竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
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ハロウィンの風景
 今日10月31日はハロウィンの日ですね。日本ではまだまだ浸透していませんが、アメリカではクリスマスに次ぐイベントだそうで…。まあ、自分の家でもこれといった変化はありませんし(クリスマスも特に何もしませんが)、カボチャでも食べれたら…という感じでしょうか(笑)。

 そんな中、検索サイトの Google がまたやってくれました。ハロウィン仕様のトップ画像です。

   違うデザインのものも存在するらしいです

 実は自分は先程これを見て、今日がハロウィンだと気付いたくらいでした。よく考えたら、今日はハロウィンか…と気付いた日というのは、今まで一度も無かったような気がします。少しはハロウィンに対して、一歩進んで見れるようになったかもしれませんね(笑)。

 ☆検索サイト Google(今更ですが)…http://www.google.co.jp/
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テーマ:ひとりごとのようなもの - ジャンル:日記

サックスVSピアノ
 今日もまた前回の続きでして、文化発表会の撮影の後はというと、駒込 Flat Five という所でライブでした。この日のメンバーは、自分とサックスの郷原君の2人のみ。いわゆる、デュオ演奏というやつです。
 自分、ボーカルとのデュオ演奏…という形態はよくあるのですが、サックスとのデュオ、しかもジャズ系のライブとなると、このユニット?を除くとあまりやっていません。それでも郷原君とはもう2、3年ぐらい一緒に(ここ1年ぐらいは休止中でしたが…)ライブをやっており、しかもそのほとんどの演奏形態がデュオです。

 前にも言ったかもしれませんが、ライブというものは、人数が少なくなれば少なくなるほど難しくなる傾向があります(1人の場合はまた違うかもしれませんが…)。人数が少ないので、曲中ののスカスカの空間を埋めようと、いつもより多めに音を出してしまうのですが、実は如何に音数を減らすかが重要なのです。これは、即興性が求められるジャズという音楽だと、さらに顕著になると思います。
 要するに、“間”というのも演奏なんですよね。音を出さない部分で聴かせるといった、内容的にはかなり難しいものがそこにはあると思うのですが、やはり大事な所だと思います。4人編成ぐらいの形態だと、自分が音を出してなくても他の誰かがしっかりと刻んでいたりするので、そこまで難しい事ではないのですが(…と言っても、これが出来てない人も結構いたりします…)、デュオというのは2人のみ。やはり少ない人数というのは難しいのです(というか、そこがデュオの魅力であったりする)。

   ライブ後ですが…一応写真を…

 …ということで、それらの事を前提でライブに臨んだのですが、やはり曲によってバラつきがありますね…。慣れている曲だと、上記の事を踏まえながら演奏できるのですが、難しい曲になると、ベース、リズム(デュオなのでピアノの役割というのはかなり大きいのです)を刻むのに精一杯だったりするのです。本当は、ここはピアノはもっと音数を減らしても良いのでは?…と、後から思ってしまったりするのですが、それが演奏中に出来なければ意味がありません。
 このサックスの郷原君とは、今年の3月にニューヨークに一緒に行って以来のライブでした〔東大ジャズ研にてリハーサル参照〕。もちろん、今回のライブ自体は楽しく出来ましたが、これから練習すべき点も見つけられたような気もします。まだまだこれから!…と思えるようなライブでもあり、自分のためになったライブでもある…と言えるかもしれません。またコンスタントに組んでやっていきたいですね。

 ☆郷原繁利のHP…http://sgohara.com/

 ☆駒込 Flat Five のHP…http://www.onlinef.com/flat5/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

“文化”を“発表”する
 またまた今日も撮影の仕事をしてきました。撮影する内容は、とある中学校の“文化発表会”…というものです。要は文化祭みたいな感じなのかな?…初めはそう思っていました。しかし、いざ学校に来てみると、どうもそういう雰囲気ではないようです。
 午前中は体育館にて各学年の舞台発表、そして午後は、各教室にて展示見学というものです。とりあげていた内容も、自分達が調べてきた事柄に対しての発表とか、そんな感じでした。
 もちろん、ただ単に発表しているわけではありません。学年によっては演劇風に発表するなど、色々と工夫を凝らしている感じも見受けられました。また、選択音楽や吹奏楽部による演奏(ハンドチャイムによるものとか、学年全員で合唱とか)の発表もあり、どうやらこの学校は、合唱コンクールとかで区内の大会でも優秀な成績を収めている等、こういった文化を大切にしている学校らしいのです。

   ハンドチャイムは荘厳な雰囲気を漂わせてくれます   この教室は一般にも人気が高かったです

 なるほど、だから“文化発表会”なのですね。文化祭でいう“祭り”…という印象は、全くありませんでした。午後の展示発表にしても、とり上げる内容は、リサイクル問題とか、交換留学に関しての事とかで、やはり真面目に“文化”に取り組んでいる気がします(右上の写真は、自転車を漕いで電気を発生させて、その力でラジカセ内のカセットを動かすというものです)。
 生徒達のこういった真面目に取り組む姿は、大変微笑ましいものであり、若干もう少し遊び心が欲しいかなとは思いつつも、若い?パワーをふんだんに感じ、なかなか充実した時間が過ごせました。実は、この日は夜にまたライブが控えていて、気力が大事な場面でもあったのですが、撮影を通して、それらの力を分けて貰ったような…そんな気もしましたね。助かりました(笑)!

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お尚&Patra
 話しは前回の記事の続きになります。葛西臨海公園で撮影の仕事を終えた自分は、今度は夜に演奏の仕事があったので、一路銀座へ足を運ばせました(その間、いったん自宅に戻りましたが…)。
 今回演奏させていただくお店は、“お尚&Patra”という、何とも興味を惹かれる名前のお店でした。ここは、お尚さんと呼ばれる高見澤宏昌さんと、その奥さんである Patra(高見澤君枝)さんが経営するお店で、お尚さんは、ジャズサックスプレーヤーとして有名な、故松本英彦さんのボーヤを約20年間も務めていたという経験の持ち主で、自分自身もテナーサックスプレーヤーとして、ステージに参加したりもします。

 一応今回は、ボーカルの横前恭子さんという方に誘われて出演させて頂きまして、もう1人、南雲麻美さんというアルトサックスの方と交互にデュオ(ピアノ&ボーカル、又はピアノ&サックス)…という形で演奏していきました。そして、たまにお尚さんも加わるという感じで、アットホームな雰囲気でライブは進んでいきました。
 よく自分は、ライブハウスの雰囲気を伝える時に“アットホーム”という言葉を使っていますが、もちろん簡単に口にしているわけではありません。アットホームな雰囲気を作り出すには、お店自体の雰囲気もそうですが、ミュージシャン側とお客さんとのやり取り…というのも大変重要な要素になってくるのです。
 お客さんは、楽しい時間を過ごしたい為にお店に来ているわけですから、こちら側は、ただ傲慢と演奏しているだけでは駄目なんですよね。お客さんとの会話というか(別に、普通に言葉を交わすとかではなく…)、そういった事が重要なんだと思います。

   ちょこんとある、グランドピアノ型の電子ピアノが可愛いです

 その意味では、正にアットホームな雰囲気がこのお店にはあったというか、やはりお尚さんの人柄によるものが大きいのでしょうか。つい自分としても、表情が緩やかになってしまいす。
 今回は全部で3ステージ行いましたが、楽しく過ごす事が出来たと思います。そして嬉しい事に、来月も誘われてしまいました(!)。日にちは11月17日(金)で、同じ感じでやると思うのですが、今度は奥さんの Patra さんも歌っていただけるとのことです。
 この Patra さん、実はシャンソン歌手という顔も持っており、きっとその日はシャンソンの名曲も飛び出すことでしょう。…というか自分、ちゃんとしたシャンソンはまだやった事が無いのですが、、、頑張ります!

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

葛西臨海公園にて撮影
 今日は高校の校外学習の撮影という事で、葛西臨海公園まで行ってきました。ここは水族館が有名で(現在は大観覧車もできてしまいましたが)、もちろん校外学習の目的地もそこなのですが、自分にとって凄く久しぶりな場所でした。恐らくこの水族館は、自分が小学校時代にオープンしたものだと思うのですが、当時はよく訪れていたものの、高校時代を最後に行ってませんでした。また、今回こういった仕事が無ければ、まず行かなかった場所かもしれません。そういった意味では今日は貴重な日でした。

   本当に久しぶりの、葛西臨海公園水族館   まぐろのブースもまた懐かしいです

 水族館の中は相変わらずで、順序通りに進んでいくのが懐かしく、サメ、カツオ、深海魚、ペンギン…等など、昔を思い起こさせてくれる感じで良かったです。もちろん自分は撮影に来ているので、これらをじっくりと見るわけにはいかないのですが、館内はストロボ撮影禁止とのこと…。結局、あまり中では撮ることができないのです。仕方が無いので屋外のブースを中心に撮影しましたが、写真でここが水族館である事が伝われば…と思います。

 水族館は1時間ぐらいで後にし、これからバーベキュー大会が行われるとのこと。実は葛西臨海公園にはバーベキュー場があるのです。そこでお昼ということですね。今回の学年は1年生で、恐らく修学旅行を意識したイベントになってると思うのですが、結構皆楽しんでいる感じでした。

   大観覧車は立派ですね…   何だかんだで盛り上がっていたバーベキュー

 …というか、今まで鉄板を使って料理をした事がないのか、班によっては凄い作り方をしている所もあり、自分的には見てて飽きませんでしたね(笑)。肉と一緒に野菜も全て入れ、焼そばを作るときには野菜が無くなっている班や、水の量が明らかに多い班など、これでは指導する方も大変です。恐らく、味の方もバラエティーに富んだものとなったのでしょうね…。

 それでも、生き生きとした生徒達の表情は印象的で、やはり外に出て色々皆と行動するのは良い事だと思いましたし、これで一段と結束力が高まった事と思います。良い修学旅行になりそうじゃないですか!

テーマ:高校生日記 - ジャンル:日記

Reiko な恭子、2days
 一昨日、昨日と、2日続けてボーカルの白石恭子さんとライブでした。1日目が六本木 Viper Club、2日目が五反田の“R”Soul Summit Cafe にてです。恭子さんは、1日目は“Reiko”として出演しています。

   こちらは Viper Club にて

 どちらも最近始めたばかりのバンド?で、前者は2回目、後者は4回目の出演となっています。五反田のRにて初めてライブをやらせて貰ったのは6月頃のことだったので〔黄門トリオ!参照〕(思えばこれが黄門トリオの始まりでしたね…)、既に恭子さんとは6回も一緒にやっている事になるのですね。
 月1以上という割合ですので、特定のバンドをやっていない自分にとっては、この数は多いほうだとも思います。だからこそ、やる度に良い感じに仕上がってきてると思うし、レパートリーも徐々に増やすことが出来ました。それでも、まだまだやり足りない曲はあるようで、それがバンドの向上にも繋がっているのだと思います。
 最近、これらのバンドでは日本語の曲を多く取り上げているような気がします(昨日の3ステージ目に至っては、全て日本語の曲という選曲をやってみました)。MCでも話してましたが、やはり歌詞が直接響いてくるのが大きいみたいです。恐らく、これは自分達ミュージシャン側だけではなく、お客さんにも分かりやすく届いていて、その思いが自分達にも伝わってくるから…だと思うのです。
 恭子さんと一緒に仕事をするようになって、改めてちゃんと聴くようになった曲もあり(コピーをして初めて分かる曲の良さ…というのもあるのです)、なかなか日本語の曲も捨てたものではないですね。本来、採譜するために貰った音源の中の曲を、個人的にずっと聴いていたりしますから…(笑)。

 恭子さんとは来月も何回かご一緒します。さらなる飛躍を目指して頑張りたいですね。…最後は、昨日のRでの賄いの写真で締める事にしましょう(笑)。

   お馴染み、五反田“R”の賄いです!

 ☆白石恭子さんのHP…http://www.geocities.jp/reikokyoko/

 ☆六本木 Viper Club のHP…http://www.viper-club.jp/

 ☆五反田“R”Soul Summit Cafe のHP…http://cafe-r.soulsummit.jp/

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桐生 Bar 風月洞ライブ
 日にち的には韓国から帰ってきた翌日、10月22日(日)のことになりますが、さばいばる伊藤さんのライブで、群馬県は桐生まで行ってきました。実は、今月の20日~22日まで、桐生では“Kiryu Music Fronts 2006”というライブイベントが行われていて、その一貫ととして自分達も出演させてもらえる…という感じでした。
 このイベントは、桐生の街の様々な場所(お店)でライブが行われ、チケットを買うと、その全ての場所でライブが見て回れるというものらしく、20日や21日に至っては、それが夜中3:00ぐらいまで行われていたようです。なるほど、音楽に対する勢いを感じさせてくれるイベントだ…と思ったものです。
 …といっても、実は会場は全部で3ヶ所(22日だけ4ヶ所)しかなく、しかも今回自分達が出させてもらえる“風月洞”というお店は、店自体が19:00~スタートとのこと…。完全に夜がメインのイベント(実はお酒がメイン?)なんだとも想像させられましたね…。

 今回のメンバーは、伊藤さんと、その息子樹明と、自分と、あと“ちびっ子ギャング”というバンドでDJを担当している、小島大補君です。…というか、ほとんどちびっ子ギャングじゃないか!…とも思うんですけど、伊藤さんに言わせると、そこは分けているのだそうです(確かに、演奏する曲も分けてます)。

   怪しい雰囲気の桐生風月洞   “和”…というか何というか…不思議な所です

 こんな感じで、ライブに臨みました。この風月洞というお店は、店構えがなかなか奇抜で、お化けの嫌いな樹明にとっては最初、出入りを躊躇するような感じでしたが(笑)、ライブはとても楽しいものとなりました。
 店内も面白く、ステージは一段高いのですが畳が敷いてあり、客席にも畳は敷いてあって、お客さんはそこで座りながら見る…という感じです(もちろん、テーブルの上にはお酒が置いてあります)。ライブというより、宴会…という雰囲気の方が近いような?…そんな感じがしました(笑)。
 もちろん、だからといって宴会芸のような感じではありません。お客さん達の反応も良く、最後の出番ではないのにアンコールなんかも飛び出したりして、楽しい空間が作れたのではないかと思います。
 今回びっくりしたのは、その客層の広さです。今まで話したような感じだと、何となく酒好きの年配の方が多くいるような感じのお店…と思われるかもしれないのですが、意外と若い人達が多かったのです。桐生というと、群馬県の中規模の都市という感じで、そんなに夜遅くまで賑わっているというイメージは無かったのですが、まだまだ夜は続く!…といった雰囲気で、なかなかアグレッシブな所だとも思いましたね。

 自分達のライブが終わったのは22:30過ぎ。もちろん、イベント自体はまだまだ続きます。如何せん自分達は明日があるので、これで帰らなければならないのですが(樹明に至っては、次の日から修学旅行だそうで…)、なかなか名残惜しい感じもありました。ちょっと遠いのが玉に瑕なのですが(帰宅したのは1:00過ぎでした…)、また来たいと思わせるイベントでしたね。桐生の人達の暖かさに触れる事が出来たと思います。

 ☆さばいばる伊藤のHP…http://su-zan.net/survival/

 ☆桐生 Bar 風月洞のHP…http://www.ktv.ne.jp/~toryanse/huugetudoutop.htm

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旅日記 7.(韓国編・…2006.10.18~10.21)
 今回の旅日記のタイトルは…“韓国編”です。1日目の到着は夜だったものの、全工程3泊4日にしては色々と周る事が出来たので、思い切ってタイトルを国の名前にした次第であります。確かに、ソウルはもちろんのこと、釜山(プサン)、大邱(テグ)、そしてDMZ(正しくは、ギリギリ手前ですが…)と、わりと広範囲に及んだ旅になっていたので、これで良いのかもしれません。また、1人旅だったこともあって、内容的にはかなり濃いものになっていますので、心して読んで下さい(笑)。それではどうぞ!

 ※この記事は、昨年5月に行った韓国鉄道の旅〔Dixie Pork のHP、竹内大輔の海外日記9参照〕の
   内容を前提として、話しを進めていってます。文章中、色々と難しい表現?が出てくるかと思われます
   ので、1度その海外日記に目を通してから、改めてこの記事を読まれた方が良いかもしれません。
   なるたけ内容的に重複させたくないという思いがあっての事です。よろしくお願いします。


 ●成田空港第1ターミナル新南ウィング

 いきなり日本の話しか!…という感じですが、この第1ターミナルの新南ウィングは、今年の6月にオープンしたばかりの新しいターミナルです。ここを主に使用するのはにほんの航空会社全日空(ANA)、また、ANAも加盟するスターアライアンスメンバーの航空会社達です。今回韓国往復に使った飛行機は、アシアナ航空という韓国の航空会社で、これもスターアライアンスに属しているので、自分もこのターミナルを使用することができたわけです。

   時間的に、さすがに空いてました…

 新しいだけあって、さすがに内装は綺麗で、しかも色々なところに新機軸が盛り込まれています。全部で126台の自動チェックイン機(世界最大規模)や、手荷物検査に「インライン・スクリーニング・システム」(手荷物の預け入り後に検査が行われるため、チェックイン前の手荷物検査が不要)を導入するなど、日本の表玄関に相応しい設備が整っているのです。自分が乗る便は、成田20:30発とかなり遅い便だったので、ターミナル内は閑散していましたが、混雑時には、よりスピーディーなチェックインが行われているのではないかと思います。
 また、国内最大規模の免税店ショップがあることも見逃せない点で、中でもエルメスやフェラガモは、空港免税店としては世界最大規模を誇っています。これらの店は税関を過ぎると、目の前のコンコースにずらりと並んでいるわけですが、そのコンコースの長さとは、何と約270m!…ここにズラリと世界の名店が並ぶ様は、正に圧巻とも言えます。

   免税店がズラリと並びます   日本全国のお土産をここまで揃えるとは…

 このエリア(税関後のエリア)には日本全国のお土産が買える「Fa So La 藤娘」というお店があり、店内を“和”の雰囲気にしていて、外国人観光客に喜ばれている他、意外にも日本人にも人気があるそうです。しかし、ここに“白い恋人”や“よーじや”があったのは流石に驚きました(しかも、免税で買える)。
 この他、出発階(4階)には TSUTAYA があり、旅行中にCDやDVDの貸し出しを行っているなど、成程と思わせるお店が沢山あります。自分の行った時間帯は、ほぼ最終便に近かったため、それほど活気があるような感じは見受けられなかったのですが、今度はお店をじっくりと見てみるのも有りかもしれませんね。


 ●仁川(インチョン)国際空港で1泊

 先程も言ったように、今回ソウルに向かった便は遅く、ソウルの表玄関である(韓国の…と言っても良いですね)仁川空港到着は23:00というものでした。この便はソウルに向かう飛行機としては最も遅いもので、韓国人には人気の便なのですが、日本人からすると到着が遅すぎて、ちょっと観光には向かない便でもあります(そのためか結構空いてました)。自分は格安航空券で買ったので(一応、午後便指定というものでしたが…)この点では諦めるしかないわけですが、時間を有効に使うために次の日は朝が早いということを考えると、この日ホテルに泊まるのは何か勿体無い気がします。

   仁川空港にて…やはり時間的にガラガラでした

 そこで自分が思いついたのは、空港で1泊してしまおうというものでした。色々と調べてみると、この仁川空港には Sky Dream というサウナが設置されているお店(日本で言うスーパー銭湯みたいなもの)があり、24時間営業で仮眠所もあるというのです。これを使わない手はありません。このお店の場所は、空港のフロアとしても穴場とされている地下1階にあり、回りのお店が閉まっている中、ただ1つだけ明かりが点いていたので、すぐにそこだと判りました。
 料金は15000ウォン(約1800円…1円=8ウォンで計算…最近円安になった…)で、睡眠室(仮眠所)も利用可という事です(5:00~20:30に入ると10000ウォンで、睡眠室は利用不可らしいです)。

   日本語でも“サウナ”と書いてあります   ドアの向こうには大(?)浴場が…

 入り口でお金を払い、番号の付いたロッカーの鍵を渡されます。そのまま靴を脱いで中に入ると、脱衣所と浴場があって、脇にはマッサージ椅子も設置されたりしていて、本当に日本の銭湯さながらでしたが、自分はすぐに睡眠室に向かいました。明日の朝は早いので、すぐに寝ておこうと思ったのです。
 睡眠室はもちろん電気が消えていて、既に10人弱ぐらいの人達がマットの上で横たわって寝ていました(マットの数は30弱といったところでしょうか)。マットには枕とシーツが用意されており、自分の好きな場所を使う事ができます。これくらい空いていれば良いのですが、ちょっと満員だときついかな…という感じでした(実際、遅い時間になって少し混んできて、最終的には20人くらいの利用者がいたと思いますが、その時点で自分は周りの人達が気になってしまいました)。
 もちろん海外でこういう経験は初めてだったので、なかなか寝付けなかったのですが(だいたい、23:00過ぎで自分が眠れるわけもないのですが…)、この雰囲気にも慣れたのか、いつの間にか寝てしまったようです。そして朝3:30に目覚め、空港4:00発のソウル駅行きのバスに予定通り乗る事ができました。

   仁川空港から乗ったエアポートリムジン

 しかしこのバス、自分の他には韓国人乗客が1人しかいなく、しかも途中でバスを乗り換えさせる等、いかにも不安にさせるという状況が多々ありました(言葉が分からないまま、途中の知らない街、しかも深夜にバスから降ろされるという状況を想像してみて下さい…)。それでも何とか無事に韓国鉄道のソウル駅に5:20頃到着、自分は6:00発の電車に乗りたかったので、結果的には予定通りという事になりましたが、せっかく一時的に疲れを癒したはずだったのに、この出来事で一気にまた疲れが出てしまった感じでした…。空港で1泊というのは、本当に余裕がある時にした方が良さそうですね(笑)。


 ●韓国鉄道(通勤電車を除く)について

 韓国を走る鉄道は、地下鉄を除くと、その全てが韓国鉄道公社によって運営されています。いわゆる国鉄です。2004年までは鉄道庁が運営していましたが、2005年からは上下分離化により、公社化されました。ここでは、ソウル近郊を走る通勤電車(広域電鉄)意外の列車を対象に、色々話してみたいと思います。

   広くて立派なソウル駅構内   始発駅以外では、2、3分程度の遅れは日常茶飯事かも…東大邱駅にて…“Delay”の欄に注意!

 韓国の鉄道は優等列車中心の運行となっていて、鈍行列車というものが非常に少ないのが特徴です。そして、日本のJRのように特急、急行、普通…といった列車種別がありません。では何によって区別するかというと、車両の種類によって区別するのです。…といっても、車両にそんなに種類があるわけではなく、速いものから順に、KTX(日本で言う新幹線に相当)、セマウル号(特急列車に相当)、ムグンファ号(急行列車、鈍行列車に相当)、そしてトングン列車(主に都市近郊の普通列車)…となっており(料金も列車によって違います)、全国どの路線に乗ってもこれらの愛称を用いていて、日本のように行き先で列車名が変わるという事はありません。
 切符の買い方や、乗車、降車のシステムは日本とほとんど変わらず、気軽に利用することができます。また、時刻はほぼ正確ですが、始発駅以外では2、3分の遅れはよくあるようです。料金は総じて安く、ソウル~釜山間(日本の東京~米原間に相当)で、最も高いKTXの特室を利用しても、62700ウォン(約8000円)程度です。さらにムグンファ号の普通車利用だと、24800ウォン(約3000円)で行く事ができてしまいます。では、それぞれの列車について見ていくことにしましょう。

   ・KTX

   フランスの技術が使われたKTX…東大邱駅にて   特室は、ドアの部分に赤色のラインが入っています

 まずは、韓国版新幹線とも言えるKTXです。2004年4月1日に開業してからというもの、韓国鉄道を代表する列車となっております。厳密に言えば、日本の新幹線とはシステムが大きく異なっているのですが、旅行者にとってはあまり問題の無い話しでしょう。
 車両は元々、運転時間が短いということを考慮して造られたのか、そんなに広くない客室となっています。韓国鉄道は、在来線の車両が日本の新幹線ぐらいの大きさだったりするのですが、逆にKTXの車両は、在来線よりも小さいサイズなのです。そのため普通車に座ると狭く、しかも座席は回転できないため(集団見合い式)、半分の座席は進行方向と逆向きの座席になってしまいます(この座席の料金は、通常の5%引きだそうですが…)。
 今回自分は特室(First Class…JRで言うグリーン車)にも乗ってみたのですが、座席は広いもののやはり車両は狭く、ゆったりとした印象はありませんでした。完全にビジネス志向の列車だとも言えるでしょう。

   横3列の設定となっている特室の車内   客室上部のモニターには、日本語(中国語)表示もあります

 遊び心的には乏しい列車ですが、これによりソウル~釜山間は2時間40分程度で結ばれることになり(それまで4時間強は掛かっていました)、利便性は飛躍的に向上し、だからこそ自分は今回、ソウルから日帰りで釜山市にも大邱市にも行けたのです。これによる経済効果も抜群かと思われ、残る大邱~釜山間の高速鉄道線の開通が待ち遠しいですね(これが完成すると、ソウル~釜山間は1時間50分で結ばれるらしいです)。

   ・セマウル号

   KTXができる前までは韓国の花形車両だったセマウル号   セマウル号の一般室は、KTXの特室よりもゆったりしてます

 KTXができるまでは、韓国鉄道の花形だったセマウル号。車内は豪華で、この列車の一般室は、KTXの特室よりもゆったりしているのではないでしょうか。KTXができてからは停車駅も増え、現在では補完列車的な意味合いが強いですが、その豪華さとKTXより安い値段設定のためか、今でも根強い人気を誇っています。
 自分は東大邱~ソウルでこの列車を使ったのですが、発車2時間前の時点で、残り座席数はたった5席でした(セマウル号は全車指定席です)。16両編成という長い編成にも関わらず、また、同じ時間帯には同じ区間を俊足で走るKTX(セマウル号が3時間半かかるのに対し、KTXは1時間半で走破)があるにも関わらずです。本数が少なくなった理由もありますが、中小都市を結ぶ足(要するに、短・中距離利用も多い)としても重要視されている…ということが窺えるというものです。

   ・ムグンファ号

   韓国の、地方の庶民の足ともいえるムグンファ号   庶民の足にしては豪華な車内です

 昔は特急列車とも訳されていたムグンファ号ですが、最近では鈍行列車の廃止などで、急行から鈍行列車までに相当する列車の位置付けとなりました。ほぼ全ての路線で見られ、韓国鉄道輸送の中心的な存在となっています(時間の都合で、今回は乗車はしませんでした)。
 車内はJRの在来線の特急並ですが、車内が広いので居心地は悪くないです。セマウル号よりもさらに安い値段設定となっていますが、やはりその分時間も多くかかってしまいます。ムグンファ号が普通で、他は特別な列車と考えたほうが実情に合っているような気もします。

   ・トングン列車

   トングン列車使用の代表的な路線、京義線…ソウル駅にて

 最後に、都市近郊の普通列車としてトングン列車を挙げておきます。トングン…とは韓国語で“通勤”という意味なのですが、もちろん通勤時間帯意外にも走っているので、何となく名称に矛盾が生じているような気もします。車両はディーゼル車で、車内は転換クロスシートです。
 全ての路線で走っているわけではなく、釜山や大邱の近郊列車や、ソウル近郊の京義線(キョウインソン)、京元線(キョンウォンソン)等で全車自由席列車として走っています。つまり、ソウルと釜山を結ぶ京釜線(キョンブソン)等の幹線では走っていないということです。こういった路線での鈍行列車というのは、先程も言ったようにムグンファ号が担当しているのです。

 このように、列車体系に関しては、日本と異なる所が多々あります。また、ほとんどの列車が全車指定席列車というのも見逃せません(KTXは2両だけ自由席を連結、ムグンファ号は満席時に立席券を発売)。基本的に、窓口で何時発とかの列車名を言い、切符を購入するのです。まだまだフリークェンシーというのには程遠いかもしれませんが、混雑時には予約は早めに…が大事かもしれませんね。


 ●釜山と大邱の地下鉄

 今回の目的地は一応ソウルでしたが、KTXに乗り、釜山と大邱にも行く事ができました。しかし、これらの都市で行った事と言えば、地下鉄に乗ってきたという事くらい(笑)。市内観光なんてしていません!
 しかし、地下鉄に乗ることで現地の乗客達の様子が分かり、これで、ある意味観光にもなっていると思っているので、自分的には全然構わないのです(むしろ、必要な事かと…)。さすがに完乗というわけにはいきませんでしたが、全ての路線には何かしら乗る事ができました。それでは、両都市の地下鉄を見ていくことにしましょう。

   ・釜山地下鉄

   釜山地下鉄1号線…ラインカラーはオレンジ   爽やかなイメージの釜山地下鉄2号線…ラインカラーは黄緑

 1985年に初めて開通した釜山の地下鉄は、現在3号線まで開通しており、総延長距離は88,8kmにもなっています。3号線は2005年の11月28日に開業したということで、まだまだ新しい路線ということになります。この路線は全駅にホームドア(韓国ではスクリーンドアと呼びます)が設置されており、これは韓国初とのこと。車内は案内用の液晶モニターが設置されており、正に最新式の地下鉄と言えるかもしれません。

   ホームドアが目新しい釜山地下鉄3号線…ラインカラーは茶   最新型に相応しい、釜山地下鉄3号線の車内

 この車両は、韓国内で2004年4月に開通した光州市の地下鉄と、2006年3月に開通した大田(テジョン)市の地下鉄と同デザインであり、地下鉄の車両には新しい標準化が進められているような気もします。

   ・大邱地下鉄

   2005年10月に開通したばかりの大邱地下鉄2号   座席の形状が面白い、大邱地下鉄2号線の車内

 大邱市に地下鉄が開通したのは1997年のこと。大邱市では現在2号線まで開通しており、その総延長距離は53,9kmになっています。
 恐らく日本でも、大邱市の地下鉄については聞いたことがある…という方が多いのではないでしょうか。これは、2003年に大邱地下鉄の中央路(チュンアンノ)という駅において火災事故が起き(自殺願望者の男が、車内にガソリンを振り撒いて火災を起こしたらしいです)、多数の犠牲者が出て、日本でも報道で大きく取り上げられたからだと思います。
 この時の地下鉄の車両は難燃材を用いて製造されていたのですが、熱には弱い材質であったために、瞬く間に火は編成全体に広がってしまう結果となってしまいました(しかもその後、異常を知らされていなかった対向列車が駅に入線してしまい、その編成にも火は燃え移り、むしろその編成の乗客の方が犠牲者は多かったのです)。この事故をきっかけに、日本国内の地下鉄では防災管理の見直しと避難訓練等が行われたのですが、韓国内では最近やっと、難燃材ではなく不燃材を用いた車内への改装が終了した感じです(昨年ソウルの地下鉄に乗った時は、一部の座席はまだ難燃材を用いていたと思います)。

   トークン型が珍しい、大邱地下鉄の切符   2003年に火災が起きてしまった大邱地下鉄1号線

 …というように、あまり良いイメージではなかった大邱地下鉄でしたが、乗ってみれば普通の韓国の地下鉄と何ら変わり無い感じでした(当たり前です)。また、ここの地下鉄では切符はコイン型のトークンを用いていて、そのトークン内にはICチップが組み込まれており、改札では日本の Suica のように、触れて通るシステムが導入されています(降りる時には回収されます)。2号線も開通した事だし、これからはトラブルも無く、順調に発展していけば良いなとは思いましたね。


 ●泊まったホテル、明洞(ミョンドン)ビズ

 ちょっと鉄道の話しが続いてしまったので、閑話休題として、今回泊まったホテルの話しをします。

   このような細い道沿いにホテルは位置します   入り口のキャラクターが、何となく愛嬌があります

 今回泊まったのは、ソウルの市内中心部に位置する“明洞ビズ”というホテルでした。ソウルの観光情報サイトでは、ホテルのランクは『一般ホテル』に分類されているものの、予想以上に良いホテルだったと思います。自分は1人で泊まったので1泊5000円くらいでしたが、ツインで2人利用だと、税金込みでも1人3500円くらいに抑えられると思います。
 地下鉄2、3号線の乙支路3街(ウルチロサムガ)という駅が最寄り駅で、徒歩1分くらいと好立地(コンビニが駅前にあります)。何故か周辺には印刷工場が多く、あまり物静かな場所ではありませんでしたが、ただ泊まるだけだったら全然構わないはずです。
 また、繁華街である明洞までは徒歩7分、東大門(トンデムン)までは地下鉄で2駅と、さらに2005年10月に完成したばかりの清渓川(チョンゲチョン)へも徒歩約5分と、確かにこのホテルは、観光をするにも便利な場所にあると言えそうです。

   今回泊まった部屋(ちょうどドラえもんが放送中でした…笑)

 部屋には基本的なアメニティーは揃っていて、全室バスタブ付き、全室オンドル(韓国伝統の床暖房です)付きで、冷温浄水器(写真参照)も設置されています。
 また、ホテルの1階にはインターネットコーナー(パソコンが4台設置)があり、無料で使用できます(日本語の入力が可能です)。それと、朝食(トースト&コーヒー・紅茶、さらにお粥も!)は無料となっています。
 スタッフはほとんどの方が日本語を話せて(日本人スタッフもいます)、しかも皆さん親切なので、特に困った事は全くと言って良いほどありませんでした。価格の良さと、ロケーションの安さ、そしてアットホームなスタッフの雰囲気と、ほとんど申し分の無いホテルです。多くを求めない人にはピッタリかもしれません!


 ●京義線とDMZ

 韓国鉄道には、ソウルから北上していって、都羅山(トラサン)という駅まで延びている京義線という路線があります。これは、かつて北朝鮮まで延びていた路線で、現在は北朝鮮との分界線で途切れてしまっていますが、韓国の鉄道の旅に来ている自分にとって、この路線は外せません。
 しかし、〔韓国鉄道がメインのはずだった…〕の記事を見ていただければ分かるとおり、この終点の都羅山という駅は民統線の内側にあり、無許可では行く事はできません。ソウル発のツアーで、バスでそれらに行くものは沢山あり、その中には都羅山駅見学が含まれているものもあるのですが、ここはせっかくなので個人で鉄道で向かいたいところです。
 現在、ソウルから鉄道(京義線)で都羅山駅を訪れるには、2通りの目的でしか許可できません。1つは駅から出発するDMZ見学へのツアー参加、そしてもう1つは駅そのものの見学です。ソウル駅で都羅山までの往復券(都羅山駅では乗車券の発売をしていないため)は買えるのですが、発売枚数には制限があります(1列車300枚までで、そのうちソウル駅での発売は100枚まで…そして、DMZツアーに行けるのは180人までです)。
 気になる列車の運行状況ですが、都羅山駅行きの列車は1日3本のみです(この内、DMZを見学できる列車は2本のみです)。しかし、全て直通で乗ることはできません。1つ手前の臨津江(イムジンガン)という駅で全員降ろされ、さらに都羅山駅へ向かう人は申請手続きをしなくてはならず(外人はパスポートが必要です)、その1本あとの列車で向かわなくてはいけないのです。
 このように、少々面倒な手続きがあるのですが、せっかくなので自分はDMZツアーに参加できる列車に乗ることにしました。都羅山駅までの乗車券は、発売枚数に制限があるということで前日に購入し(3日前から購入できるそうです)、まず向かうは臨津江駅です。

   
   臨津江駅を出ると、早速旧線の橋脚が目に入ります   この境が民統線で、無許可では立ち入り禁止

 ソウル駅7:50発の列車は、臨津江駅には9:10頃に到着。駅を降りてすぐの所にDMZ案内所があり、見学者はそこで申請をするのですが、まだ窓口が開いてない感じでした。あれ?…と思い、同じ目的の人がいるかと辺りを見渡したのですが、どうやらそんな人もいない様子…。ついには周りに誰もいなくなってしまったので、まさか突然の休みの日かと頭を過ぎったものですが、ここは前向きに考え、少し辺りを散歩する事にしました。
 線路に沿って北側に10分も歩いていくと、臨津閣(イムジンカク)という、周辺が公園化されているような場所に着くことができます。ここは、朝鮮半島の統一を祈願して造られた観光地で、許可無く出入りできる最後の地点となっており、臨津江駅前にはあれほど閑散としていたのに、ここでは観光客で賑わっていて、幾分ホッとしたのを覚えています。
 臨津閣の一番北側は臨津江(江…は韓国語で“川”の意味)という川が流れており、その手前には有刺鉄線が付けられた柵が設けてあります。恐らく、ここが民統線としての境目となっているのでしょう。川には鉄橋が架かっており、向かって左側が現在の京義線、右側は朝鮮戦争時代に破壊された旧橋脚なのだそうです(前回の写真参照)。かつての時代を思い起こさせてくれそうな産物でもありました。

 30分程して臨津江駅に戻ると、案内所の窓口は開いていて、早速自分はDMZツアーを申し込みました。パスポートを見せると、簡単に手続きは終了、日本語(…と中国語で)で書かれたパンフレットと、“13”と書かれた観光証を受け取りました。ここから先はこの観光証を身に着けてないといけないわけですね。
 次の都羅山駅行きの列車は10:23発でしたが、改札は韓国鉄道の決まりに則り15分前から行われました。しかし、少し様子が違います。改札は迷彩服を着た韓国軍憲兵によって行われているのです。乗客1人1人に身分証(パスポート)の確認、往復乗車券の確認、そして観光証の確認を行い、そして手荷物検査とボディーチェックが行われ、ようやく乗客はホームに入る事ができるのです。早速物々しい感じになってきました。

   改札(荷物検査も)は軍によって行われます…臨津江駅にて   ついに臨津江を渡りました(民統線を超えています)

 そして、程なくソウルからの列車が到着。長いホームの真ん中辺りに停まり、先程と同じように憲兵によって乗客を全員降ろしています。そして、乗客が全員降りると一旦ドアを閉め、ホームの先端、即ち自分達のいる側に列車は移動してきて、再びドアは開きました。このように、今ソウルから乗ってきた乗客と混在しないようにしているわけです。
 自分達を乗せると、すぐに列車は発車します。そして、先程散策した臨津閣を右手に見ながら、ついに列車は臨津江を渡りました。今はもう民統線の先に位置するわけで、一気に緊張感が高まります。所々に軍の施設も見えたりしますが、言われないとただの田舎の風景…という感じもします。そして、臨津江駅を出発してから約5分、列車は終点の都羅山駅に到着しました。もうここは、DMZの南方限界線まであと少しの所なのです。

   次駅は平壌と書いてあります…都羅山駅にて   かなり立派な都羅山駅

 都羅山駅は予想以上に立派な駅で、広い構内と駅舎をもっていましたが、それらを見る暇はなく、早々と自分達は憲兵に言われるがままに外に連れていかれ、1台のバスが待つ駐車場へと案内されました。
 ここからはバトンタッチで、バスの運転手さんによる観光ツアーが始まるわけです。しかし参加者というと、熟年カップルが2組4人と、10歳ぐらいの子供達6人と、その付き添いの人が2人…、そして自分の、合計13人という陣容でした。DMZツアーは早い者勝ち…という情報を聞いていたため、自分は早めに乗車券を購入したりしていたのですが、今回はこんなにも空いていて、しかも周りは全員韓国人ということで、微妙に気まずい感じでした。まあ平日(金曜日)の朝1の便だったからかもしれませんが…。

 まず向かったのは、南侵第3トンネルという所です。ここは南北分断後の1978年に見つかったもので、北朝鮮側が、韓国侵攻を狙って掘った物とされています。地下トンネルの長さは1635m、幅、高さ共に2mで、ソウルまでの距離が52kmにしかならない地点で発見されたということで、韓国の人達をショックに陥れたそうです。ここではヘルメットを被り、トロッコで地下に下りていくのですが、これがなかなか立派なトンネルで、パンフレットによると、北朝鮮の完全武装した兵士が、1時間以内に3万人移動できるもの…とされており、当時の北朝鮮の南侵意欲というものの凄さが窺えるというものでした。

   バスで向かった南侵第3トンネル   ここからトロッコでトンネル内に向かいます

 他に、このDMZについてのビデオも見せられるのですが(日本語で聞けるイヤホンがあります)、この地帯は休戦から約50年間、人がほとんど立ち入らない場所でもあり、貴重な動植物が今でも生息しているとのこと。南北が統一された時、この場所は世界的にも重要な場所になる…みたいな解説をしており、成程とも思いましたが、現在の北朝鮮の状況もあるので、なかなか素直には感心できないものでした。
 気を抜くと、普通の観光地とも思えてしまいそうな場所なのですが、あくまでもここは、休戦状態にある分界線付近。南北分断の現状が、リアルに自分に届いてきた感じもしました。

 そして、次に向かったのは都羅展望台。バスで都羅山という山に上って行くと、迷彩色を施した展望台があります。これが都羅展望台で、中には講堂のような広い部屋があり、その前方は一面ガラス張りになっていて、北朝鮮の原野が見渡せるようになっています。ガラスには分界線が描かれており、ある位置に立つと、それが原野のどこに引かれているかが分かるようになっています(ここは撮影禁止です)。

   ここも微妙に物々しい、都羅展望台   向こうは北朝鮮の大地です

 その建物の脇には、双眼鏡を備えた展望台があり、500ウォン(約60円)で3分間ぐらい見れるようになっていました。写真撮影もできるのですが、それは双眼鏡から4、5歩下がった場所からでのみです。要するに、柵の脇から撮影する事はできません。恐らく、近くにある軍施設等が入ってしまうからではないでしょうか。
 北朝鮮側には町も見えましたが、これは北朝鮮側の宣伝村で、アパートは建っているものの、実際に人は住んでいないそうです。また、この他には開城(ケソン)という町もあり、すぐ行けそうな距離にあるのですが、実際は同一民族分断という現状があるわけで、複雑な気持ちになってしまいます。また、DMZ内には未だに地雷が点在しているなど、悲しい現実も多々あり、まだまだ解決しなければならない問題が山積みであるということを、改めて感じさせてくれたような気もします。

 最後に回ったのは統一村(トンイルチョン)という所でした。ここは民統線、北方地域にある村として約100世帯が居住している村なのですが、要は韓国側の宣伝村といったところでしょうか。農業で生計を立てているそうで、税金は全額免除だそうです。驚いたのは、ソウル市内と何ら変わらないような路線バスが走っていたということ。一体何のために、そしてどのような区間を走っているのでしょうか…。

   お土産屋…的な要素が大きかった統一村   DMZ内で採れたという、いわゆるDMZ米

 バスは統一村をぐるっと回って、お土産屋的な場所に到着しました。ここでは食堂も売店もあり、30~40分ほどの休憩をとるそうです。自分はおなかが空いていなかったので、売店で売っていたアイスを食べましたが、ここでもバスに乗ってきた観光客が大勢いたことから、要は韓国のツアーとかで、最後にキムチ屋に寄るのと同じやり方かな…なんて思ったりしました。

 そしてバスは統一村を発車、車通りの少ない(しかし、道は広い)道を通って、再度都羅山駅へ戻りました。この途中には高速道路のインターチェンジなるものも建設されており、南北統一へ向けての工事が進められているとも言えそうですが、何となく自分的にはしっくりこないものがありました。言ってしまえば、まずは表面的な部分だけ構築している…という感が否めないのです。

   ヨーロッパ直通への構想が書かれてありました   未だ稼動する事のない税関場

 これは、最後に見た都羅山駅にしてもそうでした。いずれは韓国の出国駅として、重要な役目を果たすものと思われるのですが、誰もいない税関場や荷物検査の機械等があるのを見ると、どうも他にやるべき事があるような気がしてならないのです。施設は立派ですが、立派なだけに空しくなってきます。
 構内も広く、1日に3本しか列車は来ないのに、ホームは3つもあります。もちろん駅舎側のホーム以外は常に閉鎖されていて、そちらに入る事はできません。それなのに、それらのホームには既にエスカレーターなんかも設置されていたりして、かなり象徴的な意味合いが強い駅のように思えてきてしまいました。
 …そう、このDMZツアーに参加してみて、この周辺一帯は、“立場”とか“象徴”が支配しているエリアなんだと、深く感じてしまったのです。“現実”より先に“象徴”が出てきてしまってる…。恐らくその不自然さが、自分的にしっくり来なかったのでしょうね。…色々な印象を受けながらも、北朝鮮と韓国の“今”を間近に見ることができ、大変貴重な体験ができたとは思いました。

   構内も広かった都羅山駅   北朝鮮まで鉄道が延びるのはいつの日のことか…


 ●ソウル地下鉄、広域電鉄全線制覇!

 インパクト大だったDMZツアーでしたが、今回の本来の目的は、ソウルの都市部を走る地下鉄、広域電鉄に全て乗る!…というものでした。地下鉄は分かりますが、広域電鉄とは何かと言うと、いわゆる韓国鉄道による通勤路線の事です(今までは“首都圏電鉄”と呼ばれていましたが、2005年の1月の韓国鉄道の公社化を受けて、広域電鉄と改められました)。
 これらの広域電鉄と地下鉄は、各線で相互乗り入れを行っております。例えば、地下鉄1号線の本来の区間はソウル~清涼里(チョンニャン二)間なのですが、韓国鉄道の京元線、清涼里~議政府北部(ウイジョンブプクプ)間と、京釜電鉄線(キョンブジョンチョルソン)、ソウル~天安(チョナン)間と、京仁線、九老(クロ)~仁川間と相互直通運転を行ってるのです。そして、一般的にはそれら全てを“1号線”と呼んでいて、韓国の一般乗客者にとっては、どこが地下鉄(鉄道会社という意味で)区間で、どこが韓国鉄道区間とかは分からず利用しているのが現状です。また、韓国人にとって通勤電車は、全て“地下鉄(チハチョル)”と呼ばれています。

   最近はホームドアの新設が相次いでいます…乙支路3路にて   今まさに延伸へ向けて工事中です…議政府北部にて

 これらが明確に知られてないのは、鉄道会社が別でも、運賃は一元化されているというのが大きな要因であると言えます。ソウルの地下鉄は、日本の東京と同じように運営する会社が2つあり、しかも韓国鉄道もそれらの路線網に加わっているのですが、それらの会社間で乗り換えそしても改札を出る事はなく、運賃は通しで買えるのです。逆に、同じ韓国鉄道同士でも、広域電鉄以外…例えば京義線からソウルで1号線(京釜電鉄線)に乗り換えといった場合には、運賃は別になってしまいます。日本とは異なるシステムがここにはあるようです。

 今回完乗を達成できたのは、昨年の5月に幾つかの路線を既に制覇したところによるものが大きいのですが、それでも今回の残り時間はギリギリな感じでした。ソウル首都圏網を見ていただければ分かるとは思いますが〔http://www.seoulnavi.com/map/subway_l.html(ソウルナビのHPから引用)参照〕、その路線網はかなり広大なものになっており、確かに1日や2日で終わるものではありません。今回も、釜山から戻ってきた日の夜や、京義線で都羅山から帰ってきた日の午後、そして帰りの日の飛行機までの時間…と、使える時間は全て費やしていたような気がします。これによる達成感は大きいものですが、とりあえず自分の乗った路線を改めて振り返る事にしましょう(…先程の背景に則り、ここではソウルの地下鉄を紹介するにあたり、広域電鉄も含めた説明にしたいと思います…また、情報は特記が無い限り、2006年10月現在のものとします)。

   ・1号線

   公社化され、車両の塗装も新しくなった1号線1000系   現在の1号線の主力、5000系(トングリ車)

 路線区間は先程書いた通りです。地下鉄区間より広域電鉄区間の方が遙かに長く(このため、地下鉄車両を見れる割合は少なくなっています)、ほとんどの列車がソウル都心部を貫くような運転形態になっています。地下鉄と韓国鉄道では電化方式が異なるため、列車は全て交直両用で、これら境目ではデッドセクション(死電区間)を通らなければならず、車内の電気(エアコンも)が一旦消えるといった光景が日常に起きています(日本の常磐線の、取手~藤代間と同じです)。
 運転時間が2時間を越える列車も珍しくなく、それらは頻繁に運転しているため、東京の湘南新宿ライン顔負けの路線とも言えそうです。このためか、地下鉄、広域電鉄を含めて唯一の急行運転を実施している路線でもあり、それらは龍山(ヨンサン)(一部ソウル)~天安間と、龍山~東仁川(トンインチョン)間で見ることができます。

   1000系旧塗装…前面のデザインが異なる車両もあります   こちらはソウルメトロ所属の1000系(手前)

 元々、韓国鉄道側の車両は白地(ステンレス車の5000系は無地)に黄と緑の帯でしたが、公社化をきっかけに、白地(同じく5000系は無地)の車体に先頭車正面とドア部のみ紺と赤のアクセントが入る塗装に、順次塗り替えられています。また、ソウルメトロの車両は赤が貴重の塗装となっております。
 沿線には、東大門(トンデムン)、仁寺洞(インサドン)、富川(プチョン)、仁川、水原(スウォン)と、どんなガイドブックにも載っているような観光地が多いので、利用する事は多い路線だと思います。

   ・2号線

   2号線の最新型、新2000系   新2000系の車内…モニターが設置されています

 全線ソウルメトロによって(2005年1月に、ソウル特別市地下鉄公社から改称)運行されています。市内を一周する本線(10両編成で運転)と、新設洞(シンソルドン)~聖水(ソンス)間(4両編成で運転)、新道林(シンドリム)~カチサン間(6両編成で運転)の支線で成り立っています。
 環状線であり、ラインカラーも緑であることから、日本人からはソウルの山手線なんて言われていたりするそうです(そして、常に混んでいる路線でもあります)。

   新車によって置き換えられる予定の、初代2000系   2号線の支線では、6(又は4)両編成で運転されています

 開業は1980年(環状運転開始は1984年)で、当初から走っている車両が多く老朽化が進んだため、それらの置き換え目的で、2005年に新型車両が登場しました。ソウルの地下鉄車両は、種類ではなく、路線によって車両の形式を分けているので、新しい車両も古い車両も、2号線を走っていれば2000系と呼ぶのですが、そのため今回登場した車両は、新2000系と呼んでいるそうです。
 沿線には、ロッテワールドのある蚕室(チャムシル)、ソウルを代表する学生街である新村(シンチョン)、お洒落なエリアとされている江南(カンナム)地区等があります。それらとソウル中心部とを1本で結び、他の地下鉄路線とも連絡している駅が多いため、目的地が2号線の駅でなくても、乗る機会は結構多いと思います。実際自分も、ソウルで一番乗った回数が多い路線というのは、この2号線だと思います。

   ・3号線

   ソウルメトロ所属の3000系   こちらは韓国鉄道所属の3000系

 3号線は、ソウルメトロの水西(スソ)~紙杻(チチュク)間と、韓国鉄道一山線(イルサンソン)、紙杻~大化(テーファ)間が、実質的な営業区間となっています。韓国鉄道の区間がありますが、電化方式は地下鉄に合わせたものとなっているので、境目でのデッドセクションは存在しません。また、韓国は地下鉄が右側通行(道路も同じです)、国鉄は左側通行(恐らく、日本統治時代の鉄道のシステムの影響でしょう)なのですが、この路線ではやはり地下鉄に合わせ、全線右側通行となっています。
 韓国鉄道の車両は、以前は無地に赤と青の線でしたが、現在では乗り入れ先の地下鉄のラインカラーに合わせたのか、塗り分けは1号線と同じで、オレンジを貴重としたものになっています。ソウルメトロ所属の車両は、この線開業の1985年に登場したものなので、近々新車が登場してくるのではないでしょうか。
 沿線には景福宮(キョンボックン)、江南地域随一の繁華街、狎鴎亭(アプクジョン)等がありますが、1号線や2号線ほど乗る機会は無いと思います。

   ・4号線

   ソウルメトロ所属の4000系…韓国鉄道3000系と同じです   韓国鉄道所属の2000系…韓国鉄道5000系と同じです

 4号線は、ソウルメトロ所属のタンコゲ~南泰嶺(ナムテリョン)間と、韓国鉄道所属の果川線(クワチョンソン)、南泰嶺~衿井(クムジョン)間、安山線(アンサンソン)、衿井~烏耳島(オイド)間が、実質的な営業区間です。3つの路線がありますが、これらは長い一本の路線で、列車は通しで運行(北側はほとんどタンコゲ駅まで行きますが、南側は途中折り返し多数有り)されています。
 ソウルメトロと韓国鉄道の相互乗り入れ路線なので、途中の境目駅でやはりデットセクションが設けてあるのですが、ここで特筆されるのは、そこが地下区間であるということです。つまり、トンネルの中で電気が消えたりするのです(補助灯はさすがに点いてますが…)。また、地下鉄は右側通行、国鉄は左側通行と言いましたが、4号線はこの規則に素直に従い、途中で左右の進行方向が逆になります。日本ではまず考えられません…。これらはソウルメトロと韓国鉄道の境である、南泰嶺~ソンバウィ間で行われます。興味ある方は是非乗って、自分で確かめてみて下さい(笑)。
  韓国鉄道の車両は、以前は無地にオレンジの線でしたが、現在では乗り入れ先の地下鉄のラインカラーに合わせ、塗り分けは1号線と同じで、水色を貴重としたものになっています。ソウルメトロの車両は、1号線のソウルメトロ車両の新1000系や、3号線の韓国鉄道車両3000系と同じデザインのものです。
 沿線の主な名所として、大学路(テハンノ)と呼ばれる場所にある恵化(へファ)、南大門市場(ナンデムンシジャン)のある会賢(フェヒョン)、そして、何といってもソウル繁華街の代名詞とも言える明洞があり、それらとソウル駅とを結んでいるため、4号線は観光客に最も使われる路線になっているかもしれません。

 ここまで1号線から4号線が、ソウルメトロ所属の路線です。また、2号線の支線を除いて、全てが10両編成で運転されています。
 そして、次の5号線から8号線までの路線は、ソウル特別市都市鉄道公社によって運営されています(何度も言いますが、会社は違っても運賃は一元化されています)。韓国鉄道との乗り入れは行われていません。また、車両は帯の色が違うだけで、基本的には全て同じ仕様です(製造時期によって、側面のデザインが多少違うくらいです)。全線ワンマン運転で、全線右側通行となっております。

   ・5号線

   5号線から8号線までの車両は、基本的に同じデザインです   ホームドア設置の準備段階だった金浦空港駅

 5号線は、傍花(パンファ)~江東(カンドン)までの路線と、江東から二股に分かれ、上一洞(サンイルトン)方面と、馬川(マチョン)方面の路線からなる、Y字型形態の運行となっています。
 昼間時には6分毎の運転となっているため、二股に分かれてからは各方面12分毎の運転と、少し間が空いてしまってます。通常、地下鉄の駅構内では、時刻表はあまり見かけないのですが(何分毎…とは書いてあるのですが…)、これくらい間が空いている運転だと、駅に時刻表が掲載されているようです。
 5号線はソウルの国内線専用空港である(一部国際線も運航)金浦空港(キムポコハン)を通り、また、市内中心部も通っているため、都市鉄道公社の中では一番乗る機会が多い路線かもしれません。

   ・6号線

   前回で既に完乗を果たしていた6号線

 6号線は、烽火山(ポンファサン)から鷹岩(ウンアム)までの複線区間と、鷹岩から単線一方通行でループ線のようになって、また鷹岩まで戻ってくるというルートを組み合わせた、投げ縄のような不思議な路線形態となっております(路線図を見て頂ければ一目瞭然です)。
 このループ区間は半時計回りのみの運行で、逆方向には走っていません。逆方向に向かうには、一度鷹岩駅に出て、ループ区間に突入する別の列車に乗り換えなくてはならないのです。趣味的には結構興味深い路線ですが、利用する人は、どんな思いでこの区間を使っているのでしょうか…。
 沿線で最も有名な所は、付近に米軍施設があって、インターナショナルなエリアとして発展していった街、梨泰院(イテウォン)です。むしろ、このエリアは6号線開通によって便利になった場所とも言え、観光客も多く利用しているとは思いますが、それ以外に6号線を利用する事は少ないと思います。

   ・7号線

   こう見ると、前面部は割りと横長な印象も受けます

 7号線は長岩(チャンアム)~温水(オンス)間を走る路線で、住宅地ばかりを通り、ソウル中心部を通らない経路となっているので、観光客はほとんど利用しない路線かもしれません。しかし、ソウル市内でも新市街地にあたる江南地区を横断する路線でもあるので、地元の高所得者の利用は多いかと思われます。
 この路線も6分毎に運転してますが、北端の長岩~道峰山(トボンサン)間の1駅区間だけは、電車が3本に1本しか走っていないため(つまり、18分毎の運転)、向かう際(日本人でそんな人は皆無かと思われますが…)には注意?が必要です。もちろん、この長岩駅にも自分は行きましたが、周辺の車両基地建設の見返りで作られた感のある駅でしたね。

   ・8号線

   6両編成と、比較的短めな8号線   不燃材を用いた結果、椅子はただのステンレス素材に…

 8号線の運転区間は岩寺(アムサ)~牡丹(モラン)間で、途中に、ソウル地下鉄で最も深い所にある、南漢山城入口(ナムハンサンソンイプク)駅があります。唯一2号線の内側に乗り入れてない路線でもあり、普通の観光客が利用する事は、まず無いと思われます。また、ソウルの地下鉄の中で一番短い路線でもあります。
 これら5号線~8号線の車内は、写真のように不燃材を用いた結果、座席は全て硬いステンレス素材のものになってしまいました(一部1号線~4号線の車両でもそのような状態です)。以前来た時はクッション性の座席も使用していただけに残念なのですが、火災防止という意味ではやむを得ないのでしょう。大邱地下鉄の火災事故での教訓が、ここでも生かされているという事ですね。

   ・盆唐線(プンダンソン)

   形式的には2000系となっている盆唐線の車両   韓国鉄道の2000系、5000系と同じ車両ですが、ワンマン対応になっているところが特徴です(車掌が乗っていません)

 この線は、韓国鉄道所属の路線で、現在宣陵(ソンヌン)~宝亭(ポジョン)間の営業となっております。やはり観光客利用は皆無に等しいですが、将来は、北側は2号線の往十里(ワンシムニ)、南側は京釜線の水原まで到達する予定らしいので、その時は少しは利用されるようになるかもしれません。また、南側に延びた時、現在の宝亭駅は廃止になるそうです(現在は車両基地併設の見返りの為の駅で、元から暫定的な意味合いが強い…)。列車は、半分くらいが1つ手前の梧里(オリ)駅行きとなっています。
 車両は韓国鉄道所属という事で、韓国鉄道の2000系・5000系と同じデザインのものです(…というか、盆唐線の車両も2000系とされていますが…)。塗り分けも同じで、貴重の色はラインカラーである黄色となっています。これらの車両を振り返って見てみると、全ての車両には、韓国鉄道のカラーである紺色が使われているのが分かると思います。
 また、上の写真の車両形式は両方とも同じものですが、左側はトングリ(朝鮮語で、丸っこい物…を意味します)車と呼ばれているもので、こちらの方が年代的には新しい車両です。また、これらは2000系と5000系にも存在しています(最近は、デザインが若干異なるトングリ車が出てきたりしました)。

   ・中央電鉄線

   格段に便利になったと思われる、中央線の徳沼駅   電鉄線ホームの向こうには長距離線のホームが存在します…ホームの高さが異なる事に注意!…徳沼駅にて

 龍山駅から回期(フェギ)駅を通って(この区間は京元線と呼ばれてました)、中央線の徳沼(トクソ)駅まで達する韓国鉄道の路線です。回期から徳沼までは、2005年に中央線の広域電鉄化によって開通しました。これは、今までの長距離用の路線を広域電鉄も通れるようにしたもので、利便性は一気に上がったものとなりました。
 それまでの中央線は、長距離のセマウル号やムグンファ号が、一日に10数往復しか走っていなかった路線だったのですが、それが通勤電車によって、一気に約20分毎の運転になったのです。こういった広域電鉄化というのは各地で望まれていて、現在は京元線の議政府北部より北側が工事中とのことです。
 元々、龍山~回期間が1号線系統の路線だった事もあって、車両は韓国鉄道所属の1000系や5000系が使われていましたが、2008年には新型車両が登場とのこと…。非常に楽しみです。

   ・仁川地下鉄1号線

   面白いデザインの仁川地下鉄

 前回この路線は制覇してしまったため、今回は乗っていないのですが、一応ソウル首都圏に組み込まれている路線でもあるため(運賃は同じく一元化されています)、最後に取り上げておきます。
 この路線は仁川広域市地下鉄公社によって運営されており、キョリョン~東幕(トンマク)間の営業となっています。韓国初の女性駅長の起用、駅構内のイベントスペース貸し出し、車椅子対応型券売機の採用など、開業時から個性的な経営方針を打ち出している会社でもあります。
 新しく開発された仁川広域市のニュータウンを結ぶように建設されたため、やはり観光目的で乗ることはなさそうですが、いずれは、現在工事中の仁川空港鉄道の駅と接続させる予定であるために、少しは乗る機会が増えてくるものと考えられます。また、1号線となっているだけに、2号線が建設される予定もあるそうです。 


 …ということで…やっと終わりました(汗)。久しぶりに本当に長い時間をかけて記事を書いたと思います。掲載した写真も、今までの中で最多の73枚!…データが重くなってしまい申し訳無いのですが、自分の行動、そして韓国の今(…ほとんど鉄道についてですが…)が少しでも伝わっていただければ幸いです。
 これでソウル首都圏の地下鉄、広域電鉄は完乗してしまったわけですが、本文にも触れた通り、仁川空港鉄道の建設や、京元線の延長など、まだまだその路線網は拡大の傾向にあります。要するに、まだまだ“終わり”ではないわけですね。それでこそ乗り甲斐があるというものです(笑)。今回の旅は、空港での初めての体験、色々な街で乗った鉄道やDMZでの出来事がある等、本当に目白押しな感じでしたが、最後まで読んで頂いてありがとうございました!

 ☆ソウルナビのHP(ソウルのホテル予約等はこれで!)…http://www.seoulnavi.com/

テーマ:一人旅 - ジャンル:旅行

韓国鉄道の旅がメインのはずだった…
 韓国から帰ってきました。1人で巡った3泊4日の旅でしたが、とても有意義なものになったような気がします。今回の旅のメインとして、“とにかく韓国の鉄道に乗りまくる”…というものがありました。まあ、1人旅だからこそのテーマだとは思うのですが、今回はDMZ(非武装地帯)という場所付近に行った事の方が、インパクトは大きいものとなってしまいました。

 現在、朝鮮半島を南北に分断しているのが軍事分界線(休戦ライン)、いわゆる38度線ですが、この分界線の両側2kmがDMZとされていて、出入りは規制されています。また、韓国側にはさらに南側に民統線(民間人出入統制線)が設けられていて、そこは韓国軍が管理、ここの立ち入りも規制されています。
 その昔、ソウルから北朝鮮の平壌を通って、中国との国境である新義州(シンウイジュ)を結んでいた、京義線(韓国語読みでキョウインソン)という路線がありました。現在でもこの京義線は存続していますが、もちろん南北で分断されてしまっています。しかし2000年6月に、韓国の金大中大統領と北朝鮮の金正日総書記の南北頂上会談により、これを連結させる事に合意、韓国側では延伸工事が始まり、まず2001年9月に、民統線直前までの駅として臨津江(イムジガン)駅が開業、次いで2002年4月には民統線内まで延伸してきて、都羅山(トラサン)という駅が誕生しました。ここは軍事分界線のすぐ南側で、確かに韓国側では、いつでも南北鉄道が連結される状態が整った事になります。

   臨津江を渡る鉄道橋…左側が現在の京義線、右側が旧線の橋脚址…手前には厳重に有刺鉄線が張られています   臨津江の向こうは、民統線内にあたります

 このように、なかなか物々しい感じではあったのですが、自分、京義線に乗って都羅山駅まで行ってきました。そして、そこからDMZ見学ツアーにも参加し、遠くですが北朝鮮の大地も生で見てきました。現在、色々と問題になっている北朝鮮ですが、ある意味最前線とも言えるこの場所に行った事で、色々考えさせられた事もあり、とても自分にとって為になる旅になったと思います。
 …このように、鉄道がメインでは無くなってしまうような出来事だったのですが(しかし、そもそも京義線を乗り潰すために終点の都羅山駅まで行ったようなものだったので、鉄道の旅と言えば鉄道の旅なのです!)詳しくは旅日記で次回ということで!

テーマ:報告 - ジャンル:日記

さてさてさてさて…
 …このタイトル、もうしつこいですね…。

 さて突然ですが、今日から自分、韓国を旅行してきます。写真を見ると、いつものガイドブックを持ってないので分かるかもしれませんが、今回は海外の鉄道の旅です。

   ちらっと、いつものガイドブックも載せています(笑)

 実は昨年の5月、同じく目的地は韓国(ほぼソウルです…)で、鉄道(だけのため)の旅に行った事があるのですが〔2005年を振り返る(5月)参照〕、それがあまりにも素晴らしく、また行きたいと思っていたのです。この時は、ソウルの地下鉄を中心に乗り潰しをしていましたが、まだまだ乗っていない路線は沢山ありました。それで、いつかいつかと窺っていた矢先、ついに長い休みを取れる時がやってきたのです。

 ソウル行きの便は今日の20:30出発と、これは日本発の最終の便になるため、まだこうして自宅にいるわけなのですが、今回はより広範囲に鉄道を網羅したいと考えているので、色々と下準備(計画)が大変です。
 日本の帰国は21日の夜。それまで思う存分楽しんできたいと思います!…ということで、連絡は携帯ではなく、パソコンの方へお願いします。

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髪切り、そして髪染め
 髪を切りました。そして、久しぶりにカラーリングを施してみました。もしかしたら染め直したのは、約1年振りのことになるかもしれません。

   自分の横顔って、見慣れないですね…

 写真だと分かり辛いかもしれませんが、茶色の中では一番明るい色にしています(金はどう?…と美容室の方に言われましたが、さすがにそれはちょっと…)。そして、微妙に緑っぽい色も入っているそうです。明るい所に出れば、もっと分かるとは思いますが…。

 さあこれで気分も新たに?また色々と活動していきましょう。

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東大ジャズ研にてリハーサル
 今年の3月に一緒にニューヨークへ遊びに行った、アルトサックス奏者の郷原君という友人がいるんですけど〔旅日記 2.(アメリカ、ニューヨーク編…2006.3.8~3.17)参照〕、今月の28日(土)に駒込 Flat Five というお店でライブをやるべく、今日はリハーサルを行ってきました。
 彼は東京大学ジャズ研究会の出身者ということで、リハーサルの場所も東大のジャズ研部室にて…ということでした。もう昨年には卒業している身なのですが(確か、院生だったかな?)、東大はOBに開放的なのか(…と信じたい)、空いていればいつでも部室を使わせてくれるのです。自分の母校とは豪い違いです(笑)。

   あまりにも有名な東京大学の赤門です   いつでもセッションやってます…という感じ…?

 自分も今まで、東大のジャズ研(本郷校舎)には何回か遊びに行っているのですが、その都度この大学の広さを実感させられます。最寄り駅は東京メトロ丸の内線の本郷三丁目駅なのですが、そこから東大の名所、赤門(通り道にあります)までの距離と、赤門から校内を通って部室までの距離とでは、後者の方が長いような気がします。ここまでくると、もう本郷というよりは根津とか上野(言い過ぎか…)みたいな雰囲気さえあります。なので、いつも自分は時間に遅れてしまいます(ただの理由付けです…笑)。
 自分が10分遅れぐらいでジャズ研部室のドアを開けると、何やら郷原君は後輩達と共にセッションを行っている様子でした。現役生に自然に溶け込んでいる郷原君が、何となく羨ましくも思います。

 さて、28日に行われるライブというのは、自分と先程の郷原君とのデュオ演奏の形態となっております。実は、この編成でライブを行っている期間というのは長く、飛び飛びですが、既に2年以上は経っていると思います。
 …と言っても、今回ライブを一緒にやるのは何気に10ヶ月振りぐらいでしょうか。これは、今年になって郷原君が就職し、しばらく関西の方に行かされていたという背景があるからです。しかし、最近転勤になって、無事また東京に戻ってきたという事で、環境としては昔とほぼ同じ状態になったというわけですね(笑)。
 そのためライブも敢行する運びになったわけですが、よく考えたら、お互いニューヨークから帰ってきて、初の顔合わせではないですか。別に大したことでは無いのですが、同じインスピレーションを受けた者同士、ライブとしてはどのようなものになるのか、自分でも楽しみな部分が少なからずあるのです。ライブ当日はニューヨークでの出来事を思い出し、良い演奏ができるよう頑張りたいですね。

 ☆郷原繁利のHP…http://sgohara.com/

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川島“TakA”文レコ発ライブ!
 本日14日(この記事を書いている日にちは既に15日ですが…)、自分の知り合いのサックス奏者である川島崇文さん(以下、かわ島さん)が、御自分のCDを発売され、そのレコ発イベントとして、六本木の Splash というお店でライブを行ってきました(自分はレコーディングには参加していないのですが、とりあえずライブに参加…ということで)。このお店は、確かにライブが出来る環境にあるのですが、どちらかというとイベントスペース的な感じのお店で、普通のライブハウスとは若干違う雰囲気が漂っていました。

   青い看板が印象的な六本木 Splash   リハーサルは結構ドタバタ…

 ライブは、時間にしてみれば約1時間と、そこまで長くは演奏していなかったのですが、それでも100人以上のお客さんが詰め掛けて来てくれ、なかなか好評に終わる事ができたのでは…と思いました。
 今回発売のアルバムの内容もそうなのですが、ここで扱う音楽というのは“Smooth Jazz”というものです。以前かわ島さんと一緒に演奏をした時に〔Smooth Jazz!リアル24時間耐久レース〕、これについては説明したと思いますが、要するに、ジャズのポップス風アレンジ…とでも言いましょうか…。とにかく、聴きやすい音楽ではあると思います。
 しかも、このアルバムのテーマとして、80年代のJポップばかりを取り上げているので、これらが好きな人には堪らない選曲になっているのではないでしょうか。以前にも曲を挙げましたが、それ以外では、“メリーアン”、“Hero”、“あまく危険な香り”…等が入っています(ライブでも演奏しました)。
 また、今回CDには入っていない曲も何曲か演奏したのですが(川の流れのように…等)、これは、次回作も期待して良いという事なのではないでしょうか?…まだ時期は未定ですが、頑張っていきたいところです。

   影ながら頑張ります①   影ながら頑張ります②

 今回のライブでは、何曲かはベース(山敷亮司さん)とドラム(波多江健さん)も加えて演奏し(以前はサックス、ギター、キーボードのみで、音源を流しながらのライブでした)、ライブ演出に幅を持たせるようにもしたのですが、これがなかなか気持ち良く、やはり生演奏は素晴らしいなあ…と思ってしまいました。やはり“人間”対“人間”…という感じがしますものね。自分としてはこちらの方を重視したいものなのですが、現時点では半々ぐらいが丁度良いのかもしれません。何回もライブを重ねていくべきなのでしょうね…。

 さて、大盛況?のままに終わった今回のライブだったのですが、せっかくなので、このブログでもCDを宣伝したいと思います。『'80 Dramatic Smooth Jazz Selection feat.TakA』というCDです。お気付きの様に、このアルバムでは、かわ島さんは“TakA”と名付けられています(初めと最後が大文字なのに注意!)。

   イラストレーター兼漫画家でもある、わたせせいぞうさんが、CDジャケットの絵を担当しています…ある意味豪華ですよね!

 14曲入りで3150円(税込み)です。ちゃんとメジャーから発売されています。先程も言ったように、懐かしい曲ばかりが入っていますので(何気に80年代というのは、もう20年も前のことなのです)、その頃がジャストな方は迷わず買いです(笑)。まあ、80年代を知らない方でも、アレンジが相当格好良くなってますので(たまに元曲が何か分からなくなる…)、この意味でもお勧めかもしれません♪皆様よろしくお願いします!

 ☆かわ島崇文(TakA)のHP…http://home.t00.itscom.net/smooth/

 ☆六本木 Splash のHP…http://www.splash-go.com/

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ここは母校ではない
 今年になって、自分は母校で撮影する機会に何回も恵まれてきました〔母校での撮影(高校編)母校での撮影(中学編)母校に癒される…それぞれ参照〕。カメラマンを派遣する会社側も、もしかしたら気を遣ってくれているのかもしれませんが、だとしたら大変嬉しい事です。
 そんなわけで、今日も体育祭撮影の仕事だったのですが、今回の学校はというと、自分にとって微妙な立場の学校とも言える、“立教女学院{以下、立女(りつじょ)}”…にてでした。
 “立教”…ということで、もちろん関連性は色々あるのですが、実は生徒的には交流は全くと言って良いほど無く、それぞれの文化祭で、お互いの生徒会長が相手側のパンフレットに言葉を添える、…といったぐらいでしか、交流を知る事はできません。なので、普通に他人様的な学校…という感じが自分としてはあるのですが、やはり同じ立教同士、何らかの共通性があったりします。キリスト教の学校であるという背景が強いのでしょうけど、何となく、雰囲気そのものが似てる気はします。

 さて、実はここに体育祭撮影で来るのは今回で2度目。1度目は恐らく昨年か一昨年の事だと思いましたが、そのおかげで校内の勝手は分かっていて、わりと撮影がしやすい学校でした。また、ここは中高一貫で体育祭が行われていて、上下同士の一体感がとても強く、結果体育祭は大変盛り上がり、写真的にも良い絵が撮れるというのは、自分にとっても助かる状況です。
 しかし、何度来ても“立教体操”というのには慣れません。これは開会式中に行う、いわゆる“準備体操”の事なのですが、立女オリジナルの体操が用意されているのです。ここまではよくある話しなのですが、この時に流れる音楽というのが、何故か“パラパラ”調なのです(笑)。
 自分は2度目だから良いものの、初めてこの光景に出くわした人は結構驚くでしょうね…。体操の内容は屈伸や跳躍など、わりと一般的な感じなのですが(しかし、曲のテンポが速いので、若干コミカル風にも見えます…)、生徒達が無表情に近い笑顔でいるのと、音楽が音楽なだけに、これまたグラウンド内では不思議な雰囲気を作ってくれているわけです。
 「次は、立教体操です」…と言われると、一瞬生徒達の間にどよめきが起こるぐらいですから、この体操の位置付けというのが何となく分かったような気もしました。でも…面白いので続けてほしいですね(笑)。

   心なしか、表情が半笑い…   とにかく種目が多いです

 ところで、今回の体育祭のパンフレットを見ると、開会式、閉会式を除いて全23種目と、大変盛り沢山な体育祭になっているのですが、進行は凄くしっかりとしていて、予定より30分も早く終わってしまいました。前回の学校〔自由とは時にルーズ参照〕なんて、全部で10種目ぐらいにも関わらず1時間半押しですからね。きっと、この辺りの指導は徹底しているのでしょう。
 また、これらのプログラムの内容を見てみると、幾つか面白い競技名があるのが見つかります。その中で特に印象的だったのが“YOU取っちゃいなよ”…でした。
 これは、いわゆる“棒引き”の要領で、クラス全員対抗で、より多く自分の陣地に“棒”を入れた方の勝ち…というものなのですが、ここで使うのは“棒”ではなく、大玉転がしに使う、あの“大玉”です。他に、バランスボール、タイヤ、短めの綱…等、置いてある物は何種類かあり、恐らく、物によって得点が違うのだと思います。そして、ここからが面白いのですが、この競技が始まって約1分後ぐらいに、そのまま綱引きに繋がっていくのです。

   まず、中央に置かれた大玉、綱などを取り合います   そして、舞台はそのまま綱引きに移ります!

 つまりこの場合、綱引きの“綱”も、陣地に入れる“棒”と化すのです。まだグラウンドでは物の取り合いの最中なのですが、「綱引きまで、あと10秒!」…みたいなアナウンスがあり、何人かの生徒が綱引きの方に走って移動してくるわけです。
 しかし、この時の人数というのは結構大事で、多過ぎると、他の物の取り合いで負けてしまうし、綱引きに来る人数が少ないと、もし仮に相手チームの人数が多かった場合、綱引きに関しては一瞬で負けてしまいます。写真だけ見ると、人と人との単純なぶつかり合い…という感じですが、実は頭も結構使わなくてはならないのです。
 これは高校3年生のみに用意されている種目で、生徒は中学校の時代から、この競技を見て育って(?)きているわけですから、これに賭ける情熱というのは半端なものではないはずです。実際、競技時は大いに白熱していましたからね。まあ、改めて言うまでも無い事ですが…。

 他にも競技は色々あるのですが、随所に立女アレンジが加わっていているのが面白く、そして、大変興味深かったです。これなら、普通に誰もが楽しめてしまうような感じです。また、特に強く思ったのは、生徒の誰もが主役になれる体育祭だった…ということです。どの競技でも生徒の1人1人を生かし、必ず見せ場がそこにはある…。言うのは簡単ですが、実際こうやって表現するのは難しい事だと思います。
 冒頭では、自分の母校とはあまり関係無いと書きましたが、こういうことに関しては「さすが立教!」と思ってしまいます。“緩い自由”…とでも言うのでしょうか。そこが立教の魅力でもあり、また、厳しい所でもあるのでしょうけど…。それにしても良い環境ですよね。またまた立教の良さを語ってしまいました(笑)。

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初顔合わせでも遠慮無し
 今日は池袋の Live Inn Rosa という所でセッションライブでした。この日は“Dream Ark Vol.11”というイベントで(もう11回も行われているのですね)、総勢5バンドが出演。自分達は4バンド目だったのですが、他のバンドさんも多種多様で、なかなかバラエティーに富んだ内容のイベントだったように思います。

   自分にしては珍しいショット

 自分達はインストのセッション形式をとっていたために、他のバンドとはかなりイメージを異にしてたと思うのですが、それはそれで楽しいものでした(笑)。
 今回のセッションメンバーは、自分的にもお馴染みの人達ばかりだったのですが、その中でベースの田中啓介さん(以下たなけさん)という方がいました。このブログでも時たま登場するので(笑)、詳細は省略しますが、最近で一緒にやったのは7月1日のことでしょうか〔オカリーナを楽しもう、楽しんだ!参照〕。今回は急な依頼だったのですが、忙しい中を縫ってライブに参加してくれました。しかし、このたなけさんからすると、自分以外のメンバーは全て初顔合わせみたいなものだったのです。
 そういった背景もあって、正直今回のセッションはどうなるか分からない!…という思いが少なからずあったのですが…(というか、どうなるのか分からないのがセッションなのですが…)。本番になって、そんな心配は吹き飛びました。たなけさん、攻める攻める…(笑)。
 周りのメンバーがほとんど初めての人という中で、自分の思い通りにアピールするというのは、実は結構難しい事だと思うのですが、良い意味で遠慮が無い感じでした。そのパフォーマンスに触発されてか、全体的にバンドのテンションも上がっていく感じになりましたし…。予想以上に熱いライブになったのではないかと思います。

   自分的にはお馴染みのメンバーですが…   白熱!!

 たなけさんとは久しぶりに一緒に演奏しましたが…、改めてその実力を思い知らされた感じでした。これでいて本人は気さくな性格なので、色々な所から声が掛かってくるのは当然の事と言えるでしょう(今月はライブの本数が20本の大台に乗ったとか…)。まだまだ自分も頑張らないとですね!

 ☆田中啓介のHP…http://sound.jp/olga/

 ☆池袋 Live Inn Rosa のHP…http://www.live-inn-rosa.com/

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驚きの5万件突破!
 予感は前々からしていたのですが、本日10月12日(木)、アクセス数5万件を突破してしまいました。アクセス数の履歴を調べてみると、ちょうど今日の日付になった辺りで5万件を超えたらしく、こんなにも多くの方達の目に触れる事ができ、大変嬉しく思っています。
 前回4万件の突破は9月26日としていたので、今度は2週間とちょっとで1万件のアクセス数があったことになりますね。名古屋、広島のコンサートが終わった直後にブログを書いた日には、1日で1200件以上のアクセス数があったので(!)、これらのカウント数を早めたとは思うのですが、それにしてもツアー効果って凄いです…。改めて、自分はとても大きなイベントに参加させてもらったのだと、強く感じましたね。
 …ということで恒例の、過去のキリ番突破記事です(いつものようにスルー可ですので…)。

 ・1万件突破⇒3月27日(月)…〔こちらもレコーディング
 ・2万件突破⇒6月11日(日)…〔撮影3days…にはならなかった…
 ・3万件突破⇒9月4日(月)…〔アクセス数3万件突破!
 ・4万件突破⇒9月26日(火)…〔早々とアクセス数4万件突破!

   せっかくなら5万件ジャストを見届けたかったですが…

 これからもまだまだ続けられるよう頑張りますね。次は大きく構えて、10万件突破を目指しますか!

テーマ:ぅわは―――――ッい!!!ヽ(`∀´)ノ - ジャンル:日記

自由とは時にルーズ…
 連日秋晴れが続く天気ですね!今日は高校のスポーツ祭(要は体育祭と同じです…)撮影の仕事の日だったのですが(そして夜はジャムセッションのホストバンドの仕事…と)、正にスポーツ日和とも言える天候で、直射日光が強く、軽く日焼けをしてしまうほどでした…。
 朝9時半に開始という事を聞いていたので、自分は9時過ぎに学校に着くように向かっていたのですが、学校近くになってみても、登校している生徒は皆無という状況でした(いつも、生徒と共に学校入り…という感じだったので…)。おかしいなと思って校内に入り、今の状況を聞くと、もう生徒達は皆グラウンドに集合しているとのこと。実は9時半というのは競技の開始時間だったらしく、スポーツ祭の序章である開会式の始まりは、なんと9時だったらしいのです。
 やばい、撮り損ねたか!…とも思ったのですが、いざグラウンドに向かってみると、生徒達は確かに集まっていたのですが、開会式はまだ始まっていない様子でした。どうやら、生徒達を整列させるのに手間取っていたみたいです。…とりあえずは間に合ったみたいですね…。
 何だかんだでそれらの手間取りはもう少し続き、開会式が始められたのは結局9:20頃でした。この時点で20分押しだったわけですが、この時は救われたものの、徐々にそれがしわ寄せとなって、スポーツ祭のスケジュールに支障が出てくるようになってしまいます…。
 きっと、この学校は自由な校風があるのだと思います。生徒達も、伸び伸びとスポーツ祭を楽しんでいるみたいですし、先生達もそんなに厳しく監視している感じではないようです。しかし、おかげで予定の時間通りに競技が進むということはなく、それらの時間はズルズルと延びてしまい、20分押しは30分押しになり、そして昼休みを挟んだ時点では1時間押しになってしまいました。

   ゴールの瞬間は、いつ見ても気持ち良いものです

 昼休みの時間を20分も削って(確か15分ぐらいしか取らなかった気がします…)午後の競技に臨んだものの、やはりその後も時間は押し押しな感じでした。最後の競技(600mリレーと1200mリレー)では少しだけ時間を戻す事が出来ましたが、その前の時点では何と1時間半押しという状況に…。ここまで来ると、どうせならもっと延びてしまえ!…記録を作ってしまえ!…とも思ってしまいます(笑)。
 こんなに時間が延びた理由として、基本的に仕切る人がいなかったという背景があったみたいです。生徒達はおろか、先生達の中でも一部の人しか予定を把握していないみたいで、先に進むにも進めなかった…という感じだったのだと思います。
 また、タイムテーブル的にも疑問を感じるところがあって、学年全員リレーという競技で25分間の時間を見越してあるのですが、600mリレーという競技も、同じく25分間、時間を取ってあるのです。学年全員リレーは約40人×7クラス分走るのに対し、600mリレーは6人×7クラス…。何故同じ時間配分にしたのでしょうか…。ついでに言えば、1200mリレーも同じ時間配分になっていました。

 まあこんな感じで、15:00前には終了の予定が、軽く16:00は超えてしまいました。先ほども言ったとおり、これでも早くなった方で、気持ち的には17:00くらいまで掛かるのではないかと思ったほどです。
 それでも、生徒達は皆楽しそうな表情を浮かべてたので、これはこれで良いのでしょうね。終わってみれば、別に時間云々はそんなに気にする程のものではないと思ってしまいましたし…。しかしこれは、次の仕事まで時間に余裕があったからこその感想だとも思いますけどね…(笑)。

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Bellvo Live at Isolde
 今日は神田の Isolde(イゾルデ)というお店でライブでした。自分は Bellvo(ベルボ)というバンドでの出演だったのですが、このバンドはドラマーのジョニーさんこと上田健史さん(最近はジョニオとか言ってますが…)が立ち上げたもので、ライブは昨年の9月に1回だけやったっきりだったのですが、約1年経った今月、再び復活の運びが訪れたというわけです。

   お店の入り口にて…バンマスのジョニーさんです

 対バンは Dolly というバンドで、法政大学のビックバンドのメンバーが集まって活動しているバンドのようでした。こちらは人数は大勢だったのですが、我々 Bellvo は5人編成…。人数では負けていますが、演奏の熱さでは負けていられません!
 この Bellvo というバンド、なかなか個性的なメンバーが揃っていて、なかでもギターの Adam(アダム)抜きには語れないものがあります。彼はアメリカのニュージャージー出身、日本に来てからはもう8年目で、日本人の奥さんがいて、生まれて9ヶ月の赤ちゃんもいます(これがまた、かなり可愛いです)。
 初めてこのバンドを見た方だと、やはり Adam に目を向けてしまいますよね。ギターテクニックはなかなかのものなのですが、それ以上に歌唱力があって、今回もラップ調のMCや、メンバーのオリジナル曲の歌も担当してもらいました。印象的になライブになったというものです(もちろん、サックスの細井寿彦さん、ベースの倉島伸介君、そしてドラムのジョニーさんのキャラ性も見逃せません!)。

   ソプラノサックスも使用します   やはり Adam は目立ちます

 ところで、一応はジャズのインストがメインのこのバンド。やる曲もアドリブがメイン…というものが多かったりします。それでも時間的には1時間弱という感じだったので、お客さん的にはあっという間という印象を持たれたかもしれません。しかし、これくらいが調度良いのです。これが長かったら、お腹一杯になってしまいます(笑)。適度な所で終わらせる…。これも、次に繋げるための重要な要素だったりするのです。
 全体的には楽しく、そして、若さ溢れる対バンが見れたのも良かったです。当然、見に来てくれている人も、いわゆる大学のサークル関係が多いのでしょうけど、お店の中が若々しい感じだったというか、そういった雰囲気を味わえたというのも、今となっては貴重なものです(何だか、おっさんみたいですが…)。
 大学生っていいなあ…と思えた、久しぶりの体験でした♪

   実は恒例の品、Isolde の坦々麺

 ライブ後は、自分達的に恒例化しているのですが、お店の坦々麺を注文させていただきました。1年前にも同じ物を皆で食べていて、もちろん、次にここでやる時もきっと頼む事でしょう。何故坦々麺なのかは忘れましたが、ライブの日の決まり事…みたいなものがあると、バンド内の結束が高まるのは事実です(笑)。これからも続けていきたくなる瞬間ですね。
 …と思っていた矢先、法政大学の学祭に Bellvo として出演させて頂けるようになりました。一気にバンド内が湧いたのを覚えています。大学の学祭で演奏するなんて、いつ以来でしょう(現役後も、少しは出てたような気もしますが…)。日にちは11月23日(木・祝)の昼間~夕方頃だそうで…。ここでは回りの若さに負けないよう、楽しく演奏したいところですね!

 ☆ジョニーさん(上田健史)のブログ…http://yaplog.jp/jonioueda/

 ☆神田 Isolde のHP…http://isolde.jp/

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秋晴れに恵まれた鴨川墓参り
 この時期に恒例化している家族の行事といえば、うちでは間違いなく『墓参り』です。父方のお墓には最近行けなくなっているものの(直前で予定を教えられたりするので…)、母方のお墓には年に2回、必ずと言って良いほど訪れています。前回行った日を調べてみると、4月29日のようで〔寄り道墓参り参照〕、なるほど、確かに約半年振りですね。向かう先は千葉県の安房鴨川と、必ずしも気軽に行ける場所ではないのですが、半分旅行気分で(いつもの事です)行ってまいりました。
 今日は天候にも恵まれていました。千葉県の木更津周辺に入っても、遠くには富士山がはっきり見えるなど、風が強いのか視程がもの凄く良く、正に墓参り日和?だなと思いました。雲1つ無い青空の中には、羽田空港に着陸しようとする飛行機が何機も見え、自分的には飽きない車窓が続きながらの道のりでした。
 途中渋滞もなく、11:00過ぎには目的地に到着しました。自宅を出たのが7:40ぐらいですから、まずまずの所要時間と言えるでしょう(今回はアクアライン経由で行きました)。
 さて、お墓に着くと、いつものように墓の周りを掃除し、花をあげ、線香もあげ、水をかけてからお祈り…と、この辺りは坦々とですが、しっかりと作業を進めていきます(写真を撮るのも忘れずに…)。

   以前の写真とは別角度からのショット

 そして、墓参りが終わると、今度はメイン?とも言える昼食です。前にも書きましたが、ここは外房に位置する所で、やはり海の幸抜きには語れなく、毎回食事をどこにするかで楽しく悩んでしまうのです。
 しかし、今回は祖母が勧めてくれたお店に行くことにしました。それは安房鴨川駅近くにある“笹元”というお寿司屋さんで、とにかく行ってみろと…(笑)。場所はすぐに分かり、早速お店に入ってみました。
 あまり広い店内ではなかったですが、お客さんは自分達を入れて、ほぼ満席になった感じでした。昼時とはいえ、あと一歩遅かったら入れなかったかもしれません。メニューに関しては色々あったのですが、これも祖母からの指定があり、“おまかせ寿司”というのを頼むと良い…という事らしいので、家族3人ともこれを注文し、しばし料理が運ばれてくるのを待つことにしました。

   新規開拓のお店は美味しかった♪

 頼んでみて分かりましたが、どうやら寿司…だけが出てくるのではなく、小皿料理がコース風に色々出てくる感じでした(さすが“おまかせ”と言っているだけあります)。料理はなかなかバラエティーに富んでいて、また、程よい所でお寿司が来たりするので、ただ食べるだけではなく、楽しんで食べることができる内容になっていたとも思います。
 また、寿司に関してもバラエティー度満点。中には、食べたことのないような物まであり、自分的には凄く満足でした。これらは、もちろん季節によって内容は変わるということで、いつ来ても楽しめる…、そんな感じになっているのだと思います。また行く店が1つ増えて良かったですね。

 そしてこの後、いつもはどのようなルートで帰るかで、またまた楽しく悩んだりするのですが、今日は自分が夜にリハーサルを控えていたため、早々と家路に着くことにしました。お店を出たのが約14:00。そして、自宅に着いたのが大体16:30と、ホントあっという間という感じでした。いつもは寄り道をしながらの帰路なため(前回なんか成田空港周辺に行ったし…)、真っ直ぐ帰宅…というのは、逆に新鮮な気もしましたね(笑)。時間帯的にも夕方前、また、日にち的にも連休の真ん中ということで、帰りの渋滞というのもほとんどなかったお陰だと思います。
 ある意味呆気無い感じの墓参りでしたが、今回は新しいお店が開拓できたのと、実は安房鴨川という所は、空いてればそんなに遠くない場所…というのが分かっただけでも収穫でしょうか。次回はまた来年の春頃に行くと思われますが、この時はどうなることやら…。毎年2回来てるだけに、毎回道中に新鮮さを取り入れるのは難しい事なのですが、それでも色々寄ってみたいですね。今度は“ゆったりさ”でも求めてみますか…。

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ピアノ・バー、湯島イエローリボン
 最近、自分はボーカル・ギター(時にベース)のさばいばる伊藤さんと、よく一緒にライブをやってますが、今日は珍しくピアノ・バーと呼ばれるようなお店で演奏をしてきました。お店の場所は、文京区の湯島に位置するのですが、なかなか下町らしい情緒漂う所にあり、“バー”という響きがいかにも似合う…。店の周辺は、そんな雰囲気を醸し出していました。

   雰囲気のある湯島の横丁

 ピアノ・バーというくらいですから生ピアノが置いてあるのですが、これがまた可愛らしいピアノで、聞くと店のママさんの祖母からの譲り物だとか…。思ったより良い音がしていて、お店がピアノを大事に扱っているというのがよく分かりました。
 伊藤さんと生ピアノでライブをするのは久しぶりかもしれません。いつもは大体キーボードですが、やはり自分的には生ピアノの方が良いですね。しかも、最近は静か目な曲をやる時も多いので、ピアノの方が表現しやすいとか、伊藤さんもアコースティック・ギターなので、バランス的にも良いような気がします。ついでに言うと、伊藤さんの息子の樹明(みきや)は、最近はドラムよりジャンベを叩いていて、小編成に合う雰囲気で音楽を作っていってます。

   伊藤親子…カメラ見過ぎです…

 今日は朝から大雨で、ライブ時になってもその雨は留まる事を知らなかったのですが、意外と沢山のお客さんが入ってくれて、わりと盛り上がった感じになったのは幸いでした。お客さんも満足してくれて、以前紹介したCD〔さばいばるでもトリオ編成〕も売れ行きが好調だったなど、手応えのあるライブとなりました。
 ピアノ・バーということで、いつもはピアノ弾き語りの方が演奏を行っているらしく、自分達みたいな、いわゆる“ライブ”というのは、いつも来ていただいているお客さん的にはどうなんだろう…とも思ったりしたのですが、どうやら心配無用だったようです。…というか、むしろ“ライブ”というのを歓迎してくれた方もいらっしゃったみたいなので、そこは本当に有り難かったですね。お陰でアンコールも受ける事ができました。
 こういった場所を増やしていき、より多くのお店で活動ができると良いですよね。自分達3人(自分以外は親子…というのも不思議な感じですけど…)という編成も板に付いてきたので、これからも頑張っていきたいと思います。きっと、“ちびっ子ギャング”の活動にも繋がっていくことでしょう。

 ☆さばいばる伊藤のHP…http://su-zan.net/survival/

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2006年10月のライブスケジュール(追加)
 今月に入って、4つの追加ライブが決まりました。これらは〔9月追加分と、10月のライブスケジュール〕にも記載しておきましたが、ここでも併せてご覧下さいませ!


     ●10月12日(木)池袋 Live Inn Rosa
Open…18:00~、Start…18:30~、
Charge…前売り2100円、当日2300円(ドリンク別)
Member…(Sax)上杉雄一、(G)寺岡佑、(Key)竹内大輔、
       (B)田中啓介、(Ds)立山秋航

 この日は“Dream Ark vol.11”…というイベントの日で、色々なバンドが出演するらしい
 のですが、自分達はお馴染みのメンバーで、セッションで勝負!…という感じでしょうか。
 しかし、このメンバーのうちベースの田中さん(以下たなけさん)だけは、他の皆とはお初の
 はず…。その点でも自分的には注目です。セッションというものは、メンバーが違うだけで
 色が変わったりしますから、果たしてどんな音楽になるのか…。要注目だと思います!


     ●10月22日(日)桐生 Bar 風月洞
Start…夕方~オールナイト(詳細分からず…)
Charge…1日券1000円、3日券2000円
Member…(Vo,G)さばいばる伊藤、(Key)竹内大輔、他?

 情報が少なくて、どんなものなのか、探すのに一苦労しました(笑)。とりあえず、
 群馬県の桐生で行われる Kiryu Music Fronts 2006 というイベントが、20日~22日の
 3日間あって、その期間中、桐生市のお店(…といっても3件しか書いてない…)
 で色々なアーティストによるライブが行われる…と、こういう感じだと思います。
 この時点で相当興味が湧いてしまう感じなのですが、後はもう当日のお楽しみですね。


     ●10月24日(火)六本木 Viper Club
1st.…21:00~、2nd.…22:20~、3rd.…23:40~、4th.…1:00~、(予想)
Charge…女性4000円、男性6000円(20:00~21:00に入店されると半額!)
Member…(Vo)Reiko、(Vo)将大、(Key)竹内大輔

 以前にも書いた通り〔あやうく黄門トリオになりそうだった参照〕、六本木のこのお店で、
 同じメンバーで再びライブをやらせて頂くことになりました。このボーカルの
 2人は強烈な個性を持ってるので、楽しんでもらえること間違い無しだと思います。
 ポップス、スタンダードからファンク、ソウルの曲まで…幅広くお届けしてまいります!


     ●10月27日(金)銀座お尚&Patra
1st.…20:30~、2nd.…22:00~、
Charge…10000円(ドリンク、オードブル付き)
Member…(Vo)横前恭子、(Pf)竹内大輔、(Ts)お尚、(Vo)Patra

 なんとも興味を惹かれる名前ですが、ここは結構有名なお店で、故松本英彦さんのボーヤを
 約20年間も務めていた、サックス奏者である高見澤宏昌さん(お尚さんと呼ばれる)と、
 シャンソン歌手である高見澤君枝さん(Patra さんと呼ばれる)の夫婦が経営するお店なのです。
 自分にとって初めて場所ですが、アットホームな雰囲気溢れるお店とのこと。非常に楽しみです。
 HPが見当たらないため、住所と電話番号を載せておきます。

 ・住所…中央区銀座8-7-10 帆利川ビルB2F
 ・電話番号…03-3289-7005


 こんな感じになっております。実は、この他にも自分は演奏の仕事をしてたりするのですが、それは結婚式での演奏や、招待客のみ対象の演奏だったりするので、ここでは省略させて頂いております。ご了承下さい。
 …具体的に言うと、早速10月7日(土)には結婚式披露宴の演奏の仕事が入っております。これは二胡奏者の暁天(ぎょうてん)さんとのデュオ演奏なのですが、先日そのリハーサルをしに行ってまいりました。場所は、以前にもお伝えした、杉並区のとあるお寺にて〔お寺でリハーサル参照〕。

   すごい状況です…

 しかも、今回は本堂にてです。一体どんな環境なのでしょう…。威圧感ある中でのリハーサルでした(笑)。

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体育祭撮影の過ごし方
 今日はまたまた体育祭撮影の日でした。今回の学校は、今年度の入学式の撮影でも行ったことのある学校で〔2006年度入学式撮影参照〕、実はその前にも一度行ったことがあったので(その時は文化祭でした)、何気に縁のある学校でもあります。数ある学校の中で、もう既に3回も同じところにあたるというのは、やはり自分は長年この仕事をしてるのでしょうね。あまり自分ではピンときてないのですが…。
 さて、以前のブログにも書きましたが、ここは自分の家から結構遠い場所にある学校で、駅からの時間も含めると、実に家から1時間半以上もかかってしまうのです。やはり朝6:10ぐらいに起き、6:40ぐらいの電車に何とか乗りました。
 ところで、ここ3日間を振り返ってみると、10月3日に広島から帰ってきて、そのまま打ち上げで2軒ハシゴ…。そのまま自分は高田馬場で夜までライブで、次の日の4日、この日も撮影の仕事があり、夜にはリハーサル…。そして今日に至るのですが、ほとんど休みという時間がとれていません。まあ、空いている時間にブログを書いているせいもあるのですが、これらは自分で組んだスケジュールなので、不満を言ってもしょうがありません。ただ成し遂げるのみです。

 …というわけで体育祭撮影を迎えたのですが、こう何回もやっていると、なんか面白い写真は撮れないかな~、と思ってくるもので(もちろん、本撮影の合間にですよ…)、ブログ用のために色々な被写体を探してしまいます。このブログでは、数多くの体育祭の写真を撮ってきましたが、まだ撮ってない種目として“走り高跳び”がありました。これはなかなか面白いもので、瞬間瞬間を撮れるものだし、しかも高校生の走り高跳びですから、結構レベルの高い競技にもなっているのです。

   綺麗な跳び方です   豪快な跳び方です

 ということで、このように跳躍した瞬間を狙ってみました。スポーツ系の写真というのは、その一時の瞬間が大事ですから、初めて撮ったにしては、なかなか絵になるものだと思います。…というか、高校生ってもう本格的に走り高跳びとかできるんですよね…。背面跳びとか…、自分はやった事があったのやら…。
 そんな事を思っていると、違う跳び方をする生徒を見つけてしまいました。

   風変わりな跳び方です

 こんな感じ…。ある意味イリュージョンですね…(笑)。写真はその一瞬を捉えるといいますが、何もこういった瞬間を捉えなくても良いのに…なんて思ったりしました。そして、この出来上がった写真を見た瞬間に、自分はひとり笑ってしまいました。
 そのため、自分的にこの体育祭撮影は飽きること無く、テンションの高いまま終えることが出来たのです。たまにはこんなスタンスも悪くないですね。

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Sunny Side ライブも再び
 1ヶ月振りに、ボーカルの桜井りこさんとライブでした。場所は高田馬場にある Sunny Side というお店で、以前ここで演奏したのは6月のこと〔りこさんを元気付けさせたライブ参照〕。つまり、場所的には4ヶ月振りのライブとなるわけで、月日の流れの速さを感じずにはいられません。
 そして、ベースにはお馴染み池田暢夫君。メンバー的にはもう切っても切れない仲?というか、お互いよく知っているもの同士、曲に説明がなくても何となく乗り切れる空気がそこにはあります。ライブの数的に、そんなに多くこなしているようには思えないのですが、それでもお互いの意思疎通が出来るあたり、共通の考えが幾つかあるのだと思います(具体的には分かりませんが)。

   この2人も息が合ってきましたね!   これはどういう状況の写真なのでしょうか

 …この日は月曜日、しかも雨の日にも関わらず来て下さった方達も沢山いて、それはそれは嬉しいものでした。アットホームな雰囲気もあり、ライブ的にはあっという間に終わってしまった感じでしたね(…まあ、実際りこさん、3セット目のインスト曲を飛ばしましたからね…笑)。
 1ヶ月振りに会ったメンバーでも、ここまで楽しくライブが出来るというのは、やはり成長していると言って良いのではないでしょうか。特に、池田君とりこさんとの間に関してそう思います。

 今度このメンバーでライブを行うのは12月18日。やはり月曜日なのですが、また楽しいライブに出来るよう頑張りたいものです。そして、1人でも多くのお客さんに聴いてもらいたいですね。

 ☆高田馬場 Sunny Side のHP…http://www.sunny-side.jp/

 ☆桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

 ☆池田暢夫のブログ…http://nobuike.exblog.jp/

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プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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