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竹内大輔の写真日記(~2009)
ピアニスト竹内大輔の、2009年までの日々を綴った日記です。
寄り道墓参り
 うちの家族には、毎年欠かさず行っているイベント?があります。それは『墓参り』です。基本的には春と秋、年に2回行くことにしているのですが、最近は家族内の予定が合わず、必ずしもその季節に行けるとは限らなくなってきています。それでもなんとか予定を合わせ、昨日4月29日、墓参りに行ってきました。

 これは母方の墓参りなのですが、場所は千葉県の安房鴨川という、房総半島の端っこのほうに位置するため、朝早く出ることが重要になっています(休みの日の首都高はかなり混雑するため)。今回も、眠い目を擦りながらなんとか7:30には出発。たいした渋滞もなく、千葉県に入ることができました。
 安房鴨川という所はまだ高速道路が通ってなく、途中の姉ヶ崎という辺りからは一般道で向かうのですが、これが房総半島を縦に突き抜けるような道で、なかなか田舎の感じの風景を通ります。これが自分的には結構好きな道で、早起きして眠たかったのですが、ついつい窓の外の景色を見てしまいました。途中、山がちな道も通ることもあって、結局一睡もせず、目的地に着いてしまいました。
 それでも着いたのは11:00ちょっと前。やはり安房鴨川は遠いです。近くのスーパーで線香や花を購入し(ついでに、ここでは家族で鮮魚コーナーを見るのが、半ば通例化しています)、早速お寺にある墓へ…。自分は境内に置いてあるバケツに水を入れ、柄杓と共にお墓に持って行きます。すると、お墓の前で母親がなんか騒いでいました。どうしたのと聞くと、お墓の周辺にアリの巣みたいなのがいっぱいできてて、中から虫が飛んでった…というのです。アリが飛んだ…羽蟻…?と思いましたが、確かに墓の周りには小さな穴がいっぱいできています。そしてよく見てみると…

   蜂だ!!

 なんと、それは蜂の巣だったのです。というか、こんな風に巣を作る蜂もいるのか…と驚きました。蜂は穴から飛んでいっては、どこからか葉っぱを持ってきて、それを巣の中に入れていく…という行動をとっているようです。しかし、よくわからないんですけど、母親がその数ある巣に水を入れてしまい、そうしたら蜂が出てくる出てくる…。もう危なくて墓参りどころではありません。

   命がけ?の墓参り(“西宮”は母親の旧姓です)   お墓の周辺には穴だらけ…

 とにかく線香をあげ、水もあげ、お参りも済ませると、早々にその場を立ち去りました。もう何十年間もこのお墓には来ているのですが、こういった状況は初めてでした。というか、こんなに短い時間で帰ってしまうのも初めてのことだったように思います。
 あれは数十匹という規模ではないですね…。今までこの時期に来たことがなかった(いつもは3月後半に行く)からかどうかはわかりませんが、とにかく見たことのない状況でした。毎年このような事になっているのかと思うとゾッとします。とりあえず様子を見守るしかないですね…。

 さて、そんなわけで墓参りにかけた時間は15分ぐらいになってしまったのですが、墓参りのもう1つの目的として、海の幸を堪能するというのがあります。ここは房総半島です。安房鴨川も海に面した地域ということで、ここでは新鮮な魚が楽しめるということなのです。これは家族ぐるみで楽しみにしていることで、毎回今日はどこに行こうかと、楽しく悩みながら店選びをしているのです。
 それは新規開拓の店だったり、何回か行く店だったりするのですが、ここで迷っているとお昼の時間が近づき、店が混んでしまう恐れもあります。せっかくまだ12時前と、混んでいる時間ではなかったため、今回は知っている店に行くことにしました。と言っても、多くて1年に2回しか来ない場所なのですから、こういったお店でも十分なわけです。
 やはり海の幸ということで刺身、そして煮魚。これは欠かせませんね。この辺りだったらどこでも美味しいと思ってしまうような気もしますが、雰囲気も大事です。港の近くで食べる刺身というのも、また最高なわけで…、今回ももちろん、しっかりと満足させていただきました♪

   房総に来たからには、やはり海の幸!

 海の幸を堪能したところで時計を見てみると、まだ12:40という時間でした。これは帰るには早過ぎます。実は墓参りの目的として、もう1つの項目があるのですが、それは“どのようにして帰るか”というものです。
 往路はいつも決まった道なのですが、帰りは同じ道で帰ることはほとんどなく、例えば前回は外房ルートで帰ったから、今回は内房にしよう…とか、行きとはまた違った房総横断のルートを辿ってみたり…とか。また、木更津から海ほたるを抜け、川崎から帰っていったことや、時間を長く利用して、銚子まで行ったこともあります。今回も楽しく悩んだのですが、結局『成田空港』になりました。もちろん飛行機好きの自分の意見ですが、親もなんとか承諾?してくれたということで、運転も自分に代わり(眠気は、成田空港に行けるという嬉しさで吹き飛びました)、一路成田空港に向かったのです。
 成田空港と言ってますが、厳密に言えば自分は飛行機を眺めたかったというのがありますので、正確には空港近くの、着陸する飛行機が見えるポイント…に向かうということになります。これも安房鴨川からは結構な距離があるのですが(車のナビによると、86kmと表示されていました)、途中の道ものどかで結構面白く(高速道路すら無いので)、退屈することはありませんでした。じきに遠くに離陸する飛行機も見え始め、空港が近づいてきたことを予感させます。そして昼食をとった店を出てから約2時間半、ようやくそのポイントに着くことができました。

 このポイントは『成田市さくらの山』という場所で、成田空港の第一滑走路の北側脇にあります。公園風になっていて、展望所からは空港が見渡せ、飲み物の自販やトイレ、ベンチ等も設置されています。駐車場もあるので、休みの日には家族連れで混雑するくらいだそうですが、何といっても着陸する飛行機が目の前を通っていくのですから、飛行機ファンにはたまらない場所だと言えそうです。
 実は成田空港周辺というのは警備が厳しく、ちょっと空港周辺をウロウロしているだけで職務質問とかをされてしまう場所なのですが、このさくらの山は当局公認のポイントということで、気兼ねなく撮影に専念したり、飛行機見学ができるということなのですね。
 今回は天候がそんなに良くなかったものの、それなりに見学者は多かったような気がします。さすがゴールデンウイークの頭だけありますね。やはり国際線の空港ということで、見られる飛行機がバラエティに富んでいるところが良いんでしょうね。また、あの飛行機はロサンゼルスから飛んできたんだ…と遠い外国諸国を思わせることができるのも、なんだか旅情をそそられるということでポイントが高いのだと思います。
   
   大韓航空777-200   ユナイテッド航空747-400

 かく言う自分も、やはり何枚か写真を撮りました(笑)。しかし、飛んでいる飛行機を撮るというのは、思ったより難しいもので、まだ上手く撮れているような気がしません(上の写真とは別に、一眼レフカメラでも挑戦してみた)。これはもうちょっと練習が必要だと思われます。

 そんなこんなで飛行機見学(撮影?)にも満足し、ようやく帰路に着きました。ナビによると、ここから家までの距離も86kmと、先ほどと同じ距離だったのが面白かったですが、今度はほとんど高速道路で行けてしまいます。道もあまり混んでいなかったため、さくらの山を出てから1時間10分後には、もう家に着いてしまいました。
 時計を見ると、まだ午後の17:00です。房総半島にある墓参りに行って、海の幸も堪能して、成田空港にも行ってきたのにまだ17:00。考えてみれば盛り沢山なスケジュールですが、自分的には大満足の1日でした。
 思えば墓参りそのものより、その後の行動のほうに重点が置かれているような気もするのですが、だからこそ墓参りは毎年欠かさず行けているとも言えるのです。おそらく今度は秋方に行くことになるでしょうが、その時も今回と同じように楽しく悩むでしょうね(笑)。
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テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

留学生が先生
 今日のお昼は写真撮影の仕事でした。いつも通り高校生の卒業アルバム用の写真で、内容については毎回違うものの、それはそれで面白くやらせていただいている仕事です。
 この時期だと体力測定や遠足、または音楽鑑賞会という内容が多いのですが、今回は一味違いました。いつも仕事日の前日に内容は発表されるのですが(ついでに、行く学校も前日に決められる)、その時に会社から言われた内容とは『留学生が先生』というものでした。


 留学生が先生??

 ある意味そのまんまのタイトルですが、逆によくわかりません。もちろん会社に内容の詳細を求めたのですが、どうやらこういった行事自体が会社的にも初めてとのこと…。実際学校に行ってみないと詳しくはわからないと言うのです。仕方ないので、自分は色々と想像を膨らませながら、今回の学校に向かうことになりました。


 そして今日の昼12時。自分は東京タワーを横に見ながら、学校に向かっていました。後で確認すると、今回の高校は教室からも東京タワーが望める環境とのこと。何となく羨ましいですね。

   学校に向かう途中には東京タワーが…

 時間的には13:00開始ということでしたが、この仕事は早く着いておくのが鉄則のため、学校には12:20には着いてしまいました。そして担当の先生に話しを伺うと、どうやら日本に来ている留学生が、先生の代わりに各クラスで授業をし、異文化交流を勉強する…みたいなものらしいです。
 とりあえず、各教室でクラスに1人ずつ先生(留学生)が付く…ということはわかりました。それまでは、もしかしたら体育館とかで合同講演か…とまで考えていたので、規模的に身近な感じで良かったです。
 前述の通り学校には早めに着いてしまったので、入り口のロビーみたいな所で待機。しばらくすると、明らかに外人っぽい人が校内に入ってきました。…自分より遅く来るとは…。というか、時間はもう12:40過ぎ…。いくらなんでもギリギリすぎでは…。始めからこの時間に集合とは考えにくいので、やはりこういった時間の感覚が“留学生時間”なのかもしれません。年齢としては皆30歳前後といったところでしょうか(外人の年齢はわかりにくい…)。とにかく、この時間を越えると続々と留学生がやって来たので、ある意味興味深かったです。

 さて、今回の行事は1年生のみに行われるもので、各学年のクラス数が7つなので、留学生も7人います。ここで愉快だったのが、よく“留学生”と聞くと、自分なんかはアメリカ、カナダ、オーストラリアあたりを思い浮かべるのですが、今回の留学生の出身国は、そのどれにも属さなかったということです。順に書けば、シンガポール、ブラジル、ロシア、マレーシア、イタリア、中国、そしてエストニア(!)です。なかなかバラエティ豊かな国々ではありませんか。
 留学生7人とも別の国というのが面白いですね。各クラスによって、内容が被るというのはまずなさそうです。また、シンガポール、イタリア、中国については、自分も行ったことのある国ででして、なんだか仕事を忘れて、自分が授業を受けたいくらいの気持ちになってしまいました。
 もちろん仕事放棄はしていませんが、写真撮影という仕事柄、自分は全てのクラスを回ることができます。そのどれもが興味深い話しをしていて、なんせ7カ国もあるので、各クラスではそれぞれの国の特色を出した授業の進め方にしていたようです。例えば、中国のクラスでは生徒の名前を中国語読みで呼んでいたり、マレーシアのクラスでは生徒に民族衣装を着させ、本国の踊りを皆で踊ってみたり、また、シンガポールのクラスでは本物のドリアン(その教室はしばらくドリアン臭かった…)を見せてみたり…。本当に面白かったですね。各クラスとも先生に質問!のコーナーもあったため、自分も質問してみたかったです(笑)。

 そんなこんなで、最初は不安な気持ちがあったものの、蓋を開けてみると、大変印象に残る仕事となりました。こういった機会はそうはないでしょうから、生徒達にとっても有意義な時間が過ごせたのではないかと思います。なにより、授業でこういった環境を提供させるという、学校側の考えが素晴らしいですね。
 自分でも、今思えば学生の時にもっと海外に行っておくべきだった…と考えさせられることがよくあります。これはただ単に海外に行きたい、という単純な願望ではなく、頭が柔軟なうちに異文化を知っておく…という環境が重要な気がするからです。そうすれば、もっと視野の広い見方ができるかもしれないし、多角的な考えも持てることだろうと思います。とにかく、今回の授業はぜひ、他の学校でも取り入れてほしい内容だと思いました。

   エストニアの先生の授業風景   イタリアの先生の授業風景

 さて最後に、留学生の先生の発言で、自分的に興味深かったものをまとめてみました。こうやって見てみると世界は広いし、本当に色々な人がいるのですね。

 ●自分はロシア人だけど、ロシアンティーは大嫌い。
 ●シンガポールの自慢は、国が大陸続きだから
  行こうと思えば中国にもヨーロッパにも徒歩で行けること。
 ●シンガポール人は、留学といったら普通はイギリス。日本に行く人はまずいない。
  なぜなら、修士課程が日本では10年以上もかかるのに、イギリスでは6年で終われるから。
 ●シンガポールは多宗教で、教会の隣りに仏教の寺院があり、その隣りにはモスクが
  あったりする。でもお互いの宗教は尊重してて、争い事が起きるということはまず無い。
 ●シンガポールの国旗の色は赤と白。白は純白、赤は“人間の血”を表す。
  これは、人間誰しも血を流せば赤いことから、他民族国家の尊重を意味している。
 ●イタリアの高校は5年制、そして、最初の2年間だけは義務教育。
 ●イタリアでもサッカー嫌いな人はいます。例えば自分…。
 ●ブラジルとオーストラリアは気候的に似てるので、最初はオーストラリアに留学していた。
 ●マレーシアは多民族国家だから、色んな国の言葉を喋る人がいる。自分も、マレー語、
  英語、中国語(福建後、広東語)、そして日本語が喋れる。そして今、スペイン語を練習中。
 ●ドリアンとビール(酒)を一緒に食すと…最悪の場合死ぬ。これは、胃の中でドリアンと
  アルコールが物凄い勢いで発酵して、胃にとにかくガスがたまるため、胃が破裂するという…。

 …最後のはびっくりでした(真実か否か…)。もっとたくさん面白い発言はあった気がしたんですけど、とりあえず覚えているのはこれくらいですね。また機会があったら聞いてみたいものです。

 ※この日は金曜日だったため、夜はカユマニスというレストランで演奏でした。そういえば、ここで
  いつも一緒にやるボーカリスト Kien は、ハワイ出身。思えばインターナショナルな1日でしたね。

テーマ:インターナショナル - ジャンル:日記

東武鉄道50000系
 今から約1年半前になってしまいますが、自分の最寄の鉄道路線である、東武東上線に50000系という新型車両が就航しました(2004年の12月のことです)。この50000系、東武鉄道自体では7年振りの新型車両らしいですが、東上線系統だけでみると(東武鉄道には他に、浅草から出ている伊勢崎線系統があり、それらと東上線系統とは路線が繋がっていない)、1994年に就航の9050系以来ということなので、約10年振りとなります。
 しかし、この9050系というのは、主に東京メトロ有楽町線に直通させるための車両…なかなか地元駅である成増駅には顔を見せない車両でした。なので、地上線だけを走る車両という括りで考えてみると、1988年に就航した10030系以来で約16年振り。しかも今取り上げた9050系、10030系というのは、それぞれ9000系(1981年就航)、10000系(1983年就航)のマイナーチェンジ車という名目。なので、完全なる新車という見方で言えば10000系以来ということで、約21年振りの新車の登場となるのです。
 なんか鉄道車両の形式ばかり出てきて、文章の意味がわからなくなってきているとも思いますが、とにかく東上線に登場した新型車に対する期待感というものは、自分にとって計り知れないものだったわけです。

   今までの東武の車両とは全然違う…池袋駅にて

 この50000系、2004年の12月に就航したと書きましたが、実はその時はクリスマスイベントかなんかで、走ったのはその月の25日のみ(就航記念号ということで、抽選700名のみの乗車でした)で、次に営業運転をするのは2005年3月17日のダイヤ改正日(実際はその1日前から走っていたみたいですが…)まで待たなくてはなりませんでした。まあこの“焦らし”が堪らなかったりしたものでしたけど…(笑)。
 とにかく、新車に関してはかなりのブランクがあったために、車両を見ても実際に乗っても「こうまで変わったか」と驚くばかりでした。そういえば、この車両のコンセプトは『人と環境にやさしい次世代型車両』。これ自体に時代の流れを感じてしまいます。
 そして東武鉄道の通勤車両初のアルミ車体、東上線初のワンハンドルマスコン、シングルアームパンタ、IGBT形式VVVFインバータ制御の採用など、本当に初めてづくしの車両となっています。側面の窓は1枚の大型窓で、紫外線を遮光するUVカット仕様。また、低床化が施されていて、ホームと車両との段差を少なくしていたり、自動放送(日本語・英語)やドアチャイム、ドアが開いている最中、ドア位置を知らせてくれるチャイムが取り付けられているなど、バリアフリー対策も万全になされているのです。
 確かに、外観・内装共に、今までの東武鉄道の車両とはまったく違ったイメージを持っていると言えそうです。もう自分も何回か乗りましたが、とにかく加速の軽さと走行中の静かさが特筆されると思います。今のところ東上線では2編成しかないので(2編成目は前面に貫通扉が設置されているので、若干デザインが違っています)これらの車両にあたるのはまだまだ運が必要とされるのですが、いざ来た時の喜びと言ったらもう…。周囲の雰囲気をも変えてしまう、新車特有のオーラが出ているとまで自分は思うのですが…。
 ということで、たまに他の車両から50000系を見かけると、急いでなかったらついつい乗り換えてしまうのです(笑)。これが鉄道好きの困ったところではありますが、車両についてはこれからも増産されるらしいので…とにかく今後が楽しみなわけですね。

 ※2006年3月には、伊勢崎線系統に50050系という、50000系の
  第2編成目とほぼ同じ外観の車両が就航しています。こちらは既に
  6編成もあるので、なんか東上線での価値が下がったような気が…。

 まあ、久しぶりに書いた“鉄道うんちく記事”ってことで。

テーマ:飛行機、電車 - ジャンル:趣味・実用

2006年5月のライブスケジュール
 はい、いつものように来月(5月)のライブスケジュールです。今のところ決まってるのはこんな感じなので、皆様良かったらぜひお越し下さい!


     ●5月4日(木、祝)ミハマニューポートリゾート『リゾート広場』
Start…我々の出番は恐らく12:40頃~40分間(イベント自体は12:00~17:30)
Charge…野外イベントなので無料
Member…《ちびっ子ギャング》(Vo,B)さばいばる伊藤、(Ds)伊藤樹明
      (Key)竹内大輔、(G)hiro、(As)内野るみ、(Dj)小倉大補

 小学6年生の伊藤樹明(Ds)、そしてその父親である、さばいばる伊藤さん(Vo,B)が
 率いるオリジナルロックバンド?でのライブです。今回は千葉県の美浜区にある、
 ニューポートリゾートという所でのイベントに参加させていただくことになりました。
 この場所、「ポルトガルの港町」がテーマだとか。それだけで自分は気になりますね。


     ●5月5日(金、祝)、12日(金)、19日(金)、26日(金)銀座カユマニス
1st.…20:00~、2nd.…21:00~、3rd.…22:00~、4th.…22:45~、
Charge…ディナーのため、コース料理(6000円~)のみの注文となっております
Member…(Vo)Kien J 島袋、(Key)竹内大輔
      (B)池田暢夫(5日、12日)、(B)村田博(19日、26日)

 ハワイ出身(ニュージャージーは幼少の頃住んでいたそうです…やっと謎が解けた)の
 ボーカリスト、Kien をフロントに、ポップス、ジャズ、スタンダード、オールディーズ
 …等を演奏します。ステージの最初にはインストを1曲ずつやります。良い雰囲気の
 レストランなので(値段も高いですが)、皆さん思い出作りに来られてはいかかでしょうか?


     ●5月6日(土)下北沢 Big Mouth
Start…19:00~、我々の出番はおそらく4番目(最後)、21:00~
Charge…2100円(+お通し代 525円)
Member…(Vo)鹿嶋敏行、(Key)竹内大輔

 初めての場所で、初めての人とライブです(そういうのって意外に久しぶりかも)。
 しかも、ジャンルもまた自分としては初めての分野で、取り上げるのは『日本の歌』です。
 J-Pop と言わすに日本の歌…つまり“五木の子守唄”や“朧月夜”や“蘇州夜曲”
 …といった曲等をやるのですが、これがなかなか面白いものなのです。もちろん
 アレンジも加え、2人でやる感じに仕上げているのですが、改めて日本の曲の
 美しさを知ったというか…。とにかくお勧めです。また、スタンダードナンバーも
 数曲やる予定でいますので、気軽に足を運んでみて下さい!

 
     ●5月16日(火)六本木ひとしずく
Start…20:00~(2ステージを予定)
Charge…1000円(レストランなので、さらに個別の注文が必要です)
Memer…(Perc)有馬勲、(Vo)桜井りこ、(Key)竹内大輔

 六本木ヒルズに程近い、ダイニングバーでの演奏です。これまた自分的に異色の
 組み合わせのメンバーで、パーカッションの有馬さんは、昨年東京モーターショーの
 仕事で御一緒した方なのですが、この方からライブを一緒にやろうと誘われ、
 誰かボーカリストが必要ということで、自分がりこさんを誘った次第でございます。
 果たしてどんなライブになるのか…こっち的にもなぜか楽しみです。


     ●5月17日(水)赤坂エクセルホテル東急『Zipangu』
1st.…21:00~、2nd.…22:00~、3rd.…23:00~、
Charge…ライブチャージはありませんが、個々の注文が必要となります
Member…(Vo)桜井りこ、(Pf)竹内大輔

 前日に続き、りこさんとは2連続で演奏ですね。こちらは場所がらデュオですが…。
 ここも結構久しぶりな気がしますが、恐らくこちらは前日と違い、しっとりとした
 感じのジャズスタンダード、洋楽ポップス等の演奏が中心になると思います。


     ●5月25日(木)大宮 Thoroughbreds
1st.…20:00~、2nd.…21:10~、3rd.…22:20~、
Charge…2500円(ドリンク別)
Member…(Vo)羽山るみ、(Pf)竹内大輔、(B)鈴木ひろゆき

 ピアノとベースにボーカルを加えたトリオです。ここでやるのは6回目(もう数はいいか…)。
 ジャズスタンダードを中心に演奏します。最近、このお店での名物とも言われる
 オムライスを食べましたが、本当に美味しかったです!こちらも是非試してみて下さい。


 …と、こんな感じになっております。また変更があったらお知らせしますので、よろしくお願いします!

 では今日の写真は、ちょっぴり予告もしましたが、ジャズにおいてコードCを押さえる時の一例です。

   低い方から→ミ、ラ、レ   低い方から→ラ、レ、ファ#、ラ

 これは結構特殊な押さえ方です。テンションが乗っかりまくりですが、簡単な見方をすれば、右手はCの全音上に位置するDというコードを押さえた感じになっております(こういうのをアッパー・ストラクチュア・トライアドと言いますが、興味ある方だけ“ふ~ん”って思って下さい)。
 かなり緊張感のある響きなので、普通に使うとピアノだけ浮いて聞こえてしまいます。なので、使いやすい状況としては一番終わりに弾く音…ですね。“Take The A Train”や“C Jam Blues”という曲で、よくある終わり方があるのですが、あれの最後の音にこの押さえ方はピッタリです。ピアノ、いい仕事してるな…って感じです。これらの意味が分かった方は、今すぐお試しあれ!

テーマ:日記 - ジャンル:日記

音楽バトン
 バトン久しぶりですね。今日は時間があったので…やってみます。


 1、名曲だと思う曲 and 理由

   名曲の定義付けが難しいですが…では単にすごいなと思う(好きな)曲を…。

  ・スティービー・ワンダー『Over Joyed』…コード進行を見ただけですごいと思った。

  ・ビートルズ『Here,There And Everywhere』…ビートルズの隠れた名曲だと思っています。

  ・ジャコ・パストリアス『Liberty City』…曲もアレンジも、彼だからできると思わせる曲。

  ・モーリス・ラヴェル『Bolero』…これぞ芸術という感じがする。

   とりあえずこの4曲がパッと思い付いたので書いてみました(まさかボレロを思い付くとは…)。
   考えればキリがないので、この辺りでやめておきます。

 2、好きなミュージシャン、作曲家

   まずジャズピアニストでオスカー・ピーターソン、チック・コリア、ハービー・ハンコック、
   ミシェル・ペトルチアーニはこのブログで既に発表済み。ジャズ以外ではビートルズ、
   スティービー・ワンダー、スティング等。クラシックではルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン
   (本名長いです)、日本のポップスだと、ドリカム、ザ・ブーム、椎名林檎、キリンジ等が
   好きです。うーん、やっぱりキリがないですね…。

  3、好きなジャンル

   だいたい全部好きですが、特にジャズ、クラシック、ラテン、ゲーム音楽(笑)が好きです。
   あと、確実に人の影響なのですが、“みんなの歌”的なものも好きで、最近では
   日本民謡も好きだなと思い始めました(今度ライブでやるんです)。というか、
   自分は基本的に、ピアノで作り出される音楽が好きなのかもしれません。
 
 4、音楽の中で好きなタイトル

   質問の意味がわからない。

 5、カラオケは好きですか?

   人前で歌うのは好きではないので…(2人くらいなら良いんですけどね)。

 6、好きな音楽聴いてる時の気持ち

   曲にもよりますが、だいたいは“無心”です。

 7、聞きたくない時

   外を出歩いている時。

 8、音楽の情報源は?

   周りがミュージシャンですからね…会話とか。
   あとは普通にCDショップやらテレビやらネットやら…。

 9、好きになったキッカケ

   気付いたら音楽をやっていたので、キッカケとかあるのかな…。ただ、ピアノを
   やってて楽しいと思えるようになったのは、大学生ぐらいからだと思います。

10、音楽に助けられた事は?

   とあるバンドを抜けようと決心した時、それを言う前にバンドの新曲を聴かされ、
   あ、まだ続けてもいいかなと思ったことがあるくらいですから…。
   …でも、これって助けられてたのかな?

11、音楽は自分にとってどのような存在?

   ライフスタイル(笑)♪

12、音楽の授業は好きでしたか?

   基本的には好きでした。ただ、高校の時の音楽の授業はなぜか指揮法で、
   なんで自分はこんな事をやらされているんだろう…とは思いましたが…。

13、何か楽器を弾けますか?

   ピアノのみ。キーボード系は少々…。 
  
14、音楽はいつ聴きますか?

   基本的に無音(自然の音とか、街の音とか)の状態が好きなので、聴くことは
   あまりないのですが、聴くとしたら気分転換の時でしょうか。


15、音楽好きの5人に回してください

   適当に持っていって下さいませ。


 うーん、もうちょっとミュージシャンっぽい事を書けば良かった気も…。そんなわけで、今回の写真はそんな自分がジャズにおけるCmというコードを弾く時に押さえるポジションの一例です♪結構テンション入れてます。

   低い方から→ミ♭、ソ、ラ、レ   低い方から→ラ、シ♭、レ、ファ

 よし、一瞬ミュージシャンっぽい話しでしたね(笑)。

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ちびっ子ギャングでオーディションライブ
 今日はちびっ子ギャングというバンドで、オーディションライブをやってきました。場所はJR船橋駅前に位置するFACEビル地下通路(たまにフリマとかをやっているそうです)にてです。
 その内容は、学生NPO法人による地域情報発信サイトで情報ステーションというのがありまして、そこが主催する「FUNABASHI★ROCK2006」というイベントに出演するというものです。ただし今回は予選で(だからオーディションライブなのですが…)、それに勝ち抜くと本線進出、そしてそこで優勝するとオリジナルCDを1000枚製作してくれるらしいのです。
 それも魅力的ですが、この予選会の模様は船橋ケーブルテレビによって来月以降放送されるらしいので、宣伝効果に役立てたいという目的もあったみたいです(また、Web上でも見られるみたいです…)。

   奥では別のグループの撮影をしています

 …という感じのことをライブ直前に聞かされたわけですが、こっちとしては一生懸命弾くだけですから、特にテレビを気にしてはいけません。ただし、実際の演奏風景はというと、やはり“絵面重視”なのは明らかで、2分50秒の演奏を2回に分けて撮影し(ビデオカメラが1台しかないので)、まずは全体風景、次に各個人の撮影と、確かにテレビ的な感じのものにされているようでした。
 さらに“カウントダウンTV”みたいなインタビュー映像も撮られまして、その時間は15秒と決められていたのですが、きっちり15秒でセリフをまとめてきた伊藤さん(Vo,B)には脱帽ものでした(さすが地元ラジオ番組でDJを務めていただけのことはありますね)。
 このようにオーディションライブ(収録…と言ったほうが正しいかも)は無事終了しました。上記のような状況だったため、やれた曲は1曲だけだったのですが、メンバーが慣れている曲を取り上げたため、特に問題もなく演奏できたのではないかと思います。
 地下通路という場所柄、少数ながら人は通っていたのですけど、自分達はどのように映っていたのでしょうか。とりあえず、最初のほうはヤジをとばしてた酔っ払いの集団(通路の端に屯してた)が、演奏中はツイスト?風のダンスを踊っていたということは確認できましたが…(笑)。
 ぜひ本選、そしてやるからには優勝を目指したいものですね。


 ●番組タイトル…「FUNABASHI★ROCK2006」バンドコンテスト予選会

 ●放送時間…(月~金)20:15~20:30、(土・日)7:30~7:45

 ●テレビふなばし・タウンテレビ習志野の2局同時放送。5月1日放送開始!


 ☆FUNABASHI★ROCK2006の公式HP…http://www.dougnoah.com/f-rock/

 ☆ちびっ子ギャングのHP…http://mpd2002.net/chibi/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

レコーディング後に臨んだライブ
 前回のブログの通り、朝まで及んだ Generation Gap のレコーディング後、同バンドでのライブが21日(金)に行われました。場所はいつもの横浜 Hey-Joe という所で、15:30に集合ということだったのですが(自分は16:00頃になってしまいましたが…)、皆さんさすがに疲労の表情が隠しきれません。
 自分もその内の1人でしたが、特にリハーサル後、中華料理屋に腹ごしらえに行って“肉野菜炒め+ライス”を頼んだのが間違えでした。予想以上にてんこ盛りで、腹は限界ギリギリに…。なんか身体全体が3割増しぐらい重くなったような…そんな状態になってしまいました。

 それでもやっぱりライブは…楽しい。今までこのバンドではレコーディングばかりを続けてきたせいもあるのでしょうけど、ライブは開放的(解放的?)になれるというか、その時の雰囲気を読みながら進行できる面白さというのがあるので、自分的にはテンションが上がるのです(こう書くとレコーディングが苦手みたいに見えそうですが、そうではなく、単純にライブが好きなのです)。
 そんなわけで今回は全体的に、ライブでしかできない事を多くやっていったステージになったのではないかと思います。これは特に皆で決めたことではなく、ずっとレコーディング作業をしてたため、何となく全員の思いがそうさせたのでしょう。
 例えば1ステージの2曲目、Chicamer's Cafe 1963 では、自分のソロ時にベースもドラムもいなくなり、文字通りピアノソロになるという部分がありましたし、また2ステージの2曲目、鶫(Tsugumi)では、いつもなら1人ずつソロを回すところを、最後は2人同時にパワー溢れるソロをやってたりしていました。
 また、今回の曲順では、当初はラスト曲が Sappy!!、アンコール曲は I Wish をやる予定でしたが、いざラスト曲をやる前のMCでバンマスの上杉君が発した言葉は「では、最後に I Wish をお送りします」というものでした。もう自分は Sappy!! をやるものだと思ってピアノに向かっていたので(Sappy!! はピアノ、I Wish はキーボードと、使う楽器から違うのです)あれ?と思いましたが、これもライブハウス内の空気を読んでの事、颯爽とキーボードに向かい直しました(…単純に間違いだったらウケますけどね…)。

   躍動感のある写真でいいですねえ♪

 そしてアンコール曲が Sappy!! になったわけなのですが、これもピアノとドラムだけから始めてよというアイデアが突如出まして、自分とドラマーの立山秋航だけ先にステージに行くという、なかなか面白い状況にされてしまいました(この2人はサポートメンバーのはずなのですが、我々だけでステージを任されるなんて…)。
 しばらくピアノとドラムだけで演奏を続け、たぶん途中からメンバーが入ってくるんだろうなと思って弾いていたのですけど、なかなか来る気配はなく、その代わり“カンカン”という音が聴こえてきます。チラッと横を見てみると、サックスの副田さんがラテンのリズムにのせ、フライパンをオタマで叩きながら入場してくるところでした(笑)。

 …とまあ振り返ってみると、確かにライブでしか表現できないパフォーマンスばかり。また、ライブでは毎回新しい試みを取り入れようともしています。これはそのままジャズの考えにも通じる部分ではあると思うのですが、要するに『即興性』と『真っ当が嫌い』という事です。これは特に Generation Gap のようなジャズ、フュージョン系のバンドでは本当に大切な事だと思うので(ミスするとかより全然大事…ミスも含めて“ライブ”ですからね)、今後のライブでもその考えを忘れずにやっていってほしいものです(なんか自分偉そうですね…)。とにかく、レコーディングもライブも含めて…お疲れ様でした!

 追伸…使用したフライパン、オタマはちゃんと洗っておきましたのでご心配なく(笑)。

   楽器をちゃんと綺麗にするまでがライブです

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

レコーディングもうひと踏ん張り!
 何度も紹介している Generation Gap というバンドのレコーディングですが、そろそろ佳境に入っているようで…。現在の進行状況はというと、録った曲を改めて聴いて、足りないところをキーボードなりギターなりで埋めていく。こんな感じになっています。

   キーボードを弾くのが(触れるのが)好きな押越氏

 これらの作業が行われるというので、昨日20日にいつもの六本木のスタジオにメンバーが集合、自分も参加してまいりました。何となく話しを聞いた限りでは、すぐに終わるのかな~と思ってたのですが、これがまた大きな間違い…。夕方19:00に始めたものの、終わったのは次の日(つまり今日!)の朝5:00…。その後6:00頃に撤収をし、自宅に戻れたのは朝の7:00過ぎでした。
 しかも、別にレコーディング作業は完成したわけではないですからね…。もしかしたら“録り”は終わったのかもしれませんけど、前にも言ったとおり、これから“ミックス”や“編集”という作業が待っているのです。これらは時間をかけて自分の納得のいく形に仕上げなければならないので、ここからもまた大変なわけです。
 そんな中、明日(今日か)21日(金)はこの Generation Gap のライブがあります。場所は横浜 Hey-Joe にて。皆さんレコーディングでお疲れのことだと思いますが…頑張りましょうね!

 …ということで、自分は寝ます。おやすみなさい、、、zzz。

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

テーマ:がんばってます - ジャンル:日記

鰻の美味い店
 昨日は祖母と食事をしに行きました。食事…とは言っても昼のことで、祖母がたまに都内の病院に出てくることがあり、そのついでに食事をすることが結構あるのです。いつもは自分の母親と行っているみたいですが、今回は母親は仕事の都合で行けないとのこと。そこで、昼間空いていた自分に出番?が回ってきたわけです。
 御徒町駅で待ち合わせをし、さてどこに行こうかと…。そこで、今回は『小福』という店に向かいました。これは湯島にある(…と言っても、御徒町から簡単に歩いて行けます)鰻のお店で、以前にも祖母に連れられ何回か行ったことがあったのですが、改めて聞くと、実はこの辺りでは結構名の知れたお店らしく、うちの祖母もこの近辺の魚屋さんで聞き入れた店だといいます。
 店内は1階が厨房になっており、客席は2階。真ん中に生簀みたいなものがあり、それを囲むようにして席が並んであります。もちろん食べる物は鰻、そして刺身です。鰻は1串1串丁寧に焼き上げるので少々時間はかかるのですが、味は間違い無い感じです。その待ってる時間にお勧めなのが刺身。毎日、市場から新鮮な活魚を仕入れているらしいので、こちらの味も抜群なわけであります。もちろん、一緒にビールでも良いですね(笑)。

   すいません食べかけで…   なぜかお店の人と写っちゃいました…

 食事に満足した後、せっかくだからこのお店をブログに載せようと思い入り口の写真を撮ろうとしていると、祖母が先ほどレジにいた店員さん達を呼んでしまいました。そして撮ったのが右上の写真…。なんだか快く写真に応じてくれたので、こちらとしては恐縮の思いです。
 写真の真ん中の人は、中学生の頃からここで働いているらしく(要するに、代々の人らしいです)、もうベテラン中のベテランなわけですが、かと言って気難しい雰囲気があるわけでもないし…。しばらくお話しもさせていただいたのですが、ひょっとしたらこのお店の人気の秘密というのは、こういった気さくな店員さん達にあるのかもしれませんね。すっかりお腹いっぱいになってしまいました。

 ☆小福のHP(ぐるなびのHP)…http://r.gnavi.co.jp/g125300/

テーマ:美味なるもの - ジャンル:グルメ

旅日記 3.(北陸編…2006.4.16~4.17)
 先ほど気付いたのですが、このブログ、前回で通算100回目の記事だったみたいですね。なんか今回が100回目の方が、何かと記念っぽくて良かったと思うのですが(100回目にしては前回のブログは、かなり小規模なものでしたね…)、とにかくこれからもブログを更新し続けていきますで、応援のほどよろしくお願いします。

 …ということで“旅日記北陸編”、ご覧下さいませ。


 夜行列車を使って、鉄道の旅をしてまいりました。タイトルに“北陸”とあり範囲が大雑把なのは、鉄道の旅という事で回ったのが1ヶ所だけではなく、色々な土地を通った配慮からです。
 国内での鉄道の旅は意外にも久しぶりで、今回も行く前から楽しみな感じでした。恐らく今回の旅も、後に新しく作ったHPなどで(早く作れよという話しですが…)発表すると思いますので、いつもと同じように今回のブログでは箇条書き形式に話しを進めていきたいと思います。


 ●夜行急行『能登』

 この夜行列車に乗ることが、今回の旅の目的のうちの1つでした。今、全国でも話題になっていますが、JRの“夜行列車”と“急行列車”の削減が止まりません。全国の鉄道では現在はスピードが重視されており、これらの列車ではもはや時代遅れということなのでしょうか。
 なので、このどちらにも当てはまる『能登』号は、もはや貴重な存在なのです。ルートは上野~高崎~長岡(客扱いは無し)~直江津~富山~金沢という感じなのですが、上野発は23:33、金沢着は6:36と、決して悪い時間帯ではないものの、この区間なら昼間は新幹線+特急で4時間弱で行けてしまいます。やはり7時間かけて走る急行は時代遅れなのでしょうか…。

 こんな『能登』ですが早速乗ってみました。上野駅には23:20頃に到着。もう列車は入線していて、旧国鉄カラーの車体が光っております。実はこの車両、鉄道マニアの中では人気の高い“ボンネット車両”と言われてる車両で、いわゆる先頭車が“旧型”の形をしている車両なのですが、今や定期で使われている列車はこの『能登』だけなのです。加えて、これまたマニアに人気の高い“国鉄塗装”ですから、そういう意味では本当に、人気のある車両として君臨しているわけです。

   上野駅地平ホームの雰囲気もまた、旅を演出してくれます

 ホームの先端に行くと、やはり鉄道マニアらしい人が何人かいて、この勇姿?をカメラに収めていました。まあ自分もその1人なのでしょうけど…。写真を撮っていると、いきなり1人の男性に話しかけられました。

 「あなたも…鉄道が…好きでらっしゃる?」

…はい?ボソボソ喋ってたので、最初は何を言ってるのかわからなかったんですけど、

 「ええ、まあ…」

と答えると、その人は生き生きしだし、私こういう者でと、名刺(…とは言っても、B4の紙に名前や電話番号や住所が書かれていただけですが…)を渡され、

 「鉄(“て”にアクセント)の会合があるので、今度…それに行きましょう!」

と言うのです。

 鉄の会合!?

 何だそりゃ!…だいたい“鉄”って…。なんか、自分達は“鉄”と言っても通じ合える仲…みたいな感じで話されたのが非常に好ましくなく、その場は断るようにして去っていったんですけど(実は他にも色々聞かれたんです)、他に言い方はないのかなと思いつつ、やはり鉄道マニアが変に思われるのは仕方ないのかもと思いました。自分は群れるのが嫌いなタイプなので、どうもこういう感じが好きになれません。何とかならないもんですかね。
 話しが脱線しましたが、とにかく定刻になり発車。その人はホームに残っていたところを見ると、本当に見るだけのために上野駅にやって来たのでしょう。そのへんは微笑ましいですが…。

 自分は2号車に座ったのですが、日曜発ということもあり、車内は空いていました。平日の場合、勤め帰りのサラリーマン達が乗ってる場合が多い(熊谷や高崎にも停まるため)のですが、今日はそういうことはなさそうです。というか、1車両に10人ぐらいといったところでしょうか。しかも、高崎ではそのうち2、3人は降りてしまったので、結局車内は1車両7、8人に…。これでは廃止されてもおかしくない乗車率と言えそうですが、乗ってる側からすればこの優雅さが良かったりするわけですから、何とも皮肉な話しです。自分も、前の椅子を向かい合わせにし、ボックス席にして足を前に投げ出し、伸び伸びと乗っていたものです…。
 さて、高崎の1つ前の停車駅が熊谷なのですが、この駅を過ぎると車内が減灯され、いよいよ夜行列車っぽくなってきます。有名な夜行列車に、快速『ムーンライトながら』(東京~大垣)というのがありますが、あちらは“快速”扱いなので減灯はされない(…この理由かどうかはわかりませんが)ので、雰囲気はこちらの方が良いと言えるのではないでしょうか。
 車内が暗いので、外の景色も見えやすいんですよね。もちろん、ほとんど真っ暗ですが、たまに街の灯りなんかが見えたりして、旅情が溢れ出している感じです。微妙に夜逃げのような感も否めませんが…(笑)。

   減灯された車内…空席が目立ちます

 上越国境を越えると新潟県に入ります。この辺りは有数の豪雪地帯ということもあり、周りは雪が結構積もっていました。雪は白いので、少しの車内からの明かりでも大きく反射し、暗い目に慣れた身にとっては微妙に明るく見えるから不思議です。これも夜行列車の醍醐味ではないでしょうか。
 しかし、山を下り、長岡駅に着いた頃には今度は雨が降っていました。もちろん、この辺りになるともう雪は積もっていませんが、雨は結構降っていて、明日に影響を与えなければ良いのだけど…と思いながら、深夜の駅を眺めていました。すると、突然車内で眠っていたお客さんのうち1人がドアに駆け寄ります。…と言っても、この駅は運転停車(客扱いをしない停車…乗務員交代等のために行われる)の駅なので、ドアが開くはずもありません。後にその人もそれがわかったせいか、また席に戻っていきました。確かに、爆睡中いきなり駅に着くとびっくりしますものね。
 そして、長岡からは進行方向が逆になって、金沢方面へと向かいます。途中の柏崎というところからは進行方向右側に日本海も見え始め、自分はこの路線の眺めが結構好きで、午前4:00前にも関わらず、しばらくそれを見ていました。
 まもなく直江津という駅に着きます。ここは高崎駅以来の停車駅で、高崎が1:00ぐらいだったので3時間振りぐらいの停車になるわけですが(運転停車は何回かあります)、着く直前になって、先ほど長岡駅でドアに向かっていった人が、車掌さんに何か言っています。

 「あの…乗り過ごしちゃって…」


 ええっっ!!Σ( ̄ロ ̄lll)


 なんか眞鍋かをりのブログ風のリアクションを取ってしまいましたが、なんということでしょう…。きっと、その人は熊谷か高崎辺りで降りたかったに違いありません。確かにスーツも着てたし、長岡での焦りも少々おかしいと思ったんですよね。そのあとは車掌さんとデッキに消えていったので、どのようなアドバイスをしてたのかはわかりませんが、こういうことって、もしかしたら珍しい事ではないのかもしれません。車掌さんも慣れた対応…という感じだったし。その人は結局、朝4:20頃の直江津駅で降りていきましたが、その後はどうなったのか…安否を気遣うばかりです。

 さて、そろそろ外も明るくなってきました。富山県に入ると、客も少しずつ乗ってくるようになります。まだ早い時間に走っているこの列車は結構重宝されているのでしょう。しかし富山駅に着くと、先発する特急に皆乗り換えてしまい、いよいよ車内も3、4人になってしまいました。やはり時代は特急なんですかね。そういえば今日は月曜日と平日だし。乗り換えていった人達も、大阪に出張とかいう人達なのでしょう。もう1日は始まっているのです。
 自分は終点の金沢までは行かず、七尾線というのに乗るため、少し手前の津幡という駅で降りました。ホームには学生が大勢いて、ああ、地方の朝の風景だなと思いました。空いてる車内から、一気に庶民のある生活に戻ったという感じで、そのことからも、夜行急行列車がいかに時代離れしているというか、そんなことが分かったように思えました。急行『能登』、これからも走り続けてほしい列車だと思います。


 ●のと鉄道

 上記の津幡という駅から七尾線で能登半島の奥地に向かっていくわけですが、普通電車に揺られて約1時間半で、終点の七尾という駅に到着します。この1つ先に和倉温泉という駅があり、JR七尾線はここまでなのですが線路はここで終わりではなく、さらに穴水という所まで延びています。この和倉温泉~穴水間を結んでいる鉄道がのと鉄道で、列車はすべて七尾駅から出ています。この鉄道は総延長が28kmしかなく、わりと小規模な鉄道になると思うのですが、実は少し前までは、総延長が100km以上もある大規模な鉄道でした。これが今のような状態になったのは、乗客減による路線の廃止です。一番乗客が多いとされる、和倉温泉~穴水間のみ残した…そんな感じでしょうか。

   和倉温泉駅に停車する、のと鉄道の車両   のと鉄道の車内

 七尾まで乗ってきたJR七尾線もかなりローカル度の高い路線でしたが、この先に延びるのと鉄道も、それ以上にローカルな路線です。列車もほとんどが単行(1両)で運転。非電化でディーゼル車。それでも車両は新しく、路線は縮小されたものの、それに負けじと営業していこうとする姿勢が見えてきました。もちろんワンマン運転で、運転士さんは乗客の切符の回収なども行います(案内放送は自動)。
 何といっても、地元に密着した路線というのが感じとれました。平日の昼間ぐらいの時間帯だったので、さすがに若い人達は乗っていなかったものの、上り列車には20人近くのお客さんが乗っていました。これで何とか廃止にならず、営業を続けていってほしいものです。
 終点の穴水駅の先も少し歩いてみましたが、途中で線路は途切れ、そこから先は立ち入れないようになっていました。廃止されたのはそこまで昔の事ではなかったため、何となく生々しかったというか、会社の現実を思い知らされた感じでした。田舎に行けば行くほど、路線の雰囲気は良くなっていくものの、それだけでは鉄道会社としてやっていけない…。難しい問題ですが、全国にはこのような路線がいくつもあるのが実態なのです。そしてそれを支えているのは他でもない、地元の人なんだということを、改めて感じることができたように思いました。

   沿線はやはり、のどかな感じです   穴水より先はもう走っていません


 ●北陸地区を走るJRの車両

 今回乗ったJR(西日本)の路線として、七尾線と北陸本線がありましたが、全般的に車両が古かったです。しかし特急は結構新しめの車両が走っていて、新幹線がまだ通っていないこの地区での、在来線特急の重要さは再認識することができたのですが…普通列車はここ数年、新車が登場していません。
 確かに、現在走っている車両はすべて国鉄時代に造られたもの。それらを改造とかして、これらの路線に投入したというわけなのですが、言い方を変えれば“すべてお古”…ということです。最初に造られた時期から換算すると、車齢が40年以上も経ってしまっているものも多く、ある意味この地区では、貴重な車両達が走っている…とも言えるのです。
 そしてこれらの車両は、昔は急行や特急などで活躍していたものを改造して、普通に使用しているという感じなので、往年の鉄道旅行を感じさせるという意味では、良い車両たちですが、。やはりそう思ってくれるのは鉄道好きな人達だけかもしれません。JR西日本は、大阪地区には新車をバンバン投入しているのに、地方にはなかなか新車が登場してきません(特急については別ですが…)。そろそろ新車が待たれる頃ですが、そうすると貴重な車両たちが姿を消してしまうわけで…ああ、ホント鉄道好きって、我儘な人達ばかりです。

   683系…特急車両には結構力を入れている気がする   七尾線によく使われる415系800番台

   今や貴重な急行形車両、475系(左にも貴重な419系が)   475系の車内


 ●富山地方電鉄

 富山駅を起点(この鉄道では電鉄富山駅と呼んでいます)に、宇奈月温泉駅や立山黒部アルペンルートの玄関となる立山駅を結んでいる私鉄が富山地方電鉄です。地元の人達からは『地鉄』と呼ばれて親しまれており、路線延長も100km近くを有する、結構大きめな地方私鉄です。
 起点となる電鉄富山駅も、地方私鉄にしては立派なターミナルを持ち、本線、立山線、不二越・上滝線という3つの路線が集まって発着しているのも、珍しい環境だと思います。
 こんな地鉄線ですが、以前は本線に乗ったことがあったので、今回は立山線と不二越・上滝線に乗ってみることにしました。これら2つの路線は、電鉄富山駅を発車後、1つ目の稲荷町という駅で別れた後、再度岩峅寺という駅で合流する路線形態になっているので、行きは立山線、帰りは不二越・上滝線という、乗りつぶしには効率の良いルートを通ることができるのです。

   わりと大きめな電鉄富山駅   稲荷町駅には車庫が併設されています

 ということで、まずは立山線で立山駅まで向かいました。外はまあまあ晴れてて、遠くには雪を被った立山連峰を望むことができたのですが、この頃が自分の眠気のピークでした…。道中の半分以上は寝ては起き、寝ては起き…という繰り返しで、はっきり気付いた頃には平野部を過ぎ、山間部に突入している頃でした。遠くに山…という広い空間はとっくに過ぎてしまったようです。どうも地鉄線はのどかというか、マイペースな感じで走行していくので、乗っているこちらとしても心地良い気分に陥ってしまったようです。
 さて、山間部というのは大袈裟な表現ではなく、岩峅寺駅からは勾配もきつくなっていきます。山が線路に迫ってくるようになり、カーブも多くなります。途中、常願時川を渡る小見橋梁は高さ80mもあり、車窓風景のピークと言えるでしょうか。この橋は老朽化しているために、電車も時速20kmに減速してそろそろと渡るので、よりゆっくりと景色も眺められるわけであります。

   常願時川を渡る電車からの眺め   積雪も目立ってきました(同じく車内より撮影)

 この川を超え、有峰口という駅を過ぎると積雪も目立ってきました。山肌が迫ってきているため、雪もなかなか融けにくい状況なのでしょう。さらに線路は上り勾配を続け、トンネルも2、3個くぐります。本当に山岳路線という感じですが、最後にもう1回常願時川を渡ると、すぐに終点立山駅となります。
 この駅の2階はビジターセンターとなっており、駅の東側には立山開発鉄道のケーブルカーの乗り場があります。ここから立山黒部アルペンルートというのが始まり、これを乗り継いで(ケーブルカーの他に、専用バス、ロープーウェイなど)いくと、長野県の信濃大町まで達することができるわけですが、今はオフシーズン。何より時間が無かったために、今回は割愛しました。ですが、夏となればかなりの観光客が来る場所ではあるので、それの下見としては十分な旅になったんじゃないかと思っています。

   立山駅周辺…右奥にはケーブルカーが見えます   富山地方電鉄富山市内線…南富山駅にて

 さて、岩峅寺駅まで戻り、今度は不二越・上滝線で富山まで戻ります。不二越・上滝線というのは、稲荷町~南富山間が不二越線、南富山~岩峅寺間が上滝線というだけで、電車は両線をスルー運転しているので、乗客にも分かりやすく不二越・上滝線としているのだと思います。
 こちらは結構単調な路線だったのですが、実は電鉄富山~岩峅寺間は、こちらの方が立山線より3、4分早く着くということで、何気に隠れたルートでもあるのです。まあ各停しか走らない路線ではありますが…。
 さて、途中の南富山駅からは路面電車も発着しており、これで富山駅へも行けるので早速乗ってみました。富山市内を走る、れっきとした路面電車なのですが、実はこれも富山地方電鉄の路線です。この私鉄はなかなか興味深い路線がたくさんあるのです。
 料金は均一200円。だいたい5分毎に運行されており、利用客は多いほうだと思います。ただ、実際に乗ると信号待ちが多くて(路面電車優先の信号になっていない場所が多い)、急いでいる立場からすれば少々イライラしてしまうのかもしれません。
 というのは、今回この路面電車のあと、空港に行く最終バスに乗らねばならず、なかなか先に進めない路面電車に、自分的には結構焦りがあったのです。なので、本来の路面電車の楽しみ…という点では、しっかりと味わえてなかったかもしれません。今回は南富山駅前→富山駅前のみの乗車でしたが、まだ富山駅前~大学前という区間が残っているので、今度は気持ちに余裕があるときに乗ろうと思いました。


 ●桜が満開!

 これは嬉しい誤算だったのですが、車窓を楽しんでいると時々桜が目に付き、しかも満開なのです。特に狙ったわけではないのですが、確かにこの時期の北陸の桜は見頃とのことでした。これが事前にわかっていれば、桜と鉄道を取り合わせた写真とかを撮っていたのかもしれませんが、何しろ思いもしなかったことなので、予定変更を考える余裕もなく、ただ眺めているばかりでした。それでも走っている車窓からや、たまたま歩いていた所から桜を撮ることができたので、ここで紹介したいと思います。

   のと鉄道能登鹿島駅にて   富山市役所の近くの川にて

 鯉のぼりと桜という取り合わせは、東京ではなかなか見ることが難しそうですよね。


 ●帰りは飛行機で

 先ほど富山市内線に乗ったあと、空港バスに乗る予定とあったのは、今回は帰りに飛行機を使ってみるという計画があったからです。今まで行ってきた鉄道の旅で、飛行機を取り入れたというのは、もしかしたら今回が初めてかもしれません(海外は除く)。
 北陸というのは鉄道だと不便な場所で、東京と直線で結ぶとどうしても山岳地帯にぶつかってしまい、回り道せざるをえないわけで、新幹線と在来線特急を使っても3時間台が限度です。しかし、飛行機だと1時間ぐらいで着いてしまいます。気になる料金ですが、電車だと指定席特急料金込みで11600円、対する飛行機は普通運賃だと19800円ですが、全日空(ANA)の特割1という割引運賃を使うと11300円~になります(往路のみ…復路は12800円~…便によって値段は変わります)。

   帰りに乗ったボーイング767-300の機内

 これを使わない手はありません。自分は3日前ぐらいに(特割1は、乗車する1日前までに航空券を購入しなければなりません)ANAのHPから航空券を予約し、ネット割引も加わって12550円でチケットを手に入れました。決済も近くのコンビニで行うことができるなど、ホント便利な時代になったものだと思います。
 ところで、先ほどの空港バスの話しですが、実は…間に合いませんでした、、。富山駅前で路面電車を降りると目の前の交差点を空港行きのバスが通り過ぎていくという無残な結果に…。いや、まだ間に合うと思い、次の停留所と思われる市役所前まで自分は走ったのですが、それでもやはり間に合いませんでした(その時撮れた写真が、前述の市役所近くの桜の写真なのです)。
 実は空港行きのバスはそれが最終で、あとはいくら待ってもバスは来ません。ということで、結局空港までは泣く泣くタクシーを使ってしまいました。バスだと空港までは400円なのですが、タクシーではだいたい3000円くらい…うーん、せっかく航空券を安く買ったのに、思わぬ出費となってしまいました。皆さん、旅では余裕のある行動を取りましょうね!
 思えばこの富山空港は、昨年の11月に Generation Gap と Lindalou というバンドのツアーで富山に行ったときに、メンバーの立山秋航を迎えに行った空港〔2005年を振り返る(11月)参照〕…懐かしい。
 この空港は全国でも変わった立地で、富山市内を流れる神通川の川原を利用して、空港が形成されているのです。つまり、川の堤防辺りに空港ターミナルがあり、その先に滑走路、そしてその先に川…その向こうに対岸の堤防という感じです(下の写真参照…昨年11月撮影)。

   川原に空港がある富山空港(2005年11月撮影)

 今回はもう時間が19:00近かったので撮影は無理でしたが、飛行機というのはホント便利なものだと、つくづく感じました。飛行機のスケジュール自体は富山19:10発、羽田20:15着という感じだったのですが、羽田には6分早く着いてましたし、富山のターミナルから離陸までは5分、羽田に着陸してからターミナルまでは10分弱はかかっていたため、飛行していたのは実質45分ということになると思います。
 富山というのは、羽田から就航している路線で、大島などの近隣諸島を除けば最も近い就航地になるのではないでしょうか。フライトを振り返ってみると、離陸してから10分ぐらいでシートベルトサインが消え、それから10分ぐらいしてドリンクサービススタート(自分はよくスープを注文します)、10分して片付けられると、もう着陸態勢に入っている…こんな感じです。それでもデキパキとサービスをこなすスチュワーデスさん達は本当に凄いなと思いましたが…。

   到着案内板には20:09着の表示が…

 とにかく、飛行機は早い。これを実感しました。羽田からは現在、東京モノレールが羽田~山手線内を500円!(羽田~浜松町間が通常470円だから、この値段は破格です。5月頃までだそうです)で販売しているので、先ほどタクシーで予定以上のお金を使った身としては、迷わずこのルートを選んでしまいました。その代わり時間は結構かかり、自宅に着いたのは22:00ちょっと前。富山→羽田のほうが時間がかからないという、なかなか面白い結果になっていました。
 このあと自宅では富山で買ってきたお土産を引っぱり出し、ビールと共に至福の時間を過ごした自分がいたというのは、以前に書いたブログの通りです(笑)。お疲れ様でした!


 こんな感じの今回の旅でしたが、やはり現代の移動の手段は、とにかく速く便利に…という方向で進められているのだと感じさせられました。そうすると、地方のローカル線などが経営していくというのは結構きつい話しで、乗客減で廃止になる路線があるというのも、やむをえない事なのかなと思いました。
 こういった地方鉄道の在り方…というのが問われる時代でもありますが、鉄道好きの自分にとっては、末永く活躍してほしい事を願っております。自分にできる事といったら、それらの鉄道に乗りに行くことぐらいですからね。とにかく、ためにもなった北陸の旅でした。皆さんも乗りに行かれてはいかがですか?

 ☆のと鉄道のHP…http://www.incl.ne.jp/ntr/

 ☆富山地方電鉄のHP…http://www.chitetsu.co.jp/

テーマ:鉄道旅行 - ジャンル:旅行

今日の収穫
 旅から帰ってきて早速、自分用に買ってきた土産に舌鼓を打ちます。

   密かな楽しみというやつですね

 しろえびのポテトチップスに、スタミナいかキムチ。どれもビールに合うものばかり。もともと、旅の余韻に浸れるようにと買ってきたものでしたが、これが大正解。ビールの進むことといったらありません。とりあえず今日は1日の行程をじっくりと(心の中で)振り返りつつ、旅のブログは次回にということで…。

 今日はこのまま寝てしまおう…。おやすみなさい。

テーマ:とりあえず今日の報告 - ジャンル:日記

ライブレポのはずが…
 昨日は千駄木 Django でジャズライブでした。ジャズのライブがある度に言っておりますが、自分は一応ジャズが好きなんですけど、仕事上純粋なジャズをやる機会というのはそうはありません。ゆえに、時々こういうタイプのライブがあると、本当に心から楽しくライブに臨めるという感じなのです。実際昨日のライブも、楽しく演奏できたんじゃないかと思います。
 そして、ライブも終わり、ブログに取り掛かろうとしたのですが…


 写真を撮り忘れた!


 デジカメは持っていってたのに…うーん、一生に値する不覚。写真が無いとどうも臨場感に欠けるので、もう次の話題へといかせていただきます。

 というのは、実は2週間ほど前まで、今日を含め3日間連続の空きがありまして、なんか旅行でもしたいな~…という、いつもの旅行癖が出てきていたのです。去年の今頃では、急に韓国にも行ってきたりしてたので、今年もそれの再来か?と思っていたのですが、1週間ぐらい前になってから今日が埋まり、そして3、4日前には3日後の予定も埋まり…。結局休めるのは明日のみという結果になってしまいました。
 それでも一度旅に出たいという意欲は、なかなか治まることを知りません。ということで、1日でも行けるところは行こうという考えを信じ、鉄道での日帰り旅行を計画しました。
 しかし、1日だけというのはやっぱり限られるもので、ほとんどが今まで行ったことのある場所になってしまうのです。そして、ふと思ったのが“夜行列車”というものでした。これを使えば朝方に現地に着くことができ、時間の有効活用もできるというものです。…行き先は決まりました。

   苦肉の策の写真です

 おそらく、現地では↑の感じで写真を撮っている自分の姿が見られることでしょう。ということで、今から家を出る感じです。旅の詳細は次回のブログにて…ということで!

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

頑張れ後輩よ
 昨日の夜から今日の朝方にかけ、大学時代のサークルの後輩と飲んできました。事の経緯はというと、前回話した通り、自分はレコーディングを手伝ってきた関係で前日寝たのが朝11:00。そして夕方17:00頃起きて、銀座で演奏の仕事があるため19:00頃には現地に着き、そして23:00頃には演奏終了…。自分の後輩はというと、別件で20:00頃から飲んでいたらしいのですが、その事は自分は事前に知ってて、せっかくだから今からでも飲みに行こうと誘ったわけです。もちろん、自分的には全然眠くない、むしろこれからだ…という理由があるから(要するに、ほぼ強引ということです)なのですが(笑)。
 そんなわけで、新宿駅で24:00頃には後輩と合流。2人じゃなんだからということで(自分はサシ飲みでも全然構わなかったのですが)、去年一緒にツアーにも回った〔2005年を振り返る(11月)参照〕Lindalou というバンドのボーカリスト永井健も、その後輩が呼んでいました。
 一緒にツアーに回ったボーカリスト…とは言っていますが、自分的には単に“大学時代の後輩”という存在です。音楽的な関係も無いわけではありませんが、ここではそういう話しは抜きにして、色々語り合ってみたいものです(こう書くと何か気持ち悪いですが…)。
 …しかし、気付いたらそのもう1人の後輩と共に、永井に説教(笑)という感じになってました。今回の3人はお互いに学生時代からの仲で(要するに、出会って7、8年は経っているわけですね)、良い部分も悪い部分も知り尽くしているわけですが、なんでこういう状況になってしまったのやら…。

   永井、説教されてるの図(ヤラセ)

 話すとキリが無いのでやめておきますが、要はもっと頑張れってことですね。例えば彼は今バンドのHPでブログを書いていますが、10月に立ち上げてから更新回数2回…おいっ!
 話を聞くと、なんかログインパスワードを忘れただの何だの言っていましたが、それは1、2ヶ月放置していたからじゃないのかとも思いましたし(ごめん永井、フォローするつもりだったけど、結果フォローにならなかった…)、まあ彼自身色々悩んでいるのでしょうけど、そろそろ答えがほしい…そんな感じでしょうか。
 知り合ってからはもう長いので、本人がそう思っている理由も何となくはわかります。しかし、それを解決できるのも結局は自分しかいないわけですから、ここは頑張ってくれとしか言えないわけなんですよね。まあこれからがどうなるか、見もの 楽しみではありますが(笑)。

 …と、色々と述べたいことは述べましたが、楽しい飲み会ではありました(自分だけかもしれませんが)。永井も酒が飲めたら、もっと砕けた感じになって(変に自分を飾らないで)面白くなれるのにな~…と思いつつ、だけど変な時間に飲みに付き合わせたりしてごめん!…とも思ってみたり。
 それでも今回の3人での飲みでは、全く飽きることが無かったわけですから、何となく自分との波長が合うのでしょうね。これだから人間関係って不思議ですが、こういう時間ってとても大切だとも思いました。

テーマ:いま想うこと - ジャンル:日記

2006年4月のライブスケジュール(中止、追加)
 まず最初に、今月22日(土)に予定されていた浅草ビューホテルでのライブですが、演奏場所であるホテル内でのラウンジにて、その日は貸切パーティーが行われるとのことで、演奏のほうは無くなってしまいました。申し訳ありません。最近、自分達がここでライブをやる日は、よくパーティーが行われていて、それでも今まではライブの時間が短くなるだけでカットされることはなかったのですが…今回は無しということみたいです…。うーん、残念だけど仕方ない…。またいつかやれる日を望みたいものです。


 そして、それとは逆に、今月のライブの追加です。

     ●4月23日(日)船橋駅前
Start…12:00~14:00ぐらいの間(すいません、曖昧で…)
Charge…ストリートなので無料
Member…《ちびっ子ギャング》(Vo,B)さばいばる伊藤、(Ds)伊藤樹明
      (Key)竹内大輔、(G)hiro、(As)内野るみ、(Dj)小倉大補

 このブログではお馴染み、小学6年生になったばかりの伊藤樹明がドラムを担当(&バンマス)する、
 ちびっ子ギャングというバンドでのライブですが、どうやらこの日はオーディションライブのようで、
 もしかしたら、わざわざ宣伝する必要はないのかも知れません。しかし、野外で行われるという
 ことなので、誰でも見に来れそう…ということから、ここにアップさせていただきました。
 どうやらお昼頃から行われているらしいです。よろしくお願いします!

 …という感じです。

 さて、実は自分昨日から Generation Gap というバンドのレコーディング〔レコーディングって大変…参照〕を手伝っていて、自分が顔を出したのは昨日の13:00頃。そこからレコーディングは始まり、そして今日の朝8:00頃までかかったという…。そして、自分が家に着いたのは朝の9:30頃でした…。うーん、さすがに眠いぞ。
 しかし、なんとか自分の分は録り終えることができたので、今はホッと胸を撫で下ろしているような状態でしょうか。もちろん、他のメンバーさん達はさらに作業が残っているわけで、それを思うとまだまだ気を抜いてはいけない感じではあるのですが、とにかくお疲れ様でした。ラストスパートに向け、頑張って下さい!

   夜中の2時頃なのに、皆さんこのテンションです!

 上はレコーディング真っ最中の写真ですが、…みんなコーラス録ってますね(笑)。お楽しみに。

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

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よく会う3人
 今日は、以前仕事でシンガポールに行ってた友人〔かなり遅めの新年会参照〕が日本に帰ってきたということで(帰ってから1ヶ月ぐらいは経ってますが…)、また小学校時代の同級生達と共に、飲み会をしてきました。
 しかし、以前…とは言ってもたかが2ヶ月前ですからね…。まあ久しぶりと言えば久しぶり…みたいな感じでしょうか。なんか振り返ってみると、最近これらのメンバーで集まることが多いです。今までは会って1年に1、2回程度だったのですが、最近は2ヶ月おきぐらいに会っている計算になります。やはり友人の1人が9月頃オマーンに行ってしまうからなのでしょうか。
 今日は男3人、女1人というメンバーでした(人数が少ない飲み会の方が、自分的には好みです)。このうちの男3人というのは本当に昔からの友人で、自分でもよく長続きしてるなと思いますが、やはり今でも気兼ねなく話せる貴重な友人なんだと改めて思ってしまいます。
 小学生の時、この3人が同じクラスになっていたのは5年生と6年生の2年間のみ。それでも未だに関係が続いているのですから、よほど小学校時代(特に最後の2年間)が濃かったのでしょうね。その証拠に、今飲み会をやる時には必ず小学校時代の話が出ますが、ネタが尽きるという状況はまず考えられません。もちろんかなり内輪な話しなのですが、やはり自分達的にはそれが面白いんですよね。

   背景が赤いですが、キャバクラの類ではありません

 本日飲んでいた時間は4時間ぐらいでしたが、それでもあっという間に時間は経っていった感じでした。まったくどれだけ仲が良いんだか…。

 なんか、色々書いていたら恥ずかしくなってきたので、この辺でやめときます。そういえば、次回はゴールデンウイークぐらいに…とか言ってましたね。さらに会う間隔が狭まってきてるという…(笑)。

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原宿 Blue Jay Way セッションライブ
 2ヶ月程前に自分がとあるセッションに参加した時〔久しぶりのクロコダイル参照〕、対バンのメンバーですごい御無沙汰だった人がいまして、その人にお誘いを受け、今回は原宿の Blue Jay Way というなかなかお洒落なお店にて、セッションライブをしてきました。
 お誘いを受けたのは、サックス奏者のかわ島崇文さんという方です(川島…ではなく、本人曰くかわ島で…と言っているので、ここでもそういう書き方をします)。その前にお会いしたのは、さらに2、3年も前のことですから、今回一緒にやるのは本当に久しぶりということになります。
 さて、今回のセッションライブの企画者はギターリストの江部和幸さんという方でしたが、実は自分は初めて会った人ではありませんでした。というのは、名前だけではピンと来なかったのですが、実際今回お会いした時に、どこかで見たことあるなと…。そこで自分の記憶を探ってみると、以前自分の先輩がやってるバンドを見に行った時に、サポートでギターを弾いていた姿を思い出しました。その事を尋ねると、まさしくビンゴ!まったく世間は狭いなあと、改めて思ってしまいました。
 また、サックスのもう1人は小林香織さん、ベースは小松秀行さん、ドラムは多田貴宏さんと、今回のセッションはかなり豪華なメンバーで構成されていて、これは頑張らねば…と思うと同時に、非常に楽しいライブになりそうな予感もしていました。

   ベースソロも白熱しております

 何となく、今日のセッションは若干緊張気味で臨んでいたのですが、蓋を開けてみたら非常に楽しいライブとなりました。気が引き締まっていたせいもありますが、良い緊張感の中、集中力も高まっていたのではないかと思います。そして、なかなか白熱したライブ展開にもなっていました。セッションというのは実際音を出してみないと、どういう風に転ぶかは演奏者にも予想がつかなかったりするのですが、次はどうなる?次はこう来たか!…みたいな感じが本当に面白かったです。
 演奏時、お互い寄り添う時は寄り添い、離れる時は離れる。この程よい距離感が自由な演奏を生み出し、しいては個人のプレイの表現に繋がっていったのかもしれません。人のプレイによって自分のプレイも触発を受け、さらに盛り上がりをみせていく…これぞセッションだなとつくづく思いましたね。

 また、今回はゲストとして2曲だけですが、urb というバンドからサックスの佐藤勇さんも参加してくれて、さらに面白い事になっていました(なんせサックスが3人ですからね…)。おかげでステージ上では自分も含め、皆さんかなりの汗だくに…久しぶりに、本当の意味で熱いライブをやったと肌で感じたものです(笑)。

  今日のメンバー
 (G)江部和幸(今日のリーダー)、(Sax)かわ島崇文、(Sax)小林香織、
 (Pf,Key)竹内大輔、(B)小松秀行、(Ds)多田貴宏、
 ゲスト…(As)佐藤勇(from urb)

 皆さんどうもお疲れ様でした!

 ☆原宿 Blue Jay Way のHP…http://www.bj-way.com/

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レコーディングって大変…
 何度も書いている通り、自分は今 Generation Gap という、ホーン隊がメインのバンドのサポートをしており、この度その Generation Gap がレコーディングをするというので、そのお手伝いに行ってまいりました。場所は六本木の、とあるスタジオにてです。
 そこには既にメンバー以外の人も何人かいて、レコーディングというものは多くの人間が関わっている…ということを窺えさせてくれますが、メンバーのリーダーである上杉君はここ毎日、ほとんどこのレコーディング作業に費やしているとのこと。その大変さと言ったら想像に難くないところです。
 自分はもちろんキーボードですが、タイトル通り、やはりレコーディングは自分にとって、まだまだ課題が残る部分があるなと思いました。これは自分の音楽活動が主にライブ演奏であることが大きいのではないかと思いますが、要するにライブをやっている時と、使う頭が全然違うんですね。

   後ろで睨んでます…

 ライブというのはお客さんがあって成立するものなので、やはり“見せ”て“聴かせる”ことが一番大事だと思うのですが、レコーディングというものはCDによって聴き手に回るものであるが故に、“音”のみで聴かせなくてはならないわけです。つまり、どれだけ印象に残させるかが重要だと…。また、“作品”として後世に(少々大袈裟ですけど…)残すだけに、きちんとした演奏が求められるのも、レコーディングならではの特徴だと思います。
 自分は元々、ライブ時は『遠慮して弾くぐらいなら、思いっ切り弾いて間違えた方が良い』…ぐらいのスタンスでやっているので、この時のままで弾くと、あまりレコーディング向きじゃないような仕上がりになってしまうのです。もちろんそれでも良い場合というのもあるのですが、まだ自分でコントロールできるものではありません。
 これはきっと、今までレコーディングの時は、作業は他の人に任せっ放しだったというのが災いしているのかもしれません(レコーディングは、ただ演奏すれば終わり…とかではなく、その後ミックスや編集という、むしろこっちがメインか?と思われるほど大事な作業が多々ある)。今回もなんとか録り終えましたが、自分的にもっとレコーディングの知識があれば、色々手伝えることがあるのに…と、何とも歯がゆい気持ちになってしまうのです。そう考えると、徹夜続きでレコーディング作業を手伝っている Generation Gap のサポートメンバー、立山秋航(Ds)には常に頭が下がる思いですが…。

 しかし、ライブとレコーディングは違う…と言っていますが、まだ自分的に技術が足りてないからそう思ってるに過ぎない…というだけのことなのかもしれません。もっともっと音楽的なレベルを上げていけば、どちらにしろ結局は音楽なんだから、使う頭は皆同じ…的な考えに切り替わる可能性だってあるわけです。
 …ですが、自分のレベルではまだまだそうは思えません。修行あるのみですね。

 ☆Generation Gap のHP…http://www.generation-gap.jp/

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Cafe Bar 空 Coo ライブ
 昨日は久しぶりに、東大和市にある Cafe Bar 空 Coo という所で桜井りこさんとライブでした。このお店は1年位前に、自分が違う人とやった時に知った店で(自分では“Coo”と呼んでいます)、そしてその後にりこさんと知り合うわけですが、りこさんの自宅はこの近辺ということを聞き、この店を紹介してあげたのです。
 あれから何回かここでやらせていただきましたが、常にアットホームな雰囲気のこのお店は、来るたびに「いい所だな」と思ってしまいます。そんなこんなで、もうここではりこさんとは4回目のライブです。

   良い雰囲気のお店、東大和市 Coo

 りこさん的には、ライブ時、地元の友達とかを呼んでいる感じになるので、いつもホテルとかでやっているより緊張するらしいです。特に今回は、オリジナル曲を披露したからかもしれません。確かに、自分も地元の場所で地元の友達とかを呼んでライブとかするとなると、めちゃめちゃ緊張しそうな気がします…。それでも、良い雰囲気のまま終わらせることができて、いいライブになったんじゃないかと思いました。

   店内も木目調で、雰囲気良いです

 時間的には40分ステージを2回とかだったんですけど、それ以上にやってることは濃い感じの1日だったような気がしました。ここはいつも思うのですが、要するに、お店にいるお客さん達と共にライブをしていく…という感覚で演奏できる場所なのではないかと…。もちろん、お客さんあってのライブなのですが、先ほども書いたように、店の中がアットホームな雰囲気だからこそ、そこで生まれるライブ感というのもある気がするんですよね。
 地元のパワーが生み出すライブ。そういう体験もやはり必要です。

 ☆東大和市 Cafe Bar 空 Coo のHP…http://www.cafebar-coo.com/

 ☆桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

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2006年度入学式撮影
 昨日の続きです。なんとか朝6:00頃には起きれた自分は、高校の入学式撮影のため6:40頃には家を出ました。こんなに早く出るのは、そもそも入学式の始まる時間というのは早いため、それより前に(1時間くらい前)学校でスタンバイしてなければいけない…という事情もあるのですが、それより何より、学校が家から遠い…というのが大きな理由だと思います。
 入学式の始まる時間は9:25だそうなので、8:30には着いてるように…ということだったのですが、6:40という時間に家を出ないと間に合わないのです…。また、学校が駅から遠いというのも、家を早く出させる要因でしょうか…。以前行った学校というのも結構歩きましたが〔合格発表撮影参照〕、今回も駅から20~30分くらいは歩いたと思います。最近、歩かせる学校になることが多いんですよね…。
 それはさておき、学校に着きました(この時点で結構疲れております)。学校の正門周辺には見事な桜が連なっており、それらはまだ散っている様子ではなく、まさに入学式日和だったと思いました。
 もう生徒は登校していて、自分のクラスを確認しているなど、入学式の基本ともいえる光景がそこには広がっています。それと、それを見守る母親…。入学式の撮影は自分はもう長いので、これらは見慣れた光景ではあるのですが、やはりここでも心が和んでしまいますね。

   結構桜には恵まれてるほうだと思います   新入生はこの時が一番緊張します

 そして式も始まり、カメラマンにとっての“勝負”が始まります。勝負…と書くと、少々誤解を受けそうですけど、約1時間足らずの間で決められた構図(校長のアップとか生徒の全景とか…)を撮りきらなければならないため、この表現はそれほど間違ってはないと思います。
 それにしても、生徒達の初々しさもあるのですが、何となく教職員達の初々しさも目に付きましたね…。式中に、担任が自分のクラスの生徒達全員を呼ぶ場面があるのですけど(入学許可というやつです)、この時の緊張感といったらもう…。何だか微笑ましくなってしまいました。
 自分は今まで色々な学校に行ってきましたが、だいたいは皆このような感じで…こういった雰囲気で、その学校の特色を掴むというのもなかなか面白かったりします。まあたまにインパクトの強い学校もあったりするわけで…写真撮影の隠れた魅力とも言えるかもしれません。

 さて、短い時間ではありましたが写真は全て撮り終え、式は無事終了。こちらの仕事は終わったので、機材を片付け会場を出ようとすると、外では新入生を待ち構えた部活の集団が大勢います。そうか…これから新入生の勧誘をしていくわけか…。どうやら上級生の“仕事”はまだまだ始まったばかりのようです。

テーマ:入学式 - ジャンル:日記

早起きが肝心
 明日は入学式の撮影です。この時期になると毎年やってくる仕事なのですが、今回のターゲット?は、東京都のとある高校ということで、今その準備をしているところです。
 入学式というのは、当たり前ですが、どこの学校もだいたい同じ日(ずれてても1、2日くらい)にやります。なのでこの時期はカメラマンが不足する時期でもあり、自分も必ずお声がかかるわけですね。ありがたいことですが、逆に言えば、新人的なカメラマンが多く飛び交う日でもあるわけです。
 何気に、自分はこの仕事をやらせていただいてからもう5、6年くらいは経っているので、もう新人とは言えない身分です(本業ではないから、言えた身分でもないのですが…)。たまに複数のカメラマンで撮る場合があるのですが、その時に何回新人っぽい人に出会ったことか…。まあ別にいいんですけど…。

   学校名は伏せてます(笑)!

 さて、入学式の撮影は特に失敗が許されないために、気合を入れて臨まなければなりません。そんなわけで、明日は普段持ち歩くカメラに加え、望遠レンズ、三脚と、一応フル装備で行きます。別に持ち物でやる気を見せているわけではありませんが、とにかく頑張ってこようと思います。
 というか、一番きついのは朝ですね。明日は朝6:00起きです。ミュージシャンにこの時間は少々厳しいですね。とりあえずはその関門から突破しないと…というわけですね(笑)。

テーマ:ひとりごと。 - ジャンル:日記

リハなのに…
 昨日はボーカルの桜井りこさんとリハーサルでした。…とは言っても、実際音出して練習してたのは1時間にも満たなかったような気がします。
 …というのは、何回も顔合わせてると起こりがちなのですが、練習中に普通に“雑談”してしまうからです。自分では分かっていながらも、ついやってしまうんですよね。しかも昨日はりこさんに音楽理論も教えるなど、ついつい長時間話し込んでしまいました。
 でもその代わり、少しは理論を分かってくれたのかな…。昨日は“Key”…いわゆる“調”について講義をしてしまいましたが、やはりボーカリストというミュージシャンである以上、理論はある程度は知っていたほうが便利ですからね(間違っても、損することは無いです)。
 よく理論なんかやると、頭でっかちになって音楽性が薄れるからやりたくない!…なんて話しを聞くのですが、それは少し違うような気がします。もちろん理論だけに囚われすぎるのも良くないのでしょうが、特に理論に触れず最初から拒否をするというのは、ただの面倒臭がり…に他ならないと思うからです。難しくて取っ付きにくそう…という気持ちも分からなくはないのですが、努力はしてほしいものです。

 さて、そんな講義も終わり帰ろうとすると、りこさんが「焼き鳥食いたい」と言います。ということで、行ってきました焼き鳥屋…というか居酒屋…。そして“宇宙酒”という、大変興味深いお酒も発見。これは宇宙に持っていった酵母で作った日本酒で、なぜか高知の酒蔵が作っているらしいです。りこさんは高知県出身ということで、これは頼まないわけにはいきませんでした。

   念願の焼き鳥でご満悦のりこさん   お店で発見した“宇宙酒”

 …ということで、ビール+日本酒コースへ…。飲み合わせが良くなかったのか、そこまで量は飲んでないのに、自分は気分が悪くなってしまいました。うーん…これは前日徹夜してたのが良くなかったのか…。
 迷惑かけてすいませんね。とりあえずりこさんとのライブは4月8日(土)、東大和市(りこさんの地元)にある“Cafe Bar 空 Coo ”という所にてです。宜しかったらお越し下さいませ!

 今回、りこさんと自分のブログはほぼ同じ内容について書かれていると思われます。もちろん視点等は違うのでしょうけど、もし良かったら見比べてみて下さい(笑)!

 桜井りこのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

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日本も案外悪くない
   すっかり春ですね

 一見、ニューヨークのセントラルパークのような風景…実はここ、東京都は新宿御苑にてなのです。

 ドコモビルがニューヨークのエンパイア・ステート・ビルと何となく被ったりして…ちょっと面白かったですね。この風景、確か東京メトロの広告にも使われたことがあったと思います(ニューヨークのセントラルパークも良いけど、新宿御苑も悪くない…みたいな)。
 桜も咲いていたりして、もうすっかり春でしたね。平日ながらまだ春休みということで、やはり家族連れの方達が多くいたようにも思います。天気も良く、非常に爽やかな雰囲気でした。

 たまにはこういう写真日記も良いもんだ。

テーマ:写真日記 - ジャンル:日記

ちびっ子ギャングは6年生
 予定通り、今日はちびっ子ギャングで戸田市文化会館にてライブでした。

   ステージはさすがに広いです

 2日前のブログにも書いてますが、前日はこの同じ場所でリハーサルもし、準備万端で臨んだわけです。この日も朝11:00入りと、なかなか気合のある入り時間となっていました。
 しかし、こういった市が関係するイベントと言うのは、何だかんだで雰囲気が固かったりするものなのです。朝11:00入りと言っても、我々の出番は夕方の17:30頃。それまでどこかで時間を潰してないといけない状況になっていまして…。もちろん楽屋というのもあるのですが、それらはイベントスタッフ専用。バンドで楽屋が使えるのは、出番の30分くらい前からのわずかな時間(楽器の音出しを兼ねているのでしょうが…)と、なかなか融通の利くスケジュールではありませんでした。
 自分なんかは別に良いんですけど、ドラムの樹明なんかは大変です。やはり何時間も待つというのは小学生には厳しいですよね…。しかもスケジュールも時間的に結構押していたので、待ち時間は樹明にとって辛かったのではなかろうかと思います。
 それでも本番をこなす辺り、さすがですよね。しかも、今回はバンド全体で見てもいい感じのように思えました。長時間待ったことの反骨精神なのか、舞台的に結構大きな所だったから、それだけ演奏にも力が入ったのか…いずれにしてもパワフルな演奏で良かったと思います。
 何気に他のバンドさん(弾き語りの人も多かったです…)的には静かな曲がほとんどで、我々みたいなロック?バンドは、意外と異色な感じだったのです。しかし、だからこそお客さんの脳裏には、しっかりと焼き付けられたのではないかと思うのです。良い意味でも悪い意味でも…ですが…。
 練習時にはどうなるかと思った今回のライブですが、蓋を開けてみれば良い演奏に仕上げることができていたので良かったです。またこれからに期待…ですね!

 ☆ちびっ子ギャングのHP…http://mpd2002.net/chibi/

テーマ:ライヴレポ・感想 - ジャンル:音楽

眺め良し!
 下のブログの続きですが、今日はそのまま浅草ビューホテルにて演奏の仕事に行ってきました。前回ここでやったのが2月25日ですから、約1ヶ月振りということになりますね。いつもの通り、ボーカル桜井りこさんとのライブです。
 ホテルの28階にあるラウンジ、『ベルヴェデール』という所でやらせていただいているのですが、今日はそこで(実は前回もだったんですけど…)パーティーが入ってしまったそうで、21:40からのステージ1回のみ…という形になってしまいました。前回は2ステージだったので(本来は3ステージ)さらに少ない回数になってしまったわけですが…これは仕方ありません。
 …ということで、ドラムの佐々木俊之さんと偶然ホテルの入り口で落ち合ったのですが、それから間もなく後ろのほうからテンションの高い集団が…。

 あ…りこさん…酔ってる…大久保さんも。

 大久保さんという方は、今日のベースの人です。…聞けばこの界隈で花見をしてきたそうで、相当楽しんできたのかわからないですけど、りこさんは終始にこやかな笑顔を振りまいていました…。やれやれ…。
 実はこういったことは初めてではなく、何気に今まで何回かありまして、逆に自分が飲んで現場に行ったということもありましたが、最近はりこさんの方が、飲んできてから来た率(何だそりゃ…)が高いです。
 まあそれでも一応プロなので、本番やる時はやりますが(…と、本人は言ってる)…。また、最近りこさんは岩手のほうに旅に行ってきたそうで、いい感じのお土産をいただきました。なので今日は見逃しましょう(笑)。

 毎回ここのライブ詳細を書くときに、“28階なので眺めが最高!”と書いてますが、今日はせっかくなので、ここからの夜景の写真を載せたいと思います。

   楽屋から撮った写真です

 ちょっと暗くてわかりにくいかもしれませんが、写真に写っている寺は“浅草寺”で、要するに浅草駅側(隅田川の方向)を望んでいます。…でもやっぱり写真で見るより、実際見たほうが何倍も綺麗かもしれません。次回は今月の22日(土)にやる予定なので、皆さんぜひ足を運んでみて下さい!

 ☆浅草ビューホテルのHP…http://www.viewhotels.co.jp/asakusa/

 ☆桜井りこさんのブログ…http://ricotone.blog11.fc2.com/

テーマ:今日もお疲れさんでしたw - ジャンル:日記

明日のライブに向け…
 今日はちびっ子ギャングのリハーサルをして参りました。リハーサルと言っても、場所は明日の会場の戸田市文化会館にて、しかもセッティングやら照明やら進行やら…すべてちゃんとやる感じでした。
 そんなわけなので、自分は明日やる場所をもう見てきたわけですけど、なかなか大きい会場でしたね。市の文化会館なので当たり前かもしれないのですが、キャパシティは1000人くらいといったところでしょうか…。ライブをする側にも気合が入ります。

   樹明…緊張してるんじゃないか?

 写真は、ちびっ子ギャングのリーダー樹明(みきや)が、ちょうどドラムをセッティングしているところです。結構多くのバンドが出るイベントなのですが、このドラムは彼のもので、本番ではどうやらそれを使い回しするみたいですね。だからリハーサルの順番は一番最初だったのかもしれませんが、とにかく無事終わり、あとは明日のライブに臨むだけになりました。

 …と思いきや、自分はこれから浅草ビューホテルで仕事なのです…。なんか昨日になって、当日パーティーが入ったので、入り時間を遅めでお願いします…という連絡が来たので、もうすぐ19:00になるわけですが、まだ家にいるわけです…。
 …さて、そろそろ行こうかな…。

テーマ:とりあえず今日の報告 - ジャンル:日記



プロフィール

竹内

Author:竹内
1980年1月29日生まれのO型。
3歳からクラシックピアノを始め、
高校ではジャズに目覚め、大学では
バンドも経験する。現在は関東を
中心に、ライブハウスやホテルの
ラウンジ、レストラン等で演奏を
行っている。また、写真好きが興じて
簡単な写真撮影の仕事もしている。
…そんな29歳です。



次回のリーダーライブ

2010年2月7日(日)
外苑前 Z・imagine
Open…18:00~(予定)、
1st.…18:30~、2nd.…20:00~、
Charge…2700円(ドリンク別)
(Pf)竹内大輔
(B)池田暢夫
(Ds)佐々木俊之



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