅ともなっている場所のようでした。実は琴電は、地方私鉄ながら琴平線、長尾線、志度線と、3つの路線を持っていて、それがここ瓦町駅に集まってきているのです。地方私鉄にしては立派な駅で、デパートが併設されているようでした。ここでまずは志度線に、終点の志度駅まで向かいます。

   志度線の終点、志度駅にて   左奥はJR高徳線の志度駅です

 車両は2両編成で、まあ地方私鉄としてはよく見る編成です。それでも20分毎に列車は運行しており、本数的にはまずまずと言ったところでしょうか。車両もクーラーが効いていて、なんだかホッとしてしまいます。琴電は昔、旧型車両の宝庫とも言われてましたが、現在は元名古屋市営地下鉄、元京浜急行電鉄、元京王電鉄の車両が主に使われていて(志度線で乗った車両は元名古屋市営地下鉄のものです)、近代化に貢献していました。そんな琴電ですが、自分は琴電の1日券を購入しました。これなら思う存分、地方私鉄の雰囲気を楽しめるというものです。
 終点の琴電志度駅は、JR高徳線の志度駅にかなり近い場所にあります。ここで歩いてJRの駅の方に向かい、JR高徳線で今度は高松駅へと向かいました。特急も走ってはいるのですが、ここはローカル線でゆっくりと行きたいところです。車両は1両のワンマンカー。特急を除けば、JRの方が本数は少ない感じでした(こちらは1時間に1、2本ぐらいです)。

   この辺りのJRは、日中は1両~2両が殆ど…志度駅にて   さすがに四国の玄関となる高松駅は大きいです

 JR高徳線は、特急が走るだけに線路の規格は高そうでしたが、自分の乗った鈍行列車はゆっくりと走ります。これこそローカルという感じでしたが、程なくして列車は高松駅に到着しました。前の日も来ましたが、やはり四国の玄関駅だけあって、立派だなと改めて思ったものです。

   外観も立派なJR高松駅   こちらは琴電の高松築港駅…JR高松駅からは徒歩5分

 ここからはまた少し歩いて、琴電の高松築港駅に向かいました。こちらは正に私鉄という感じの駅なのですが、それなりに乗降客は多いみたいです。この駅は琴電の琴平線と長尾線が両方乗り入れていて(瓦町~高松築港間で同じ線路を走っています)、前者が15分毎、後者が20分毎なので、つまるところ1時間に7本の運転となっている区間でもあるわけです。高松市の中心は確かに瓦町付近なので、人の行き来もそれなりにあるのでしょう(昨日は歩きましたが…笑)。地元の足に使われている琴電が、何だか頼もしく思えた瞬間でした。

   琴平線の電車が停車中…高松築港駅にて   長尾線の終点長尾駅にて

 ここから琴電長尾線で終点の長尾駅まで行き、折り返して瓦町駅に戻ってきて、今回の鉄道の旅は終了となりました。まだ琴平線が残っていますが、この線は他に比べて長く、タイムリミットまでに消化できる余裕はありませんでした(この後、自分はネットカフェに行きますので…)。ただ、琴平線の終点琴平駅は、JRとの接続駅でもあるので比較的乗りやすい路線です。またいつか来た時に挑戦したいと思います。

 …という事で、結局軽い内容ではありませんでしたが(笑)、琴電で発見したのが2つありました…。まず、琴電は3路線あると書きましたが、それぞれ路線別に車両が色分けがなされているみたいです。志度線は赤、長尾線は緑、そして琴平線は黄色…という具合にです。なかなか楽しいですが、これは広告用のカラーでもそのルールは守られていて、例えば“お~いお茶”の伊藤園カラー車は、長尾線用となっていました。これは親しみが湧くというものですね。

   奥は琴平線である事がすぐ分かります   かなりナイスなネーミングです

 もう1つは、ICカードについてです。東京でも、JR東日本の Suica や、関東の私鉄の Pasmo 等、ICカードはごく当たり前になりましたが、ここで勢力を上げているのが Iruca(イルカ)です。一瞬ネーミングには目(…と耳)を疑いましたが、間違い無くイルカと読みます。実際、マスコット・キャラクターがイルカですし…(笑)。関西の Icoca(イコカ)にも最初は驚きましたが、こちらもなかなかやってくれますね。琴電バスや、路線周辺にある自動販売機、瓦町デパート内の買い物にも使えるみたいで、利用者も増えているみたいです。また、瓦町駅の改札は自動改札になってはいたのですが、これは Iruca 専用の改札になっていて、切符は入らないようでした。かなり個性的とも言えるICカードでしたが、また自分は良い勉強をさせて頂いたような気がしました(笑)。

 さて、さらに自分はネットカフェにも行く事もでき、かなり個人的な時間を過ごさせて頂きましたが、この後は皆と合流し、ある所へと移動しました。それは、香川県の端に位置するレオマの森というホテルで(高松市内から車で1時間弱です)、その周辺一帯を“レオマワールド”と呼ぶ、レジャー施設のような場所だったのですが、何とも不思議な雰囲気だったのを覚えています。昨日、ここのホテルの方で、高松のライブを観に来て頂いた方がいて、当ホテルで演奏が出来ないかという話しを持ちかけ、この日食事に招待されたのでした。あまり説明が無いまま食事の席に着いてしまい、何か変な感じはしましたが、また来れる事を祈って、食事後ホテルを後にしました。

   雰囲気は…不思議な感じ?   奥には遊園地も控えてました

 さて、ここから高松市内までは、立山さんの運転する車で向かったのですが、上杉君と立山さんが前の方で何か話しています。そのキーワードとして“ボウリング”という言葉が挙がっていました。
 どうやら、ボウリングに対してかなりやる気を出しているようで、もう場所も探索済みだとか…。しかし、出来れば対戦形式でやりたいらしく、それには11人という人数はどうも中途半端です。そこで出された案というのが…、

  上杉「兄さん、ちょっとお父さん誘ってみてよ」

 立山兄「お?……いいよ」

 …という事で、なんと立山家の父が参戦する事になってしまいました(笑)。そんな、確かに昨日のライブには来て頂いたものの、せっかくの実家で落ち着きたいのでは…。…と思ったものですが、実際ボウリング場に着くと、既にもう立山父の姿が、、、そして、シャツの下にはなんと短パン!


 この人、めちゃめちゃやる気だ!!


 誰もが思った事でしょう(笑)。

 さて、自分のボウリングのスコアを自己申告し、なるべく公平にチーム分けを行い、出来たチームが以下の通りです。全部で4チームに分け、ここで、『負けたら勝ったチームに全額支払いボウリング対決』が始まったのです。ついでに、チーム名は上杉君のブログ〔Yuichi's Nikky(8月1日分)〕を参照させて頂きました。

   宮ちゃん、「いいの?俺、やっちゃうよ?」…風の顔らしいです   皆ポーズに個性があります

        A≪チーム目立ちたがり屋≫               B≪チームメロディーメイカー≫

   今思えばお世話になりっ放しでした…(笑)   リズムはお互いの信頼感が大事です!

        C≪チームいい人が顔に出てる≫            D≪チームリズム隊≫

 なかなか個性的なチームになりましたね。そして勝敗は…。


 ……。


 ……。


 自分のいたCが惨敗を帰しました(泣)。かなり自分のせいです。皆さんすいませんでした!

   お互い火花を散らし戦いでした

 この後、GG 対 The Linda という前代未聞?の対決も行ったのですが、こちらのルールは複雑です。チーム内で1人1投ずつ投げていくわけですが、その投げる人は、相手チームが決めるというものです(指名された人は、次に全員が一回りするまで投げる事ができません)。ストライクを出しやすい人、残りのピンを狙いにいける人等、状況によってその指名を考えるのは相当頭を使い、本当に頭脳と体力の勝負だったと思います。結果と言えば The Linda が3ピン差で勝ったのですが、ここまで白熱したゲームも珍しかったですね(笑)。この日が高松の最後の夜でしたが、本当に最高の夜だったと思います。

   8月2日(6日目)
 この日は3泊した高松を離れ、次なるライブ場所鳥取(細かくは倉吉)へと移動する日となっていました。ライブの日は次の日の3日だったため、とりあえずは夜までに鳥取に着けば良いとのこと…。ということは、前と同じように、また色々と寄り道が出来るという事でもあります。
 しかし天気予報によると、どうやら台風が近付いているとの情報があるようです。ここは四国ですから、本州に入る為には必ず何らかの“橋”を渡らなくてはなりません。ここは寄り道はするものの、まずは本州に早めに入っておく事が必然のような気もしました。
 そうは言っても、まずは腹ごしらえをしなければ話しになりません。結局この日はゆっくりとした足取りになっていたのですが、昼11:00頃に向かったお店はやはりうどん屋でした(笑)。しかし、ここも例外ではなく美味しくて、良い高松の締めになったと思っています。

   開店前からお店にはスタンバッていました   この日の高松は雨でした

 さて、実はこの日も立山兄、寺岡、永井の3人はラジオの収録という事で(今度は愛媛の松山にてでした)、朝から別行動となっていました。向こうはラジオ収録後、高速道路で真っ直ぐに鳥取に向かうのでしょうが、こちらは半日掛けて行けば良いのですから、気は楽なものです。まあ、変に回り道をしてしまって、こんな風景になってしまいましたけど…(笑)。

   何故こんな道を通っているのやら…

 しかし、遠くにはこれから渡るであろう瀬戸大橋が見えるわけで、あながち悪い道でもなかったような気もしました。…ところで、自分達残り8人が乗っている車は当然立山車なわけですが、その運転手でもある秋航が突然、腹が減ったと嘆いています。そう、彼は自分達が今朝うどん屋に行っている時に、お世話になった宿泊所の片付けも兼ねて実家に行ってしまっていたのです。これではお腹が空くのも無理はありません。そして向かった先はまたうどん屋(笑)。自分達的には約2時間のインターバルで臨んだうどん屋となってしまいました(…ここも美味しかったから良かったのですが…)。

   瀬戸大橋に入る直前に見つけたお店でした   甘みが感じられる美味しさでした

 さて、全員の腹が満足したところで、いよいよ瀬戸大橋を渡って本州に入る事になりました。朝から降り続いていた雨は止んできたものの、今度は風が出てくるようになりました。そして瀬戸大橋の入り口に掲げられていた案内表示を見てみると、『強風のため速度50km規制』…と表示されていました。ついでに言うと、2輪車の走行も規制されており、状況によっては通行止めも有りえた…というのがヒシヒシと伝ってきました。

   写真だと風は伝わりにくいですね…

 ここで感動の本州入りですが、後ろを振り向くと(自分は助手席に座っていたので…)、何と全員が眠ってるではありませんか。せっかくの瞬間なのに勿体無い…。やはり、うどんの2食連続は、睡眠をも回避できない状況にさせてしまうのでしょうか…。高松…恐るべしでした(それだけ満足出来たって事ですよ!)。

 さて本州に入ると、すぐさま車は高速道路から降りました。せっかく時間があるのなら、余計な出費が掛からない下の道で向かうのが良いというものです。岡山を抜け中国地方の内陸部へ…。自分は道路地図と睨めっこしながらも、車はひたすら北へと導いていきました。
 本州に入って、岡山と鳥取の真ん中ぐらいに津山という街があるのですが、この時点まで来ても、まだまだ時間は余る程あったため、いよいよ寄り道の選択が自分達の脳裏に浮かんできました(さすがにこの辺りでは皆、眠りから覚め始めていました)。そこで寄ったのがここです。

   別に右の建物に行っていた訳では…(笑)   奥の湖が、なんとも怪しい雰囲気を誘います

 自ら“廃墟マニア”と語る立山秋航氏が自ら選んだスポットです。今まで順調に運転していた秋航が、いきなり「おおっ!」と叫んで車を停めただけあります。もはや元が何の建物だったかは分かるはずもありませんが、その脇には静かに湖が控えているというのも、不思議な雰囲気を漂わせてくれる場所でした。
 ここでは立山秋航の〔どらむすこ日記(さいこうのたび その3。)〕を参照して頂くのが良いと思います。自分は多くを語りません。ただ、

   池田君は何を見ているのか…

 !? …こういう感じは事実でしたし、、、


   上杉君も何を見ているのか…

 !? …こういう感じも事実だったのです。…非常に面白い体験でした。


 不思議な気分のまま、車はさらに北へと向かいました。もうあと山脈を1つ越えるだけで目的地には着けるのですが、まだ冒険は足りないといった雰囲気が車を支配している感じはありました。ナビは基本的に道路地図を見ていた自分がしていたのですが、ここで「なるべく細い道を使って山を越えよう」作戦が決行されます。この道路地図では、国道は赤、県道は緑の道で表示されているのですが、ここではそのどれにも属さない、いわゆる“白色”の道を選んで通ろうというものでした。しかし、山間部での白道というのは相当なローカルの道で、その選定には頭を悩ませました。

   車の方向転換作業中です

 おかげでこんな所に迷い込んでしまう始末です…。それでもまだまだ“探索”は諦めない感じでした。本来なら長いトンネルで山を抜けるところを、自分達は文字通り山を“超え”て鳥取県に入りました。そんな中、やはり途中には幾つかの奇妙スポットがあったのですが、ここでの紹介は控えておきましょう…。その方が、何となく良い気がするのです。

   移動も佳境に近付いてきました…   まだこの若者達の探究心は治まりません

 ギリギリこんな感じです(紹介してるじゃないですか…)。

 そして、無事鳥取は倉吉市に到着しました。決して大きな街ではないものの、街灯りがやたら眩しく感じてしまいます。ここで鳥取出身のサックス奏者、藤田淳ノ介君と合流します。ここ鳥取では彼の実家に3泊程お世話になると同時に、次の日のライブにも一緒に出演する事になっています。メンバーとの交流が深い感じでしたが、それもそのはず、彼は元 GG のメンバーでもあったのです。成る程と思いましたが、早速彼の家に行き、ここでやっと一息着けた感じでもありました。

   遊ぶ時は遊ぶ、やる時はやるのが GG 流?

 しかし、ここで GG ホーン隊が取った行動はというと、多少の飲み物は購入してきたものの、藤田君を加えてのホーン練習が部屋にて始められました。移動で疲れているのにも関わらずこの集中力…。これぞ GG の魅力なのかもしれない…と自分はこの時思ったものでした。

   8月3日(7日目)
 朝起きると、外では風が強いのか、それこそビュンビュンと音を立てては雨の音も聞こえてくる感じでした。昨日の夜遅く、松山のラジオ組も到着しましたが、その時はまだそこまで強くなかったと言っていたので、この今の時間が台風のピークかとも思われました。しかし、この日は昼過ぎに出れば良かったので、藤田君の家で待機しているだけで難を逃れられました。お店に向かう時間には風は収まっていたのです。
 しかし、依然として雨は降り続いている感じでした。藤田君の家からお店までは、国道9号線でほぼ一直線という感じだったのですが、これがまた周りに何も無いような所を通るので、強い雨で視界が遮られるのと相俟って、この世の果ての様な(地元の方々すいません)雰囲気を醸し出していました。着いた所は東伯(とうはく)という町にあるJAの敷地内で、そこにあるレストラン・オレンジというお店が今日の演奏場所となっていました。

   道を走っていると、忽然と姿を現した感がありました

 ここはライブハウスではなく、もう完全にレストランでした。そのため、自分達で音響等の機材を投入しなければステージは造れないのですが、これは既に先手は打ってあって、PA・照明系等、全て業者の方に委託されていました。藤田君に限っては前にもここでやった事があったそうで、その情報が功を奏したと言えるでしょう。
 もちろん、機材搬入に並行して、自分達も楽器搬入を行ったわけですが、ここにきて、2日前に行ったボウリング大会の疲れが皆の身体を襲ってきました。腕の筋や足の節々がズキズキいっています。重い機材運びに流石にこれは堪えましたが、なんとかリハーサルの時間までには間に合わす事が出来ました。この後、お互いのリハーサル中には、皆真剣にマッサージに取り組んだものです(笑)。

   副田君は、バイト先にてマッサージ技術を磨いたそうです   賢さん…効いています(笑)

 この日の先攻は The Linda、後攻は GG でした。やはり、藤田君の参加する自分達の方が、ここ鳥取では盛り上がると踏んだものと思われます。ただ、それだけでは勿体無いので、藤田君は The Linda の楽曲にも参加していきました。これは、広島での大瀬戸君(もう既に懐かしい感じですが…)と同じ施行ですが、また音に個性が出ていて、また違う魅力を感じさせる曲になっていたと思います。藤田君のサックスは、今でもクラシックをやっているせいか音色が本当に綺麗で、このインパクトは後の GG のステージにも影響を与えていたと思います。

   わざわざポーズ?を取ってくれた藤田君

 GG のステージでは、藤田君は途中の曲から後半ずっと出ずっぱりでした。GG を代表する曲、“I Wish”で呼び込み(呼び込みの時、あまりにメンバーが浮かれていたのか、上杉君の合図に他のホーン・メンバーが気付かないという事件?が発生してしまいましたが…笑)、その後はフロントを藤田君だけにし、藤田君のオリジナル曲を披露します。そして、再度 GG のホーン・メンバーを加え、最後にはあの有名な“Spain”をやりました。これは複数の管用にアレンジされていたのですが、後半には怒涛のソリがあります。実は昨日特に練習していたのは正にその部分で、確かに本番ではそれが生かされていたような気がしました。かなり盛り沢山になっていたライブだったと思います。

   広島と同じく、この日は The Linda のステージが先でした   写真では見えませんが、藤田君も参加しています

 ただ、音響的な事を言えば、変に響きすぎているのが難でした…。やはり建物自体、元々ライブをする用には造られてない構造なので、その辺りの処理には大変な作業が必要だったのでしょう…。むしろ、この状況でライブをスムーズ(…でもない場面もありましたが…)に運べたのは凄かったのかもしれません。皆さんお疲れ様でしたと言いたいです。

 さて、ライブ後自分達はお店から食事を頂いたのですが、ここで“じゃん負け誰が車を運転するか”対決が開かれてしまいます(笑)。この日は The Linda のライブ中、立山さんがテキーラを飲んでしまう状況になってしまい、帰りの運転は誰にする?…という話しが出てきたのですが、この大会?はその話しが発展して生まれてきたものでした。周りを見てみると、何と寺岡車の運転手、寺岡も参加しているではありませんか。…つまり、負けるのは合計2人…。ここはビールを飲みたいところで、何としても負けられません…。


 ……。


   烏龍茶は自分のです…ビールを持つ智也君の顔といったら…   自分の席の前には、既に車の鍵が置いてありました

 自分、負けました(泣)…。

 なんとも自分は勝負事に弱いですね…。免許をまだ取得していないという上杉君と、ほぼペーパー・ドライバーという永井は初めから候補に外れていたのですが、この時は大変恨めしく思ったものです。ついでに、もう1人の運転手は宮ちゃんでした。藤田君の家に戻って、2人で即座にビールを空けたのは言うまでもありません。

   8月4日(8日目)
 この日は鳥取にてオフ日でした。今まで、色々な場所に寄っては、かなりバラエティーに富んだ観光?をしてきたつもりでしたが、この時ばかりは素直に「鳥取砂丘に行きたい!」という意見が後を絶ちませんでした。自分も含め、意外と皆さんミーハーです。
 それならば…と、ここは藤田君の車を先頭に、まずは鳥取市へと向かいました。ここ倉吉から鳥取までは、距離にして約40kmぐらいですが、ここを結ぶ国道9号線は、ほぼ高速道路みたいな立派な道なので、そんなに時間も掛からず着きました。しかし、砂丘の前には腹ごしらえという事で(ちょうどお昼時でした)、ここは藤田君お勧めの『海鮮市場かろいち』という所にまず向かう事にします。
 ここは賀露港(鳥取港)で揚がったばかりの魚を、新鮮そのままに出す市場で、鳥取の海の幸を堪能するには最高の場所でした。市場の中は賑わっていて、それこそ目移りがする感じでしたが、こんな光景を見せられたらお腹が空かないわけがありません。早速その一角にある『海陽亭』というお店に、足を運ばせる事にしました。

   空港が近くにあり、正に飛行機が離陸していくところでした   市場内にしてはガラが悪いような…(笑)

 ここでも、男12人(藤田君もいるので…)が肩を並べて席に着いている様は壮観ではありましたが、皆はもう待ちきれん!とばかり、メニューに喰いついていきます。そのどれもがお手軽な値段ではありませんでしたが、ここでケチっては男がすたるというもの…。ある人は海鮮丼、ある人はうに丼と、皆で自己投資を行っているという感じでした。確かに…美味しかったです。

   もう選ぶのに真剣です   自分は盛り沢山な海鮮丼を選択しました(ある意味無難…笑)

 この『かろいち』は海の近くに隣接しているのですが、それならば…と、そのまま皆で海に繰り出してしまいます。こんな時の為に、鳥取市内の100円ショップでビーチサンダルを買っておいて良かったです。元々砂丘に行く為に買ったものでしたが、砂浜でももちろん役に立つ代物でした。
 しかし、さすが100円ショップで買っただけあって、すぐに足の指が痛くなってきてしまいます…。指と指の間に入れる部分の処理が上手くない感じで、どんどんその間の部分が擦れてきてしまうのです…。それならばと、もう自分は裸足になりました。天気も曇りがちだったので砂浜も暑くなく、確かにこれで十分だと思いました。

   写真では分かりにくいですが、結構雨が降っています

 …と思っていた矢先、雨がついにポツポツと降ってきてしまいます。この日は不安定な雲行きという感じはしていましたが、やはり天気は下り坂だったようです。次第に雨はザーザー降りになってしまい、皆は一目散に車に避難しました。…とは言っても、足は砂だらけなので、いったん公衆トイレかどこかに行って、足を洗い流さなければいけません。なかなか億劫な作業でしたが、これが海での行動の現状でもあるのです。

 こうして自分達はもう海は諦めかけていたのですが、その雨はすぐに上がって、今度は晴れ間まで出る始末です。これはチャンスだと思い、今度は藤田君が勧める内緒のビーチに行く事になりました。これは鳥取市内から見て、鳥取砂丘のさらに東側にあるのですが、車を道端に停めて、そこから柵を越えないと入れない場所にあり、超えた向こうには細長い砂浜が視線の端から端まで広がっています。
 これこそビーチだ!…と思うと同時に、他に人も殆ど見かけなかったため、さながらプライベート・ビーチ気分になってしまいました。皆そのままシャツを脱ぎ捨て、ある者は砂浜へ、ある者は海の中へと飛び込んでいきます。ここでは、同じく100円ショップで買ったビーチボール、そしておもちゃのバット、ボールセットが役に立ちました。砂浜上でそれらの打ち合い、投げ合いをしても、結局は風がなんかで海に入ってしまうものです。それを取りに沖合いへと向かう者…(笑)。かなり童心に返り、気の向くままに海と遊んでいました。

   この開放感は素晴らしいです

 そして、そこでは砂浜でのドッチボール大会も開催されるはずだったのですが、残念ながら、ここで再び雨による仕打ちを受けてしまいます。しかも今度は大粒の雨です。これはボール遊びどころではなく、また車へ避難という結果になってしまいました。この付近は何も無い所なので、ゆえに足を流せる施設すら無かったのですが、そこは上杉君…、いつの間にか幾つかのペットボトルに海水を満タンに入れ、車の所まで持ってきてくれていました。持つべきものはバンドリーダーです(笑)。

 このあたりまでくると、さすがに海はもういいだろう…という雰囲気になりましたが、ここで満を持して砂丘に行く事になりました。雨はまた上がってきましたが、雨水でしっとりとした砂丘を見に行くというのは、ある意味貴重な状況なのかもしれません。ここのビーチから鳥取砂丘までは車で3、4分くらいで、ホントにあっという間に着いてしまいました。
 そして鳥取砂丘ですが、、、これがもう素晴らしいの一言です。写真では何回も見た鳥取砂丘ですが、ここまで現実離れした光景だとは正直思いませんでした。微妙に砂丘内では緑地化が進んでいるという皮肉な一面があるものの(笑)、これは間違い無く感動します。本当に来て良かったと思いました。

   後方の建物から歩いてきましたが、結構キツい感じです   遠くにいる人の小ささが、向こうまでの遠さを感じさせます

 砂丘の入り口に立つと、早速遠くの方に大きな砂の丘が見えてくるのですが、そこへ歩いて行くのがまた大変です。まずは下り坂で良いのですが、砂の上り坂というのは予想以上に足腰に負担が掛かります。しかし、丘の頂上からの風景を見たい一心で、皆は歩いて行っているようにも思えました。
 …が、よく見ると、皆は先ほどのビーチボール(サッカーボール仕様)でパス回しをしながら坂を上っていくではありませんか。何というタフさ、何という無邪気さ…。自分にはこういった遺伝子は持ち合わせていませんが、それを見守るのもどこか楽しかったりするものです(笑)。

 そんなこんなで自分は丘の頂上に遅れて到着…。目の前には砂の急斜面が迫っており、その向こうに海が広がっていました。それはそれは雄大な景色で、さぞかし皆感動しているだろうと思ったのですが、どうも様子が変です。何かザワザワしている雰囲気です。
 どうしたのかと聞くと、上杉君は遥か彼方の砂浜を指差しました。成程、小さ~~~く先程のビーチボールが、海に程近い砂浜を転がっていっています…(笑)。どうやら誤ってボールを丘の下に落としてしまったようです…。取りに行けない距離でもないですが、この先はかなりの急斜面が控えています。
 すると、いきなり「じゃん負け○○!」の声が!!…とっさに出した自分は何とか勝ち残りましたが、ここで負けたのはなんと藤田君…。早速 GG の洗礼を受けていますね…。すると藤田君、こんなのは慣れているとばかり、急な斜面をダッシュで下りて行くではありませんか…。皆呆気に取られていましたが、そこで誰もが思ったのが…「楽しそう」…だったに違いありません。後を続いて上杉君も下りていってしまいました(笑)。

   2人とも…(色々な意味で)遠くに行き過ぎです!

 誰もいない砂斜面を駆け下りるというのは、確かにそれなりに楽しそうではありましたが、あとの事を考えると、やはり二の足を踏んでしまいます。しかし、下界(笑)では「たけうっちゃーん!そえっちー!みやちゃーん!」…の声が…。どうするとばかり振り返りましたが、その時視界に入ったのは、既に副田君が誘惑に負けて駆け下りていく姿でした。しかし宮ちゃんを見ると、「絶対行かねぇ」というオーラを出しまくっています。ここで何とか自分は思い留められましたが、残りの寺岡、永井、賢さんの3人は、誘惑に勝つ事が出来なかったようです…。皆帰りの地獄の斜面上りに撃沈していました。

   楽しみの後には地獄が待っていました(笑)

 この後、急激に天気が悪くなり、明らかに遠くの方では土砂降りになっているのが目に入りました。足はかなり疲れていたものの、ここは全速力(…とは言っても速くないんです…笑)で入り口の方に戻りました。全員が戻ったところで、予想通りの土砂降り、そして雷…。この日は全体的に天気が不安定な日でもあったのですね。

   もう副田君の魂は抜けてしまっています(笑)   何とか濡れずにはすみました…

 それにしても…この日はかなり遊びましたね。観光というか、体力を使った遊びというか…。とりあえずは倉吉に戻って夜ご飯でも食べて、明日の為にゆっくりと身体を休める事にしましょう…。


 ……。


 ……。


   どことなくフォームもおかしくなっています


 …て、またボウリングかいっ!!?

 しかし身体にはガタが来ていて、もう自分はスコアはボロボロ…。概ね GG メンバーがそうでしたが、The Linda メンバーに至っては、秋航と智也君が自己ベスト更新を果たすなど、むしろ絶好調という雰囲気…。一体どうなってるのでしょうこの人達は…。

 そしてそのまま、、、

   秋航は本職なのでは…?

 ゲーム…


   個人的に、智也君は格闘ゲームが似合っている気がします

 ゲーム!


   やはり体を動かすのが好きそうなこの2人…(笑)

 ゲーム!!


   こちらはやはりレース・ゲームに挑戦してましたか!

 ゲーム!!!


 皆どこまで突き進むのでしょうか(まあ自分もやってましたけど…)。最終日が楽しみですね♪

   8月5日(9日目)
 ついにカップリング・ツアーの西日本編、最終日となりました。この日はここ倉吉から神戸まで移動、そして神戸にてライブ、そのまま東京に戻るという行程で、もしかしたら、この日が一番キツい日になっていたのかもしれませんが、自分はさらに次の日からは、さばいばる伊藤さんのツアーに参加すべ富山へ移動…という行程が待っており、終わったからと言ってホッとは出来ない状態でした。
 しかし、別に明日以降は自分が運転するわけでもないので、今日の寺岡車は自分が運転していきました。神戸でのライブ後、寺岡には神戸~東京間の夜間の運転が待っています。ここは休ませてあげたいところです。

   この日が今回最後の荷物入れ作業となりました

 ところで、倉吉~神戸間の所要時間が読めなくて、この日は朝7:30出となりました。神戸のお店には14:00入りとなっていましたが、早く着く分には問題ありません。途中で高速も使う予定でしたが、早過ぎるようなら途中で降りて、下の道でゆっくり行けば良いのです。
 …というわけで、倉吉から南に向かい、津山という所で中国自動車道に乗り東へ…。この時点で、少々予定より早く行けそうなのが分かった為、途中で降りてそのまま国道で南に下り、兵庫県の明石市の方に出る事になりました。この日は昨日までの天気が嘘のように晴れていて、正に夏のドライブという感じでした。やはて車は明石から須磨に入り、前方には立派な明石海峡が見えてきます。この時点で、時間は午前11:00…。

   見えにくいですが前方の高架橋です…左はJR山陽本線です

 
 早過ぎだって!!


 そんなに飛ばしたつもりはなかったのですが、もう神戸まであと30分という距離まで来てしまいました。意外とスムーズに行けるものなのですね…。そのまま神戸の三宮には11:30には到着し、さすがに時間が余り過ぎていた為、ではランチ(あえて昼飯と言わず…笑)をしようという事になり、神戸はハーバーランド、即ち港の見える方向へと移動しました。
 ここで大変だったのが車の処理でした。路駐をしようと考えていたのですが、この日は日曜という事もあり、その考えは甘く、仕方ないので阪急デパートの地下駐車場に停める事になります。もちろん有料ですが、ここの敷地内のレストランを利用すれば良いという事で、それではと好みのレストランを探すのですが、なかなか目ぼしいお店が見つかりません…。
 そこで考えたのが、地下の食料品売り場でお弁当を購入、外で食べようというものでした。外も晴れていることですし、これには全員も納得しました。ただし、駐車場が無料になるには、車1台につき3000円以上の買い物が必要です。ということは、2台なので全部で6000円以上…。ここで、上限○○円ではなく、下限1人600円という条件(笑)のもと、それぞれメンバーはデパ地下内を右往左往する事になりました。自分はというと、神戸牛弁当というのが600円強だったので、迷わずこれを購入しました。ある意味贅沢なお昼ですね!

   上杉君、真剣に食材選びをしています…

 11人全員が食材を購入し、早速港の方へと移動しました。この付近には MOSAIC(モザイク)という複合施設があるのですが、この建物の海側に、偶然にも何人か座れるスペースがあり、そこで弁当を広げてのお昼タイムとなりました。本当に暑い夏の日…という感じでしたが、食べ終わった面々は、前にある広場?でキャッチボールを始めるなど、長閑な休日という光景も演出されていました。良いランチでした♪

   神戸ポートタワーを見ながら、食事場所を探します   これまた男11人がこんな所で…凄い光景です

 時間になり、今日の演奏場所である、三宮 Wynterland というお店に移動します。ここは三宮でも山側の方に位置し、いわゆる北野と言われる辺りなのですが、自分は前にも(…というか何回も)散策した事がある場所ので〔旅日記 4.(関西編…2006.5.9~5.11)参照〕、雰囲気は既に掴んでいる感じはありました。
 久しぶりにライブに特化したお店で演奏という事で、逆に新鮮な気持ちが自分にはありましたが、やはりこういった音響の整った所でのライブというのは気持ちの良いものです。もちろん、自分達で音響機材を運ぶという事はありませんでしたが(笑)、それでなくても昨日の砂丘での痛みが響いているのは否定できませんでした。ここはまた、お互いのリハーサル中にストレッチをしておく事にしましょう…。

   三宮の山側の方に位置する Wynterland   ここでも真剣に徹します

 さて、この日は特別ゲストがありました。神戸出身(正しくは、須磨の方らしいですが)のアーティスト、岡口貴志さんです。実は、この日の為に岡口貴志バンドが急遽結成されまして、メンバーは(Vo)岡口さん、(Sax)上杉君、(G)寺岡、(Key)自分、(B)智也君、(Ds)秋航と、正に GG と The Linda 双方からのメンバーで構成されているのです。本当にこの日だけのライブという感じになっていて、それはそれは面白いものでした。
 つまり、この日は3バンドが出演という形になっていたのですが、メンバー的には、中の組み合わせを色々変えて出演…という感じだったので、見た目的にも興味深いものになったのではないでしょうか。また、せっかくなので岡口さんも GG と The Linda のステージに1曲ずつ参加して貰い、得意のダンスを披露させて頂きました。GG のステージで一同がダンス…というのは、今までに考えつかなった感じでしたが、お客さんにもご協力頂いて、大変一体感のある空間が作り出せたと思っています。皆様どうもありがとうございました!

   GG のステージで、ダンスの講師?をする岡口さん   岡口さんのステージは本当に特徴あるものでした

   The Linda は、このツアー一番の盛り上がりを見せていました   最後にはお客さんも含め、全員が参加です

 もちろん、The Linda の方も負けてはいません。皆メンバーが動く動く、叫ぶ叫ぶ(笑)。ステージの上が凄い事になっている感じがしましたが、それでいて皆の表情は楽しそうで、西日本ツアーの締め括りに相応しい、思い出に残るライブになったのではないかと思います。やはり、オフとオンとのスイッチの切り替えに関しては感心するくらいで、これがバンドを長生きさせる秘訣かな…とも思ったりしました。
 また、ここでのライブがこのように大盛況に終わったのも、やはり観に来て頂いた方1人1人に尽きると思います。お客さんからパワーを頂いているというのが、ステージの上からでも伝わってきましたし、その為には自分はパワーを倍以上返さなければいけないとも、自然に思う事が出来ました。こういったスタンスでライブをやる事が何より大事なのではないかと思います。改めて、ありがとうございました!

 さて、初めがあれば終わりもある…。ついに約1週間のツアーが終わり、東京に向け帰りの準備を始める事になりました。しかし、先ほども言ったように、自分は明日、直接富山に行くという命題が残っているわけで、今夜の宿探しをしなければならなかったのですが、偶然にも、この日は永井も神戸に残るとのこと…。これは、永井の姉がここ三宮に住んでいるらしく(というか、今日のお店の目と鼻の先くらいの場所でした)、1泊してから帰るというのです。なるほど…では自分も便乗させて貰って、、、という事で、無事宿は確保しました(笑)。やはり持つべきものは後輩ですね♪

   約1週間も一緒にいた男達です(笑)   車内はすし詰め状態…というわけではありません

 そんなわけで、永井と自分を残し、残り9人のメンバーは東京へと向かっていきました。約1週間、ずっとお世話になっていた車を見送るというのは変な感じでしたが、そのまま、永井の姉が居酒屋で自分達を待っているというので、歩いてお店へと向かいました。
 この後、三宮のとある居酒屋で、ささやかながら打ち上げが行われたのですが、この永井のお姉さんがまた良い味を出していて…。永井の性格はこうして作られたのかと、色々考えさせられる事が多かったです(笑)。

 とにかく、色々な方達に助けられたツアーでした。行程期間8日間、ライブ場所4ヶ所、そして、ここに掲載された写真は合計103枚と、今までの記録を更新しました…。それだけ濃い内容のツアーだったと共に、伝えたい事も多かったツアーだったのだと思います…。このままの勢いで、次々に控えるライブも突き進んでいきたいですね。皆様、長い長い文章を最後まで読んで下さって、ありがとうございました!

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆The Linda のHP…http://www.thelinda.jp/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

鹿嶋さんと“夏”と言えば…
 今日は久しぶりの下北沢 Big Mouth でのライブでした。ボーカルはもちろん鹿嶋さんで、今回で6回目という数になりましたが、思えばもう1年以上も一緒にやっているのですね…。月並みな言葉ですが、月日が経つのは早いものです(笑)。また、このセットから受けた影響というのも、実は自分にとって大きかったものだと、改めて感じさせてくれました。
 さて、毎回鹿嶋さんは自分のライブにテーマを掲げているのですが、今回も例外ではなく、『戦争と平和』というテーマを持ってきました。ここでピンと来た方は凄いですが、実はこのテーマに関しては、以前にもここで行っています〔久々の顔合わせ参照〕。…というか、毎年夏になると鹿嶋さんはこのテーマでライブを行うらしく、戦争について向き合わせてくれる空間を与えてくれます。
 実際“戦争は知らない、ヨイトマケの唄”など、その時代に関した曲を取り上げましたが、今回特筆されるのは、鹿嶋さんがギターで弾き語りをした事です。

   お客さんが沢山いらっしゃってました   自分はこの時は見学です(笑)

 実は、普段鹿嶋さんはギターでもライブをする事が多いそうで、別に改めて取り上げる必要は無いのですが、鹿嶋さん自身で弾き語りをするライブというのは、自分は今回が初めての拝見となるわけで、それは興味深く見させて頂きました。
 ギターで歌ったのは3曲。そのうち1曲は自分も以前ここで弾いた事のある“1本の鉛筆”でした。この曲の雰囲気は、それはゆったりとしたものが特徴なのですが、途中ためて歌う部分があります。これは、ソロで弾き語りをしている時が一番の参考になるために、じっくりと聴かせて(今後の参考に?)頂きました。
 …なるほど、鹿嶋さん自身の“タメ”のタイミングとか、その場の空気感というのが、何となく分かってきたような気がしました。これが全てではないと思いますが、やはりソロで弾き語りというのは、他では変えられない“個性”というものが出るのだと思います。だからこそ鹿嶋さんは、今回ソロで弾く曲を取り上げ、そして歌ったのだと思います。それを見て思う事は人それぞれでしょうが、心に残る時間にはなりました。

 次回は3ヶ月先になってしまいますが、11月16日(金)を予定しています。もちろん同じ Big Mouth にてです。この時のテーマは何か、そして、鹿嶋さんは次に何を見せてくれるのか…。自分自身でも楽しみにしたいところでもあり、また頑張ってサポートしていきたいと思っています!

 ☆鹿嶋敏行さんのブログ…http://blogs.yahoo.co.jp/kajimarl_to_the_world

 ☆下北沢 Big Mouth のHP…http://www.livebarbigmouth.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

さばいばる伊藤、日本海・九州ツアー終了!
 昨日、埼玉県は所沢にある Mojo というお店で、さばいばる伊藤さんの日本海・九州ツアーの締め括りライブが行われました。締め括りライブ…といっても、どちらかというと“宴会”という雰囲気が相応しく、伊藤さんに縁のあるミュージシャンが10組以上も出演し、この日のライブに華を添えていました。

   伊藤さんの表情にも達成感が窺えます

 最終的には伊藤さんのセットで皆でセッション!という事で、会場は盛り上がりに包まれていたと思います。これについての記事は、日本海・九州ツアーの本編で詳しく述べたいと思いますので、それまでお待ち頂ければと思います(しかし、いつの日になることやら…)。
 とにかく、帰路中はトラブルに見舞われましたが(笑)、それにしては順調にツアーは終える事が出来たのではないでしょうか?自分にとってはハシゴした2つ目のツアーだっただけに、昨日はさすがに疲労の表情は隠せませんでしたが、またこの記事を書きながら、ツアーへの思いを綴れたら…と思っています。

 まずは、皆さん、お疲れ様でした!

テーマ:音楽のある生活 - ジャンル:音楽

旅日記 15.(イタリア、ローマ・フィレンツェ編…2007.7.21~7.27)
 長い間お待たせしましたが、ついに旅日記イタリア編に取り掛かろうと思います。思い起こせば、日本を出発したのが先月の21日…。あれから1ヶ月が経ってしまうという感じですが、当時の事を思い出しながら、ゆっくりと書いていきたいと思っています。しかし、前から「また行きたい!」と考えていた場所だけに、記憶を蘇えらすのはそう難しい事でもなさそうです…。それではどうぞご覧下さい!


 ●まずはイタリアへの航空券選び

 ヨーロッパに向かう時にいつも頭を悩ませるのが、現地への航空券です。今回の目的地はローマ、フィレンツェですが、フィレンツェには大きな空港は無いので(…といっても、近隣ヨーロッパ諸国からの国際線くらいはありますが)、航空券の目的地は基本的にローマになります。ただ、成田からローマへの直行便というのは、日本航空とアリタリア航空(イタリアを代表する航空会社)がそれぞれ週に3便ずつ飛ばしているのみで、しかも値段が高いのが難点です。実際、7月21日(土)出発を見てみると、ちょうどアリタリア航空の便があったにはあったのですが、表示されている値段は高い上に、航空会社のホームページ上には“満席”の文字が書かれていました。
 これで直行便の選択は断たれてしまいましたが、アリタリア航空には、同じイタリアのミラノを行き先とする便が成田から毎日出ています。これでミラノで乗り継いでローマに行く手も考えてみましたが、これはまだ満席ではなかったものの、いまいち納得のいく値段にはなっていませんでした…。さらに付け加えれば、ローマ到着が20:30以降と、遅い時間になってしまうのも、予約を躊躇してしまう一因になっていたような気がします。
 やはり、夏というヨーロッパのオンシーズンでは、直行便、特に現地のアリタリア航空はどうしても人気が高くなってしまい、それが値段にも影響してしまうようです。…しかし、自分は元々直行便には期待していませんでした。この時期ポピュラーな行き方は、やはり各国の乗り継ぎ便です。さすがに所要時間は延びてしまいますが、それでもプラス1、2時間といったところです。元々アリタリア航空使用でも、結局はミラノ乗り継ぎしか空いてなかったわけですから、つまりはどこを経由しようが、結局は同じ…という事ですね。
 実はヨーロッパへの航空券は、香港やタイを経由する、いわゆる“アジア乗り継ぎ”という選択も無くは無いのですが、これは7日間という旅行にしては時間が掛かりすぎです(基本的に、成田を午前中に出発して、次の日の午前中に向こうに着く感じです…ヨーロッパ経由だと、その日のうちに着けます)。また、やはりローマへの便数というのは、各航空会社ともそう多くはないようで、物理的に無理な場合が殆どでした。
 …ということで、自分の中ではもう“ヨーロッパ経由”…という選択に決めていました。これでもまだ色々あって、アエロフロート・ロシア航空のモスクワ乗り継ぎ、KLMオランダ航空のアムステルダム乗り継ぎ、オーストリア航空のウィーン乗り継ぎなど、調べていくだけで旅気分になってしまいましたが、その中でドイツ経由のルフトハンザドイツ航空(以下ルフトハンザ)には特に興味を惹かれました。

   飛行機にも風格が感じられます…成田空港にて   機内を見ても、ブランド力の高い会社だなと思わせます

 ルフトハンザは言うまでも無くドイツを代表する航空会社ですが、それだけに留まらず、世界でも有数な航空会社としても知られています。ドイツらしい正確な運航や、機能的なスケジュールが特徴で、乗り継ぎの利便性も世界では定評があります。実は、日系航空会社を除いて日欧間で最も座席の供給数が多いのがルフトハンザで、それは単に日本からドイツに向かう人だけではなく、ドイツで乗り継ぎ、その先の国に行く利用者も多いという事を示しています。
 値段的にもヨーロッパ経由の便の中では安い方で、しかも自分はルフトハンザに関しては、前から気になっていた航空会社だっただけに、トントン拍子でその予約を済ませてしまいました。また、自分はアメリカのユナイテッド航空という航空会社のマイレージカードを持っているのですが、ルフトハンザも含め、これらはスターアライアンスという連合に加盟している為(他、日本の全日空や、韓国のアシアナ航空等も参加しています)、今回のフライトでもマイルが溜める事が出来るというのも、予約を後押しする原動力になりました。
 しかし、最も決め手になったのは、そのフライト・スケジュールでしょう。実はルフトハンザにすると、現地での滞在時間を最も有効に使えるという事が判明したのです。
 基本的に、ヨーロッパから日本に乗り入れている航空会社というのは、ヨーロッパから成田に降り立った飛行機がそのまま折り返して本国へ飛ぶ…というスケジュールを組んでいます。これは何を意味するかというと、日本を早く発つ便ならば、帰りの便も早くなってしまう…という事です。
 旅行ではなるべく現地での滞在時間を多くしたいところですが、その為には、日本発をなるべく早い時間に設定してある飛行機を探したいところです。例えば、オーストリア航空の成田発は10:55と、わりと早く日本を出発するので現地ウィーンには夕方には着き、乗り継いでローマにも19:00頃には着くのですが、反対に、帰路の成田着は朝の8:20です。これはウィーンを14:00頃出発するという計算になるのですが、そうなるとローマ発は10:30になってしまい、これだと早過ぎです。…というのは、自分はイタリアの最終日はフィレンツェにしてあるからです(フィレンツェからローマの空港までは3時間ぐらい掛かり、空港には出発の2時間前には着いている必要があるため…厳しいですね)。
 反対に、アエロフロート・ロシア航空利用だと、帰りのローマ発は12:00くらいで大丈夫なのですが、つまりは成田での出発時刻が遅め(…とは言っても12:00発ですが…)になっているために、ローマ着は21:30と、夜の到着になってしまうのです(夜のイタリア到着は、何となく避けたい気持ちがあります)。
 この感じですと、現地に早く着くか、現地を遅めに出るか、どちらかを選択するしかないように思えるのですが、そこを解決してくれたのがルフトハンザでした。ポイントは、ルフトハンザのフライトが、成田から2都市へ向けて便が設定されているという事です。
 1本はフランクフルト行きで、こちらは成田が9:55発と、ヨーロッパ行きの中ではかなり早めの設定です。この便は成田着7:45の便がそのまま折り返しになるものです。もう1本はドイツ第3の都市ミュンヘンへ行く便で、こちらは遅めの12:25発です(成田着10:15のものが折り返しになっています)。つまり、現地での滞在時間を長くしたいのならば、行きはフランクフルト経由、帰りはミュンヘン経由にすれば良いのです。この場合、乗り継いでローマ着は17:20と、かなり早めに到着する事ができ、そのうえ帰りのローマ発は13:00で大丈夫なのです。…こうなると、行きはフランクフルト行き、帰りはミュンヘン発の便に乗客が集中しそうですが、これはヨーロッパから日本に来たい人の立場で考えると、その条件は逆になってくるわけなので(成田に早く着いて、遅く出発したいので…)、これで成り立っているという事なのでしょうね。確かに効率的な運航だと思いました。

 このように、結果だけ見ればルフトハンザのドイツ経由(行きはフランクフルト、帰りはミュンヘンで乗り継ぎ…)でローマへの往復航空券を買っただけなのですが、その道中は航空会社の戦略も垣間見えるような、大変興味深い航空券選びにもなっていたと思いました。何だか、ヨーロッパへの旅はこの時既に始まっていたような気もします。…というか、航空券選びこそがヨーロッパ旅行の醍醐味?なのかもしれませんね。


 ●ルフトハンザでドイツ経由、ローマ行き

 …という事で7月21日当日、朝8:00頃には成田空港に着き(家を出たのは朝6:00くらい…)、早々とチェックインを済ませ、その2時間後には機上の人になったのですが、機内は満席で、しかも座席が予想以上に狭い印象でした。これは、自分が窓側でも通路側でもない席になったというのも一因だと思いますが、これで10時間以上も乗っていると思うとヘコむ以外にありません(笑)。フライト中は機内映画、音楽なども楽しめますが、映画は大勢で見るスクリーンのタイプで、どうも個人で集中できるような雰囲気はありません。ここは、機内食の時にドイツの地ビールを注文し、酔いつつ眠って過ごす事にしてしまいましょう。

   ドイツの地ビール(…だと信じたい…笑)

 しかし、長時間もジッとしている訳にはいかず、トイレに行くわけでもなく席を立ったりして(ももちろん、通路に出るには横の人の前を通らなければなりません)、それはそれは気分転換に励みました。自分は後ろの方の席だったのですが、機内の一番後ろのドア付近では、同じ様な状況で“避難”して来ている人が多く、ヨーロッパ行きへの過酷さを物語っているようでした。

 そうして成田を出発して約11時間半後、現地時間で14:35、無事にドイツはフランクフルト国際空港(マイン空港といいます)に到着しました。ルフトハンザの本拠らしく、ここには成田から乗ってきた飛行機と同じ塗装をした飛行機を数多く見かける事が出来ます。ここは成田のように国際線専門ではなく、国内線もバンバン飛ばしているので、同じルフトハンザながらサイズの異なる飛行機も多くて、本当に見ていて飽きません。しかも、ルフトハンザ専用ターミナルというのもあるくらいなので、そのブランド力は極めて強いものだと思いました。ここでは乗り換えるだけなので、空港の外に出るという事は出来ませんが、いつかドイツにも降り立ってみたいと思わせてくれるに十分な空港でした。

   フランクフルトの空港にて…ルフトハンザばかりです   飛行機の発着案内表示はクラシカルでした

 次に乗る飛行機は16:30発のローマ行きでしたが、実はローマ行きは15:30発にも運航されていました。予約の段階ではこれに乗る事も出来たのですが、初めての国際空港で乗り継ぎで1時間弱というのは、何だか不安にさせるものがあり、自分は16:30発の便を選んでいたのです。しかし、乗り継ぎの手続きというのは予想以上に簡単でした。航空券は成田発の時点でローマまでのものを発券して貰っているので、この空港では手続きは不要で、決められた動線でEU入国手続き、そして乗り継ぎの為の荷物検査を受けるだけです。手続き後、15:10過ぎにはローマ行き飛行機の搭乗ゲートに行けた為、結果的には15:30発でも悠々間に合った…という事になりましたが、ここはゆっくりコーヒーでも飲みつつ、ドイツ発着の飛行機でも眺めている事にしましょう。

 優雅?な時間を過ごしていると、16:30まではあっという間でした。搭乗ゲートに案内され、ローマ行きの飛行機へ…。こちらの飛行機はエアバスA320という機種(日本のスターフライヤーで使っている飛行機と同じです)で、160人くらいが乗れる飛行機です。成田から乗ったのはボーイング747で、こちらは国際線でも300~400人は乗れてしまう訳ですから、この時のサイズの小ささは否めませんでしたが、実はA320はヨーロッパ内の国際線のメイン機種で、本当にどこに行ってもよく見かける飛行機です。確かに、ローマ行きはこの1時間前にもあったのですから、『小さめの飛行機で多頻度に』…といった運航がなされているのでしょう。ここにもヨーロッパ的な戦略が表れているようです。
 フランクフルトに別れを告げ、一路ローマへと飛行機は飛び立ちました。離陸後は一面森だらけという感じで、確かにドイツは森が多いものだと感心しましたが、やがてそれらは起伏の激しい地形になり、所々に雪が残っているのが見える程の山地の上を飛ぶようになります。恐らくスイス上空でしょう。そしてそれらの山々を越えると、今度は眼下には茶色の大地が一面に見えてきます。これこそがイタリアで、その景色の変化には更に興味が湧きましたが、これは帰路時にレポートをするのでお楽しみに…。とにかく、フランクフルトからの便の席は窓側にして貰っていたので(成田で可能でした)、ほぼ自分は窓の外に釘付けだった訳なのです(笑)。

   オレンジというのはパッケージの柄を指してました   眼下にはイタリアの大地が…あと少しでローマです

 そんなこんなでイタリア時間で18:50(ドイツと時差はありません…日本との時差は、今回は夏時間を使用するので7時間です…本来は18:20着だったので、少し遅れて到着したようです)、ついに飛行機はローマの空港(フィウミチーノ空港といいます)に到着しました。今度はイタリアの代表的な航空会社、アリタリア航空ばかりが目に入ったのが面白かったですが、若干西日に照らされた空港ターミナルは、久しぶりに訪れたローマを感慨深く思わせるに相応しい姿だったと思いました。さあ、いよいよローマです!


 ●険しい道のりだった、空港⇒ホテル

 ローマに着きましたが、別に初めての訪問ではありません。ここは冷静に、効率的に市内へ向かおうではありませんか(笑)。ローマの空港にはイタリア国鉄が乗り入れていて、レオナルド・エクスプレスという列車が、9,5€(約1600円)で約30分でローマ・テルミニ(Termini)駅(日本で言えば東京みたいな、ローマの主要駅です)まで結んでいます。この列車は30分毎の運転なので、乗り遅れると若干大変ですが、空港の荷物受け取り場にその出発時刻は表示されていて、事前に計画が立て易かったのは良かったです。
 しかし、この預け荷物…。到着から10分待っても20分経っても出てきません。ヨーロッパ特有の時間の流れ方なのかもしれませんが、これではせっかく早い時間に空港に着けたのに、辺りが暗くなってきてしまうではありませんか…。一瞬、ロスト・バッケージの文字も過ぎりましたが、それから更に20分後ぐらいに、ようやく荷物が運ばれてきました。この気の長さ…早速イタリアの洗礼を受けてしまったようです。
 遅れに遅れて、ローマ・テルミニ駅に着いたのは20:40頃でした…。さすがに日も暮れてきましたが(この時期のヨーロッパは日が長く、基本的に21:00頃までは暗くなりません)、そろそろ自分は焦りが出てきました。この駅からは地下鉄A線に乗り換えるのですが、現在地下鉄A線は路線延長工事の関係で、21:00以降は地下鉄の運行を休止し、代替バスでの運行となっているらしいのです。イメージですが、代替バスというのは分かりにくく、自分のようにスーツケース等を持った観光客には不向きな感じがします。また、ガイドブックには“21:00以降”と書いていましたが、よく考えたらこの表現こそが曖昧で、どの駅を基準に21:00なのかが分かりません。
 …ここは急ぐに越した事は無いようです…が、地下鉄の自動券売機では1台が故障していて、もう1台はお札が使えない状態でした。まあ、イタリアとしては珍しくない光景なのですが、このタイミングで起きるとは何とも運が悪いです。お陰で切符を買うだけで5分程を要し(1つの故障していない機械に何人も並んでいました)、重いスーツケースを抱え、今度は走ってホームまで向かいました。ローマの地下鉄は遺跡を避けている為か深い場所を通っていて、それでもエスカレーターの数は少ないので、急いでホームに向かうという作業すら億劫に感じてしまいますが、なんとか営業時間内に地下鉄に乗る事は出来ました。
 今回泊まるホテルの最寄駅は、地図的にはA線のスパーニャ(Spagna)駅とバルベリーニ(Barberini)駅の中間ぐらいに位置し、どちらで降りようかと迷いましたが、スパーニャ駅の方は、いわゆるスペイン広場の最寄駅でもある為、せっかくなのでこちらの駅を使ってみました。テルミニ駅からは3つ目なので、そんなに時間も掛からず、21:00前には着けていたと思います。
 しかし、改札を出ると狭い通路が続いていて、ろくな地図も無く、どちらに行くとホテル方面に行ける道に出るかは全くと言って良いほど分かりませんでした。仕方無く勘を頼りに進みましたが、これが大間違いでした…。地下通路自体が長かったせいか、地上に出た時には見当も付かない感じで、今来た道を逆戻り…。アップダウンの激しい通路でしたが、何故かエスカレーターはどこも動いていなく、スーツケースを手に持って階段を上り下りしていきます。
 なんとか地上に出ましたが、ここで更にがっくりさせられてしまいます。いわゆるここはスペイン広場の下に位置する所だったのですが、ホテルの場所をガイドブックの地図で確認すると、広場の上にある道沿いにあるようなのです…。ここまでアップダウンをしてきた自分にとって、この階段を上がるという事実には、流石にもうギブアップ寸前でした(ギブアップしても何もならないのですが…)。地下鉄で1駅戻って…いやいや、もう運行は取りやめてしまっています。タクシー…ここまで来て使うのも…しかも遠回り過ぎる…。結局は階段を上がるしかないわけですね。しかも世界中から来た観光客を掻き分けて…です。
 とにかく、後は根性と気力でホテルには着きましたが、時刻はもう22:00になるところ…。とても無事に着いたとは思えないような行程でした。なかなか観光客に優しくない体制の中、ホテルには辿り着きましたが、こんな疲労感溢れる状況下でも、この後ご飯を食べに行ったのは自分でも大したものだと思っています(結果的にはこれが良かったのですが…)。道中での写真が1枚もない事に、行程中の危機感を窺わせてくれますが、とりあえずは着いてくれて良かったです。ホテルの受付の人が優しかったのが本当に忘れられません。


 ●2日間でローマを観光!

 今回のイタリア旅行は5泊7日という行程でしたが、つまりは1日中使える日は4日間という事です。これは案外短いもので、しかも今回はローマとフィレンツェという2都市に行きますから、本当に限られた時間で観光をしなくてはいけません。ローマに与えられた時間は丸2日間でしたが、それでも頑張って色々と見て、そして回ってきました(笑)。ダイジェストでお送りしたいと思います。

   時間的にはむしろ、夜の24:00に近かったかも

 まずはトレビの泉です。有名すぎて説明するまでもありませんが、これはローマに着いた日、疲労感はかなりのものでしたが、せめてどこかローマらしい所を見ておこうという事で(ホテルに向かう途中にスペイン階段は通ったのですが、気分的に他の場所に行きたかったのです…笑)、夜ご飯を食べに行きがてら寄ったものです。この時は夜の23:00を過ぎていましたが、まだまだ人だかりは絶えなかった事を覚えています。以前来た時は日が明るい時だったので、ライトアップされた夜の光景というのもまた印象的でした。「ローマへもう一度戻りたいと願うなら、後ろ向きにコインを投げよ」…という言い伝えがある為(なんてロマンティックな…笑)、それはもう世界中から観光客が同じ仕草をしていましたが、相変わらずそれらの観光客を狙った物売りが多いのには閉口しました。まあ、これもローマの観光地の1つの光景ではあるのですが…。

   閑散としている状態はあまり見ません

 そして改めて2日目の朝、ホテルから程近いという事で、まずはスペイン広場をどどっと下り、進路を南西の方に向けました。以前ローマに来た時は、北側とヴァチカン市国(今回は行っていません)が中心で、あまり見てなかった地域に足を延ばしておきたいという気持ちがあったのです。それにしても…スペイン広場を振り返って見てみると、よく昨夜はスーツケースを抱えてここを上れたなと思いましたね(笑)。

   街の中に、突然として現れるパンテオン   トラステヴェレにて…蚤の市は賑やかでした

 現存するローマ建築の最も大きな遺構であると共に、世界最大の石造り建築のパンテオン(現在の建物は、今から約1900年も前に建てられたものです)を見ながら、更に南西へと向かい、ローマ市内を流れるテヴェレ川も超え、トラステヴェレ(テヴェレの向こう側…という意味らしいです)という地区にやってきました。ここは今回特に訪れたかった場所で、“ローマの下町”とも呼ばれている所です。この付近ではポルタ・ポルテーゼという蚤の市が毎週日曜日の午前中に行われおり、たまたまこの日は日曜日だったので行ってみたのです。
 確かに凄い賑わいで、しかも露店の数が相当のものでした。売っているものにしても、鞄や靴はもちろん、古地図やアンティークな雑貨から食べ物の屋台まで…。豊富過ぎてよく分からなくなりそうでしたが、来ている人達も地元の人から観光客まで、実に豊富な感じでした。
 しかし、この時に注意したいのが“スリ”です…。こういう場所では特に警戒をしなければならないのですが、そう思っていた矢先、中東っぽい顔立ちの子供達3、4人ぐらいに、いきなりガバッと抱きつかれました。一瞬呆気にとられてしまいましたが、これこそ巧妙なスリのやり方ではないですか!…容赦なく自分は子供達を突き放しましたが(笑)、きっとどこかで大人達も見ている事でしょう。本当に気を付けなければいけない場所だと思いました。

   教会も本当に沢山あります   床や後方の天井のモザイクが素晴らしいです

 上の写真はサンタ・マリア・イン・トラステヴェレ聖堂といって、おそらくローマで最初に建てられた公式な教会だとか。それは4世紀の半ばという、とてつもない時代にまで遡ってしまうのですが、現在の建物は12世紀の当時の姿が基本となっているらしいです。もちろん中は自由に入れて、ちょうど礼拝が行われているところでした。こういった文化にすぐ触れられるというのは、やはり良いですよね。

   これが可愛いんです(笑)   常に観光客で賑わうナヴォーナ広場

 トラステヴェレには大きな道があまりなく、小型の電気バスも走っているのですが、これがローマの風景によく溶け込んでいて、自分は好ましい印象を受けました。電気を動力としているので音も静かで、ローマの小路を小回りを効かして走っている姿は可愛いとしか言いようがありません(笑)。もちろん、トラステヴェレだけでは無く、ローマの大通り以外のところで活躍してますが、それだけに路線が複雑なのも厄介です(笑)。こんなバスの旅ももしかしたら良いのかもしれません。
 そしてトラステヴェレを離れ、ローマを代表する広場の1つ、ナヴォーナ広場にやってきました。ここはその昔は競技場で、階段席に3万人をも収容する事が出来たらしいです。現在は庶民の憩いの場という感じですが、広場の中央にある3つの噴水は特に有名かもしれません。これら噴水にも、色々意味が籠められているので、歴史を紐解いて観察していくのも面白いかもしれません。

   工事中ではあった、ヴェネツィア広場とヴィットリアーノ

 今度はバスでヴェネチア広場へ向かいます。ここはローマの旧市街のほぼ中心に位置するのですが、この広場の奥に堂々と立つヴィットリオ・エマヌエーレ2世記念堂には圧巻でした。工事中なのは残念でしたが、それでもローマのランドマークとだけあって立派なものでした(辺りが広く見渡せる為もあるかと思いますが…)。

 ここからはいよいよ、古代ローマを偲ばせる地区へと入ってきます。それはもちろんフォロ・ロマーノとコロッセオで、ローマ観光の目玉と言っても過言ではありません。古代ローマ時代の市民の集会、裁判、そして商業活動や政治討論の場として設けられたこの場所は、古代ローマの発展の中枢でもありました。やはりカエサルを始めとする数々の皇帝や、歴史に名を残す遠い過去の人々と同じ場所を歩くというのは感慨深く、それだけでのローマに来た甲斐があったというものです。

   この辺はもう暑さのピークでした   壮大な眺めのコロッセオ内部

 しかし、この日の暑いこと暑いこと…。見所も沢山あって、色々見て回るべき場所もあるのですが、肝心の体力が厳しい感じでした。この日の気温は35℃を超えていて日差しも強く、しかも意外に蒸し暑いときたものです…。水分をいくらとっても足りないのですが、このミネラル・ウォーターも1€(約170円)、氷入りなら2,5€(約420円)と、ペットボトル500ml にしては値段が高過ぎるのもネックでした。ところで、ローマには噴水が沢山あるのですが、そこに空のペットボトルを突き出し、お水を溜めている人もしばしばいました。自分もあまりの暑さにやってみましたが、これが意外にも美味しかったのを覚えています。ただ、日本人には慣れない硬水でもあるため、飲み過ぎには注意…といったところでしょうか(体内に石が溜まってしまう事があるようです)。

   見るからに荘厳な雰囲気が漂っています   内部は更に荘厳な感じでした

 ここからは3日目の行程になります。まず向かったのはサン・ジョヴァンニ・イン・ラテラーノ大聖堂という所で、教皇座がヴァチカンに移るまで、長い間カトリックの教会の中心的存在であった場所です。もちろんその歴史は古く、今から1700年も遡る話しになってしまうみたいですが、確かに建築物も重厚なものばかりで、当時を偲ばせてくれるに相応しいものばかりだったような気がします。

   下にある道が一方通行なのはご愛嬌?   まだまだ石畳の道が残っているアッピア旧街道

 ここから向かったのがアッピア旧街道とサン・カッリストのカタコンベです。アッピア旧街道はローマで最初に敷かれた執政官道路(ローマと他の都市とを結ぶ街道)で、それは紀元前312年の話しですから驚かされますが、左上の写真はその起点ともなっているサン・セバスティアーノ門です。ローマは城壁で囲まれていて、18の門が造られているらしいのですが、その中でも最大のものだとか…。ここにも歴史が感じられますね。
 カタコンベは、いわゆる共同地下墓地というものなのですが、ここは英語のガイド付きで見学をする事ができました(時間の申し込みにギリギリ滑り込みでの参加となりました…笑)。つまりは地下に降りていく形をとったのですが、中は冷んやりとしていて(もちろんこの日も、ローマは猛暑と言って良いくらいの暑さでした)、予想以上に通路が沢山あったのが印象的でした。これは日本では見られない文化なので、何だか不思議な気もしましたが、変に神聖なものも感じられましたね。

   色々な人種の人達が観光に来ていました

 また、カタコンベの位置付けとしても重要なところらしく、世界の様々なところから観光に来ている人が多かったのも印象的に映りました。“死”に対して真正面から考えている…そんな人達が多かったのも興味深かったです。日本ではこういった考えはあまりありませんが、ここは文化の違いだけでは済ませたくないな…と思わせる場所にもなった気がしました。

   行列ができているサンタ・マリア・イン・コスメディアン教会   順番待ちの人達はご覧の通り…

   どこの国の人達も、写真の撮られ方は一緒です(笑)   あまり知られてませんが、この教会の内部はこんな感じです

 そして、特に有名なのがやはり真実の口でしょう。これはサンタ・マリア・イン・コスメディアン教会内にあり、映画『ローマの休日』であまりにも有名になってしまいましたが、あのお馴染みの言い伝えは、ちゃんと中世のものだそうです。それでもここを訪れる人は本当に多く、特に入場料があるわけでもないので(寄付金用の箱は置いてありますが)、午後以降は行列は必至…という感じです。
 この日も、ざっと20分~30分は並んでいたような気もしますが、世界各国からの観光客が真実の口を前にする行動と言えば、必ず“口の中に手を入れて写真を撮る”…で、言葉は分からなくても目的は同じ!…という状況には少なくとも感動を憶えました。皆さん本当に楽しそうに写真を撮っていて、何だか微笑ましくも感じられる光景ではありましたね。やはり一度は行くべき所なのかもしれません。

   自宅での撮影ですが、何だか懐かしい気にさせられます

 …というわけで、ローマを2日間かけてザザッと見て回りましたが、その間にお世話になったのが、上の写真の“ローマ・パス”でした。値段は20€(約3400円)でしたが、その効力はイタリアにしては?なかなかのものがありました。それらを挙げてみますと、、、

・有効期限は3日間
・地下鉄・バス乗り放題
・ガイドブックに記載されている有効なローマの美術館・施設のうち2つが無料
・以降は割引

 まず、3日間有効というのが今回では理想的です(ローマから移動の日の地下鉄も使えましたしね…)。そして、地下鉄・バス乗り放題というのは本当に大きく、バスの料金体系が面倒云々より、1回1回チケットを買わないで乗れる魅力というのが、時間効率の面からしてもお勧めなのです(前述の通り、自動券売機は故障している事が多々あるので…笑)。
 3つ目に書いてある“有効なローマ美術館・施設”…というのが若干分かりにくいですが、旅行者には必須とも言える“コロッセオ・パラティーノの丘”が11€(約1870円)、ボルゲーゼ美術館(今回記事には書いていませんが、行った場所の1つです)が8,5€(約1450円)なので、これで十分元は取れてしまう事になります。ボルゲーゼ美術館は予約料込みの値段ですが(予約必須の場所です)、これもローマ・パスを見せれば払う必要はないです。また、混雑必至のコロッセオにはローマ・パス所有者専用の入口が設けられていて、行列を横目に入れるというのも良い感じです(笑)。
 このように、お得感溢れるカードなのですが、ある意味でイタリアらしくない?…と思ってしまったのは贅沢な悩みでしょうか(笑)。まあ、観光がしやすくなるというのは素直に喜ぶべきで、お陰で時間の効率にも役立ち、今回の観光が実現できたのかもしれません。とにかく、丸2日間で予定通りの場所に殆ど行けたというのは、ローマ的には奇跡に近いとも思いました。それがイタリアという国なのです。


 ●ローマのレストランとホテル

 旅行に欠かせないのが“食”と“住”なのは当然ですが、イタリアでは特に大事と思っても良いかもしれません。食はもちろんの事、ホテル等も昔からある建物を使っていたりするので、いつも以上に拘りたい部分も出てくるというものです。ここでは、ローマで印象的だったレストラン、そして今回泊まったホテルを紹介したいと思います。

   夜の24:00くらいに行ったのですが、良い対応をして頂きました   写真の撮られ方も若干浮かれ気味かも…(笑)

 まずはピッツェリア(いわゆるピッツァの店です)、チーロ(Ciro)です。ここは何を隠そう、ローマに夜遅くに着いた日で、ホテル到着後に頑張って向かったお店だったのですが(時間的には23:30を過ぎていました)、カジュアルな雰囲気で、店員も暖かく迎えてくれたのを覚えています。ここで食べたマリナーラ(トマトとガーリックとオレガノのみのシンプルな味で、チーズを全く使っていないのが特徴です)というピッツァが絶品で、ローマに着いた日に来た甲斐があったというものでした。チーズ無しのピッツァというのも新鮮な気はしましたが、身体に重くなく食べる事が出来たので、時間的にも丁度良いという感じでした(また、やはりマルゲリータもお勧めらしいです)。もし、また夜にローマに到着する事があったとしたら、また寄ってみたいと思うお店の1つになったと思います。

 ※どうやらHPが無いようなので、以下を頼りに探してみて下さい!(中央郵便局の近くです)
  『Pizza Ciro』  住所 :Via Della Mercede 43   電話 : 06-6786015   ~2:00am(無休)

   なかなか雰囲気の良いお店でした   イタリアにはやはり色々な料理がありますね

 そしてもう1軒がラ・カンパーナ(La Campana)です。ここはローマの郷土料理を中心に、幅広いメニューが自慢のお店ですが、ここで自分はアーティチョーク(イタリアでは“カルチョーフィ”とも言うそうです…ついでに、和名は“朝鮮あざみ”と言います)という物を初めて食べました。ユリの根っこにも近い感じがしましたが、新しい食感でもあり、とても美味しかったです。
 初夏が時期の野菜でもあり、今回はこちらのレストランではよく見かけましたが、日本では気候が栽培に適していない為、あまり見かける事はないようです(観賞用が多いそうです)。茹でて食べる事が多いようですが、今回のように揚げて食べたのが絶品でした。これがまたワインが進むこと進む事…。実は、美味しいアーティチョークを食べられるレストランというのは、ここローマでもそんなに無いらしいのですが、ここは地元の人も好んで訪れるお店らしく、味には自信有りと見て良いと思います。

   この道は緩やかな下り坂で、下りきった所に駅があります

 そして、今回泊まったホテルがここ、インテルナツィオナーレ(Internazionale)です。イタリア語読みなのでこんな感じですが、用はインターナショナル…という事ですかね。前述の通り、スペイン広場に近い場所にホテルは位置しますが、駅的には地下鉄A線のバルベリーニ駅からの方がアクセスしやすいです。
 古い修道院の建物を利用したホテルで、客室の内装はそれぞれ異なるみたいですが、どれも雰囲気は良くて、年代を超えた魅力というものを感じさせてくれました。しかし何よりも、遅く到着したにも関わらず、暖かく迎えてくれたフロントの方にまずは好印象で、それはイコール、ローマの好印象にも繋がったくらいでした。
 ところで、このホテルのHPには日本語サイトもあるという事で驚いたのですが、日本人の利用者がやはり多いのでしょうか…。結局それは分からずじまいでしたが、フロントの人が「日本語で10は何て言うんだっけ?」など、日本語に対して興味を持っている素振りがあったのは確かで、それが何となく嬉しくも思ったりしました。こちらもお勧めのホテルと言って良いかもしれませんね!


 ●ローマからフィレンツェへ…

 2日間でローマを満喫した後、向かった先はフィレンツェでした。これは4日目の行程になるのですが、朝早くにローマを出発し、フィレンツェでの滞在時間が長くなるように列車を予約しておいたのです(予約はイタリア国鉄の自動券売機でも可能な為、実はローマに着いた時にやっておきました)。そのローマ発は朝6:52とさすがに早く、ホテルは6:00過ぎには出ておきましたが、ローマのテルミニ駅には6:30前には着く事が出来ました。最初ローマに着いた時と違って、ここでは余裕さも見られた感じです(笑)。

   Uscita はイタリア語で『出口』の意味です   A線の車両は近代的でしたが…やはりどことなく暗さが…

 もちろん、ホテルからは地下鉄A線のバルベリーニ駅を利用し(切符もローマ・パスで済みました)、朝の空いている地下鉄というのも満喫できました。それにしても…やはりローマの地下鉄はどこも薄暗いですね…。そんなに長く乗りたいような環境ではないのが残念です(これが地下鉄B線になると車両も古く、車体は落書きだらけなので、まだA線の方が救われてはいるのですが…)。

   ヴェネチア行き…という文字が旅情をそそります   ローマのテルミニ駅は本当に大きいです

 さて、ローマの玄関口であるテルミニ駅に着きましたが、まずは自分の乗る列車の番線の確認です。とにかく広い構内を持つ駅のため(ホームも確か30番線近くまであります)事前確認は必須でもあり、いきなり予定が変わる事もあるので細心の注意は必要です。小まめに発車番線を確認しつつ、駅で飲み物とパンを購入し、いざ列車に乗り込みました。この列車はユーロスター・イタリーと呼ばれており、イタリア国鉄を代表する特急列車でもあります。車両はETR500型と呼ばれているもので、最高速度は300km/時!(今のところは250km/時で運転していますが…)です。自分の心が浮かれるのも当然とも言えますね(笑)。
 ところで“ユーロスター”というと、イギリスのロンドンとフランスのパリを結ぶ高速列車の名前なのですが、実はイタリアの方が“ユーロスター”という名前は先に使おうとしていました。当初はイタリアの高速列車はペンドリーノと呼ばれており(左下写真の車両がそうです)、それがETR500型の登場を機に、ユーロスターという名前をにしようとしたのですが、ここでイギリスとの名称争いが生まれ、結局はイタリアが譲歩し、“ユーロスター・イタリー”と呼ばれるようになったという事です。この“譲歩”…という結果も、何だかイタリアらしい感じがしてしまうので不思議です(笑)。ちなみに、イタリア語ではローマ字読みそのままで、“エウロスタル”と発音します。

   こちらは初期の“ペンドリーノ”時代のETR450型車両

 さて、列車は6:52と、定刻に発車しました。イタリア国鉄では遅延が目立つというイメージが未だに拭えませんが(実際そうですが…笑)、高速列車に関しては概ね時刻通りに運行しています(逆に、早く着いてしまう場合もあります)。駅を出ると、まずはゆっくりと構内を進んでいくという感じで、本当に高速列車なのか…とも思ってしまいますが、やがて高速専用路線(イタリアでは“ディレティッシマ(一直線という意味です)”と呼ばれています)に入るとスピードを上げていき、いつの間にか近くの高速道路を走る車を軽々抜いていく速さになっていました。
 日本の新幹線は、いわゆる専用の線路で運行しているわけですが、イタリアを始め世界の殆どの高速鉄道は、高速の“専用線”を区間毎に設けてあって、そこに入るとスピードを上げる…といった運行をとっています。つまり都市部では在来線と一緒になって走っているわけですが、確かにこれだと都市部での建設が安上がりですし、何より在来線に簡単に乗り入れられるのが便利です。ただ、日本のように列車の本数が多くなってくると厳しくはなりそうですが…。

   朝早い出発だったので、とりあえず車内で空腹を満たします   車窓は、基本的にはこんな風景が続きます

 乗った列車は、ローマ・テルミニ駅を出ると次はもうフィレンツェのサンタ・マリア・ノヴェッラ駅で、正に超特急という感じですが、所要時間は1時間40分といったところです。イタリア国鉄の時刻表によると、その両駅間の距離は316kmらしく、これは日本の東京~仙台間に相当します。しかし、東北新幹線の“はやて”でも同じくらいの所要時間なので、スピードはいい勝負…といったところかもしれません…。ただ、値段的にはイタリアが2等クラス(普通車)で約43€(約7300円)なので、日本よりも割安感はあるように思います(東京~仙台間は、新幹線だと1万円以上は掛かりますので…)。しかも、割引料金も多々ありますしね。イタリアは、物価に比べて鉄道料金は安めと考えて良いかもしれません。
 さて、そんな勘定をしつつ、列車はスピードを緩めてきました。いつのまにか車窓は原野から台地に変わっていましたが、これがトスカーナ地方の風景の特徴でもあります。そして、列車は結局5分遅れで(笑)サンタ・マリア・ノヴェッラ駅に到着しました。さあ、いよいよフィレンツェです!


 ●フィレンツェも2日間で観光!

 フィレンツェの駅に着いたのは8:40ぐらいでした。これで予定通り、この日も丸々1日観光する事ができますが、それを含めても残された日はあと2日間です。とりあえずホテルに行き荷物を置かせて貰い、フィレンツェ観光へと繰り出しました。
 フィレンツェで一番見るべきものと言えば、やはり街のシンボルともなっているドゥオモですが、ここは前回行った事がある場所でした。また行っても良い場所ではありますが、2日間という限られた時間で行くには勿体無いため、その横に隣接している“ジョットの鐘楼”に行く事にしました。また、今が朝早い時間だった事も幸いしてたと思います(午後以降になると、ドゥオモや鐘楼は観光客の長蛇の列が出来てしまうのです)。
 ジョットの鐘楼は高さが約85mあるらしく、もちろん階段でしか上がれませんが、この頂上からの眺めは抜群でした。眼下にはフィレンツェの街並みがよく見え、しかもドゥオモからでは絶対に見れないドゥオモ自身も見る事が出来ます。以前はドゥオモから見た景色でしたが、眼下に広がる建物の赤い屋根がやはり印象的で、“バラ色の街並み”、“花の都”と呼ばれるのも分かる気がしました。

   ドゥオモ前は常に人で一杯です   人の小ささからも、ドゥオモの大きさが窺えるというものです

   街中にはこんな移動手段も!?   フィレンツェのバスはオレンジ色が多いです

 フィレンツェの街並みを上から拝見した形になりましたが、今度は、もっと遠くからフィレンツェを俯瞰してみたくなりました。それが出来るのが、フィレンツェ郊外にあるフィエーゾレという小さな町です。ドゥオモのバス停留所(イタリア語でバス停は“フェルマータ”と言います…音楽用語と同じです)から7番バス(約20分毎の運行でした)で約30分といったところでしょうか。場所的にはフィレンツェから北に8km、高さ300mの丘に位置し、エトルリアの都市国家に起源を発しています。今ではフィレンツェの格好の展望台としても人気があるらしく、遺跡を見ながら散歩するにも良い環境だと思います。ただ、丘の上に位置する町のため、坂ばかりというのが難ですが(笑)、それもこの町の魅力にも繋がっているとも言えそうです。
 例のフィレンツェの街並みは、フィエーゾレの町の広場から更に坂を上り、サン・フランチェスコ教会に行く途中から見えるのですが、この坂の傾斜もなかなか半端ではなく、やはり良い景色を見るには、それなりの苦労も必要だという事でしょうか…。ですが、その分そこからの景色は素晴らしいものでした。手前にはトスカーナの田園風景が広がり、その向こうにはバラ色のフィレンツェの街並み…そして、よく見るとドゥオモも薄っすらと見る事が出来ます。この景色だけでも、来た甲斐があったというものですね。一生忘れられない光景になりそうです。

   セルフのガソリンスタンドが可愛いです   先程のドゥオモも、遥か彼方に見えます

 さて、再びフィエーゾレからバスで戻り、早速フィレンツェの街の探索を始めます。フィレンツェはそこまで大きい街ではないのですが見所は多く、ルネッサンス絵画、特にボッティチェリの名画“春”・“ヴィーナスの誕生”が見れるウッフィッツィ美術館や、ダヴィデ像のオリジナルが置いてあるアカデミア美術館、フラ・アンジェリコの代表作“受胎告知”があるサン・マルコ美術館、ルネッサンス期の最大規模を誇る邸宅ピッティ宮、かつてのフィレンツェ共和国の政庁でもあったヴェッキオ宮など、挙げればキリがありませんが、実は今挙げた所は前回に既に行った所でもあり(笑)、今回は外観を眺めるだけに留めました。

   あまりにも有名なポンテ・ヴェッキオ   ポンテ・ヴェッキオは、常に観光客が行き来する場所です

   映画『ハンニバル』でも登場したヴェッキオ宮   鼻の頭を撫でると幸せが訪れる?“ブロンズの猪”

 それでも、アルノ川を渡っているヴェッキオ橋(ポンテ・ヴェッキオ)は、何度通ってもフィレンツェ情緒を醸し出してくれます。これはフィレンツェでも最古の橋でありますが、フィレンツェらしく、橋の上には貴金属などの商店が並び、人の往来は途絶えません。前回ももちろん来ましたが、個人的には、ドゥオモと並ぶフィレンツェの街の象徴だとも思っている程なのです。

   土地柄、やはり革製品が多いです   ここが世界に名立たるグッチの本店です

 また、買い物派にもフィレンツェは重要な所です。ここは革製品が特に有名で、市場の露店を覗くと、鞄や靴などが所狭しと置いてあるのが目に付きますが、それとは別に、グッチやフェラガモ等、世界的名店が本店を置いてある場所である事も見逃せません。他、イタリアを代表する陶器であるリチャード・ジノリや、ハンドメイドの高級靴タニノ・クリスチ等も、ここフィレンツェ生まれですから、さすがブランドの国イタリアだとも思わせますね…。

 ところで、フィレンツェの駅はサンタ・マリア・ノヴェッラ駅…というのですが、これは駅のすぐ近くにある、サンタ・マリア・ノヴェッラ教会からきています。この教会は、ゴシック様式を踏襲しながらも、フィレンツェ独自のスタイルを確立した点で特筆され(フィレンツェ・ゴシックと呼ばれます)、これは前述のドゥオモやジョットの鐘楼にしても同じ様式が取られていると思います。
 残念ながら今回は工事中で、その華麗なファサード(建物の正面を表します)を見る事は出来なかったのですが、この教会と隣接した薬局(サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局)がまた特筆できる場所なのです。ここは1612年に薬局としてスタートし、フィレンツェに咲く花や香草を使った香水や石鹸等を扱っているのですが、中は美術館のようで、ここも教会の内部なのかと思ってしまうほどです(右下の写真は別の教会の内部の写真ですが、引けをとらない感じですね)。ここは商品を手にとって選ぶのではなく、カタログ(日本語もあります)から選んで持ってきて貰うという手法を取っており、現在の普通の薬局とは違った伝統的な部分も感じられました。

   これが薬屋とは…思えません!   こちらは、サント・スピリト地区にあった教会です…

 このように、2日間丸々フィレンツェの街に費やしたのですが、前に1回来ているにも関わらず、まだまだ見るべき所は沢山あるという感じです。それでも、今回で大体の場所には行く事が出来たのではないでしょうか。ただ、それもガイドブックに載っている範囲というだけの話しで、街を歩いていくと、興味を惹かれそうな場所は本当に幾つも存在しています。

   街中で見かけた、芸術的な風景…   現地スタイル?で、街のスーパーでお土産を探しています(笑)

 個人的には、街中にある普通のスーパーで、お土産を探している時間も楽しかったですし、究極的には街をただ歩いているだけでも楽しいのです。そういった魅力を感じさせてくれる街というのは、他ではなかなか無いように思います。そして、それがいつまで経っても飽きないというのも素晴らしい事だと思います。フィレンツェはもちろん観光で有名な場所ではありますが、それだけには留まらない魅力があるというのを再認識したように思いました。フィレンツェ観光の最後には、ミケランジェロ広場からの街並みをお楽しみに下さい(夕日時ですが、時間的には夜の20:30頃のものです)!

   この景色を見たいが為に、フィレンツェを訪れる外国人観光客は後を絶たないのですが…納得の景色ですね   展望スポットにはご覧の通り


 ●フィレンツェのレストランとホテル

 ここもローマと同じように、印象的だったレストラン、そしてホテルを紹介します。特に、レストラン事情はローマより全然良いかもしれません。本当に美味しく、そしてどれもがイタリアらしいお店ばかりです。個人的な思いではありますが、是非参考にして頂ければと思います。

   常に賑やかな雰囲気の Zaza   これで前菜ですから驚きです

   室内の方もやはり賑やかな感じ   パスタも美味しかったです!

 まずは地元でも有名なトラットリア(カジュアル・レストラン)、ザザ(Zaza)です。ここは前回来た時にも寄ったお店なのですが、イタリア通の知り合いに教えて貰ったお店で、その時はまだ日本ではあまり知られていませんでした。最近は日本のガイドブックにも載るようになったので、日本人観光客も多く訪れるようですが、やはりここの料理は最高です。今回は昼も夜も来てしまいましたが、量といい質といい、全てに満点を上げたいくらいです。
 何を頼んでも美味しいのですが、特に“Zaza 風…”となっている料理なら間違い無いです。前菜にしてもパスタにしても、そういった料理が必ず用意されており、昼なら前菜だけでも十分という感じはあります。以前と変わらず気取らない感じが好ましいお店ですが、いつの間にかお店の入口には、案内役をする若い女性の人が立っている事に驚きました。これはザザの隣りにある店も同じ事を行っており、黙認の客引き合戦が繰り広げられていたように感じられました。何だか、時代だ…と思いましたね(笑)。

   店員が気さくで良い感じでした(笑)   このお店オリジナルのワインも用意されています

 お次はトラットリア・アンジョリーノ(Trattoria Angiolino)です。ここは、トスカーナ料理と言えば真っ先に名前が挙がるぐらい有名なお店らしく、そして気軽にそれを味わう事が出来ます。自分が行った時は14:00過ぎと、ランチが終わりそうな時間だった為に、そんなに人はいなかったのですが、ここのパスタ(アンジョリーノ風ペンネ…写真右上参照)は美味でした♪…ここのお勧め料理は、フィレンツェの代表料理“ビステッカ・アッラ・フィオレンティーナ(フェレンツェ風Tボーンステーキ)”だったのですが、さすがに昼からこれはキツイので頼まずじまいでした。店員には「ここのビステッカを食べないなんて勿体無い!」と言われてしまいましたが…(笑)。お店独自のHPは無いようなので、ここは日本の“ぐるなび海外版”を参照という事で…。

   駅からのメイン通りに面しているので、探しやすい筈です   見るからに瑞々しさが伝わってきます…

 ここは前回、あまりにも美味しくて2回行ってしまったというお店です。フィレンツェの駅からドゥオモに行くメイン通りに面しているので、簡単に見付けられると思うのですが、ジリオ・ロッソ(Giglio Rosso)というお店です。ここは別に何の当ても無く、ただフラッと入っただけだったのですが、これが自分的には大当たりで、今回も含めて必ず“トマトとモッツァレラチーズのサラダ”は頼まざるを得ない逸品です。ここに来て初めて、イタリアは野菜とチーズが美味しいという事が分かりました。他にも美味しいメニューはあるのですが、個人的に想いが強かったお店という事で、選ばせて頂きました(笑)。

   地元でも有名な“Grom”   やはりイタリアの街歩きにはジェラートですね(笑)

 そして、やはり(ジェラテリア)ジェラート屋は欠かせないでしょうね…。ここはグロム(Grom)というお店で、恐らくフィレンツェで一番有名なジェラテリアかもしれません。地元から観光客まで大人気で、常に人で賑わっているという感じです。お勧めは“Crema Come Una Volta(昔ながらのクリーム味)”で、自分もこれを食べてみましたが、これが予想以上に美味しかったです。フィレンツェもやはり一日中暑かった為、ジェラートも一際美味しく感じられましたが(笑)、日本のアイスとは一味違う感じはありました。お店には日本人の店員もいて、頼みやすかったのが(ジェラテリアでは、基本的にコーンかカップ、そしてサイズ等、細かく選んで注文するのです)良かったです。ただ、フィレンツェ(もちろん他の町にも)には何軒もお勧めとされるジェラテリアがあるようで、ここは自分のお気に入り店を探すのも楽しみの1つになるかもしれません。自分は何となく入った店が実は開店記念だったらしく、無料でジェラートを頂いてしまいましたし…(イタリア語が分からなく、貰って初めて気付きました…笑)。

   サンタ・マリア・ノヴェッラ薬局も、この通り沿いにあります   意外とモダンな客室でした

 フィレンツェで泊まったのが、ホテル“アルバ(Alba)”という所です。駅から歩いて2、3分くらいの所にあり、幾分重くなってきたスーツケースで移動していた自分にとっては、好都合の場所にありました。駅から近いのは便利だとしても、観光に行くには不便では…と思うかもしれませんが、繰り返し言うようにフィレンツェはそう大きな町ではないので、どこに行くにも徒歩で十分なのです。だとしたらホテルは駅に近い方が便利なのかもしれません。
 外観は昔ながらの感じですが、内部は驚くほどモダンで、部屋に壁掛けの液晶テレビがあった事には驚いてしまいました。ホテルのスタッフの方も優しく、初日に預けた荷物に関しても快く引き受けてくれました。…何となく、ロビーに置いてあったピアノが気になりましたが(笑)、また利用してみたいホテルの1つになりましたね。全ての部屋にバスタブがあるわけでは無さそうですが(これはヨーロッパの中級ホテルだったら、どこでもそうだとは思います…)、総じて心地良く過ごせたので、特に問題は無いでしょう!

 ところで、今回はホテルを個人で取りましたが、ここで役に立ったのが“Venere”という海外ホテル予約のサイトです。これは、海外(特にヨーロッパとアメリカ)のホテルを検索するのに便利で、そのまま予約もそのサイト上で行えるという優れものです。支払いは現地で現金で行っても良いので、自分は2002年にヨーロッパに行った時にも使わせて頂きました。
 そして、今回そのサイトを久しぶりに見たら、いつの間にか日本語ページが出来てて(!)、自分にとっては更に使いやすくなっていました。今後もヨーロッパ・アメリカ旅行の際に使えるサイトとして、頭の片隅にでも置いて貰えたらと思います。


 ●帰路もまだまだ旅気分!

 ローマ3日間、フィレンツェ2日間の行程を終え、ついに日本に帰る時がやってきました。正直言って名残惜しいですが、そうもいきません…。また来れる日まで、しばしイタリアとはおさらばです。この日のフライトはローマを13:00に出る便で、自分は今フィレンツェにいるわけですから、実は飛行機に乗るまでもが長旅でもあります(笑)。朝8:00発ぐらい(これも、ゆっくりと言えばゆっくりの時間ですよね…)のユーロスター・イタリーで、まずはローマ・テルミニ駅へと向かいました。

   朝のサンタ・マリア・ノヴェッラ駅は眩しく見えました   前面部には特別塗装が施されていました

 列車は遅れる事もなく、優秀に?テルミニ駅へと着きました。この時点で時刻は9:45くらいで、ここで空港行きのレオナルド・エクスプレスに乗り換えて、一路空港へと向かいます。接続も上手くいき、空港には10:30頃には到着する事が出来ました。通常、国際線は出発の2時間前に空港に着く事が目安とされるので、もはや余裕とみても良いくらいです。

   ローマの空港は意外にも雑然としています   やはり地元のアリタリア航空が目立ちます

 ルフトハンザのカウンターで早々にチェックインを済まし、荷物も預けて、自分はしばし空港探索へと繰り出しました。イタリアの国際空港という事で色々と見るべきものはありそうな気はするのですが、実はそんなに目立った施設は無いというのがローマの空港の実情です。あまり観光的な空港という感じはしなく、取り合えず飛行機に乗る為に通過する場所…という感じなのが残念ですが、それでも免税店には寄らせて頂きました。…というか、それくらいしかやる事は無いんですよね(自分は飛行機の写真を撮るという“遊び”がありますが…笑)。
 さて、出発時刻も迫ってきたので搭乗ゲートへと向かい、そのまま案内されるように人が行く方へと進みます。どうやら今回はバスで飛行機の駐機場まで行くらしく、皆言われるがままにバスへと乗り込みました。…しかし、このバスがいつまで経っても動き出しません。エンジンを掛けてないのでクーラーもろくに効かず、満員のバスの中は蒸し風呂状態…となりかけたのですが、やがて荷物を両脇に抱えた1人の女性がバスに乗り込むと、バスはエンジンを掛け、駐機場へと動き出したのです。この女性1人の為に、皆15分以上も待たされたとは…。イタリアの最後の最後まで、マイペースの文化にやられたという感じでしたね(笑)。

 結局飛行機は20分遅れくらいで出発し、乗り継ぎ場所であるドイツのミュンヘンへと向かいました。自分は窓側の席を指定したので(これは乗り継ぎ後のミュンヘン⇒成田間でもそうでした)、移り行く眼下の景色を見ながら、まずはのんびりとした昼下がりのフライトを楽しみました。

   イタリアの大地は緑と土と…という感じです   スイスっぽいですが、オーストリア上空です

 ルート的にはイタリアの真ん中を北上し、そのままオーストリアを経てドイツのミュンヘン…という感じだったと思います。特にオーストリア上空は山が連なる景色で、本当に絵に描いたような素晴らしさでした。これでは誰しもが飛行機の窓に釘付けになってしまう事でしょう(この時は、行きと同じでスイス上空かな?…と思っていたのですが、後で調べてみるとオーストリア上空だったようです)。

   オーストリアの山並みを終え、ドイツ上空に入りました   森が多いドイツですが、ミュンヘンはなかなか大きな都市です

 そしてその山も越え、平地に入ってくるとドイツに入ったと実感させられます。周辺は緑が急に多くなり、森の多い国ドイツを象徴させる光景でした。この時点で飛行機は既に高度を下げ始めていたので、もうすぐミュンヘンに到着するのかなと思いましたが、予想通り、それらしい街並みも視界に入ってきました。ミュンヘンは、ドイツの中でもベルリン、ハンブルグに続く第3の大都市で、人口も130万人くらいですが、それでも緑は豊かそうな感じがしました。聞くところによると、ミュンヘンはドイツの中でも治安は1、2番目くらいに良く、世界的に住みやすい都市にも決まって上位にランクされているそうです。時間があったら寄ってみたい…という衝動に駆られたのは言うまでもありません(笑)。

   ミュンヘン空港は、かなり整然とした雰囲気があります   ミュンヘン空港を離陸…目指すは日本の成田です!

 しかし、今回のミュンヘンの滞在時間は、空港にての僅か40分のみ!(本当は1時間だったのですが、乗った飛行機はそもそも20分遅れで出発したので)…ルフトハンザの接続の良さを逆に恨んでしまいますが(笑)、この空港は大きいもののシンプルにまとめられていて、乗り継ぎにはそう時間は掛かりませんでした。…とは言ったものの、出国審査(自分の場合乗り継ぎ便なので、出発地のローマではなく、次の行き先がEU圏外になる空港で出国審査を行います)と免税現金払い戻し(タックス・リファウンド)の手続きを終えると、残り20分ぐらいになってしまったのも事実であります。出発20分前というと、もう搭乗ゲートは開いている時間で、確かに殆どのお客さんが機内へと移動している感じでした。ここで最後の土産を…と、懲りずに色々と店内を見て歩いていたのですが、いつしか「ミスター・タケウチ~」と、遠くから空港スタッフの方に呼ばれてしまうではありませんか!…結局何も買えないまま成田行きの飛行機の機内へ…。少々後ろ髪を引かれたミュンヘン乗り継ぎでしたが、そこは飛行機が離陸した後に空港を撮影する事で落ち着きました(笑)。


 こうして成田に着いたのは翌日の10:20頃(ほぼ定刻の到着でした)…。イタリアと日本の時差は7時間(今回はサマータイム適用期間でした)なので、フィレンツェを出てから約20時間の行程がここに終了したわけです(空港から自宅までの道のりも含めたら、ほぼ1日がかりになってしまいますね)。確かにイタリアは遠かったですが、それでもまた行きたいと思ってしまう魅力…。やはり伝統と文化は偉大なのですね!
 それにしても…こんなに長々と読んで頂いてありがとうございました(しかも相当更新が遅れましたし…)。個人的にも思い出深い(感慨深い?)ブログになったと思います。こんな記事ですが、何らかの形でお役に立てましたら幸いです!

 ☆海外ホテル予約 Venere の(日本語の)HP…http://ja.venere.com/

 ☆ルフトハンザ航空の(日本語の)HP…http://www.lufthansa.com/online/portal/lh/jp

 ☆Roma Pass のHP…http://www.romapass.it/

 ☆Hotel Internazionale のHP…http://www.hotelinternazionale.com/

 ☆La Camapana のHP…http://www.ristorantelacampana.com/

 ☆Hotel Alba のHP…http://www.hotelalbaflorence.com/

 ☆Zaza のHP…http://www.trattoriazaza.it/

 ☆Gilgio Rosso のHP…http://www.ristorantegigliorosso.com/

 ☆Grom のHP…http://www.grom.it/

テーマ:ヨーロッパ旅行記 - ジャンル:旅行

東京は自宅のパソコンの前にて…(笑)
 今日の午後ですが、やっと…やっと家に帰ってきました。久しぶりに見た自分の部屋ですが、やはり落ち着くものですね。思えば長く外にいたものです。

 さて、今回は初めて、2つのツアーにハシゴで参加する…という事を成し遂げてしまいましたが、それらを象徴するのが以下の写真です。

   大勢で行くからこその面白さがありました   晴れは晴れで、暑くて大変ではありました


 鳥取砂丘、2回行きました(笑)


 左上写真の日付が8月4日で、Generation Gap と The Linda のカップリング・ツアー中に…、右上写真の日付が8月10日で、さばいばる伊藤さんのツアー中に…となっております。1週間以内に2回、砂丘を訪れた人というのも、そういるものではないでしょう(笑)。かなり貴重な体験をさせて頂きました。
 これらを忘れないうちにブログに書いておきたいところですが、物事には順序というものがあります。そう、まずはイタリアの旅日記に取り掛からなくてはならないのです。一体、これら溜めていたブログが完成するのはいつの日になる事やら…。とにかく…頑張ります!

 ※故障してしまった、さばいばる伊藤さんの車ですが、今日の昼頃、直ったとの情報が入ってきました。
   今頃は東名高速を通って、関東へ向かっている頃でしょう…。無事に辿り着く事を祈っております。

テーマ:夏のお出かけ - ジャンル:日記

三河安城のインターネット・カフェにて…
 今日(8月15日現在)で自宅を出てから19日目になりましたが、先程この日のライブを終えまして、ついに明日は久しぶりに自宅に戻る事ができます!
 …と、喜んだのも束の間、本来ならばこのまま車で夜通しで東京に戻るところなのですが、今自分がいるのは、愛知県は三河安城にあるネットカフェでありまして…。

 えー、本日14:00頃でしょうか…。門司から中国自動車道を通って近畿自動車道へ…、そして名阪国道経由で名古屋へ向け車で走っていたのですが、その名阪国道で車が故障してしまいまして、急遽バスと鉄道を乗り継ぎ今日のライブハウスに着いたのが今から6時間ぐらい前の事でした…。

   名阪国道の路肩に停めざるをえなくなっています

 詳しくは後々に説明するとして、とにかく車は今日中には直らないとのことでした。しかし自分は明日、都内で用事がある身なので、ひと足早く自分だけ、電車で東京に戻るという手はずになり、現在はJRの三河安城駅の近くで時間を潰している…という感じです。

 思えば色々な事があり過ぎたツアーでしたが、最後の最後でこんなに大きなオチが付いているとは…自分でも驚きを隠せません(笑)。まずは東京に戻って、そしてゆっくりと、これらのツアーを振り返っていきたいと思っている次第です。まずは帰るのが最優先ということで、身体を今のうち休めておきますね!

テーマ:いま想うこと - ジャンル:日記

2007年9月7日のライブスケジュール
 ツアーもそろそろ終わりに近付いていますが、自分名義のピアノトリオライブを来月に行いますので、早めに宣伝しておこうと思います。

     ★9月7日(金)千駄木 Django
1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Pf)竹内大輔、(B)池田暢夫、(Ds)佐々木俊之

 自分名義のライブをまた行います!この日は偶然?にも、お店の5周年という事で、
 なかなか大役を任された感じですが、いつものように、楽しんでやりたいと思います。
 また色々と計画を練って臨みますので、どうぞご期待下さい!


 という感じです。どうも簡単な宣伝になってしまいましたが、いずれまた書き直すつもりです。皆様よろしくお願い致します!

   吊橋だけに、結構揺れます…

 写真は、大分県は九重という所にある、日本一の人道吊橋、九重“夢”大吊橋です。お盆の時期に行っただけにかなり盛況していました。ちなみに長さ390m、高さ173mで、この数字が日本一らしいです。詳細については、ツアー日記?の本編にて!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

富山の漫画喫茶にて…
 Generation Gap と The Linda のカップリング・ツアーは、無事前半を乗り切りました。各地で足を運んで頂き、ありがとうございます!ライブを行った場所は、約10日という間に、広島、高松、鳥取、神戸…という4ヶ所のみでしたが、本数云々よりも、日々の中身が濃いと思わせるツアーになっていたと思います。
 前半最後の場所となった神戸でライブが行われたのは昨日の事…。メンバーはそのまま東京に一目散で戻るという行程を辿っていましたが、自分は次の日からの“さばいばる伊藤ツアー”に参加すべく、神戸で1泊した後、電車で富山へと向かいました。そして現在、富山市内にある漫画喫茶にて、この文章を書いている次第です。
 改めて言いますが、全部の記事を書くのは、写真の都合上、このツアーが終わってからになりますので、まだ先の事になってしまいます(もちろん、その前にはイタリア旅日記が控えています…)。まだ暫くの辛抱?をお願いしたいところです。

 さて、今回はちょっと宣伝です。最近は amazon や、CD Baby 等でもCDが購入できるようになった honey side. の音源ですが、今度は iTunes Music Store でも買えるようになりました!またまた喜ばしい限りですね♪

   
       ↑
     こちらを iTunes が入ったパソコンでアクセスすると、下の画面が表示されると思います。

   1曲から買えるとは何とも気軽♪

 ここではCDに入っている曲、1曲から購入する事ができるので(1曲150円です)、より気軽にお聴き頂けるかもしれません。多くのアクセスをお待ちしておりますので、どうぞよろしくお願いします!

テーマ:日々のつれづれ - ジャンル:日記

高松のインターネット・カフェにて…
 ただいま Generation Gap と The Linda のカップリング・ツアーの真っ只中ですが(今日は自分はオフですが)、よく考えたら「これは伝えておかなければいけない!」と思い筆?をとりました。

   どなたが10万件を踏んだのでしょう…?

 カウンターが10万件を超えています♪ここまでの御愛読、皆さんありがとうございました!!前回5万件を超えたのが昨年の10月12日でしたから〔驚きの5万件突破!参照〕、あれから約10ヶ月ですか…。自分ながらよく頑張ったものです。これからもよろしくお願いしますね!

 今回のツアーに関しての記事更新は、東京に帰ってからになると思いますので、まだまだ先の話しになってしまうのですが、とにかく濃いツアーになっている!…という事は確かです。むしろ、それより前にイタリアの旅日記についても書かなければならないので、それまで全てを覚えてられるのか心配…というくらい、色々な出来事が起きています。とにかく…楽しみにしていて下さい!

テーマ:頑張れ自分。 - ジャンル:日記



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

     ☆試聴はこちら



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