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竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
羽田空港の国際線
 久しぶりに、趣味に特化した話しでもしてみたいと思います。

   これからソウルへ向け、滑走路に向かうところです

 上の写真は、大韓航空という韓国の航空会社の飛行機で、ソウル行きの便を撮ったものなのですが、この場所が成田空港ではなく、羽田空港というのが今回のポイントです。
 関東に住んでいる人にとって、羽田空港が国内線、成田空港が国際線というのは、成田空港が開港した1978年以来常識となっていますが(台湾の航空会社だけは、政治的配慮によって暫く羽田に留まっていましたが…)、現在羽田空港からは、韓国はソウル行きの便が1日に8本運航されているのです。
 これのきっかけとなったのは2003年の日韓首脳会談です。ソウルにも東京と同じように、主に国際線が発着する仁川(インチョン)空港と、仁川空港開港(2001年)後、国内線専用となった金浦(キムポ)空港というのがあるのですが、この金浦空港と羽田空港を結ぶことで、日本~韓国間の所要時間を短縮させようという話しがなされたのです。
 確かに、成田空港の遠さは世界的に見ても異常なものがあり、仁川空港にしても、ソウル市内までは1時間以上は見ておかなくてはいけない遠さです(それまでの金浦空港は、30分強くらいの距離でした)。これによる時間短縮効果は、1時間半~2時間と言われており、時間を争うビジネスマン等にとっては、特に朗報だったと言えるのではないでしょうか。
 羽田空港からの国際線というのは、原則チャーター便(“貸切”の意味のチャーターとは違い、航空会社が旅行代理店を含む他の団体に、あらかじめ席を提供して運航を行う便のこと)しか認められてなかったので、本来ならば航空会社経由でチケットは発行できないのですが、この羽田~金浦線に関しては特例で、全座席数の半分未満であればバラ売りをしても良いことになっています。そのため、各航空会社では各種割引チケットも販売しています。各航空会社というのは、日本からが日本航空(JAL)、ANA(全日空)、韓国からが大韓航空(KE)、アシアナ航空(OZ)の計4社で、日韓チャーター開始時は各社1便ずつでしたが、現在では倍増され、各社2便ずつ、それで計8便の運航を行っているというわけです。
 羽田の始発が8:20発、金浦の最終が20:20発ですから、ソウル日帰りというのも十分可能になってしまいました(韓国での滞在時間は、10時間弱といったところです)。都内から見るならば、パスポートが必要な事を除けば、福岡や札幌に行くのと何ら変わらない状況でソウルに行けるという事です。政府の思惑はともかく、東京とソウルの距離が縮まったというのは確かでしょう。
 こうなると、成田から仁川行きの便が見る影もなくなってしまう感じですが、そこは安さで勝負…という事です。羽田~金浦線の搭乗客は、開業後も順調に推移しているそうなので、格安航空券的には、なおさら成田~仁川線は安くなったような気がします。値段を取るか、時間を取るか…といった話しになってしまいますが、その辺りはどうやら上手に棲み分けが出来ているようで、今後もこのような形が続くのだと思います。

   こちらは仁川空港でのアシアナ航空機の写真です

 東京~ソウル線では、とりあえずは大成功だったわけですが、そうすると、次なる国際線も考えているのかどうかが気になります。…実は既に考えられていて、現在、日中首脳会談にも盛り込まれているのが、東京~上海線です。上海にも国際線の浦東(プートン)空港(2002年開港)と、国内線の虹橋(ホンチアオ)空港があり、やはり浦東の方が市内からは遠い状況になっています。日本と中国の経済の活性化が狙い目ですが、一応中国側は同意したものの、中国的には今後、虹橋空港は国内線としてやっていく方針を打ち出してしまっていた為、空港からの出入国管理の設備を撤去済みなのだとか。そこへなぜ日本だけ…という考えも、無くはないみたいですが、とにかく、日本と中国の距離も縮まったら良いなとは思いますね(素人目的には、台湾の台北も候補に挙げてもらいたい空港のうちの1つです)。

 世界的に見ると、大都市で国際線と国内線を空港によって分ける…というのは珍しい方で、基本的には主に国際線が発着する空港も、乗り継ぎの利便性も考えて、ある程度の国内線は残しておくのが常識となっています。こうした中、羽田空港の国際化というのは、グローバルな視野で見ても歓迎すべきもので、実際羽田空港は、再国際化を見据えた滑走路の増設も決まっています。成田空港との棲み分けの問題もありますが、あと4,5年後にはどのような状況になっているのか…考えるだけでも楽しくなってしまいますね。
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テーマ:趣味と日記 - ジャンル:趣味・実用



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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