始まりましたね、トリノオリンピック。開会式は現地時間の20:00~ということなので、日本では11日の朝4:00~ということになりましたが、夜型生活の自分にとって、開会式はライブで見ようという強い思いがあったため、前日のブログを書き終えた後、テレビに向かいました。 そして、せっかくだから開会式の映像をデジカメで撮って、それをブログに掲載しようかな~…とも思ってきてしまいました。朝4:00頃なんて、普通はなかなか辛い時間ですからね。なので、今回は写真を大量掲載で進めてみたいと思います!
まず、番組自体は3:55に始まり、トリノオリンピックについて、一通りの説明をします。そうこうしている内に4:00の1分くらい前になって、そして30秒くらい前からカウントダウンが始まりました。

そしてカウントが1になり0になり、いよいよ始まりました。最初は静寂でしたが、炎を使ったショーになり(“情熱ここに生きる”というテーマで最初はやっていくみたいなので)、しばらく見守っていきたいと思います。

そして、前半のショーのクライマックス…人文字を作っていきます。

この、人で作ったスキー選手はすごかった。動きが結構リアルで(吐く息が白いというのも表現していました)、つい画面にくぎ付けになってしまいました。そしてこのスキー選手は、徐々にスキージャンプをする姿になっていきます(ダイジェストでどうぞ)。


これは相当練習したでしょうね。会場も大盛り上がりでした。
さて、次は鉄のリング上でダンサー達が踊っており、そのリングが上空へと上がっていきます。徐々にそのリングは増え、いつの間にか5つに。そう、これが五輪のマークへとなったのです(画面で見てもわかるように、1つ1つが相当でかいと思われます)。


そして、この五輪マークの下(勝利の門と呼ばれていました)から選手達が登場します。参加国は全部で80ヶ国と、冬季オリンピックでは史上最多らしいです。 入場の最初はもちろんギリシア。栄誉ある国ですよね。あとの順番はイタリア語でのアルファベット順になるので(もちろん開催国イタリアは最後)、日本は Japan ではなく Giappone(ジャポーネ)となり、ドイツ(Germania)とイギリス(Gran Bretagna)の間で、32番目に入場してきました。しかし日本…大国に挟まれましたね。

そして全選手入場のあと、さらにショーは進みます。



さらに、ショーではF1のフェラーリが出てきて、なんと会場中を走らせていました(音も爆音でした)。さすがイタリアの誇る会社、フェラーリだ…と思ったものです。


会場を盛り上げてくれたフェラーリの後は、それぞれのスピーチ、オリンピック旗掲揚、そして選手宣誓です。皆、感無量でしょうね。 また、オリンピック旗を運んだ人(8人いて、すべて女性)に、イタリアの女優ソフィア・ローレンがいたのですが、彼女はもう70歳を超えているはず…。なのに…全然若く見えたことにびっくりしました。


このあと、オペラ歌手が出てきたりオーケストラ演奏があったりと、なかなか華やかな感じだったのですが、違うシーンになっていきなりびっくりしました。オノ・ヨーコです。会場が一瞬静かな感じになります。オノ・ヨーコは平和について訴え、会場もそれに聞き入ります。 そして、またびっくりしたのですが、ピーター・ガブリエルがその後“Imagine”を歌ったのです。ピーター・ガブリエルの容姿にも少し驚きましたが、何より会場中がその光景に集中していたのが印象的でした。 オリンピックという世界の大会で通用するアーティストである…。この事を強く感じたのと共に、全世界の人を魅了するジョン・レノンの曲には、もはや神がかり的なものを感じました。また、ちょっとサプライズ的なのも良かったのかもしれません。

さて、いよいよ点火式です。皆一斉に聖火ランナーに注目します。

そして、ついに点火です。

地上にある台に火を灯すと…

一気に会場外にある聖火台に点火!花火が綺麗でした。今回の聖火台は、聖火台としては世界で最も高く造られ、その高さゆえにトリノの街のどこからでも見ることができるらしいです。

…ということで開会式の番組は無事終わり(朝6:30を過ぎてました)、自分もデジカメで色々撮ることができたので、なかなか満足した時間を得られました。 しかし、その日のテレビ欄を見てみると…結構再放送ってやってるんですね…。しかもダイジェストではなく、「朝ご覧になれなかった方のために、ほとんどノーカットでお送りします!」…みたいな。うーん、何のために自分は夜中に1人で頑張っていたのやら…。
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