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竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
また一目惚れした携帯ストラップ
 自分、携帯ストラップに関しては結構慎重に選ぶほうなのですが、2ヶ月ほど前、今までお気に入りだった鯛焼きストラップが紐の下から取れてしまい〔一目惚れした携帯ストラップの写真参照〕、何か替わりに良い物はないかと、探していました。…それでもなかなか自分的に納得のいくものが無く、やはりこれは同じタイプで攻めないといけないな…と思い、浅草は合羽橋(かっぱばし)へと足を運ばせました。
 合羽橋は“道具街”とも言われている場所で、調理道具、食器、厨房設備、製菓用品などを専門的に扱うお店が大通り沿いに数十軒も並んでいるのを見る事ができます。その中にレストラン等のサンプル品を造っているお店があるのですが、実は以前の鯛焼きストラップはそこで購入していました。やはり鯛焼きを超えるには、そこに行くしかないと考えたのです。

   結構人で賑わっていました   かなりリアルですが、もちろん食べられません(笑)!

 サンプル品を扱うお店は何軒かあるのですが、自分は最終的に“まいづる”というお店で購入する事にしました。売っているものは手造りだと思うのですが、その為か1つ1つが微妙に形が違います。つまり、お店の個性がそのまま商品に反映されているというわけですが、その中でやはり、“まいづる”が自分の好みに一番合った気がしました(商品にもよるのですが…)。
 お店の中は見て分かるようにサンプル品だらけで、何を買おうか迷ってしまうのですが、自分がこれだと思ったのは“どら焼き”でした。鯛焼きの次はどら焼きか!…と言われてしまいそうですが、これは触感も何だか本物に似ていて、正に非の打ち所が無い!…という出来栄えに思えたのです。サンプル品という性格上、そんなに安いものではないのですが、自分の気持ちを信じて“どら焼きストラップ”は購入する事にしました。早速携帯に付けてみると、これがなかなかの光景。すぐに自分は気に入ってしまいました♪

   どら焼き…に見えますよね!?

 しかし、親や周りの人に見せてみると、「ハンバーガー?」、「ホットケーキ?」…など、自分が思いもしなかった返答を受けてしまいます…。うーん…そう言われればそんな気も、、、って…いやいや、これは確かに“どら焼き”ですよ。皆さんはどのように思われますでしょうか(笑)。

 ☆かっぱ橋道具街のHP…http://www.kappabashi.or.jp/

 ☆まいづるのHP…http://www.maiduru.co.jp/
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黄門御一行バンドの魅力
 昨日はお馴染み、黄門御一行バンドのライブでした。この日は暑く、バンドのメンバーも半ばダラダラとした感じで進行していった感じはありましたが、その緩さがまた個人的には好きだったりします。
 この日のドラムは、いつもの“八兵衛”こと中村昇一さんではなく、助っ人?として二神浩志さんに叩いて頂きました。二神さんはもちろん黄門御一行バンドで叩くのは初めてなのですが、自分以外の他のメンバーとは顔馴染みの仲なので、そこはすんなりと曲に入っていましたね。恐らくそのメンバー間では、これまで何百回という数のライブをこなしてきているのだと思います。そう考えると凄いですよね。

 先ほども言ったように、このバンドは名前云々のわりには、比較的緩い空気が流れているのが魅力の1つ?でもあるのですが、それは和気藹々としたライブにも表れているような気がします。MCをしていたら、いつの間にお客さんとの会話になっていた…というのはざらで、このバンドはMCをやり過ぎて曲をする時間が無くなったいう過去も通ってきたのです(笑)。それでいてお客さんが楽しんでくれているのですから、その雰囲気の良さはお店全体に波及していっているのかもしれません。
 そんな中、自分達を如実に表す良い言葉が耳に入りました。このバンドのやる音楽のジャンルと言うと、ソウルからファンクはもちろん、オールディーズやらスタンダード・ジャズ(最近あまりやりませんが…)、そして歌謡曲やJポップなど、多種多様な感じでお送りしているのですが、これは普通に見ると、全然やるジャンルに拘ってないのでは…と思われがちです。しかし、ここまで色々やっていると、ジャンルに拘ってない事がむしろ拘り…と言えるという事に、自分は正に共感しました(笑)。
 少々強引な感じも否めませんが、見方によっては面白い事をやってるなとも思います。お客さんが望むとあらばジャンル拘らずリクエストにもお応えしてますし、むしろジャンルより、その場の雰囲気で曲を選べるというのももしかしたら利点なのかもしれません。

   それにしても賄いのネタは尽きません!   たまには、こんな写真も良いですね♪

 右上の写真は(左上の写真は恒例の賄いです♪)、自分達は演奏スタイルにも拘らない…という事で、ここ Rocky では始めてデュオで演奏させて頂いた時のものです(曲はユーミンの“春よ来い”でした…また何て季節外れな…笑)。こう出来るのも、自分達の“拘り”があるからなのかもしれませんね!

 ☆五反田 Rocky のHP(臨時のページ)…http://www8.0038.net/~rocky/www8.0038.net/

 ☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

2007年7月のライブスケジュール、7月~9月のツアースケジュール
 今回は7月のスケジュールだけではなく、7月から9月にかけて行われるツアーのスケジュールについても記したいと思います。今夏は2つのバンドのツアーが控えており、さらにはツアーの“ハシゴ”も行うなど、かなりタイトなスケジュールを組まざるをえませんでしたが、暑さに負けず?頑張っていきたいと思います!


     ●7月3日(火)銀座 Ami's Bar
Open…19:30~、1st.…20:00~、2nd.…21:20~、3rd.…22:40~、
Charge…5300円(1ドリンク付)
Member…(Vo)横前恭子、(Pf)竹内大輔、(Vib)阿見紀代子

 ボーカルの横前恭子さんと3ヶ月振りに一緒に演奏をします。場所は前にも演奏した
 ところなのですが、ここのオーナーである阿見さんは、日本でも数少ない
 女性ジャズ・ビブラフォンの奏者ということで、もちろんこの日も出演します。個人的には
 ビブラフォンは大好きな楽器なので、一緒にジャズを演奏出来る事を嬉しく思っています!


     ●7月4日(水)銀座 Tact
Open…18:30~、Start…19:30~、自分達の出演は20:30~(予定)
Charge…3000円(1ドリンク付)
Member…(Ds)木村創生、(Vo)中原麻友美、(Key)竹内大輔、(B)相沢卓也

 ドラムの soki 君に誘われ、銀座のライブハウスに出演をします。この日は
 “New Face Artists form YAH!!”というイベントがあるらしいのですが、
 名前的にオーディションっぽい感じですね。ということは、ここはボーカルの
 中原さんを立てていかないといけません。楽しく演奏していこうと思います!


     ●7月5日(木)、10日(火)、13日(金)神泉(渋谷)玄
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd…23:00~、(あくまで目安です…笑)
Charge…詳細不明
Member…(Vo)山崎信子(5日のみ)、(Vo)東野泰人(10日のみ)、(Vo)エリカ(13日のみ)、
       (G)松下譲次、(Key)竹内大輔、

 昼間はラーメン屋、夜は居酒屋という顔を持つ玄(くろ)というお店ですが、今月は
 3回ほど演奏させて頂きます。毎回違ったボーカルの方なので、それぞれ個性が
 出てて弾いていて面白いです。また、和気藹々の雰囲気もここの特徴と言えるでしょう。
 また、何回も言いますが、ここの演奏者と客席の近さといったら、その右に出る
 ものは無いと言っても過言ではないでしょう(笑)。ぜひ体感して頂きたいものです。


     ●7月6日(金)、20日(金)赤坂エクセルホテル東急『Zipangu』
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd.…23:00~、
Charge…ライブチャージはありませんが、個々の注文が必要となります
Member…(Vo)桜井りこ、(Pf)竹内大輔

 先月に引き続き、7月も2回程演奏させて頂きます。雰囲気重視の場所ではありますが、自分は
 何回も来ているという事を生かし、その場に溶け込むような演奏を念頭にやっていけたらと
 思っています。ジャズスタンダード、ポップス等を中心に、静かに?演奏をしております(笑)。


     ●7月7日(土)尾山台商店街ハッピーロード(yorozoo のHP)
Start…13:00~、
Charge…ストリート・ライブなので無料
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Perc)伊藤樹明

 かなりギリギリになって伊藤さんに誘われたもので、昼の空いている時間を利用して
 ライブをやっていく…という感じになってしまいそうです。『ミュージシャンがいっぱい』
 …なるタイトルが付けられたイベントのようで、東急大井町線の尾山台駅からすぐの商店街を、
 ストリート・ミュージシャンで溢れかえさせる(笑)…という内容のものらしいです。
 なるほど、HPを見ると確かに伊藤さんはノミネートされてますが、出演者的に何となく
 異色感が窺えるような…。果たしてどうなるのか、それも含めて興味が尽きませんね!


     ●7月11日(水)吉祥寺 Manda-la 2
Open…18:30~、Start…19:00~、自分達の出番は不明…
Charge…前売り2000円、当日2300円
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Ds,Perc)伊藤樹明

 自分は参加しないのですが、伊藤さんは7月9日(月)~21日(土)まで、
 北九州からの Daddy 津田さんと一緒にツアーをするらしく(主に東北)、
 この日と14日(土)のライブは、その一環としてのものでもあるそうです。
 …ということは…、この日は Daddy さんも出演するわけですね。これは…皆さん
 チャンスですよ♪是非足を運んでいただいて、その姿を心に留めて?貰いたいものです。


     ●7月12日(木)Arimax Hotel Shibuya『ピアノラウンジ』
Open…19:00~、1st.…19:30~、2nd.…20:30~、
Charge…3500円(1ドリンク、1フード付)
Member…(Vo)MIRANO、(Pf)竹内大輔、(B)押越雪彦、(Ds)立山秋航

 今度はうって変わって、渋谷のホテルでの演奏です。ボーカルの MIRANO さんは初めて
 ですが、スタンダード等を中心に、ユーミンやオフコースの歌などを交えて歌っていくそうです。
 最初、演奏する場所が会員制だと思ったので、ここでは発表を控えさせて頂いていたのですが、
 どうやらどなたでもお越し頂けるようです。値段は少し高めですが、これは1ドリンクと1フードが
 付いた値段なので、よく考えてみるとお得感はあるようにも思います。しかし、それよりも見所は
 メンバーのラインナップではないでしょうか。ベースもドラムも、Generation Gap や他の
 セッションでもお馴染みの人達なのですが、こういった場で一緒に音を出すのは初めてでは
 ないでしょうか。一体どんな感じで仕上がっていくのか…密かに楽しみだったりします♪


     ●7月14日(土)新橋 ZZ
Open…18:00~、Start…19:00~、
Charge…詳細不明
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Ds,Perc)伊藤樹明

 この日も、さばいばる伊藤さんと、Daddy 津田さんのツアーに組み込まれたライブのうちの
 1つとなっております。それにしても、相変わらず9日から21日まで、休み無しで
 ライブを入れているみたいなのですが、大丈夫なのでしょうか…。ツアー行程から見ると、
 この日は大体中間の日となっているのですが、マイペースを持続したいところですね…。


     ●7月16日(月・祝)東京タワー(芝公園)Cafe Lounge Thank
Open…18:00~、1st.…18:30~、2nd.…19:50~、
Ticket…前売り2500円、当日3000円
Member…(Sax)かわ島崇文、(Vo)音音、(G)黒瀬浩一、
       (Key,Pf)竹内大輔、(B)小松秀行、(Ds)吉田太郎

 “The Groove Smooth”も、この日でついに5回目です。今回の場所は予想だに
 しませんでしたが、なんと東京タワーです♪…と言っても、展望台とかではなく、
 そのタワーの付け根にあたる建物に入っているお店にてですが…。それでも
 お洒落なその場所は、音楽を聴くのに十分な環境を提供し、思い出に残る東京の夜を
 過ごす事ができるのではないでしょうか。少し早めの時間ですが、お待ちしております!


     ●7月18日(水)五反田 Rocky(臨時のHPだそうです)
1st.…19:30~、2nd.…20:50~、3rd.…22:10~、
Charge…3000円(ドリンク別)
Member…≪黄門御一行様≫(Vo)恭子、(Key)竹内大輔、
       (B)植木宏之、(G)坂上真一、(Ds)中村昇一

 黄門トリオから黄門御一行になって約半年、最近は毎月のようにこのお店で演奏させて
 貰っており、レパートリーも増えてきたと思います。ここでやる曲は本当に豊富で、
 ソウルからJポップ、そして歌謡曲など、普段自分があまり演奏しないジャンルでも
 あるので、いつも新鮮な気持ちでやらせて貰っています。この日も楽しい1日となりそうです。


     ●Generation Gap、The Linda 全国カップリングツアー!
・7月29日(日)広島 Music life Tao
 Open…18:00~、Start…18:30~、Charge…前売り2500円、当日3000円、Special Guest…(Sax)大瀬戸嵩

・7月31日(火)高松 Speak Low
 Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…前売り2500円、当日3000円、

・8月3日(金)鳥取レストランオレンジ(東伯プラッツ中央内)
 Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…前売り2500円、当日3000円、Special Guest…(Sax)藤田淳之介

・8月5日(日)神戸 Wynterland
 Open…17:30~、Start…18:00~、Charge…前売り2500円、当日3000円、

・8月19日(日)渋谷 Crocodile
 Open…18:00~、Start…18:30~、Charge…前売り2500円、当日3000円、

・8月31日(金)富山 Raccont
 Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…前売り2500円、当日3000円、

・9月2日(日)静岡 Uhu
 Open…18:00~、Start…18:30~、Charge…前売り2500円、当日3000円、

・9月14日(金)Muse Club Sapporo“Fields”
 Open…18:30~、Start…19:00~、Charge…前売り2500円、当日3000円、Special Guest…(As)平賀真奈美

・9月23日(日・祝)横浜 Thumbs Up
 Open…18:00~、Start…18:30~、Charge…前売り2500円、当日3000円、

 ※以上、全て The Linda との2マンライブ
 ≪Generation Gap≫(Ts)上杉雄一、(Ss)副田整歩、(As)宮里陽太、
               (Bs)高橋賢、(Key)竹内大輔、(B)池田大地、(Ds)立山秋航
 ≪The Linda≫(Vo)永井健、(G)寺岡佑、(key)立山航洋、(B)樫村智也、(Ds)立山秋航

 約2ヶ月をかけて、西日本、中部、北海道などを回り、最後には横浜で締め括ります。
 日にち的には飛び飛びですが、かなり内容の濃いツアーとなりそうな予感があります。
 最近 Generation Gap のレコーディングも手伝ったので〔Generation Gap Recording 再び参照〕、
 このツアーでは、完成したCDがお届け出来るようになっているのではないでしょうか。
 もちろん The Linda の方もシングルCDを発売予定とのこと。The Linda のメンバーは、
 軽音楽部時代の先輩、後輩という、自分にとってはかなり馴染み深い人達なので、
 お互い音楽を続けている身としても、大事な行程となるのでは…と思っています。
 それよりも、一昨年のツアー〔2005年を振り返る(11月)参照〕と同じバンド同士で、
 そして、ほぼ同じメンバーでまたツアーを回れるというのが、何とも素晴らしい事では
 ありませんか。これは絶対に成功させたいツアーですね。1つ1つを大事に演奏していきます!


     ●さばいばる伊藤、北陸・山陰・北九州ツアー
・8月6日(月)富山 Village Gate
 Open…19:00~、Start…19:30~、Charge…2000円(1ドリンク付)

・8月7日(火)白山(石川県)DNA Rock Cafe
 Open…17:30~、Start…詳細不明、Charge…詳細不明

・8月8日(水)坂井(福井県)マロンパラダイス
 Open…19:00~、Start…20:00~(予想…笑)、Charge…1000円

・8月9日(木)鳥取 After Hours
 Open…18:00~、Start…20:00~、Charge…1000円

・8月10日(金)豊岡(兵庫県)Paco
 Open…18:00~、Start…19:00~、Charge…2000円(1ドリンク付)

・8月11日(土)松江 B1
 Open…17:30~、Start…18:00~、Charge…詳細不明

・8月12日(日)九重町(大分県)Cafe うそラ
  住所…大分県九重町大字田野「飯田高原:あるがまま舎」 
 Start…昼ごろ…、Charge…詳細不明

・8月13日(月)小倉 Dreams
  住所…北九州市紺屋町7-4サツマビル2F 電話…093-551-3707
 Start…20:00~(予定)、Charge…詳細不明

・8月14日(火)門司港かふぇれすと花の詩(門司区和布刈公園内)
 Start…18:00~(予定)、Charge…1000円(要オーダー)

・8月15日(水)刈谷(愛知県)Sundance
 Open…19:00~、Start…21:00~、Charge…投げ銭

・8月17日(金)所沢 Mojo
 Start…詳細不明、Charge…投げ銭

 ※以上、メンバー全て(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Ds,Perc)伊藤樹明

 これは…はっきりと Generation Gap とのツアーと違いが出ていますね…(笑)。
 まだまだ詳細が不明な部分が多いツアーではありますが、とりあえずこの日程で回ります。
 ツアースケジュールを見比べて頂ければ分かりますが、自分は8月5日の神戸ライブの後、
 自力で8月6日の富山に行くべく単独移動をとる予定です。自分頑張ってます(笑)。
 相変わらずの毎日ライブですが、たまに「この移動は大丈夫なのか」…と思うところが
 あるのは気にしないで下さい。これが“さばいばる”流…なのですから(笑)。
 8月12日~14日は、これまた北九州の Daddy 津田さんと一緒に回ります。
 8月17日は“締めの日”として、いつも以上に多数のミュージシャンが出演する予定です。
 とにかくマイペースに、そして精一杯、身体には気をつけて臨みたいと思います!


 …こんな感じで夏(…から秋は)は動いていきます。ツアースケジュールについては、8月のスケジュールでも同じように載せる予定でいますので(その間に詳細が決まっていれば良いのですが…)、今のうちに目を通して頂ければ幸いです。自分はその間にスタミナでも付けておきましょうかね(笑)。

   さすがに訪れる人が多かったです

 写真は、先日『モネ展』を見に行った時の新国立美術館です。これも良い刺激になりました!

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今年の6月16日という日
 2007年6月16日…。実は自分にとって、この日は特別な日…らしかったです。これは、ミクシイに載っていた、とあるコミュニティから見つけたものなのですが、この日は自分が生まれてから何と10000日目(!)にあたる日だったらしいのです!
 面倒くさがりやの自分としは、いちいち計算まで頭が回らないので、実際本当かどうかは確かめられてないのですが(笑)、概ね?そのような感じらしいです。…というか、誰がそこまで調べたのでしょうか。頭が下がる思いで一杯です。

 ところで…この6月16日は、自分は何をしていた日だったのでしょうか。この日が10000日目にあたるというのはミクシイを通じて事前に知る事ができたものの、その数日前から忘れかけ、当日は完璧に忘れてしまっていました。…ということで、調べてみましょう…。

   当時のブログとはまた違った写真です

 成る程、この日ですか〔小山温泉湯巡りライブ再び参照〕。まあ、ある意味良い日だったのではないでしょうか?ついでに20000日目は、2034年の11月1日…らしいです。54歳か…、覚えてられますかね(笑)。

 ☆生まれてから何日たったのかな…http://www.110kz.com/001/

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川上桂ライブ at 渋谷 Like It
 自分の大学の3つ下の後輩で川上桂というボーカルがいるのですが、先日、ライブをやるので見に来て下さいというメールが届きました。せっかくだから行こうかなと思ったのですが、その日のベースを見てみると、昨日一緒だった池田君の名前があるではないですか。どうやら最近、川上桂ちゃんとはよく一緒にやっているらしく、最近はレコーディングも行ったとのこと。他にカホンを叩く方もいて、なかなか面白いサウンドが生まれそうな形態だとも思いました。
 場所は渋谷の Like It というお店で、どうやら最近オープンしたようです。しかし、店内はクラブというよりはバーという雰囲気が強く、DJブースが無ければ普通に座って酒を飲んで終わってしまいそうな感じもありました。それなりにスタンディング・フロアもあるのですが、今回のイベントでは不要な気もしました。

   池田君…被っちゃってます

 出演は全部で4バンドあり、その殆どがオケを使ったボーカルの人だったのに対し、桂ちゃん(ここでは“kei”としてステージに上がっていました…)はベースとカホンを加えただけでの、いわゆる“生”の音に挑戦していました。もちろん池田君はウッドベースで、見た目にはかなりインパクトのある感じに映っていたと思います。
 元々このバンドが目指すところは空間音楽という感じなのでしょう。そんな言葉があるのかは分かりませんが、即興演奏を基本にし、ポエトリー・リーディングやアンダー・グランドの雰囲気を思わせるそのスタイルは、まさに独特と言う以外にありません。かなり昔に、自分は桂ちゃんと一緒にライブをやった事がありましたが、その時はポップス色が強かったので、そこから見たらかなりの逸脱ぶりです(笑)。しかし、今回の堂々と歌いきっているその姿は見ていて楽しいと思うのに十分で、また、生き生きとしながらステージに立っているのも印象的でした。恐らく、まだ自分のボーカリストとしの“居場所探し”に試行錯誤をしているのだと思いますが、そのまま頑張ってほしいと思いましたね。今後、かなり積極的に活動はしていくようで、その辺りは期待したいところだと思います。

 さてライブ後、池田君は車で来ていたので、桂ちゃんを乗せ、そして自分も乗せ…。

   それは喜んで貰えました(笑)

 また玄武に来てしまいました(笑)!!

 凄いですね、怒涛の3連チャン…。池田君の、「俺、松屋でも3日連続は無いですよ」…という言葉が印象的でしたが、それよりも桂ちゃんの食べっぷりの良さに、自分は感服いたしました。この姿があれば、きっと色々な人達に見て聴いて貰える事でしょう(笑)。さらなる音楽活動を願います!

 ☆川上桂のHP…http://www.kei-happiness.com/

 ☆渋谷 Like It のHP…http://likeit.biz/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

自分名義ライブ4回目
 まずは全てのお客様に…ありがとうございました。今回で4回目となる自分名義のピアノトリオライブ…。初めてやらせて貰ったのが昨年の11月の事ですから〔自分名義というライブ参照〕、何だかんだで半年の間続けているわけですが、今日ほど濃いと感じた日はなかったような気がします(笑)。前回ライブをやったのが3月の事なので〔自分名義ライブ3回目参照〕、あれから約3ヶ月は経ってしまっているわけですが、今回も試行錯誤を経てのライブとさせて頂きました。
 今までの自分のライブでは、かなり具体的な“テーマ”を持って演奏に臨んでいく傾向がありました。それは1人のジャズミュージシャン(大概ピアニストですね)の曲をフューチャーしてのセットだったわけですが、こうライブを何回も重ねていくと、そればかりに頼ってはいけないという気持ちも出てきました。
 ということで今回思ったのは、“スタンダード”と“オリジナル”の共存です。ここで言うスタンダードとは、いわゆるジャズのセッション等で取り上げる曲ばかりではなく、一般的に皆さんに馴染みのある曲…としてのスタンダード…という意味です。元々ドラマーのトシさんはジャズ方面とかで活躍をしてる方ではないのですが、だからこそ、このメンバーでスタンダードをやる事に意義があるのだと思います。
 もちろん、ただやるだけでは勿体無いので、幾分かのアレンジはさせて頂きましたが、自分でも楽しみながら考えた部分でもあり、その気持ちが伝わって頂けていたら幸いです。

   この角度の写真は Django ならではだと思います   大勢の方に聴いて頂きまして、本当に嬉しい限りです

 仕事上、自分はホントに色々なジャンルのライブに携わっていると思うのですが、そういう状況だからこそ、こうやって自分のライブ、自分の音楽が出来るという事の幸せを、今日改めて感じたような気がしました。やはり自分名義のライブというのは、自分自身を見つめ直すの事のできる機会でもあると思うのです。ライブをやるごとに反省がありますし、もちろん次に生かせる出来事も沢山あります。“ライブ”というのは、その場の1回限りのイベントですから、同じ事は2度と有り得ないのです。だからこそ1回1回が大切だとも言えるでしょう。これらは頭では分かっていても、実際に演奏にその気持ちを反映させるのは難しい事だと思いますが、これは一生かけても追求すべき事でしょうね。

 とにかく、自分自身でもためになり、そして楽しいライブとなりましたが、やはりお客さんのパワーには随分と助けられてると思いましたね。改めて感謝の意を述べたいと思います。ありがとうございました!そして、今後ともよろしくお願いします!

 ライブ後、珍しくお店に残ってお客さんとお喋りをして楽しんでいたのですが、気付くと時計はもう夜中1時!…池田君もトシさんも明日早いのに…お疲れ様でした。
 そして店を出た後、何の打ち合わせも無く皆でラーメン屋“玄武”に向かったのは面白かったですね(笑)。最近メールで、「この後は玄武ですか?」みたいなコメントを頂くのですが、これは玄武がメジャーになってきた証…。何とも嬉しいことです。今回玄武での写真は無いですが、ある意味不要ですよね…(笑)。最後まで楽しい1日になって良かったです♪


 ●今回のセットリストです!

・1ステージ 1、My Funny Valentine
         2、On Green Dolphin Street
         3、Guernica(オリジナル)
         4、Tokyo Happy Chirdren(オリジナル)
         5、Here,There And Everywhere

・2ステージ 1、Para(オリジナル)
         2、The Day Of Black Key(オリジナル)
         3、In A Sentimental Mood
         4、Dear Daddy(オリジナル)
         5、La Fiesta

・3ステージ 1、Final Approach(オリジナル)
         2、Summer Time
         3、Autumn Leaves(リクエスト)
         4、Spain
         5、Black Orpheus(アンコール、リクエスト、ピアノソロ)

 ☆千駄木 Django のHP…http://www.jazzclubdjango.com/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

 ☆佐々木俊之のHP…http://www.toshiyuki-sasaki.com/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

My Trio、リハーサルトラブル!
 もう今日6月22日(金)が自分のピアノトリオのライブの日になってしまいましたが、先日リハーサルをやるべく、いつもと同じ場所〔3月16日(金)ライブへ向けて…参照〕にて皆で音を出してきました。毎回、自分は区の施設を使ってリハーサルを行っているのですが、それには“○○様”という感じでスタジオを予約しなければなりません。自分の名前でもまあ良いのですが、ここは左下の写真のような、遊び心を持った感じで登録してきました(笑)。改めて出来上がりを見てみると、なかなか気持ちの良いものです。

   堂々と記入されたそれは、まあ立派なものです   ハイハットの替わりに譜面立てを…ではありません!

 さて、メンバーも全員揃い(3人だけですけど…)、さあ音を出すぞ!…と思っていた時にそれは起きてしまいます。突然、ドラムのトシさんが「あれ?」と、素っ頓狂な声をあげたのです。何かと思って、そこにあるドラムセットを見てみると、なんとハイハットが無いではありませんか…。
 ハイハットはドラムの中でも重要な部分であるので、無いままスタジオを貸し出すというのは考えられないのですが、受付の方に聞いてみると、「いま修理中で部屋に無いのよ…。ごめんなさいねえ。」…と、何とも頼りなさそうなお応えが…。こんな状況でリハーサルなんか出来るのかとも思いましたが、そこはトシさん、「無きゃ無いで、使わないで叩くから大丈夫だよ」と、こちらは何とも頼れるお言葉♪…かくしてリハーサルは無事に終える事ができまして…これでハイハットが使える本番は良い演奏ができそうです(笑)。ぜひ楽しみにお越し下さい!

 さて、久しぶりにベースの池田君とも会ったという事で、満場一致(2人だけですが…)で前回行けなかった〔ある意味浮気心(ラーメン編)参照〕ラーメン屋“玄武”に行ってきました。前にも言ったとおり、行けなかったのはお店がリニューアル中だった為なのですが…。その後、どの辺りが変わったかというと…、

   見事に変化が分かりません(笑)

 ご飯の茶碗が大きくなった

 …ぐらいしか発見できませんでした(笑)。あとは…2つある食券機のうち片方が使用停止になっていたとか…。頑張れ、玄武!

テーマ:ドラム - ジャンル:音楽

honey side. のCDが amazon で購入できます!
 兼ねてから祈願していた honey side. のCDの amazon での販売が、昨日6月20日から開始されました!これでパソコンでCDが買える運びとなりましたので、インターネットができる環境ならば、北海道だろうか大阪だろうが沖縄だろうが…どこでも購入する事ができます(というか、住所の欄に“国外”の項目もあったので、全世界でも可能なのかもしれません)。よく考えてみると凄い事です。

   見慣れた画面に自分の作品が出るというのは感慨深いです

 思えば、レコーディングを始めたのが2年前の夏で、そこから予定は飛び飛びだったものの、今から約1ヶ月前にはレコ発ライブを行えて…。かなりゆっくりですが、着実に環境は良い方向に向かっていると言えそうです…。ぜひ購入して、その音を聴いて頂きたいと思います。皆様よろしくお願いします!

 ☆honey side.『花が咲く音』のCD購入ページ…http://www.amazon.co.jp/gp/product/B000S3IEHK?

 ☆amazon のHP…http://www.amazon.co.jp/

テーマ:最新音楽ニュース - ジャンル:音楽

大塚 Welcome Back にて結婚式2次会
 先日、自分の大学時代の先輩が結婚されるという事で、その2次会にお呼ばれしてきました。しかもその会場というのが、大塚にある Welcome Back というお店だったのですから驚きです。大学時代…つまり、軽音楽部時代の先輩であったわけですから、場所にライブハウスを選ぶというのは不自然な話しではないのですが、何せ自分が10日程前にライブをやった場所でもあるので〔Sexy Dynamite Boys(笑)ライブ参照〕、ホント馴染みの会場…という感じがしてなりませんでした。

   いつもとは違う雰囲気です   幸せそうな表情が印象的でした

 奥さんにお会いしたのは初めてだったと思いますが、実は、以前自分は1度だけその先輩と一緒にライブをやらさせて頂いた事があります(その時のライブハウスもこ Welcome Back でしたね)。もしかしたらその時に来て頂いていたのかもしれません。とにかく、お互いに幸せそうだったのが微笑ましかったです。
 大学時代の先輩ということで、その日に集まったのも軽音楽部関係の人が多かったです(まるで同窓会のようでした)。自分から見て3学年上の先輩だったので、もちろん上の人が多かったのですが、忘れてはならないのがここはライブハウスだという事です。余興…と言っては勿体無いくらいのバンドが、なんと3つも披露されていました(そのうちの1つは本人もベースとして参加されていました)。まるで現役時代を思い起こさせてくれるような雰囲気で(自分が下の学年の時に見てきていた人達だったので、当然だと思います)、楽しく時間を過ごす事ができました。これぞ軽音楽部の2次会!…という感じでもありましたね。

 とにかく、内容の濃い1日だったと思います。お2人の幸せを心よりお祈り申し上げます!

 ※大塚 Welocm Back のHPに、ライブレポートとしてこの日の事も
   書かれているようです。良かったらご覧下さいませ。

 ☆大塚 Welcome Back のHP…http://www.welcomeback.jp/

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小山温泉湯巡りライブ再び
 先週の6月7日(木)にライブを行った soki バンド〔Sexy Dynamite Boys(笑)ライブ参照〕。このバンド名はさておき(笑)、自分達が最初にライブをやったのは今か約ら3ヶ月前、栃木県は小山にての事でした〔小山温泉湯巡りライブ参照〕。先週ライブをやってからまだ間も無いのですが、今回はその3ヶ月前と同じ場所、小山 Fellows にてライブをやってきました。前回と大きく違うところは、ボーカルとして Dynamite Miki さんが加わった事に尽きると思いますが、やはりライブ前には温泉と、前回同様楽しく過ごしたライブとなりました。
 今回も9:30には自宅を出て、10:30ぐらいに他のメンバーと合流、温泉地には12:00頃には着いて、ゆっくりとしながら演奏場所へ…、と考えていたのですが、ここでサックスの副田君が大遅刻!…前回は書きませんでしたが、実は前に小山に行った時にも同様の事態が発生していたので、今回はもう大笑いでした。まあ何とか11:40過ぎくらいには合流をしまして、途中で道を間違えるというアクシデントもありつつ、とにかく最初の目的地である温泉場へは13:30頃に到着しました。これはつまり、前回に着いた時間と同じくらいでもあります。

   大遅刻ですが、待ち合わせ場所のビックリドンキーの前にて…   浦和インターチェンジ付近にて、道を間違えるの図…

 …と、そこに着いたいなや soki 君…「自分、これから実家に行かなきゃいけないんですよ」…と言うではありませんか。…ここ栃木県に soki 君の実家があるわけですが、帰ってきたならたまには家に顔を出せ…という事なのかもしれません。そんなわけで、またしても soki 君は温泉に入れず、残りの3人だけで行く結果になってしまいました(Miki さんは後にお店で合流でした)。
 この日は夏場という事もあってか、室内風呂と露天風呂の敷居が外されていて、屋内からそのまま思川という川の雄大な景色を望む事ができました。開放感もひとしおだったのに、soki 君は本当に惜しかったですね。

   2度目の来場、小山温泉思川   温泉場では狸が出迎えます

 ということで気分もリフレッシュし、改めてお店に向かいました。ここは相変わらずのハイセンスなお店で、そのままインテリア雑貨店にもなってそうな雰囲気が漂っています。もっとも、このお店の系列で実際にインテリア雑貨を扱うお店があるので、興味がある方は行ってみるのも良いかもしれません(先ほどの温泉場と同じ地域内にあり、今回自分達も立ち寄らせて頂きました)。

 さてライブです。前回ここでライブをやらせて頂いたときには全てインストで(当たり前ですが)、それぞれのソロをフィーチャリングした形となっていましたが、今回はボーカルの方もいるという事で、どちらかというと“ショー”のような、演出を重視した形となりました。
 ドラムソロ時には、各メンバーがパーカッション楽器を持ってリズムの合戦をやるし、ベースの須藤君は自分のソロ時にパンデイロ(ブラジルのタンバリンみたいな楽器です)を持ち出してリズムを叩いてるし、しかもその間には絶妙なMCが…(笑)。
 今回も楽しいライブができたと思います。1ステージと2ステージの間にはお客さんにシャンパンを何杯か頂いてしまい、この後の演奏に支障が出るのではないかとも思ったのですが、それも全然問題無かったですし、むしろ良い感じに皆で盛り上がれたので幸いでした。前回より“ライブ!”という感じが明白に表現できたのではないかと思います。

   お店はどこまでも洗練されてます   前回より賑やかになって楽しかったです

 テンションも皆最後まで高かったので、そのままお店で残っては談笑等をしていたのですが、ここが栃木県の小山市である事を忘れていました。お店を出たのが夜の24:00過ぎ…。途中、ファミレスに寄ったりと、他にも色々あったので、自分の家に着いたのは朝の4:00頃という結果に…(笑)。しかし、これでもまだ自分は近い方なのです。町田の方に住んでいる副田君に至っては、一体何時に帰れたのやら…。想像するのが怖いですが、とにかく皆さんお疲れ様でしたと言いたいです!

 ☆小山 Fellows のHP…http://www.g-fellows.jp/

 ☆木村創生(Soki)のHP…http://www7a.biglobe.ne.jp/~dr_musuko/

 ☆副田整歩のブログ…http://soeda.blog29.fc2.com/

 ☆須藤剛志のHP…http://www.kit.hi-ho.ne.jp/camel/

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Generation Gap Recording 再び
 昨日、今日と、自分がよくサポートさせて貰っている Generation Gap(以下GG) というバンドのレコーディングに参加してきました。GGのレコーディングと言うと、昨年の4月頃に夜な夜な?録っていたのが思い出されますが〔レコーディングって大変…参照〕、今回はまた新たに録り直すということで(曲自体が殆ど新しいんです)、自分にとっては正にゼロからのスタートという感じでした。
 キーボードの録音というのは、実はパソコンと繋いでしまえば音はデータとしての扱いで入力できてしまうので、特にスタジオに行く必要はありません(もちろん、ちゃんとしたスタジオの方が機材面では揃っているのですが)。もう既にリズム隊やホーンのレコーディングは済んでいたので、今回は、こちらもGGのサポート・メンバーである立山秋航の自宅にて、それを行う事になりました(何気に自分の家から近いというのも利点です…今回初めて訪れる事になりましたが…笑)。

   立山家に向かう途中、道に迷う我々…(笑)   全ての曲を録り終え、ホッと一息…

 それにしても…近年稀に見るスピード録音でした(笑)。詳しく言ってしまうと面白くないので控えるとして、またバラエティに富んだ曲達となっております。自分でも出来上がるのが楽しみです。
 GGは今夏には The Linda(最近 Lindalou から改称)との合同ツアーを行う事になっているので、恐らくその時には、完成したCDが皆さんにお届けできる状態になっているはずです。このカップリング・ツアーは約1年半くらい前(もうそんなに前になりますかね…)にも行っていて〔2005年を振り返る(11月)参照〕、自分もそれに参加したのですが、今回また御一緒できるという事で嬉しい限りです。思えばGGとの付き合いもこのツアーがきっかけでしたね。気持ち新たに、また頑張っていきたいと思います!

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

 ☆The Linda のHP…http://www.lindalou.jp/index.htm

テーマ:DTM、宅録、ミックス、レコーディング、機材 - ジャンル:音楽

ある意味浮気心(ラーメン編)
 先日、池袋に立ち寄る用事があったので、久しぶりにラーメン屋“玄武”に出向いてみたのですが、お店の玄関には『店内工事のため、11日(月)~14日(木)まで店休とさせて頂きます』…とのの貼り紙が…(泣)。
 しばらく玄武には行ってなかったので、この現実にはテンションがかなり下がったものですが、ラーメンを食べたいという気持ちは消えなかった為、隣にある“無敵家”というラーメンに行く事にしました。

   リニューアル後はどんな感じになるのでしょう…   また行ってしまいそうな気がします…

 無敵家自体、初めて行ったわけではないのですが、そこで頼んだ本丸麺…、かなり自分好みの味をしているではないですか…。この無敵家という店はいつも混んでいて、夜中でも結構並ぶ事があるくらいなのですが、この美味しさからいくと、また足を運んでしまいそうな気がします…。
 あれほど玄武びいきだったのに、この心の揺れ…。いけませんね。今頃玄武は悲しんでいる事でしょう。少しだけ罪悪感に駆られた、ある日の午後でした。

 …というより“ラーメン編”とか言って、他に書く時があるのでしょうか…(笑)。

 ☆麺創房無敵屋のHP…http://www.mutekiya.com/

テーマ:つぶやき - ジャンル:日記

Gerald Albright Live at Blue Note Tokyo!
 話しは北海道ツアーから帰ってきた6月10日(日)という日になりますが、Gerald Albright(ジェラルド・アルブライト)というサックスプレイヤーのライブを観に、青山のブルーノート東京まで行ってきました(北海道から帰ってきたのは15:00頃だった為、夜のライブには行けたのです)。この方は Smooth Jazz の名手として知られている方なのですが、Smooth Jazz と言えば、サックスの川島さん率いる“ぐるすむ”(←バンド名ではないか…笑)が思い出されます〔D's Bar にて“ぐるすむ”第4弾参照〕。
 実は今回のジェラルドのライブは、その川島さんからお誘いを受けたもので(ついでに、川島さんは今回の公演を合計3回も観ています)、自分自身はジェラルドについては、そんなに知っている感じではなかったのですが、Smooth Jazz を知るためにも観ておいた方が良いとのアプローチを経て、観に行くことになりました。

   相変わらず敷居が高そうな雰囲気があります   今年50歳ということですね

 当日は2ステージ目、21:00からの会でしたが、この日は6月5日(火)から続く、ジェラルドのブルーノート公演の最終日でもありました。つまり、自分が観たのは正真正銘のラスト・ショーだったわけですが、会場もそんな熱気に包まれた雰囲気の中、ライブは始まったような気がしました。

 ライブについては多くは語りません。ただ、ジェラルド・アルブライト…全てが最高でした…。音も楽曲のアレンジも確かに素晴らしいのですが、とにかくライブ・パフォーマンスが印象に残った感じはありました。後半の方では客席を煽り、会場はダンスフロアと化していましたし、全ての人が一体になっている雰囲気を作り出していました。メンバー同士の信頼感も抜群という感じで、何より音楽を楽しんでいるというのが素直にこちらに伝わってきて、単純な事なのですがそこに自分は感動しました。
 こういうライブを見ると、音楽ってホント感覚だな…と思います。もちろん音楽的には計算されている部分があるのでしょうけど、それとは別で、外に表現する時は「音楽が好き」という素直な気持ち…。それがやはり一番大事ですよね。凄く身になるライブを観たと思いました。

 余談ですが、ジェラルドのライブ中に、客席の後ろの方に見慣れた黒人がいるなー…と思っていたのですが、なんとドラマーの Omar Hakim(オマー・ハキム)じゃないですか!…今月の14日(木)から、同じくブルーノート東京で行われる、“Nile Rodgers & Chic(ナイル・ロジャース&シック)”ライブのドラマーでもあるので、この場で見かけても不思議ではないのですが…(いや、でも普通に驚きますよ…)、それにしても随分と早く来日しましたね。しかも、彼はずっとステージに向けてビデオカメラを回していたのです…。自分の物なのでしょうか…それとも今回ステージに立ったメンバーに頼まれて??…ある意味2度美味しかった現場でした(笑)。

 ☆ブルーノート東京のHP…http://www.bluenote.co.jp/

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さばいばる伊藤、札幌ツアー(2007.6.8~6.10)
 “さばいばる伊藤、札幌ツアー”…と題すと、何か大々的なものを醸し出している感じですが、今回は日程的には6月8日(金)から6月10日(日)の3日間で、ライブは8日と9日の2日間のみ…。それまでが1週間とか、短くても5日間ぐらいは演奏していた今までのツアーから考えると、北海道という場所にしては些か短いような感じがしてしまいます。
 本来、北海道を色々と回りたかったらしいのですが、いきなりあの広い北海道に行って、初めての場所でライブをやるというのはリスクが強いという事で、まずは札幌の2本だけやって、北海道の布石を作っておきたいという気持ちが伊藤さんにはあったようです。それでも今回北海道に向かったのは事実なので、それだけでも凄いとは思いますが、たった3日間でも“さばいばる”なツアーは健在でした(笑)。それでは順に見ていく事にしましょう。


   6月8日(1日目)
 北海道へのアクセスは、何と言っても飛行機が便利です。今回は例に漏れず(日にちが許されるなら車でも行きそうな勢いですが…)飛行機で新千歳空港まで向かいましたが、航空会社はお馴染み、格安航空券の友、スカイマークエアラインズでした(片道1人10000円で取ったそうです)。羽田空港での、ドラムの樹明とスカイマークエアラインズの機体の取り合わせ〔さばいばる伊藤、沖縄ツアー(2007.2.22~2.26)参照〕は、もしかしたら今後の恒例写真となるかもしれません(笑)。

   スカイマークの機体がバックの、以前と酷似した写真(笑)   画面中心を横切る大きな川が荒川、その下が江戸川です…その間を流れる曲がりくねった川は中川で、新小岩周辺です

 自分達が乗った飛行機は11:00発で、新千歳空港には12:30過ぎには着きました。1時間半という行程は本当に早いの一言ですが、今回は窓から陸地が見えていたために、樹明もなかなかフライトを楽しんでいるようでした(前に行った沖縄は殆どが洋上飛行のために、機窓は海ばかりだったのです)。
 そこからは電車にて、札幌駅まで移動しました。自分達は楽器など、持ち物は必ずしも少なくはないのですが、もちろんレンタカー等は借りず、全て公共機関での移動としています。特に、札幌から宿までの移動は大変で、地下鉄だと最寄りの駅(すすきの駅らしいです)から歩くし、バスだと宿の近くまでは行くが、札幌での乗り場が分かりにくい…という始末です。
 なんとかバスターミナルは見つけたので、路線バスで向かう方向にはなったのですが、今度はどのバスが最寄の停留所まで行くのか分かりません(何とも基本的な…笑)。停留所の名前までは分かるのですが、その情報だけで目的のバスを探すのは至難の業です。結局そのバスは探せて、無事目的地まで辿り着いたのですが(本当はバス停からも少し大変でしたが…)、バスの本数は少なかったし、トラブル無しだったのは、かなり偶然の要素が高かったように思います。

   バス停に着いたものの、微妙に途方に暮れます…

 このように、宿に着く前に早速さばいばる体験をしてしまいましたが、少しの間休んでいると、そろそろ1日目のお店に行かなければいけない時間になってしまいました。今回は全部で3日間しか無い為か、やたら忙しい感じがしてします。
 …というのも、少し早めに宿を出発したという事実はありました。それは、お店に行く前に札幌のラーメンを食べようという企画?があったからです。やはり、こういう事をしてこそ、ツアーの醍醐味があるというものです。幸いにも宿はすすきのに近いエリアにあったので、ラーメン横丁にも寄れる気がしました。
 すすきのに近い…とは言っても、歩いて15分くらいは掛かる場所だったので、宿に向かう時は本当にバスで良かったと思いましたが、どうりで宿の周辺は静かな所だとも思いました。

   道によっては交通規制が行われていました   所々に、よさこいの衣装を着た人達を見かけます

 すすきの駅に近付くにつれ、街中はどんどん賑やか(煌びやか…とでも言いましょうか…笑)になてきたのですが、どうも普通の様子ではありません。道路は一部塞がれているし、人出も明らかに多いし、しかも色々な人が“はっぴ”を着ているではありませんか。
 どうやらこの日の札幌は“YOSAKOIソーラン祭り”が行われていたようです。期間的には6月6日~10日までという事なので、かなり大々的な感じですが、街の様子もそれに合わせるように、相当賑やかになっていました。しかし、自分達が向かったラーメン横丁(元祖)の方はというと、それとは対照的に物静かな雰囲気です。どこのラーメン屋も暇そうな感じでしたが、これらは夜には人出で賑わうのでしょうか。5年位前に札幌に旅行で来た際に、深夜にラーメンを食べに行ったのですが(たぶんラーメン横丁だったと思うのですが…)、かなり盛況していたのを覚えています。あの時の雰囲気はどこへ?…という感じもしましたが、やはり味は変わらず美味しかったですね(もちろん、味噌バターラーメンです)。これでやっと、札幌へ来たという感覚が湧いてきました(笑)。

   あえて…ではなく、一番最初に見つけたのがここでした   もう、ここまでくれば何でも美味しいです(笑)

 ラーメン横丁を後にし、1日目の演奏場所、フライアーパークというお店まで地下鉄で移動しました。すすきの駅から地下鉄南北線で4つ目、平岸駅という所が最寄駅でしたが、お店はそこから10分くらい歩いた所にあるとの事…。また楽器を持ちながら、ひいひい言いつつお店に向かいました。
 時刻的には17:00過にはお店に着いたのですが、まだ誰も来ていなく、お店も開いてない状況でした。仕方が無いので、しばらく店の前で待たせて貰っていたのですが、しばらくすると「伊藤さん?」という声が後ろの方から掛かります。伊藤さんも「花ちゃん!」と言っていたので、何だ何だと思ったのですが、どうやらこの“花ちゃん”こと花房さん、30年くらい前に伊藤さんとバンドをやっていた方で、今回25年振りに再会したらしいのですが、この日のライブにギターで参加してくれる(本当は2日目のみの参加だったらしいのですが、本人の希望で、2日間ともやらせて欲しい…との事でした♪)のだそうです。何とも楽しみではないですか!
 25年振りに昔のバンド仲間との再会…というのは、自分ではまだ全く考えられないので(自分27歳ですし…)、どんな感覚かというのは容易に想像できないのですが、それは単純に懐かしいだけでは済まされないのだとも思います。それでも、すぐにお互いの事は分かったみたいですから、やはりバンドという活動は大きかったのかもしれません。花房さんは音楽業は既に引退されているようなので、この後お店の方が来てから行ったリハーサルでは緊張した面持ちがありましたが、それでも、伊藤さんの好きな音を出すギターリストである事は何となく分かったような気がしました。

   しばらく時間を潰すの図   花房さん(左)は最後の3曲だけ加わりました

 伊藤さんの曲は色々とやらせて貰っていますが、その中の曲で、実は花房さんが作った曲というのがあったのです。自分はそれを知らずに今まで演奏していたのですが、確かに伊藤さんのそれとは違う雰囲気があり、今回聞いて納得したものです。せっかくなので、それはこの日のライブの締めとして使う事になりました。
 この感じだと、さぞかしライブのフィナーレは感動的な…と思ってしまいますが、いざ本番での状況はと言うと…伊藤さん…歌詞飛んじゃってます(笑)!もう歌詞は即興に次ぐ即興…。逆に歌い切ったのには感心しますが、歌詞的にも意味不明だったために、樹明と顔を見合わせては笑を堪えるのに必死でした(樹明も大分余裕が出てきた証拠です…笑)。
 普段、伊藤さんは歌詞を見ながら歌っているのですが、この曲はよほど自信があったのか、歌詞は使わずに演奏を行っていました。…が、それが仇となったみたいです…。むしろ新しい曲が完成した感じでしたが(笑)、この事については重要な課題となりそうですね。花房さんも苦笑いでしたが、それでも25年振りに一緒に演奏できる喜びを噛み締めているようでした。とにかく、締めは次の日に持ち越し!…という事にしておきましょう。

   6月9日(2日目)
 昨夜はお店に24:30頃まで居たので、とうに終電が無くなってしまっていたのですが、結局花房さんの車で宿まで送ってもらう事になりました。そして嬉しい事に、2日目には車でどこか好きな所に連れて行って貰える事になったのです。何ともありがたい事で、そこで候補に上がったのが小樽でした。

   途中起きたとしても、朝10:00までは大体このような状態…   シンプルながらも、綺麗な民宿でした

 朝10:00過ぎに車で迎えに来てくれるという事でしたが、それまで自分達はダラダラと部屋で過ごしていました。今回泊まった場所は、民宿野中という、いわゆるゲストハウスで、伊藤さんのツアーの時には大体このタイプの宿が適用されるのですが(1泊1人1500円くらいですからね)、それでも内装はなかなか綺麗で、寛ぐには十分の雰囲気があったと思います。
 そして宿を出たのは10:30頃…。北海道の道は広くて走りやすいのですが、何だか周りの車は、運転の荒いものが多いようにも思います。やはり道が簡単な分、腕というものは落ちるものなのでしょうか…。スピードも結構出ていると思うのですが、道も広い上、急カーブというものもあまり無いため、スピード感もあまり感じられません。
 そんなこんなで小樽に着いたのは12:00過ぎ…。高速道路を使わなかったとは言え、意外に時間が掛かってしまいました。もちろん渋滞は皆無です。やはり想像以上に北海道は広いのだと思います。

   小樽運河はここぞとばかりに写真に収めます   伊藤さんは露店を見つけると、よく足をとめます

 まずはやはり小樽運河でしょう。小樽のメインの観光ポイントとも言えますが、あのポスター等で見る風景というのは、意外に短い区間というのはあまり知られていません。土曜日だったせいか観光客は沢山おり、特にアジア諸国(台湾、韓国、香港)の人が多かったように思いました。北海道はアジアの方々にも人気の場所なのです。
 …それにしても暑いです。今日は日差しも強かったせいがありますが、25℃を軽く超えており、これは1日目に出発した東京の気温を越えています。伊藤さんと羽田空港で待ち合わせをした時、半袖姿の自分を見て「お前、そんなんじゃ寒いぞ」…と言われたのですが、見事に自分の予想が当たりました(笑)。どうも最近の気候は不安定でしょうがありません。

   小樽駅前に位置する、小さな“三角市場”   こちらはウニ、サーモン、ホタテの三色丼(1800円)…最高♪

 そして昼ご飯には“海の幸”です♪小樽には食べる所が沢山あるのですが、海の幸だとやはり市場にて一番新鮮な物を食べるのが良い気がします(幾分か安い…という思いもありますが…)。確か駅前に小さな市場があったと記憶していたので、早速そこへ向かいました。
 そこは三角市場といい、本当に小さな市場なのですが、辺りには新鮮な物が沢山置いてありました。見てるだけで目移りしてしまうのですが、とにかく食堂に入り、それぞれ海鮮丼を注文しました。
 自分はサーモンが好きなのですが、今はウニが旬だということで、サーモンとイクラの親子丼にウニを加えるといったアレンジを施した“三色丼”(1500円)を頼みました。これがまた素晴らしい美味しさで、本当に北海道を感じさせてくれる食事になったと思います。これで今夜のライブも良いものになると確信したものです(笑)。ついでに言うと、伊藤さんはあまりウニは好きじゃなったらしいのですが、ここのウニは相当気に入ったようでした。自分でも、北海道のウニは格別だと思います。これは相当満足できた小樽観光になりましたね。
 ところで、小樽に行ったのは何も観光だけが目的ではありません(…え?)。実は伊藤さんの高校の同級生がここ小樽に住んでおり、その挨拶を兼ねたものもあったのです。その方は現在バイク屋を経営していて(伊藤さんは最初自転車屋と言っていたので、かなりのギャップを感じましたが)、お店まで出向いたのですが、いい時間を過ごせたような気がしました。その方は今日のライブには残念ながら来れない様子だったのでうすが、人と人との繋がりの大事さを改めて感じさせてくれたような気がしました。

 この後はいったん札幌の宿へと戻ったのですが、この時点で時刻は16:00近くになっていました(やはり小樽を往復するには半日は必要なのですね)。疲れも若干あったので少し一休みし、そして今日の演奏場所である Log という店に足を運ばせました。
 Log は札幌駅から見て北側の場所に位置するとのことでしたが、そうすると、近くにある北海道大学は見逃せません。ここには有名なポプラ並木があり、これも北海道を感じさせてくれる景色の1つではあるので、少し早めに行って北海道大学も行ってみる事にしました。
 そしてその場所に着いてみると、どうやら普段と様子が違います。自分達が入ったのはメインの門からではなかったものの、表に堂々と『北大祭』と書かれた看板があるではないですか。どうも文化祭が行われているようで、中に入っていくと露店で道が埋め尽くされています。よさこい祭りといい、なかなか良い時期に北海道に来たのではないかと思います。

   入り口はひっそりとしていた北海道大学   中はそれなりに賑やかでした♪

 せっかくなので、露店では色々と食べ歩きをしていましたが、樹明の「大学って楽しそうだね」という言葉が忘れられません。どうやら大学の持つ“自由さ”、“華やかさ”という雰囲気が強く印象に残ったようで、明らかに将来的に行きたそうな顔をしておりました(もちろん北海道大学限定ではないですよ!)。結局のところ、露店巡りに時間を費やしすぎてポプラ並木の場所には行けなかったのですが(笑)、樹明にとって少しだけ、意味のある観光にもなったのでは…と思いました。

 さて、北海道大学を満喫したところで、Log に入りました。ここはビルの地下1階にあるお店で、意外にも広い空間がそこにはありましたが、2つの部屋が繋がってそうなっているようでした。お世辞にも明るいとは言えず、不健康そうな感じで、いかにも“ライブ・バー”という雰囲気が漂っていましたが、それでも20年近くこのお店は続いているのですから、マスターには頭が下がらないというものです。

   そろそろ陽が傾いてきた頃にお店に入りました   ギター、フィドルという組み合わせが面白かった Mojo House

 今日はマスターも入れて4バンドもの出演がありましたが、中でも北海道出身の Mojo House というユニットは雰囲気が良くて好きでした。この方達とのやり取りで今回のツアーは組まれたわけですが、前々から伊藤さんに名前は聞かされていたのもあって、すんなりと入ってもいけたのだと思います。
 編成は2人で、1人はアコスティック・ギター兼メインボーカルなのですが、もう1人は何とフィドル(バイオリン)でコーラスも担当するというのが面白いです。また、その方はギターも弾くのですが、それがかなりの腕前なので、歌ばかりではなく、楽器の演奏としてだけ聴いても飽きなかったのが良かったですね。伊藤さんが色々とお薦めしていたのも分かったような気がしました。
 そして自分達です。2日目でありながら今日が北海道ツアー最後の演奏なので、気合いを入れて臨みました。そして、それは良い結果になったと思います。やる曲に関しては、最近は殆ど増えてはいないのですが、だからこそ常に熱い状態で演奏するのは難しかったりします。しかし、目の前にいるのはお客さんなわけですから、やはり自分の最高の状態を見せなければいけません。そこに関しては、伊藤さんはホント毎回感心しするぐらいのテンションでもっていっているのですが、だからこそ自分も付いていけるのだと思います。お客さんといっても、今回は数からしたら僅かではあるのですが、それでもアンコールを頂いた時には嬉しかったですし、それ以上のものを見せようという気持ちにも自然になっていけました。それが“楽しい”という状況でもあるのです。良い時間をお客さんと過ごせて良かったと思いましたね。

   キーボードのペダルは壊れていたので使いません!   良い親子の絵です

 ライブ後、今日の出演者やお客さん、そしてマスターも加わって、ささやかな打ち上げがお店で行われました。それはいつの間にか深夜の1:00近くまで続いていたのですが、こういう場というのも、昨今ではなかなか体験できなかったりします。やはり東京人は忙しすぎなのでしょうか…。北海道だから体験できた…というわけでは無いでしょうか、このようなゆったりとした時間も必要だとは思いましたね。その意味でも、北海道ツアーの締め括りにはなれたと思ったので良かったです。

   6月10日(3日目)
 3日目…、もう最終日でこの日は帰るだけなのですが、またありがたい事に、この日も花房さんが車で空港まで送ってくれるという事になりました。どれだけ感謝して良いのか分かりませんが、またライブ等で恩返しできればと思っております。花房さん的にはもちろん、伊藤さん的にも良い刺激になった事だと思いますし、次にも繋がらせる事が出来たのではないでしょうか。これもまた楽しみですね。

 新千歳空港には11:30頃には着くことができました。飛行機の出発時刻は13:10だったので、まだかなり時間的には余裕があります。しかし、この日は東京地区大雨の為に、新千歳に到着する機材が遅れて、出発時刻はいつの間にか13:40へと変更がなされていました。これはある意味、空港を満喫せよ…という事でしょう(笑)。
 この空港はお土産屋さんが充実しているので、時間を潰すには楽ではあったのですが、北海道滞在中、樹明が「もっと北海道らしい雄大な景色が見たい」…と言っていたのを思い出しました。なるほど、確かに札幌や小樽の都市部だけでは、地平線まで見渡せる草原…という景色を見る事はできません。ならば…この空港の展望台からの景色はどうでしょうか。

   さすが北海道の玄関だけあって、お土産屋は充実してます   これでも十分“北海道らしい”景色です!

 樹明の満足のいく景色だったかどうかは分かりませんが、少しはイメージに近い感じだったかと思います。次に樹明が北海道に来た際には、“雄大な北海道”の景色も見させられるよう、色々な場所でやれたら良いですね。そのためには、ただ頑張るしかありません。また次回のツアーに向け、切磋琢磨?していきたいと思います!

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆平岸(札幌)フライアーパークのHP…http://www.st-seki.com/fp/

 ☆札幌 Log の(オーナー長津宏文さんの)HP…http://www.h6.dion.ne.jp/~nagatu/index2.html

 ☆ブルース毎日(Mojo House のHP)…http://www7.plala.or.jp/mojohouse/

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札幌ツアーからの帰郷
 さばいばる伊藤さんの札幌ツアーに行ってきました。3日間の滞在で、ライブは2回のみと、今までの流れからいくと非常に短いツアーでしたが、楽しく過ごせたと思います。

   やはり航空機は、いつの時代でも憧れです

 ずっと札幌(観光で小樽には行きました)にいたので、北海道の雄大さを感じるには少々難しい部分もありましたが、帰りの新千歳空港での展望台からの眺めはなかなか良かったです。伊藤さんの息子である樹明(みきや)は北海道は初めてだったらしいのですが、どのように感じたのでしょうか。色々とあったツアーでしたが、それはまた次回以降に綴っていきたいと思います。

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Sexy Dynamite Boys(笑)ライブ
 上のタイトルにあるように、なんとも如何わしい名前ですが、実はこれ、以前栃木の小山でライブをやった時の〔小山温泉湯巡りライブ参照〕、soki バンドの正式バンド名なのです。今日は大塚 Welcome Back という所でそのライブだったわけですが、今回初めて御一緒するボーカルの方が Dynamite Miki さんという方なので、つまりは“Dynamite Miki と Sexy Dynamite Boys”みたいな感じになっていまして、良いんだか悪いんだか分からない中(笑)、ライブは開催されました。

   分かりにくいですが、真ん中のギターらしき物がある所です

 以前にライブをやった時は、ジャズをメインに演奏していくという感じがあったのですが、今回はボーカルの方も加わって、よりソウルフルに、そしてよりファンキーになっていった感じがありました(思い返してみれば、いわゆる4ビートのジャズというのは今回やっていませんね…)。それもこれも、やはり Dynamite Miki さんの歌唱力に尽きるとでも言いましょうか…。とにかく抜群の存在感です。こういう歌い方をする人はあまりいないので、自分達の音楽にまた新たな方向性が見えてきたのではないかとも思います。

   前以上に賑やかなライブになりました

 もちろんインストでも聴かすところは聴かせ、内容的にも盛り沢山なライブにもなった事でしょう。2ステージで、それぞれ1時間強ぐらいのライブでしたが、終わった後には疲れがドッと来てしまいました。結構ソロスペースが多いので(…と言っても、前回よりは減ったのですが…)、体力的にも奪われるところが大きいみたいです。これはお酒が進んでしまうのも無理はありません(笑)。
 前回から比べると、明らかに“ライブ!”という感じがありましたし、曲も幾つか新調したりして、より面白い方向になってきたと思います。この感じでやっていけば、さらに面白い事が生まれてくるかもしれません。

   記念写真をあえて撮るのも良いものです(笑)

 前回のライブは初回というのにも関わらず、皆で温泉などに行ってしまった為、コミュニケーション的にも今回が2回目とは思えないくらい、中身の濃い、楽しいライブとする事ができました。これはお店の方々や、もちろん来て下さったお客さん抜きには語れないことでもあります。ありがとうございました。とても充実した時間を送ることができたと思います♪

 …なので、今一度バンド名のご検討を(笑)!

 ☆大塚 Welcome Back のHP…http://www.welcomeback.jp/

 ☆木村創生(soki)のHP…http://www7a.biglobe.ne.jp/~dr_musuko/

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D's Bar にて“ぐるすむ”第4弾
 前回のライブ〔Harmonize Yokohama にて“ぐるむす”第3弾参照〕から1ヶ月以上経ってしまいましたが、今回は北青山にある D's Bar というお店で、ぐるむす ぐるすむ第4弾ライブを行ってきました(未だに“ぐるむす”の方が語呂が良いと思ってしまいます…笑)。
 毎回ライブをするごとに演奏場所を変えていっている“ぐるすむ”ですが、今回も例外ではなく、殆どの人が初めてやる場所だったとも思います。もちろん自分も初めてのお店でした。

   入り口は隠れ家的な雰囲気があります   大人の雰囲気が漂っています

 場所は青山通り(国道246号線)に面しているので交通の便は良いのですが、店構え的にも大人の雰囲気や、少し“隠れ家”的な雰囲気を漂わせていると思いました。店内の客席は広いスペースをとっており、これならゆったりとライブを見る事ができそうな感じです。
 しかし、今回のライブは満員御礼!…という感じだったので、逆に座席に座れない方がでてきてしまっていたかもしれません。その点に関しては申し訳ないのですが、とにかく、お酒を楽しんでライブに酔いしれる?…という方にはぴったりのお店だと思いました。

 今回のライブは2ステージですが、今までの中で曲数は一番多かったかもしれません。これは、少ない曲数で長い時間演奏するより、多い曲数で1曲あたりが短い方が良いと思ったからです。確かに、自分達はコテコテのジャズバンドではありませんし(ジャズバンドとは基本的に1曲が長いものです…笑)、アドリブ等も大事ですが、よりむしろメロディーを聴かせる方に重きを置いていると思うので、その点は大賛成です。
 曲数的には、8曲+8曲+アンコール1曲の17曲でしたが、1ステージ約1時間という長さは、自分達的にもお客さん的にも丁度良い感じだったのではないでしょうか。ステージもメリハリがつきますし、お客さん的にも1時間という間なら、連続でじっくり見て頂けられるかと思います。

   場所は狭いながらも奮闘中!   楽しいライブとなりました♪

 その為にはもちろん、曲数も増やさなければいけないのですが(実際、今回初めてやった曲は4曲ありました)、その新曲も入れたおかげで、今回はただ盛り沢山だけなライブ…とはまた違った印象も与えられたのではないかと思うのです。実際、やっていた自分達も凄く楽しかったですし…♪

 今回で“ぐるすむ”は第4弾を迎えたわけですが(早いような遅いような…笑)、そろそろバンドの方向性も見えてきた感じだと思われます。それは音の事だけではなく、ステージ構成にまで至っての話しではあるのですが、この感じでまたライブをどんどんやっていけたら良いですね。メンバーはお互いに忙しい立場ではありますが、頑張っていきたいところです!

 ☆北青山 D's Bar のHP…http://www.ds-creation.co.jp/ds-bar/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

honey side.のCDが買える店 1.
 honey side. のレコ発ライブから10日が経とうとしていますが〔honey side. レコ発ライブ!参照〕、ここでさらに多くの人に聴いてもらおうと、CDを置いて頂けるお店を紹介されたので、先日そのお店まで行ってきました。
 そこは momonico という名前のお店で、特にCDショップというわけではありません。写真を見て頂ければ分かると思いますが、エコをテーマにした雑貨屋で、雰囲気もお洒落でCDも営業中流して頂けるとのことです。

   商店街の一角に位置します   色々と親しみやすそうな物が沢山あります

 場所はJR常磐線、東武伊勢崎線、東京メトロ日比谷線、千代田線、そしてつくばエクスプレスと、5路線もの鉄道が通う北千住駅から徒歩5分ぐらいの所で、西口にある“本町センター通り”という道に面しています。周囲は賑やかな商店街ですが、それでいてお店の中は落ち着きを持ち合わせている感じなので、とても入りやすい雰囲気を持っていると思います。
 ここを紹介して貰ったのは、門倉未来という自分の後輩にあたる子なのですが(honey side. のボーカル児玉薫と同級生にあたります)、実は彼女はこの honey side. のCDのデザイン全般を考えてくれていて、そしてここのお店のCIも手掛けた…という経歴があるのです。お店のHPを見て頂ければ分かるのですが(というか、門倉自身のHP“ままごと喫茶”を見て頂ければ一目瞭然です)、彼女には独自の世界観があり、お店の雰囲気も自分達の価値観と近い部分を感じたのでしょう。自分もお店に実際に行って、honey side. の持つ雰囲気と合うものを感じ取れたような気がしました。

   店内は洗練されています   商品1つ1つをとっても拘りが感じられるようです

 とにかく、数は少ないですがCDは置いて頂けるようになりました。まだクリアケースと紙ジャケのタイプ、どちらとも手に入れられるようになっています。そして、常に…とは言いませんが(お店には他のCDも幾つか置いてあるため)、自分達のCDも流させて貰っています。
 店内をゆっくりと見渡してみると、その品物たちはバラエティに富み、1つ1つがお洒落ながら、全てエコの事について触れられているというのがとても好感が持てます。また、店内の奥には休憩のスペースも作られていて、お客さんのペースでじっくりと見られるように…という配慮も窺えるかのようです。
 まだお店自体はオープンして1年も経ってないそうですが、お近くの方(いや、近くの方でなくても…笑)は是非足を運んで頂けたらと思います。自分たちの音楽が公共の場で流れるというのは、最初は不思議な気分がしたものでしたが、徐々に、もっと多くのお客さんに聴いて貰いたいという気持ちが出てきました。こういったお店を開拓すべく、これからも頑張っていきたいと思う次第です!

 ☆北千住 momonico のHP…http://www.momonico.net/

 ☆ままごと喫茶(門倉未来)のHP…http://www.mamagoto.net/

 ☆honey side. のCD紹介ページ…http://www.mamagoto.net/honeyside/

 ☆honey side. のCD試聴ページ…http://libertycity.jp/honeyside/playmp3.html

テーマ:日記 - ジャンル:音楽

今年も撮影3daysになりま…
 話しは前後してしまうのですが、実は5月31日~6月2日までの3日間、自分は連続で撮影の仕事が入っていました。この時期は学校の体育祭(中学校だと運動会)シーズンで、むしろカメラマンの人手は足りないくらいだといいます。3日間連続撮影というのは昨年も経験しましたが〔撮影3days終了!参照〕、今年もこの時期がやってきたかと思ったものです。
 察しの通り自分は夜には演奏の仕事あり、それと並行でやっていかなければならないので、かなり気合を入れてその期間には臨んだわけですが、2日目である6月1日は、撮影場所の学校のグランドのコンディションが悪いため、急遽中止になってしまいました(朝の時点で雨は降ってなかったんですけどね…)。気合の入れ損?かとも思いましたが(笑)、身体にとっては良い休憩にもなったのかもしれませんね。
 ということで、結果的に撮影の仕事は2日間だったわけでありますが、それぞれ高校と中学の体育祭を撮影したので、お互いに特徴が見られて面白かったです。

   生徒達の気合いは伝わってきました

 まず最初は高校の体育祭で、場所は武蔵野陸上競技場という所を借り切って行っていましたが、ここは昨年にも体育祭の撮影で訪れた場所でした〔実は今週も撮影3daysでした…参照〕(あまり覚えていませんが、きっと昨年と同じ学校だったと思います)。
 この学校の体育祭というのは、基本的に生徒達の手によって運営されていて、自主性を重んじる姿勢が見えはしましたが、その分予定より大幅に遅れての進行となってしまっていました。配られたプログラムによると、閉会式は15:20頃から始める…と書いてあったのですが、実際に始まったのは16:30過ぎと、これでは約1時間以上の遅れです。競技場は17:00から別の団体が使う事になっていたらしいので、その撤収作業はもう大変なものでした。しかも、途中から雨(雷も少々…笑)も降ってきたので、現場は一時騒然となっていましたね。それでも生徒達にとっては思い出深い体育祭になったのだろうと思います。

   この時はまだ天気も若干曇りがち…   いきなり晴れてしまいました…

 もう1つは中学の運動会でした。やはり中学校とかになると、仕切るのはまだまだ職員の方達のようで、生徒達は決められたように校庭を動く感じなのですが、その分時間的にはとてもしっかりとしたものがなされていました。この学校は100m走の時、スタートの位置が保護者席側、ゴールの位置が生徒席側と、他の学校とは全く逆の使い方をしていたので(普通は、ゴールの位置を保護者の方々からよく見える場所にしています)面白かったのですが、やはり時間通り終わるというのは自分にとっても気持ちの良いものでした(笑)。

 そんなこんなで怒涛の3日間(撮影は2日間)が過ぎ去ったのですが、どれも天候には恵まれていたので(たまに通り雨がありましたが…)、それの爪痕として、自分には“日焼け”というものが残りました。

   ああ、見ていて痛々しい…(泣)

 これはどちらかというと、中学の方の撮影日のみで出来上がったっぽいのですが…。もう季節はすっかり夏なのですね。身体は大切にしましょう!

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横浜赤レンガ倉庫広場でライブ!
 今日は横浜の赤レンガ倉庫広場にて、Eco Car World 2007 というイベントにライブ出演をしてきました。これはイベント名を見ても分かる通り、環境に優しい車についてのイベントなのですが、そこでは野外にステージが組み立てられていて、中国雑伎団や漫画の“NARUTO-ナルト-”のステージが行われる等、正に盛り沢山といった感じなのですが、その一環として、自分達はライブを担当する…という事のようです。
 しかもそのライブというのは、元ハンドドッグのベーシスト、鮫島秀樹さんのプロジェクトとして打ち出されており、そのライブに自分も参加させて頂けるというのは非常に光栄な事でした。また、召集?されたメンバーも豪華そのもので、これは俄然頑張らねばという気持ちにもなったというものです。
 当日は14:30入りでしたが、今日の遅刻は絶対に許されないため、かなり余裕を持って家を出てきました。しかし思ったより道は混んでいなく、結局12:30と、2時間も前に現地入りしてしまい(笑)、せっかくなので入り時間まで、展示ブースを色々見て回る事にしました。

   バルーンの人形が気になります…   会場はこんな感じ…至る所に車が置かれています

 なるほど、確かに見慣れたレンガ倉庫の周りには、至る所に車が展示されていて、しかもその殆どは特徴的な車ばかりでした。エコカーという事で、ハイブリット・カーは欠かせませんでしたが、中には電気自動車なるものまであって、それはかなり興味を惹かれました。
 もちろんガソリンは不要で、動力には充電を必要とするのですが、なんとそれは100Vという、家庭用の電源で済んでしまうらしいのです。携帯電話と同じ要領の時代になってしまったわけですが、これなら実用化も強ち先の事ではないような気もしましたね。 
 免許としては普通免許で、軽自動車の扱いになるそうです。しかし、最高速度は50km/時くらいが限度の為、高速道路は走れないようですが、車庫証明を必要としないなど、気軽に手に入れられる利点も多々あり、何だかしばらく考えさせられてしまいましたね(笑)。楽しい時間を過ごせたと思います(写真の手に持っているラムネは気にしないで下さい!)。

   この電気自動車の価格は70万円程だとか…

 さて、本番は15:15からで、結構カチカチの時間割りでしたが、順調に始めることはできました。今日演奏した曲は殆どがセッション曲ですが、さすが皆さん数々のライブをこなしてきただけあって、お互いの音をよく聴き、出るところは出る…という感じで、バランスの良いステージを作り上げていました。
 リハーサルの時点で決めている部分はあるにはありますが、むしろ実力が試されるのは、状況に応じたプレイが出来るかどうか…ではないでしょうか。ソロの順番もあまり決まってなかったものの、目配せでそこは合図として伝え、臨場感も出せていたと思います。また、途中歌の掛け合い等は譜面には載っていない事項なのですが、その後ちゃんとした歌詞に戻ると、自然に楽器陣も譜面に戻る事が出来ていますし、本当に安心して演奏に専念できる状況がそこにはあったのです。

   ダンサーの方々も加わって、大変賑やかなライブでした♪

 最後にはダンスの方や、他の出演者の方々も加わって、それは大盛り上がりのステージを見せることができましたが、こうやって演奏に専念できたからこそ、ちゃんとお客さんとも向かい合える余裕があったのだと思います。そしてそれが、お客さんと楽しむ…という気持ちに発展してきたのでしょう。自分の中でも、そう自然に思えたのが特に嬉しかったような気がしました。
 名の知れたミュージシャンというのは、そのプレイやパフォーマンスばかりに目が行きがちですが(もちろんそれも大きいのですが…)、こうした、やりやすい状況作り…というのにも、物凄く大事な要素があるような気がします。今回は改めてその重要さに気付かされました。どうもありがとうございました!

 ☆Eco Car World 2007 のHP…http://www.erca.go.jp/ecocarworld2007/

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水戸 Bo-Jangles でライブ!
 今日は、茨城県は水戸にあるという Bo-Jangles というお店で、さばいばる伊藤さんとのライブでした。自分的には今回は突然の誘いだったのですが、どうやら伊藤さん的には、ここはオーディション形態でブッキングをしていたらしく、とりあえず、自分達の力を試す的な感じでお店に向かった雰囲気はありました。
 どんな所だろうと自分でも気になったので、早速HPを検索してみたのですが、探し当てたものの肝心のライブ情報というものが全く載っていません。伊藤さんが言うには、今日はブルーグラス(アイルランドから来た音楽がアメリカ南部に入ってきて、若干カントリーっぽい要素も加わったようなもの)を演奏する人達が集まってライブをやっていて、そこに自分達は出させてもらう…という事らしいのですが、それならどこかにその情報が載っていても良いはずです。もしかして、相当ディープな場所なのではないかと、それはもうドキドキものでした(笑)。

   水戸駅からは結構離れているようでした   2階構造のお店…ステージからの景色はこんな感じです

 着いてみると、まあ確かに外観は若干ディープ(笑)でしたが、中は開放的な造りになっていて、なんとステージは2階構造の2階部分にありました。そして注目すべきは、中が吹き抜けになっている事…。1階にカウンターがあって、その前には客席があるのですが、そこからカウンター前方2階を見上げるとステージがある…といった感じです。さらに2階席にはお座敷の空間もあり(ここだと、吹き抜け越しにステージが見えます)、なかなか面白いお店だというのは瞬時に感じたものです。

 今日は、元々あったライブに割り込むような形でブッキングをして頂いたそうなので、恐らく1バンド目辺りかと思われていたのですが、自分達がリハーサルで音を出していた時にお店に気に入って貰えたのか、4バンド目と、何だかオイシイ順番になってしまいました。また、持ち時間も30分ぐらいと踏んでいたのですが、結局は1時間近くやっていたような気もしますし…。
 これは、アンコールが何回も続いたからです。なかなか止めさせてくれない感じでした。何だかここのお客さんは凄くノリが良く、その場を盛り上げてくれていたようにも感じ、ある意味お客さんのお陰で成り立っていたライブだとも思いました。水戸の方は煽り上手なのでしょうか…。
 自分の前に3バンド、後に1バンド出ましたが、基本的に皆音楽好き…という感じなのでしょう。本当に皆さん良い顔で楽器を演奏されている姿が窺え、それは見ていて気持ちの良いものでした。そこで演奏していた何人かにも自分達の演奏に入ってもらったりして、和気藹々とした雰囲気もそこにはあったと思います。
 そのため、ライブも楽しく終える事ができました。いつの間にか普通の出演者としての扱いになっていましたが、今度もまた来れたら良いなとは思っています。もちろんその時は一出演者として、じっくりと聴かせられるライブを作ってきたいですね。皆様どうもありがとうございました!

   早速、お店自慢?のお好み焼きを頂きます   色々と人数も加えて演奏したりしました!

 そういえばここ、何気にお好み焼き屋さんでもあるのです(客席に鉄板が置いてあったものの、完成の状態で出されましたが…笑)。味もなかなか美味しく、それを楽しみに次に来れるというのも良いですよね!

 ☆水戸 Bo-Jangles のHP…http://rytter.gozaru.jp/bojangles/

 ☆さばいばる伊藤さんのHP…http://su-zan.net/survival/

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旅日記 14.(長崎編…2007.5.29~5.30)
 今回旅行の目的地に選んだのは長崎でした。長崎は日本の中でもメジャーな観光地ではあるので、特別凄い場所ではないと思うのですが、ここ最近、特に行きたい気持ちが強い場所でもありました。…というのは、長崎県はこれまで唯一足を踏み入れた事の無い県だったからです。
 実は自分が高校を卒業した時点で、行った事の無い県というのは沖縄県と長崎県しかありませんでした。高校生にしては早熟?だったように思いますが、それまで自分の旅の主な目的というのは“鉄道に乗る”だったので(笑)、沖縄に行っていなかったのは理解できるものの、なぜか長崎県だけ取り残されていた状態になっていたのです…。これは九州の地図を見て頂けると分かると思うのですが、福岡県から九州に入って長崎県に行くには、佐賀県を通らなければなりません。そして、九州を一周しようとした時、どうしても長崎県を通ると遠回りになってしまうという図が見えてしまいます。
 …ということで、長年長崎県に行く事は無かったのですが、飛行機にも乗り始めてきた昨今、ついに行く計画を立てられました。ある意味、自分の人生にとってもエポックメイキング(笑)な旅行にもなったでしょう。それでは旅日記長崎編、お楽しみ下さい!


 ●飛行機搭乗100回目!

 長崎についての本題に行く前にすみません…。これも自分にとっては大きな大きな出来事だったので、ここで書かせて下さいませ!
 今回自分は長崎まで、往復とも飛行機を使ったのですが、その往路時に乗った飛行機で搭乗100回目を迎えたのです。これはもちろん自分が生まれた時から換算したもので(最近何となく気になり、その作業をやり始めてみたのです…笑)、記憶を頼りにしている部分もありますが、数に間違いは無いと思います。
 数え方としては、とにかく飛行機に乗って飛んで、飛行機から降りたら1回です。つまり、往復だと2回換算されます。他に、乗り継ぎ便だと2回と数え(例…成田からサンフランシスコで乗り換え、ロサンゼルスに向かった場合は2回)、経由便だったら1回と数えます(例…成田からインドネシアのジャカルタ経由、バリ行きの場合は1回)が、これで100回というのは、なかなかの偉業だと思っています。

 さて、当の100回目に乗った飛行機ですが、航空会社はお馴染みのANA(全日空)、機材はボーイング747-400D型(ジャンボと呼ばれています)でした。ANAは自分でも好きな航空会社ですし〔旅日記 12.(兵庫・鳥取編…2007.2.12~2.13)参照〕、ジャンボというのは日本、いえ、世界をも代表する機体ですから(最近はボーイング777という飛行機に押されがちですが…)、自分にとっては正に、100回目記念に相応しい状況だったわけです。しかも、これは自分から指定したわけではないのですが、席は2階席部分が予約されていました。

   写真は長崎空港にて、帰りの日に撮ったものです(つまり、これには乗っていません)…機材変更で国際線仕様になってました   2階席といえど、それなりに広いのがジャンボの凄さです

 ジャンボというのは写真を見ても分かるとおり、機首部分が2階建てになっていて、今のところ他の飛行機では味わえない雰囲気がそこにはあるのです。これは昨年の夏、JAL(日本航空)でハワイに行った時にも経験しましたが〔旅日記 5.(アメリカ、ハワイ・オアフ島編・…2006.7.20~7.25)〕、ANAではこれが初めてでした。
 以前の記事でも説明してる通り、2階席と言ってもその席数は80を超えてますから(以前のJAL機は国際線仕様だったので、これより若干少ないですが、スペースは同じです)、その大きさは小型の飛行機1機分くらいに匹敵します。実際、これは昨年の秋に乗りに行ったYS-11〔旅日記 6.(九州編…2006.9.12~9.13)参照〕の64人乗りを軽く超えていますから、ジャンボという飛行機の大きさが分かるというものです。また、2階席だからと言って窮屈な思いをする事もないわけですね。

   今回は左側に富士山が見えました

 もちろんフライト時は快適そのもので、100回目記念という面持ちで乗りながらも、ANAはいつものように機内サービスを提供してくれました(当たり前です)。今回は左側の窓側に座っていたのですが、少々雲がかかっていたものの、富士山の山頂付近は見る事ができました(伊丹、関西行きは右側に見えるのですが、どうやら長崎行きは、ルートの関係から、左側に見えるそうです)、これを自分へのプレゼントとする事にしましょう。
 今回の旅行は、搭乗100回目記念の飛行機で、人生で初めて降り立つ(しかも、行く事によって全県制覇が達成される)長崎に行くという事になっていたわけです。2つの記念が上手く重なったものですが、それによって旅行に対するテンションが上がったというのは言うまでもありませんね(笑)。これも自分の“旅”に関するテーマの1つなのですから!


 ●長崎市内に行く前に…①

 さて、先ほどの搭乗100回記念の飛行機で、長崎空港に着いたのは朝の10:00過ぎ…。さすが飛行機、早いですが、早過ぎて時間を持て余してしまう感も否めません。そこで、まずは長崎県第2の都市、佐世保市に向かう事にしました。長崎空港というのは長崎市と佐世保市の間くらいに位置しているのですが(どちらも結構離れています)、もちろん佐世保市にも自分はまだ行った事が無かったので、バスで向かう事にしました。
 …とは言っても、佐世保には何をしに行くかを決めずに向かったので、現地に着くと意外と困ってしまいました。この日東京は若干涼しめの天候だったのですが、佐世保の暑いこと暑いこと…。ふとビルに表示された気温を見てみると、27℃となっていました。日差しも強かったですし、何となく南国の雰囲気です。ここでじっと何をするかを考えているのは厳しく、結局佐世保バーガーなる物を食べに行くという事で落ち着いてしまいました。
 佐世保バーガーとは?…というのを一言で説明するのは難しいのですが、とにかく佐世保市で作られる手作りバーガーの総称…と思ってもらって構わないと思います。この“手作り”というのが大事で、基本的に作り置きはしていないそうです。そういえば、佐世保市内にはマクドナルドより、モスバーガーの方を多く見かけたような気がしました。これもそういった背景があるのかもしれません。
 特筆すべきは、実はこのハンバーガーが佐世保に広まったのは、戦後いち早くだそうで、いわゆるマクドナルド等の大手が根付く前に、一般的なものとして受け入れられていたそうです。一杯飲んだ後にハンバーガー…という人もいるらしく、確かに、中には夜遅くまで営業している店もあり、変に納得してしまった部分もありました。
 とりあえず向かった先は、“ヒカリ”という佐世保バーガー専門の有名店でした。JRの佐世保駅からは若干離れていたので、途中まで松浦鉄道という第3セクターのローカル線に乗っていきました(それも1つの目的…という話しも…笑)。この松浦鉄道は、沖縄を除くと日本で一番西を走る鉄道でもあり(現在でも、一般のレールを使った鉄道としては日本最西端です)、たびら平戸口駅という、本州最西端の駅も有しています。自分は佐世保市内だけの移動だったので、佐世保から2駅目の中佐世保駅までしか乗りませんでしたが、その途中の佐世保中央~中佐世保間は、駅間の距離が200メートルと、路面電車を除くと日本一短い駅間でもあるので、これが体験できただけでも良かったというものです(笑)。

   松浦鉄道佐世保駅にて…左の車両は今年の3月18日から走り始めた新車です   中佐世保駅にて、佐世保中央駅の方向を臨むと、もう隣りの佐世保中央駅の案内表示板が立っているのが見えます

 “ヒカリ”…というお店は、その中佐世保駅から徒歩で15分くらいの場所にありましたが、結構訪れる人は多く、改めて佐世保バーガーの人気さを窺わさせてくれました。先ほども言ったように、ここでは頼んでから作り始めるので、出来上がるまでは結構時間が掛かったのですが、そのボリューム溢れるバーガーは、“食事”と言うに相応しいものであり、わざわざ佐世保まで来た甲斐があるくらいだと思いました。
 自分が頼んだのはベーコンが入ったものでしたが、これが甘めのマヨネーズソースと抜群に合うのです!素朴な味ではありますが、きっと1つ1つの素材に拘りがあるのだろうと思わずにはいられませんでした。

   駅から離れていも、来る人は多かったようです   写真では美味しそうに見えないのが残念(実際は本当に美味しいですよ!)…モデルのせいかもしれませんが…(笑)

 ところでこの佐世保バーガー、イメージキャラクターが存在していて、それは“佐世保バーガーボーイ”というのですが、なんとそのデザインは、アンパンマンのやなせたかしさんが担当されたそうです。素晴らしく適任な話しではありませんか!


 ●長崎市内に行く前に…②

 ベタな感じになってしまいますが、長崎と言えばハウステンボスも忘れてはいけません。ここはオランダの街並みを再現して造られたテーマパークなのですが、一度は来てみたいと思っていたのです。実際はオランダ…だけではなく、ヨーロッパの街並みを再現…と言った方がしっくりくる感じですが、所々に運河や港も設けられてあり、異国情緒を感じさせる造りになっているのは確かでした。

   佐世保と長崎を結ぶ快速は『シーサイドライナー』と呼ばれており、写真のようなブルーの塗装の車両が使われています   駅そのものの規模は小じんまりとしています

 ハウステンボスは長崎県の中でも佐世保市に属し(さらに、町名をハウステンボス町と言います)、鉄道で行くにも佐世保駅からの方が全然近いです。つまり今回の道程はというと、長崎空港⇒(北に向かう)⇒佐世保市⇒(南に向かう)⇒ハウステンボス⇒(長崎空港を通り越して、さらに南に向かう)⇒長崎市…という感じで進んでいったわけです。長崎空港が長崎市と佐世保市の中間に位置するが故にとった策ですが、2日間で全てを回るにはこの方法が最良とも言えそうでした(本来はもっと時間をかけて、ゆっくりと回りたかったのですが…)。

 そして当のハウステンボスですが、予想以上に楽しかったです。テーマパークなので、自分はディズニーランド(どちらかと言うとディズニーシーでしょうか…?)等に行く感じで向かったわけですが、そことはまた違った新鮮さを感じ、思う存分満喫しました。
 ディズニー系のような派手さ?は無いものの、アミューズメントやミュージーアム、また、オランダらしく風車と運河の組み合わせの風景など、自分の好みの雰囲気がそこにはあったような気がしたのです(ミッフィーの専門店があるのも特徴と言えるでしょう)。また、長崎という場所柄、ゆっくりと時間が流れているような印象も受け、自分はそこが尚更気に入りました(笑)。

   アレキサンダー広場からドムトールン(後ろの高い建物)を望む   港も本格的な印象(実際、長崎空港行きの船が出てます)…花火はこの付近で行われています(案内の看板が出ています)

   運河を船で進むのも、のんびりとしていて良いです   この品揃えには圧巻!…オリジナル商品もあります

 それでいて、展望台(ここではドムトールンと呼ばれています)からの眺め(特に夜景)は素晴らしく、むしろ背後にある日本らしい山並みが逆に不自然と感じるくらいでした(笑)。また、夜に行われた“光と花火の融合”みたいなショーも面白かったです。やはり色々と考えられてるんだな…と思いましたね。

   ドムトールン展望台から、ハウステンボス駅方向を望む   これが毎晩行われているというのも凄いですね…

 何だかんだでハウステンボスが良かったと感じたのは、“空いていた”…というのが大きな要因かもしれません。実際のところ、ハウステンボスの客足は悪くなってきていて、負債額も増大し、2001年に破綻、現在も経営再建の状況だったりするそうです。そういえば、園内を見たところ、韓国、台湾系の人が多かったような気もしますが、やはりこういったテーマパークで日本人のリピーターを確保するというのは難しいのでしょうか…。
 確かに自分も、これが人混みの中で、アトラクションに何時間も待たなければ乗れない…というような状態だと、ちょっと次回行くのにはためらってしまいそうな気もします。そう考えると、今回空いていた状況というのは、自分にとってラッキーだったとも言えそうです。しかしそれでも、また来ても良い場所だとは思いましたね。その時まで1日でも長い経営を頑張ってもらいたいものです。


 ●長崎市内の鉄道

 はい、いよいよ長崎市内に着きました(ここまで長かった…)。長崎駅へは、ハウステンボス駅からJR大村線の快速で1時間10~20分という感じでしたが、新しい装いの長崎駅を見てみると、ついにこの駅も制覇したか…という思いが込み上がってきました。また、自分達の乗った列車の隣りには、博多から出ている特急『かもめ』号用の車両、885系が停まっていて、こちらはJR九州御自慢の特急車両という事もあり、これはカメラに収めておきました。予想以上に自分は楽しんでいるようです(笑)。

   これまた開放感のある駅でした   右が885系『かもめ』、左が200系『シーサイドライナー』です

 長崎を探索するなら、長崎市電(長崎電気軌道)を使うのが最も便利でしょう。何しろ、長崎の主要な部分は殆ど網羅しているし、その上料金も全線均一で100円(日本一安い鉄道料金でもあります)と、ホントに気軽に利用できるのです。この料金は、1984年に90円から値上げされて以来、現在まで(そして今後も)据え置かれているもので、その間、消費税やらその増税が行われていても値段を変えなかったのですから、この姿勢には頭が下がるというものです。
 利用しやすい値段で便利な路線、これだけでも市電は利用価値があるというものなのですが、長崎という土地は山が海のそばまで来ていて、その狭い地域内に市街地が形成されてたりするので、横の移動というのは専ら公共機関に頼りたいところでもあるのです。そのため市電はいつ乗っても混んでいる印象がありました。この件に関しては、家に帰ってから調べたところ、路面電車にしては珍しく黒字経営で、しかも日本で唯一、路線の廃止が一切行われてない…との事でした。

   市電の長崎駅へは、JRの駅から歩道橋で移動します   市電は、こんな路地も走ったりします

 なるほど…と思いましたが、普通に乗るだけでも楽しい路線でもあります。今回は長崎市内での滞在時間が短かった為(ここまで引っ張っておいて何ですが…笑)、市電に乗れた区間は僅かでしたが、いつかまた長崎に来た際には全線を制覇したいですね。それでも1乗車で100円なのですから、もしかしたら、安く長崎観光したい時に打って付けのアトラクション?なのかもしれません。自分的には、まずは路面電車旅情に惹かれたのが、長崎との出会いになった気がしました。


 ●長崎という土地

 先ほども書いたように、長崎には広い平野というものは無く、山の多い街でもあるのですが、だからこそ魅力的とも言える場所なのではないでしょうか。それでいて、御存知のように、江戸時代の鎖国体制の時にはここが唯一の国際貿易港でもありました(対オランダと、対中国です)。なので、異国情緒溢れた街並みというのも特徴であり、そういったものに自分は強く惹かれます。ハウステンボスは、いわば“作られた”街ですが、ここ長崎市内にはそういったものはありません。半ば観光地化されているという現状は否めませんが、それでも十分楽しめる感じではありました。

   小さいながらも、味わいのある長崎のチャイナタウン   左が“ちゃんぽん”、右が“皿うどん”です

 対中国…という意味では、チャイナタウンを忘れてはいけません。長崎は小さいながらもそういった地域があり、また1つ街を魅力的なものにしてくれています。ここでは当然の如く“食”は無視できない感じですが、そしたらやはり“長崎ちゃんぽん”を食べずにはいられません。
 長崎ちゃんぽんも中華料理の1つといって良く、やはり有名なお店があるらしいのですが、その中でも自分は“江山楼”というお店に行きました。ここでは皿うどんも注文してみましたが、確かに東京で食べるのとは違う気がしました。…とは言っても、自分はあまり好んで長崎ちゃんぽんを食べる方では無く、今回食したのもホント久しぶりだった気がします。それでも美味しいと感じたのですから、その味もきっと只者ではないのでしょう。いつか比べられる日が来ればいいのですが…?

   寺の前では修学旅行生が遊んで?いました   かつての雰囲気が残されています

 …中華街の近くには、唐人屋敷跡が幾つか残る地域もあります。山の傾斜部に点在…という感じなのですが、ここで当時は唐の人が大勢収容(長崎奉行所の管理下にありましたので…)されていたと思うと、中国との関係に色々と考えさせられてしまいますが、それでも日本に与えた影響は大きいという事でしょうか…。まあ難しく考えなくても、今では喉かな雰囲気になっている所もあり、のんびりと散歩(…とは言え、坂は結構キツいですが…笑)するにも良い場所だとは思いました。

 中国風もあれば、西洋風な雰囲気も残る場所も幾つかあります。やはり、オペラ“蝶々夫人”のゆかりの地であるグラバー園は外せない場所かもしれません。ここに建っている洋館は種類も沢山あり、中に入れるものもあるので、なかなか見ていて面白かったです。やはり自分は西洋文化に惹かれる部分が何処と無くあるようです…。いや、それを抜きにしても、ここは高台に位置する場所にあるのですが、そこからの市内の眺めというのも最高でした。自分、地方に行くと、時たま高い所から街を見下ろしたい衝動に駆られるのですが、それを満たすにも十分な景色で、周囲の雰囲気とも相俟って、良い時間を過ごせたような気がしました。

   一瞬、西洋的な文化も見え隠れする感じです   左の写真でいう、右奥の山の地域に移動してきました

 実は長崎市内は今回はこれだけで、恐らく時間にしたら、滞在時間は5時間強ぐらい…だったのではないでしょうか。初めての土地にしては呆気無い感じもありましたが、是非次にもまた来てみたい場所となりましたね。まだまだ楽しむ余地は残しておく(笑)…という感じでしょうか。違う季節に来るのも良いかもしれません。…とにかく、また新たに楽しみが増えたという事で、自分は長崎市内を後にしました。


 ●長崎空港

 さて、一応ここまでで、長崎旅行に関しては終わりなのですが、まだまだ旅日記は続いてしまいます(笑)。…というのは、今回の旅行の玄関となった長崎空港を話題に挙げない訳にはいかなかったからです。
 もちろん、今回訪れたのが初めてだった空港でもありますが、実はこの空港、世界で最初と言えるものがあるのです。それはというと、世界初の“海上空港”だという事です。

   ちょうどJAL機が離陸するのが見えました   ここを知らなくても、長崎?と思わせる雰囲気があります

 今でこそ海上空港は、関西空港〔旅日記 13.(大阪編…2007.4.16~4.17)参照〕や神戸空港〔旅日記 4.(関西編…2006.5.9~5.11)参照〕等があるので珍しくはありませんが、長崎空港が開港したのは何と1975年の事…。関西空港よりも20年以上前に造られていたとなると、世界初と言われても納得な気がするというものです。ただ、それらと違うのは、長崎空港は大村湾に浮かぶ箕島という島を基本に埋め立てて造ったと言う事で、100%埋め立てではないという事でしょうか…。それでも空港行きのバスに乗ると左上の写真のような景色に巡り合え、海上空港であるという事を演出してくれるのには十分な光景でした。
 こんな長崎空港ですが、内装も結構特徴的な感じです(右上の写真参照)。これはさすがに成程!…と思ってしまいました。正に洋館そのものの雰囲気があり、これなら観光に来た時、長崎空港に着いた瞬間から“気分は長崎!”という感じになりそうです。また、ここから帰る時も、“思い出の長崎”という事で、良い気分に浸れるかもしれません。なかなか面白い空港でした。


 ●スカイネットアジア航空

 最後に、帰りに乗った航空会社について説明させて下さい!これは九州の宮崎に本社を持つ格安航空会社なのですが、現在は全日空(ANA)と提携している関係で、ANAの便として利用させて頂きました。
 日本の格安航空会社というと、このブログではスカイマーク(伊藤さんのツアーでお馴染みの航空会社…笑)やスターフライヤー〔旅日記 6.(九州編…2006.9.12~9.13)参照〕等を紹介してきましたが、それらに比べたらここの知名度は低い方かもしれません。
 スカイネットアジア航空(SNA)は、現在は羽田から宮崎、熊本、長崎の3路線を運航していますが(今年の9月から鹿児島線にも参入との事)、どちらかというと地域密着的なイメージが強いため、東京ではそんなに話題に上がらないのかもしれません。

   南国を思わせる塗装が印象的です   機内にもピンク色は使われていました

 運航開始当時(2002年)は、大手に比べて格安の運賃、派手な塗装等と相俟って話題になったものですが、その後の乗客数の伸びはそれ程でもなく、経営は苦しい状況が続いていました。2004人にはANAと業務提携する事で再建を目指し、現在はそれなりに回復してきましたが、かく言う自分も、この航空会社に乗る事になったのは、ANAの便として乗れたからでした。こうすると、ANAのマイレージ(自分はユナイテッド航空のマイレージですが…)も貯める事ができるのです。逆に言えば、そうでもしなければ乗らなかった…という見方も出来てしまうものの、やはりもう少し魅力的な部分がないと、乗るのにも厳しい感じはしましたね…。
 今回は長崎⇒羽田の最終便だったということで、SNAの便に(たまたま)白羽の矢が立ったのですが、改めて、日本の航空事業の難しさ…というのも感じてしまいましたね。夜のフライトだった事もあり、そんなに印象に残っていない…というのが正直な感想です。また利用する事があれば…と思います。


 ということで、変な終わり方でしたが、これにて旅日記長崎編は完結です。読んで頂きありがとうございました。今回は(も?)話しが横にそれる事が何度もありましたが、それも長崎旅行というものの魅力なのかな?とも思いました。横道は何回それても面白いものです。今後も横道にそれる旅をしていきたいものですね♪

 ☆ANAのHP…http://www.ana.co.jp/asw/

 ☆スカイネットアジア航空のHP…http://www.skynetasia.co.jp/index.shtml

 ☆長崎空港のHP…http://www.nabic.co.jp/

 ☆佐世保バーガーマップ(佐世保の観光サイト)…http://www.sasebo99.com/sight_sasebo/bgmap.shtml

 ☆ハウステンボスのHP…http://www.huistenbosch.co.jp/

 ☆長崎電気軌道のHP…http://www.naga-den.com/

 ☆江山楼のHP…http://www.kouzanrou.com/

テーマ:国内旅行 - ジャンル:旅行

2007年6月のスケジュール(追加)
 早速今月分のライブ追加です!


   ●6月2日(土)水戸 Bo-Jangles
Open…おそらく19:00以降?
Charge…詳細不明
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、(Perc)伊藤樹明

 久しぶりにディープなライブが来たような感じです(笑)。あまりにも詳細が不明な為
 お店のHPを見させて貰ったのですが、遊び心満点のページのわりには肝心の詳細が
 掲載されていないという…(笑)。こういうライブは、あえて何も考えずに行くべきです!
 久しぶりに、このメンバーではツアー以外のライブですし…。楽しみたいと思います!


 …というように、もう明日の話しなのですが、急に決まった為にあたふた?してます(笑)。今月はこのメンバーで北海道にも行きますから、今回のライブは良い機会にもなるでしょう。頑張ります!

   この風車と洋風の建物の組み合わせと言えば…

 今回も、とある旅行先での写真です(もう分かってるって話しですが…笑)。

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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



竹内大輔トリオCD発売中(試聴可)!

   cd-pictures-mini.jpg
       Pictures

     ☆試聴はこちら



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