話しは北海道ツアーから帰ってきた6月10日(日)という日になりますが、Gerald Albright(ジェラルド・アルブライト)というサックスプレイヤーのライブを観に、青山のブルーノート東京まで行ってきました(北海道から帰ってきたのは15:00頃だった為、夜のライブには行けたのです)。この方は Smooth Jazz の名手として知られている方なのですが、Smooth Jazz と言えば、サックスの川島さん率いる“ぐるすむ”(←バンド名ではないか…笑)が思い出されます〔D's Bar にて“ぐるすむ”第4弾参照〕。 実は今回のジェラルドのライブは、その川島さんからお誘いを受けたもので(ついでに、川島さんは今回の公演を合計3回も観ています)、自分自身はジェラルドについては、そんなに知っている感じではなかったのですが、Smooth Jazz を知るためにも観ておいた方が良いとのアプローチを経て、観に行くことになりました。

当日は2ステージ目、21:00からの会でしたが、この日は6月5日(火)から続く、ジェラルドのブルーノート公演の最終日でもありました。つまり、自分が観たのは正真正銘のラスト・ショーだったわけですが、会場もそんな熱気に包まれた雰囲気の中、ライブは始まったような気がしました。
ライブについては多くは語りません。ただ、ジェラルド・アルブライト…全てが最高でした…。音も楽曲のアレンジも確かに素晴らしいのですが、とにかくライブ・パフォーマンスが印象に残った感じはありました。後半の方では客席を煽り、会場はダンスフロアと化していましたし、全ての人が一体になっている雰囲気を作り出していました。メンバー同士の信頼感も抜群という感じで、何より音楽を楽しんでいるというのが素直にこちらに伝わってきて、単純な事なのですがそこに自分は感動しました。 こういうライブを見ると、音楽ってホント感覚だな…と思います。もちろん音楽的には計算されている部分があるのでしょうけど、それとは別で、外に表現する時は「音楽が好き」という素直な気持ち…。それがやはり一番大事ですよね。凄く身になるライブを観たと思いました。
余談ですが、ジェラルドのライブ中に、客席の後ろの方に見慣れた黒人がいるなー…と思っていたのですが、なんとドラマーの Omar Hakim(オマー・ハキム)じゃないですか!…今月の14日(木)から、同じくブルーノート東京で行われる、“Nile Rodgers & Chic(ナイル・ロジャース&シック)”ライブのドラマーでもあるので、この場で見かけても不思議ではないのですが…(いや、でも普通に驚きますよ…)、それにしても随分と早く来日しましたね。しかも、彼はずっとステージに向けてビデオカメラを回していたのです…。自分の物なのでしょうか…それとも今回ステージに立ったメンバーに頼まれて??…ある意味2度美味しかった現場でした(笑)。
☆ブルーノート東京のHP…http://www.bluenote.co.jp/
テーマ:SMOOTH JAZZ - ジャンル:音楽
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